大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
🏠
A. 本講義では、工業教育の実習現場における安全指導を巡り、「危険を伴う知識や安全への意識をどこまで、どのように教えるべきか」という教育のあり方について論じられた。ものづくりの現場において事故を未然に防ぐ安全教育は最優先事項であるが、単にルールを強制するだけでは生徒の技術や意識の向上には繋がらない。生徒の心理的側面に配慮しながら、いかに安全の本質を伝えるかという指導者のアプローチの重要性が示された。 実習での安全確保に有効な「指差し呼称」を高校生に定着させるための課題と解決策について発表を行った。高校生が指差し呼称に抵抗を覚える背景には、強制への反発や「ダサい」という羞恥心がある。これに対し、鉄道や医療などのプロの現場を例に「命を守る高度なスキル」として必要性を説くことや、無言の指差しから全員での発声へと段階を踏んで心理的安全性を確保する手順が示された。さらに、生徒自らに確認項目を選ばせて当事者意識を持たせ、指導者が真摯な手本を示すことで「真面目にやることがカッコいい」というクラス文化と信頼関係を築くことが習慣化に不可欠であると考えられる。 将来の工業科教員という視点から、この安全指導の実践論を現場でどう展開すべきか振り返りを行った。実習における危険性や安全対策を教える際、生徒の反発心や羞恥心といった感情に寄り添う指導の視点が欠けていたことについて考えた。形骸化した安全教育に陥らせないためには、教員と生徒の確かな信頼関係を基盤に、生徒自身がプロの技術者としての自覚を持ち、主体的に安全管理に関わる文化を地道に醸成していく必要があると強く実感した。
A.実験現場では「安全第一」を徹底し、他者の作業への不用意な介入による事故を防ぐ必要がある。作業環境の基盤となる5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を遵守し、刃物類は動線を考えて配置する、危険箇所は「指さし呼称」で確認するなど、細部への注意が不可欠である。特に薬品による遅発性の皮膚潰瘍や揮発性物質の吸引、内臓深部に達する高電圧の二次感電やX線(波長0.01~10 nm)の被ばくといった重篤なリスクを排除するため、単独実験の禁止を徹底しなければならない。複数人で実験を行えば、有害気体を長時間吸い込んでしまい、なくなるという事故も防ぐことができる。指導の際は、装置の具体的な価格や事故事例を明示して危機感を持たせ、危険行為に対しては「どのような症状・結果を招くか」までセットで教える。山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」の精神を厳守し、命に関わる安全指導を徹底することが重要である。
A.学校現場での安全教育では「5S」が基本ですが、実は危険をどう教えるのかがとても難しいです。下手に教えると興味本位で危険行動をマネする生徒も出てくるから。だからこそ、怪我のような目に見える危険だけじゃなく、感電とか有害物質の気化みたいな「目に見えない危険」を特に詳細に教える必要があります。どこまでどう教えるか、教師の伝え方の工夫が事故を防ぐカギになります。 [演題:安全教育における危険の提示方法、グループ名:4班、共著者:鈴木小幸、荒木隆汰、高畑心温、中山湧太、瀬川志海、役割:Methodology] 我々のグループでは危険をどの程度教えるべきか議論し、具体的にどうなるかを映像で見せることが未然防止に有効だとまとめた。映像提示は無知ゆえの事故を防ぐと同時に興味本位の行動を抑止できる。また、薬品名だけではなく「なぜ危ないか」の原理まで教えることで、生徒自身が納得した上で自発的に危険を避ける行動を促せると考える。 私は、危険を本当に防ぐためには、本来なら「一度痛い目を見る」必要があると考える。しかし、学校現場で本物の事故を発生させるわけにはいかない。ですので、リアルな映像や写真を通して生徒に「疑似体験」をさせることが重要になる。痛みのリスクを身近に実感させることで、興味本位の行動を抑え、実習中の事故を未然に防ぐことが出来ると考えている。
A.9回目の授業では事故防止について取り扱った。 前回も取り扱ったが何故その作業を行うのかを把握させたうえで作業させるという事が重要だと取り扱った。 作業をさせる中で、指導者、そして周りの人間は手を出させず、声などもなるたけかけないようにし、作業をやり切らせるという事が事故を起こさないうえで重要であると学んだ。 その中で5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)についても取り扱った。 また作業を行わせる人として大前提自分自身の安全を守るために、作業の危険性を知っておくこと、危険性が低いものでも条件が重なると重大な危険に繋がるという事、普段扱っているからと言って慣れないという事を学んだ。また事故が起きた際にどのような対応をすべきかを先に把握すべきである。 ここまで危険性について取り扱ったが逆に危険性について教えすぎても実行してしまうかもしてないのである程度吟味する必要がある。実習はティーチングではなくコーチングであるため実際に同じ立場に立ち教えることが重要である。また教えるというのは自分が完璧に教えるという事よりも相手がうまく出来るという事が重要である。 グループワークでは実際に危険性を伝える際どのように伝えるべきかについて議論した。 私たちの班では、ただ危険だと伝えるのではなく何が起こるかまでも実際に伝えるべきではないかと考えた。具体的にはどのような怪我、場合によっては落命に繋がるか、器機が壊れる場合はどれくらいの値段なのかを伝えることにより、なぜ安全に作業すべきなのかを考えてもらうのが大事になるのではないかと考えた。その中で抽象的に伝えるのではなく具体的に伝えることが大事だとも考えた。 この授業を通し、改めて工業技術というのは多くのものが危険を含んでいるという事を実感させられた。特に高校生ではないが大学の研究室で実際に起こった事故について聞き、一人で実験をさせるという事がいかに危険だという事を考えさせられた。 また、複数人であっても実際に事故が起きたらどのように対処していくべきなのか、そもそも落ち着いて、事故に対処し他の人にまで支持を回せるのかについても考えさせられた。
A.本講義では、危険物の扱い方に加え、「危険な知識を対象者にどこまでどのように教えるべきか」という安全教育の本質的なジレンマと、現場での実践的な事故防止策について学びました。 平時の取り組みとして、教育の難しさと日常の行動指針の双方から深く考察しています。授業では、例えば「触ると危ない」と禁止するだけでは度胸試しを誘発したり、危険性を教えるための知識が悪用されたりするリスクが示され、知識開示の境界線について考えさせられました。こうした意識面へのアプローチと同時に、ヒューマンエラーを物理的に防ぐ「指差し確認」の重要性も再認識しました。どれだけ危険性を理解していても、慣れや油断による見落としは発生します。そのため、目で見つめ、指を差し、声に出して確認する動作を徹底することが、最も確実な事故防止に繋がると実感しています。将来、現場で安全指導に関わることを見据え、対象者の心理に配慮した教育のあり方を模索するとともに、日常の実験等でも自ら進んで指差し確認を実践し、安全文化の定着に努めています。
A.①ノウホワイという、どうして何でが大事であったりするのである。どうして作業着を着るのか、白衣を着るのかという疑問を持つことが大切である。そして、やり切ることが大事である。一度何かを始めたら、始めていたら手を出さない、話しかけないを徹底することだ。なぜなら、親切心でやったことがけがにつながってしまう事があるからである。そのため、やり切らせてから話したり、注意を行うべきである。また、5sを徹底する。整理整頓清掃清潔しつけである。また、けがをしてしまった時には、けがをしたと言えるような環境作りが大切になってくる。隠されてしまうと、あとから大変な事故につながるからである。 ②危険行為をどこまで教えるかについて考えた。誤った使用や、それでけがをした際にどんな症状が出るのか、命がかかわること、工学であることを一緒に伝えることで抑止力になるのではないかと考えた。また、抽象的ではなく、具体的に伝える、例えば水酸化ナトリウム溶液が肌についたら神経までダメになります、などの伝え方がふざけやすい子たちでも分かりやすいのではないかと考えた。 ③危険行為の伝え方について、教科書p156のかき混ぜ棒・駒込ピペットの製作を選んだ。この実験ではガスバーナーを用いてガラス棒を加熱し、伸ばしたり吹き込みを行ったりして加工する。そのため、火気の取り扱いやガラスによるけがなどの危険が伴う。特にガスバーナーは着火時に事故が発生しやすいため、正しい操作方法について実演を交えながら説明する必要がある。また、加熱したガラスは高温となるため、やけどに注意しなければならない。さらに、加工中や破損時にはガラスで手を切る危険もあるため、安全な取り扱いを徹底することが重要である。 火やガラスを扱う実験は、生徒の興味を引きやすい反面、危険性も伴う。そのため、けがや事故がどのような状況で起こるのかを具体的に説明し、安全上の注意点を十分に理解させたうえで実験を行う必要があると考えた。
A. 授業では、実験・実習について学んだ。実験・実習で最もよくないのは他人の作業をやってあげることである。本人のためにならず、最悪大怪我や命に関わる事故につながるからである。また、作業環境を整えるための要素である5Sについて学んだ。5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、仕上げである。これらは机をきれいにすることや器具をもとの位置に戻すと言ったところから始まり、防げた事故を減らすためのものである。 グループワークでは、実験・実習で教えることについて考えた。グループ名は危険ヒヤリハットで、共著作者は佐藤裕周、新海達也、森大輝、森保仁、坂内青空で役割は可視化と執筆であった。私たちのグループでは、機械の実験について考え、旋盤の実習を想定とした注意点の指導と危険な知識はどのくらい教えるのかの2点を中心に理解を深めた。 個人の発展として、危険な知識はどのように教えるべきかについて考えた。私は事前ワークとして実験ノートを作成し、実験に使用する器具や試薬の性質や危険性をまとめるべきであると考えた。実験や実習は主体性が重要となり、たった一人が知識不足で不適切な行動をするだけで部屋全員の命が脅かされる。よって、事前ワークを行うことで主体性をもって注意する点などの理解を得られると考えたためである。
A. 今回の授業の再話について、指さし確認について行った。指さし確認は、声を出すことになるため、生徒からは敬遠されてしまうが、確認と言う意味では、大きな意味を持つと考えている。また、倫理観が低い生徒に、危険な知識をどこまで教えるかについてや、ハインリッヒの法則によるヒヤリハットの発生についてを学習することが出来た。 今回の班での発表の要旨について、題目は、危険な知識をどこまで教えるかについてであり、班名は危険ヒヤリハットであり、班員、新海達也、森保仁、森大輝、地主葵、坂内青空であり、今回の班での役割は調査であった。具体的な内容については、危険な知識についての教育法であり、危険な生徒に対しては補講を設け、教育を厳重に施し、特に、機械を利用した実習については、機械の利用方法や、けがが発生する原因について詳しく教えることで、事前にけがが発生する確率を限界まで下げ、その後に実習に向かうという形にすることが重要であると考えた。化学薬品についても同様であり、座学を基本とし、その後に実習を行う形として、教育を行うとよいと考える。 今回の復習の内容について、指さし確認を普及させるための、方法についてである。指さし確認は授業での再話でも出たものであるが、生徒の忌避感をなくすために、まずは教師本人がやって見せることが、最も重要なものになると考えることが出来る。これこそが、教師の本懐であり、実行して見せる事が、最重要になると考えている。
A.「事故防止と安全教育―毒物、劇物、危険物、高圧ガス、安全第一―」について学び、安全教育は実験や工業活動を行う上で欠かせないものであり、事故を未然に防ぐための知識と意識が重要であると理解した。特に、毒物や劇物、危険物、高圧ガスの適切な取り扱い方法を学ぶことの必要性を実感した。平常の取り組みとして、講義内容を復習するとともに、実験時の安全規則や関連法令について確認し、安全を最優先に行動するため、生徒の安全意識を5Sや指差し呼称などを用いて高める指導を練習した。
A. はじめに危険なことを教える方法について説明します。注意する方法は注意した内容を伝えた上で生徒や環境にどのような危害が加わってしまうのか伝える。具体的に伝えることで生徒たちに印象を強く与えることが出来ると考える。また、先生と生徒の経験値は同じでないため先生が考える当たり前が生徒の当たり前ではないと考える。そのため、事細かに説明する必要がある。 次に指差し点呼の習慣化実現に向けて説明します。大教室では、差し棒やレーザーポインタなどの道具を使うこともありますが、指を使うのは基本です。さらに、対象物を指さして、声に出すことで、作業中の事故低減に効果があることが知られています。みんなで声を出すことで、さらに効果が高まります。しかしながら、慣れていないと、特に声を出すことに抵抗があることがあります。自我の確立途中で、発達段階にばらつきのある高校生では、なおさらです。そういう生徒たちみんなで指差し呼称を習慣化するにはどうしたらいいか考えてみましょう。まず、前提として先生が模範となり指差し呼称(点呼)をやってみせることが大切です(コーチングの基本)。私自身の個人的な体験談ですが、最初は1人でみんなの前で行うことが恥ずかしく感じ、その恥ずかしさが抵抗に繋がっていると考えます。そのため、まずは1人ずつではなく、クラス全員で一緒に行うことで心理的なハードルを下げます。その後、できたことをしっかり称賛することで、一人ひとりが自主的に行いやすくしていきます。また、形だけの動作にしないためにも、指差し呼称の必要性を訴えて生徒にその意味を教え、声を出すことで脳が刺激されてさらに効果が上がることも、丁寧に説明していくことが大切です。 最後にティーチングとコーチングのバランスについて説明します。どちらも欠かすことができない要素だと思います。まずはじめにティーチングが必要です。なぜなら、先生から生徒へ正しい知識や技術、安全のルールを教える必要があるからです。正しい情報が最初にティーチングされていなければ、生徒は間違った方法のままコーチングやトレーニングをしてしまい、重大な事故や変な癖につながる恐れがあります。一方で、その後のコーチングやトレーニングも絶対に欠かすことができません。なぜなら、ティーチングの段階では生徒はまだ手を動かしていませんので、頭で覚えただけの「知っている」状態にすぎないからです。実際にやってみて初めて気づく課題も多いため、コーチングを取り入れることで、身体を動かす実践的な学びが可能になります。私は、ティーチングとコーチングの割合は「3:7」だと考えます。技術や知識の定着には、教わるインプット(3)よりも、自分でやってみるアウトプットとコーチング(7)のほうが圧倒的に必要です。先生からの一方通行ではなく、生徒と先生の双方向の活動があってこそ技能は上達します。また、コーチングの時間をたくさん取ることで、「どうすればもっと上手くできるか」と自分に必要なテクニックを自ら考える力が育ち、授業時間外でも自然と自主的なトレーニングができるようになると考えます。そのため、この3:7という割合が最も効果的だと思います。
A.実験や実習では、安全を守るために決まりを徹底する姿勢が求められる。保護具の着用や手ぬぐいをぶら下げない理由をnowhyとして理解し、体調管理を行い、持ち場を離れず、分からないことは教員に確認することが基本である。作業中に他人へ手を出したり話しかけたりする行為は事故につながるため、整理整頓や点検を含む5Sを常に意識する必要がある。事故が起きた際にはすぐに大声で知らせ、指差呼称ややって見せる指導によって安全を確保する。さらに、薬品の性質や電池のショート、発熱など、扱う物質や器具の危険を事前に確認することが、安全管理の基本である。 演題は危険なことを教える?、共著者名は森大輝、地主葵、坂内青空、佐藤裕周、新海達也。自分が果たした役割はResources。 グループワークでは、危ないことをどこまで教えるべきかについて議論した。命にかかわる内容は必ず伝えるべきであり、必要に応じて補講で特定の生徒に個別に教える方法も有効だという意見が出た。また、4Sや5Sの徹底、化学では講習ビデオを用いて危険を具体的に理解させることが重要だと話し合った。さらに、生徒の危機管理能力に応じて教えるレベルを変える必要があるという意見があり、どれだけ教えても危険行為をしてしまう生徒がいる現実も共有された。こうした意見を踏まえ、危険教育は一律ではなく、生徒の特性に応じて段階的に行うべきだという結論に至った。 授業後には、安全教育で学んだ内容を情報科学実習に応用した。まず、機器の電源管理やケーブルの取り扱いに注意し、周囲の整理整頓を行って作業環境を整えた。作業前には機器の状態を点検し、異常がないことを確認してから操作を開始した。また、トラブルが発生した場合は教員に報告して安全を確保した。これらの取り組みを通して、実験や実習での安全意識を情報機器の扱いにも結びつけ、技術を安全に運用する姿勢を実践した。
A.注意をする時に大切なことは、もししてはいけないことをしてしまったらどのようなことが起こるかを伝えてあげる。危険性を察知してもらうことが大切。 生徒のあたりまえと先生の当たり前は違うことを念頭に置き、生徒に安全に実験してもらえるように工夫することが必要
A.【講義の再話】 今回の講義では、実習現場における安全確保の要となる「指差呼称」の指導法について語り合いました。高校生にとって照れくさいこの行為を精神論で押し付けるのではなく、ヒューマンエラーを防ぐ科学的根拠を提示することが重要です。将来の同僚に伝えるならば、教員自身が妥協なくプロの所作として体現し、実習手順のシステムとして組み込むことで、生徒の命を守る安全行動を習慣化させられるということです。 【発表の要旨】 演題「実験安全指導と危険予測の周知」廊下側チーム。共著者「奥山陽向、西坂優司、早坂正進、竜田匠芸、茂野陽斗、佐藤純之介」。私は「草案作成」の役割を担った。ワークショップでは、教員と生徒の危険に対する「当たり前」の認識は異なると定義した。高電圧実験を例に、電圧と人体の抵抗値から致死量の電流を算出する計算式を示し、指示に違反した際の重大な結果を具体的に伝える安全指導の手法をまとめた。 【復習の内容】 授業後の復習として、電気工学における安全管理と現場の危機意識について思考を発展させた。現在学習している電験の知識や、将来関わりたい水力発電などの再生可能エネルギー施設の運用を想定すると、高電圧を扱う現場での確実な指差呼称は命に直結する。机上の計算で危険性を論理的に理解するにとどまらず、実際の業務でヒューマンエラーを未然に防ぐ徹底した安全行動を、自らの確固たる習慣として定着させたい。
A.この講義では、大きく分けて五つのことについて学んだ。 一つ目は、安全第一についてである。安全第一とは、仕事や作業では、効率や利益よりもまず安全を優先するという考え方で、急いで作業して生産量を増やすよりも、ケガをしない・事故を起こさないことを最優先することである。なぜならば、急いで作業してケガをするより、ゆっくり確実に作業を行うことで、大切な仲間を失わず、機械も壊れず、会社の信用も下がらずに大きな損失が起こるリスクが低くなるからである。それを実現するために、安全の基本と言う考え方があり、それは以下の五つである。 決められたルールを守る。 保護具を着用する。 作業前に危険を確認する。 整理・整頓・清掃を行う 危険を見つけたらすぐ報告する 二つ目は、事故と災害についてである。事故とは、予想外の出来事により、人や物に被害が発生することを言い。災害とは、事故によってケガをしたり、命を落としたり、設備が壊れることを言う。 三つめは、ハインリッヒの1:29:300の法則についてである。ハインリッヒの法則とは、大きな事故の前には、多くの小さな事故やヒヤッとする出来事が起きているという考え方である。1は重大な事故、29は軽い事故、300はヒヤッとする出来事が当てはまる。この法則が伝えたいことは、ヒヤッとする出来事や軽い事故を軽視せずに、原因を突き止めて改善することが重要であるということである。 四つ目は、ヒューマンエラーについてである。ヒューマンエラーとハ、人が不注意や思い込みなどによって起こすミスのことで、疲労や睡眠部族、焦り、慣れ、注意不足が主な原因として挙げられる。対策としては指差しチェックやダブルチェック、休憩を取ることや分からないことを確認することが挙げられる。 五つ目は危険物についてである。危険物とは、果菜や爆発、中毒などの危険性を持つ物質のことで、大きく分けて四つの種類がある。四つは以下に示す。 引火性液体:火が付くと燃えやすい液体 可燃性固体:燃えやすい固体 酸化性物質:自分は燃えなくても、他のものが燃えやすくなる 腐食性物質:皮膚や金属を気づ漬ける性質を持つ
A. 工業技術や研究開発の現場において、事故のない環境を維持し品質を向上させるためには、「安全第一」の理念を組織全体で共有し、実践することが不可欠であると学びました。先人たちの知恵や過去の教訓から導き出された安全管理の基本として、整理・整頓・清掃を徹底する5S活動や、ヒューマンエラーを防ぐための指さし呼称、さらにハインリッヒの法則に基づくリスクの早期発見が重要です。技術者として無知や慣れによるミスを排し、安全を最優先に考えて行動する姿勢が求められます。 ワークショップでは、演題を「安全教育における危険性の伝達と化学実験の遵守事項」とし、実験や製造現場におけるヒューマンエラーの原因や事故防止策について議論しました。多様な価値観を受け入れながら、危険なことをどの程度教えるかという課題に対し、人体以外で具体的にどうなるか映像等で見せることや、化学実験における「薬品にさわったら目をこすらない」「15分ほど水で手をすすぐ」「かくさず先生に報告する」といった具体的な遵守事項をグループとして共有しました。 授業終了後の発展学習として、消防法における危険物の分類や、米沢キャンパスにおける実験廃棄物の適切な分別・処理方法について改めて調査し理解を深めました。個人のテーマとして、安全な実験環境を維持するための具体的な行動規範の重要性を再認識しました。今回の学習を通じて得た知識を基に、日頃の実験や研究活動において常に安全を意識し、確実な手順で作業を行う習慣を身につけていきます。
A. 講義において、工業実習を行うにあたって重要になる、事故防止についてグループワークも含めた学習を行った。実習では危険性が伴うため、その前には必ず事故防止の講義を行う必要があり、その模擬授業も行った。事故防止のためには重要な点を明確にかつ簡潔に伝えることが必要であり、事故を起こさないための作業中の監視が必要である。 グループワークでは、前述の模擬授業を行うにあたって、工業高校生に対して危険な知識をどこまで教えるかを協議した。高校生は危機管理能力において未熟であると言え、かつ好奇心が高いため、教える内容は実習時に必要な内容以外も教えるが、その際にはその行為によって生じる損害について必ず伝えるべきだと考えた。 講義終了後、工業高校における事故防止のための対策を調べた。その対策として、危険予知訓練(KYT)や5S活動の徹底があることが分かった。その理由として、ハインリッヒの法則から小さなヒューマンエラーやミスを防止していくことで、最終的に大きな事故を予防できるためである。そのため、小さな物事をより大切にかつ確実に行うことが、事故防止には重要であると考えた。 参考文献 https://apec.aichi-c.ed.jp/kyouka/kougyo/zenpan/2018/anzen/anzen_top.html
A.【講義の再話】 今回の講義では、「事故防止と安全教育―毒物、劇物、危険物、高圧ガス、安全第一―」について学んだ。工業の現場では、さまざまな化学物質や設備を扱うため、専門的な知識や技術だけでなく、安全を最優先に考える姿勢が必要である。毒物や劇物は人体に有害な影響を及ぼす可能性があり、危険物は火災や爆発、高圧ガスは圧力による事故につながる危険性がある。そのため、正しい取扱方法を理解し、保護具の着用、設備の点検、作業手順の確認を徹底することが重要である。講義を通して、安全とは事故が起きてから対応するものではなく、危険を予測して事前に防ぐものであり、「安全第一」という考え方が工業分野の基本であることを学んだ。 【発表の要旨】 今回のワークショップでは、グループ活動としてメンバーと意見交換を行い、安全な作業を行うために必要なことについて議論した。また、授業後には普段から関わりのある友達とも講義内容について話し、自分たちの身近な場面での安全について考える機会を持った。グループでの話し合いでは、事故は大きなミスだけでなく、確認不足や慣れによる油断から発生することがあるという意見が出た。さらに、普段の友達との会話では、お互いの経験や考えを共有することで、安全への意識を高めることができた。最終的に、事故を防ぐには一人ひとりが責任を持ち、周囲と協力して安全を守ることが大切であるという結論にまとめた。 【復習の内容】 今回の講義や話し合いを通して、安全管理は工業技術者に必要な知識の一つではなく、仕事を行う上での基本的な姿勢であると感じた。どれほど高い技術や優れた設備があっても、安全への意識が不足していれば重大な事故につながる可能性がある。そのため、常に危険を予測し、決められた手順を守りながら行動することが重要である。また、グループ活動や普段の友達との意見交換を通して、他者の考えを聞くことで自分の理解をさらに深めることができた。今後の実習や将来の仕事でも、安全第一を意識し、周囲から信頼される技術者を目指していきたい。
<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=475'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。