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同じ物質でも気体、液体、固体になったりするので、それぞれを気相、液相、固相などといいます1)。区別できる物質の状態。液晶となる物質では温度を変化させたり、溶媒に解かしたりする過程で固相と液相の中間的な様々な相が出現します。相と相が接触しているとき、その境界を界面といいます。一方の相が気体や真空のとき表面といいます。同じ物質が異なる相で平衡状態にあるときを相平衡といいます。気体はいつも均一なので単一相となります。液体は水とアルコールのように均一に混合できるときは単一相となりますが、水と油のように不均一に分離するときは2相となります。固体の場合には構造がことなるときが異なる相とみなします。