大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.(1)書誌情報:ヒヤリハット報告書を活用しよう 著者 長堀夢大 (2)要旨: 本報告書は学内で起きた事象の報告と安全にするための改善案を提示するものである。2026年6月4日12時頃米沢キャンパスの管理棟と二号館の間の十字路での出来事である。正門方向に徒歩で通行していたところ、旧米工本館の通りから来る自転車が減速もせずに曲がったため衝突しそうになった。幸いにも通行者側が回避することができたため事故を免れたものの、該当箇所は道が狭く、建物によって視界が遮られているため見通しも悪い状態であった。特に授業開始時間直前は急いでいる人が多いため、心理的余裕のなさから注意散漫になり事故の危険性が高くなると考えられる。対策として死角からの接近を事前に相互認知するために該当箇所へのカーブミラーの設置を提案する。米沢キャンパス構内道路における交通上の危険要因を減らすための効果的なものであると考える。また、交通安全のアナウンスも有効であると考える。 (3)合格に値する根拠:本報告書がもっとも社会に役立てたい課外報告書として合格に値する根拠はこのヒヤリハット報告により危険箇所の認知につながることである。さらに対策が行われることになることで大学内の安全性が高まると考えられる。また、この事象から交通事故は相互の不注意という要因だけで起きるのではなく、見通しの悪さという設備の要因、減速を行わないという個人の要因等が重なったことで生じるものだという教訓を得た。
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A.書誌情報 題目 新潟水俣病の発生原因と被害の実態から学ぶ環境問題と人権 著者 後藤将太 提出日 2026年7月22日 キーワード 新潟水俣病、メチル水銀、公害、環境問題、差別 要旨 本報告書では、新潟県立環境と人間のふれあい館での見学を通して、新潟水俣病の発生原因や被害の実態について学んだ内容をまとめた。新潟水俣病は、昭和電工鹿瀬工場から阿賀野川へ排出されたメチル水銀化合物が食物連鎖によって魚介類に蓄積し、それを摂取した人々が健康被害を受けた公害病である。同様の事例が熊本県で発生した水俣病の経験から原因究明は比較的早く進んだが、患者は身体的な苦痛だけでなく、周囲からの偏見や差別にも苦しめられた。また、認定患者だけでなく、認定されていないにもかかわらず症状を訴える人が現在も多く存在することを知り、公害問題は過去の出来事ではなく現在も続く社会問題であることを理解した。 合格に値する根拠 この課外報告書を「最も社会に役立てたい課外報告書」と考えた理由は、新潟水俣病が単なる過去の公害ではなく、環境問題、人権問題、そして社会全体の責任について考えるきっかけとなる内容だったからである。特に印象に残ったのは、水俣病そのものによる健康被害だけでなく、患者が偏見や差別によって精神的な苦痛を受けていたという事実である。病気への正しい知識がないことで誤解や差別が生まれ、多くの人が長年苦しみ続けてきたことを知り、正確な情報を社会へ伝えることの重要性を実感した。また、公害を防ぐためには企業や行政だけでなく、一人ひとりが環境問題への関心を持ち、過去の出来事から学び続ける姿勢が必要であると感じた。さらに、現在も認定されていない患者が多く存在することから、公害問題は完全には終わっておらず、継続的な支援や研究、社会的理解が求められていることも学んだ。この報告書で得た知識は、環境保全や人権尊重の意識を高めるだけでなく、同様の悲劇を繰り返さない社会づくりに役立つものであり、多くの人に伝える価値があると考える。これらが合格に値する根拠と言える。
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A.1)書誌情報 題目:千代田クリーンセンター見学報告書 見学先:千代田クリーンセンター(山形県) 作成者:長谷川さくら 作成日:2026年8月 内容:ごみ処理・焼却発電・リサイクル施設の見学報告 (2)要旨 本報告書では、千代田クリーンセンターを見学し、ごみ処理からリサイクルまでの流れを調査した結果をまとめた。施設では搬入車両の重量を計測してごみの量を管理し、ごみピットで集めた可燃ごみをクレーンで攪拌した後、焼却炉へ投入していた。焼却炉は約850?950℃で運転され、ダイオキシン類の発生を抑制しながら焼却を行っていた。また、焼却時に発生した熱で蒸気を作り、タービン発電機を回して施設内で利用する電力を発電し、余剰分は売電していた。リサイクル施設では、ペットボトルやプラスチック製容器包装の分別方法や再資源化の工程を確認した。食品汚れの付着した容器や、プラスチック製ファイルなど容器包装以外の製品はリサイクル対象外であることも学んだ。さらに、災害時を想定したごみ処理体制や施設運営についても説明を受け、廃棄物処理施設が地域の生活を支える重要な社会インフラであることを確認した。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、実際に千代田クリーンセンターを訪問して現地で見学・説明を受けた内容を基に作成しており、三現主義(現場・現物・現実)に沿った報告となっている。ごみの受け入れ方法、焼却設備、発電設備、リサイクル工程などを客観的な事実として整理し、施設で確認した内容を具体的に記述している。また、施設内で得た情報を項目ごとにまとめることで、ごみ処理の流れや資源循環の仕組みを理解しやすく構成した。さらに、焼却発電やリサイクルの仕組みだけでなく、災害時の対応や分別の重要性についても記載しており、環境保全や循環型社会の実現に役立つ内容となっている。社会全体の廃棄物処理や資源の有効利用について理解を深めることができる報告書であり、学習成果を客観的かつ具体的にまとめた点から、課外報告書として十分に合格に値すると考える。
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A.【書誌情報】 題目:民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者:佐藤颯真 提出日:2026年8月4日 キーワード:我妻榮、我妻榮記念館、倫理、法令、井戸 【要旨】 本課外活動では、我妻榮記念館にいって、その著作を直接見た。ビデオや話を聞き、我妻榮について理解し、倫理と法令の関係についての思想を学んだ。我妻榮は東京帝国大学の教授として多くの法曹を育成し判例を重視し、社会学的視点を取り入れた独自の緻密な民法体系を築き上げたため、リーダーシップがあると感じた。自分で研究し、自分で考えなさい。それが井戸を掘るということ。この言葉は私の中で非常に大きく響いた。井戸を掘るには自分の力を最大限に発揮しなければいけないということを言っているように感じた。倫理と法令の関係については、法は倫理の最低限度であり、倫理は人が守るべき道徳や良心を示すものである。社会のルールにおいて、法は国家の強制力を伴う最低限の基準であり、倫理はそれを含むより広い行動の指針となることを理解した。我妻榮は判例を重視しつつ日本の社会的現実に即した独自の民法体系を築き、日本の民法学の基礎を固めたことを理解した。現在の多くの法学者が我妻榮記念館に訪れるということを聞き、尊敬されていると感じた。 【合格に値する根拠】 本課外活動で、我妻榮記念館に直接訪れ、我妻榮の生き方、家族関係、大学時代などについて、ビデオや話を聞いた。倫理と法令の関係についての思想についても理解した。
A.(1)書籍情報 題目:千代田クリーンセンターにおけるごみ処理・リサイクル現場の技術的実態と課題 著者:24512061 福田実柚 共同研究者 中川 雅貴(24512605)、長谷川 さくら(24512013)、熊井 優(24512676)、橋本和樹(24512461)、奈良間 小柚(24512143)、出谷 一樹(23512153) 提出日:2026年8月4日 キーワード:三現主義、ペットボトル、リサイクル、手作業、最終処分場 (2)要旨 千代田クリーンセンターでの現地見学を通じ、廃棄物処理およびリサイクルの技術的実態を精査した。燃えるごみ処理では85t/日の焼却炉3基を運用し、高温燃焼によるダイオキシン類抑制とフィルター処理を実施すると共に、2150kWの熱電併給発電によるエネルギー自給を実証している。一方で、最終処分場の残余年数が約15年と切迫する中、人口減少に対しごみ排出量は横ばい傾向を示す。さらにペットボトル選別作業での手作業依存と刃物等の危険物混入事例を確認し、製品設計から最終廃棄に至るライフサイクル全体での管理・分別徹底の重要性を明証した。 (3)合格に値する根拠 本報告は現地訪問、三現主義に基づく一次データの確認、報告書の作成および推敲に計8時間を充当し、最低学習保証時間を確実に担保した。調査を通じて、ごみ焼却熱を利用した発電システムやリサイクル選別工程の技術的・運用的課題に関する専門的知識を獲得した。また「驚いた」「悲しかった」などの主観的感情表現を完全に排除し、現地で確認した客観的事実と数値データのみで論理を構成する報告態度を修得した。これはディプロマ・ポリシーが求める実地調査能力と学術的表現力を修得した十分な証拠であると考える。
A.「技術者による実践的工学倫理」の予習 雪印乳業食中毒事件を調べた。雪印乳業食中毒事件は、2000年(平成12年)6月に発生した、戦後最大級の集団食中毒事件こと。被害者数は14,780人にのぼり、当時日本最大の乳業メーカーであった雪印乳業が崩壊するきっかけとなった。 直接的な原因は、北海道にある雪印乳業・大樹工場で発生した「黄色ブドウ球菌」の毒素(エンテロトキシン)だった。きっかけは2000年3月31日、工場付近で落雷による停電が発生。それによる毒素の生成があった。冷却装置が止まったタンク内で、原料の乳が約9時間にわたり放置され、黄色ブドウ球菌が爆発的に増殖。菌そのものは後の加熱殺菌で死滅しましたが、菌が生成した毒素(エンテロトキシン)は熱に強く、そのまま残ってしまった。本来なら廃棄すべき汚染された原料を、工場側は脱脂粉乳へと加工。これが大阪工場へ送られ、低脂肪乳などの製品に使用された。 「工業技術基礎」の予習 原価管理活動と原価計算 原価管理をしていくうえでおおきく4つに分けられる。原価企画、原価計画の作成、原価改善活動、原価活動の管理がある。これらをしていくことで消費者の手元に届く際に安く手に入れることができる。コストの70-80%は設計段階で決まるため非常に重要になっている。 その中で、コスト削減しようとして使用してはいけない物質や労働者を安く使いつぶすなどといった非人道的行為をすることは許されない。技術者は、高価な物質の安い代替品を見つけたり研究したりしてコストの削減に取り組むべきである。
A.書誌情報 題目.民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者.24512082柳川慎之助 キーワード. 我妻榮.民法学.法倫理.技術者倫理.社会的責任 要旨 2026年8月3日に我妻榮記念館を訪問し、先生の著書や展示資料、直筆原稿などを見学した。我妻榮が日本の民法学の発展に大きく貢献した法学者であり、その研究が現在の法制度にも影響を与えていることを学んだ。また、法律は単なる規則ではなく、人々の信頼や公平性、倫理的な考え方によって支えられていることを理解した。さらに、この考え方は技術者倫理にも通じており、技術者には法令遵守だけでなく、安全性や社会への影響を考える責任があると感じた。 合格に値する根拠 本活動では、我妻榮記念館の展示資料や著書などを実際に見学し、日本の民法学の発展に貢献した我妻榮の業績や思想について理解を深めることができた。また、単に歴史的な人物や法律について学ぶだけではなく、法律の背景にある公平性や人権への配慮、社会をより良くするための考え方について考察することができた。 さらに、見学を通して得た法律と倫理の関係についての学びを、将来の技術者として必要となる倫理観と結び付けて考えることができた。技術開発では、性能や効率だけを追求するのではなく、安全性、環境への影響、利用者への配慮などを総合的に考える必要がある。これは、法律を守るだけでなく、その先にある社会的責任を果たすという点で、我妻榮の思想と共通していると考えられる。 今回の課外活動では、展示内容を理解するだけでなく、自分自身の将来の技術者としての姿勢について考える機会を得ることができた。法律と倫理の両方を意識し、社会から信頼される技術者になるためには、専門知識だけでなく責任感や倫理的判断力を身に付けることが重要である。以上のことから、本活動は目的を十分に達成しており、学習内容を自身の将来につなげて考察できている点から、合格に値する内容であると判断できる。
A.(1)書誌情報の題目:教科書は準備しましたか?著者:LOO HUI WON、提出日:2026年4月19日、キーワード:技術者倫理、利益、原価管理、安全性、責任 (2)テキスト「技術者による実践的工学倫理」「工場の仕組み」「工業技術基礎」を予習した。フォード・ピント事件は、企業が自分の利益を優先して公衆の安全や福利を軽視した結果、社会に大きな被害を与えた有名な事例である。このことから、技術者は利益だけではなく、社会の安全性を最優先する姿勢をもつことが非常に重要である。また、原価管理においても、利益の有無にかかわらず、製品の性能や品質、安全性を確保することが必要である。また、プリント配線とはんだ付けの方法では丁寧や正確な作業がないと、事故につながる可能性がある。以上のことから、技術者は専門の知識だけではなく、社会の安全を第一にする倫理観と責任感が必要である。 (3)本報告書に関する内容を学んだ上で、特にフォード・ピント事件を通じて、利益と安全性の関係や、技術者が社会に対する責任の重要性についてより理解を深めることができた。また、原価管理を学ぶことで、利益と品質の関係を多角的に判断する力を身につけることができた。さらに、プリント配線とはんだ付けの方法を学ぶことで、技術者として製造工程における責任の重要性について理解できた。これらの学習を通じて、技術者として求められる倫理観や知識を身につけることができた。
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A.(1)民法学者・我妻榮先生の聖地巡礼 (2) 本報告書では、日本の民法学を体系化し、現代の法学教育や法律実務に大きな影響を与えた民法学者・我妻榮先生について学んだ内容をまとめた。我妻先生は当初、工学部への進学を志望していたが、受験前日に親戚から勧められたことをきっかけに法学の道へ進み、その後、日本を代表する民法学者となった。この課外活動では、先生の生涯や研究成果、法学への貢献について理解を深めるとともに、学問に対する姿勢や努力の積み重ねの大切さについて考察した。 (3) 本報告書は、我妻榮先生の功績を紹介するだけでなく、現代社会との関わりについても考察している点に価値がある。我妻先生が体系化した民法学は、現在でも大学教育や法律実務の基礎として活用されており、多くの人々の生活や社会秩序を支えている。また、工学を志望していた一人の学生が、進路変更をきっかけに日本の法学へ大きく貢献したという事実は、進路選択の可能性や学び続けることの重要性を示している。本報告書は、こうした学びを通じて、専門分野にかかわらず社会に貢献できる人材となるためには、柔軟な考え方と継続的な努力が必要であることを伝えており、他者にとっても将来を考える上で参考となる内容であるため、社会的意義のある報告書であると考える。 さらに、専門分野が異なっていても社会に大きく貢献できることを学び、自身の将来を考える上でも有意義な課外活動であった。
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A.(1)本報告書は、「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」を主題として作成した課外報告書である。我妻榮記念館を訪問し、館内に展示されている著作、年譜、直筆書簡、執務室の再現展示、写真などを調査対象とした。著作や展示資料を直接確認し、我妻榮先生が考えた法律と倫理の関係や、その人物像について整理した。 (2)我妻榮記念館では、著作や書簡、年譜、執務室の再現展示などを見学し、我妻榮先生の思想や人物像について調査した。展示資料では、「法律は、できるだけ常識に一致し、社会の風習を尊重し、社会の倫理道徳に従おうとする努力を続けている」という考え方が紹介されており、法律は単に条文を機械的に適用するものではなく、社会の倫理や人々の価値観との調和を図りながら運用されるべきであることが示されていた。また、我妻榮先生は戦後の民法改正に携わり、社会の変化に対応した法律の在り方について研究を重ねていたことも確認できた。さらに、法律学だけでなく工学にも関心を持ち、幅広い知識や教養を身に付けながら自己研鑽を続け、多くの趣味を持つ人物であったことや、教育者として後進の育成にも尽力していたことが展示資料に記されていた。これらの展示から、我妻榮先生は法律を社会や人との関わりの中で捉え、学問と教育の双方に大きく貢献した人物であったことが確認できた。 (3)本報告書は、三現主義(現場・現物・現実)に基づき、実際に我妻榮記念館を訪問して作成した。著作や直筆書簡などの現物資料を直接確認し、展示内容をもとに客観的な事実を整理している。また、法律と倫理の関係についての思想だけでなく、我妻榮先生の人物像や教育者としての姿勢についても展示資料に基づいて記述し、感想ではなく報告書としてまとめた。現地で得られた情報を整理し、三現主義に沿って作成した報告書であることから、課題の目的を十分に満たしていると考える。
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A.(1)報告書の題目は「198【課外報告書】 民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」である。著者は化学・バイオ工学科応用化学・化学工学コース所属、学籍番号24512150の鈴木天華であり、提出日は8月4日15:20である。この報告書のキーワードは、化学肥料型、堆肥型、人類社会に対する責任、法令は外的な規律、倫理は内的な支柱の5つである。 (2)我妻榮先生は、人間には即効性があるが持続しない「化学肥料型」と、地道な努力で根本から良くする「堆肥型」があると説いた。堆肥型のように息の長い人間を目指すことは、自身の能力向上ではなく、社会を支え良くするための「人類社会に対する責任」であり、強い利他の精神が示されている。また、法令は社会秩序を維持する外的な規律だが、倫理はその規律が正しく機能しているかを監視する内的な支柱である。我妻榮先生の思想は、不断の努力による自己形成と内省的な倫理観を通じて、社会へ貢献する重要性を教えている。 (3)法令は社会を維持する外的な枠組みに過ぎず、それを正しく機能させるには内的な倫理観が不可欠であるという、法と社会の本質的な関係性を知識として蓄えられた。そして、自らの成長を私利私欲のためではなく、人類社会へ貢献するための責任とする利他の精神と、地道な努力をいとわない姿勢をこれから示したい。また、目先の即効性に惑わされず、物事を根本から良くするために長期的な視点で課題に取り組み、自らを律しながら持続させる自己管理能力を培った。
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A.今回、我妻榮記念館を訪問し、展示されている我妻榮先生の著作や資料、映像などを実際に見学した。我妻榮先生は、日本の民法学の発展に大きく貢献した法学者であり、戦後の民法改正にも深く関わった人物である。記念館には多くの著作や研究資料が残されており、長年にわたって民法研究に取り組んできたことが分かった。実際に著作を目にすることで、単に名前や業績を知るだけではなく、先生がどのような考え方で法律と向き合っていたのかを考えることができた。特に印象に残ったのは、倫理と法令の関係についての考え方である。倫理とは、人間が社会の中で「何が正しいか」「どのように行動すべきか」を自分自身で判断するための規範である。一方、法令は国によって定められ、社会の中で守ることが求められる公的なルールである。このように、倫理と法令は同じものではない。しかし、我妻榮先生の思想からは、法律は社会から独立した単なる規則ではなく、人々の生活や社会の価値観、常識、倫理などと深く関係しているということが分かった。 つまり、法律を守っているだけで、必ずしも倫理的に正しい行動ができるとは限らない。法律には社会生活を維持するための最低限のルールという側面があるため、法律に違反していなければ何をしてもよいという考え方では不十分である。社会の中で人と関わる以上、法律だけでなく、相手の立場を考えることや、責任を持って行動することも重要になる。我妻榮先生が法律を人間の生活と結びつけて考えていたことからも、法令の背後には人間の倫理や社会に対する責任があると考えられる。また、我妻榮先生は戦後の民法改正にも関わり、家制度の見直しなどにも尽力した。これは、社会の価値観が変化したときに、それに合わせて法律も見直していく必要があることを示している。法律は一度作られたら永遠に変わらないものではなく、社会の実情や人々の考え方を踏まえて改善される必要がある。そのためには、単に条文を読むだけではなく、「その法律が誰のために存在するのか」「社会にとって本当に公平なのか」を考えることが重要だと感じた。 今回の見学を通して、私は倫理と法令は別々のものではあるが、互いに深く関係していることを学んだ。法律を守ることは社会の一員として当然必要であるが、それだけではなく、自分の行動が周囲の人や社会にどのような影響を与えるのかを考える倫理的な姿勢も必要である。我妻榮先生の思想は、法律を単なる「守らなければならないルール」としてではなく、人々の生活や社会をより良くするための仕組みとして考えるきっかけを与えてくれるものだと思った。
A.(1)書誌情報 本論考は、環境省が設定する磐梯朝日国立公園、およびそのエリア内に位置する裏磐梯ビジターセンターを主なフィールドとし、身近な自然環境の観察と環境保護の重要性について論じた実践的・啓発的な短編リポートである。米沢からのアクセスの良さという地理的特性に触れつつ、国立公園の役割と自然環境学習の意義を端的にまとめている。 (2)要旨 米沢近郊に位置する磐梯朝日国立公園は、手軽に大自然に触れられる貴重な国立公園であり、その中核施設である裏磐梯ビジターセンターは、火山活動によって形成された神秘的な景観や生態系について学べる拠点である。展示や解説を通じた学習と、五色沼をはじめとする現地での散策体験を組み合わせることで、動植物の営みや環境保護の重要性を深く実感できる。人間と自然の調和および未来への環境継承について、現地に身を置いて多角的に思索を巡らせることの意義を説いている。 (3)合格に値する根拠 第一に、論点が明確であり、国立公園の活用という地域的な具体例からビジターセンターでの環境学習、そして環境保護と人間活動の調和という抽象的なテーマへの昇華が自然な流れで構築されている点である。第二に、単なる知識のインプットに留まらず、実際に現地へ赴き五感で自然を体感した上で考察を行うという、環境教育やフィールドワークの本質を突いたアプローチが示されている点である。第三に、文章全体の構成が論理的であり、指定された文字数と常態の文体に則りながら、簡潔かつ説得力のある論旨にまとめられているため、レポート課題として十分な完成度を備えている。
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A. 本報告の作成にあたり参考とした書誌情報は、我妻榮著『我妻榮講演集 母校愛の熱弁』((財)自頼奨学財団理事会、2000年刊行、特に「法律に於ける道徳性と非道徳性」の項)、および山形県米沢市にある我妻栄記念館の展示解説資料ならびに現地展示の各種著作・直筆ノート類である。また、レポート作成の基礎的作法として山形大学基盤教育院編『なせば成る!』(山形大学出版会、2010年)を参照した。 要旨として、本課外報告書は山形県米沢市の我妻栄記念館への現地訪問と展示資料の観察を通じ、民法学者・我妻栄の法思想および「法と道徳・倫理の関係性」について考察したものである。我妻の思想において、法律は単に国家が強制する形式的な規則ではなく、人々の生活や社会の実情、道徳・倫理観を背景として形成されるものであると位置づけられている。法は社会秩序を維持するための「最低限のルール」であり、倫理や道徳と調和しながら運用されるべきだという知見を得た。これは現代の技術者倫理や法令遵守(コンプライアンス)を考える上でも、形式的な遵守を超えた本質的な倫理観の必要性を示す重要な示唆となることをまとめた。 本報告書が合格に値する根拠として、第一に指定された文献や記念館の展示資料などの確かな根拠に基づき、現地での実地確認を踏まえて論理的に記述している点が挙げられる。第二に、単なる見学レポートにとどまらず、我妻栄の法思想を「技術者倫理」や社会的責任という本授業の核心的テーマと直接関連付け、自らの学びとして概念化・考察できている点である。十分な客観性と妥当性を備えた内容であり、本授業の達成目標を高い水準で満たしていると考える。
A.【書誌情報】 題目: 化学実験におけるビーカー破損事故の事例分析およびヒヤリハット制度運用改善に関する考察報告書 著者:石曽根萌音 提出日: 2026年8月4日 キーワード: 事故報告、安全管理、5S管理、心理安全性、ヒヤリハット運用 【要旨】 化学基礎実験中、段差のある卓上コンセント上に置かれた水酸化ナトリウムのビーカーに手が接触し、破損・薬品漏洩を引き起こした事故について報告する。原因は不安定な設置と作業動線上の配置にあり、事故直後に教員・TAへの報告と適切な応急処置を行った。再発防止策として平坦部への薬品設置と作業スペースの5S徹底を提示した。さらに、ヒヤリハット制度が形骸化する要因として個人を罰する風土や報告の負担感・無力感を指摘し、個人の注意不足ではなく環境・仕組みの問題と捉える心理的安全性の確保や、改善事例の全体周知による制度運用の改善策について考察した。 【合格に値する根拠】 本報告書は、実験室事故の客観的な状況把握から応急対応、再発防止策の立案、および安全管理制度の組織的課題に関する考察に至る一連の課題(計8時間の学習保証時間を担保)を遂行した成果である。実験室における物理的なリスク管理(作業動線や5Sの重要性)を深く理解するとともに、安全工学や組織心理学の観点からヒヤリハット制度の形骸化原因を多角的に分析・考察する能力を示した。これは、化学を扱う者として必須の安全意識と、課題解決に向けた論理的思考力を獲得しており、合格条件を十分に満たしている。
A.(1)書誌情報 題目:「我妻榮記念館見学報告―倫理と法令の関係について―」 著者:阿部遙斗 提出日:2026年8月3日 キーワード:我妻榮、民法、倫理、法令、技術者倫理 (2)要旨 本報告書は、我妻榮記念館を訪問し、展示されている著作や資料を直接確認することで、我妻榮が示した倫理と法令の関係について整理したものである。展示資料から、我妻榮は法令を社会秩序を維持するための規範として位置付ける一方、その適切な運用には倫理的判断が不可欠であると考えていたことを確認した。また、戦後の民法改正や法学研究への貢献を通して、法と倫理が相互に補完しながら社会を支えるという思想を学んだ。これらは、法令遵守に加えて倫理的判断を求める技術者倫理にも通じる考え方である。他にも、展示されていた著作や資料を直接確認することで、法学の発展に果たした我妻榮の役割を理解するとともに、法令の解釈だけでなく、その背景にある倫理的価値を考慮することの重要性についても整理した。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、実際に我妻榮記念館を訪問し、展示資料および著作を確認した現地調査を基に作成した。現地での見学に加え、展示内容の整理、関連資料の確認、報告書作成を通して学習を進めたことで、法令と倫理の関係を客観的に理解し、技術者として法令を遵守するだけでなく、倫理的観点から判断する重要性を整理することができた。これらの取り組みは、主体的な学修姿勢、論理的整理能力および倫理的判断力の修得につながるものであり、ディプロマ・ポリシーに求められる知識・態度・能力の獲得に資する内容であったといえる。
A.(1)千代田クリーンセンターの見学 7/21 (2)千代田クリーンセンターの見学を通じ、家庭ごみの処理プロセスと環境負荷低減の取り組みを学んだ。施設では可燃ごみをクレーンで均一化して850~950℃で安全焼却し、ダイオキシン発生の抑制と焼却熱を利用した自給・売電用発電(約2,150kW)を行っている。排ガス処理や灰のセメント原料再利用、減量化による処分場の延命など高度な循環・安全対策を確認した。一方で、不燃物やリサイクル可能な資源ごみの混入による作業員の負傷リスクや手作業選別の負荷という課題も実感した。サントリーとの提携によるペットボトルの水平リサイクル等を効果的に機能させるためにも、市民一人ひとりが正確な分別と減量を徹底し、社会全体で環境保全を実践する重要性を理解した。 (3) 本レポートは、単なる施設見学の感想にとどまらず、定量的・専門的なデータと現場課題、そして個人の行動変容までを論理的に論じることができていると自己評価する。 具体的には、クレーンの容量(約2.7t)や焼却温度(850~950℃)、発電量(約2,150kW)などの具体的な数値を正確に記録し、施設の規模感やエネルギー回収の仕組みを客観的に示した。さらに、高度な機械化が進む一方で、手作業での分別や刃物混入による危険性という現場の安全性についてスポットを当て、地域独自の資源循環協定であるサントリーとの水平リサイクルと市民倫理のつながりを深く考察した。技術・社会・個人の3視点を包括し、自覚ある主体的な学びへと昇華させているため、単位認定に十分値する内容となっていると自己評価する。
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A.題目「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」、著者 ?橋璃和、キーワードとして勉強、恩師、民法学、生涯をかけた研究、故郷への熱意、論理性、自学自習が挙げられる。 我妻栄は、日本民法学を代表する学者であり、生涯を通じて学問への情熱を絶やさなかった人物である。若い頃から勉強を好み、友人に教えるほど学問への関心が強かった。東大在学中は常に成績上位で、民法学を中心に深い研究を続けた。恩師・赤井運次郎からは品行を高く評価され、文化勲章受章の際には「運次郎こそ自分の恩師である」と語るほど強い尊敬を抱いていた。民法学の研究では「我妻民法」八巻を著し、判例研究を重ねながら後進に知識を継承することに力を注いだ。立法面では中川善之助とともに民法改正に携わり、男女平等の理念を法制度に反映させるため尽力した。委員会内では反対意見もあったが、強い責任感と熱意によって法改正を実現させた点は、立法者としての大きな功績である。教育者としても優れ、論理的で分かりやすい講義は学生から高く評価された。「疑問にぶつかったとき、自分で解決しなければ表面的な知識にしかならない」「一つのことを自分で研究し、自分で考えることが大切だ」と説き、自学自習の姿勢を重視した。昭和23年には日本司法学会理事長を務め、学界の発展にも寄与した。故郷米沢への愛情も深く、興譲小学校へピアノを寄付したり、私財を投じて文庫を設けるなど地域文化の向上に努めた。晩年には「堆肥のように長い時間をかけて成長する人間こそ社会に責任を果たす」と述べ、人間形成の重要性を語っている。76歳で逝去した後も功績は広く伝えられ、平成4年には記念館が開館し、彼の思想と業績は今も多くの人に影響を与え続けている。今では、米沢市で親しまれる存在とされる。 私はこの課外学習で我妻榮記念館へ車で20分ほどかけて訪れた。その後、記念館では我妻榮先生の説明動画を視聴し、管理者から記念館全体を案内してもらった。気になる点や動画で話していた事について疑問に思った点などを聞きながら記念館を回ることで、知識を培い、新しい概念を自分の中に取り入れることができた。また、実際に先生が座っていた椅子に座り、絵葉書や巻物など様々な展示品を見た。更に2階にある勉強部屋では肉音声を聞き、先生の考えを整理しながら楽しむことができた。記録紙にも感想を書いた。非常に有意義な時間であり、また学びに訪れたいと思った。
A. もっとも社会に役立てたい課外報告書は「教科書の予習」である。筆頭著者を佐野愛莉とする。参考にした教科書は『技術者による実践的工学倫理』『工業技術基礎』『工場の仕組み』の3冊で、技術者が社会にどう貢献できるかを考えた。どの本にも共通していたのは、技術は人の生活を便利にする一方で、使い方を誤れば社会に悪い影響を与えることもあるという点だった。だからこそ、技術者には知識だけでなく、倫理や責任を持って行動する姿勢が求められると感じた。 『技術者による実践的工学倫理』では、2001年にインドネシアで起きた「味の素事件」が紹介されていた。製造工程で豚由来の酵素が使われていたことが宗教的禁忌に触れ、技術的には問題がなくても社会的な混乱を招いたという事例である。このことから、技術者は安全性だけでなく文化や宗教への理解も欠かせないと学んだ。『工業技術基礎』では、コンピュータ制御の仕組みを通して、技術が生活の中でどれほど身近に使われているかを知り、正確さと誠実さの大切さを感じた。さらに『工場の仕組み』では、原材料を加工して付加価値を生み出す過程を学び、利益を追うだけでなく、安全性や環境への配慮を忘れないことが重要だと気づいた。3冊を通して、技術者は社会の信頼を支える存在であり、倫理と責任を持って技術を使うことが大切だと感じた。 今回の課外活動を通して、技術者として社会にどう関わるべきかを自分なりに考えられるようになったと思う。味の素事件からは、技術的に正しくても文化や宗教を理解しないと人々を傷つけてしまうことがあると知り、知識だけでなく思いやりの姿勢が大切だと感じた。コンピュータ制御の学習では、身近な技術が生活を支えていることを実感し、正確さや誠実さを忘れずに仕事に向き合うことの重要性を学んだ。そして、工場の仕組みからは、利益だけでなく安全性や環境への配慮を考えながら価値を生み出すことが本当の「ものづくり」だと気づいた。こうした学びを通して、技術を使う人の責任や社会への影響を意識できるようになり、知識だけでなく考える力や行動する力も少しずつ身についたと思う。これからは、学んだことを生かして、人や社会にとって本当に役立つ技術を考えられるようになりたい。
A.(1)書誌情報 題目:町内会における防災体制と地域課題に関する調査報告 著者:武山悠斗 提出日:2026/08/03 キーワード:防災、避難所、地域活動、災害対策 (2)要旨 本報告では、町加瀬町内会における防災体制や災害時の対応について調査を行い、地域防災の現状と課題を整理した。調査の結果、町内会には緊急連絡網は整備されておらず、緊急避難場所として近くの公園および役場が指定されていた。また、避難場所には物資倉庫が設置されており、地元財団の協力によって食料や生活物資が補充される体制が整えられていることが分かった。災害時には住民が自宅前へ無事を知らせる旗を掲げる取り決めがある一方で、それ以外の具体的な防災ルールは少なく、日常的な注意事項は回覧板によって周知されていた。消火栓の管理は町内会消防団が担当し、積雪時には主要道路を企業が除雪する一方、住宅街の生活道路は住民同士の暗黙の了解によって除雪が行われており、最近引っ越してきた住民には十分に共有されていないという課題も確認された。さらに、避難場所として指定されている公園は、町内会住民全員が避難した場合には全員が入りきる広さはなく、また全員分の備蓄物資が十分とは言えず、大規模災害時の対応には改善の余地があると考えられた。 (3)合格に値する根拠 本活動を通して、地域防災は行政だけでなく、町内会や地域住民、民間団体が協力して成り立っていることを具体的に理解することができた。また、実際の防災体制を調査することで、制度として整備されている事項と、地域の慣習や住民同士の合意によって維持されている事項が混在していることを学んだ。特に、住宅街の除雪のように暗黙の了解による仕組みは、新しく引っ越してきた人との情報共有が不十分となる可能性があり、地域全体で共通認識を持つことの重要性を認識した。さらに、避難場所の収容人数や備蓄物資についても、実際の災害を想定して十分であるかという視点から検討することの必要性を理解した。今回の調査では、地域の現状を客観的に把握し、課題を整理したうえで改善点を考察する力を養うことができた。これは地域社会の課題を多面的に捉え、他者と協働しながら問題解決に取り組む姿勢を身に付ける機会となり、山形大学のディプロマ・ポリシーで求められる主体的な学習態度、課題発見能力、論理的な考察力の修得につながる活動であったと考える。
A.書誌情報) 「予習報告書」24512348_亀山來、提出日:8月4日、キーワード:工業技術基礎、実践的工業倫理 要旨) 「実践的工業倫理」で、印象に残った事例は10ページのエキスポランド・ジェットコースターの事故で、大阪の遊園地のエキスポランドでジェットコースターが脱線し一人が死亡し、19人がけがをした。これはジェットコースターが建築基準法が義務付けていたが、車軸の点検など十分に行っていなかった。結果、責任者が業務上過失致死罪と建築基準違反で起訴され重い罪となった。このことから技術者は社会で大きな責任をもつ重要な役割を持つ。「工場の仕組み」で、開発・設計の課題と対応という86ページの単元で生産部門についての市場の変化の対応や開発の設計段階などについて論じられていたが、金銭と市場の関係についても考えられいた。これらは技術者倫理と大きくかかわっていると感じた。理由は、工場の作業の在り方は技術者の倫理を根幹から支えているものであり、倫理違反を起こさないようにするための役割を果たしていると考える。「工業技術基礎」では、136ページのコンピューター制御について、機械や装置などを目的に適合するように操作することとあるが、これは技術者に求められる倫理として、知識・経験不足による不適切な対応が原因で発生する事故もあることからこれにつながりやすいコンピューター制御は特に気を付けて学ばなければならないと感じた。 工業技術基礎 読書メーターにないためなし 工場の仕組み https://bookmeter.com/books/25298 実践的工学倫理 読書メーターにないためなし 合格に値する根拠) 予習報告書を作製することで授業内容の理解が容易になり授業時間を有意義に過ごせるようになったと感じた。ページを細かく目を通すことで理解を深めるのは重要であると感じたのでこれからも続けていきたい。
A.(1)書誌情報 課外報告書「ヒヤリハット報告書を活用しよう」。対象とした事例は、化学系の実験中に塗料をこぼしてしまった経験です。参考資料として、技術者倫理の講義内容、安全管理に関する資料、実験中に記録した状況を用いました。 (2)要旨 ヒヤリハットとは、事故には至らなかったものの、あと少し状況が悪ければ重大な事故になっていた可能性のある出来事です。実験中、塗料をこぼしてしまい、机の上の片付けに時間がかかりました。実験では濃硫酸などの薬品も扱っていたため、こぼれたものが塗料であったから大きな事故にならなかっただけで、もし危険な薬品をこぼしていたら、けがや火傷、周囲への飛散につながる可能性がありました。この経験から、ヒヤリハットは失敗として隠すものではなく、事故を防ぐための重要な情報だと分かりました。発生した状況、原因、周囲の環境、対応方法を記録し、他の人と共有することで、同じ事故を繰り返さないための対策を考えられます。安全管理では、実際に事故が起きてから対応するのではなく、小さな異常の段階で危険を発見することが重要です。 (3)合格に値する根拠 この報告書が、もっとも社会に役立てたい報告書として合格に値すると考える理由は、ヒヤリハットの共有が、実験室だけでなく工場、建設現場、医療現場、交通など、さまざまな場所で事故防止に役立つからです。事故が起きたときに個人の不注意だけを責めると、他の人が失敗を報告しにくくなります。しかし、失敗を責めるのではなく、なぜ起きたのかを分析し、作業環境や手順を改善すれば、組織全体の安全性を高められます。私自身も、実験前に器具や薬品の置き場所を確認し、作業中に不要なものを机の上に置かないことが必要だと学びました。また、異常が起きたときには自分だけで処理しようとせず、すぐに周囲へ報告することも大切です。小さな経験を共有することが、大きな事故を防ぎ、人の命や健康を守ることにつながるため、社会的に非常に役立つ報告書だと考えます。
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A.(1)書誌情報 題目:実験器具の固定不良による溶液こぼれのヒヤリハット報告 著者:四垂蒼羅 提出日:2026年7月6日 キーワード:ヒヤリハット、安全管理、実験操作、事故防止、リスク管理 本報告は、実験中に発生した器具固定の不備による溶液こぼれについて、その原因や防止策をまとめたものである。実験操作における安全確認の重要性や、ヒヤリハットを活用した事故予防について考察した。 (2)要旨 実験中にドラフト内で固定していた三角フラスコが、クランプの締め付け不足により落下し、溶液がこぼれた事例についてまとめた。今回はガラス器具が破損せず、使用していた溶液の危険性も低かったため重大な事故には至らなかったが、状況によっては薬品の飛散や怪我につながる可能性があった。この経験から、実験器具の固定状態を作業開始前だけでなく、移動や操作を行う前にも確認することの重要性を学んだ。また、ヒヤリハット報告は小さな危険を共有し、重大事故を未然に防ぐために有効である。報告しやすい環境づくりや情報共有を進めることで、安全意識を高め、より安心して実験を行える環境を整えることが重要である。 (3)合格に値する根拠 工学分野で求められる安全管理能力と技術者としての責任ある姿勢を身につけた。実験では専門知識や技術だけでなく、起こり得る危険を予測し、適切な対策を取ることが重要である。今回の経験から、器具の固定確認や周囲との情報共有など、基本的な安全確認の積み重ねが事故防止につながることを理解した。また、ヒヤリハットを単なる失敗として捉えるのではなく、原因を分析し改善につなげる姿勢の大切さを学んだ。これは、技術者として社会の安全や信頼を守るために必要な倫理観や問題解決能力に結び付くものであり、ディプロマ・ポリシーで求められる実践的な能力を獲得した根拠となる。
A. 我妻榮記念館に関する課外報告書として、本報では我妻榮の生涯と業績、さらに倫理と法令の関係に関する思想について整理する。我妻榮は山形県米沢市に生まれ、日本の民法学の発展に大きく寄与した法学者である。学生時代には恩師である赤井先生のもとで学び、学問的基盤を築いた。赤井先生が文化勲章を受章した際には、その功績に対して自ら報告に赴き、恩義に報いたとされる。 我妻榮は学界において中心的な役割を担い、日本の民法研究を体系化し、その後の法学研究に大きな影響を与えた。また、戦後の民法改正に際しては民法部会の委員長を務め、法務省特別顧問として制度設計に関与した。これにより、現代日本の法体系の基盤形成に貢献したといえる。さらに、日本の司法学界を牽引する存在として学会活動にも尽力した。 地域社会への貢献としては、母校である米沢興譲館高校に対して奨学資金を提供し、人材育成を支援した。また、米沢で講演を行った際には、若者に対して継続的に助言を行っていた。その中で示された思想の一つに、化学肥料と堆肥の比喩がある。すなわち、化学肥料は短期的な効果をもたらす一方で土壌を劣化させる可能性があるのに対し、堆肥は土壌そのものを改善するという点に着目し、人間もまた長期的に周囲に良い影響を与える存在であるべきだと説いた。 さらに、我妻榮は法律と倫理の関係について、「法律はできるだけ常識に一致し、社会の風習を尊重し、社会の倫理道徳に従おうとする努力を続けている」と述べている。この考えは、法令が単なる規則の集合ではなく、社会の価値観や倫理観と調和するべきであることを示している。すなわち、法令遵守(コンプライアンス)と人間の内面的な倫理との乖離を埋めるためには、法律自体が社会の道徳と整合する方向で整備される必要があると解釈できる。 以上より、我妻榮は民法学の発展のみならず、法と倫理の関係性についても重要な示唆を与えた人物であり、その思想は現代の技術者倫理にも通じる基盤的視点を提供している。
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A.(1)書誌情報 書名:ヒヤリハット報告書について(技術者倫理・安全管理に関する資料) 内容:ヒヤリハット報告書の目的や作成方法、事故を未然に防ぐための活用方法について学び、実際に身近で起きた事例をもとに報告書を作成した。 (2)要旨 ヒヤリハットとは、事故には至らなかったものの、一歩間違えれば重大な事故につながる可能性があった出来事を指す。今回、技術者倫理の授業中に学生が突然体調を崩して椅子から転倒し、頭部を床に打つ事例を取り上げた。教員が速やかに対応し救急要請が行われたことで大きな事故には至らなかったが、対応が遅れれば重傷につながる危険性があった。この事例から、体調変化への早期の気付きや緊急時の連絡体制を整備することの重要性を学んだ。また、ヒヤリハット報告は事故防止に有効である一方、報告しにくい雰囲気や責任追及への不安があると十分に機能しないことも理解した。安心して報告できる環境づくりと情報共有を進めることが、安全な組織づくりにつながると考えた。 (3)合格に値する根拠 実際に身近で起きた事例を基に、発生状況、原因、再発防止策について整理し、ヒヤリハット報告の意義を考察した。事故は設備だけでなく、人の体調や周囲の対応不足によっても発生する可能性があることを理解し、日頃から安全意識を持つことの大切さを学んだ。また、報告制度を有効に機能させるためには、責任を追及するのではなく再発防止を目的とした職場や学校の風土づくり、報告手順の明確化、情報共有の徹底が必要であると考えた。今回の学習を通して、安全管理には一人ひとりの意識と組織全体の仕組みづくりの両方が重要であることを理解できた。
A.(1)予習報告書 荒川琴音 4月25日提出 (2)「技術者による実践的工学倫理」「工場のしくみ」「工業技術基礎」の3冊の教科書の予習を行った。すべてのページをめくり、どのような事柄が載っているかを実際に見て、設問に答えた。 一つ目の設問は「技術者による実践的工学倫理」に記載の事例のうち、印象に残ったものについてのレビューを作成するというものだった。私はインドネシア味の素事件を取り上げた。インドネシアに向けて製作した人工調味料にイスラム教の禁忌にあたる豚肉が使用されていた事件だ。これは製造者側の確認不足により発生した事件であり、材料の把握が適切になされていたら起こりえないものだった。つまり、技術者の倫理違反の最たるものである「無知」がこの事態を招いたのである。このように身近な製品を巡った倫理違反を知ることができた。 二つ目の設問は「工場のしくみ」内の利益や金銭に関わる単元を選んで紹介し、それが技術者倫理にどう関わるかについてを論じるというものだった。この設問には章を取り上げ、利益と品質の関係について述べた。企業は利益を上げるために、製造時の原価を下げる必要がある。しかし、原価を安くするために製品の品質や性能を下げるようなことがあってはいけない。そのかわり、作業の効率化や工程の効率化といった適切な方法でコストを減らし、製造者、消費者双方に利点がある形で商品を提供する必要がある、という内容であった。 三つ目の設問は技術者に求められる倫理を理解したうえで「工業技術基礎」内の<基礎作業編>に記述されているトピックを選び、関連性を考察するというものだった。これについては8章、溶接の方法について取り上げた。溶接方法の種類を取り上げ、それらの方法には危険が伴うということを述べた。溶接作業では有害光線や高熱が発生するため、技術者は地震や周囲の安全に配慮し、正しく工具類を使用して作業する必要がある。これは、技術者が常に心掛けなければならない「危険なものを安全に取り扱う責任」や「無知でいてはならない」という技術者倫理の基本を踏まえて作業を行わなければいけないということである。 (3)この課題を通して8時間以上の学習をし、ディプロマポリシーにふさわしい能力を得ることができた。したがってこの予習報告書は合格に値すると考える。 まず指定の教科書を3冊揃え、その全ページに目を通して設問に答えた。そしてその成果をSNS上にアップロードした。この作業の官僚には間違いなく8時間以上費やしている。 そして教科書の設問に答えることで「応用化学、化学工学及びバイオ工学の基礎知識と、それらを応用する能力を身に着けている」ことが、その中でも倫理に関する事例について学んだことで「社会的な意義や責任感を自覚し、倫理的に正しい判断をする能力を身に着けている」ことと「社会的・職業的に自立する意識と、社会と産業の発展に貢献する意欲を身に着けている」ことが言える。 以上のようにこの課外学習を通して合格の条件は満たしている。したがって合格に値すると考える。
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A.「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」 我妻榮記念館を訪問し、館内に展示されている著作、色紙、資料などを調査した。我妻榮は日本を代表する民法学者であり、民法学の発展に大きく貢献した人物である。本報告では、記念館で得た情報をもとに、我妻榮の経歴や研究内容、学問に対する姿勢についてまとめた。 我妻榮は学生時代から優秀な成績を収め、中学校・高等学校では首席となり、その後法学を学んで民法研究の道へ進んだ。恩師である赤井運治郎の指導を受けながら研究を深め、法学部教授として教育や研究に携わった。記念館では、数多くの著作や資料が展示されており、我妻榮が民法を中心に研究を行うだけでなく、社会学や社会における法の役割、資本主義の発展と法制度の関係についても考察していたことが分かった。また、「守一 無二 無三」と書かれた色紙からは、一つの目標を大切にし、周囲に流されることなく努力を継続する姿勢が伝わった。さらに、学ぶことを堆肥や化学肥料に例えた説明から、知識を積み重ねることが成長の基礎になるという考え方を学んだ。 本報告では、記念館の展示内容を確認するだけではなく、我妻榮の研究姿勢や思想を読み取り、現代社会における法律と倫理の関係について考察した。社会では、多くの人が関わる問題を公平に解決するために法律が必要であり、それを扱う人には責任ある判断が求められる。我妻榮は、単に法律の知識を研究するだけでなく、社会の変化と法制度の関係を考え続けた。その姿勢は、将来技術者として社会に関わる際にも重要である。技術開発においても、安全性や社会への影響を考慮する倫理観が必要であり、専門知識だけでなく幅広い視点を持つことが大切である。今回の見学を通して、継続的に学ぶ姿勢、物事を深く考える力、社会に貢献する意識を身につけることができた。
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A.〈書誌情報〉 題目:民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者:三浦夢衣 提出日:2026年8月4日 キーワード:我妻榮、民法、法学、記念館、法制度 〈要旨〉 本報告書は、我妻榮記念館を訪問し、日本の民法学の発展に大きく貢献した我妻榮氏の生涯と業績について学んだ内容をまとめたものである。館内では、我妻榮氏が実際に使用していた勉強机や執筆した『民法講義』などの展示資料を見学するとともに、生涯や功績を紹介する映像資料を視聴した。その結果、我妻榮氏は研究者として民法学の体系化に大きく貢献しただけでなく、法務省特別顧問や日本私法学会理事長などを歴任し、日本の法制度の発展にも尽力したことを理解した。また、故郷への貢献や教育支援など、研究成果を社会へ還元する姿勢についても学ぶことができた。本訪問を通して、現在の社会を支える法制度は研究者の継続的な努力によって築かれてきたことを実感し、専門分野を深く探究し、その成果を社会へ生かすことの重要性を理解した。 〈合格に値する根拠〉 本報告書では、記念館における展示資料や映像資料を通して情報を収集し、それらを整理・分析した上で、我妻榮氏の研究姿勢と日本社会への貢献について考察した。単に展示内容をまとめるだけでなく、民法学の発展と社会制度との関わりを理解し、自らの学びと結び付けて考察することで、情報収集力、分析力、論理的思考力を養った。また、研究成果を社会へ還元する姿勢や、生涯にわたって学問を追究する重要性について理解を深めることができ、主体的に学び続ける態度を身につけた。
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A.1.工場のしくみ、工業技術基礎、技術者による実践的工学倫理 2.本のレビューを行った。以下の3つのようになった。 工場のしくみ P132「原価の中身と種類をみる」を読み利益 改善のために使う原価や原価管理に使う原価を削減すると商品の価値を維持できなくなると思いました。消費者の為に安く商品を提供しようとしても安全などに影響されるのでうまく調節することが必要だなと思いました。 工業技術基礎 住宅について学ぼうに対して建築家が作りたい20家ではなくプライバシーや環境、自然災書や高齢社会への対応を考えるて設計する必要があると考えました。技術者として商品の安全性や品質を担保する責任があるからです。また人々から頼されるには能力と人格の向上が必須です。住宅は特に大きな財産となるので失敗をしないようにデータを見返し、改善していく必要があると考えました。 技術者のよる実践的工学倫理 特に印象に残ったのはPL法です。特に印象深い20事案は1995年のPL法施行後、雪印乳業の食中毒事件やガス湯沸器事故など、企業側の安全管理不足による被害が大きく報道され、消費者の安全意識も高まった。一方で、「PL訴訟が急激に増えたわけではない」とも述べられている。制度ができたことで、企業が事故防止や説明責任を重視するようになり、結果として安全性向上につながったことが分かる。 このように過去の事例や知恵を分かりやすくまとめてある教料書である。 3. 本報告書が合格に値する根拠は、教科書を隅々まで丁寧に読み込み、単なる概要だけでなく重要なポイントをしっかり捉えてまとめた点にある。「工場のしくみ」での原価管理と品質のバランス、「工業技術基礎」での技術者としての社会的責任や品質担保、そして「技術者による実践的工学倫理」でのPL法と過去の事故例など、教科書の内容を細部まで把握した上で自分なりのレビューを論理的に展開できているためである。また自分が考えた事を書いているため、他の人にとって気になるポイントや違う視点から説明できたと考えた。
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A. 課外報告書の申告として予習報告書について申告いたします。講義で指定された教科書を読み、内容を把握するとともに、取り上げられている事例等に関して報告しました。著者は近藤果音、提出日は4月28日、キーワードは設計、技術者倫理、東京スカイツリー、リスクマネジメント、ものづくりです。 「設計」の観点から倫理を考えると、建築物や構造物は私たちが暮らす空間を風雨から防ぐことで暮らしを快適にしたり、人や物の移動を可能にしたり、自然の力に抵抗したりすることで生活を守っている反面、建設中や建設後の不具合は人命を左右します。これと同じく、技術者も生活に役立つ製品を開発する半面、一歩間違えれば命を危険さらしてしまうため、細心の注意を払いながら行動することが求められると考えました。また、事例を基に考えたものとして、東京スカイツリー建設用タワークレーンの耐震設計におけるリスクマネジメントの高さが印象に残りました。地上500mに設置された工事用タワークレーンはコンピュータ上での解析を踏まえて「法令で定められた以上の対策が必要」と判断され、多くのコストを費やした結果、東北地方太平洋沖地震の揺れから塔と工事関係者の命を守りました。この判断は、想定外の事態を想定内へと変え、多くの人の命を守る結果につながった事例として、ものづくりに関わるうえで意識していきたいと感じました。 最後に、この予習報告は学習保証時間として8時間を担保し、ディプロマ・ポリシーの「国際的に視点から多面的に物事を捉え、課題解決を先導できる能力を身に着けている」と「科学技術に関する知識・情報を的確に把握する能力と、生涯にわたった自発的かつ継続的に学習できる能力を身につけている」を得るための知識・態度を得ることが出来ました。
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A.(1)題目:我妻榮記念館見学報告ー我妻榮の法思想と倫理観ー 著者:伊藤葵 提出日:2026年8月4日 キーワード:我妻榮、倫理、法令、民放、堆肥 (2)本報告書では、我妻榮記念館に展示されている著作や講演資料をもとに、我妻榮の法思想と倫理観について調査した。特に、昭和41年に興譲館高校で行われた講演「地方の高校生の責任」で述べられた「堆肥のような人間になれ」という言葉に着目した。この言葉は、短期間で成果を求めるのではなく、時間をかけて社会の基盤を支える人材の重要性を示している。また、展示されていた著作から、法令は社会秩序を維持するための制度である一方、その適切な運用には倫理が不可欠であるという考え方を整理した。これらの内容を技術者倫理と関連付け、社会に貢献する技術者に求められる姿勢についてまとめた。 (3)本課外活動では、我妻榮記念館で展示されている著作や講演資料を調査し、法令と倫理の関係について文献をもとに整理した。また、「堆肥のような人間になれ」という講演内容を中心に、我妻榮が重視した長期的な社会貢献の考え方を分析し、技術者倫理との関連について考察した。さらに、複数の資料を比較しながら情報を整理し、客観的な根拠に基づいて報告書を作成した。これらの活動を通して、資料を収集・分析する能力、論理的に内容を整理して文章化する能力、法令遵守だけでなく倫理的な視点から社会課題を考える態度を身に付けた。本報告書は、技術者に求められる倫理観や社会的責任について理解を深め、その成果を社会へ発信する内容としてまとめた。
A.もっとも社会に役立てたいと思った課題は、「地域の安全衛生と防災活動についてしらべる」という課題である。今回の課題では、居住地域の町内会について調査するため、地元である福島県郡山市笹川地区の町内会「笹川区」について聞き取り調査を行った。私は帰省中であったため、現在住んでいる山形県米沢市ではなく、笹川区長を務めている祖父から話を聞いた。調査の結果、笹川地区では避難場所として「ビックパレットふくしま」が指定されていることや、町内会を中心とした地域活動が行われていることを知った。一方で、危険箇所の点検については特別な活動は実施していないことも分かった。今回の調査を通して、町内会は単なる地域の集まりではなく、住民の安全を支える重要な役割を担っていることを実感した。地震や台風などの災害が発生した際、行政だけで全てに対応することは難しい。そのため、地域住民同士が協力して避難や安否確認を行う自主防災活動の存在は非常に重要であると感じた。特に高齢者や子どもなど、自力での避難が難しい人々を地域全体で支える仕組みは、災害時の被害軽減につながると考えられる。また、この調査を通じて、地域の安全性向上には住民同士のコミュニケーションが欠かせないことも学んだ。普段から顔の見える関係を築いておくことで、災害時にも助け合いや情報共有が円滑に行える。これは講義で学んだ「安全第一」や「コミュニケーションの重要性」とも深く関係していると感じた。さらに、技術者を目指す立場として、この経験は将来社会に役立てられると考える。例えば、IoTセンサーや防災アプリを活用した地域の見守りシステム、危険箇所を地図上で共有できる仕組みなどを導入すれば、防災活動をより効果的に行うことができる。今回調査した笹川地区でも、危険箇所点検の結果をデジタル化して共有することで、住民の防災意識向上につながる可能性がある。技術は生活を便利にするだけでなく、人々の命や暮らしを守るためにも活用できる。今回の町内会調査を通して、地域の課題を理解し、それを技術や知識によって解決していくことの重要性を学んだ。この経験を将来の技術者としての活動に活かし、地域や社会の安全に貢献していきたい。
A.(1)題目:我妻榮先生の聖地巡礼および学んだ倫理観 著者:我妻凱陽 提出日:2026年8月2日 キーワード:民法学、倫理、法令、秩序 (2)我妻榮先生(1897?1973)は、日本を代表する民法学者であり、戦後の民法学の発展に大きく貢献した。先生は、法は国家による強制力を伴う規範、倫理は個人の良心や社会の道徳意識に基づく規範と区別しつつ、法は社会の倫理や正義を反映し、公平を実現するための制度であると考えた。また、法の解釈では条文を形式的に適用するだけでなく、その目的や社会的価値を重視し、社会の変化に応じて柔軟に運用すべきだと主張した。さらに、戦後の民法研究を体系化し、『民法講義』などの著作を通じて法学教育や実務に大きな影響を与えたほか、日本国憲法の理念に基づき、個人の尊厳や男女平等を重視した民法解釈を示し、日本の法制度と法学の発展に大きく寄与した。 (3)この学習を通して、法令と倫理は異なる役割を持ちながらも深く関わり合っていることを理解した。また、法は条文を形式的に適用するだけでなく、社会の変化や人々の権利、公平性を踏まえて解釈されるべきであることを学んだ。さらに、我妻榮先生が民法学の体系化や戦後の法制度の発展に貢献し、個人の尊厳や男女平等を重視した法解釈を示したことを知った。これらの学びを通じて、法を社会や倫理との関わりから多面的に捉え、その役割を理解するとともに、学んだ考え方を今後の生活や社会の中で生かしていくことの重要性を学んだ。
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A. 書誌情報 題目 予習報告書 著者 佐藤裕周 提出日 2026/4/27 キーワード 倫理 視点 要旨 今回の報告書の要旨は、倫理と、技能についてである。これらは社会において大切な役割を果たしていると言えるだろう。目的に関しては、倫理に関して、技術的な側面から理解し、適切な倫理観を持つことであると考えている。方法については、テキストを熟読する事によって、倫理とは何かについてを理解し、知識を得た。得られた結果としては、技術には、常に大きな危険が潜んでいる事が分かり、それについて、正しい理解と正しい倫理観を養うことが、これからの社会を担っていく技術者としての素養を得ていくことに繋がっているのだと考えることが出来た。結論として、自身は倫理観を正しく持ち、これからの社会に貢献していくことが出来る技術者となることを、これからの目標として持つことにした。 合格に値する根拠 今回の課外報告書では、ディプロマ・ポリシーの内、豊かな人間性と社会性についてを特に満たすことが出来ていると考えた。何故なら、人間社会を生きていく中で、倫理観は社会性の養成に必須の項目となるのではなかと考えるからである。また、倫理観の養成は、逆説的に、技術者としての社会的責任や、その意義についてを理解する事につながると考えるためである。これらを踏まえることで、今回の課外報告書は、ディプロマ・ポリシーの内、豊かな人間性と社会性についてを満たしているのではないかと考えることが出来ると結論付けた。
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A.(1)書誌情報 題名: ヒヤリハット報告書 実施内容: 日常生活や実験・実習などで発生した「事故には至らなかったが、一歩間違えれば事故につながる可能性があった事例」を記録・分析し、原因と再発防止策について考察した課外報告書。 (2)要旨 本課外報告書では、ヒヤリハット事例を題材として、事故の背景や原因を分析し、安全管理の重要性について考察した。事例について「なぜ起こったのか」を多面的に分析した結果、作業前の確認不足や思い込み、周囲との情報共有不足など、人的要因が事故の発生に大きく関係していることを学んだ。また、事故が起きてから対応するのではなく、ヒヤリハットの段階で原因を把握し、再発防止策を講じることが安全な作業環境の構築につながることを理解した。技術者には知識や技術だけでなく、安全を最優先に考え、危険を未然に防ぐ意識が求められることを再認識した。 (3)合格に値する根拠 この課外報告書では、実際のヒヤリハット事例を基に原因分析を行い、事故防止のための具体的な改善策まで検討している点が評価できる。単に事例を紹介するだけでなく、人的要因や環境要因を整理し、再発防止の視点から考察を加えたことで、安全管理への理解を深める内容となっている。また、安全に関する知識を実生活や実験・実習へ応用できる内容であり、技術者として必要な危険予知能力や安全意識の向上につながる報告書となっている。そのため、本報告書は実践性・考察の両面から十分に合格に値する内容である。
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A.(1)書誌情報 テーマ・題名:我妻榮記念館における法学思想・教育理念の現地調査と現代社会における法倫理の実践 調査対象および参考文献:我妻榮記念館展示資料(自作の法制度関係巻物、著作群、恩師からの指導記録等)、および我妻榮著『民法』関連書籍、米沢市名誉市民関連資料 (2)要旨 本報告は、東京帝国大学教授として日本の民法学の基礎を築き、旧家の制度廃止や法務省特別顧問として法改正に尽力した我妻榮先生の記念館を現地訪問し、その著作や遺品から思想と倫理観を考察したものである。我妻先生は判例カードの発想や視覚的な法制度一覧の巻物を自作するなど、独創的かつ綿密な研究手法を確立させた。また、恩師赤井先生の「わからない生徒に教えるように」という教えを生涯実践し、学生や読者への明解な解説に努めた。先生の「就職後も疑問を解明し研究を極めるべき」というメッセージを通じ、法学教育と倫理観が現代の立法・法運用および人々の継続的な学びや社会判断において果たすべき役割を浮き彫りにした。 (3)合格に値する根拠 本報告が合格基準を十分に満たす根拠は、第一に文献収集にとどまらず記念館へ直接足を運び、手作りの巻物や著作といった「現物」を熟読・観察することで一次情報に基づいた立体的で説得力のある考察を展開している点にある。第二に、民法改正や憲法下の新家族制度構築に果たした社会的影響(文化勲章受章・名誉市民推挙)という歴史的事実と、先生の根底にあった「倫理と法令の関係性」や教育的姿勢を論理的に紐解いている点である。そして第三に、「疑問を持ち続けて研究を極める」「多角的に見て判断する」という先生の言葉を自らの学びへと昇華させ、複雑化する現代社会において正しい法知識と倫理観を持って課題解決に寄与する姿勢を示しており、極めて社会に役立つ有益な学びとして昇華されているためである。
A.(1)026【課外報告書】ヒヤリハット報告書を活用しよう 著者 横山仁胡 提出日2026年6月11日 (2)技術者倫理の授業中、学生が椅子から転倒し、頭部を床に打つ事象が発生した。教員は異変に気づき、速やかに教務へ連絡を行い、教務が救急車を要請した。しかし、教務職員が現場に到着するまでに約10分を要し、初動対応に遅れが見られた。 原因としては、体調不良の兆候への気づきが不十分であったことや、椅子の安定性などの環境要因に加え、緊急時の連絡体制や役割分担が明確でなかった点が考えられる。対応自体は適切であったが、現場確認の遅れには改善の余地がある。 再発防止として、授業中の体調変化への注意、設備の事前確認、さらに緊急時の対応体制の見直しと迅速化が重要である。本事例から、日常的な安全管理と迅速な初動対応の重要性を再認識した。 (3)本授業を通して、ヒヤリハットの重要性やハインリッヒの法則、安全確保の基本的な考え方について学んだ。特に、大きな事故の背後には多くの小さな危険が存在することを理解し、日常の中に潜むリスクに注意を向ける必要性を認識した。 また、事例をもとに原因や再発防止策を考える演習を行うことで、単に知識として理解するだけでなく、安全に対する意識を高めることができた。これにより、危険を見過ごさず、事前に察知しようとする姿勢が身についたと考える。 さらに、実際のヒヤリハット事例を分析する力や、原因を多角的に捉えた上で適切な対策を考える能力も養われた。本授業を通じて、技術者として求められる安全意識と問題解決能力の向上につながったといえる。
A. 本報告書の題目は、ヒヤリハット報告書を活用しようであり、著者は?橋風乃明、提出日は、2026年8月4日、キーワードは、未然防止である。 報告書の要旨は、アスピレーター使用時の注意喚起である。本課外報告書のヒヤリハット報告書では、アスピレーターのピンチコック部分の故障によって水が周囲の人に飛び散るという小規模な事故で済んだが、最悪の場合、アスピレーターが外れた反動で吸引瓶を落とし、手などを切ってしまう可能性があった。さらに、アスピレーターが周りにある実験器具にあたり、薬品の入ったガラス器具を倒して目や顔にかかってしまった場合、取り返しのつかない事故になる可能性がある。このような事故を起こさないために、ヒヤリハット報告書は非常に重要であることを体感した。ヒヤリハット報告書は、集計や分析を通じてリスクの傾向を把握し、作業手順や設備改善に反映して重大事故の未然防止することができる。今回のアスピレーターの件も薬品が体にかかるなどの大きな事故に繋がる前にこのヒヤリハット報告書を提出したことによって改善が期待できるため、未然防止することができたと言える。 合格に値する根拠は、報告書作成から提出まで8時間以上要したことと、ディプロマ・ポリシーにふさわしい 知識、態度、能力として、実験器具の使い方の正しい知識、事故の未然防止のために務めるという態度と、ヒヤリハット報告書の作成能力が身についたことである。
A.【書誌情報】 テーマ:南相馬市原町区大木戸地区における地域防災体制の調査 【要旨】 実家がある南相馬市原町区大木戸地区について調査したところ、地域には一般的な「町内会」という名称はなく、「行政区」や「隣組」という単位で地域活動が行われていることが分かった。行政区では回覧板などによる情報共有や地域活動が行われており、住民同士の連携を支える役割を担っている。 また、大木戸地区の防災について確認したところ、防災活動や災害時の対応は主に消防団が中心となって行っていることが分かった。消防団は火災時の消火活動だけでなく、防災訓練や災害時の避難支援、地域住民への防災啓発など、地域防災の中心的な役割を担っている。大木戸地区には自主防災組織も整備されており、消防団や地域住民と連携しながら災害への備えが進められていることを理解した。 【合格に値する根拠】 今回の調査を通して、地域防災は行政だけではなく、行政区・隣組や消防団など地域住民による協力によって支えられていることを学んだ。特に消防団は、火災や自然災害への対応だけでなく、防災訓練や地域住民への防災意識の向上にも重要な役割を果たしていることが分かった。 また、東日本大震災を経験した南相馬市では、地域住民同士が日頃から連携し、災害発生時に助け合える体制を整えることが重要であると考えられる。隣組や行政区による情報共有や消防団との協力は、迅速な避難や安否確認につながるため、地域防災には欠かせない仕組みであると感じた。今回の調査によって、地域の防災体制を知ることは、自分自身や家族の安全を守るだけでなく、地域全体の防災力向上にもつながる重要な取り組みであることを理解した。
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A. 題目:「ヒヤリハット報告書」 著者:松村比奈多 提出日:2026年8月2日 キーワード:ヒヤリハット、安全マニュアル、応急手当 技術者倫理の授業中、受講していた学生が突然椅子から床へ倒れ、頭部を打った。倒れた直後は呼びかけに反応せず、意識を失っている状態であったため、重大な傷害や生命に関わる緊急事態である可能性が考えられた。教室内には多くの学生がいたため、一時的に不安と緊張が広がった。その後、呼びかけによって意識は回復したものの、すぐに立ち上がることはできず、救急隊による対応が必要な状況であった。 体調不良の兆候を感じた場合は無理をせず、早めに教員や周囲の人へ申し出ることが重要である。また、授業中に体調が急変した際に迅速な対応ができるよう、教員や学生が緊急連絡先や救急要請の手順を理解しておく必要がある。さらに、教室内の安全確保や応急手当の知識を共有し、頭部打撲などの二次被害を防ぐための対応方法について定期的に確認しておくことも有効である。 今回の事例から、健康状態に関わらず誰でも突然体調を崩す可能性があることを改めて認識した。また、緊急時には周囲が慌てるのではなく、状況を正確に把握し、適切な機関へ速やかに連絡することが重要であると学んだ。実際に教員がすぐに学務課へ連絡し、その後救急隊と連携して対応したことで、安全な処置につながった。日頃から緊急時を想定した備えと冷静な判断力を身に付けておく必要があると感じた。
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A.(1)書誌情報 題目:レンタカー運転時のヒヤリ・ハット体験と安全運転について 著者:霜鳥可歩 提出日:2026年5月28日 キーワード:ヒヤリハット、安全運転、注意力、自動ブレーキ、交通安全 (2)要旨 本報告では、キャンパスに設置されているレンタカーを運転した際に経験したヒヤリ・ハット事例について述べる。発車直後、慣れない車両であったため車内装置を確認しながら運転していた結果、前方を走行していたバイクが横断歩道前で停止しようとしていたことへの気づきが遅れ、自分も急ブレーキをかける状況となった。さらに、自動ブレーキ機能も作動し、衝突寸前の危険な状態となったが、事故には至らなかった。 この経験を通して、運転中は車内装置の確認よりも前方確認を優先し、周囲の状況に常に注意を払うことの重要性を学んだ。また、自動ブレーキなどの安全装置は補助的な役割であり、最終的には運転者自身の注意力と安全確認が事故防止において最も重要であると理解した。さらに、横断歩道付近では歩行者やバイクが停止する可能性を常に意識し、十分な車間距離を確保する必要があると考えた。 (3)合格に値する根拠 本報告では、実際に体験したヒヤリ・ハット事例をもとに、事故発生の原因分析と再発防止策について考察した。単に出来事を振り返るだけでなく、注意力の低下や確認不足が重大事故につながる危険性について理解を深め、安全運転に必要な態度や判断力について学習した。 また、自動ブレーキなどの安全技術に頼り過ぎるのではなく、運転者自身の責任意識が重要であることを認識し、交通安全に対する意識向上につながった。さらに、危険予測、車間距離の確保、事前確認の重要性などを整理し、安全行動について多面的に考察することができた。 これらの学習を通して、ディプロマ・ポリシーに求められる「課題発見能力」「安全に対する責任感」「状況を分析し適切に判断する能力」を身につけることができたと考える。また、事例分析や安全対策の検討を行い、十分な振り返りと学習を実施したことから、学習保証時間8時間に相当する内容を満たしている。
A.書誌情報】 題目:予習報告書 著者:小林明久里 提出日:2026/4/29 キーワード:トロン事件 【要旨】 本報告では、1980年代に坂村健氏らによって開発された国産OS「TRON(トロン)」を巡る通商摩擦問題(トロン事件)を題材として、国際政治経済における知的財産権や技術戦略、工学倫理について考察した。日米貿易摩擦を背景として、日本の中学校情報教育への標準採用計画が中止された経緯や、その後の国産OS普及への影響について整理した。一方で、オープンな設計思想を持つTRONが、現在では家電製品や自動車などの組込みシステムに広く利用されていることを踏まえ、技術開発における標準化の重要性や国際的な技術競争との関わりについて理解を深めた。本課題を通して、技術と社会・経済・国際関係が密接に関わりながら発展していることを学ぶことができた。 【合格に値する根拠】 本課題では、TRONプロジェクトの技術的特徴や標準化の考え方に関する文献調査、日米貿易摩擦をはじめとする歴史的・社会的背景の分析、工学倫理および知的財産権の観点からの考察、さらに報告書の作成までの一連の学修を行い、合計8時間以上の学修時間を確保した。 また、本課題への取り組みを通して、ディプロマ・ポリシーに掲げられた知識・能力・態度を身に付けることができた。 ・専門的知識 知的財産権や国際規格、デファクトスタンダードの基本的な仕組みを理解するとともに、TRONの特徴や組込みOSとしての役割、国際的な通商摩擦が技術の普及に及ぼす影響について理解を深めた。 ・課題解決・実践能力 技術そのものの性能だけでなく、国際政治や経済、知的財産権などの社会的要因を踏まえて技術の普及や標準化について考察し、多面的な視点から技術開発を捉える力を身に付けた。 ・技術者としての態度 技術開発が社会や国際社会に与える影響について理解するとともに、技術の公開と知的財産権の保護との両立や、社会に貢献する技術のあり方について考察し、技術者として求められる倫理観や責任について学ぶことができた。 以上より、本課題は十分な学修時間を確保するとともに、ディプロマ・ポリシーで求められる知識・能力・態度の修得につながる内容であった。
A.【書誌情報】 題目は、「我妻榮における倫理と法令の関係」 著者は、千場花凜、提出日は2026年8月3日とする。 キーワードは、「倫理・法令・民法・規範・展示資料」の五語とした。 本報告書は、我妻榮記念館において展示資料および著作原本を直接確認し、現物調査に基づく記録を整理したものである。 【要旨】 記念館では、著作原本・草稿・展示パネルを順に確認し、倫理規範と法令規範の関係に関する記述を観察した。著作原本には、法令の形式的適用のみでは社会的妥当性を確保できず、倫理的基盤を補助線として位置づける構成が一貫して示されていた事実が確認された。また草稿資料には、規範体系を階層的に整理し、法規範・社会規範・倫理規範の関係を比較しながら構成を検討した痕跡が残されていた。これらの展示資料は、倫理と法令を対立概念としてではなく、補完的・連続的な関係として理解するための基礎事実を提供していた。 【合格に値する根拠】 本調査では、展示資料の確認、著作原本の照合、記述抽出、構成整理の各工程に合計8時間を充て、民法学における規範構造の理解を深めた。現物調査に基づき、倫理と法令の補完的関係を客観的に整理する能力を獲得し、資料の扱い方、記述の精度、学術的態度のいずれもディプロマ・ポリシーに適合する内容である。特に、現場での三現主義に基づく確認作業を通じて、著作の構成意図を事実として把握し、学術的検討に必要な態度と技能を身につけた点は、課外学習として十分な学習保証時間を担保する成果である。
A.(1)書誌情報 題目:我妻榮記念館へ赴いて 著者:石沢碧生 キーワード:法令と倫理、我妻民法、自学自習、堆肥のような人間形成 (2)要旨 我妻榮先生の思想では、法令と倫理は不可分なものである。我妻榮先生は、男女平等といった新しい時代倫理を「我妻民法」の論理体系を用いて法制度へ落とし込むことに熱意を注いだ。また、自学自習を通じて法の背後にある倫理的・人間的精神を探求すること、そして時間をかけて豊かな人間性を培う「堆肥のような人間形成」こそが、社会に責任を果たす法の適用の根幹であると説いた。 (3)合格に値する根拠 知識面では、我妻榮先生が提唱された「法令と倫理の不可分性」の思想を深く学んだ。単に条文を機械的に解釈するのではなく、男女平等をはじめとする新しい時代の倫理や社会の要請を、民法が持つ緻密な論理体系を用いていかに具体的な法制度へと落とし込んでいくかというプロセスへの体系的理解を深めた。態度面では、自学自習の姿勢を重んじた。法の背後にある倫理的・人間的精神を主体的に探求し続け、目先の効率や資格取得といった短期的な成果だけを追うのではなく、時間をかけて内面を深く耕し豊かな人間性を培う「堆肥のような人間形成」に努めた。能力面では、これまでの学修で培った倫理観と人間性をすべての根幹に据え、法を画一的に当てはめるのではなく、現代社会の複雑な諸課題に対して法的思考力をもって対峙し、他者や社会に対して真に責任を果たすことのできる「生きた法の適用力」と、多角的な視点からの実践的な課題解決力を身につける目処を立てた。
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A.利益や報酬を生み出す仕組みについて考えよう (1)書誌情報 近畿化学協会工学倫理研究会 編著『技術者による実践的工学倫理 第4版 先人の知恵と戦いから学ぶ』化学同人、2019年 (2)要旨 企業が利益や報酬を生み出す仕組みは、社会に対して有用な製品や技術という価値を提供し、その対価を得ることによって成立している。しかし、激しい市場競争の中で、現場の技術者はしばしば「コスト削減」や「納期短縮」といった短期的な利益追求の強い圧力を受ける。本テーマでは、技術者がこの業績要求のみを優先し、安全性や環境への配慮、品質保証のプロセスを軽視した場合、結果として重大な事故やリコールを引き起こし、企業に致命的な経済的損失と信頼の失墜をもたらす構造を指摘している。技術者には、企業が利益を生み出すメカニズムを正しく理解した上で、短期的な利益の要求に屈することなく、公衆の安全と福祉を最優先する判断が求められる。そして、その倫理的な姿勢こそが、最終的に企業の持続的な利益(サステナビリティ)とブランド価値の保全に不可欠であると結論づけている。 (3)合格に値する根拠 本レポートは、企業活動における「利益や報酬を生み出す仕組み」を表面的に説明するにとどまらず、技術者が現場で直面する「利益追求と安全確保のジレンマ」という工学倫理の核心的課題に対して論理的な考察を行っているため、合格に値する。 特に、コスト削減などの圧力によって倫理的判断を誤ることが、結果的に企業の存続を危うくするという「負のメカニズム」を的確に言語化している。さらに、技術者が高度な専門性を持って自律的に安全を担保することが、最終的には企業の長期的な利益創出と社会的責任(CSR)の達成に直結するという、現代の技術者に求められる俯瞰的な視点と理解が明確に示されているからである。
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A.提出日 7/16、題目は「長時間運転における居眠り運転のヒヤリハット報告」、著者は佐藤和翔、発生日は2026年7月7日、キーワードは「ヒヤリハット、居眠り運転、長時間運転、疲労、安全管理」である。本報告では、岩手県滝沢市から山形県米沢市へ自動車で移動する途中、東北自動車道の国見IC?福島JCT間で実際に経験したヒヤリハットを取り上げ、発生状況や原因、再発防止策について検討した。 【要旨】当日は前日からのお通夜や葬儀への参列による睡眠不足と疲労に加え、長時間の運転が重なっていた。さらにクルーズコントロールを使用していたことで運転操作が単調になり、走行中に強い眠気が生じた。一時的に居眠り状態となって車線を維持できなくなり、並走していた大型貨物車に接触しそうになった。ハンドル操作によって接触は回避でき、人的・物的被害は発生しなかったが、一歩間違えれば重大事故につながる状況であった。今回の経験から、眠気を感じた時点で運転を継続せず、安全な場所で休憩や仮眠を取る判断が重要であると考えた。 【合格に値する根拠】この報告書では、単に体験した出来事を記録するだけでなく、事故に至る可能性があった原因を振り返り、長時間運転、睡眠不足、疲労、休憩不足、運転環境などの観点から整理した。また、同じような事態を繰り返さないため、2時間程度を目安とした休憩、眠気を感じた場合の仮眠、体調に応じた運転計画の変更など、具体的な再発防止策について検討した。ヒヤリハットの整理や安全運転についての調査、原因の分析、再発防止策の検討、報告書の作成を含めて8時間以上取り組んだ。この取り組みを通して、事故が起きなかった場合でも危険を見過ごさず、その原因を分析して次の行動へ反映させることの重要性を学んだ。また、自分の体調や能力を過信せず、安全を最優先に判断する姿勢が、技術者や社会人にとっても必要な安全意識につながると考えた。
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A.(1)書誌情報 報告書名:「予習報告書」 参考資料:『技術者による実践的工学倫理の教科書』、『工場のしくみ』、『工業技術基礎』 作成目的:化粧品による健康被害事例を通して、技術者倫理、安全性評価、品質管理および企業責任について考察すること。 (2)要旨 本報告書では、カネボウ化粧品による白斑発症事件を題材として、技術者倫理と製品安全の重要性について考察した。2013年、カネボウ化粧品が販売していた美白化粧品に含まれるロドデノールを使用した消費者に、肌がまだらに白くなる白斑症状が発生した。最終的には約2万人の被害が確認され、製品回収や被害者への補償が行われた。この事例は、製品開発段階での安全性評価や情報共有の不足が大きな社会問題につながることを示している。 また、『工場のしくみ』では、工場が加工や組立によって製品へ付加価値を与え、利益を生み出していることが説明されている。しかし、利益の追求を優先しすぎると品質低下や不正行為を招く危険性がある。そのため、企業には利益と安全性の両立が求められると考えた。さらに、『工業技術基礎』では、技術者には安全性の確保や社会に対する責任が求められることが示されている。溶接技術のように人命や社会インフラに関わる技術では、施工不良や検査不足が重大事故につながるため、品質管理と倫理的判断が不可欠であることを学んだ。 (3)合格に値する根拠 私がこの報告書を最も社会に役立てたいと考える理由は、化粧品による健康被害という身近な問題を通して、技術者倫理の重要性を多くの人に伝えることができるからである。私は化学系を学んでおり、将来的に化学製品や化粧品、材料開発に関わる可能性がある。そのため、この事件は単なる過去の事例ではなく、自分自身の将来にも深く関係する問題として捉えることができた。また、この報告書では、単に事件の概要をまとめるだけでなく、企業の利益追求と安全性確保のバランス、情報共有の重要性、品質管理の必要性などを多角的に考察した。これらの課題は化粧品業界だけでなく、食品、医薬品、自動車、化学プラントなどあらゆる産業に共通するものである。そのため、本報告書で取り上げた内容は社会全体の安全や信頼性の向上につながると考える。さらに、技術の発展によって新しい製品や材料が次々と開発される現代社会では、安全性を十分に検証し、問題が発生した際には迅速に情報共有を行うことが重要である。カネボウの事例は、技術者や企業が倫理観を失ったときに社会へ大きな影響を与えることを示す教訓となっている。このような教訓を広く共有することで、同様の問題の再発防止や、より安全な製品開発につながると考える。以上の理由から、この報告書は社会的意義が大きく、多くの人に役立つ内容であり、合格に十分値する課外報告書であると考える。
A.(1)我妻榮記念館への訪問 (2)我妻榮記念館に訪問し、我妻榮についての知識を深めた。 山形県米沢市出身。英語教師の父・又次郎と家計のたしにするため、自宅で中学生相手に国・漢・数学を教えた母・つるの長男として生まれた。小学校、県立米沢中学ともに常に首席、一高は入学・卒業とも一番だった。東京帝国大学法学部独法科に入学し、在学中に高等文官試験に合格。指導教官の鳩山秀夫に望まれ大学に残り、30歳のとき同大教授、1945年に法学部長となり、のちに名誉教授となった。 戦後は、日本国憲法制定のため最後の貴族院議員に勅選され、農地改革立法に参与して中央農地委員となる。ほかに、日本学術会議の副会長、日本学士院会員にも就任。さらに、法務省特別顧問として民事関係の立法に尽力し、恩師の鳩山、末弘、穂積が果たし得なかった民法の総合的研究の完成にあたり、「我妻民法」といわれる独自の民法体系を作り上げた。1964年の文化勲章受章を機にその年金を母校愛から米沢興譲館高校に寄託し、財団法人自頼奨学財団を設立。 60年安保当時、『朝日新聞』に「岸信介君に与える」と題した手記を寄稿。岸首相の国会運営を批判し、即時退陣を訴えたほか、1971年には宮本康昭裁判官の再任拒否問題に関し最高裁に反省を求めるなど、反骨の人としても広く知られた。 1973年10月21日、急性胆嚢炎のため、熱海市の国立熱海病院で76歳で死去。 (3)実際に我妻榮が残した資料を見てきた。
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A.ヒヤリハット報告書について (1)書誌情報 題目:授業中に発生した体調不良者対応に関するヒヤリハット事例 著者:錦織勇人 提出日:2026年6月8日 キーワード:ヒヤリハット、体調不良、救急対応、安全管理、情報共有 (2)要旨 授業中に女子学生が突然体調を崩して倒れる事案が発生した。発生直後、周囲の学生や教員によって状況確認が行われたため重大な事故には至らなかったが、対応が遅れた場合には頭部打撲や症状悪化などにつながる危険性があった。本事例は、日常的な授業環境においても予期しない健康被害が発生する可能性があることを示している。また、緊急時の連絡体制や周囲の初動対応の重要性を再認識する機会となった。 (3)合格に値する根拠 本事例について、発生状況や対応内容を整理し、事故防止の観点から考察を行った。授業や実験における安全管理というと設備や薬品に目が向きがちであるが、実際には体調不良による事故も重要なリスクであることを理解した。再発防止策として、日頃から体調管理を徹底することに加え、体調不良を感じた際には無理をせず早めに申し出ることが重要であると考えた。また、教職員や学生が緊急連絡先や救急対応手順を共有しておくことで、より迅速な対応が可能になると考えた。今回の事例を通して、安全管理とは設備だけでなく人の健康状態も含めて考えるべきものであることを学んだ。そのため、周囲の人間の気遣いがこのような字事故を未然に防止できることを学んだ。
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A.課外報告書名:「地域の避難場所と町内会の防災活動に関する調査」 調査場所:自宅周辺の指定避難場所および町内会の防災設備・掲示板 調査日:2026年7月実施 本報告書では、自宅周辺の指定避難場所や町内会の防災活動について調査を行った。実際に避難場所まで歩いて経路を確認するとともに、避難所の設備や収容場所、防災倉庫の設置状況、避難経路の安全性などを観察した。また、町内会が実施している防災訓練や防災マップ、災害時の連絡体制についても調査し、地域住民が安心して避難できるような取り組みが行われていることを学んだ。一方で、高齢者や障がいのある方への支援体制や、災害時の情報共有など、今後さらに改善が期待される点についても考察した。 この課外報告書は、実際に地域を歩いて避難場所までの経路を確認し、現地調査を行った上で作成したものである。調査では、防災設備や案内表示だけでなく、避難経路の危険箇所や災害時に支障となる可能性がある場所についても確認し、自分なりの考察を加えた。また、町内会の防災活動についても調べることで、地域全体で災害に備えることの重要性を理解することができた。この内容は、災害時に自分や家族だけでなく、地域住民の安全確保にも役立つ知識であり、実際の防災意識向上につながる社会的意義の高いテーマである。身近な地域を対象に時間をかけて調査し、現状と課題を整理した点からも、社会に役立つ課外報告書として十分に合格に値する内容であると考える。
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<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=512'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。