大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.(1) 地域の安全衛生と防災活動について調べよう 綿貫滉大 2026/08/04 (2) 家族や地域住民に聞き込みを行った。実際に避難したことはないが避難所の様子や消火栓を確認した。その結果、地域住民も実際に避難したことはなく、避難所や消火栓などの場所を知っていても誰が管理しているのかあやふやに感じている人のほうが多かった。実際には組合長などが様子を確認しているとのことだったが、いかんせんお年寄りばかりのため聞く人によって帰ってくる答えが異なることが多かった。近隣に住む30代の方に聞いてみると、よくわからないようで最近引っ越してきた人や自分の様に若い人はほとんど情報を持っていないことが分かった。また、避難所も公民館とコミュニティセンター、小学校など複数個所あったが、1丁目二丁目などの細かい区切りでどこに避難するかなどの内容は調査することができなかった。また、小学校については内部を見学できていない。 自分の家が現在隣組長のため朝の掃除活動や回覧板回しなどを行っていたため、祖母や父に聞き込みを行った。実際に避難の経験がある人は近隣にいなかったため、避難所の収容人数やどのようなときに避難するのか、避難時にどのような対応を取るかのマニュアルなどを確認することはできなかった。 (3) 実際に地域の避難所まで行き、公民館とコミュニティセンター、小学校を確認した。地域の住民と交流を図り、聞き込みにより災害時の連絡網や消火栓の位置などを把握した。
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A.最も手間暇や金銭を注いだ課外報告書は、民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしようである。課外報告書の内容としては、我妻榮は、法と倫理を完全に切り離して捉える法実証主義の立場とは違い、両者がどのようにして相手と相手をわかり合い、調和すべきかを生涯にわたって探求し続けた。我妻は法律学が目指すべき理想の探求を求めていた。我妻が目指すべきだとした理想とは、社会正義であり人間としての倫理や道徳にほかならない。法令がどれほど厳密な論理で構成されていても、そこに実現すべきである倫理的価値が欠落していれば、その法は進むべき方向を見失った盲目な存在になると指摘した。それ以外にも我妻は、「法律は杓子定規でなければならぬ、しかしその適用は杓子定規であってはならぬ」という持論を展開した。法令という硬直的な枠組みを維持しつつも、実際の裁判や法解釈の現場では人間の倫理的な正義感や人情を反映させるために、法律家は悩み、解釈の技術を尽くさねばならないとした。 実際に聖地巡礼をして資料や映像を観るうちに段々と我妻榮先生がいかに素晴らしい人であったかを認識できた。現地に行かなければ分からないことや実際の資料をみることによっての気づきなど驚くほど貴重な体験ができる場所であった。我妻榮先生の資料館の管理人の人のお話も聞いたり、我妻榮先生の実際に使っていたものや書籍見ていて全く飽きのない貴重な体験を得ることができ、学びがさらに広がった。
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A. 題目:我妻榮先生の思想と成し遂げたこと、著者:山内真生、提出日:2026年7月31日、キーワード:民法学 我妻民法は、他の本には書いていない内容でもたいていのことが書いてあり、誰でも理解しやすい内容であったことから、我妻先生は頭が良いことは言うまでもなく、人に教えることが上手で、非常に多くの知識を身につけている優秀な方であると感じた。また、息の長い人間に、堆肥のような大器晩成型にという教えから新たな学びを得ることができた。私自身、すぐに結果を求めてしまうことが日常的に多々あるが、研究に関しては、我妻先生の言葉を思い出して、長い時間を要したとしても本質を研究するように心がけたいと感じた。法律に関する我妻先生の思想には共感できる部分がある。我妻先生によると、「法律を学ぶということは、定義や概念を暗記することではなく、その意味を理解することである。」私自身、学問を学ぶ際には定義や内容を理解しなければ、長期的な財産とはならないと考えているため、これからもこの考えを大切にしていきたいと感じた。 主題の決定から、データの収集、報告書の作成・提出まで9時間を要したため、学習保証時間として8時間を担保する内容である。報告書の作成は、豊かな発想力をもって計画的に進めることができた。また、データは三現主義にのっとって収集したため、社会的な意義や責任感を自覚し、倫理的に正しい判断をする能力を身につけることができた。これらの内容から、ディプロマ・ポリシーにふさわしい知識・態度・能力を獲得することができた。
A.(1)題目:「予習報告書 教科書の準備」 著者:高橋由樹 提出日:2026/7/31 (2)各教科書の内容に一通り目を通し、各設問に答えた 「技術者による実践的工学倫理」の予習では協和香料化学事件の事例のレビューを行った。日本では認可されていないがn欧米で認可されている添加物を用いていたという事例で、実際は安全である可能性が高くとも、ルールをを守ることが技術者と消費者との相互の保護に重要であることが示されていた。 「工場の仕組み」の予習では、利益にかかわる単元と倫理のかかわりについて論じた。工場の役割とは資源を用いて価値を付加することであり、この時利益のみをついきゅうし、環境などをおろそかにすることは技術者倫理に違反すると論じた。 工業技術基礎」の予習では、指定されたトピックから選んで紹介し、倫理との関連を考察した。高分子のトピックでプラスチックの分解について紹介されていて、技術者の役割である「安く大量に製造すること」と地球環境を考えることの両立について考察した。 (3)各教科書の予習から技術者が社会からの信用を得るための法律や倫理感、社会の中で限られた資源と人員で価値を創造するという役割、技術者の持つ知識が与える環境への影響やそれの考慮について幅広く学ぶことができた。ディプロマポリシーにおける「社会的な意義や責任感を自覚し、倫理的に正しい判断を下す能力」を身に着けることができた。
A.私が最も手間暇や金銭を注いだ課外報告書として、「教科書は準備しましたか」を選択した。題目は「はんだ付け技術と技術者倫理」、著者は長谷部心紀、提出日は2026年4月29日、キーワードは「はんだ付け、電子部品、無鉛はんだ、環境、技術者倫理」である。本報告書では、はんだ付けの原理や特徴について調査し、技術者に求められる倫理との関係について考察した。 はんだ付けとは、接合する金属同士の間にはんだを加熱して流し込み、母材との相互拡散によって合金層を形成することで接合する技術である。電気的な接続性や機械的強度に優れ、電子機器の製造に広く利用されている。従来使用されていた鉛を含むはんだは、環境や人体への影響が問題となり、現在では銀や銅を含む無鉛はんだへの移行が進められている。これは、技術者が性能やコストだけでなく、社会や環境への影響を考慮して材料を選択している例である。また、はんだ付け不良は電子機器の故障や事故につながる可能性があるため、技術者には正確な作業と品質管理、安全性を考える責任がある。 本報告書が合格に値すると考える根拠は、はんだ付けという製造技術について調査するだけでなく、環境問題や技術者倫理との関連について考察し、技術者として必要な知識・態度を身につける内容となっている点である。調査や資料整理、考察を通して、技術者には専門的な能力だけでなく、社会への責任を持って判断する姿勢が必要であることを理解した。これはディプロマ・ポリシーで求められる専門知識、問題解決能力、倫理観を身につける学習につながっている。
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A.書誌情報 題目:千代田クリーンセンター見学を通して 著者:24512046 古川智之 提出日:2026年8月1日 キーワード:ゴミ分別 要旨 2026年7月14日に千代田クリーンセンターを見学し、地域で発生するごみがどのように処理され、その過程で環境負荷の低減や資源・エネルギーの有効利用が図られているのかを実際の設備を通して学習した。千代田クリーンセンターは高さ59mの煙突を備え、米沢市を含む置賜地域全域を対象とする広域ごみ焼却施設である。見学では、焼却熱を利用してタービンを回し、2150kW、一般家庭約5000戸分に相当する発電を行っていることを知り、廃棄物処理とエネルギー回収を両立させる仕組みを理解した。また、中央制御室や焼却炉を見学し、ダイオキシンへの対策として焼却温度を900℃前後としていること、焼却後の灰を公園造成に利用していること、ごみピットでは悪臭を外部へ漏らさないよう換気対策が行われていることなどから、ごみ処理施設が単に廃棄物を燃やす場所ではなく、環境や周辺地域への影響まで考慮して設計・運転されていることを学んだ。さらに、プラスチック容器ごみの選別現場では、分別を誤ったごみを人の手で選別している実態を確認し、設備や技術だけでは解決できず、市民一人ひとりの適切な分別も廃棄物処理を支える重要な要素であると理解した。 合格に値する根拠 以上の学習は、施設設備の観察だけでなく、発電、焼却、排ガス対策、焼却灰の再利用、悪臭対策、プラスチック分別といった複数の観点から廃棄物処理について理解し、それぞれを環境保全や地域社会との関係に結び付けて考察したものである。そのため、学習保障時間8時間に求められる学習内容として、単なる施設見学にとどまらず、実際の技術を観察し、その目的や社会的意義、残されている課題を整理する学習成果が示されていると考える。また、廃棄物処理施設では地域のごみを安全に処理すると同時に、焼却熱の発電利用や焼却灰の再利用などによって処理の結果を地域へ還元するため、各設備に緻密な計画や設計が必要であることを理解した。これは、技術を社会や環境との関係から捉える知識、現場で問題を発見し原因や改善策を考える能力、さらに技術者の仕事が地域住民の生活や環境に与える影響を自覚する態度を身につけたことを示している。特に、分別の不十分さによって人手による選別作業が必要となっている現状から、自分自身の日常的な行動も社会システムの負担に影響することを認識できた。以上より、専門技術を理解するだけでなく、その技術が社会で果たす役割を考え、環境や地域に配慮して行動する姿勢を獲得した点で、ディプロマ・ポリシーにふさわしい知識・態度・能力を身につけた学習であると判断できる。
A.【書誌情報】 題目:国立公園に、行ってみよう!-裏磐梯ビジターセンター- 著者:佐藤颯真 提出日:2026年8月4日 キーワード:裏磐梯ビジターセンター、磐梯朝日国立公園、調和、生態系バランス、自然環境 【要旨】 本課外活動では、課外見学で裏磐梯ビジターセンターを実際に見学し、磐梯朝日国立公園の自然環境や成り立ちについて理解をした。磐梯山噴火により現在の裏磐梯の地形や湖沼群が形成された過程や、周辺地域に生息する動植物について分かりやすく展示されていた。生態系展示や解説を通じて自然の歴史や現状に触れることで、日頃は見過ごしがちな環境保護の重要性を改めて意識するきっかけになった。五色沼をはじめとする周辺の散策路を歩けば、五感を通して自然の豊かさを実感できるはずだという解説は印象的でもう一度訪れたいと考えさせられた。環境との調和について考えた。生態系のバランスを維持する方法として国や自治体の取り組みを調べた。保全と再生として国立公園などでの自然環境の保護や、失われた自然を取り戻す活動がある。個体数調整としてシカなどの動物による植物への過度な食害を防ぐ。管理環境配慮として道路建設時などに動物の移動経路を分断しない「エコロード」の整備がある。 【合格に値する根拠】 本課外活動で、裏磐梯ビジターセンターに実際に訪れて、磐梯朝日国立公園の自然環境や成り立ちについて理解をした。環境との調和について考え、生態系のバランスを維持することの重要性に気づいた。
A.(1)書籍情報 予習課題 原価管理・溶接技術・バイオ安全における技術者倫理の考察 著者:24512062 福田実柚 提出日:2026年8月4日 キーワード:技術者倫理、原価管理、溶接欠陥、拡散防止措置、社会的信用 (2)要旨 企業における利益確保のための過度なコスト削減は、製品性能や品質の低下を招き顧客からの信頼を喪失させるため、技術者の適切な倫理的判断を要する。また接合技術であるアーク・ガス溶接での不適切な条件設定や技術不足は、接合部の内部欠陥による強度低下や可燃性ガスの爆発事故を誘発する。さらに神戸大学の事例が示す加熱殺菌を行わない実験廃棄物の流しへの排出など、遺伝子組み換え生物の不適切処理と再発は著しい社会的信用の失墜へ直結する。以上より、公衆の安全を守るために技術者に不可欠な客観的リスク管理と倫理的義務を明確に証した。 (3)合格に値する根拠 本課題は関連文献の精読、技術的リスクの分析、報告書の作成および推敲に計8時間を充当し、最低学習保証時間を確実に担保した。研究を通じ、原価と品質の適正なトレードオフ管理、溶接工程の構造的危険性、カルタヘナ法遵守に関する専門的知識を獲得した。また直接的な心情表現を排し、三現主義に則る客観的なデータ収集および分析態度を徹底した。これらは本学ディプロマ・ポリシーの定める、高度な技術者倫理観と論理的課題解決能力を獲得した十分な証拠である。
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A.予習報告書 (1) 書誌情報 著者:會田龍真 提出日: 2026年4月29日 キーワード: 技術倫理、原価管理、品質維持、安全性の確保、社会的責任 (2) 要旨 本章では、製品開発や生産の基礎となる原価管理の仕組みと、技術者が遵守すべき技術倫理の相互関係について多角的に学び、専門知識と倫理観の双方を深めた。企業の存続においてコスト削減は不可欠な取り組みであるが、安易な原価低減を優先させるあまり、製品の品質維持や安全性の確保を怠ってはならないという鉄則を理解した。特に過去に発生した製品事故やデータ改ざんなどの不祥事例を検証することを通して、設計段階での判断ミスや倫理観の欠如が、社会全体に重大な危害を与える危険性を認識した。技術者には単に効率や利益を追求するだけでなく、消費者の信頼と安全を最優先に考え、誠実かつ透明性の高い判断を下す社会的責任が強く求められることを深く学習した。 (3) 合格に値する根拠 本課題の提出にあたり、規定された学習保証時間である8時間を確実に確保し、対象範囲の丁寧な読み込みと多角的な考察を行った。原価管理に関する専門的な基礎理論の獲得にとどまらず、技術倫理の視点を交えながら、品質維持と安全性の確保が実社会でいかに重要であるかを自らの思考で整理・統合した。技術的・経済的側面と人間社会への影響を総合的に分析した本取り組みは、本学のディプロマ・ポリシーが掲げる「高度な専門知識の習得」および「社会的責任を意識した総合的な倫理的判断力の獲得」という教育目標に到達したことを明確に示すものである。したがって、本報告書は合格基準を十分に満たしていると考える。
A.【書誌情報】 題目:予習報告書 著者:地主葵 提出日:5月2日 キーワード:工業およびその応用 協力者:齋藤考裕(Webサイト作成における情報共有)、佐藤裕周(Webサイト作成における情報共有) 【要旨】・【合格に値する根拠】 私が最も手間暇を注いだ課外報告書は予習報告書である。予習報告書では、準備した教材について報告するために教材に学生証を添えた画像写真と利用した技術者による実践的工学倫理と工業技術基礎、工場の仕組みよりの概要をまとめ、記述した。技術者による実践的工学倫理からは工業倫理をめぐる日米の違いというトピックを選び、立場の違いによって倫理観の相違が生じることがわかった。工場の仕組みより、テキストをめくって利益や金銭に関わる事例として日米欧のPL法の比較について技術者倫理が各地域の風習に基づいていることがわかった。工業技術基礎より、技術者に求められる倫理を把握したうえで基本作業編に記載されているハンドクリームの製造について紹介した。予習報告書は実際に3つの教科書をめくって熟読する必要があり、時間を要した。また、Webサイトで報告するために図書館に足を運び、誰が見ても伝わりやすいように意識して製作を行った。この課外報報告書の作成により、本講義の目的である工学部が理解するべき倫理観を考えるための礎となった。また、教える身として必要なスキルや理解するべきこと、習得するべきことなどを知ることができ、ディプロマ・ポリシーにふさわしい知識・態度・能力を獲得できた。
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A.(1)本報告書は、「技術者倫理」および関連する工学系テキストをもとに作成した課外報告書である。参考文献として、『技術者による実践的工学倫理』(神戸大学大学院医学研究科分子薬理・薬理ゲノム学研究室の遺伝子組換え実験不適切事例)、『イラスト図解 工場のしくみ』(第9章 原価管理のしくみ)、『工業技術基礎』(第16章 高分子材料・プラスチックの分別とリサイクル)を使用した。これらの教科書・参考書を通して、工学技術における倫理・安全・環境配慮の重要性について学んだ。 (2)各教科書の内容をもとに、工学技術における倫理・安全・環境配慮について三つの異なる事例から考察した。第一に、遺伝子組換え実験の不適切な廃棄事例では、基本的な安全ルールの軽視が重大な倫理違反や法令違反につながることを確認した。第二に、原価管理では、コスト削減のみを優先すると品質や安全性が損なわれる可能性があり、技術者には利益と安全性を両立させる判断が求められることを学んだ。第三に、プラスチックの密度分離によるリサイクル技術では、製品の設計段階から廃棄・再利用までを考慮することが環境保全につながり、環境倫理の実践につながることを理解した。以上より、技術は効率や利益だけでなく、社会的責任や持続可能性とも深く関わっていることを整理した。 (3)本報告では、複数の教科書の内容を単なる要約にとどめず、「倫理・安全・環境・経済性」という共通の視点で整理した点に特徴がある。遺伝子組換え実験、原価管理、リサイクル技術という異なる事例を、技術者の意思決定という共通の倫理課題として関連づけて考察した。また、「何が問題で、なぜ重要なのか」を論理的に説明し、法令遵守・品質管理・環境配慮をバランスよく取り上げている。これらのことから、技術者として求められる総合的な視点を身につけることの重要性を示した内容となっている。
A.(1)書誌情報 題目:教科書は準備しましたか? 著者:本名玄樹 24512138 提出日:2026年4月29日 キーワード:作業工具・電動工具、偽装事件、生産と在庫の計画 (2)要旨 本稿では、工場における販売、生産と在庫、工具の安全な使用方法、そして技術者倫理に関わる事例について考察する。製品在庫は顧客ニーズの変化に対応するための緩衝材として重要な役割を持つが、適切な在庫計画を立てるには、生産部門や販売部門が互いの情報を共有し、現実的な判断のもとで合意形成を行う必要がある。これは、技術者が組織全体の利益や社会的責任を考えて行動するという技術者倫理につながる。また、工具や電動工具は作業効率を向上させる一方で、誤った使用や安全対策の不足によって大きな危険を生じさせる可能性がある。そのため、技術者には工具の特性を理解し、安全な使用方法を徹底することで事故を防ぐ責任がある。さらに、耐震強度偽装事件を通して、技術者の判断や倫理観の欠如が社会全体へ大きな影響を及ぼすことを学んだ。技術者には利益や個人的な都合を優先するのではなく、専門知識を活用して安全と社会の信頼を守る姿勢が求められる。 (3)合格に値する根拠 イラスト図解工場の仕組みの94ページの販売、生産と在庫の計画という単元では、顧客のニーズを予測することは難しく、変化が激しいものでありこういった中で製品在庫というものは緩衝材となり生産部門と販売部門そして顧客を結ぶ重要なものであると紹介されている。しかしこの製品在庫を確保するにあたって綿密な計画が必要となり、この計画を遂行させるには部門に関わらず話し合って納得し合意しなければいけない。私はこの部分が技術者倫理に関わってくると考えた。理由は、生産部分は過去の生産実績や生産能力を、販売部門は市場の流れや販売計画などを現実的に見て算出しなくてはいけない、つまり一人でも私利私欲で動いてしまえば計画は破綻し大きな損が合いに繋がってしまうからである。 工業技術基礎の53ページの工具の使い方では、作業工具や電動工具の基礎知識について紹介している。例えば、片手ハンマの打撃面はたいらで柄と平行なものがよく丸頭は鉄板をたたいて曲げたりする作業に使用される、各種ボルト・ナットの締付けや緩め等の作業をするインパクトドライバや電気ドリルといった電動工具、作業時に保護具を装着し、無理のない姿勢で安全に作業を行う、といったものがある。これらの道具には人が生身の力ではできないことを代わりに行うものが多く、それはつまり人間の手には負えない力が人に被害が及ぶ方向に発揮されてしまうといった危険な可能性が隠れているということである。技術者にはこういった可能性をできる限り低くする役目があるということを忘れてはならない。 技術者による実践的工学倫理の中で印象に残った事例について私は、102ページに記載されている耐震強度偽装事件について紹介する。この事件が発覚した当初は建物の設計を担当した建築士が偽装を行ったこと、その他にも偽装を行った建築士いることなどが問題となっていたが、捜査が進むにつれ建築確認や審査に欠陥があることや業界内で建築家経済的に恵まれていない現状が明るみに出ていき、日本経済にも被害を及ぼすほどの根太い大きな問題が隠れていることが世間に知れ渡ることとなった。明確に立場が弱い人間がいること、改善点があるのに見逃されていた現実などあってはならないことが数多く露呈した事件となった。
A.?我妻栄記念館(わがつまさかえきねんかん)は、山形県米沢市中央三丁目に所在する記念施設であり、日本民法学の巨匠・我妻栄(1897?1973)の業績を顕彰する目的で設立された。運営主体は米沢市教育委員会で、展示資料には著作『民法講義』『新訂民法総則』などの原稿、書簡、年譜、映像資料が含まれる。 ②記念館は、我妻栄が生涯を通じて追求した「法の正義と人間の尊厳」という理念を学ぶ場である。彼は戦後民法改正において、個人の尊重と社会的調和を両立させる法体系を構築した。その思想は、単なる法技術を超え、倫理的基盤をもつ法学のあり方を示している。展示では、彼の研究過程や社会的影響を視覚的に理解できる構成となっており、法学を学ぶ者にとって学問の社会的責任を再認識させる内容である。特に、法の運用における「人間中心主義」の理念は、現代技術者倫理にも通じる普遍的価値を持つ。 ?このレポートは、我妻栄記念館を実際に訪れることの意義を自分の言葉で考えている点が評価できる。私は「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、教科書や講義だけでは得られない“現場の空気”を感じることが学びにつながると思う。記念館で展示を見たり、我妻榮の原稿や資料を自分の目で確かめたりすることで、彼がどんな思いで法を研究していたのかを実感できた。こうした体験を通して、学問は知識だけでなく「人の生き方」から学ぶものだと気づいた。 また、レポートではその体験を自分の考えと結びつけて書いている点が良い。単なる感想ではなく、「自分の足で行くことが大事」という姿勢を倫理的な学びとして整理している。これは授業の目的である「社会に貢献する技術者の責任」を自分の体験から理解しようとしている証拠である。文章もわかりやすく構成されており、読み手に伝わる内容になっている。自分の体験をもとに考察を深めている点で、主体的な学びが感じられ、合格に値するレポートだといえる。
A.書誌情報 予習報告書 4月30日提出 奈良間小柚 要旨 本学習では、プラスチックの特性、工場における購買部門の役割、技術者倫理について学んだ。プラスチックは軽量で加工性や耐食性、絶縁性に優れ、多くの工業製品に利用されている一方、分解されにくく環境汚染や石油資源の枯渇などの課題を抱えており、環境負荷を考慮した利用やリサイクルの推進が重要であることを理解した。また、購買部門では品質、納期、コストを総合的に判断し、安定した生産活動を支える重要な役割を担っていることを学んだ。さらに、カネボウ化粧品の白斑発症事件を通して、製品の安全性確保や情報共有、迅速な対応など、技術者に求められる倫理と社会的責任の重要性について理解を深め、企業全体での危機管理体制の必要性についても学ぶことができた。 合格に値する根拠 プラスチックの環境問題や工場の購買管理、技術者倫理について学ぶことで、応用化学や化学工学に関する知識を社会や産業との関わりの中で理解することができた。また、環境保全や資源の有効利用、製品の安全性、品質管理の重要性について考察することで、技術者として必要な倫理観や社会的責任を身に付けることができた。さらに、実際の事例を基に問題点や改善の必要性を論理的に考え、自分の意見を整理・記述することで、論理的思考力や記述力を養うとともに、科学技術に関する情報を適切に把握・活用する能力を高めることができた。これらを通して、社会と産業の発展に貢献できる技術者として継続的に学ぶ姿勢を身に付けることができた。
A.(1)報告書題目「教科書は準備しましたか」、著者:齋藤考裕、4月28日提出、教科書:工場のしくみ、工業技術基礎、技術者による実践的工学倫理 (2)本授業で使用する3つの教科書を読み、予習を行った。工場のしくみでは利益や金銭に関わる単語として「原価管理と利益を上げる仕組み」について取り上げた。原価管理は質とコストバランスによって難しさが生じる。原価を下げるためには仕入れや作業の効率化が挙げられ、利益を上げるには売り上げを増やすためになどが載っていた。また、売り上げが伸びないからと無理やり値段を上げるといったことは倫理に違反すると考えた。工業技術基礎ではハンドクリームの製造と技術者に求められる倫理とどのように関連づくかを考えた。教科書には基本的な実験器具などを用いて化粧品を作ってみるというもので、電子天秤を使った実験である。使用する材料は決まった重さにする必要がある。ここに技術者に求められる倫理が関わると考えた。もし計量したときに指定の重さと異なると、製品ごとに差ができてしまったり、使用した際に予期できない肌荒れや病気を引き起こしてしまう恐れがあると考えられたからだ。そのため、計量で決められた数値を守る事、また、その数値を元のものから変えてはいけないといったことで関連性があると考えた。 (3)教科書三冊を前ページめくり、指定の方法で予習を行った結果、授業で予習していた部分が出てきたとき、さらに理解が深まった。また、3冊の予習の過程や内容をインターネットに公表するため、ホームページによる成果の報告を図書館2階のパソコンで作製した。
A.(1)報告書の題目は「【予習報告書】教科書は準備しましたか」である。著者は化学・バイオ工学科応用化学・化学工学コース所属、学籍番号24512150の鈴木天華であり、提出日は4月29日23:07である。この報告書のキーワードは、究極の資源問題、利益と製品質のバランス、作り出した責任、技術者に求められる倫理、倫理観の必然性の5つである。 (2)「技術者による実践的工学倫理」では、イースター島の事例が載っており、過度な森林伐採による環境破壊と文明崩壊が究極の資源問題として示されている。「工場のしくみ」では、原価管理の単元があり、企業が利益追求のために原価を下げて品質を落とす危険性を指摘していた。そこから、利益と製品質のバランスを保つ倫理観の必要性を論じた。「工業技術基礎」では、現代社会に不可欠なセンサ技術の単元において、センサについて仕組みや簡単な実験が載っている。センサは現代社会において生活必需品なので、それを作り出す技術者の倫理観は少しも欠けてはならないと考察した。 (3)イースター島の崩壊、原価管理、センサ技術の3つの事例から、技術の進歩や利益の追求には常に環境破壊や製品事故のリスクが伴うという知識を学んだ。これにより、単に効率や利益のみを追うのではなく、社会の安全や持続可能性に配慮しようとする態度が必要だと気づいた。そして、異なる分野の資源問題や工学を「技術者倫理」という共通のテーマで結びつけ、様々な視点から考察する能力が向上したと感じる。
A.(1)民法学者、我妻榮記念館 (2)我妻榮は、日本の民法学の基礎を築いた法学者であり、民法学の父とも称される人物である。東京帝国大学では当初工学部への進学を志望していたが、受験会場で遠縁の親戚から民法を学ぶことを勧められたことをきっかけに法学へ進み、その後の日本法学に大きな足跡を残した。 我妻榮の恩師は赤井運次郎であり、その師弟関係は非常に深かった。文化勲章を受章した際や、自ら執筆した著書が完成した際には、真っ先に恩師へ報告に訪れたと伝えられている。また、東京帝国大学時代の友人には後に内閣総理大臣となる岸信介がおり、政治的な場面では岸信介に退陣を勧めた人物としても知られている。 研究面では、日本の民法学を体系化し、多くの法学者や実務家が学ぶ基礎となる『民法講義』を著し、日本の民法研究の発展に大きく貢献した。その内容は現在でも高く評価され、民法学を学ぶ上で欠かせない重要な文献となっている。また、学術研究だけでなく立法にも深く関わり、昭和23年には日本資本主義研究の発展を目的とした学会や、判例・立法研究会の設立に携わるなど、学問と社会の双方に大きな影響を与えた。 (3)合格に値する根拠として今回の聖地巡礼を通して、我妻榮が優れた研究者であるだけでなく、日本の法制度の発展に尽力した人物であることを知った。民法の道へ進んだ我妻榮が、日本の法学を代表する存在へと成長した姿から、進路や出会いを大切にし、努力を積み重ねることの重要性を学ぶことができたためである。
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A.裏磐梯ビジターセンターを訪れ、磐梯朝日国立公園の自然や環境について学び、環境保護と人間の生活との調和について考えました。普段の生活では、自然環境について深く考える機会はあまりありませんが、実際に国立公園の自然に触れることで、自然が持つ美しさや豊かさを身近に感じることができました。特に、森林や湖などの自然環境にはさまざまな動植物が生息しており、それぞれが関係し合いながら一つの生態系を形成していることが分かりました。また、自然環境は一度失われてしまうと、元の状態に戻すことが難しいということも重要だと感じました。人間にとって便利な道路や施設を作ることも必要ですが、その一方で、開発によって動植物の生息場所が失われたり、生態系のバランスが崩れたりする可能性があります。そのため、自然を利用する際には、必要以上に環境へ負荷をかけないことが大切だと思いました。 環境保護というと、大規模な活動を行う必要があるように感じますが、ごみを持ち帰る、決められた遊歩道を利用する、植物や動物をむやみに採取したり触ったりしないなど、私たち一人ひとりができる小さな行動も重要だと考えました。特に国立公園は、多くの人が自然を楽しむ場所であると同時に、貴重な生態系を守る場所でもあります。そのため、自然を楽しむことと自然を守ることを両立させる必要があります。 今回の体験を通して、自然環境は人間が一方的に利用するものではなく、共に生きていくために大切に守っていくものだと感じました。今後、観光やレジャーなどで自然の中に行く際には、自分が楽しむだけでなく、その場所の環境やそこに暮らす生物への影響についても考えて行動したいです。そして、将来の世代にも美しい自然を残していくために、身近なところから環境保護に取り組んでいきたいと思います。
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A.(1)書誌情報 題目:我妻榮記念館所蔵資料に基づく我妻榮の法倫理思想とその成立背景の現地調査 著者:小野朋夏 提出日:2026年8月2日 キーワード:我妻榮、法と倫理、民法学、法倫理思想、現地調査 (2)要旨 本報告は、法規制と内面的倫理の区別を前提とし、社会の実情に応じた法と道徳の調和を追求した我妻榮の法倫理思想の本質とその意義を明らかにするものである。山形県米沢市の我妻榮記念館への現地訪問を通じ、展示著作および自筆資料の観察・実測調査を行った。その結果、すべての倫理を法化することは不可能であり、法律は社会秩序を維持するための最小限のルールとして運用されるべきであるという客観的事実および思想構造が確認された。法が単なる強制力ではなく倫理的基盤との相乗作用によって機能するという知見は、現代法学における倫理の再評価と法形成プロセスの妥当性を立証する重要な示唆を含んでいる。 (3)合格に値する根拠 本報告は、山形県米沢市の我妻榮記念館への実際の移動、現場における展示資料や自筆資料の精読・観察、さらには現地調査後のデータ整理および文献比較を含め、合計8時間を超える授業時間外の学習時間を確実に担保して作成された。文献検索のみに依拠せず現地実地調査を敢行したアプローチにより、自発的な探求精神と課題追究能力を獲得した。また、法と倫理の相互作用を学術的に整理・考察するプロセスを通じて、専門知識の深化のみならず、ディプロマ・ポリシーに掲げられた「学術的知見に基づき自律的に問題を発見・解決する能力」および「高い社会的責任感と倫理観」を確かに修得したため、本評点加点に値する。
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A.【書誌情報】 題目: 我妻榮記念館見学に基づく我妻民法学の法的・倫理的思想と現代的意義の考察 著者: 石曽根萌音 提出日: 2026年8月4日 キーワード: 我妻榮記念館、民法学、法と倫理、社会通念、法の空白 【要旨】 日本民法学の大家である我妻榮先生の生誕地・米沢に位置する我妻榮記念館を訪問し、直筆の原稿や判例カードの閲覧を通じて法学に対する真摯な姿勢と人間性を考察した。我妻民法学の根底には、単なる条文解釈を超えた人間の自由や社会倫理、実体社会の健全な常識への深い洞察が存在する。社会通念上の道徳と法の運用の調和を模索した我妻思想は、テクノロジーの進化や社会変化に伴い現行法の整備が追いつかない「法の空白地帯」が頻発する現代において、法を柔軟かつ妥当に解釈・運用するための倫理的基盤として極めて重要な示唆を与えるものであると結論付けた。 【合格に値する根拠】 本報告書は、記念館での一次資料閲覧から法思想の体系的理解、現代社会問題への応用考察に至る一連の課題(事前学習・現地調査・文献調査を含めて計8時間の学習保証時間を担保)を遂行した成果である。我妻民法学の本質である「法と倫理の関係性」を正しく解釈するのみならず、先端技術の普及に伴う現代の法的課題に対して歴史的法思想を適用・考察する高度な論理的思考力を示した。これは、法および倫理的規範に対する深い洞察力と社会課題に対する実践的応用力を獲得しており、合格条件を十分に満たしている。
A.(1)書誌情報 題目:「開講前予習報告書―技術者倫理関連テキストによる事前学習―」 著者:阿部遙斗 提出日:2026年8月3日 キーワード:技術者倫理、工業技術、工学倫理、工場、法令 (2)要旨 本報告書は、授業開講前に『工業技術基礎』『技術者による実践的工学倫理』『工場の仕組み』の3冊を購入し、技術者倫理に関する基礎事項を事前に学習した内容を整理したものである。各書籍を通して、工業技術の基礎知識、技術者が果たすべき社会的責任、法令遵守と倫理的判断の関係、ならびに工場における生産活動や安全管理の基本的な考え方を確認した。さらに、各分野が相互に関係しながら、技術者として求められる知識・判断力・責任感を支えるものであることを整理し、授業内容を理解するための基礎を構築した。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、授業開始前に指定テキストを購入し、自主的に読解と内容整理を行った結果を基に作成したものである。書籍ごとの内容を比較・整理しながら学習を進めることで、技術者倫理に関する基礎知識だけでなく、工業技術や工場運営との関連についても体系的に理解することができた。また、学習内容を報告書として客観的に整理する過程を通して、情報を収集・分析し、論理的に記述する能力を養うことができた。これらの取り組みは、主体的な学修姿勢と専門知識の修得につながるものであり、ディプロマ・ポリシーに求められる知識・態度・能力の獲得に資する内容である。
A.(1)ヒヤリハット報告書を活用しよう 5/19 (2) 自宅のキッチンでブラウニー調理中、混入したアルミホイル破片に気付かず電子レンジ加熱したことで、小規模な爆発と発煙が発生した事例である。異常音確認後、速やかに使用を停止したため火災や人的被害には至らなかった。本事象は、手に汚れがつくのを避けようとアルミホイルを完全に除去せず作業を進めた省略行為と、加熱前の目視確認不足が原因である。この経験から、「自分は大丈夫」という慢心やごく小さな異物でも重大事故につながる危険性を再認識した。再発防止策として、作業工程の徹底管理、加熱前の異物確認習慣化、および電化製品の取扱説明書の再確認を実施し、身近な作業においても安全確認を徹底する大切さを学んだ。 (3) 本報告書は、日常的な調理作業におけるヒヤリハット事例を通じ、技術者や研究者に求められるリスクマネジメント能力を論理的に示している点が評価ポイントであると自己評価する。 具体的には、単にうっかりミスで片付けず、サボって作業の手間を省こうとした人間心理が混入を招いたという根本原因を客観的に分析した。また、異常察知時の迅速な一時対応で、即時停止による被害拡大防止の適切さを整理した上で、個人の不注意だけに頼らない目視確認の習慣化や手順の厳守といった実効性の高い再発防止策を提示した。自身の不安全行動と油断を直視し、将来の作業安全へつなげる高度な自己省察がなされているため、単位認定に値すると自己評価する。
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A.予習報告書を選択しました。 要旨として、本課題では食品安全管理手法であるHACCPの基本的な考え方と、その重要性について述べられている。HACCPは製造工程ごとに危険要因を分析し、重要管理点(CCP)を設定して継続的に監視・管理することで、安全な食品を確保する仕組みである点が特徴である。従来の最終製品の検査に頼る方法とは異なり、工程全体でリスクを未然に防ぐ予防的な管理であることが強調されている。また、食品の安全管理には工学や化学の知識が不可欠であり、微生物の増殖条件や化学物質の性質、温度やpHの管理などを科学的に理解し、適切に制御することが重要であると述べられている。さらに、実験廃液の不適切な処理事例から、個人の判断だけでなく組織としての安全意識や報告の重要性についても指摘されている。加えて、デジタルファブリケーションの発展により技術の利便性が向上する一方で、不正利用や安全性への配慮不足といった倫理的課題が生じる可能性があることにも触れられている。 次に、この内容が合格に値すると考えられる根拠について述べる。本レポートは単なる内容の要約にとどまらず、具体例を用いて理解を深めている点が評価できる。特に、実験廃液の事例を通して「少量だから大丈夫」という判断が重大な問題につながる可能性を指摘し、技術者としての責任や報告の重要性にまで言及している点は、授業内容を自分の視点で捉え直している証拠である。また、HACCPの説明においても、工程管理の意義や従来手法との違いを明確に示しており、概念理解が十分であると判断できる。さらに、デジタル技術に関する記述では、利便性だけでなく倫理的側面にも触れており、多角的な視点から技術を捉えている点が優れている。これらの点から、知識の理解だけでなく応用的・批判的思考ができているといえ、課題の目的を十分に達成しているため、合格に値する内容であると考えられる。
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A.〈緒言〉 民法学者我妻榮先生の聖地巡礼をし、倫理と法令の関係を学ぶ。 〈実験方法〉 1.徒歩で我妻榮記念館へ向かった。 2.ビデオを鑑賞し、我妻先生の生涯や功績について学んだ。 3.勉強部屋や資料を観察し、我妻先生の考えや生活の様子を感じた。 〈結果〉 我妻榮先生が日本の民法学の発展において極めて大きな功績を残した人物であることを学ぶことができた。記念館では、生涯や研究内容を紹介する映像を鑑賞し、民法の研究だけでなく、戦後の法制度の整備や法学教育にも大きく貢献したことを知った。また、展示されていた資料からは、多くの法律家や研究者と交流があり、専門家から厚い信頼を寄せられていたことが分かった。先生が執筆した民法に関する書籍は現在でも大学教育や実務の場で広く参考にされており、その学説が現在の法律の理解や運用にも大きな影響を与え続けていることを学んだ。 さらに、勉強部屋や愛用品などの展示を見学することで、研究に真摯に向き合う姿勢や、学問を追究し続けた人物像を感じることができた。米沢市との関わりについても、出身学校への支援や後進を励ます言葉を残していたことを知り、郷土の発展や教育にも貢献していたことが印象に残った。現在でも全国各地から記念館を訪れる人がおり、多くの人々に尊敬され続けていることが分かった。 今回の見学を通して、法令は単に規則として存在するものではなく、人々の生活をより良くするために整備され、その背景には倫理や社会の価値観が深く関わっていることを理解することができた。我妻先生が民法の研究を通して、人々の権利や公平性を重視していたことを知り、倫理と法令は互いに密接に関係しながら社会を支えていることを実感した。
A.題目「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」、著者 ?橋璃和、キーワードとして勉強、恩師、民法学、生涯をかけた研究、故郷への熱意、論理性、自学自習が挙げられる。 我妻栄は、日本民法学を代表する学者であり、生涯を通じて学問への情熱を絶やさなかった人物である。若い頃から勉強を好み、友人に教えるほど学問への関心が強かった。東大在学中は常に成績上位で、民法学を中心に深い研究を続けた。恩師・赤井運次郎からは品行を高く評価され、文化勲章受章の際には「運次郎こそ自分の恩師である」と語るほど強い尊敬を抱いていた。民法学の研究では「我妻民法」八巻を著し、判例研究を重ねながら後進に知識を継承することに力を注いだ。立法面では中川善之助とともに民法改正に携わり、男女平等の理念を法制度に反映させるため尽力した。委員会内では反対意見もあったが、強い責任感と熱意によって法改正を実現させた点は、立法者としての大きな功績である。教育者としても優れ、論理的で分かりやすい講義は学生から高く評価された。「疑問にぶつかったとき、自分で解決しなければ表面的な知識にしかならない」「一つのことを自分で研究し、自分で考えることが大切だ」と説き、自学自習の姿勢を重視した。昭和23年には日本司法学会理事長を務め、学界の発展にも寄与した。故郷米沢への愛情も深く、興譲小学校へピアノを寄付したり、私財を投じて文庫を設けるなど地域文化の向上に努めた。晩年には「堆肥のように長い時間をかけて成長する人間こそ社会に責任を果たす」と述べ、人間形成の重要性を語っている。76歳で逝去した後も功績は広く伝えられ、平成4年には記念館が開館し、彼の思想と業績は今も多くの人に影響を与え続けている。今では、米沢市で親しまれる存在とされる。 私はこの課外学習で我妻榮記念館へ車で20分ほどかけて訪れた。その後、記念館では我妻榮先生の説明動画を視聴し、管理者から記念館全体を案内してもらった。気になる点や動画で話していた事について疑問に思った点などを聞きながら記念館を回ることで、知識を培い、新しい概念を自分の中に取り入れることができた。また、実際に先生が座っていた椅子に座り、絵葉書や巻物など様々な展示品を見た。更に2階にある勉強部屋では肉音声を聞き、先生の考えを整理しながら楽しむことができた。記録紙にも感想を書いた。非常に有意義な時間であり、また学びに訪れたいと思った。
A. もっとも手間暇をかけた課外報告書は、「民法学者・我妻榮先生の聖地巡礼―我妻榮記念館を訪れて―」である。筆頭著者を佐野愛莉、共同研究者を川村真由・荒川琴音とする。活動は山形県米沢市にある我妻榮記念館で行い、展示資料や著作を通して、我妻榮の思想と民法学への貢献について理解を深めることを目的とした。実際に現地を訪れ、資料を見ながら学ぶことで、教科書だけでは得られない視点を得ることができた。 我妻榮記念館の展示を通して特に印象に残ったのは、「井戸を掘れ」という言葉である。これは、表面的な知識に満足せず、自ら考え深く探究する姿勢の重要性を示しており、学ぶ者として強く心に響いた。また、「守一無二無三」という言葉からは、一つの道を貫く強い意志と誠実な姿勢が伝わり、我妻榮が学問だけでなく人としての倫理を重んじていた人物であることがうかがえた。さらに、恩師への感謝や郷土への貢献を示す展示から、彼が学問と人間性の両面を大切にしていたことが理解できた。戦後の民法改正において家族制度の見直しや男女平等の実現に尽力した点も、社会の価値観を法制度に反映させる姿勢として印象深かった。今回の見学を通して、法律を学ぶ際には制度そのものだけでなく、その背景にある倫理観や人間の在り方を考えることが重要だと実感した。 記念館で実物の資料を見ながら我妻榮の考え方や民法改正の背景を知ることで、授業だけではつかみにくかった内容が一気に身近になった。また、「井戸を掘れ」や「守一無二無三」といった言葉に触れて、知識をただ覚えるだけじゃなく、自分で考えて深めていく姿勢の大切さを意識するようになったのも大きな収穫だったと思う。さらに、展示を見て感じたことを整理して、自分の言葉でまとめる作業を通して、情報を読み取って考えを組み立てる力も前より身についた気がする。こうした経験を通して得た知識や考え方、そしてまとめる力は、これからの学びにもつながるものだと思うし、この報告書が合格に値すると言える理由にもなっている。
A.(1)書誌情報 題目:我妻榮記念館見学を通した法学者の業績と社会貢献に関する調査報告 著者:武山悠斗 提出日:2026/08/03 キーワード:我妻榮、民法、法学、教育、社会貢献 (2)要旨 本報告では、我妻榮記念館の展示資料をもとに、我妻榮先生の生涯と業績について調査した。我妻榮先生は明治30年(1897年)に生まれ、東京帝国大学法学部で学んだ後、海外留学を経て東京帝国大学教授となり、民法学の研究に従事した。研究者として『我妻民法』をはじめ、『民法総則』『物権法』『債権法』『親族法』など数多くの著作を執筆し、日本の民法学の発展に大きく貢献した。また、判例教材や判例カードの作成、昭和21年の憲法改正および民法改正への参画、旧民法における家制度の廃止、法務省特別顧問としての活動などを通じて、法制度の整備や法令の研究にも深く関わっていたことが分かった。さらに、教育者として講義では一つの視点だけでなく多角的に物事を考える姿勢を学生へ伝え、人材育成にも力を注いでいた。加えて、文化勲章受章後には小学校時代の恩師へ報告を行うなど感謝の気持ちを忘れず、母校への寄付や奨学財団・文庫の設立、児童への支援など社会貢献活動にも積極的に取り組んでいたことが展示から確認できた。 (3)合格に値する根拠 本活動では、展示資料を読み取りながら我妻榮先生の研究業績だけでなく、その背景にある教育理念や社会貢献についても調査し、単なる人物紹介にとどまらず、多面的な視点から考察する力を養うことができた。特に、法学者として法令や制度の整備に尽力する一方で、後進の育成や地域・社会への貢献を継続していた姿勢は、専門知識を社会へ還元することの重要性を示していると感じた。また、講義において多角的な視点から判断する姿勢を重視していたことは、物事を一面的に捉えず、根拠に基づいて考察することの大切さを再認識する機会となった。今回の調査では、展示資料から必要な情報を収集・整理し、その内容を関連付けながらまとめることで、情報収集能力や論理的思考力を養うことができた。さらに、専門分野で得られた知識を社会へ役立てる姿勢や、学び続ける態度の重要性について理解を深めることができた。本活動は、主体的に情報を収集・分析し、多角的な視点から課題を考察する能力を身に付ける機会となり、山形大学のディプロマ・ポリシーで求められる知識・技能、課題発見能力、社会への貢献を意識した姿勢の修得につながる学習であった。
A.1)書誌情報 「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」24512348_亀山來、提出日:8月4日、キーワード:民法、倫理、法令 2)要旨 山形出身の著名な民法学者である我妻榮先生について記念館を訪れ、学んだ。我妻氏は学生時代から非常に優秀な人物であり、人に教えることを好む人物で、学校では常に成績トップで大学は東京帝国大学に進学し、そこで民法の道を進むことを決めた。先生の作製した民法所は非常に完成度が高く、裁判官の多くが参考にしていた。このような形で日本の民法の発展に大きく貢献した人物であった。今回訪れた記念館は我妻先生の家を改装したものであることが後にわかった。記念館として改装する際に親族に許可をとり、改装し我妻先生に関する様々な資料が持ち込まれたのである。資料の保管庫には非常に多くの我妻先生に関する文献や当時先生が身に着けていたものを見ることができ、視覚的に理解することができた。また、一見すると法令にしか関係のない人物に思えるが、技術者のもつ倫理との関係も多くある。ただ民法に従って法律を行使するだけでなく時に、倫理の観点から物事を考え、進めていく姿勢を工学部出身のものであっても見習うべきであると感じる。加えて、意外であったのは大学進学の際に直前になって身内の者に勧められて文系に進んだことである。もし親戚の手助けがなければ民法に関する道でなく工学の発展に貢献していたのだと考えると非常に感慨深いものだと感じた。 3)合格に値する根拠 (1)と(2)から我妻先生は、民法を中心に社会全体の倫理の在り方を定義した偉大な人物であると考える。裁判官が、我妻先生の書籍を積極的に活用されていたというお話からも、その存在感が感じられた。授業の技術者倫理との接点は第7回の倫理と良心のあり方の授業との関係が強く、授業外でも倫理に関する学びが深く得られた。
A.(1)書誌情報 課外報告書「民法学者、我妻栄先生の聖地巡礼をしよう」。訪問先は、山形県米沢市にある我妻栄記念館です。参考資料として、記念館内の展示資料、我妻栄先生の著作、山形大学の技術者倫理講義資料を用いました。 (2)要旨 我妻栄先生は、米沢市にゆかりのある日本を代表する民法学者です。記念館では、先生の著作や研究に関する資料、判例カード、手帳などが展示されており、法律の研究がどのように行われていたのかを知ることができました。法律は単に罰則を決めるための規則ではなく、社会の中で人々が安心して生活するための共通の基準です。また、法律は社会の常識や倫理、道徳と深く関係しており、時代や社会の変化に合わせて考え続ける必要があります。我妻先生の研究からは、法律を条文だけで理解するのではなく、実際に生活する人々の立場や社会の実情を考えることが重要だと分かりました。技術者倫理においても、法律を守ることは最低限の責任であり、それだけでなく、人の安全や環境、社会全体の利益まで考える必要があります。 (3)合格に値する根拠 この課外報告書が、もっとも手間暇や金銭を注いだ報告書として合格に値すると考える理由は、現地を訪れて展示資料を確認し、我妻栄先生の研究と技術者倫理との関係を自分なりに考察したからです。法律と倫理は別のものだと思っていましたが、実際には法律の背景に社会の価値観や人々の生活を守ろうとする考えがあることを理解できました。技術者が製品や設備を設計するときにも、法律に違反していないかだけでなく、その技術によって誰が利益を受け、誰が危険や不利益を受けるのかを考えなければなりません。現地で学んだ内容を技術者倫理と結び付けることで、法律を守ることの意味をより深く考えることができました。移動や見学に時間をかけた分、教室で資料を読むだけでは得られない学びがあり、提出する価値のある報告書になったと考えます。
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A.(1)書誌情報? 題目:「我妻榮記念館の見学を通して学ぶ倫理と法令の関係」? 著者:四垂蒼羅? 提出日:2026年6月22日? キーワード:我妻榮、法思想、民法、倫理、社会秩序 我妻榮記念館を訪問し、展示されていた著作や資料を通して学んだ我妻榮先生の法思想についてまとめる。我妻榮は日本を代表する民法学者であり、戦後の民法改正にも大きく関わった人物である。ここでは特に法律と倫理の関係に着目し、法令が社会の中でどのような役割を果たすのか、また法律を運用する際に必要となる考え方について考察する。 (2)要旨? 我妻榮は、法令を単なる規則や強制力を持つ仕組みとしてではなく、人々の生活や社会の実態と結び付いたものとして捉えていた。法律が有効に機能するためには、条文を守るだけではなく、その背景にある社会的価値観や倫理観を理解することが重要であると考えていた。また、法律の解釈においても、形式的に条文を適用するのではなく、その法律が作られた目的や社会への影響を考慮する必要がある。戦後の民法改正では、個人の尊厳や男女平等といった新しい価値観が反映され、社会の変化に応じて法律も発展していくべきであるという思想が示された。今回の見学を通じて、法令と倫理は別々に存在するものではなく、より良い社会を形成するために互いに支え合う関係であることを学んだ。 (3)合格に値する根拠? 本報告を通して、ディプロマ・ポリシーで求められる社会性や倫理観、専門知識を活用する能力を身につけたと考える。我妻榮の思想を学ぶことで、法律は単に決められたルールとして従うものではなく、社会の中で人々の生活を支える重要な基盤であることを理解した。また、技術者や専門職として社会に関わる際にも、法令を遵守するだけでなく、その行動が社会や人々に与える影響を考える姿勢が必要であると認識した。さらに、展示資料や著作を直接確認することで、歴史的背景を踏まえて物事を考察する力を養うことができた。これらの学びは、将来、責任ある判断を行うための知識・態度・能力につながるものであり、学位取得にふさわしい成長を示すものである。
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A.(1)『民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう』、7月29日 (2)、民法学者である我妻榮先生のゆかりの地である我妻榮記念館を訪れ、彼の法や倫理に対する考え方について学んだ。 (3)我妻榮は明治30年4月1日、山形県米沢市鉄砲屋町に生まれた。大学卒業後は教授となり、『民法講義』など数多くの著作を刊行した。また、従来の法律学に社会学的な視点を取り入れた「我妻民法体系」を築き、日本の民法学の発展に大きく貢献した。 さらに、彼は学者としてだけでなく、貴族院議員として戦後の立法にも関わった。特に、家族制度の廃止を中心とした民法改正では中心的な役割を果たし、現代の日本社会に大きな影響を与えた。現在、私たちが家族の中で平等な立場を持つことができるのも、我妻榮らによる民法改正のおかげであると感じた。 また、彼は原子力損害賠償法の制定にも深く関わっていた。原子力災害補償専門部会長として、「被害者の一人をも泣き寝入りさせない」という強い信念を持ち、法案作成に尽力した。その結果、東日本大震災で発生した福島第一原発事故の被害者救済にも大きく役立った。 我妻榮は、「一を守り、二無く、三無し」という言葉を残している。これは、一つの道を極めるという強い信念を表している。また、「井戸を掘れ」という言葉も印象に残った。これは、人に認められるまで、一つのことを深く研究し、自分で考え続けなさいという意味である。この言葉には、彼の努力を惜しまない生き方や、学問に対する真摯な姿勢がよく表れていると思った。 今回、我妻榮記念館を訪れたことで、民法という学問だけでなく、人々を守るために法律が存在していることを学ぶことができた。また、一つのことを極める大切さや、自分で考え続ける姿勢の重要性についても深く考える機会となった。
A.(1)書誌情報 「我妻榮記念館訪問」荒川琴音 5月11日提出 民法、唯一の解釈、責任 (2)5月11日、我妻榮記念館に訪問した。共同学習として川村さん、佐野さんと一緒に行った。まず我妻先生に関するビデオを鑑賞し、館長さんの話を聞きながら施設内を案内していただいた。そして、実際に我妻先生の著作物にも目を通した。 彼は民法を解釈する際になによりも正確さと客観性を重視していた人物であると感じる。そのことは膨大な判例集や、「一を守り二無く三無し」という言葉からうかがえる。また、民法に関する著作の製作にも、「著者の主観的な意見をあまり前面に押し出さない」という方針を取っていたようだ。つまり彼は、法律にはただ一つの客観的に正しい解釈があるとし、それを追求していたのである。 人を裁くとき、法律家によって解釈に違いがあり、判決が異なるといったようなことがあってはならない。それは法律の専門家として重大な倫理違反である。このような事態を防ぐため、彼は民法の解釈や公認の育成に力を入れていたのだと考える。この姿勢こそが民法学者としての責任の現れである。 (3)合格に値する根拠 この課外学習は合格に値している。その根拠は十分な学習時間を保証できること、ディプロマポリシーにふさわしい能力を獲得できたことである。 この課題では実際に我妻榮記念館に訪問し、見学を行った。これには実際の訪問時間の他に移動時間も含まれている。また、そのほかにそこで見聞きしたことを報告書にまとめるという作業も行っている。よって学習時間を保証できる。 さらに、友人らと相談して共に記念館を訪問したことにより「他者と協力しながらチームで課題解決に取り組む能力を身に着けている」ことが、そこで我妻先生の思想や姿勢と倫理観について考え報告書にまとめたことにより「論理的な思考力と記述力及びコミュニケーション力を身に着けている」「社会的な意義や責任感を自覚し、倫理的に正しい判断をする能力を身に着けている」ということがいえる。したがってディプロマポリシーにふさわしい能力を獲得できたということができる。 以上により合格に値する根拠を示すことができた。したがってこの課外学習は帆合格に値すると考える。
A.(1)「千代田クリーンセンター見学」石川愛菜 キーワード:ゴミ処理 (2)千代田クリーンセンター見学を通して最も印象に残ったのは、ごみを焼却した際に発生する熱を利用して蒸気タービンで発電を行っていることだ。発電した電気はクリーンセンター内だけでなく、隣接するプール施設でも利用されており、ゴールデンウィークや雷による停電時などを除けば、基本的に外部から電気を購入せずに運営していると聞き、ごみ処理施設が資源やエネルギーを有効活用していることに驚いた。また、ごみピットでは大型のごみクレーンが休むことなく動き続けていた。クレーンは、ごみ袋を破って燃えやすくしたり、ごみの量を均一にしたりする役割を担っており、その大きさと迫力がとても印象的だった。見学をしているうちに、小学生の頃にクリーンセンターを訪れたことを思い出し、当時とは違った視点で施設を見ることができた。さらに、家庭ごみには雑誌や段ボールが燃えるごみとして捨てられていたり、ペットボトルとプラスチックごみが適切に分別されていなかったりするなど、基本的な分別が十分に行われていない現状についても学んだ。今回の見学を通して、ごみを処理するためには多くの設備や人の努力が必要であることを実感した。今後は資源として再利用できるものは積極的に分別し、ごみの減量にも取り組むなど、自分自身が環境に配慮した行動を意識して生活していきたいと思った。 (3)私は、今回の見学を通して、ごみ処理施設は単にごみを燃やして処分する場所ではなく、ごみ焼却時に発生する熱を利用して発電を行うなど、エネルギーを有効活用する重要な施設であることを学んだ。また、ごみクレーンがごみを均一に混ぜることで安定した焼却を支えていることから、一つ一つの設備に重要な役割があることも理解できた。さらに、家庭ごみの分別が十分に行われていない現状を知り、ごみ処理は施設の設備だけで成り立つものではなく、市民一人ひとりの協力が不可欠であることを実感した。今回の見学を通して、ごみの焼却からエネルギー回収、資源循環までの一連の仕組みを理解するとともに、自分自身も分別を徹底し、ごみの減量を意識して行動することの重要性を学ぶことができた。このように、施設の役割や環境保全への取り組みを理解し、それを今後の行動につなげようと考えることができた点で、このレポートは学習内容を十分に理解したものになっていると考える。
A.題目:技術倫理と工業技術基礎に関する予習報告書 著者:工藤檜斗 提出日:2026年4月15日 キーワード:木材加工、原価管理、STAP細胞、技術者倫理、持続可能性 本報告書では、ものづくりの基礎知識と技術者が担うべき社会的・倫理的責任について多角的な考察を行った。第一に、木材の構造や無垢材・木質材料といった材料特性の理解に加え、森林資源の持続可能な管理や加工薬品による環境・健康影響への配慮など、素材選定段階からの倫理的責任の重要性を確認した。第二に、製品開発における品質とコストの最適な調和を導く原価管理の概念を学び、安易なコスト削減による品質低下が技術の健全な発展を阻害する懸念を示した。第三に、STAP細胞問題の事例検証を通じて、論文の再現性欠如やデータ不正が社会や科学界全体に与える負の影響を分析し、組織統治の強化および研究者・技術者一人ひとりの高潔な倫理観の必要性を明らかにした。 本課題の提出にあたり、規定された学習保証時間である8時間を確実に担保し、材料特性、生産管理、研究倫理にわたる幅広い知見を体系的に獲得した。技術的・経済的側面のみならず、環境保全や社会的責任を踏まえた倫理的判断力を養った成果は、本学のディプロマ・ポリシーが掲げる「高度な専門知識と倫理観を備え、持続可能な社会の発展に貢献できる技術者」としての資質・能力を十分に獲得したことを示しており、合格に値する明確な根拠となる。
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A.千代田クリーンセンター見学について、移動距離が遠かったため最も手間暇を注ぎました。 千代田クリーンセンターでは、置賜地区の燃焼ごみを収拾していて、3炉ある燃焼炉は24時間体制で常に稼働していることがわかりました。また、この炉により生じる熱からボイラーを通して蒸気タービンによる発電を行っていることがわかりました。発電量は2150kWhであり、施設全体の使用電力をカバーし、余った熱と電力は東北電力へ売電または、付近の娯楽施設に熱源として供給していることから、環境への負担を減らす取り組みをしていることがわかりました。クリーンセンターではプラスチック製のごみを集めて圧縮することでサントリー社関連のリサイクル業社に受け渡しし、プラスチックごみからリサイクルによりサントリーのペットボトルになることがわかりました。最終的に排出されるものは、燃焼しきらなかったカスや、完全に灰になったものを、埋め立てしていることがわかりました。現在では人口減にも関わらず一人当たりのゴミの量が減っていない、逆に増えているというデータから、一人一人がゴミを減らすまたは分別により正しくリサイクルを行うことがゴミを減らすことに繋がる重要事項であると考えました。 合格に値する根拠として、実際に現場主義により現地のクリーンセンターは足を運び見学したことが挙げられます。千代田クリーンセンターでのリサイクルに関する取り組みや、炉の排熱による蒸気タービン発電を理解していることがあります。また、技術者倫理の授業と関連している倫理の問題についてクリーンセンターの方、友人たちの話し合うきっかけになったからです。
A.(1)書誌情報 題目:「予習報告書」 著者:石井響 提出日:2026年4月29日 キーワード:原価管理、技術者倫理、食品表示問題、リスクマネジメント、工学倫理 (2)要旨 本予習報告書では、原価管理と技術者倫理の関係、および食品表示をめぐる技術者倫理の事例という2つのテーマについて予習・考察を行った。原価管理については、原価管理と利益をあげる仕組みというトピックを選んだ。企業が利益を確保するためには原価管理が不可欠である一方、コスト削減を過度に追求すると原料の低減化や不適切な変更・検査工程の簡略化につながり、品質や安全性を損なうリスクがある。原価管理は経営の根幹をなす単なるコスト削減行為ではなく、公衆の安全・健康・福祉の優先という技術者倫理の基本原則に深く関わる課題であり、経済合理性と技術的誠実さを両立させる姿勢こそが技術者倫理の根幹であるとまとめた。 食品表示をめぐる事例については、2001年にインドネシアで起きた「味の素事件」を取り上げた。現地で事業を行う企業が、イスラム教のハラルルールにおいて禁忌とされる豚由来の成分を製造工程の触媒として使用していたことが明らかになり、現地の宗教や文化を理解することの重要性と、技術的に安全であることと現地の宗教的・文化的な受容性が一致するとは限らないという問題を浮き彫りにした事例である。この事例から、技術者は科学的な安全性の証明だけでなく、製品が使われる先の人々の文化や信仰にまで配慮したリスク管理・原料表示のルールを徹底する必要があることを学んだ。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、教科書の内容を単に要約するにとどまらず、原価管理という経営的な視点と、食品表示という社会的・文化的な視点という異なる2つの角度から技術者倫理を捉え直している点に独自性がある。特に味の素事件については、技術的な安全性の証明だけでは不十分であり、現地の宗教や文化への配慮が技術者倫理において重要な要素となることを、具体的な事例に基づいて論じている。単なる知識の整理にとどまらず、技術者としてどのような視点でリスクを評価するべきかという実践的な考察にまで踏み込んでいる点で、本課題の目的を十分に満たしていると考えられる。
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A.教材として「技術者による実践的工学倫理」「工業技術基礎」「工場のしくみ」を用いて学習した。これらの教科書から、技術者に求められる倫理観、技術的な基礎知識、製品を社会へ提供するために必要な考え方について理解を深めた。 「技術者による実践的工学倫理」では、技術者が社会に対して大きな責任を持つことを学んだ。特に、こんにゃくゼリー死亡事件やiPS細胞などの具体的な事例を通して、技術は便利さだけでなく、安全性や社会への影響を考慮して扱う必要があることを理解した。「工業技術基礎」では、第11章「回路計・オシロスコープの取り扱いかた」を学習した。回路計は電気製品の組み立てや配線確認に必要な計測器であり、正確な測定を行うためには機器の特徴や使用方法を理解することが重要であると分かった。また、「工場のしくみ」では、第9章「原価管理のしくみ」に注目し、製品を作る際には品質とコストのバランスを考える必要があることを学んだ。 3つの教材を関連付けて学習することで、技術者には単に製品を作る能力だけではなく、安全性、正確な測定、経済性を総合的に判断する力が必要であると理解した。特に、原価を下げることだけを目的に品質を低下させてはならず、社会から信頼される製品を提供することが重要であると考えた。また、回路計による測定などの基礎的な技術を正しく身に付けることは、製品の信頼性向上につながる。これらの学習内容は、将来技術者として社会に貢献するために必要な知識と考え方であり、実践的な工学教育として価値がある。
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A.(1)我妻榮記念館(山形大学工学部・旧米沢高等工業学校本館内)を見学し、我妻榮先生の著作や資料を閲覧した。我妻榮(1897?1973)は、日本を代表する民法学者であり、日本の民法学の基礎を築いた人物として知られている。展示されていた『民法講義』をはじめとする著書や研究資料、判例カード、直筆の原稿などから、先生が法律の研究と教育に生涯を通じて尽力したことを知ることができた。また、法律を学ぶだけでなく、社会の実情や人々の生活との関わりを重視して研究を進めていたことが分かり、その功績の大きさを実感した。 (2)我妻榮先生は、法律とは単に条文を守るためのものではなく、人々が安心して生活できる社会を実現するためのものであると考えていた。そのため、法律は公平で統一した基準を持つ必要がある一方で、実際に適用する際には個々の事情や社会の変化を考慮することが重要であると述べている。特に「法律は杓子定規でなければならぬ。しかし、その適用は杓子定規であってはならぬ」という考え方は、法令と倫理の関係をよく表していると感じた。また、法律は社会の常識や倫理観と調和しながら運用されるべきであり、法令を守ることと倫理的に正しい行動を取ることは切り離せない関係にあることを学んだ。展示されていた著作からも、法律は人間の幸福や社会の安定を実現するために存在するという先生の思想が伝わってきた。 (3)今回の見学では、我妻榮先生の著作や資料を実際に見学し、その思想を自分なりに理解することができた。特に、法令を形式的に守るだけではなく、その背景にある倫理や社会的責任を考えることの重要性を学べた点が大きな成果であった。私は化学・バイオ工学を学ぶ学生として、将来は研究者や技術者として法令を遵守することはもちろん、安全性や環境への影響、利用する人々への責任についても常に考えながら行動する必要があると感じた。技術が進歩するほど、法令だけでは対応できない場面も増えるため、倫理的な判断力が求められることを改めて認識した。今回の見学を通して、我妻榮先生が示した「法と倫理は互いに支え合う」という考え方は、現代の技術者にも非常に重要な考え方であると理解できた。展示資料を通して学んだ内容を自分自身の将来と結び付けて考察することができたため、本課題の目的を十分に達成できたと考える。
A.(1)書誌情報 松林光男、渡部弘 工場のしくみ 日本実業出版社 2025 (2)要旨 ゴルフボールという事例について紹介する。この事例のポイントは業者選定における技術者として倫理観を守れるかというところにある。当事者になった際に人間関係、利益などよりも技術者として倫理観を守れるのかというところに焦点を当てた事例である。 (3)合格に値する根拠を段落で区切って記述 ゴルフボールという事例は業者選択における失敗の事例である。全項目において十分に規定をクリアしているA化学と、1項目だけ規格をクリアしていないがA化学より40%も安いB製薬のどちらを選ぶかというところだ。また、B製薬は接待により、印象が良かった。これにより、当事者はB製薬と取引をした。だが、結果は不良が出て、莫大な損害が出た。 この事例のポイントは、技術者として客観的な評価基準と倫理観を優先できるかという点にある。B製薬は価格がA化学より40%安く、接待によって良い印象も受けていたが、品質基準を1項目満たしていなかった。本来であれば品質や安全性を最優先に判断すべきであり、人間関係やコストだけを重視した結果、不良品の発生と莫大な損害につながった。この事例は、目先の利益や感情に流されず、技術者としての責任を果たすことの重要性を示している。 この事例を通して、技術者は価格や人間関係に左右されるのではなく、安全性や品質、規格への適合性を最優先に判断する倫理観が求められることを学んだ。たとえ一時的にコストを削減できたとしても、品質上の問題が発生すれば、企業の信用や経済的損失ははるかに大きくなる。技術者は常に客観的な根拠に基づいて判断し、社会に対する責任を果たす姿勢を持つことが重要である。
A.【書誌情報】 課外報告書名:「我妻栄記念館見学を通して学ぶ学びの姿勢」 見学先:我妻栄記念館 内容:我妻栄先生の生涯や業績、展示資料、講話映像などを見学し、先生が子どもたちへ伝えた「自分で考え、自分で調べること」の大切さについて学び、その内容を整理・考察した。 【要旨】 我妻栄先生は、学びにおいて最も重要なのは「自分で考え、自分で調べる習慣」を身につけることだと語っていた。宿題は人に頼るのではなく、自分の力で最後まで考えることが大切であり、分からないことがあれば、すぐに人へ聞くのではなく、まず辞書や資料を使って調べる姿勢が重要であると説いていた。また、テレビや新聞、日常生活の中で生まれた疑問もそのままにせず、自ら調べることで知識が広がり、思考力や問題解決能力が身につくことを学んだ。このような学びの姿勢は、学校生活だけでなく社会人になってからも必要となる、生涯学び続けるための基本であると感じた。 【合格に値する根拠】 私は実際に我妻栄記念館を訪れ、展示資料や写真、講話映像を時間をかけて見学し、先生の生涯や教育に対する考え方について理解を深めた。現地では展示物を一つひとつ確認しながらメモを取り、見学後には内容を整理して自分なりの考察を加えて報告書を作成した。特に「自分で調べ、自分で考える」という教えは、大学で専門分野を学ぶ現在の自分にも重要であり、今後の学習や研究活動でも実践していきたいと感じた。現地で得た知識と自分自身の考えを結び付けてまとめた点から、本報告書は課外学習の成果として合格に値すると考える。
A. 我妻榮は、日本の民法学を代表する法学者であり、法と倫理の関係について深い考察を行った人物である。我妻は、法令は社会秩序を維持するために国家が強制力をもって定めた規範であり、倫理は人間の良心や道徳に基づいて自発的に守るべき規範であると考えた。両者は異なる性質を持つものの、互いに密接な関係を有しており、健全な社会を築くためには法と倫理の両方が不可欠であると論じた。 法令は違反した場合に罰則や制裁が科されるため、最低限守るべき社会のルールとして機能する。一方で、倫理は必ずしも法的な罰則を伴うものではないが、他者への思いやりや誠実さ、公正さなど、人として望ましい行動を導く基準となる。例えば、法律に違反していなくても、他人を欺いたり、社会的責任を果たさなかったりする行為は倫理的に問題がある。このように、法令だけではすべての問題を解決することはできず、個人の倫理観が社会の信頼を支える重要な要素となる。 我妻榮は、法は倫理から完全に切り離された存在ではなく、社会で共有される倫理観を基礎として成立すると考えた。また、社会の価値観が変化すれば、それに応じて法も改正されるべきであると指摘している。特に科学技術や産業が急速に発展する現代では、法令だけでなく技術者や企業が高い倫理観を持って判断し行動することが求められる。法令を守ることは社会人としての最低限の責務であるが、それに加えて倫理を重視した行動を実践することが、安全で信頼される社会の実現につながるという我妻榮の考えは、現代においても重要な意義を持っている。現代の方につながっていることから、その歴史を学べたため、有意義な時間を過ごすことができた。
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A.【書誌情報】 題目「教科書を用いた技術者倫理の予習」、著者 小野絵里花、提出日2026年8月4日、キーワード:測定、品質、安全、利益、倫理 使用した文献は『工学技術基礎』『工場のしくみ』『技術者による実践的工学倫理』である。 【要旨】 3冊の教科書を読み、技術者には正確な測定を行う技術力と、社会への影響を考えて判断する倫理観の両方が必要だと学んだ。測定器を誤って使用すれば、不正の意図がなくても誤ったデータや不良品につながる。また、工場では原価や利益の管理が必要だが、コスト削減を優先しすぎると、品質や安全性、労働環境が損なわれる可能性がある。さらに、医療技術に対する判断は宗教や文化によって異なるため、自分の価値観だけで決めず、多様な立場を理解する必要があると考えた。 【合格に値する根拠】 『工学技術基礎』『工場のしくみ』『技術者による実践的工学倫理』の3冊を用意し、全てのページをめくり、内容を整理した。さらに、正確な測定、原価管理と安全性、宗教や文化による倫理観の違いを比較し、技術者倫理との関係を考察した。報告書とグラフィカルアブストラクトの作成、内容の確認と修正を含めると、学習時間は合計8時間以上である。 この取り組みにより、工学に関する基礎知識と、それらを安全や品質の確保に応用する能力を身につけた。また、利益だけでなく、人の生命や労働環境、多様な価値観にも配慮して判断する姿勢を学んだ。以上から、社会的・職業的に自立する意識と、学んだ知識を社会や産業の発展に役立てようとする態度を身につけたため、合格に必要な基準を満たしていると考える。
A.〈書誌情報〉 題目:予習報告書 著者:三浦夢衣 提出日:2026年8月4日 キーワード:技術者倫理、安全、原価管理、文化的配慮、責任 〈要旨〉 本報告書では、用意した教科書の技術者倫理に関する複数単元を予習し、技術者が果たすべき社会的責任を整理した。「技術者による実践的工学倫理」ではインドネシア味の素事件から、食品産業では安全性だけでなく宗教・文化への配慮が不可欠であり、工程変更の確認不足が重大な社会問題につながることを学んだ。また「工場のしくみ」より、原価管理では、コスト削減と品質・安全性の両立が技術者の倫理的責務である点を理解した。さらに「工業技術基礎」より、化学実習の基本操作では、器具の正しい扱いと化学物質の知識が事故防止とデータの信頼性確保に直結することを確認した。これらは「公の安全の優先」「誠実な行動」などの技術者倫理規定と深く関係している。 〈合格に値する根拠〉 宗教的価値観への配慮不足が社会的問題を招いた事例、原価低減と品質・安全性の両立という技術者の責務、化学実習における安全確保とデータの信頼性維持の重要性を具体的に学び、技術者倫理の核心を実践的に理解した。これらを通じて、技術者がもつべき、「公の安全を最優先する」「文化的背景を尊重する」「誠実に判断し行動する」という倫理規範を自らの判断基準として捉え直すことができた。また、事例と規範を関連づけて整理し、倫理的課題を自分の行動にどう反映すべきかを考えることができた。
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A.1我妻榮記念館http://www.wagatumasakae.com/ 2026年8/418:36 2 我妻榮記念館では、米沢市出身で日本を代表する民法学者である我妻榮の生涯や功績について学んだ。館内には、学生時代の資料や著書、写真などが展示されており、戦後の民法改正に大きく貢献し、日本の法制度の発展を支えた人物であることを知ることができた。化学バイオ工学を学ぶ学生として、科学技術が社会に役立つためには、技術だけでなく法律や倫理も重要であることを改めて感じた。今後も専門知識だけでなく、社会との関わりや責任を意識しながら学びを深めていきたいと思った。また、我妻先生の奥様のお名前が「鈴木翠」さんで、一緒に見学した友人も「翠」という同じ名前だったため、みんなで驚き、とても盛り上がった。このような偶然もあり、展示内容だけでなく、見学そのものが印象に残る貴重な経験となった。 3. 実際に我妻榮記念館に足を運び、20分程のDVDを鑑賞した後、実際に先生が使用した部屋や大学生時代の成績書、先生が出版された本などを鑑賞した。 また説明を聞いてる中で元総理大臣である岸信介さんとのかなり関わりがあることを知った。このように我妻先生のご友人などを深く覚え、学びを深めた。 今回の見学を通して、学ぶ姿勢の大切さを改めて実感し、社会に貢献できる技術者を目指す学生としての意識がより一層強まった。このような点から合格点に達したと考える。
A.【書誌情報】 題目:技術者による実践的工学倫理 第4版―先人の知恵と戦いから学ぶ― 著者:化学同人 一般社団法人 近畿化学協会 工学倫理研究会 提出日:2026年8月4日 キーワード:技術者倫理、安全、社会的責任、リスク管理、持続可能性 【要旨】 本報告書では、「技術者による実践的工学倫理 第4版―先人の知恵と戦いから学ぶ―」を通して、技術者が社会に対して果たすべき責任について考察した。技術は人々の生活を豊かにする一方で、設計や判断を誤ることで事故や環境問題を引き起こす可能性がある。そのため、技術者には専門知識だけでなく、安全性を最優先に考え、社会への影響を判断する倫理観が必要である。本報告書では、過去の技術事故や公害問題などの事例から、技術者が利益や効率だけを追求するのではなく、人命や社会の信頼を守る姿勢が重要であることを学んだ。また、問題が発生した後に対応するのではなく、事前にリスクを予測し、未然防止に取り組むことが技術者の責務であると考察した。 【合格に値する根拠】 本報告書の作成では、教科書の内容を読み込み、技術者倫理に関する事例や考え方について理解を深めた。特に、安全管理や社会的責任について考えることで、技術者が持つべき姿勢について具体的に学ぶことができた。また、授業内のグループワークや講義内容とも関連付けながら、環境問題や情報技術など現代社会の課題についても倫理的な視点から考察した。これらの取り組みを通して、技術者には専門能力だけでなく、社会への影響を考えて行動する判断力と責任感が必要であることを理解した。これは、将来技術者として社会に貢献するために必要な知識・態度・能力を身につけた証拠であり、ディプロマ・ポリシーに求められる社会貢献できる技術者としての基礎を獲得したといえる。
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A.【書誌情報】題目:「技術者倫理の意思決定と生命倫理のグローバル比較」 著者:自著 提出日:2026年4月29日 キーワード:技術者倫理、環境保全、原価管理、生命倫理、iPS細胞。 要旨】本報告は、プラスチックのライフサイクル管理と原価管理の単元を通じ、企業の利益追求や過度なコスト削減圧力の下でも、公衆の安全・健康・福祉や環境保全を最優先すべき技術者の根源的な倫理的責任を明言した。また、生殖医療と幹細胞研究分野におけるイランと日本の比較を実施し、イランが宗教解釈の柔軟な更新により国家主導で研究を急速に推進したのに対し、日本は受精卵の取り扱いに対する慎重な合意形成を図りつつ、iPS細胞の樹立という技術革新によって倫理的ジレンマを鮮やかに回避した過程を検証した。これにより、技術的判断が与える経済・社会的影響の重みを論じるとともに、各国の文化的・宗教的背景に応じた科学技術と倫理の調和構造および対照的な社会実装のあり方を多角的に解明した。 【合格に値する根拠】本課題では関連文献の精読と多角的な比較分析に計8時間の学習時間を充て、技術者倫理および生命倫理のグローバルな多様性に関する専門知識を深く修得した。過度なコスト削減圧力や環境負荷に対し、専門家として誠実かつ客観的な意思決定を下す態度を培うとともに、先端技術が社会に及ぼす影響と倫理的重みを統合的に評価・考察する優れた探究能力を獲得した。これらは本学のディプロマ・ポリシーが求める高い知識・能力・態度に合致する成果であり、学習保証を満たすため加点に十分値すると判断する。
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A.(1)予習報告書として「教科書を準備しよう」に取り組んだ。著者は千葉暖乃で、4月29日に提出した。キーワードとしては、「技術者」、「工学」、「倫理」、「工場」、「安全」が挙げられる。 (2) 本報告書は、『技術者による実践的工学倫理』『工場のしくみ』『工業技術基礎』の3冊を精読し、技術者が直面する安全確保や社会的責任の重要性を、事例・経営・材料の多角的な視点から解説している。具体的には、カネボウ白斑事件を通じた組織のリスク管理と初期対応の教訓、工場の原価管理における利益追求と技術者としての誠実さの相克、そしてガラスの特性に応じた安全設計やデータ管理、環境配慮への取り組みを取り上げている。いずれの論点においても、経済的合理性と技術的倫理のバランスを保ち、公衆の安全や持続可能性を最優先にするプロフェッショナリズムの必要性が具体的に提示されており、現代の企業活動やインフラを支える技術者が備えるべき高い倫理観と社会的責任の重さを提示している。 (3)合格に値する根拠は、単一のテキスト読解にとどまらず、性質の異なる3冊を「技術者倫理」という共通の軸で横断的に要約・統合した点にある。事例、経営、材料という各側面から、利益と安全のバランスや正確なデータ管理の必要性を比較考察した。主体的に事前学習を行い、複雑な倫理的課題を多角的に整理・分析する論理的思考力を証明しているため、加点対象として妥当であると確信する。
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A.最も手間がかかった課外報告書は、「我妻榮記念館を見学しよう」という課題である。今回の我妻榮記念館の見学では、展示資料や著作だけでなく、記念館で上映されたビデオの内容も踏まえて理解を深めるよう努めた。そのため、単に展示物を見て感想を書くのではなく、我妻榮がどのような時代背景の中で研究を行い、どのような考え方で法律と向き合ってきたのかを考えながら見学した点に最も手間をかけた。特に、我妻榮は民法学者として戦後の民法改正に深く関わった人物であるため、当時の社会がどのような課題を抱えていたのかを理解する必要があった。展示されていた著作や資料には専門的な内容も多く、法律に関する知識が十分ではない私にとって、内容を正しく理解することは簡単ではなかった。そのため、資料の説明文や展示内容を繰り返し確認しながら、法律改正の意義や我妻榮の思想について考察した。また、今回の見学では「法律」と「倫理」の関係に注目して学習した。法律は社会生活を送るためのルールであるが、我妻榮は単に法令を守ればよいという考え方ではなく、その背景にある人間の良心や社会正義を重視していたことがわかった。この点を理解するために、自分自身の経験や工学分野における倫理問題とも関連付けながら考えるようにした。さらに、技術者を目指す立場として、法令遵守だけではなく倫理的判断が求められる場面についても考えた。事故や不正が発生した際には、法律違反かどうかだけでなく、人々の安全や社会への影響を考慮する必要がある。このように、見学内容を単なる歴史的事実として捉えるのではなく、自分の将来や社会との関わりに結び付けながら理解しようとした点に多くの時間と労力を費やした。
A.(1)題目:教科書は準備しましたか? 著者:我妻凱陽 提出日:2026年8月2日 キーワード:イラスト図解工場の仕組み、技術者による実践的工学倫理、工業技術基礎、技術者の倫理 (2)この課外報告書では、木材やコンクリートの特性、製造業における付加価値、技術者倫理について学んだ。木材は軽量で加工しやすい一方、変形や腐食が生じやすく、コンクリートは圧縮に強いが引張に弱いため、鉄筋コンクリートとして利用されるが、ひび割れによる鉄筋腐食への対策が重要である。また、アスベスト問題から、安全性を十分に確認した上で技術を実用化する必要性を理解した。製造業では、素材に加工を施し価値を高める付加価値が重要であり、品質を維持することが企業の信頼につながる。さらに、実験廃液の事例を通して、問題発生時には速やかに報告し、社会や環境への被害を防ぐことが技術者の責任であると学んだ。技術者には、安全・品質・環境を最優先に考え、社会から信頼される行動が求められる。 (3)この学習を通して、木材やコンクリートの特性や製造業における付加価値、技術者倫理に関する知識を身に付けた。また、材料の性質を踏まえて安全性や品質を考える力や、問題発生時に状況を正しく判断し、速やかに報告・対応する責任感を養うことができた。さらに、人命や環境、社会への影響を優先して行動する倫理観の重要性を理解し、安全で信頼される製品や技術を支えるために必要な判断力と誠実な行動力を身に付けることができた。
A.(1)書誌情報 この課外活動では、2026年8月3日、山形県米沢市にある我妻榮記念館を訪問し、我妻榮氏の法思想や生涯について調査を行った。本課外活動では、「我妻榮記念館 資料」「本田吉馬宛我妻榮書簡」「我妻榮記念館便り(第30号)」を主な参考資料とした。また、館内に展示されている我妻民法の著作、判例カード、執務机、写真資料などを直接見学し、三現主義に基づいて現場で情報を収集した。さらに、技術者倫理の授業内容と関連付けながら、倫理と法令の関係について調査した。 (2)要旨 我妻榮氏は明治30年生まれで、東京帝国大学法学部で学び、日本の民法学を代表する研究者として活躍した。大学では鳩山秀夫のもとで民法学を学び、その後は日本の民法学の中心的存在となった。記念館の展示では、「色々な角度から物事を見て判断するよう指導」という教育方針が紹介されており、幅広い視点をもって判断することの重要性が示されていた。また、「一つは学問全体を広く学び、一つは興味のある分野を深く究める」という研究姿勢や、「守一無二無三」という信念を知ることができた。 展示されていた『我妻民法』は、日本の民法学における代表的な著作であり、多くの法学者や実務家から民法のバイブルとして活用されていることが確認できた。また、判例教材や判例カードの整備を通して、後進の教育に力を注いだことも分かった。さらに、昭和21年の憲法改正や戦後民法改正において中心的役割を果たし、旧民法の家制度廃止にも尽力したことを学んだ。日本私法学会の創設や法務省特別顧問としての活動など、日本の法制度の発展に大きく貢献した人物であることが理解できた。 また、我妻氏は故郷である米沢を大切にしており、学校への図書やピアノの寄贈、奨学資金の支援、児童協会への援助などを継続していた。展示では「人間には堆肥型と化学肥料型がある」という言葉が紹介されており、時間をかけて着実に成長することの大切さを説いていた。記念館では、明治時代に建てられた建物や、東京帝国大学法学部長時代に使用した机、判例カードなどの貴重な資料も確認することができた。 (3)合格に値する根拠 課外活動では、事前の資料調査、訪問計画の作成、現地調査、資料整理、報告書作成を含めて8時間以上の学習時間を確保した。事前学習では我妻榮氏の生涯や民法改正について調査し、訪問当日は館内の展示資料や著作、書簡等を確認した。その後、収集した内容を整理し、技術者倫理における法令遵守と倫理の関係について考察を行った。 本活動を通じて、法律は単なるルールではなく、常識や社会の風習、倫理道徳との調和を目指していることを理解した。また、技術者に求められるのは法令を守ることだけではなく、社会に対する責任を自覚し、多面的な視点から判断する能力であることを学んだ。我妻氏が実践した「色々な角度から物事を見て判断する姿勢」は、現代の技術者にも必要な資質であると考えられる。 さらに、実際に現地を訪問して展示資料を確認することで、講義だけでは得られない知識を身に付けることができた。情報収集力、分析力、論理的思考力、文章作成能力を向上させるとともに、学問を社会の発展や人類への貢献につなげる姿勢を学ぶことができたため、学習保証時間8時間に相当する内容に値する。
A.書誌情報 我妻榮記念館で聖地巡礼をしよう 著者、佐藤裕周、2026/7/30提出 キーワード、法律 要旨 我妻榮は、現代法律の基礎を築き上げた人物であると考えることが出来る。これについては、我妻榮が様々な著書を通して後進の育成を行っていたことからも理解をすることが出来る。我々は法の下の平等を基本原理として生存していると考えることが出来る。そのために、我々は、この体系化された法律の根本に触れることで、法律に対する深い理解を示すことが出来るのではないかと考えることが出来る。 合格に値する根拠 今回の課題で、私は、法律に関する基礎的な成立の歴史について知ることが出来た。これにより、ディプロマポリシー内での幅広い教養と汎用的技能についての学習を行うことが出来たと考えることが出来た。豊かな人間性と社会性については、我妻榮の人となりを知ることにより、彼がどのような人物であり、その地位を築き上げたのかを知ることが出来た。専門分野の知識については、知的財産などの分野に応用できるのではないかと考えている。これについては、特にバイオでは、特許の申請は不可欠のものであり、その方法については、誰よりも詳しくなくてはならないと考えている。そのため、その知識を育むことのできる今回の課題において、専門分野の知識をつけることは達成されたと考えている。以上三項目を踏まえることで、今回の課外報告書は、合格に値していると考えた。
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A.(1)書誌情報 題名:民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 対象施設:我妻榮記念館(山形県米沢市) 実施内容:我妻榮先生の著作や資料を現地で見学し、民法学や倫理と法令の関係について学ぶとともに、その内容を課外報告書としてまとめた。 (2)要旨 本課外報告書では、民法学者である我妻榮先生の功績や思想について理解を深めることを目的として、我妻榮記念館を訪問した。現地では、先生の著書や直筆資料、功績を紹介する展示を見学し、「法は社会秩序を維持するための規範であると同時に、人々の倫理観とも深く関わっている」という考え方について学んだ。講義で学んだ法令遵守の重要性と実際の資料を結び付けて考えることで、技術者として法令を守るだけでなく、高い倫理観を持って行動することの重要性を再認識した。また、現地で実物を確認する三現主義を実践することで、教科書だけでは得られない学びを得ることができた。 (3)合格に値する根拠 この課外報告書は、実際に我妻榮記念館へ足を運び、展示資料や著作を直接確認した上で作成しており、三現主義を十分に実践している点が評価できる。また、単なる見学記録ではなく、我妻榮先生の思想を技術者倫理や法令遵守と関連付け、自分自身の学びとして考察を加えている。さらに、現地まで移動するための時間や交通費を要し、展示内容を理解するために事前学習も行ったため、手間暇や金銭を最も注いだ課外報告書であると考える。そのため、本報告書は内容・取り組み姿勢ともに十分に合格に値するものである。
A.(1)書誌情報 松林光男、渡部弘 編著「イラスト図解 工場のしくみ」 日本実業出版社 (2)要旨 『イラスト図解 工場のしくみ』では、工場がどのような役割を果たし、製品がどのような流れで作られているのかについて、図やイラストを用いて分かりやすく説明されている。工場は単に製品を製造する場所ではなく、品質・安全・コスト・納期など、多くの要素を総合的に管理しながら社会へ価値を提供する重要な存在であることが示されている。 本書では、製品が完成するまでの流れとして、設計、材料の調達、加工、組立、検査、出荷という各工程が紹介されている。それぞれの工程が適切に連携することで、高品質な製品を効率よく生産できることが分かる。また、品質管理では、不良品を見つけるための検査だけではなく、不良品を発生させない工程づくりが重要であると説明されている。さらに、生産管理では、必要な製品を必要な量だけ、必要な時期に生産することで、在庫やコストを抑えながら効率的な生産を実現する考え方が紹介されている。 加えて、安全管理の重要性についても詳しく述べられている。工場では事故を防ぐために、安全第一を基本とし、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底することが、安全で働きやすい職場づくりにつながるとされている。また、近年は環境保全への取り組みも重要視されており、省エネルギーやリサイクル、廃棄物の削減など、持続可能なものづくりを実現するための工夫も欠かせないことが説明されている。 (3)合格に値する根拠 この本を通して、工場は製品を作るだけではなく、多くの人の協力によって品質や安全を維持しながら、環境にも配慮して運営されていることを理解した。ものづくりを支える技術者には、高い専門知識だけでなく、責任感や改善を続ける姿勢、安全や環境を重視する意識が求められることを学び、工場全体の仕組みを総合的に理解することの大切さを知ることができた。
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A.【書誌情報】 テーマ:我妻榮記念館の見学を通した我妻榮先生の法思想と倫理観の学習 【要旨】 我妻榮記念館を見学し、展示されている著作や判例カード、直筆資料などを閲覧することで、我妻榮先生の法思想について学んだ。我妻先生は戦後の民法改正に大きく貢献し、法律は社会秩序を維持するための規範であるだけでなく、その背景には倫理や道徳が存在すると考えていた。「法律は、できるだけ常識に一致し、社会の風習を尊重し、社会の倫理道徳に従おうと努力している」という考え方から、法と倫理が密接に関係していることを理解した。また、法律は社会の価値観を反映しながら発展していくものであることを学んだ。 【合格に値する根拠】 見学を通して、法令を守ることだけではなく、その背景にある倫理や社会的責任について考えることの重要性を理解した。我妻榮先生の思想は、技術者倫理にも深く関係しており、技術者は法令を遵守するだけでなく、安全性や環境、人々への影響を考慮した倫理的な判断を行う必要があることを学んだ。法律に違反していなくても社会に悪影響を及ぼす行為は避けるべきであり、法令遵守と倫理的判断を両立させる姿勢が求められることを理解した。今回の見学を通じて、法と倫理の関係を具体的に学び、今後の技術者としての行動や判断に活かすべき考え方を身に付けることができた。今回の学びを将来の研究活動や職業生活にも活かしていきたいと考える。
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A. 題目:「地域の安全衛生と防災活動」 著者:松村比奈多 提出日:2026年8月2日 キーワード:地域活動、町内会、防災活動 今回の課外活動では、私が所属する西大通二丁目町内会の防災活動について調査した。調査を通して、町内会では災害発生時に迅速かつ安全に対応できるよう、自主防災組織を整備し、住民同士が協力して避難誘導や安否確認を行う体制づくりを進めていることが分かった。また、緊急連絡網の整備や避難場所の周知、防災訓練の定期的な実施、防災資機材の点検など、地域住民の命と安全を守るためのさまざまな取り組みが行われていた。さらに、高齢者や子どもなど災害時に支援が必要な人への対応についても検討されており、地域全体で助け合う意識を高める工夫がなされていることを知った。 現地調査では町内会内に設置されている消火栓の場所や管理状況を町内会役員の方とともに確認した。ヒヤリングの結果、消火栓は火災発生時に重要な役割を果たすため、特に冬期間は町民が毎日除雪することによって使用しやすい状態を維持することが求められていることが分かった。また、指定避難場所まで実際に移動し、避難経路や周辺環境を確認した。その結果、積雪や道路状況によっては避難に時間がかかる可能性があることが分かった。今回の調査を通じて、災害被害を最小限に抑えるためには、防災設備の維持管理だけでなく、日頃から地域住民が協力関係を築き、防災意識を高めておくことが重要であると理解することができたため、本課題の目的を十分に達成したと考える。
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A.予習報告書 (1)書籍情報 書籍:〈イラスト図解〉工場のしくみ、著者:松本光男・渡部弘、提出日:2026年4月29日、キーワード: 原価改善、品質管理、コスト削減 (2)要旨 原価改善活動と技術者倫理との関係についてが書かれている。資料では、新製品開発の初期段階から原価低減に取り組む重要性が示されており、設計・製造・調達など複数部門が連携しながらコスト改善を進める必要性について解説されている。また、コンカレントエンジニアリングの考え方を通して、効率的な開発体制の重要性も示されていた。 特に印象的だったのは、「コストは後から削るのではなく、最初から作り込むものである」という考え方である。設計段階での判断が、その後の製造コストや品質、安全性に大きく影響するため、技術者には大きな責任が伴うことを理解した。 さらに、原価改善活動ではコスト削減だけを優先するのではなく、安全性や品質とのバランスを保つことが重要であると考えた。不適切な材料選択や過度な工程削減は、製品事故や社会的被害につながる可能性があるため、技術者には倫理的視点が求められる。 (3)合格に対する根拠 本報告では、原価管理に関する基礎知識だけでなく、技術者倫理との関連性についても深く考察した。資料内容を理解した上で、コスト削減と安全性・品質の両立という実社会で重要となる課題について、自分なりの視点で整理している。また、設計段階での意思決定が社会へ与える影響について考えることで、技術者として必要な責任感や倫理観について学習を深めた。 さらに、原価改善活動における部門間連携やコンカレントエンジニアリングなど、実際の企業活動にも関わる内容を調査・理解することで、専門的知識の習得につながった。これらの学習を通じて、ディプロマ・ポリシーに求められる「専門知識の理解」「課題を多面的に考察する力」「社会的責任を意識した判断力」を身につけることができたと考える。加えて、資料の読解、内容整理、倫理的観点からの分析に十分な時間をかけて取り組んでおり、学習保証時間8時間に相当する学修内容を満たしている。
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A.【書誌情報】 題目は「授業中に発生した体調急変事例のヒヤリハット分析」、 著者は千場花凜、提出日は2026年8月3日とする。 キーワードは「貧血・転倒・授業安全・一次対応・再発防止」の五語とした。 本報告書では、授業中に実際に発生した体調急変事例を取り上げ、状況の把握だけでなく、背景要因や環境的要因、対応の妥当性、さらに再発防止策の検討までを行った。教育現場における安全確保の重要性を再認識し、学習者としてどのように危険を捉え、改善へつなげるかを考察した。 【要旨】 技術者倫理の授業中、学生が突然貧血と思われる症状で椅子から崩れ落ち、頭部を打撲し一時的に意識を失う事例が発生した。本報告書では、当時の状況、危険性の評価、対応の妥当性、そして教育環境における安全確保の重要性について検討した。体調急変は予測困難であり、授業中であっても周囲が異変に気づき迅速に対応できる体制が必要であることを確認した。 【合格に値する根拠】 本件について、体調急変の医学的背景、転倒時の二次的外傷リスク、教室環境の安全設計、緊急時対応手順の整備などを文献調査し、合計8時間以上の学習を行った。これにより、ディプロマ・ポリシーが求める「安全に配慮する態度」「状況を分析し改善策を提案する能力」「倫理的判断力」を身につけた。授業環境に潜むリスクを自ら発見し、改善策を提示できるようになった点から、本取り組みは合格に値すると判断する。
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A.予習報告書 (1)近畿化学協会工学倫理研究会 編著『技術者による実践的工学倫理 第4版 先人の知恵と戦いから学ぶ』化学同人、2019年 (2)事例ファイル01「エキスポランド・ジェットコースター事故」は、 安全管理の形骸化と技術者の倫理的欠如が招いた悲劇として提示されている。 本事例は、建築基準法に基づく行政への定期点検報告は実施されていたものの、重要部品(車軸)に対してJIS(日本産業規格)が規定する探傷検査が長年怠られていた点にある。 これは、専門技術者が「法律にさえ違反しなければよい」という消極的な態度で職務を行うことは工学倫理に反するという強い警鐘であり、法令を上回る専門的知見に基づいた、自律的な安全確保の重要性が浮き彫りになっている。 消極的かつ無責任な態度で職務を行うことは、社会の安全を脅かす行為であり工学倫理に著しく反するという強い警鐘である。 (3) 本レポートは、単なる事故の経緯や表面的な原因の要約にとどまらず、技術者に強く求められる「法令遵守(コンプライアンス)と倫理的責任のギャップ」という工学倫理の核心部分を的確に抽出しているため、合格に値する。 特に行政への報告という「形式上のルール」さえ満たしていても、現場の専門家としての「実質的な安全確保(JIS規格に基づく非破壊検査などの徹底)」を怠れば、取り返しのつかない大惨事に直結するという教訓を論理的に整理している。技術者には経営陣の意向やコスト削減の圧力に屈することなく、専門家としての自律性と社会的責任を全うする姿勢が不可欠であるという深い理解が明確に示されているからである。
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A.(1)書誌情報 題目:「生きた法律学:我妻榮の民法思想と法の動態」 著者:24512811 東海林春花 提出日:2026年8月3日 キーワード:我妻民法体系、生きた法律、社会的現実の調和、主観的努力、民法大改正 (2)要旨 本調査では、我妻榮記念館の展示資料をもとに、我妻榮の法思想と法令・社会との関係について考察した。我妻は、大正4年の本田吉馬宛書簡で「高き理想に向かって一歩ずつ努力を重ねること」の重要性を説いており、この考えがその後の法学研究の基盤となった。彼は形式的な条文解釈にとどまらず、社会学的な視点を取り入れ、現実の生活に即した「我妻民法体系」を確立した。この理論は、戦後の民法大改正や社会への提言にも反映され、法制度の発展に大きく貢献した。以上より、我妻が考える法令とは、人々の暮らしや社会の変化に応じて発展する「生きた制度」であり、理論はその実現を支える重要な指針であることが明らかとなった。 (3)合格に値する根拠 本調査では我妻榮記念館での実地調査を通じ、専門知識・態度・能力の獲得を実証した。社会的観点から条文解釈を越え「生きた制度」として法をとらえる我妻理論と、その根底にある倫理観を理解し「知識」を修得した。また、現地資料の精査や権力に迎合しない直言の姿勢から、主体性と倫理的気概という「態度」を養った。さらに複雑な思想体系を分析し、要約や図解として視覚化した「能力」を提示した。以上より、ディプロマ・ポリシーの基準を十分に満たしていると考えた。
A.(1)予習報告書、渡邉巧、2026/4/30提出 (2)予習報告書について、原価改善活動は企業の競争力を左右する重要な責務であり、コストの多くは設計段階で決定されるため上流工程での改善が不可欠である。しかし、過度なコスト削減は品質低下や安全マージンの削り込みを招く。技術者は「経済性」と「安全性」の相克に直面した際、公衆の安全を最優先とし、科学的評価に基づき安全性を担保した上での「知的な工夫」により、経済的合理性と倫理的責任を高い次元で両立させる自律的な判断が求められる。 また、センサなどの高度な自動検知技術はリスクを可視化する手段に過ぎず、最終的な安全確保の責任は常にそれを設計・運用する技術者自身に帰属する。「技術者たる前にまず人間たれ」という訓示が示す通り、技術やシステムを過信せず、検知された情報を謙虚に直視して正しい判断を下す誠実さを持たなければ、技術は人命を守る盾とはなり得ない。 エキスポランドの事故では、JIS基準の法的拘束力の有無や多忙を言い訳に探傷検査が延期され、目視のみで済ませた専門的誠実さの欠如が重大な被害を招いた。技術者は安全基準を単なる事務手続きと捉えるのではなく、その背景にある物理的リスクを的確に予見しなければならない。法や組織の不備を言い訳にせず、公衆の安全を第一に考えて自律的に安全を追求する姿勢こそが、専門技術者としての真の職責であると考えた。 (3)合格に値する根拠は、技術者倫理における「経済性と安全性の相克」や「技術過信の危うさ」について、理解を示している。原価改善においてはコスト削減と安全確保の相克を認識し、科学的評価に基づく自律的判断の必要性を提示した。また、高度なセンサ技術や法令遵守だけに頼らず、「技術者たる前にまず人間たれ」という規範のもと、エキスポランドの事例を通して公衆の安全を第一とする専門職としての責務を正しく理解している。単なる知識の暗記にとどまらず、技術者としての倫理的判断力と社会的責任の重要性を多角的に考察できていることから、本科目の到達目標を十分に達成しており、合格に値すると考える。
A.【民法学者、我妻栄先生の聖地巡礼をしよう】里見華那 8/4提出 民法改正 実際に訪れてみて、たくさんの資料が残っていることがあり得るのだなと感じた。 過去のエピソードから、学業優秀であったり、良い交友関係を築いていたり、学生たちに残した言葉からとても誠実で信頼の厚い方だったのだなと感じた。また、訪れる人は法律に関することを学んでいる方が多く我妻先生といえば、民法の神様だと言う方が多いそうだ。 単に法律を研究していたのではなく、時代の変化に合わせて、法律が実際の社会や生活にどう役立つかという現実とのつながりを重んじていたのだと思う。判例を通じて生活に適合させていたという。我妻先生のように良い社会を目指して学問を突き詰めた先人の誠実な情熱と努力がひしひしと伝わってきた。自分のためだけではなく、誰かのために研究をするという新しい視点をいただいたので、これからの研究室での活動に活かしたい。そして、先生がおしゃっていた堆肥のような人間になれるよう努力を続けたいし、成功することに焦りすぎて努力の方向を間違えないように先生のように誠実に継続しようと思った。 徒歩での移動だったのでとても時間がかかりました。 学際的な知識と技能が身につく教育を受けることができており、授業時間外学習ができていると思います。また、健全な価値観と倫理観を身に着けるため、技術者倫理、社会理解などの経験ができたと思います。
A.(1) ふるさと米沢の偉人 我妻栄先生(令和5年3月 米沢市名誉市民我妻栄没後50年・我妻栄記念館開館3オ周年記念事業実行委員会発行) 本田吉馬宛我妻栄書簡 我妻栄記念館だより 『我妻栄先生と我妻栄記念館について』(2025年12月15日 公益社団法人 米沢有為会我妻栄記念館) (2) 我妻栄について理解を深めるために、我妻栄記念館を訪れて見学を行った。館内には直筆の原稿や講義ノート、著書などが展示されており、普段の授業や教科書では知ることのできない研究の過程や思考の跡を感じることができた。とくに印象に残ったのは、戦後の民法改正に深く関わり、個人の権利や平等を重視する考え方を取り入れていた点である。展示を通して、彼が単なる学者ではなく、社会の現実と真剣に向き合いながら法の在り方を考えていた人物であることがよく分かった。また、教育にも熱心で、多くの法学者を育てたことについての説明もあり、その影響の大きさを実感した。今回の見学を通して、法学は難しい理論だけで成り立つものではなく、人々の生活を支える大切な役割を持っていると感じた。これからの学習では、知識を覚えるだけでなく、その背景にある考え方や意義にも目を向けていきたいと思う、有意義な体験となった。 (3) 我妻栄記念館を実際に訪問し、展示資料の見学を通して得た知識や気づきを具体的に自分の言葉で整理している点から、本レポートは単なる文献の要約ではなく、主体的な学習成果に基づくものであると評価できる。特に、直筆原稿や講義ノートなどの一次資料に触れた体験を踏まえ、我妻栄の研究姿勢や思想の特徴を自ら考察している点に意義がある。また、戦後の民法改正における役割や、個人の権利・平等を重視した思想に注目し、それを現代の法学の意義と関連づけて理解している点も評価に値する。さらに、見学を通して得た学びを今後の学習姿勢へと結びつけて述べており、自らの成長や学習意欲の向上が明確に示されている。以上の点から、本レポートは授業の到達目標に十分達しており、単位取得に値する内容であると考えた。
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A.(1)書誌情報 報告書名:「我妻榮記念館における展示資料からみる倫理と法令の関係」 作成日:2026年6月12日 調査場所:我妻榮記念館 参考文献:我妻榮記念館展示資料(見学日:2026年6月12日) (2)要旨 本報告書では、日本を代表する民法学者である我妻榮について、その法思想と倫理観を理解することを目的として我妻榮記念館を訪問し、展示資料の調査を行った。調査対象として、我妻榮の著作や研究資料、東京帝国大学時代の辞令や任命書、家族写真や経歴資料、さらにスーツや義足などの愛用品を観察した。展示資料からは、我妻榮が法学研究や教育の発展に大きく貢献したことが読み取れた。また、家族に関する資料や人物像を示す展示からは、法律を単なる制度としてではなく、人々の生活や価値観と深く結び付いたものとして捉えていたことがうかがえた。特に家族法研究に関する展示は、社会の変化に応じて法律も変化すべきであるという考え方を示しており、倫理と法令が相互に影響しながら発展していくという我妻榮の思想を理解することができた。 (3)合格に値する根拠 私が提出した課外報告書の中で、この報告書が最も手間や時間をかけたものであると考える。その理由は、実際に我妻榮記念館へ足を運び、現地で展示資料を観察しながら調査を行ったためである。報告書を作成するにあたり、交通費や見学にかかる時間を費やしただけでなく、展示内容を一つひとつ確認しながら写真撮影や記録を行い、その内容を整理して考察へとまとめた。また、単に展示内容を紹介するだけではなく、展示資料から読み取れる我妻榮の法思想や倫理観について、自分なりの視点で分析を行った点にも力を入れた。さらに、本報告書は講義で学んだ技術者倫理や法令遵守の考え方とも関連している。法律は単なる規則ではなく、社会の価値観や倫理観を反映しながら形成されるものであり、その考え方は工学倫理においても重要である。私は展示資料の観察を通して、法令と倫理が密接に関係していることを具体的に理解することができた。また、現地調査に基づく客観的な情報収集と、それに対する考察を行っているため、報告書としての信頼性や独自性も高いと考える。以上のことから、本報告書は現地調査による一次資料の活用、自分自身による分析と考察、そして講義内容との関連付けが十分になされており、多くの時間と労力をかけて作成した成果物である。そのため、課外報告書として合格に十分値する内容であると考える。
A.(1)予習報告書 (2)教科書を1ページずつめくった 原価管理と利益を上げるしくみ 利益を上げるための方法には、売上高か製品の価格を上げるか、もしくは原価を下げるかの2通りが考えられる。企業はまず自分の努力でできる原価を下げる手段を講じ、たとえ売上が減ったとしても利益を確保できるように会社を挙げて努力している。 技術者倫理との関わりは、原価を下げるために製品の性能や品質を落とすことは絶対に避けなければならないこと。 8章 シティコープ・ビル シティコープ・ビルの構造設計をしたウイリアム・ルメジャーは、風が対角方向からくると、ビルのすじかいの半数は、直角方向からの風の場合よりも40%の余力を受け、さらに160%も増えることに気づいた。さらに、今年のハリケーンシーズンまで時間がなかった。この事を打ち明ければ建設家としての評判に大きな傷がつき、多額の損害賠償を請求されるだろうと彼は考えた。だが、ビルが倒壊したら多くの人が犠牲になるためそれを防ぐために通報しビルを補強した。彼の行動は技術者として正しい行動だと考えられる。 寸法のはかりかた ノギス、ハイトゲージ、マイクロメータ、ダイヤルゲージは精度の高い測定器なので注意して扱う。測定目的に合った測定器を選ぶ。使用前には、測定器の基準面や滑り動く部分の粉じんなどのごみを拭き取る。定盤やワークもよく拭くこと。温度ならしを行う。測定器と被測定物を室温になじませる。測定のさいには不必要な測定力はかけず、測定面は被測定物に正しく接触させる。使用後は付着したごみなどを拭き取っておく。 知識・経験不足により測定の結果が間違っていた場合やデータが改ざんされた場合、技術者としての責務が果たせていない。 (3)教科書を1ページずつめくり、興味を持った内容について簡潔にまとめた。
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A.1)題目 我妻榮の倫理と法令の関係について、著者 小林 凌大、提出日 2026年8月4日 キーワード:我妻榮、倫理、法令順守 2)要旨 報告書では、我妻榮の法律と倫理の関係についての考え方を整理した。我妻は、法律は万人に等しく適用される規範である一方、社会の常識や風習、倫理道徳との調和を目指して整備されるべきであると述べている。また、法律と倫理は一致しない場合があり、その乖離を小さくすることが法制度の課題であると考えた。法律は社会の変化に応じて改正され、社会の価値観を反映しながら運用されることが重要である。本報告書では、我妻の思想を通して、法律と倫理の関係を客観的に整理した。 3)合格に値する根拠 本課題では、我妻榮の著作を基に法律と倫理の関係について学習し、関連する資料も参照しながら内容を整理した。法律の役割、倫理との違い、法令順守の意義について理解を深め、客観的な根拠に基づいて報告書を作成した。また、資料の内容を要約し、参考文献を基に論理的に文章を構成する力を身に付けた。さらに、法律は社会の常識や倫理道徳を尊重しながら運用されるという我妻の考えを理解し、法令順守と倫理の関係を説明できる知識を習得した。加えて、資料収集、内容整理、文章作成を通して、情報を正確に読み取り、客観的に表現する能力を養った。これらの学習は約8時間をかけて実施し、ディプロマ・ポリシーに求められる知識・態度・能力の修得につながる内容であることから、本報告書は合格に値する内容である
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A.(1)題目:予習報告書、著者:後藤匠、キーワード:社会的責任 (2)教科書を準備したことを証明するために教科書の写真を添付したとともに本報告書では、技術者倫理の学習を通じて、科学技術が社会に及ぼす影響を多面的に理解し、技術者として求められる判断力と態度を身につけたことを示す。フォルクスワーゲン排ガス不正事件の考察では、世界的企業であっても利益の圧力が倫理をゆがめる危険性を学び、技術者が「できること」よりも「してはならないこと」を優先すべきであると理解した。カップラーメン製造の分析では、工場のモノづくりが機械だけでなく人の確認と責任によって成立していることを知り、技術者は現場の安全と品質を守る役割を担うことを実感した。住宅の配置計画・平面計画の学習では、設計が人の生活環境に直結する倫理的行為であり、技術者は居住者の健康・安全・快適性を最優先に考えるべきだと理解した。これら三つの学習を通じて、技術者倫理とは単なる規範ではなく、技術を扱う者の「姿勢」であり、社会の幸福を守るための判断力であると結論づけた。 (3)教科書を準備し、今回の学習では、合計8時間以上をかけて、技術者倫理の根幹となる「知識・態度・能力」を体系的に身につけた。まず、フォルクスワーゲン排ガス不正事件の検討では、企業が社会的信頼を背負っている以上、利益よりも倫理を優先する必要があることを理解した。技術者は企業の一員であると同時に、社会の安全を守る最後の防波堤である。規制を“障壁”として捉えるのではなく、社会の持続性を守るための最低限のルールとして尊重する姿勢を学んだ。この学びは、ディプロマ・ポリシーが求める「社会的責任を理解し、倫理的に行動する態度」に合致する。次に、カップラーメン製造工程の分析では、工場のモノづくりが高度な機械化だけでなく、人の確認・判断・責任によって成立していることを理解した。技術者は単に装置を扱うだけでなく、品質保証・安全管理・工程理解を総合的に行う能力が求められる。これは「専門知識を実社会で応用する能力」に該当し、ディプロマ・ポリシーに沿った学びである。さらに、住宅の配置計画・平面計画の学習では、技術者が設計する空間が人の生活の質を左右することを理解した。採光・通風・動線・プライバシーなど、居住者の幸福に直結する要素を倫理的に判断し、最適化する姿勢は、技術者倫理の核心である「人間中心の設計思想」を体現している。これは「社会の課題に対して技術的知識を用いて解決策を提示する能力」に該当する。以上の学習を通じて、私は技術者として必要な知識(技術の二面性・品質管理・設計原理)、態度(倫理観・社会的責任・誠実さ)、能力(分析力・判断力・応用力)を総合的に獲得した。よって、本報告書は学習保証時間8時間に値し、ディプロマ・ポリシーにふさわしい内容であるといえる。
A.予習報告書について(参考:技術者による実践的工学倫理) (1)書誌情報 題目:「DDTの禁止と再評価から考える技術者倫理」 著者:錦織勇人 提出日:2026年6月8日 キーワード:DDT、マラリア、環境問題、技術者倫理、再評価 本報告書では、DDTの歴史と再評価について調査し、技術者倫理との関係について考察した。DDTは第二次世界大戦中にマラリアを媒介する蚊の駆除に大きく貢献した殺虫剤であり、多くの人命を救ったことで知られている。一方で、環境中に長期間残留する性質を持ち、生態系への悪影響が問題視されたことから使用が制限されるようになった。 (2)要旨 DDTは安価で効果が高く、人や家畜への急性毒性も比較的低いことから世界中で広く利用された。しかし、その後の研究によって環境中で分解されにくく、生物濃縮によって野生生物へ悪影響を及ぼすことが明らかとなったため、多くの国で使用が禁止または制限された。一方で、DDTの使用を控えた地域ではマラリア感染者が増加し、特に幼児の死亡率上昇が問題となった。その結果、人命保護を目的として一部地域では限定的な使用が認められるようになった。この事例は、環境保護と人命救助という二つの価値が対立した際に、どのような判断を行うべきかを示す代表的な例である。 (3)合格に値する根拠 本報告書の作成にあたり、DDTの開発経緯、使用実績、環境への影響、規制の歴史、再評価の理由について複数の資料を用いて調査した。その結果、技術や化学物質は単純に「良い」「悪い」で評価できるものではなく、社会状況や利用目的によって価値が変化することを理解した。また、技術者には新しい技術を開発する能力だけでなく、その技術が社会や環境へ与える影響を継続的に評価し、必要に応じて見直す姿勢が求められることを学んだ。私は、たとえ環境への影響が懸念される場合であっても、多くの人命を救う効果があるのであれば活用を検討するべきだと考える。しかし、その判断を固定化するのではなく、定期的に安全性や有効性を再評価し続けることが技術者倫理として重要であると考えた。
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A.(1)中村 収三 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人 松林光男/渡部弘 著, イラスト図解 工場のしくみ 日本実業出版 小林一也,工業技術基礎、実教出版 (2)原価管理では、利益を上げるために製造コストを抑えることの重要性を学んだ。しかし、技術者は利益だけを追求するのではなく、安全性や品質を維持した適正な価格を見極める責任がある。過度なコスト削減は品質の低下や安全対策の不足につながり、重大な事故や製品回収を招く可能性がある。そのため、利益と安全性の両立を常に意識しながら原価管理を行うことが、技術者倫理の観点から重要であると考えた。製図実習では、図面を正確に作成することの重要性を実感した。図面は製品づくりの基礎となるものであり、わずかな寸法の誤差や記入漏れであっても、加工や組立など後続の工程すべてに影響を与えてしまう。場合によっては製品の性能低下や故障、重大な事故につながる恐れもあるため、技術者には細部まで正確な製図と十分な確認作業が求められる。また、日本企業が海外で経験した製造物責任(PL)訴訟の事例では、6件の製品が訴訟の対象となり、その多くは安全装置が正常に作動しなかったことによる負傷事故が原因であった。これらの事例から、製品は性能や利便性だけでなく、安全性を最優先に設計・製造しなければならないことを学んだ。技術者は設計段階から危険性を十分に予測し、利用者の立場に立って安全対策を講じる責任がある。社会から信頼される製品を提供するためには、高い技術力に加え、倫理観と責任感を持ってものづくりに取り組む姿勢が不可欠である。 (3)ちゃんとページをめくり確認したあと気になることについて記述しました。
A.課外報告書名:「裏磐梯ビジターセンター見学報告」 見学場所:裏磐梯ビジターセンター(福島県耶麻郡北塩原村) 見学日:2026年7月31日 本報告書では、裏磐梯ビジターセンターを訪問し、磐梯朝日国立公園の自然環境や火山活動によって形成された地形について調査した。館内では、1888年の磐梯山噴火による地形の変化や、噴火後に形成された五色沼や湖沼群の成り立ちについて学んだ。また、展示資料や映像を通して、この地域に生息する動植物や湿原、森林などの豊かな生態系について理解を深めた。さらに、周辺を実際に散策し、火山地形や自然環境を自分の目で観察することで、自然災害と自然の再生、人と自然の共生について考える機会となった。 この課外報告書は、事前に磐梯山や磐梯朝日国立公園について予習を行った上で、実際に現地まで足を運び、展示資料の見学や周辺の自然観察を通して作成したものである。見学には移動時間や交通費を要し、現地で得た情報を整理しながら写真撮影や記録を行い、その内容を報告書にまとめた。また、単に展示内容をまとめるだけでなく、自然環境の保全や火山活動が地域に与えた影響について自分なりの考察も加えた。文献だけでは得られない現地ならではの学びを取り入れ、自然科学や環境保全への理解を深めることができた点に加え、時間と手間をかけて調査・作成した報告書であることから、課外学習として十分に合格に値する内容であると考える。
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A.① 書誌情報 本課外報告書は、技術者倫理の学習に関連する教科書を自費で購入し、授業前に体系的な予習を行ったうえで作成したものである。使用した教科書は、倫理・法規・技術者の社会的責任を扱う専門書であり、章ごとに要点整理と理解確認を行いながら、予習報告書としてまとめた。学習には購入費用に加えて、読解・要点抽出・ノート作成・報告書執筆に多くの時間を費やし、授業の学習保証時間を大きく上回る労力を投入した。内容は、教科書の構成に沿って、技術者倫理の基礎概念、法と倫理の関係、過去の事故例、社会制度の役割などを整理し、予習として提出したものである。 ② 要旨 報告書では、教科書を通じて学んだ技術者倫理の基礎を体系的に整理した。まず、技術者が社会に対して負う責任は、専門知識だけではなく、法規の理解と倫理的判断を含む総合的な能力であることを確認した。さらに、過去の事故例を読み解くことで、無知・慣れ・思い込みが重大事故につながる構造を理解し、技術者が「予見可能性」と「結果回避義務」を果たす必要性を学んだ。教科書に掲載されていた法制度や規格の解説を通じて、社会が安全と品質を守るために整備してきた仕組みを把握し、技術者が制度の意図を理解したうえで行動する重要性を整理した。最後に、技術者倫理は単なる知識ではなく、日常の判断や行動に反映されるべき姿勢であることをまとめた。 ③ 合格に値する根拠 本報告書は、課外報告書の要件である「自力での資料収集」「事実に基づく記述」「独自の構成」「学習保証時間に見合う労力」を十分に満たしている。特に、教科書を自費で購入し、授業前に体系的な予習を行った点は、金銭的負担と時間的負担の両面で最も大きな投資であり、課外学習として高い教育的効果を持つ。また、教科書の内容をそのまま写すのではなく、自分の理解に基づいて要点を再構成し、感想ではなく事実と概念を中心にまとめている点は、報告書の心得に沿った適切な学習姿勢である。さらに、倫理・法規・制度・事故例を総合的に整理し、授業内容と接続させた構成は、技術者倫理の理解を深めるものとなっており、合格に値する内容として十分である。
A.【書誌情報】 題目:「技術者倫理における安全性と社会的責任について」 著者:?橋紘太朗 提出日:2026年8月2日 キーワード:技術者倫理、安全、リスク管理、品質、責任 【要旨】 本予習報告書では、技術者倫理の教科書を表紙から順番に確認し、技術者が社会に対して果たすべき責任について学んだ。特に印象に残った事例として、東日本大震災における福島第一原子力発電所と女川原子力発電所の対応の違いを取り上げた。福島第一原発では津波による全電源喪失の可能性が指摘されていたにもかかわらず、十分な対策が取られず大きな被害につながった。一方、女川原発では過去の津波調査をもとに高い安全対策が行われ、被害を抑えることができた。この事例から、技術者には規則を満たすだけでなく、将来的なリスクを予測し、安全を最優先に判断する姿勢が必要であることを理解した。 【合格に値する根拠】 本報告書では、教科書の内容を単に確認するだけでなく、複数の事例や技術者倫理との関係について考察した。特に、原価管理や利益追求に関する単元では、企業が利益を求める中でも品質や安全性を低下させてはならないことを学んだ。また、電気の基本作業に関する内容からは、正確な測定や安全な取り扱いが技術者としての責任につながることを理解した。これらの学習を通して、技術者倫理とは単に規則を守ることではなく、人命や社会への影響を考えながら主体的に判断するための考え方であると理解できた。将来技術者として働く際には、利益や効率だけでなく、安全性や社会的信頼を重視した行動を心掛けたい。
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第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。