語釈1.
知識の詳細な内容
語釈2.
1.はじめに
1-1 無機固体化学とは何か?
・石ころ(鉱物)から始まった化学。
はじめは「人間の役に立つ機能を持った石ころ」の発見と合成。
やがて、「さらに高い機能を持った人工的新物質(機能性無機材料)」の合成へ。
(機能の例:発振、電気伝導、光触媒、レーザー発振、人工骨、化学物質の検知、磁石、など多種)
・無機固体とは:
「金属元素と非金属元素との化合物」
非金属元素の種類に応じて、酸化物、炭化物、窒化物、ハロゲン化物など、さらに細かく分類する
ことも可能。このうち酸化物が最も重要。
☆ 周期表上で金属元素と非金属元素の境目はどの辺にあるだろう?下の四角を周期表にみたてて、境
界線を引いてみよう。
1-2 固体を形成する化学結合
①分子間力(van der Waals力)…固体アルゴンなど。他の化学結合に比べて結合強度が低い。
②イオン結合…NaClなど。注意:イオン結合性化合物は「分子」ではなく「結晶」として存在する。
様々なイオン結合性化合物の構造。非常に多くの結晶構造がある。これらの構造の理解のしかたに
ついてはあとで詳しく解説する。
③共有結合…ダイヤモンドなど。重要:価電子の数と結合相手の数が等しい結合。
④金属結合…各種金属。重要:価電子の数よりも「結合相手の数が多い結合」←あとで電気的性質を理解する上で重要になる。
☆ 金属の結晶構造は比較的単純。これをもとにしてイオン結晶の構造が理解できる。
語釈3.
1.実験のねらい2.実験の予習
3.実験の進め方と注意
4.グループ編成について
5.各自準備するもの
6.準備されているもの
実験のねらい 3
実験の予習 3
実験の進め方と注意 3
グループ編成について 5
各自準備するもの 5
準備されているもの 5