大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.1. ゲノム編集について学んだ。ゲノム編集はゲノム切断酵素によりゲノムDNAの標準配列を切断し、有効な塩基配列を挿入することができる。CRISPR-Cas9システムが実用化され爆発的に利用された。CRISPR-Cas9はDNAの二本鎖切断を原理として遺伝子改変ができ、ヌクレアーゼを利用するゲノム編集ツールの中でも簡便で安価である。人を対象にしたゲノム編集の技術はデザイナーベビー問題が危惧され、倫理的観点から基本的に許可されていない。 ファイル交換ソフトウィニーの事例を学んだ。ウィニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに大きなデータを自由に交換できるようにするソフトウェアである。ウィニーは無料公開され画期的な技術と評価されて全国に広まっていたが、これを悪用して違法行為が広がっていた。 P2Pは、ネットワーク上で機器間が接続、通信する方式の一つである。機能に違いのない端末同士が対等な関係で直に接続し、互いの持つデータや機能を利用しあう方式で、すべての端末の機能や役割が完全に同一な本来の意味でのP2PシステムのことをピュアP2Pという。 2. ワークショップでは自分たちが作れるものと何が起きたときに倫理を破るかについて議論した。作れるものとしてPCR 殺菌剤を例にとり、サンプルの適切な取り扱い、汚染を避ける正確な手法が大切と結論づけた。 3. ゲノム編集は人間に対しても技術的には可能であることが驚きだった。品種改良やゲノム編集は技術者の倫理観が問われる内容だと感じた。
A.(1)講義では、情報技術とバイオテクノロジーの発展によって、技術者に求められる倫理がこれまで以上に重要になっていることが説明された。情報技術の例として、Napster や Winny による P2P 技術の普及が挙げられ、デジタル化によって情報が一瞬で複製され、世界中へ拡散できる環境が整った。しかし、その自由さは著作権侵害や不正利用につながり、法整備が追いつかない状況も生んだ。また、フォルクスワーゲンの排ガス不正のように、ソフトウェアを悪用することで検査をごまかす事例も紹介され、デジタル技術の利便性とリスクが表裏一体であると示された。デジタル化によって文字・音声・画像が全てデータ化され、加工や複製が容易になった結果、ディープフェイクによるなりすましなど、真偽の判別が難しい課題も生まれている。そのため、本人確認や認証の仕組みが必要となり、技術者が社会に対して透明性をもって説明する重要性が強調された。また、「不立文字」の考えに触れ、デジタル化には限界があり、すべてを情報化できるわけではないことも示されていた。 バイオテクノロジーの分野では、ヒトゲノムが解読され、DNA がデジタル情報として扱える時代になったことを学んだ。A・T・G・C の塩基配列から病気のリスクなどを予測できる可能性が生まれたが、遺伝情報が差別や不当な扱いに利用される危険性も同時に生じる。また、ゲノム編集の技術によって遺伝情報の書き換えが可能になり、人間の尊厳をどう守るかという倫理問題が浮上している。卵子や精子の売買、生殖医療のビジネス化、優生保護法などの歴史的事例も取り上げられ、法律に従っていても倫理的には誤る場合があることが示された。最後に、研究における利益相反の開示や予算管理の重要性も説明され、技術者は専門性だけでなく、倫理と透明性をもって社会と向き合う姿勢が求められるとまとめられた。 (2)演題: 、役割:調査、著者:濱田桃樺、共著者名:南雲陽太、治田力哉、河原慎の介、樫本裕希 一般に、ティーバッグからカフェインを取り出すように、化学物質は比較的簡単に抽出できる。そのため、身近で普及している製品から有害な成分だけを取り出し、公共の場に散布するなどの悪用が起きる可能性も否定できない。こうしたリスクに対応するためには、技術者が倫理教育を通して正しい判断力を身につけることや、製品自体の安全性を高める設計が重要な対策として求められる。 (3)デジタル情報は簡単にコピー可能なため、なりすましやサイバー攻撃が起きやすく、オンライン授業の先生が本物かどうか見抜くのも難しいという例が印象的だった。そのため、本人確認の仕組みの徹底や技術者がリスクを分かりやすく説明することが大事になる。バイオテクノロジーでは、ヒトゲノムが解読されて遺伝情報が詳しく分かるようになった一方で、その情報が差別につながる危険もあると学んだ。遺伝情報が就職や保険に使われると不公平な判断が起きる可能性やゲノム編集のように遺伝子を操作する技術は、どこまで許されるのかという倫理問題は判断が難しいと思いました。情報技術もバイオ技術も強い力を持つからこそ、技術者は知識に加えて誠実さや説明責任を忘れず、社会に信頼してもらえるように行動する必要があると感じた。
A. ゲノム編集は遺伝情報全体を扱う技術であり、その基礎としてDNAとRNAの塩基配列の構造や役割が重要である。CRISPR-Cas9は特定の配列を認識して切断する仕組みを持ち、狙った遺伝子の改変を可能にする技術である。p2p技術はデータを分散して共有する仕組みを持ち、Winnyはp2p方式を用いてファイルを分散的に共有できるソフトである。しかしその技術が著作権侵害に利用され、結果開発者が処罰され4年間収監される結果となった。mp3は音楽データを圧縮して容量を小さくする技術である。 私たちはp2pを用いたシンプルな〇×ゲームを考えた。pythonを用いて双方のプレイヤーが通信しゲームを進行する。悪用リスクはデータの改ざんであり、通信を暗号化する必要があると話し合った。ほかに栄養ゲルを考えた。寒天や栄養素、卵と砂糖を用いる。食品工学で学んだゲル性質の知識を生かす。危険性として危険な物質の混入や喉を詰まらせるなどの可能性が話題に挙がった。 私はCRISPR-Cas9やWinny事件といった高い利便性を持つ技術が使われ方によって社会的問題を引き起こすものをほかに調べた。そこで自動運転の技術を中心に調べた。この技術のメリットとしてまず交通事故の減少が挙げられる。次に渋滞に緩和や交通の利便性の向上が挙げられる。逆にデメリットも多く存在し、事故発生時の責任が曖昧になること、悪意のある第三者のハッキングを受けるリスクがあることが挙げられる。私は完全な自動運転に対してあまり賛同的ではない。事故発生時の責任が曖昧になるとデメリットを挙げたが、自動運転の課題は事故そのものよりも人が判断を技術に任せきりになってしまうという点にあると考える。こういった便利さに依存しすぎて注意力や責任の意識が薄れてしまうのではないかと考えた。
A.(1)講義では、主にバイオテクノロジーと情報技術の関係についての話を聞いた。その2つの共通点として自己複製が挙げられる。生物は、自分で勝手に増える化学物質の集合体であり、情報に関しても自分で勝手に増える。そして、ともに淘汰され、利己的なものが生き残る。音楽や映画はデジタル化することで完全に複製できるようになった。そのため、著作者の権利を守るために法律が発達した。 (2)発表は、科学技術がどんな場面で悪用されるかを演題とし、グループ名は決めず、樫本裕希、南雲陽太さん、濱田桃樺さん、治田力哉さん、河原慎の介さんで行い、自身はリソースとしての役割を担った。例として一般製品から化学物質を抽出できてしまう場面を挙げた。これは普及している製品から有害な物質を取り出し、公共の場に散布することに悪用されてしまう。そのために、技術者倫理の教育、製品の安全性向上が対策として求められると考えた。 (3)復習として、講義の関連として情報技術が悪用されてしまう例を調べた。サイバー犯罪、個人情報、プライバシーの侵害、フェイク情報、世論操作、技術の軍事・攻撃利用、経済や労働への悪影響、などがある。その中で特に最近話題になっているのがAIの悪用による犯罪である。これは様々な分野に悪影響を及ぼしてしまう。こういったものを生み出さず、また防ぐためには技術者倫理の教育が必要不可欠であり、これは自身を守るためにも役立つ考えた。
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A.「心優しく、心正しく、みんないっしょに科学技術で幸せな未来を夢見よう」という理想の裏側で、情報技術は常に倫理的リスクと隣り合わせにある。P2PはNapster(mp3普及期の学生開発)から広がり、Winnyはサーバに依存しないPure P2Pを実現した。一方で、著作物の無制限複製や匿名性は犯罪・漏えいを助長し得るため、技術者は用途と社会影響を見通す責任を負う。インターネットは本来グローバルで人類の共有財産で、政府が完全に統制できる空間ではないという理解を次世代へ継承する必要がある。デジタル化は「文字化」に近く、センサーとAD変換で世界をデータ化し、加工してDA変換で再提示するが、すべてを文字にできる/すべきではないという限界(解釈や不立文字)も踏まえる。データは高速・完全複製できる反面、なりすましやディープフェイクが容易になるため、本人確認(authentication)や文書成立の証明(certification)として、免許証・マイナンバー・サイト証明書・ISO等の認証が重要になる。量子化(ビット深度)は表現力とノイズを左右し、2bitと4bitでは表現可能な状態数が大きく異なるため、目的に応じた分解能設計が必要だ。サイバー攻撃や排ガス不正のように、ソフトで現実の検査を欺く事例もある。AI開発では学習目的の複製を許す法整備も進む。FFTも機械学習も行列演算が核で、基礎理解と規範が両輪となる。また情報とバイオの共通点は自己複製で、利己的なものが拡散し淘汰を生む。だからこそ設計段階で悪用可能性を想定し、透明性と説明責任を持って運用する。技術者は法律・社会規範の更新も学び続ける。
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A.(1)講義では、ヒトインスリンやアルツハイマーの治療薬について調べ、バイオテクノロジーを学んだ。MP3とP2P技術についても調べ、信頼性・安全性・耐障害性の確保について学んだ。プロバイダ責任制限法(日本)とデジタル・ミレニアム著作権法(アメリカ)について考えた。 (2)ワークショップでは、実際にものを作るにあたって、学位にふさわしい技術について考えました。工学の技術力とは、知識を実際に用いてモノを設計・創造できる力であり、経験を伴わない知識だけでは証明できません。山形大学工学部化学・バイオ工学科の学位は、その応用力を身につけた証でもあります。自ら学んだ内容を実践し、具体的な「モノ作り」の成果を示すことは、技術者としての倫理性を担保する行為です。また、制作物に潜む危険を理解し説明できることも重要であり、その確認を通して初めて専門家として信頼されると言えます。 (3) バイオテクノロジーは医療・農業など幅広い分野で活用されている。医療では iPS細胞やES細胞を用いた臓器や組織の再生、また遺伝子診断による病気の早期発見技術が発展している。農業では品種改良により害虫・除草剤への耐性や高い栄養価を持つ作物が開発されている。遺伝子組み換え食品は、アグロバクテリウム法やパーティクルガン法によって目的の遺伝子を導入して作られ、害虫耐性や環境ストレス耐性を付与することで生産性向上やコスト削減に役立っている。また、P2P(Peer to Peer)は端末同士が直接データをやり取りするネットワークで、仮想通貨の基盤であるブロックチェーンにも利用され、分散管理・セキュリティ向上・透明性確保に役立っている。日本では Winny が中央管理者のいない完全分散型(PureP2P)ネットワークを実現し、匿名性と耐障害性を高めた。 MP3は「MPEG Audio Layer-3」の略で、聴覚心理モデルを利用し不要な音を削ってデータを約1/10に圧縮する不可逆圧縮形式である。 ブロックチェーンは分散型台帳で、P2Pにより各ピアが取引情報を共有し、中央管理者を置かずに信頼性・安全性・耐障害性を確保している。また、プロバイダ責任制限法(日本)とデジタル・ミレニアム著作権法(アメリカ)については、ストリーミング技術は便利である一方、悪用される可能性もあり、DMCA(アメリカ)やプロバイダ責任制限法(日本)によって著作権保護と事業者の責任範囲が整備された。P2P方式が用いられたNapster(中央サーバを持つハイブリッド型)やWinny(PureP2P)は、匿名性の高さから著作権侵害ファイルが大量に流通し社会問題となった。こうした問題を受けて法整備が進み、音楽提供方式は複製を渡すP2Pから、中央管理下で合法的に再生だけを提供するストリーミングへと移行した。現在はSpotifyなどのサービスが主流となり、著作権を守りつつ多くの音楽を提供できるようになっている。
A.第7回の講義では、情報技術とバイオテクノロジーについて学んだ。DNAの塩基はA(アデニン).T(チミン).G(グアニン).C(シトシン)の4種類であり、RNAの塩基はこれらのうち、TがU(ウラシル)に変わった4種類である。DNAの塩基対数は32億対であり、これをデー夕に直す1つの塩基につき、2ビットの情報を割り当てられ、1塩基対を8ビットと換算すると約3GBの量にあたる。クリスパーキャス9はDNAの二本鎖切断を原理とする遺伝子改変ツールであり、ガイドRNAに指定された配列を狙い、DNAを切り取ることができます。また、情報圧縮の仕組みとして、MP3というものがあり、これは音楽の容量を小さくする技術の一つであり、CDと同等の音質で約11分の1の容量まで圧縮することができる。そして、情報技術の倫理的問題として、P2P技術が挙げられる。P2Pの倫理的問題として、最も頻繁に議論されるのは、著作権侵害と知的財産権の軽視である。P2Pはファイル共有ソフトとして利用され、映画、音楽、ゲーム、書籍などの著作物を権利者の許可なく配布・ダウンロードされた。それらの行為は、クリエイターへの対価を損ない、コンテンツ産業の衰退を招く倫理的・法的リスクがあり、これによるwinny事件なども発生した。 2)グループワークでは、実際に作れるものについて議論した。自分たちで作れるものとして、石鹸を選び方法と、危険性について調べた。まず、苛性ソーダ水を作り、オイルと苛性ソーダ水を40℃付近で混合する。その後、型に流し入れ1日ほど放置する。そして、型から外し1ヶ月以上熟成させ完成する。危険性については苛性ソーダが劇物なため扱いに十分注意し使用することと、温度調整を誤ると刺激が強いものになってしまうため注意する必要がある。 3)その他に情報技術と倫理観に関して、情報操作について調べた。最近では、生成AIやディープフェイクをによる捏造や、SNS上でのニュースの切り抜きなどによって、政治的な世論操作、個人の名誉毀損、詐欺などに繋がるリスクがあり、情報の真偽を判断する「真実の権利」を侵害しており、受けてである自分たちも確かな情報を選択して得る必要があると感じた。
A. 人のゲノムについて学んだ。人のゲノムは解析が終わっており、応用がされている。P2P技術について学んだ。この技術は日本人が開発したものでこの開発者は逮捕されている。P2P技術はPeer to Peerの略で、サーバーを介さずにPC、スマホなどの端末同士で直接データのやり取りを行う通信技術である。私たちはこの技術についてもっと考えなければならない。 演題:自分たちが作ることが可能な物について、グループ名:後ろ、グループに属した人:長橋昂汰、小笠原大地、揚妻伊吹(概念化)、宮入丈、福田徳馬 私たちのグループでは栄養ゲルや硫酸銅五水和物が作れると考えた。栄養ゲルは寒天、乳化剤、砂糖、栄養素を使うことで作れると分かった。応用された知識は物理化学、食品化学、界面活性剤、ゲルの性質についての知識が使うと考えた。栄養ゲルを作るうえでの危険性は危険物質の混入、喉を詰まらせるが考えられた。また、硫酸銅五水和物は硫酸と銅で作れると考えた。作り方はまず硫酸に銅を入れて硫酸銅の溶液を作成した後、加熱することで作ることができる。応用された知識として無機化学、有機化学が挙げられる。硫酸銅五水和物を作るうえでの危険性は失明、薬傷、呼吸器への刺激が考えられた。これらより私たちは知識を使えば様々な物質を作成することが可能であると考えた。 人のゲノムに関連して、ヒトインスリンとアルツハイマー病について調べた。ヒトインスリンは遺伝子組み換え技術を使って、人工的に生み出されたインスリンです。当初は豚のインスリンから変えていたが、現在では大腸菌由来のものへと変わった。アルツハイマー治療薬は2023年に日米の会社が共同開発した薬である。アルツハイマー病になると脳内にできるアミロイドβをこの薬を飲むことで取り除くことができ、アルツハイマー病の進行を遅らせることができるということが分かった。
A.(1)今回の授業では情報技術とバイオテクノロジーについて学びました。ゲノム編集について学びました。ゲノム編集とは、ゲノムDNA上の狙った特定の塩基配列を、ハサミのように機能する酵素を使って正確に改変する技術であると分かりました。遺伝子と染色体を合わせて作られた言葉で生物種にとっての遺伝情報全体を意味すると分かりました。また塩基対について学びました。32億対は0.8ギガバイトであると分かりました。クリスパーキャスナインとはDNAを狙った場所で切断して遺伝子を改変するゲノム編集技術のことだと分かりました。インターネットとファイル交換ソフトについても学びました。pureP2Pとはすべての端末が全く同じ機能と役割をもつ、本来の意味でのP2Pシステムのことを指していると分かりました。サーバーを介せずに、各ユーザーが対等な立場で直接通信すると分かりました。(2)ワークショップの課題として自分の良心に素直に従えないときについて話し合いました。ルミノールの安全性と取り扱い注意について調べました。目や皮膚への刺激性、粉塵の吸入、火災時の危険性などがあると分かった。悪用しないためには取り扱いに注意する必要があると分かりました。(3)今回の授業では情報技術とバイオテクノロジーについて学びました。ゲノム編集について学びました。最新の技術はとても便利である反面危険性を持っていると分かりました。遺伝子情報とはそれほど複雑なものであると分かりました。
A.1.インターネットは、政府がコントロールすることのできない領域であり、情報技術は自己複製によって増えていき、淘汰されていく。これは、バイオテクノロジーと共通している点である。そのような情報技術の中で、自らの権利や安全を保証するためにも倫理が重要な役割を果たす。また技術者として、世の中にあふれている情報技術をしっかりと理解することが技術や知識を守るために大切なことである。 2.演題:実際に作れるものは何ですか?‐学位にふさわしい技術と意識‐ グループ名:CUTIE STREET 共著者名:赤嵜亮太、内藤樹、青木優奈、大内康生、鈴木健生私たちの学生生活の中で学んできた技術によって作ることのできる危険性を持つ物質について考えた。私たちが実際に作れるものの一つにルミノールが存在する。ルミノールは、眼や皮膚への刺激性や、粉塵を吸入すると有害であり、火災時に有毒ガスを発生させる危険性もある。しかし、正しく使用すると、とても有効な物質でもある。ここで、技術者として大切なことは、技術を悪用することなく、取り扱いを注意することであると考える。 3.MP2は、1990年代半ばから放送やデジタル機器の標準として広く使われた。データ量を一定に保つことによって、再生時の引っ掛かりを減らすといった特徴がある。それに対して、MP3は、スマホやPCなどの普及とともに世界中に広まっていった。人間の聴覚特性を考慮した圧縮を行っていることが特徴である。現在、MP2、MP3どちらも使用されているのは、それぞれの特徴に合わせて場面よって使い分けているからである
A.(1)ファイル交換ソフト「ウィニー」の開発者に対して著作権法違反幇助で罰金が請求されたという事件が起きた。このウィニーという技術は、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。これが、悪用され、映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する行為が広まった。また、ウィニーを介した情報漏洩事件も頻発し、ウィニーを狙ったウイルスに感染すると、PC内のデータがネット上に流出していた。技術は利用する側の責任も大きいが、危険が予測される技術を開発し、勝手に世の中に広めて良いというわけでもない。 (2)グループワークではどのような状況のときに倫理が破られることがあるのかについて学んだ。例えば、ある酵素反応によって試料の成分を分析できる診断キットであるPCR殺菌剤や建築物の設計図が技術として挙げられた。このような技術に、「膨大な報酬」や「地位」「名声」「権力」が絡んだ際に、欲に目が眩み倫理が破られる可能性があると考えた。また、十分な知識がないまま、PCRなどの技術を用いると、サンプルを適切に取り扱うことができなかったり、汚染を避けるための適切な手段が取れなかったりすることもあり、これらの失敗を隠すことも重大な倫理違反と言えると考えた。 (3)不祥事である「船場吉兆」の事件について復習した。船場吉兆の不祥事は、老舗料亭による食品偽装問題である。産地や消費期限の虚偽表示、食べ残しの再提供などが明らかになり、経営陣の不適切な指示や倫理意識の欠如が社会的批判を招いた。企業の信頼は大きく失われ、経営破綻に至り、企業倫理と責任の重要性が改めて問われた。
A.(1)現代社会では、情報技術(IT)とバイオテクノロジーの急速な発展により、私たちの生活は大きく変化している。AIやビッグデータは利便性や効率性を高める一方で、個人情報の漏洩や監視社会化といった倫理的問題を引き起こしている。また、遺伝子編集技術や再生医療などのバイオテクノロジーは、病気の治療や健康寿命の延伸に貢献する可能性を持つが、生命操作の是非や優生思想につながる危険性も指摘されている。このように、技術の進歩は「できること」を増やす一方で、「してよいことかどうか」を慎重に考える倫理的判断を社会全体に求めている。 (2)私は実験において、ペロブスカイト結晶を鉛を用いて合成しました。しかし、合成過程で用いられる鉛やDMSOは人体にとても有害です。そのため、可能性としての話ですが、殺人などに用いられることもあるかもしれません。そのため、それを防ぐために非鉛のペロブスカイト結晶を作ることや管理体制を厳格にするといったことが挙げられます。しかし、非鉛に関しては現実としてはとても厳しい策です。 (3)本講義を通して、倫理とは単なる禁止事項ではなく、技術と社会の調和を考えるための指針であると理解した。特に重要だと感じたのは、技術者や研究者だけでなく、市民一人ひとりが情報を理解し、意思決定に関わる姿勢である。ITやバイオテクノロジーは今後も発展し続けるため、法制度や倫理規範も固定的ではなく、社会の変化に応じて見直す必要がある。技術の恩恵を最大限に活かすためには、人間の尊厳や公平性を軸とした倫理的思考が不可欠であると学んだ。
A. ゲノムとは遺伝情報全般を指す言葉である。現代のゲノム編集技術としてCRISPR/Cas9が使われている。これはDNA配列を特定の位置で切断する。CRISPRを構成するガイドRNAに含まれるcrRNAが標的DNA配列と相補的な配列を持つことで,標的を認識できる。2006年,「ウィニー」を開発した技術者が罰金を言い渡された。ウィニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で,管理されたサーバーを経由せぅに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。これは画期的な技術として様々な応用が考えられていたが,同時に違法行為の手段として悪用された。 悪用される場面と行動 大阪琉音、吉田好、沖杉紗琶、鈴石葵、加藤さなみ、嘉規円花(書記) 技術が悪用されたときに取るべき行動について例を挙げて考えた。私たちのグループでは「化学薬品を開発した」場面を想定して,悪用されないためにできる行動を考えた。例えば,薬品ラベルに注意書きを記述しておくことで開発者に悪用するような意図がないことを示し,万が一事故が起きたときに,責任追及を避けることができると考えた。また,特許申請の際に,取り扱うことができる条件を制限することで扱える範囲を安全な範囲にとどめることができると思った。 ゲノム編集は人工臓器,診断薬,治療薬などの研究開発に応用される。開発した技術が次の新しい技術につながっていくと考えると,現代の生活は多くの技術者によって支えられているのだと思った。一方,CRISPR/Cas9は使いやすいことから,命の価値が軽んじられているのではないかという懸念がある。革新的な技術ほど正しい倫理観を持って活用することが強く求められるのだと思った。
A. 現代のバイオテクノロジーは、生命の仕組みを解明し、必要な機能を人工的に生み出す技術として急速に発展している。代表的例として、遺伝子組み換え技術や細胞融合技術、CRISPR-Cas9などのゲノム編集技術がある。これらの技術は生命への介入度が高く、多くの倫理的課題を伴う。バイオテクノロジーの発展を社会の利益につなげるためには、有効性だけを見るのではなく、倫理性や安全性、持続可能性を十分視野に入れた慎重な姿勢が求められる。また、特性上著作権問題が起こりやすいPureP2Pを用いたWinnyの開発にあたって、技術開発そのものが問われたwinny事件についても学んだ。技術自体は中立だが、利用目的によって社会への影響が変わってくるといえる。 今回は「自分が実際につくれるものを挙げ、その危険性について考察する。」を演題として議論した。グループ名は立花研で、私は調査を担当した。共同著者は、山根寿々、横山咲、金子乃々楓、佐藤陽菜、川端萌菜。ルミノールの合成は実験で取り組んだ実績があり、つくれそうである。刑事捜査などで血液の検出に用いられる化学物質であり、考えられる不適切使用として、血痕の演出によるいたずらなど、混乱や虚偽をつくりだすことが考えられる。何かをつくるとき生産者は、適切な目的を持って生産し、その目的外で使われることのないよう管理する必要がある。 復習では、良心に従えない状況での倫理について考えを深めた。倫理的に問題がある内容の依頼や命令を受け、技術力的にその実現ができるとき、依頼を達成すること(実績)や指示者による圧力によって、避けるべきと分かっていても従ってしまうかもしれない。また、個人的に面白さを感じたとき、強い興味に逆らえない場合があるかもしれない。こういったときに忘れずにいたいのが、短期的な満足感ではなく長期的に物事をみる視点であると考える。
A.第7回 【講義の再話】 ゲノムとは遺伝情報全体を指す。ヒトゲノム32億塩基対の解読は既に完了している。DNAの塩基はアデニン、チミン、グアニン、シトシンであり、RNAはチミンの代わりにウラシルが来る。コドンの組み合わせは4^3なのでヒトゲノムの組み合わせは4^32通りということになる。4塩基を表すには2bit、32億あるので64億bit必要、8bit=1byteより64bit=8byte(B)、単位換算して0.8GBである。 ゲノム編集の技術としてクリスパーキャス9がある。これは標的DNAにCas9酵素を誘導するRNA分子(ガイドRNA:gRNA、標的遺伝子と相補的な塩基配列を持っている)と二本鎖DNAをほどく酵素Cas9によって自由に遺伝子を入れたりすることのできる技術である。膨大な数の塩基配列はコンピュータで処理する。 【発表の要旨】 演題 自分の良心に素直に従えないときは? グループ名 空白 役割 責任著者 共著者 井上楓夏、江幡ちはる、鈴木萌笑、黒田賢裕 自分の製品が悪用されるがそのまま行動を起こせない場合の例として自分の知品が手元にないとき、洗脳されているとき、逆らった場合精神的・身体的負荷が与えられているのが分かっているときなどが考えられる。自分より知識・技術のある人が悪意を持っていた場合も悪意に逆らえないのではないかと考えた。そもそもセキュリティに欠陥があった場合、攻撃を受けやすい。 このような場面に遭遇した場合、一人で対処しようとするのではなく周りを巻き込んで総力で勝ちに行くのが良いと考えた。 【復習の内容】 トピック名 MP3とpure P2Pについて調べてみよう Pure P2Pとは中央サーバーを改善に介さず、端末同士が完全に対等な関係で直接通信しあうシルテ無である。ビットコインなどに応用されている。具体的には分散型台帳、合意形成アルゴリズム、公開鍵暗号式と電子署名が用いられている。 MP3とは音声データを効率的に圧縮するためのファイル形式である。人間の耳は、大きな音があると、その近くの周波数帯にある小さな音は聞こえなくなるという特性(マスキング効果)があり、この聞こえない音のデータを削除することで温室への影響を最低限に抑えつつ、大幅なデータ削減(非可逆圧縮)を実現している、
A.(1)ゲノムは、物質の遺伝情報全体を意味しており、エネルギーも必要である。また、塩基対は32億対ある。ゲノム編集は生物の遺伝子を狙って起こしている。ゲノム編集のツールとしては、クリスパーキャス9がある。 p2pは、中央のサーバーを介さずにユーザー同士が対等な立場で直接データのやり取りすることができる。p2pがデジタル通貨に応用される例としては、ビットコインがある。mp3は、音声データを圧縮して容量を小さくするファイルのことである。 (2)自身が作ったものが悪用されないためにはどうしたらよいか、実験で作ったルミノールなどは、経口毒性をもっていたり、皮膚刺激性などを持っている。あとは、よく聞くことでもあるが、血痕に反応するという性質もある。これらを悪用されないためには、危険性があることを伝え、飲まない様にすることや、使用方法を明記することで、変な使い方をしないようにさせることもできる。また、GHS分類(国際的な化学品分類基準)を明記することで、どのような危険性があるのか知ることに繋がる。例えば、眼刺激性があるから目に入れないように注意を呼び掛けることはできる。 (3)私が、実験などで扱うものには、危険が付きまとっているのは事実である。また、人の暮らしのために、化学の未来のためにと思っていても、戦争に使われるなど本来思っていた用途とは異なり、悪用されることもある。しかし、人々の安全性のためには、危険なことは危険だと伝えることが必要であるし、悪用されないために、責任を持つことや保管なども考えなければならない。技術者として、まだ世の中には出ていなくても、知識があり、実験を行っている人としては、安全についても人一倍考えることが大切であり、責任感を持って考え、行動しなくてはいけないと改めて感じます。
A.(1) 情報技術とバイオテクノロジーの発展は社会に大きな利益をもたらす一方、倫理的課題を顕在化させている。情報技術では、個人データの大量収取やAIによる判断が進み、利便性の裏でプライバシー侵害や差別的利用の危険が生じる。バイオテクノロジーでは、遺伝子編集や再生医療が治療の可能性を広げる一方、生命操作の是非や人間の尊厳が問われる。技術は中立ではなく、その利用方法次第で社会に深刻な影響を与えるため、研究者や技術者は法令順守にとどまらず、社会的影響を自覚し、説明責任と慎重な判断を伴った倫理的姿勢を持つことが不可欠である。 (2) ワークショップでは、戦争においての倫理について議論した。まず、技術者が戦争で核爆弾のような研究を行った原因は何だったかについて考えた。第一に周りからの圧力があったはずである。第二に、自分の研究で結果を出したいという思いから、研究費用や名声のために戦争に使われるとわかりながら研究しただろう。次に、これらにはどのような責任があったかを考えた。主に、3つの判断基準があったと思う。それは、もたらす結果を考えて判断することと規則にのっとって判断すること、正しい答えではなくどんなプロセスを経るかを判断することであると考えた。 (3) 本講義の復習では、核爆弾の歴史的背景などについて調べました。核爆弾の研究は、第二次世界大戦期に国家主導の大規模科学研究として進められ、戦争の終戦に重大な影響を与えた。戦後は核兵器の保有が国際政治における抑止力として位置づけられ、同時に核拡散の危険性が深刻な課題となった。一方で、核研究から派生した知見は原子力発電や放射線医療など平和利用にも活かされている。しかし、核兵器は使用時の甚大な人的被害や長期的な環境・健康被害を伴うため、国際条約による規制と、科学者の強い倫理意識が不可欠である。
A. (1)今回の授業では、ゲノム編集や遺伝子と染色体を合わせて作られた言葉で生物種にとっての遺伝情報全体を意味するということを学びました。またクリスパーキャスナインについても触れ、DNAを狙った場所で切断することができるゲノム編集技術であると知りました。 (2)ルミノールの安全性と取り扱い注意についてまとめました。ルミノールを扱う際はばく露の防止が必要です。粉塵の発生を抑制し、蒸気やミストの吸引を避けるため、保護眼鏡、保護手袋、保護マスクを着用する必要があります。また溶液の扱いにも注意が必要で、調整後の溶液は塩基性を示すことがあるため目に入ると失明などの可能性があります。溶液は不安定であるため、温度により劣化するため冷暗所で密閉保管します。 (3)復習の内容として、クリスパーキャスナインについて調べました。クリスパーキャスナインは生命の設計図であるゲノム上の狙った場所のDNAをピンポイントで切断・改変できる革新的なゲノム編集技術です。もともとは細菌がウイルスなどの外的から身を守るための免疫獲得システムから技術を応用しています。まず標的とするDNA配列と同じ配列を持つ短いRNA(ガイドRNA)を設計します。次にDNAをCas9酵素で切断します。ガイドRNAが標的DNA配列に結合すると、Cas9がその場所でDNA二重鎖を切断します。切断されたDNAが修復される過程で、特定の遺伝子を働かなくしたり、新たな配列を挿入したりしてゲノムを編集することができます。
A. 現代の技術社会では、情報・物質・エネルギーの3つが不可欠である。情報技術の一例としてゲノム編集があり、ゲノムとは遺伝子と染色体を含むすべての遺伝情報を指す。DNAはA・T・G・Cの塩基から成り、約32億対(約0.8GB)もの膨大な情報量を持つ。CRISPR-Cas9はDNA二本鎖を切断し、狙った位置に削除・置換・挿入を行う技術であり、その設計にはコンピューター解析が欠かせない。また、情報技術の扱いには倫理が伴い、ウィニー事件のように技術者の知識が不正に利用され問題となった例もある。pure P2Pはサーバーを介さずに端末同士で直接通信する方式で、ビットコインなどのデジタル通貨にも応用されている。さらに、MP3は人間に聞こえにくい音を削ることで容量を削減する音声圧縮技術であり、情報処理の工夫を示す例である。 人が良心に従えなくなるのは、企業や組織からの強い圧力によって正しくないと分かっていても抗えない状況に追い込まれたときである。また、疲労やストレスで心身の余裕がなくなり、適切な判断ができなくなる場合も良心に沿った行動は難しくなる。さらに、自分の判断に自信を持てず、多数意見や権威に流されてしまう場面や、自分の損失を避けたい気持ちが強く、倫理より保身を優先してしまうときにも、良心に従った選択ができなくなる。 復習としてウィニー事件について改めて調べて倫理について考えた。ウィニー事件では、開発者が意図しない形でソフトが違法コピーに利用され、著作権侵害の責任を問われた。この事件は、技術そのものが中立であっても、使われ方次第で社会的影響が大きく変わることを示している。技術者は便利さだけを追求するのではなく、悪用される可能性(予見可能性)や社会への影響を予測し、必要な対策や注意喚起を行う倫理的責任を負うことが重要だと考えた。ウィニー事件は、技術者が作れるから作るではなく、作ることで何が起きるかを常に考える姿勢の重要性を教える事例である。
A.(1) 講義の再話 ゲノム編集とは、遺伝子情報全体を構成する塩基配列を人為的に改変する技術であり、人間のゲノムは約32億塩基(約0.8Gbit)から成る。CRISPR-Cas9は特定の塩基配列を高精度に切断できる革新的技術である。一方、情報技術分野では、ファイル交換ソフト「ウィニー」に代表されるPure P2P方式が登場し、中央管理を持たない仕組みとしてビットコインにも応用された。いずれも情報の扱い方が社会や倫理に大きな影響を与える点で共通している。 (2)発表の要旨 演題 実際につくれるものは(ペットボトルロケット) 共著者名 竹名呉羽, 山口琉夏, 役割 提案者 発表の要旨 ペットボトルロケットは、水と空気を入れた容器を加圧し、噴射される水の反作用によって飛翔する原理を利用している。空気の圧縮エネルギーが運動エネルギーに変換される点が特徴である。一方、過度な加圧や劣化したボトルの使用は破裂の危険があり、発射方向や周囲の安全確保など十分な注意が必要である。 (3)復習の内容 MP3とP2P技術について調べよう MP3は音声データを人の聴覚特性を利用して高効率に圧縮する技術であり、音楽配信や保存を容易にした。一方、P2P技術は中央サーバーを介さず、利用者同士が直接データをやり取りする仕組みである。MP3とP2Pの普及により音楽の流通は大きく変化したが、違法コピーや著作権侵害といった問題も生じた。これらの技術は利便性と倫理・法制度の両立の重要性を示している。
A.(1)バイオテクノロジーと情報技術の発展という観点から倫理について学んだ。ゲノムとは、遺伝情報全体のことを示している。人の塩基対は、32億塩基対であることから、0.8GBであることを計算した。CRISPR-Cas9は、コンピュータとセットのシステムであると学んだ。コンピュータウイルスなどで編集できてしまうことが問題点である。毒薬になってしまうかもしれない。コンピュータと生物の共通点は、コピーが簡単であることであると知った。またピュアP2Pは、デジタル通貨に使用されていることが分かった。事件として、ウィニー事件を取り上げ、著作権法の改正や違法コンテンツの流通を防ぐための措置が講じられるようになった。 (2)グループのワークショップでは、MP3というグループで、青木優菜、山崎紀々香、永井日菜、森崎ひまりと行った。私は、調査を担当した。工学部の学位にふさわしい技術と意識について議論した。モノづくり経験として、小型電解装置を選択した。この工学倫理は、安全第一で正しい手順で作製したことである。工学部卒にふさわしい実践力は、知識を行動に移し、安全、倫理、社会貢献を意識し、技術を用いる力であると考えた。 (3) バイオテクノロジーについて調査した。遺伝子組み換え技術は、目的遺伝子をプラスミドに挿入し、目的のタンパク質の生産や性質改変を行うことが可能となった。現在のバイオテクノロジーとして、遺伝子組み換え技術は、農業にも利用され、害虫抵抗性のトウモロコシ、除草剤耐性の大豆などが生み出されている。遺伝子編集技術としてCRISPR-Cas9が挙げられる。NAの特定の部分を狙って切り取り・書き換える技術である。また、MP3とP2P技術について調査し、プロバイダ責任制限法とデジタル・ミレニアム著作権法との関連も学んだ。P2P技術とは、サーバーを介さずに、利用者同士が直接データをやり取りする通信方式のことであった。一方で、ストリーミングでは、音声や動画データをリアルタイムで受信し、再生することが可能となったと考える。MP3技術とは、音楽データを圧縮して小さなファイルサイズにする音声圧縮技術のことであった。P2P技術とデジタル通貨とのかかわりは、ブロックチェーン上で取引情報を分散的に管理することで、安全で透明な取引を実現するしくみに応用されている。
A. 技術者倫理は、知識を現場で安全に活用し、社会に責任を果たすことを前提とする。ルミノール反応の実験は、座学だけでなく実践力が不可欠であることを示し、学位はその能力を証明するものである。技術者はノブレス・オブリージュの理念に基づき、専門知識と倫理を両立させる責任を負う。現代のバイオテクノロジーでは、遺伝子組み換えやCRISPR技術が医療や産業に革新をもたらす一方、ヒト胚編集や生態系への影響など倫理的課題が顕在化しており、安全性と倫理性のバランスが求められる。 情報技術分野では、P2PやMP3圧縮技術が音楽配信を変革し、NapsterやWinnyは分散型ネットワークの基盤を築いたが、著作権侵害問題を引き起こした。その後、Spotifyなどのストリーミングサービスが合法的なモデルを確立し、利便性と権利保護を両立させた。さらに、ブロックチェーンはPureP2Pの思想を継承し、暗号資産や権利管理に応用されている。今後はAIによる著作権管理や分散型技術の進化と法制度の調和が課題となる。 技術者は、組織の圧力や経済的利益と倫理的判断の間で葛藤する場面が多い。過去のチャレンジャー号事故やフォード・ピント問題は、警告が無視された結果、人命を奪った事例である。科学技術は利便性と同時にリスクを伴い、誤用すれば暴力となり人権を侵害する可能性がある。技術者は公衆の安全・健康・福利を最優先し、透明性を確保する行動を取るべきであり、内部通報制度や倫理教育を活用して自律的判断力を養うことが、持続可能な社会の実現に不可欠である。
A.?ゲノムとは生物がもつ遺伝情報全体を指し、近年は解析や編集技術の進展により、医療や品種改良へ広く応用されている。特にCRISPR/Cas9は、狙った遺伝子を正確かつ容易に改変できる第三世代のゲノム編集技術で、がんゲノム医療や臓器移植研究などに活用されている。一方で、安易な利用やデザイナー・ベビーといった倫理問題も指摘され、慎重な対応が求められる。またMP3は、音声を非可逆的に圧縮してデータ量を減らす技術で、利便性と引き換えに情報の一部を失う点に特徴がある。いずれも技術の利点と限界を理解し、適切に使う姿勢が重要である。 今回のグループワークは実際に作れるものは何ですか?である。 ?演題は実際に作れるものは何ですか?であり、グループ名は名無し、属した人は、 ALYA RASYIDAH BINTI SYAMSUL RIZAL、向田有稀、柳昇河、小田希秒良、須藤春翔であり、役割は調査係。 今回は主にPCRを取り上げた。PCRは酵素反応を用いた分析技術であり、高い正確性と倫理性が求められる。金銭や名声などの欲望が倫理違反を招くことがあるため、PCR技術者には試料の適切な取り扱いや汚染防止などの正確な手技が必要である。知識不足での使用や失敗の隠蔽は重大な倫理違反であり、無知なまま医療行為を行うのと同様に危険である。 ?私は、技術の使いやすさとリスクの関係について考えた。技術の使いやすさは普及を促進し、社会に大きな利便性をもたらす。一方で、操作が簡単で低コストな技術ほど、利用者が結果や影響を十分に理解しないまま使用してしまう危険性が高まる。CRISPR/Cas9のようなゲノム編集技術は、手軽に遺伝子改変が可能であるがゆえに、生命倫理や安全性への配慮が欠かせない。同様に、MP3も利便性の裏で音情報を不可逆的に失っている。技術が身近になるほど、リスクを自覚し、適切に制御する責任が利用者や技術者に強く求められる。
A.(1)遺伝子組み換え技術や細胞融合技術は倫理上の問題をはらんでおり、現在のバイオテクノロジーの具体的な内容について調査した。また工学部で得た知識を行使した経験について振り返り、作ったモノの危険性について確認した。 (2)学生実験でルミノールを合成した。ルミノール合成では、有機化学の芳香族化学・官能基変換・縮合反応・酸化還元反応、化学実験の知識を応用した。ルミノールは、強い皮膚刺激や眼刺激を起こす危険性がある。血痕の検出など法医学的応用を持つため社会的責任とも直結する技術であるため、工学倫理の観点からは安全管理や誤用防止を徹底しつつ、技術を行使する経験と社会的影響を理解する姿勢が不可欠である。 (3)バイオテクノロジーは「生命を生かす技術」、情報技術は「情報を操る技術」、そして技術者はそれらを研究・開発して社会に応用する役割を担っている。バイオテクノロジーは人間社会に役立つ製品や技術を生み出す分野でありながら、生命の操作や社会的影響に関する倫理的な課題を抱えているため、科学的な検証だけでなく、透明性・規制・社会的合意形成が不可欠である。安全性よりも効率や利益を優先する設計を強要されるといった場面で、技術力を持つ自分が良心に従えないといった状況になると、技術者の力が社会に害を与える可能性がある。そのような状況になった場合、「危険性を記録し公開する」「内部で異議を唱える」「外部の専門家や社会に声を届ける」といった行動をとることが大切である。
A.(1)講義内容の再話 本講義ではMP3について話した。MP3とは音声ファイルを圧縮する技術である。仕組みとしては、人間には聞こえないまたは聞こえにくい音声を削除することで不必要なデータをそぎ落としデータの総量を抑える仕組みである。このような圧縮した場合もう戻せない圧縮方法を非可逆圧縮法という。MP3は仕組み上多少の音質の劣化があるが日常使いには問題がなく汎用性が高いため幅広く利用されている。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 核爆弾の製造責任者になったつもりでかんがえよう。メンバー 和田雄磨 西島光汰郎 松原周凛 佐々木敬之郎 核爆弾の製造責任者になった場合に国からは製造指令が出た場合でも技術者倫理として製造すべきなのかという議論を行った。結論としては周りからの圧力や立場等があるため、製造することになるだろうという意見が優勢であった。しかし、こういった問題では重要なのは正しい答えではなく正しいプロセスであり、技術が完成した場合でもその後の扱いを正すことが重要であると考えた。 (3)復習の内容 核爆弾の製造と歴史について復習した。 核爆弾は第二次世界大戦中のマンハッタン計画で初めて実用化されたが、その後の広島・長崎の惨禍は科学技術の成果が巨大な破壊力へ転化し得ることを世界に示した。これにより冷戦期には核開発競争が激化し、技術者が国家戦略に組み込まれる構造が生まれたが、技術者倫理の観点では、研究目的や社会的影響を主体的に問い続ける姿勢が不可欠であり、軍事利用への関与をどう判断するかという葛藤が常に存在することが分かった。現代では核拡散防止条約(NPT)などの国際枠組みが、安全保障と倫理の両立を模索する重要な基盤となっている。
A. 第7回の授業では、倫理が問われるとき、バイオテクノロジーと情報技術をテーマに掲げ、授業が進められました。バイオメインな授業内容で進んでいき、ゲノム編集について学びました。DNA塩基配列やRNA塩基配列をふくしゅうし、ヒトの場合は32億対で、アデニンチミン組とグアニンシトシン組でありました。32億対は8億バイトであるということまで計算して導き出しました。また、DNAを狙った場所できるための遺伝子バサミである、クリスパーキャスナインという初めて耳にした単語も学びました。工学倫理の教科書では、PureP2Pというものを学び、これは、すべての端末が対等に通信する、中央サーバーを持たない完全分散型ネットワークです。情報社会がとても進化しているなとわかりました。P2Pをデジタル通貨に応用したものがビットコインなどで、近年問題がおき話題となりました。情報の進化で他分野に影響を及ぼしていることもわかりました。 発表時間には、実際に作れるものはなにか、学位にふさわしい技術と意識というテーマで話が進められました。実際に私たちの班は、小学校のときに作成したペットボトルロケットについて議論を展開しました。ペットボトルロケットの作成方法は、空気圧と反作用のはたらきを使って作成しました。一方で危険も伴い、例として、空気圧を高くし過ぎると破裂の危険があったり、威力次第では、人や建物への発車で重大事故につながるといった危険も伴います。こういった化学知識を応用してものを作成する際に活かすのが1番理にかなっているが、その反面、危険も伴うので、予見可能性を大事にして物事を進めていくべきだと思います。 これらのことから第7回目の授業で学んだことは、一つの分野だけ特化するのではなく、他分野の知識もしっかり交えることができる立派な化学者になろうと思います。そのためにも、化学の知識だけではなく、予見可能性を行って問題がないか判断するなどの倫理観もしっかり持ち合わせて考えていきたいと思います。
A.(1)生物は、自分勝手に増える化学物質の集合体である。一方、情報は、自分で勝手に増え続けるものだ。このことから、バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製にあるといえる。そして、双方とも淘汰され、利己的なものが生き残る。情報技術は、デジタル化することで、完全な複製ができるようになってきた。デジタル化=文字起こし、と捉えられることから、個人のなりすましなどの非倫理的行動も容易にとることが可能になってきた。それを防ぐため、認証会社や都道府県知事、学校などが中間に入ることで、個人、法人の情報を確認、認証する工夫がなされている。 (2)私たちのグループでは、今まで技術的に作ったものとして、ジベンザルアセトンをあげた。作り方は、ベンズアルデヒドとエタノールとアセトンの混合物を反応させ、そこにゆっくり水酸化ナトリウムNaOHを加え、アスピレーターで回収する。これを作る知識として、有機化学の知識が求められる。危険性としては、アトピー性皮膚炎を悪化させるものがある。もし、技術者倫理の良心に厳格に従えない場合は、教授や上司、知識を明確に有している同僚などの第2者に確認をとったうえで正確に合成を行うことが大事であると結論付けた。 (3)デジタル化の技術は、ファイル化する技術から始まると学んだ。その技術にはP2PやMP3などが知られている。P2Pは、「Peer-to-Peer」の略称で、不特定多数のスマホなどの端末がサーバーを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術またはソフトウェアのことを言う。LINEで写真や動画を共有する過程でこの仕組みが活用されている。 MP3は、「MPEG-1-Audio Layer Ⅲ」の略称で、聞き取りにくい音を削減することでデータサイズを小さくし、デジタル音声を効率的に圧縮する技術のこと。AppleMusicやSpotifyといった音楽配信サービスでこの圧縮形式が用いられている。ビットコインは中央の管理者や銀行を介さず、ユーザー同士が直接取引を行うことができるようにP2Pの技術が使われている。これをすることで、単一の管理者に依存することなく、透明性と安全性の高い取引ネットワークが実現されている。電子マネーやバーコード決済などのやり取りや、保険証替わりにマイナンバーカードが使用されている社会的変化から、これらの技術はより高度化されてくると考えられる。同時に、これらを利用した非倫理的行動を防ぐための手段や法律などが整備され続けると考えた。
A.(1)ゲノムとは生物の遺伝情報全体を指し、2003年にはヒトのゲノム約32億塩基対の配列が解読された。その後、2017年には「がんゲノム医療」が発表され、全国の拠点病院での活用が始まっている。現在のゲノム編集技術は第三世代と呼ばれ、CRISPR/Cas9を用いることで、特定の遺伝子を簡単かつ正確に編集できるようになった。sgRNAという標的DNAに相補的な短いRNAがCas9酵素を誘導し、DNA二本鎖を切断する仕組みである。ゲノム情報の大きさも計算可能である。DNAは4種類の塩基で構成され、それぞれ2bitで表せるため、32億塩基対は合計64億bit、すなわち約0.8GBのデータ容量となる。このため、ゲノム編集はコンピューターの計算能力やデータ管理技術と密接に関係している。情報技術の発展は、ゲノム解析や編集の精度向上にも貢献している。たとえばウィニーやP2Pのようなファイル共有技術は、大量データの効率的な交換や分散管理を可能にし、ゲノムデータの取り扱いにも応用可能である。また、MP3のようなデータ圧縮技術は、人間の感覚特性を利用して情報量を減らす点で、ゲノム情報の効率的保存や解析の考え方と通じる部分がある。このように、現代のゲノム編集は生物学だけでなく、情報科学やコンピューター技術と一体となった学際的な技術であり、医療やバイオ産業の発展に大きく寄与している。 (2)実際に作れるものは何か、学位にふさわしい技術と意識について話し合った。私たちはホームページを作るとして具体的な作り方はプログラミングだと考えた。応用された知識は情報処理概論の授業をもとにした。危険上ではセキュリティ上の問題や法的問題などが考えられた。考えうる対策としては製作者が倫理をみにつけ悪用をしないや技術を使う際に伴う義務や責任についての知識を身につけるべきだと話し合った。 (3)ゲノムは生物の遺伝情報全体であり、2003年にヒトのゲノム約32億塩基対が解読された。現在はCRISPR/Cas9を用いた第三世代ゲノム編集技術により、特定の遺伝子を正確に改変できる。ゲノム情報は約0.8GBのデータ量で、解析や編集にはコンピューター技術が不可欠である。また、P2PやMP3のような情報処理・圧縮技術は、ゲノムデータの効率的な管理や解析にも応用される。
A.(1)講義内容の再話 バイオテクノロジーと情報技術をテーマに講義が行われた。DNAはA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類の塩基からなり、ヒトゲノムの塩基は32億塩基対にもなることが示された。CRISPR-Cas9は、ガイドRNA という小さなRNA分子の働きによって、狙ったDNA配列を特定して編集する技術のことである。また、情報を効率的な保存の例として、MP3が紹介された。MP3は、「MPEG-1 Audio Layer-3」の略称で、音声データを圧縮して容量を小さくするものである。 さらに、銀行のような中央機関を介さずに、ユーザー同士が直接送金できる仕組みであるP2Pも取り上げた。生命とデジタルのどちらも情報を効率的に管理する仕組みが考えられている。 (2)発表要旨 本発表の演題は行った実験の中で起こり得る悪用の危険である。グループ名はCUTIE STREET、グループは青木優奈、鈴木建生、内藤樹、川野美緒、赤崎亮太、大内康生の6名で構成されている。発表の創作において調査係を担った。ルミノールの安全性と取り扱いの注意についてまとめた。ルミノールは目や皮膚への刺激性や粉じんの吸入による危険がある。また、火災時の危険性として、可燃性や引火時の刺激性、有毒ガスの発生がある。悪用しないためには取り扱いに十分に注意する必要があると考えた。 (3)復習内容 技術には倫理的判断が伴うことを改めて感じた。CRISPR-Cas9のような遺伝子編集や化学物質の利用などどのような技術も正しく扱うことで社会や生活の役にたつが、悪用や管理不足などで人々や環境に害を及ぼす可能性がある。だからこそ専門的な知識を有する者は特に正しい倫理観を持つことが重要だと考えた。また、便利な技術ほど取り扱いには慎重になるべきだと考える。
A. 授業では、まずゲノム編集について学んだ。ゲノムとは、生物種にとっての遺伝情報全体を意味し、その担い手はDNAとRNAである。DNAの塩基はアデニン、チミン、グアニン、シトシンで構成され、RNAではチミンの代わりにウラシルが使われる。塩基はアデニンとチミン(またはウラシル)、グアニンとシトシンが水素結合することで対をなし、二重らせん構造を形成していることを再確認した。また、人のゲノムには約32億の塩基対が存在し、それを情報量として換算すると約0.8ギガバイトに相当することを計算によって確かめた。さらに、ゲノム編集技術の代表例としてクリスパー・キャス9について調べた。これは、狙った塩基配列をもつガイドRNAを設計し、DNAの特定部分を正確に切断・改変できる技術であり、医療や農業など多くの分野で応用が期待されていることを知った。次に、情報技術分野ではインターネット上のファイル共有とウィニー事件について学んだ。pure P2P方式は、中央サーバーを介さずに各端末が直接通信を行い、ファイルの検索や転送を行う仕組みである。その応用例として、ビットコインをはじめとする暗号資産が挙げられ、中央管理者を介さずユーザー間で安全に取引できるよう設計されている。また、MP3形式などの音声圧縮技術が情報伝達を効率化している点にも触れた。 発表では、酸化還元反応を応用したアルカリ電池の製作を通じて、技術力が誤った方向に用いられる危険性を考察した。実験では薬品の扱いを誤ると失明やケガの恐れがあるため、ドラフト内での作業や安全管理の徹底が重要であると学んだ。 復習では、科学技術の進歩には必ず倫理的責任が伴うことを再認識し、安全に、そして正しく活用する姿勢の大切さを感じた。
A.講義では、ゲノム編集技術と情報通信技術という、一見異なる分野に共通する「基盤的な仕組み」と「革新性」について学んだ。まずゲノム編集に関して、DNAは塩基対と呼ばれるAとT、GとCの組み合わせによって構成されており、人のゲノム全体は約32億塩基対から成ることが示された。これはデータ量に換算すると約0.8GBに相当し、生命情報が非常に膨大であることが理解できる。その中で、CRISPR-Cas9はDNAの特定の場所を正確に切断できる革新的なゲノム編集技術として紹介され、生命科学研究や医療分野への応用可能性が強調された。 次に、情報通信分野ではpure P2P(ピアツーピア)という通信方式が取り上げられた。P2Pは中央のサーバーを介さず、端末同士が直接データをやり取りする仕組みであり、その代表例としてビットコインが挙げられた。ビットコインでは銀行などの管理者を必要とせず、取引履歴をブロックチェーンというデジタル台帳に記録し、P2Pネットワークに参加するノード全体で分散管理している。この仕組みにより、耐障害性や透明性が高いシステムが実現されている。また、MP3については音声データを効率的に扱うための音響圧縮方式およびファイル形式であることが説明され、情報技術が日常生活に深く浸透していることが理解できた。 ワークショップでは、どういったときに人の倫理観が揺らぐのかについて話し合い、企業に洗脳されたとき、身体的・精神的に圧力がかけられたときなどの意見が出た。
A.(1)情報技術とバイオテクノロジーは、社会に大きな利便性をもたらす一方で、倫理が強く問われる分野である。情報技術では、個人情報の大量収集やAIによる判断が進み、利便性とプライバシー保護のバランスが問題となる。技術的に可能であっても、社会が受け入れられるかどうかを考える視点が欠かせない。また、バイオテクノロジーでは、遺伝子編集や再生医療など生命そのものに関わる技術が発展しており、人の尊厳や安全性をどこまで守るべきかが問われる。技術者は成果や効率だけでなく、その技術が社会に与える影響を考えながら判断する必要がある。 (2)グループワークでは戦争について議論した。戦争は、色々な事情や正義感、プライド、周りからの圧力で生じるものであり株価が大いに変動するなど経済にも影響をもたらす。争いを起こさないためには3つの結果責任、義務責任、職務倫理について技術者は深く考える必要があると感じた。正しい答えではなくどんなプロセスで判断するのかが大切であると思った。 (3)バイオテクノロジーについて復習した。バイオテクノロジーの例として、遺伝子編集技術が挙げられる。病気の原因となる遺伝子を修正することで治療につながる可能性がある一方、生命を人為的に操作することへの倫理的問題が生じる。また、クローン技術や再生医療も医療の発展に貢献するが、安全性や人の尊厳をどう守るかが課題となる。技術の有用性だけでなく、社会への影響を考えた判断が重要であると思った。
A. ゲノムは生物がもつ遺伝情報全体を指し、解析や編集技術の進展により医療や研究に広く応用されている。特にCRISPR/Cas9は高精度かつ簡便なゲノム編集を可能にし、がん医療や臓器移植研究に期待が寄せられている。一方で生命の道具化や倫理的問題も指摘され、慎重な運用が求められている。 自分の良心に素直に従えないとき、加藤さなみ、吉田好、大坂琉音、沖杉紗琶、嘉規円花、役割:可視化、良心に従えずに自分の技術力が暴力と化す場面と取るべき行動について議論した。まず化学薬品を開発したという場面において、薬品ラベルに注意書きを記述しておく、特許申請の際に取り扱える条件を制限するという行動が挙げられた。これは、開発者に悪用する意図がないことを示し、万が一事件が起きたときに責任追及を避けるためや扱える範囲を安全な範囲にとどめるためである。また、フェイク動画の作成という場面では、フェイク動画は情報の信頼性を失い、AIなどで悪用されるリスクが生まれるため、「作れるから作る」のではなく、「社会的影響を考慮して公開する」ことの方が重要であり、動画の公開による周囲への影響を考えた行動をとるべきであると考えた。 ヒトインスリンは、糖尿病治療に用いられる薬で、現在は遺伝子組み換え技術により大量に生産されている。これにより、動物由来インスリンに比べて副作用が少なく、安全性の高い治療が可能になった。一方、アルツハイマー病治療薬は、脳内に蓄積するアミロイドβなどを標的とし、進行を抑えることを目的として開発が進められている。
A.①社会を危険に晒すおそれのある技術として、ゲノム編集がある。これはCRISPR/Cas9によりDNAの特定の配列を書き換えることができるが、この配列はPCから指示しているため、サイバー攻撃により配列データを改変されることで、意図しないDNAが生まれる危険がある。 また、WinnyはP2Pにより端末同士の直接の通信によりデータを共有できる。P2Pは暗号通貨やLINEでも使われている。Winnyは音楽や映画、ゲームソフトが無断で共有されたことが問題視され、開発者が罪に問われかけた。MP3といった圧縮技術が生まれたことも、違法行為の蔓延を助長した。 ②ワークショップでは、技術が悪用される身近な例について考察した。例として、自身の発表した論文がコピーされたり無断引用されたりすることが考えられる。コピーや無断引用が蔓延すれば、情報の出どころが把握しづらくなり、信憑性を毀損されることとなる。 ③技術力を持った人が良心に従えず暴力に用いてしまう事例として、地下鉄サリン事件が挙げられる。この事件では技術力を持った優秀な人間がサリンの製造を行ってしまった。カルトに入信して洗脳されている状況では、途中で自分の行動に疑問を持ったとしても、教団内での説得と板挟みになり、結局行動を改めることができないケースが考えられる。倫理的な行動が促されるような環境に強制的に身を置く事ができれば、暴力的な行動を改められると考えられる。
A.(1)ゲノムとは遺伝子と染色体をあわせて作られた言葉であり、生物が持つすべての遺伝情報を指しDNAの全塩基配列を含んでいる。具体的には、遺伝子や遺伝子の発現を制御する情報が含まれ、生物の形作りに必要な情報が記録されている。近年の研究では、地球上において非常に多くの野生生物が絶滅危惧種となっていることから、これらの保全が喫緊の課題となっている。そこでゲノム解析を利用することにより絶滅危惧種の保全に繋げようとする研究がある。 pureP2Pは、サーバーを介さずに端末同士が直接通信を行う技術の一種であり、ネットワークに繋げた端末が対等な立場で通信を行い、情報と受信を行う。特徴としてはすべての端末が対等な立場で通信を行い、情報の提供と受信を行うことや、各端末が独立で動作していること、データが直接共有されることによってサーバーの負担が軽減されることがあげられる。具体的な利用例としてファイル共有ソフトウェアやブロックチェーン技術などの幅広い分野で利用されている。 (2)自分たちの班が話し合ったのは情報の悪用例についてです。様々の悪用例の中で自分たちが着目したのはレポートや論文の著作物の悪用についてです。この例を選んだ理由として、自分たちが大学生で問題に対して身近であるからです。 (3)自分はゲノムについて興味を持ったので最近の研究について少し調査をしました。調査の結果自分が面白いと思ったものはナウマンゾウのゲノム解析が成功した研究です。
A.(1) 本講義では、生命情報と情報技術の両面から現代社会の課題について学んだ。まず、ゲノム編集技術としてCRISPR-Cas9が取り上げられ、DNAを特定の位置で切断・改変できる仕組みが説明された。また、DNAとRNAの塩基対の違いについて、DNAはA-T、G-C、RNAはA-U、G-Cで対合することを確認した。さらに、人のゲノム情報である約32億塩基対がデータ量として何GBに相当するかを計算し、生命情報が膨大な情報量であることを理解した。後半では、Winny事件やMP3を例に、情報技術の発展が著作権や法制度と衝突する問題について学び、技術と社会の関係性が示された。 (2) 自分の班では、情報セキュリティを確保するための三つの観点である「技術的対策」「不正アクセス防御」「組織・人的対策」について調査し、理解を深めた。暗号化や認証技術などの技術的対策に加え、ファイアウォールや侵入検知システムによる不正アクセス防御の仕組みを調べた。また、どれほど高度な技術を導入しても、運用する人や組織の体制が不十分であればセキュリティは成立しない点に着目した。本発表を通して、情報セキュリティは技術だけで完結するものではなく、人・組織・運用を含めた総合的な取り組みであることを理解した。 (3) ゲノム編集やデジタル技術は高い利便性を持つ一方で、倫理や法制度との調整が不可欠であると感じた。CRISPR-Cas9は医療や農業への応用が期待されるが、生命を改変する行為には慎重な議論が求められる。また、ゲノム情報をデータとして捉える視点は、個人情報保護の問題にもつながる。一方、Winny事件やMP3の普及は、技術そのものが違法なのではなく、その使われ方や社会制度の未整備が問題を生んだ例である。これらを通して、技術は中立ではなく、社会的影響を見据えながら適切に活用する姿勢が重要であると考えた。
A.(1)本講義では、「倫理が問われるとき」というテーマのもと、情報技術とバイオテクノロジーに関わる倫理的課題について学んだ。情報技術の発展により、個人情報の大量収集や監視、AIによる判断などが可能となり、利便性の向上と引き換えにプライバシー侵害や差別の問題が生じている。一方、バイオテクノロジーでは、遺伝子操作や再生医療などが急速に進展し、生命をどこまで操作してよいのかという根本的な倫理問題が浮き彫りになっている。講義では、技術は価値中立ではなく、社会や人間の在り方に深く影響するため、倫理的判断が不可欠であることが強調された。 (2)ワークショップでは、情報技術やバイオテクノロジーを安全に利用する方法について議論した。発表では、新しい技術を導入する際には、その利点だけでなく、悪用や想定外の影響についても事前に検討する必要がある点を指摘した。技術の運用段階で問題が発生した場合に迅速に対応できる体制を整え、責任の所在を明確にしておくことが重要である。また、専門家だけで判断するのではなく、社会全体で情報を共有し、透明性を確保することが技術の安全利用につながるとまとめた。 (3)復習を通して、情報技術とバイオテクノロジーは人間の生活や生命に直接関わるため、特に高い倫理意識が求められる分野であると再認識した。技術の進歩は止められないからこそ、「できること」と「してよいこと」を区別する視点が重要である。技術者や研究者には、社会的影響を想像し、将来世代への責任を考慮する姿勢が求められる。倫理的判断を伴う技術利用こそが、持続可能な社会の実現につながると学んだ。
A.(1)DNAとRNAは遺伝物質であり情報を持つよね。塩基対の配列は16通りだけどこれは何GBに相当するかな?答えは0.8GB。クリスパーキャス9は知ってる?調べてみよう。また、P2Pは知っているかな?コンピュータ同士が対等な立場で直接通信するネットワーク方式なんだ。過去にWinny事件というのがあったんだよ。 (2)ワークショップでは、実際に作れるモノは何かそれぞれ議論した。私は、石けんを選んだ。作成方法は以下の通りだ。苛性ソーダを水に溶かす。別の容器にココナッツオイルを溶かし、オリーブオイルを加える。水酸化ナトリウム水溶液にココナッツオイル+オリーブオイルを加えかき混ぜる。エッセンシャルオイルを加え混ぜ、型に流し込む。ほかには、P2Pを用いた○×ゲームを作る人、栄養ゲルを作る人がいた。 (3)復習ではMP3とP2Pについて調べた。Winnyは日本初のソフトウェアで完全な分散型ネットワーク(PureP2P)を実現した。中央管理者が存在しないので、耐障害性と匿名性が高まったサービスである。MP3は、データ量を約10分の1に圧縮された不可逆圧縮技術である。聴覚心理モデルを活用し、聞こえにくい周波数帯や音量の小さい成分を削除している。 P2P技術は、仮装通貨・暗号資産の基盤技術であるブロックチェーンに応用されている。各ピアが対等に取引情報を共有し、中央管理者無しで信頼性を確保している。ブロックチェーンとは分散型台帳のコトで、この仕組みによってセキュリティ・透明性・耐障害性が向上した。
A.(1)授業で学んだこととしては塩基配列についてDNAはA,T,G,Cを持ち塩基対はAとT、GとCでありRNAはA,U,G,Cを持ち塩基対はAとU、GとCであり人は32臆の塩基対を持っていてこれは0.8Gbyteになること、クリスパーキャスナインとはDNAを狙った場所で切断して遺伝子を改変するゲノム編集技術でありPAMという短い配列をさがしてすぐ隣の20塩基がガイドRNAと完全一致するとRNAがDNAにくっつく。ガイドRNAが導いた場所でDNAの両鎖を切断する。 (2)ワークショップではこれまで工学部で得た知識を、実際に行使した「モノ作り」した経験について紹介し作ったモノの危険について確認しました。ペットボトルロケットについて話し合いました。ペットボトルロケットは小学生のころ作成し、空気圧と反作用の働きを使って使用するものであり危険としては空気圧を高くしすぎると破損の危険があり、人に向けたり建物への発射により重大な事故につながる危険があることなどが挙げられました。 (3)復習の内容としてはMP3とP2P技術について調べました。これはは、1990年代後半に音楽配信の形を大きく変えました。MP3は音声データを圧縮する形式で、NapsterなどのP2Pネットワークを通じてユーザー同士が直接ファイルを共有できるようになり、効率的な配信を実現しましたが、著作権問題を引き起こしました。一方、Pure P2P技術は完全分散型ネットワークで、中央管理者を持たず、ノード間で直接通信します。この仕組みは仮想通貨や暗号資産の基盤となり、ビットコインは「Peer-to-Peer Electronic Cash System」として設計されました。ブロックチェーンは分散合意により信頼性を確保しますが、取引所など一部は中央集権的です。デジタル通貨は中央管理型であり、Pure P2Pとは異なります。
A.?本講義では、先端技術が社会に与える影響と技術者の責任について学んだ。ゲノム編集では、DNAやRNAの塩基配列という極めて微細な情報が生命を形作っており、ヒトのゲノム全体は約32億塩基対、データ量にすると約0.8GBに相当することを知った。クリスパーキャス9は遺伝子を狙って改変できる画期的技術である一方、倫理的議論が不可欠である。また、ファイル交換ソフトWinnyの事例では、革新的な技術が無断転載や情報漏洩に悪用され、開発者自身が犯罪者として扱われたことから、技術の社会的影響を予測する重要性を学んだ。 ?演題: 実際に作れるものは何ですか?―学位にふさわしい技術と意識― グループ名:窓側うしろ 共著者名:那須桂馬、長尾瞬、小林煌、後藤将太、五十嵐稔ニ 役割:責任著者 グループディスカッションでは、工学部で学んだ知識を実際に用いたものづくりの経験として、学生実験で行った金属メッキを取り上げ、その危険性について議論した。金属メッキは本来、防食や機能向上を目的とする技術であるが、その悪用例として、安価な金属を高価に見せかける詐欺や、防錆性能を偽る不正表示、リサイクル工程での詐欺などの例が考えられた。結論として、このように、技術の使い方次第で社会に被害を与えてしまうということを理解した。 ?授業後の振り返りとして、ゲノム編集やWinny、金属メッキの事例から、技術者が自らの技術の利用範囲をどこまで想像できるかが重要であると考えた。クリスパーキャス9は医療への応用が期待される一方で、生命倫理の問題を孕んでいる。Winnyも利便性を追求した結果、社会的混乱を招いた。技術者には、法や倫理を踏まえ、悪用される可能性も含めて技術と向き合う姿勢が求められると考えた。
A.今回の講義では、バイオテクノロジーと情報技術について技術者倫理を紐付けて講義を行った。バイオテクノロジーと情報技術は、現代社会の在り方を根本から変えつつある強力な技術分野であり、その影響力の大きさゆえに技術者倫理の重要性は極めて高い。技術者倫理の視点とは、技術的可能性や効率性だけでなく、人間の尊厳、社会的公正、安全性、そして将来世代への影響を踏まえて判断する姿勢である。バイオテクノロジーにおいては、遺伝子編集、再生医療、合成生物学など、人の生命そのものに直接関わる技術が発展している。これらは難病治療や食料問題の解決に大きな可能性を持つ一方で、「どこまで人が生命に介入してよいのか」という根源的な倫理問題を伴う。例えば、遺伝子編集技術が治療目的を超えて能力強化や選別に使われれば、人間の平等性や多様性を損なう恐れがある。技術者は、技術的に実現可能であることと、社会的に許容されることは別であると自覚し、研究の目的や利用範囲を慎重に見極める責任がある。また、バイオテクノロジーは安全管理や情報公開の在り方も倫理的課題となる。実験データの改ざんやリスクの過小評価は、社会に深刻な被害をもたらしかねない。技術者倫理の観点では、不確実性や危険性を正直に伝え、第三者の検証を受け入れる透明性が不可欠である。一方、情報技術の分野では、AI、ビッグデータ、IoTなどが人々の行動や意思決定に強い影響を与えている。個人情報の収集・解析は利便性を高める反面、プライバシー侵害や監視社会化のリスクを孕む。技術者は、システムが人の行動を「管理・操作」する方向に進んでいないかを常に点検する倫理的責任を負う。特にAIによる判断は一見中立に見えるが、設計者の価値観やデータの偏りが結果に反映される点を自覚する必要がある。さらに、バイオテクノロジーと情報技術が融合する領域では、遺伝情報と個人データが結びつき、差別や不当な選別につながる危険性が高まる。ここでは、技術者が「できるから使う」のではなく、「使うべきかどうか」を社会と共に考える姿勢が求められる。
A.ゲノム編集について触れた。塩基対とはAとT、CとGの塩基の組み合わせの並び方を指す。Crisphr/cas9とはDNAの二本鎖を切断する技術である。p2pについて調べた。p2pとはすべてのコンピュータが対等な構成のシステムとか通信のやり方である。授業の最後には全7回の授業で学んだ内容をポスターにまとめて発表する活動を行った。一般的な倫理と技術者の倫理の違い、技術を使うためのルール、現場作業での安全などについてまとめた。 ワークショップ課題では以下のような内容にまとまった。自分の良心に素直に従えないときについてグループ内で議論を行った。権力ある人や目上の人の意見にたとえ間違えがあると感じていても逆らわない方が得と考え従ってしまう時、同じ立場の人や仲間などに助けを求めて結束して逆らうことで良心に従った行動をとることが出来て、有効であるという結論になった。より具体的な例を挙げると、集団でのストライキや反対運動などが挙げられる。 授業の復習では「プロバイダ責任制限法(日本)とデジタル・ミレニアム著作権法(アメリカ)について調べてみよう」を題意に以下に記した内容をおこなった。日本のプロバイダ責任制限法とアメリカのデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)は、インターネット上の情報発信と著作権保護のバランスを取るための法律である。日本のプロバイダ責任制限法は、名誉毀損やプライバシー侵害などの違法情報に対する削除や発信者情報の開示を定め、被害者救済を重視している。一方、アメリカのDMCAは著作権保護を中心に、著作権者の申し立てに基づく迅速な削除(ノーティス・アンド・テイクダウン)を制度化している。
A.1 倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術というテーマで学んだ。ファイル交換ソフト「ウィニー」はインターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずにデータやファイルを自由に交換できるソフトウェアであった。開発者の方は、京都地裁より、著作権所有者間での著作物の交換という悪用のされ方をして、それを知りながらソフトを提供し続けたことは著作権法違反幇助に当たるとの判決を受けたものである。技術を提供する側であった場合、利用者の良心の欠如によって、自らも懲罰の対象と見なされる可能性があるということを学んだ。 2 演題 自分の良心に素直に従えないときは? 共著者名 佐藤光介、中川一生、佐藤優生、佐々木龍亜 このグループワークにおいては、自分の良心に対して素直に従えない場合の対策について話し合った。その結果、権力を持っている人や目上の人の意見にたとえ間違いがあると感じた場合でも逆らわない方が得であると考えてしたがってしまいそうな場合を想定し、こういった状況において自分と同じ立場の人間やあるいは仲間などに助けを求めることによって、自分の良心に従うことが出来るのではないかという結論を得ることが出来た。CRediTの分類法における私の役割はConceptualizationである。 3 ファイル交換ソフト「ウィニー」の問題が私には非常に興味深く思われたので、これについて思慮を重ねた。ソフトの利用者の良心の欠如が故に、開発者の方が逮捕されてしまったという事案であり、自分が開発した技術の利用者からそういった悪意のある利用のされ方をするかもしれないということを想定した上で、技術の開発に取り組んでいかなければならないと知ることが出来た。つまり、技術者に求められる倫理というのは、悪意を持った人間に技術を利用される可能性を踏まえ、それに対しても自らの倫理観を働かせなければいけないと考えることが出来た。
A. ゲノム編集技術であCRISPR-Cas9は、遺伝子を高精度かつ簡便に改変できる画期的技術であり、医療や農業への応用が期待されている。一方で、生殖細胞への適用やデザイナーベビーなど倫理的課題も大きい。例えば,Winny事件は、ファイル共有ソフト開発者が著作権侵害を助長したとして逮捕されたが、最終的に無罪が確定し、技術の中立性と開発者責任の境界が問われた事例である。MP3もまた、利便性の高い圧縮技術として普及したが、違法コピー問題を引き起こした。これらは技術そのものではなく、利用方法と社会制度の在り方が倫理的問題を生むことを示している。 今回の課題のルミノールは,犯罪現場での“偽装”に使われる。ルミノールは血痕を青白く光らせる性質があるため、逆に 警察の捜査を混乱させる目的で使われることがある。実際には血がない場所に撒いて「血痕があるように見せる」また,検査を妨害して誤解を招く。また,SNS動画やネットで“犯罪っぽい演出”に使われる。ルミノール反応の光は見た目が派手なので、「事件を起こした」と誤解させるイタズラなどに使われる可能性がある。さらに、他人を脅す目的で使用される。化学反応を知っている人なら、「証拠を調べられるんだぞ」と威嚇する。ルミノール反応を利用した恐怖演出などの心理的嫌がらせに使うことも考え出すされる。 最後にルミノールは本来、科学捜査に役立つ技術であるが、犯罪の隠蔽に悪用される可能性もある。ゲノム編集技術も医療への貢献が期待される一方、将来的にはデザインベイビーの出現など人間の尊厳を脅かす倫理的問題が懸念される。これらはSDGsが掲げる「平和と公正」「人や国の不平等削減」にも関わる課題である。技術者は技術の社会的影響を予測し、法制度や倫理指針を尊重しつつ、安全で公平な利用を促す責任を負っている。
A.(1) P2P について学んだ P2P(ピア・ツー・ピア)とは、中央のサーバーを介さずに、利用者同士の端末が直接データを送受信する通信方式である。各端末がサーバーとクライアントの両方の役割を持つため、通信が分散され、サーバーへの負荷が少ないという利点がある。代表的な例としては、ファイル共有ソフトや暗号資産(ブロックチェーン)がある。一方で、管理が難しく、ウイルス感染や著作権侵害などのトラブルが起きやすいという欠点もある。つまり、P2Pは利用者同士が直接つながって情報をやり取りする分散型の通信方式である。 MP3とは、「MPEG-1 Audio Layer-3」の略で、音声データを高い圧縮率で保存できるデジタル音声圧縮形式である。人間の耳には聞こえにくい音や重複する音を取り除く「不可聴部分の削除」という技術を用いることで、音質を大きく損なわずにデータ量を約1/10程度に圧縮できる。これにより、音楽CD数枚分のデータを小さな容量で保存・配信できるようになり、音楽配信や携帯音楽プレーヤーの普及に大きく貢献した。現在では、ほとんどの機器やソフトで再生可能な標準的な音声ファイル形式として広く利用されている。 (2)課題 アルカリ電池 ??具体的な作り方(設計図の概要) 亜鉛粉末を負極、二酸化マンガンを正極とし、電解液には水酸化カリウム溶液を使用した。円筒状のケースに負極、セパレーター、正極を順に配置して組み立て、電極間の電位差を測定して発電を確認した。 ?応用された知識 「エネルギー化学」で学んだ酸化還元反応と電池反応の原理、および「化学実験」での安全な薬品取扱いや測定技術を応用した。また、「物理化学」で学んだ電極電位や反応速度の理解を活かした。 ??危険性 水酸化カリウムは強いアルカリ性を持ち、皮膚や目に触れると化学やけどや失明の危険がある。また、誤って密閉状態で反応を進めるとガス発生による破裂事故の恐れもある。そのため、防護眼鏡・手袋を着用し、ドラフト内で実験を行うなど安全対策を徹底した。
A. ゲノム編集技術は、情報技術の発展とバイオテクノロジーの代表的な成果である。人間の塩基配列はATとGCから成り、約32億対で構成されており、その情報量は約0.8GBに相当する。CRISPR-Cas9の技術では、ガイドRNAを用いて狙った塩基配列を切断でき、PAM配列を目印に遺伝子操作が可能となる。この技術は医療や研究に大きな可能性をもたらす一方、生命を人為的に操作することへの倫理的配慮が不可欠である。また、情報分野ではpureP2P技術が挙げられる。pureP2Pは中央サーバーを置かず、各コンピュータが直接通信する仕組みであり、暗号通信やデジタル通貨などにも応用されている。しかし、WinnyやMP3の事例に見られるように、技術が著作権侵害などの問題に利用される可能性もある。 技術者が技術開発した際に必要になる行動を考えた。例えば、化学薬品を開発したとき、そのリスクを回避する行動は次のようである。薬品ラベルに、開発者にはその薬品を悪用する意図はなく、責任追及を避けるための注意書きを残すこと、特許申請の際に取り扱える範囲や条件を制限することなどである。また、技術の発展に伴い最近広がっているのがフェイク動画である。これはAIに利用されたり鵜呑みにしたりすることで情報社会全体の信頼性を失うことに繋がる。 たとえ技術的に作れたとしても、社会的影響を考慮したうえで公開・生産するものを選ぶことは、技術者に必要不可欠な倫理観に基づく行動である。開発者に悪気が無くともその使われ方次第で社会に大きな影響を及ぼす。技術者倫理とは、実行したい技術と社会性のジレンマへの判断の基盤となる思考であり、化学を取り扱う者として欠かせない人間としての感覚である。
A. DNAとは、「デオキシリボ核酸」の略称で、生物の遺伝情報を記録・保持する物質である。RNA(リボ核酸)は、DNAに似た核酸で、遺伝情報を細胞に伝え、タンパク質を合成する役割を担う。クリスパー・キャス9(CRISPR-Cas9)は、DNAを狙った場所で切断できるゲノム編集技術である。細菌が持つ免疫システムを応用したもので、ガイドRNA(gRNA)が標的配列を認識し、Cas9という酵素がDNAを切断します。簡便さと効率の良さから、基礎研究だけでなく、医療や農業など様々な分野で応用が期待されている。 演題は「実際に作れるものは何ですか?-学位にふさわしい技術と意識-」、共著者は鈴木純奈、須田琥珀、松本碧衣、栗田涼香、永山るりか、私は発表を担当した。酸化還元反応の設計図(アルカリ電池)を作ることができる。これはエネルギー化学実験で使用した。失明や怪我などの恐れがあるため、ドラフト内で実践するなど工夫した。 復習として、デジタル通貨について述べる。デジタル通貨とは、紙幣や硬貨のような物理的な形を持たない、デジタルデータとして存在する通貨のことである。スマホ決済や電子マネー、中央銀行が発行を検討している「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」、そして価格変動の大きい「仮想通貨」などが含まれる。これらは、オンラインでの決済や送金に利用され、現金の代わりとして利用できる。支払いの利便性や取引の効率を高める一方で、個人情報の管理や不正利用への対策が重要になると感じた。技術の進歩だけでなく、安心して使える制度づくりが不可欠であると思う。
A.
A. (1)バイオテクノロジーの活用例を幾つか学んだ。例えば医療分野ではiPS細胞やES細胞を利用して、損傷した臓器や組織を回復させる研究が進んでいることを学んだ。また、農業分野では品種改良により栄養価の高い農作物の開発や、害虫、除草剤への抵抗が高いものの研究が行われていると分かった。また、現代のMP3技術とP2P技術の違いを学んだ。MP3技術は、データ圧縮によって音声データの保存などに使われるが、P2P技術はサーバーを介さずに直接データを送り合う通信技術のことであると分かった。 (2)グループワークでは、私たちが今までに作ったことのある化合物を及び考えられる危険性に関して調査した。グループの共著者は、佐藤壮真、川村拓大、平山雄大である。私はエビデンスの調査を行った。私たちはジベンザルアセトンを作ったことがあった。ベンズアルデヒドとエタノールとアセトンの混合物を反応させ、ゆっくり水酸化ナトリウムを加え、アスピレーターで回収することで作ることができる。有機化学の知識を用いて作ったが、危険性としては、アトピー皮膚炎の悪化の影響などが考えられた。したがって、有識者に確認をとり、正確に合成を行うことが大切だと考えられた。 (3)私たちが工学部の学位を取得すると、知識の取得に加えて実生活に役立つものを生み出す力があるとみなされると考える。したがって、安全かつ倫理違反の無い形で、自身の技術を社会へ還元する姿勢が求められるのである。学生のうちに失敗した時の対処法まで知識を身に着けておくと視野がより広がるのではないかと知ることができた。
A.(1)講義内容の再話 P2P技術(Peer to Peer)は、サーバーを介さずに各コンピュータ同士が直接データをやり取りする通信方式である。Napsterは音楽ファイルの共有を目的とした初期のP2Pシステムであったが、中央サーバーが存在するため完全なP2Pではなかった。一方、WinnyはPure P2Pを実現し、中央管理者がいない分散型ネットワークを構築した。これにより、利用者同士が匿名的にデータを交換できるようになった。しかし、著作権侵害の温床となったため、社会的・法的な問題も引き起こした。MP3技術は、音楽データを圧縮し、音質をある程度保ちながらファイルサイズを小さくする技術であり、P2Pによる音楽共有を容易にした。さらに、Pure P2Pの思想は仮想通貨や暗号資産の基盤にも応用されている。たとえば、Bitcoinなどの暗号資産は中央管理者を持たず、ネットワーク上の多数のノードが取引を相互に検証する仕組みを採用している。つまり、Pure P2Pは情報共有だけでなく、信頼と価値の分散的な管理を実現するための根幹技術となっている。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 大学の研究室でペロブスカイト結晶を合成した。合成過程ではペロブスカイト中に鉛(Pb)を用い、実験後の器具洗浄にDMSO(ジメチルスルホキシド)を使用した。鉛は重金属で神経・腎臓系に蓄積して長期的に毒性を示し、吸入・経口・皮膚接触で危険がある。DMSOは溶媒として皮膚からの吸収を促進し、鉛などの有害物質を体内へ移行させる恐れがあるため注意を要する。したがって個人防護具(手袋・ゴーグル)、局所排気・適切な廃棄処理、曝露低減手順が必須である。倫理(倫理性)を欠く技術者がこれらの化学物質を扱えば、科学的目的を離れて人命を脅かす道具に転用される危険がある。大学での「もの作り」は技術的知識と安全対策に加え、倫理教育を伴わなければならない。 (3)復習の内容 倫理が問われる場面では、まず自分の判断が他者や社会にどのような影響を及ぼすかを冷静に検討する姿勢が必要になると考える。利益や効率だけに視点を置くのではなく、行為の背景にある価値観や目的を再確認し、長期的な公益との整合性を評価することが重要である。また、曖昧な状況では一人で抱え込まず、第三者の視点や制度的基準を参照することで判断の偏りを防げる。倫理的に揺れるときこそ、慎重さと謙虚さを持ち、より良い選択を模索する態度が求められると考える。
A.技術者倫理第7回の講義では、生命科学技術と情報技術を題材に、先端技術が社会に与える影響について学んだ。まず、人間の塩基配列について説明があり、ATとGCからなる塩基対は約32億対存在し、データ量に換算するとおよそ0.8GBになることを知った。生命情報がデータとして扱える規模であることに、技術の進歩を感じた。 次に、ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9について調べた。これは、狙った塩基配列を切断できる技術であり、特定の場所をどのように認識するのかが重要な点である。その仕組みとして、PAM配列と呼ばれる特定の配列が存在する場所を目印にし、切断したい配列と相補的な約20塩基からなるガイドRNAを用いて標的を決定することを学んだ。高い精度で遺伝子を操作できる一方で、生命を人為的に改変できてしまう点に倫理的な課題があると感じた。 また、pureP2Pについても取り上げられた。これは中央にサーバーを置かず、各コンピューター同士が直接通信し合うシステムであり、管理者が存在しない点が特徴である。この仕組みは暗号通貨やデジタル通貨に応用されており、利便性が高い反面、責任の所在が不明確になりやすいという問題も抱えていると理解した。 最後に、これまでの技術者倫理の授業で学んだ内容をポスターにまとめる活動を行った。環境問題、法律、経済、先端技術など、多様なテーマが技術者の倫理と深く結びついていることを整理でき、技術を扱う立場としての責任の重さを改めて実感した。
A.
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A.DNAの塩基にはアデニン、チロシン、シトシン、グアニンがあり、RNAではチロシンがウラシルに変換されます。クリスパーキャスナインはDNA切断技術の一つで、DNAを狙った場所で切断します。ゲノム編集は常に倫理が問われる分野です。同じように情報は技術者によって大きな損害を出すことが可能な分野です。P2Pはコンピュータ同士を対等な関係で通信させる方法で、仮想通貨にも使われています。 グループワークでは、正しい技術の使い方について議論しました。技術者が、持っている技術を正しい倫理観のもとで使うためには、個人が確固たる倫理観を持っていることと、技術者同士で団結してお互いを守りあうことがいつようだと考えました。今後、所属する企業の社長や上司が我々技術者に対して倫理に反する業務を強制する可能性があります。その時に、自分の立場を気にせずに倫理的に正しいと思うことを実践していきたいです。 MP3とP2Pについて調べました。MP3は音声データを圧縮することができ、1990年代に登場しました。携帯プレーヤーの音楽再生機能に貢献した技術で、CDからダウンロードによる音楽の再生が可能になった技術です。革新的な技術ですが、著作権を無視して楽曲のダウンロードを行う人が増えたそうです。P2Pはサーバーを介さず、当人同士で通信のやり取りを行う通信方式です。サーバーを必要としないため、通信障害になる可能性が低いメリットがあります。
A. 第7回講義では、DNAとRNAの塩基対配列についてやゲノム編集について、P2Pとデジタル通貨について話し合った。DNAは二本鎖で、アデニン、チミン、グアニン、シトシンの4種類の塩基からなり、向き合っている塩基どうしが塩基対を作っている。塩基対はA?T、G?Cが対応しており、A-Tは2本の水素結合G-Cは3本の水素結合をとっていることが分かった。 ワークショップ課題では、悪用してしまう例として、見た目を偽って行動すること、機能を施さず見た目だけ整えること、リサイクル詐欺の3つについて主に議論した。見た目を偽ることに関しては、安い金属に金や銀メッキして高価なものに見せかけるという行動をとってしまう可能性があることが分かった。機能を施さず見た目だけ整えることでは、亜鉛メッキ済みと称して防錆力の弱いめっきを使用することで人の目を欺いてしまう可能性があるということが議論された。リサイクル詐欺では、貴金属めっきを買い取る際に実際には価値の高いものを安く買い取る危険性があるということが議論された。以上から3つとも知識がないという弱みに付け込んで起こってしまう問題であることが議論された。 復習では、自分の持つ力が暴力とかす場面として、クラスメイトがいじめられていたりした際に、自分もいじめられるかもしれないと考え、誰にも伝えず、何もないふりをするということを例にする。これは、伝えるという行為によって自分が被害を被るかもしれないから知らんぷりするのと、自分に対するリスクよりも助けたいという正義感から先生に伝えたり、割って入ったりするという行動をとることが考えられる。
A.(1)授業テーマは情報技術とバイオロジーについてで、インターネットとファイル交換ソフトであるウィニーに関する事例が授業で取り上げられた。2006年12月、京都地裁は、ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発した金子勇元東京大学助手に著作権違反幇助で罰金150万円を言い渡された。金子元助手は「幇助の基準があいまいで、将来の技術の可能性を無視した判決だ。真正面から争う」として控訴し、懲役を求刑していた検察側も控訴した。控訴審は2009年10月に現判決を破棄し無罪放免を言い渡した。その後の検察側による上告も2011年12月に棄却された。 (2)自分の良心に素直に従えないときについてグループで考えた。グループ名は無く、グループメンバーは大橋隆記、?橋旺亮、山下弘峻、百々柚花、前川嶺緯の自分含め計5名で、私はグループ内で案を出した。私たちは、自分の良心に従えないような状況になる可能性があることを考えて、技術が悪用されないようにするためには、機能の制限などを設けるなどをして技術そのものに悪用されないような仕組みを作ったり、特許や知的財産権の取得、法の整備などをすればよいと考えた。 (3)P2PとMP3について以下にまとめた。 P2Pとは「Peer to Peer」の略で。端末(Peer)同士が直接データをやり取りするネットワークであり、MP3とは、「MPEG Audio Layer-3」の略で、パソコンや携帯音楽プレイヤーでの保存形式として広く使われている音声の圧縮形式の一つである。また、P2Pはビットコインを代表とする仮想通貨の分野で広く利用されている。仮想通貨分野で使用される目的は、ブロックチェーン技術を利用して、通貨の分散化やセキュリティの向上、透明性を確保することである。暗号資産において使用されているブロックチェーン技術もP2Pの一種である。また、デジタル通貨においては、分散管理の実現、改ざん耐性の向上、取引の直接性といった理由でP2Pが使用されている。
A.
A.ゲノムとは、遺伝子と染色体を合わせた言葉で、生物がもつ遺伝情報全体を指す。ヒトでは約32億塩基対(A?T、G?Cの対)があり、容量にすると約0.8GBに相当する。近年はゲノム解析により、生物の進化や起源の研究が進み、遺伝子組換えや品種改良も盛んに行われてきた。さらに、CRISPR-Cas9に代表されるゲノム編集技術が登場し、ガイドRNAとCas9酵素を用いて狙ったDNAを切断し、遺伝子を精密に改変できるようになった。 一方、情報技術では、PtoP(ピア・ツー・ピア)という複数のコンピュータが対等な立場で直接通信する方式が普及し、ファイル共有などに利用されてきた。また、MP3は人間が聞き取りにくい音を間引くことで元データを約10分の1に圧縮できる音声形式で、音楽配信を大きく発展させた。 授業で行うアセトンや微生物を扱う実験には、見えにくいが確実にリスクが存在する。アセトンは揮発性・可燃性が極めて高く、静電気や加熱器具の火花で引火する危険がある。また、蒸気を吸入することで健康被害が生じる可能性もある。微生物実験では、無害とされる菌でも増殖環境が変わると予期せぬ挙動を示したり、エアロゾル化による吸入リスク、器具の破損や培地のこぼれによる汚染拡大の危険がある。さらに、廃棄物の処理を誤ると環境汚染につながる。これらの危険性を理解し、換気・保護具・無菌操作・火気管理などの基本的な安全手順を徹底することが、安全な実験の前提となる。 2008年に起きたUCLAでの薬品発火事故について調査した。UCLAの研究室で、有機金属試薬 tert-ブチルリチウムを扱っていた研究員が、適切な防護具を着用せず作業したため、薬品が空気中で発火し、衣服に燃え移って重度の火傷を負い亡くなる事故が起きた。原因は、危険物質の特性理解不足と安全教育・監督の欠如であり、大学における安全管理体制の問題が指摘された。この事故を契機に、米国では研究室の安全基準強化が進んだ。
A.(1)講義内容の再話 第7回目の授業では、最新技術における倫理の重要性を学んだ。特にゲノム編集の話が面白く、人間の全遺伝情報が32億対の塩基対で構成され、それをわずか0.8GB程度のデータで表現できるという事実に驚いた。技術者として、この膨大な情報を操作する可能性が倫理的にどれほど重いかを実感した。また、クリスパー・ナインによる特定部位の遺伝子編集の仕組みを知り、技術の精密さと影響の大きさを理解したことで、「技術ができること」と「すべきこと」は必ずしも一致しないことがわかった。 さらに、ウィニー事件を通して、技術者が作った技術が社会的責任を問われるケースも学んだ。中央サーバーを介さずに端末同士でデータをやり取りするPure P2P技術や、デジタル通貨に応用される分散型台帳の仕組みを知り、技術そのものは中立でも使われ方によって評価が変わることを実感した。技術者は社会的影響を予測し、責任ある判断を行う必要があると考えた。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ワークショップでは、自分の良心に従えない場面について考えた。例えば、組織の圧力や周囲の多数派の意見に逆らいにくく、自分が正しいと思う行動を選びにくい状況が想定される。こうした場面で取りうる行動として、まず自分の迷いや違和感を客観的に整理することが重要だと考えた。その上で、信頼できる第三者や同僚に相談し、意見を踏まえながら自分の考えを明確にする。また、小さな形でも良心に沿った行動を実行したり、丁寧に理由を示して意見を伝えたりすることで、段階的に倫理的判断を実行できるとまとめた。 (3)復習の内容 復習では、技術が社会に与える影響の大きさと、個人の倫理判断の重要性を改めて認識した。ゲノム編集やP2Pの事例を通じて、技術は中立であっても使われ方次第で善にも悪にもなることを理解した。また、良心に従った行動を取ることは簡単ではないが、自分の感覚を整理し、相談や小さな実践を通して判断を行うプロセスが重要だと感じた。これにより、技術者として社会に責任を果たすためには、知識だけでなく倫理的な判断力を日頃から鍛える必要があると考えた。
A. コンピューターなどの成長によって計算処理能力が急激に成長しバイオの世界では遺伝子配列、デジタルの世界では音楽などをデータにするなどの技術が進歩した。これらによって、それらを使用する私たち技術者の倫理観についても考える必要がある。 発表の話し合いでは、私たちができることにいて話し合われた。また、それらの技術がどのようなことに悪用さるかについて話し合われた。例として、一般製品から化学製品を抽出することができ、本来の使用目的とは別の使い方ができるため悪用可能である。また、悪用されないようにするための対策として、技術者倫理の教育、製品の安全性の向上などが話し合われた。 授業の復習として平常演習に取り組み、「ヒトインスリンやアルツハイマー治療薬について調べてみよう」では、P2P技術によってサーバーを返さずに端末ごとで直接通信を行えるようになったため、中央集権的な取引所を介さず、手数料が安く豊富な決済方法が利用できるようになった。P2Pを使用することでより高いプライバシーにつながることもメリットとしてあげられることを学んだ。また、「プロバイダ責任制限法(日本)とデジタル・ミレニアム著作権法(アメリカ)について調べてみよう」では、便利になるようなストリーミング技術が多く開発されているが、その中には悪用されてしまう技術が存在しており、プロバイダ責任制限法やデジタル・ミレニアム著作権法によって罪のない作成者が罪になってしまうことがあるため使い方には注意するべきでアルと学び、「実際に作れるものは何ですか?―学位にふさわしい技術と意識―」では、私が作れるものは、ヨーグルトや納豆であり、学生実験で既製品のヨーグルトや納豆からそれらを増やすという実験を行い、作ることができる。そして応用された知識は、微生物についての知識です。また、危険性は安全性について考えて増やしていないためもし食べてしまったら、食中毒になってしまうかもしれないと考えた。
A.
A. ゲノム編集について取り上げる。DNAはA,T,G,Cの塩基をもっており、RNAはA,U,G,Cの塩基を持っている。人のゲノムは約32億の塩基対を持っており、これをデータ量で表すと0.8 Gbyteである。CRISPR-Cas9というものがあり、これはDNAを狙った場所で改変できるゲノム編集技術のことである。技術を持った人が誤逮捕されてしまった例としてウィニー事件が挙げられる。ファイル共有ソフトを開発した開発者が著作権法違反ほう助の容疑で逮捕されたが、無罪であった事件である。中央サーバーを介さない対等な立場の端末同士で直接データのやり取りを行う通信方式にpure P2Pというものがある。P2Pの技術はビットコインや暗号資産、ファイル共有ソフトなどに活用されている。 グループワークでは「自分で使ったことある技術」について議論を行った。技術として、酸化還元反応の設計図(アルカリ電池)を取り上げた。この技術は化学の実験で扱った。失明やけがなどの恐れがあるためドラフト内で行う必要がある操作があるが、知識がないと危険を脅かすことになると分かった。 復習として、倫理について改めて考えた。7回の授業を通して倫理を考えるうえで環境、安全、法律、技術、お金、承認・評価など様々な視点から見方があることを学んだ。将来として後悔のない倫理を持つのは何か1つの利益だけを考えず、全体像からつかむことも大切なのだと感じた。自分が洗脳されている可能性を否定せず、多角的に考えることが必要である。
A. バイオテクノロジーについても倫理を問われる問題があり、それはゲノム編集についてである。まず、ゲノムとは、生物種にとっての遺伝情報全体を意味する。ゲノムはDNAにより記録されており、DNAはアデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)、の4種類の塩基からなっている。ヒトゲノムは約32億塩基対であり、これはデータ容量に換算すると0.8 GBに相当する。近年、CRISPR/Cas9システムというゲノム編集技術が実用化され、ゲノム編集が比較的安易に、的確に実施できるようになった。この技術により、人工臓器、診断薬、治療薬などの研究開発が進んでいる。ここで問題になるのが、遺伝子組換え生物の流出である。2008年4月、神戸大学の研究室にて、遺伝子組換え大腸菌や酵母を加熱殺菌処理せずに流しに廃棄したり、廊下で実験が行われていたことが判明したことがあった。このように、遺伝子組換え生物が流出すれば、生物の多様性が失われてしまう可能性があり、社会の混乱を招く、重大な倫理違反となってしまう。実験を行う上でこれらは決して他人事ではなく、いかに技術に対する倫理を持っているかが重要である。 演題:これまで工学部で得た知識を実際に行使してモノを作った経験について グループ名:窓側うしろ グループ:菅野隼太郎、那須桂馬、長尾瞬、後藤将太、五十嵐稔二 役割:責任著者 工学部で学んで得られた知識を用いて作ったもの、作れるものに関して、倫理が問われる問題について議論した。方法として、これまでの知識で作ったものを話し合い、それについての問題点をまとめた。結果として、金属めっきが製作物として取り上げられ、倫理的には、めっきを施すことで金属の価値を偽る、必要な機能を施さず、めっきの見た目だけ整えるなどの行為が問題視されるとまとめた。 CRISPR/Cas9について、CRISPR/Cas9は細菌の免疫機構を応用したもので、ガイドRNAが標的DNA配列を指定し、Cas9酵素がその部位を切断し、修復過程で遺伝子の改変・挿入ができ、高精度・低コストであり、幅広い生物種に応用できる。CRISPR/Cas9は生命科学や医療を大きく発展させ、社会的な利益は非常に大きい。しかし、倫理的な課題もあり、生殖細胞の編集などがあたる。この技術の進歩に合わせた、厳格なルールを定め、倫理的観点から慎重に応用する必要があると考えた。
A.第7回は、これまで学んだ講義の内容を倫理と絡めて総合的に振り返った。また、ゲノム編集や情報技術がもたらす倫理問題について学んだ。ゲノムは遺伝子情報全体を意味し、物質でなく、情報として扱われること、また、現在のゲノム編集技術は、第3世代と呼ばれ、CRISPR/Cas9などの技術で簡便に改変できることを学んだ。加えて、講義では、ヒトゲノム約32億塩基対は、情報量をGB(ギガバイト)で表す方法やMP3、pureP2Pの仕組みなど情報技術の技術的背景も説明された。ヒトゲノムは、1塩基当たり2bitで換算し、結果的に0.8GBであると導くことができた。演習を通し、自身が普段利用しているスマートフォンの一か月の使用データ量と比較したところ、生命の情報が極めて膨大なデータである事を実感した。知識を欠いたまま技術を扱うこと自体が倫理違反につながるという指摘も印象に残った。 グループワークでは「自分が開発した技術が悪用されるが、それに逆らえない場面」を議論した。ここでは、製品が手元にない場合や技術者が圧力下にある場合、製品に自分が気づいていないセキュリティ欠陥があり、それが悪用された場合など5つの場面を挙げた。遺伝子技術やネットワーク技術の公開・利用には慎重な制度設計が必要だと結論づけた。 復習では、知識や技術そのものは中立であり、悪用を防ぐには技術者個人の倫理と社会的なルール作りが両方必要だと整理した。自分の価値観を尊重しつつ、公共性を考えた判断を心がけたい。
A.ゲノム編集とは、生物種にとっての遺伝情報全体を意味します。DNAの研究では、二重らせんが解かれる過程を分析する研究、RNAではワクチンの開発のための研究がおこなわれています。DNAは塩基がA.T.G.CであるのにRNAはA.U.G.Cです。また二重らせん構造と一本鎖という違いもあります。塩基対の組み合わせは64通りあります。32億対は0.8GBです。クリスパーキャス9とは、細菌がウイルスに感染された時に使う防御システムを遺伝子編集ツールとしておうようしたものです。遺伝子の修正につかえます。ガイドRNAがDNAの狙った配列をみつけ、キャス9がそこを両鎖とも切断し、遺伝子が修正する際に新しい配列などをいれます。pureP2Pとは、ネットワーク内の全てのノードが等しい役割と責任を持ち、中央のサーバーや専門の管理ノードなして動作することです。ビットコインで応用されました。中央銀行などはなく、取引情報をネットで共有し、各ノードが台帳を保有し、更新しています。MP3とは、音楽や音声データをデジタルで圧縮して保存する形式のことです。 グループワークではルミノールについて考えました。ルミノールは有機化学の実験でつくったことがあります。ルミノールには経口毒性があり、皮膚刺激性があります。結婚に反応し発光します。悪用されないためには、危険性を知らせる、使用方法を明記する、GHS分類(国際的な化学品分類基準)を明記することが大事と考えました。 DNAとRNAの違いに関する研究の一つとして、RNAが遺伝情報の伝達だけでなく、遺伝子発現の制御にも関わっている点が調べられています。DNAは遺伝情報を長期間安定して保存する役割を持ちますが、RNAは必要なときに合成され、タンパク質合成を調節します。特にマイクロRNAは、特定の遺伝子の働きを抑制することが分かっており、病気の発症や進行との関係が研究されています。この研究は、DNAとRNAの機能の違いを理解し、医療への応用につながる重要な分野だと感じました。
A.(1)この授業では、技術の発展が社会に与える影響と、技術者に求められる倫理について学んだ。特に、技術は一度社会に広まると制御が難しく、悪用や予期しない被害を生む可能性がある点が強調された。Winny事件などの事例を通して、技術は優秀なものでも、使い方次第で社会問題を引き起こすことが示された。技術者には、法律を守ることだけでなく、結果を予測し責任ある行動をとる姿勢が求められることを学んだ。 (2)今の自分が利用できる技術として金属めっきが挙げられる。その悪用例としては、①見た目を偽る。(安価な金属に金や銀のめっきをして高価なものに見せかける。)②機能を施さず、見た目だけ整える。(亜鉛めっき済みということにして、防腐性の低い安価なめっきを使用する。)③リサイクル詐欺。(貴金属めっき品を買い取る際に、実際には価値の高いものを安く買い取る。)このように技術を悪用できると考えた。そのうえで、自分が技術をどう利用するか次第だと改めて感じることが出来た。 (3)講義を通して、技術者は、技術を開発するだけでなく、その影響まで考える責任があると感じた。技術が拡散した後は、取り消しが難しく、その後、どのように応用されるかによって、根本の技術の評価も改めて見直されることが、印象に残った。知識や能力を持つ立場だからこそ、社会に与える影響を想像し、慎重に判断する必要があると感じた。今後は、技術の利便性だけでなく、倫理的な面と同時に学び、研究することが大切だと感じた。
A.
A.(1) 現代社会で生命工学技術は糖尿病治療のためのインスリン生産やアルツハイマー治療剤開発などに必須的に使われています。 しかし、遺伝子組み換えや人間の胚芽編集のような技術は、生命を人為的に操作するという点で、倫理的問題と生物学的リスクを同時に抱えています。 一方、情報技術の分野でも大きな変化がありました。 過去にはMP3圧縮技術とP2P技術を利用して音楽ファイルを自由に共有しましたが、この過程で著作権侵害という法的問題が発生しました。 以後、技術は所有する方式からストリーミング方式に発展し、日本のプロバイダ責任制限法やアメリカのデジタルミレニアム著作権法のような制度的装置を通じて法的安定性を取り戻しています。 (2) 工学者にとって技術力とは、単に知識を頭の中に入れておくのではなく、自然科学の知識を応用して実際に物を設計して作る能力のことです。 ピアノ演奏をユーチューブで見るだけでなく、直接弾くのも違うように、工学もやはり学んだ知識を実際に行使してみた経験が重要です。 私は研究室で特定酵素反応を利用した簡易診断キットを製作し、分析化学と生化学知識を実際に適用してみました。 この過程で反応物の濃度を正確に調節し、同じ結果を繰り返し作り出す再現性が診断結果の信頼性を決定する核心だという点を自ら悟りました。 技術を直接扱った経験があってこそ、工学倫理についても論じる資格が生まれます。 (3) 工学部の卒業生として学位を受けるということは、それだけ高い社会的地位と責任を得るという意味です。 高い社会的身分にはそれに伴う道徳的義務があるというノブレス?オブリージュ精神のように、学位を持つ技術者は自分の能力を欺いてはならない義務があります。 もし実力がないのに学位だけ持っていたり、自分の技術的な不足を隠したまま業務を遂行するならば、これは患者を欺く医師と変わらない非倫理的な行動です。 したがって、工学徒は自分の実力を正直に証明できる実践的能力を備えなければならず、自分が作った結果物がもたらす危険性まで十分に考慮して責任を負う態度を持たなければなりません。
A. 今回の講義では、インターネット上での技術について多く学んだ。Napsterに代表されるP2P技術は、mp3という高音質・小容量の音声圧縮技術の普及を背景に、学生によって開発され、音楽流通の在り方を大きく変えた。Winnyはこれをさらに発展させ、管理サーバを持たない完全なPure P2Pを実現した点で、技術的に画期的であった。しかし、デジタル情報は完全複製が可能であり、匿名性の高いP2P技術と結びつくことで、著作権侵害が急速に拡大した。Winny事件では、技術そのものの中立性と、利用による社会的影響の責任が問われ、技術者倫理の重要性が浮き彫りになった。これを学んだ後、実際に作れるものは何ですか?-学位にふさわしい技術と意識-というテーマでワークショップを行い、話し合いを行った。 実験において、ペロブスカイト結晶を鉛を用いて合成することが出来る、ということから鉛とジメチルスルホキシドが人体で有害であることから、殺人に使われてしまう可能性があるかもしれないと考えた。そのため、鉛を使わないペロブスカイト結晶を作る、また管理体制を厳しくする等ということからこの問題を解決することが出来るのではないかと考えた。 復習として、mp3は音声を効率的に圧縮することで、インターネット上での音楽配布を容易にし、P2P技術と結びつくことで爆発的に普及した。一方で、著作権侵害への対応として、日本ではプロバイダ責任制限法が制定され、違法情報の削除要請や責任範囲が明確化された。アメリカではデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)が成立し、著作権保護と技術革新の両立を目的とした制度が整えられた。これらの法制度は、技術の発展を前提としつつ、社会的リスクを抑制するための枠組みである。
A. ゲノム編集では、DNAの塩基配列がATGCの4種類で構成される。32億塩基対は計算を行うと0.8GBほどの情報量で生命を形づくっているということになる。クリスパー・キャス9はガイドRNAを使って狙った場所のDNAを切断できる技術であり、生命を編集できるほどの精度を持つ。また、P2Pネットワークは中央サーバーを介さずに端末同士で直接データをやり取りする仕組みであり、仮想通貨にも応用されている。他にも、mp3が音声データを高音質のまま圧縮する技術である。 共著者は沖杉、嘉規、鈴石、吉田、加藤、調査を担当した。実際に作れるものと取るべき行動について討論した。化学薬品では安全な範囲で扱うことや社会的影響を考慮して開発することがとるべき行動であると挙げた。フェイク動画では情報の信頼性を揺るがし、悪用されるリスクがある。「作れるから作る」ではなく、「社会的影響」を考慮して公開することが重要である。 mp3は音声データを効率よく圧縮する技術であり、P2Pは中央管理者を持たない分散型の通信方式である。これらの技術は便利である一方、著作権問題や情報の真正性といった社会的課題も抱えている。技術者には単に技術を理解するだけでなく、その社会的影響を見通す力が求められると感じた。また、電気実験での協力経験を振り返ると、問題解決にはコミュニケーションと相互理解が不可欠であり、技術者としての姿勢にも直結することを実感した。技術は人間の手によって初めて価値を持つものであり、その扱い方を誤らないためには、倫理観と対話の姿勢を持ち続けることが重要だと考えた。
A. 第7回講義では、ゲノム編集とコンピュータの関係、それぞれの近年の動向について学んだ。ゲノムは生物種にとっての遺伝情報全体を指し、2003年にヒトゲノム約32億塩基対の配列が解読された。現在のゲノム編集技術にはCRISPR/Cas9と呼ばれる、遺伝子を特定の部分で簡単かつ正確に編集できる技術が応用されている。また、ゲノム編集に必須なのがコンピュータである。講義では、コンピュータソフトの例としてウィニーやP2P、MP3を取り上げた。 ワークショップでは、「演題:技術発展した社会で犯罪を防ぐことができないのはなぜか/グループ名:あふさこ/共著者名:大濱風花・近ありす・石垣彩奈」についてディスカッションを行った。私たちのグループはフェイク動画を例に取り上げた。これを選んだ理由は、軽い気持ちで遊び感覚で作ったフェイク動画が詐欺やなりすまし、情報操作に悪用される危険性がないとは言い切れず、本人が意図しない形で社会的混乱を招く可能性があると考えたからである。しかし、フェイク技術はエンタメや教育の場でも活躍することから、完全に封じることはできないのではという意見が出された。 本講義の発展として、ゲノム編集とコンピュータの関係についてさらに深掘りしてみる。塩基は4種類(2bitで表現可)あり、ヒトには32億塩基対存在することから、ゲノム情報は32億×2=64億bitで表せるといえる。このように、生命は情報として扱うことができ、ゲノム編集は生物のプログラミングだといえる。調べたところ、ゲノム編集におけるコンピュータの役割は様々あり、設計や解析、シミュレーションなど、必要不可欠な存在だと分かった。倫理の観点からも、ゲノム編集された動物や穀物が消費者の元に届くまでに、コンピュータを用いて安全性をいかに担保するかが重要なのではないかと考えた。
A.(1)講義内容の再話 バイオテクノロジーについて学んだ。DNAの塩基配列はA T G Cの四つで構成されており、RNAの塩基配列は、A U G Cの4つ構成されている。また、遺伝情報の仕組みやどのように遺伝情報が運ばれるかについて学んだ。クリスパーキャスナインと呼ばれるゲノム編集技術について学んだ。この技術は、遺伝子のある特定の位置を狙って切断することができるという技術である。また、ガイドRNAは、ゲノム編集におけるガイド役となるRNAである。実践的工学倫理p19にも詳細が載っている。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ワークショップでは、セキュリティについて討論した。外部からの不審なサイトや、ウイルスからデバイスを守るにはどのようにしたら良いか調査した上で意見交換を行った。対策として、3つ考えられた。技術的対策と、不正アクセス制御、組織・人的対策が挙げられる。技術的対策としては、開発段階からセキュリティを組み込むことでセキュリティを強化するというものである。また、不正アクセス制御として、WAFの導入が挙げられる。他にも、組織・人的対策として、アクセス管理が考えられた。 (3)復習の内容 今回の授業では、バイオテクノロジーについて、大学で学んだ知識を用いてより深く学んだ。具体的には、DNAやRNAの塩基配列の仕組みについて学んだ。またクリスパーキャスナインと呼ばれるゲノム編集技術について知識を得ることができた。 ワークショップでは、セキュリティの強化のために何ができるかについて学んだ。具体的に、3つが考えられ、そのそれぞれについて具体的にどのようなことを行うのか詳しく調査をした。
A.第七回はバイオテクノロジーと情報技術による倫理についての授業でした。DNAの塩基はA(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)の4種類であり、RNAの塩基はDNAの塩基のうち、TがU(ウラシル)に変わった4種類である。DNAの塩基対数は32億対であり、これをデータに直すと約0,8?の量にあたります。クリスパーキャス9はDNAの二本鎖切断を原理とする遺伝子改変ツールであり、ガイドRNAに指定された配列を狙い、DNAを切り取ることができます。また、情報圧縮の仕組みとして、MP3がある。これは音楽の容量を小さくする技術の一つであり、CDと同等の音質で約11分の1の容量まで圧縮することができます。 授業最後のディスカッションでは、フェイク動画について話し合いました。班員は大濱風花、立花小春、近ありす、石垣彩奈の四人であり、班名はあふさこ、役割は発言でした。フェイク動画には自分が軽い気持ちで作った動画が詐欺やなりすまし、情報操作などに悪用される危険性があり、自分が意図しない形で社会的混乱を招く可能性があります。これに抗えない理由はディープフェイク技術はエンタメや教育などに使用できるため完全に封じることが難しく、日本では規制が整っていないため個人で止めるには限界があるからだと考えられています。 この授業の復習としてMP3とP2Pの技術について調べました。MP3が圧縮できるのは音声データを人間の耳が感じにくい部分を削っているからです。ファイルサイズがとても小さいため音楽をデータとして簡単にやり取りできるようになりました。P2Pとはコンピュータ同士が直接つながってデータをやり取りする仕組みであり、サーバーが不要であるため大人数が同時に参加しても速く共有できるという利点があります。MP3によってファイルを軽くし、P2Pによってそのファイルをさらに広めやすくなったためこの二つは世界中でサブスクなどの音楽を共有できる技術が広まるきっかけとなりました。
A.
A. 情報技術とバイオテクノロジーの発展によって倫理問題もまたより考えられるようになった。CRISPR/Cas9はDNAの標的となる配列を正確に切断し、遺伝子を改変するゲノム編集を可能とした。ゲノム編集の技術の発展とともに生命倫理等もよく考える必要がある。またファイル交換ソフト「ウィニー」が犯罪者によって利用されてしまったように、これらの技術は使い方によってよくも悪くもなってしまう技術であり、世に出す前にもよく考えていく必要がある。 権力ある人や目上の人の意見に対して、たとえ間違いがあると感じても、逆らわない方が得と考えた結果、自分の考えを放棄して従ってしまえば結果誤ったことを行ってしまうことがある。そのようにならないためにも、上からの力にあらがえないのであれば、同じ立場の人や仲間などに助けを求め結束し、正しい選択を行うことができるようにあらがっていくことが必要になる。まずは、人に流されずに自分の意志を持ち考え、誤った結果をもたらさないために自ら行動していくことが重要である。 技術の発展によって、クローン技術など倫理をよく考えなくてはならないようなものが多くなっている。そして、組織的な活動が増加している今、少し間違えれば倫理違反をしてしまい、取り返しのつかないことになってしまうというのも他人ごとではないように感じる。技術をよく理解し、それをどう用いれば社会にどのような影響があるのかをよく考えて行動し、他人に流されずに考え続けることが重要である。
A.(1)P2P技術の登場は、情報の複製と共有を劇的に加速させました。デジタル化とは、情報を文字(符号)に置き換えることであり、これにより一字一句違わぬ完全な複製と高速な伝達が可能になった。デジタル技術は社会構造を根底から変えつつある。しかし、この利便性は同時に深刻な課題も生んでいる。音楽や映画の不正コピー、ソフトウェアの悪用、さらにはインターネット上でのなりすましなど、サイバー空間の脅威は現実のものとなった。また、すべての真理を文字で表現できるわけではなく、デジタル化できない(あるいはすべきでない)領域も存在する。こうした「コピーが容易で、誰でも匿名になれる」デジタル社会において、情報の正当性を守る鍵となるのが認証である。特定の行為が正当な手続きで行われたことを公的に証明する「Certification」と、本人であることを特定する「Authentication」は、食の安全を守るJGAP認証から個人のログイン管理まで、現代社会の信頼を支える不可欠な基盤となっている。技術が高度化する今、私たちはデジタル情報の利便性を享受しつつ、その限界と正当性を厳格に管理する姿勢が求められている。 (2)ワークショップでは、自分たちにも悪用されない仕組みが作れるのではないかと考え、議論した。そのなかで、やはり特許や認証の重要性とともに、関連した、法整備の重要性も再認識した。 (3)デジタル社会という現代を生きる自分たちが、知見を有した技術者としてどんなあり方できるか、考えるきっかけとなった。
A.DNAとRNAの塩基配列を基礎として、バイオテクノロジーと情報技術の特徴が扱われました。DNAやRNAはアデニン、グアニン、シトシン、チミンの4種類の塩基から構成され、3塩基ごとの組み合わせによってアミノ酸が指定されます。このような配列情報は膨大であり、64塩基の組み合わせでも非常に大きな情報量を持ちます。 遺伝子操作技術の代表例として、CRISPR-Cas9があります。CRISPRは細菌がウイルスのDNA情報を記録しておく領域であり、Cas9はその情報をもとに標的DNAを切断するタンパク質です。ガイドRNAが目的のDNA配列を認識し、それに導かれてCas9がDNAを切断します。その後、細胞の修復機構を利用することで、意図的な変異の導入や新しい遺伝子の挿入が可能になります。この技術は簡便で高精度、かつ低コストであり、医療や農業など幅広い分野への応用が期待されています。一方で、狙っていないDNAを切断するオフターゲット効果や、人の遺伝子改変に関する倫理的問題が懸念点として挙げられます。 情報技術の例として、P2P(Peer to Peer)方式があり、中央サーバーを介さず、端末同士が直接通信する仕組みであるP2Pはファイル共有やブロックチェーン、暗号資産などに利用され、通信負荷の分散や耐障害性の高さといった利点があります。一方で、管理の難しさやセキュリティ、法規制の課題も存在します。P2Pはデジタル通貨にも応用され、分散型取引やスマートコントラクトによる自動取引が可能になりますが、詐欺や悪用への対策が求められています。また、デジタル情報の扱いとしてMP3形式が取り上げられました。MP3は音声データを圧縮することで、音質をある程度保ったままファイルサイズを大幅に小さくできる形式であり、現在も広く利用されています。 このように、バイオテクノロジーと情報技術はいずれも高い利便性を持つ一方で、利用方法によっては倫理的な判断が求められる分野であることが示されています。 ワークショップ課題では自身で作った創造物が悪用されないためにどうしたらよいかが議論されました。私たちの班では学生実験で生成したルミノールを題材としました。ルミノールは鉄に反応して暗所で発光する化学物質であるため、事件現場の鑑識を行うときに血痕の有無を判断するときなどに使用されます。ルミノールには経口毒性、皮膚刺激性などの特徴があり、悪用されないためには使用方法を明記したり、GHS分類(国際的な化学品分類基準)を明記することなどが大切だと結論付けられました。 復習としてDNA配列の意味を理解する方法について整理されました。 まず、開始コドンと終止コドンに注目してORF解析を行い、遺伝子候補を推定します。次に、RNAシーケンスやプロテオミクスによって、実際に転写・翻訳されているかを確認します。さらに、既知の遺伝子との配列比較やモチーフ解析、変異実験によって機能を予測します。また、非コード領域にもプロモーターやエンハンサー、機能性RNAなどが存在し、遺伝子発現の制御に重要な役割を果たしています。
A.?今回の授業でゲノム編集について学んだ。遺伝子と染色体を合わせて作られた言葉であり、生物種にとっての遺伝情報全体を意味するものである。クリスパーキャス9というものが存在するのだが、遺伝子(DNA)の特定の位置を狙って切断・編集できる画期的なゲノム編集技術で、ガイドRNAが標的を定め、CAS9という酵素がDNAを切断する。人間のゲノムには約30億から32億塩基対で構成されており、この膨大な情報の中に約2万3千個の遺伝子が含まれ、生命活動に必要なたんぱく質の設計図となっていることが分かった。 ?今回の授業の課題で、ルミノールの安全性と取り扱い注意について調べた。まず、ルミノールとはアルカリ性の水溶液中で過酸化水素と反応し、触媒の存在下で青白い光を放つ(化学発光する)有機化合物であり、主に科学捜査での血痕検出や化学実験に用いられる。取り取り扱い注意点は、眼や皮膚絵への刺激性、粉塵の吸入、火災時の危険性(可燃性、引火時に刺激性、有毒ガスを発生)このことから悪用しないためには取り扱いに注意する必要があることを学んだ。 ?pureP2Pというシステムについて学んだ。pureP2Pとは、中央サーバーを介さず、全ての参加端末(ピア)が対等な機能と役割を持ち、直接通信する分散型ネットワークモデルのことである。メリットとして、サーバーが不要であったり、高い負荷分散などがあり、デメリットとして、低い通信効率、通用、管理の複雑さがあるということが分かった。
A.今回の講義を通して正しい知識と倫理観を身に着けることが大切だと感じました。 今回のワークショップでは石鹸の作り方や必要な知識、危険性などについて話し合いました。知識が不足していればなぜその操作をするのかどのような危険性があるのかといったことがわからず事故を起こしてしまったりする可能性があるので知識や経験を身に着けることが大切だと思いました。 今回の講義の復習ではAIについて調べました。昨今ではさまざまなSNSにAIが搭載されています。その中でも生成AIが他人の絵を無許可で学習に利用しているなどのうわさを聞いたことがあります。生成AIは誰でも簡単にイメージが出力できる便利なツールですが、そのために誰かの著作権が侵害されているかもしれないという危険性もあると感じました。また、AIの使い方に注意が必要だと感じました。最近のAIはとても優秀で質問をすると素早く回答してくれます。そのため、多くの人が気軽にAIを使用しています。しかし、その回答が正確かどうか確かめなければいけないと思います。インターネットは今の人々に身近なもので様々な人が情報を発信しています。そのためインターネット上には正しい情報も誤った情報も無数に存在しています。そんなインターネットの中からAIが拾ってきたデータは本当に正しいのか、間違った情報が含まれていないかを私たちは確認しなければいけないと思います。そのために私たちは多くの知識を身に着けて間違った情報に踊らされないようにしなければいけないと思いました。
A. P2P技術やMP3は情報流通を大きく発展させた一方で、WinnyやNapsterにおいて起こったような著作権侵害を引き起こした。これに対応する形でプロバイダ責任制限法やDMCAが整備された。また、ファイルが完全には自分の端末に保存されず、通信すると同時に再生するというストリーミングサービスへと配信形態が移行し、著作権者の管理のもとで安全に配信が可能となった。さらにバイオテクノロジー分野では、ヒトインスリンの生産やゲノム編集、人工臓器など、人命を支える技術が発展しているが、同時に高度な専門知識を扱う者には強い倫理観が求められる。技術は中立ではなく、使い手の判断によって社会に貢献も害も与え得るため、法制度と倫理の両面から技術を理解する必要があるのだ。 演題は「ルミノール発光液の作成と悪用例」、共著者は金子乃々楓、横山咲、川端萌菜、古江野々花、山根寿々であり、私は調査とリソースを担当した。3-ニトロフタル酸のヒドラジンによるアミド化と亜ジチオン酸ナトリウムによる還元反応によってルミノールを合成し、過酸化水素と触媒を用いた化学発光を観察した。実験では強塩基や酸化剤を扱うため、防護具の着用やドラフト使用、突沸防止などの安全対策を徹底した。悪用例としては、血痕の演出による捜査の混乱や、公共施設でのイタズラ目的での使用が考えられる。 復習を通じて、技術力は人を助ける一方で、悪用されれば社会不安や人権侵害を引き起こす危険があることを再認識した。ルミノールの例では、血痕を偽装するといった不正利用が捜査妨害や混乱を招く可能性があることが議論された。このように、技術が暴力や虚偽に転化する場面に直面した場合、良心に基づいて不正に加担せず、適切な機関に報告する姿勢が重要である。日常的に倫理的判断力を養い、技術を人や社会のために正しく用いる意識を持つことが、工学を学ぶ学生に求められる姿勢であると考えた。
A.(1)ゲノム編集は技術として現在も発展中である。そこでDNAのバイト数は、塩基の数が4種類あることから2bitで1バイトは8bitである。32億対あるため32億×2をして64億bitである。8億bitは8×10^8であるため、0.8GBと求められる。pureP2Pとは、ピアツーピア型ネットワークのことであり、中央サーバーを持たない完全分散型ネットワークである。MP3とは、MPEG-1 Audio Layerの略称であり、高音質を保ちながら圧縮するフォーマットのことである。 (2)ワークショップの演題は、実際に作れるものは何ですか?学位にふさわしい技術と意識であった。グループ名はMP3であり、共著者名は森崎ひまり、笹原里音、山崎紀々香、永井日菜で自分の役割として調査者であった。私たちのグループの意見として、モノづくり経験および化学で学んだ知識の応用として、小型電解装置は実際に作れることができるのではないかと考えられた。まとめとして工学部卒にふさわしい実践力及び意識は、知識を行動に移し、安全・倫理・社会貢献を意識して技術を使っていく力であると考えた。 (3)復習として、実際にDNAの塩基配列が約0.8GBという情報で表すことが可能となった現実を知り、情報と倫理について考えた。医療や研究分野において大きな可能性をもたらすのではないかと期待を寄せる一方で、これらの情報が流出した場合にはプライバシーや差別などの倫理課題が生まれてしまうのではないかと考えた。そのため、技術者はデータの安全性や使用目的の透明性をしっかり確保し、人間の尊厳を守仕組みが必要不可欠であると考えた。
A. 7回目の授業では倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-を取り上げた。DNAはDNA主鎖に使用される糖は2'-デオキシリボースの二本鎖であり、アデニン・チミン・グアニン・シトシンの塩基で構成される。RNAは2'位にヒドロキシ基を含むリボースの一本鎖であり、アデニン・ウラシル・グアニン・シトシンで構成される。また、人のゲノム約32億塩基配列は0.8GBである。CRISPR/Cas9はDNAの二本鎖切断を原理とし、特定部分を編集できるゲノム編集技術である。ガイドRNAと呼ばれる短いRNA配列を標的ゲノム内の相補的なDNA配列に結合することによってCas9を標的サイトへ誘導する。Cas9はRNA依存性DNAヌクレアーゼであり、標的配列がPAMと呼ばれる短いDNAモチーフに隣接する場合に限り、特定のゲノムサイトで二本鎖切断を引き起こす。P2Pはネットワーク上で機器間が接続・通信する方式の1つで機能に違いのない端末同士が対等な関係で直に接続し、互いのデータや機能を利用し合う方式である。 ワークショップ課題である自分の良心に素直に従えないときについて話し合った。自分が化学薬品を開発した場面において薬品ラベルに注意書きを記述することと特許申請の際に取り扱う条件を設定することが重要であると考えた。 今回の授業では特にワークショップ課題の開発者としての自覚を持つことが必要であると実感した。
A.情報とその技術の取り扱いは、現代社会において倫理と切り離して考えることができない重要な課題である。情報通信技術の発展により、個人情報や知識は瞬時に収集・分析・共有されるようになり、社会の利便性は大きく向上した。しかし同時に、プライバシー侵害や監視社会化、情報操作といった新たな倫理的問題も顕在化している。 本来、情報技術は人間の生活を豊かにし、意思決定を支援するための手段である。だが、技術が目的化され、効率や利益のみが優先されると、人間の尊厳や自己決定権が軽視される危険がある。例えば、個人の同意が不十分なままデータが利用されることは、たとえ法的にグレーであっても倫理的には問題が大きい。また、アルゴリズムによる判断が偏見を含む場合、差別を助長する結果を生む可能性もある。 このような状況において求められるのは、技術者や利用者一人ひとりが情報の力を自覚し、その影響に責任を持つ姿勢である。倫理は単なる制約ではなく、技術を社会に受け入れ可能な形で発展させるための指針である。プライバシーは個人の尊厳を守る基盤であり、社会の安全や利便性との調和が求められるため、透明なルールと相互の信頼に基づく適切な管理が重要である。そのためにも、情報技術の進歩と倫理的配慮を両立させることこそが、信頼ある情報社会を築くための前提条件と言える。これを実現させるためにも個人・企業・政府が一体となって危機感をもって行動する必要がある。
A.(1)第七回の講義では情報技術とバイオオテクノロジーについて学びました。ゲノムは、遺伝子と染色体をまとめた言葉であることが分かりました。ヒトDNAは、アデニン、チミン、グアニン、チミンの4種類の塩基の配列から成っていることを学びました。このDNAを解析するとどんな病気をするのかなどを知ることができます。現代では、生む前の赤ちゃんのDNAを検査することができ、障害があれば生まない選択をすることができます。しかし私は、障害があるないで優劣を決めることも間違っていると思います。優生学と現代医療との境界は難しいですが、自分がしている選択が選別になっていないか見直す必要があると考えます。また私は研究職や技術職に就きたいと考えています。これらの職は、消費者のニーズを調べ、それにこたえる必要があることが分かりました。 (2)グループワークでは、自分が実際作ったものが悪用される危険性について話し合いました。私たちが今まで書いたレポートや論文などの著作物が悪用される危険性があると考えました。無断でのコピーアンドペースト、引用は犯罪です。引用するときは必ず引用先を記すことを徹底したいです。 (3)DNA検査はだれでも行うことができますが、そのDNAの欠損などでおきる障害で優劣を決めることは倫理に反していると考えます。障害があるから劣勢だと考えるのではなく、人間は法の下で平等であるため、おなじ扱いをするべきだと考えます。優生学と現代医療との境界は難しいですが、自分がしている選択が選別になっていないか見直す必要があると考えます。
A. ゲノム編集は、遺伝情報全体であるゲノムを人工的に改変する技術で、現在は第3世代のCRISPR/Cas9が主流である。もともと細菌の免疫システムとして働くCas9酵素は、設計したガイドRNAによって特定のDNA配列を正確に切断する。細胞は切断部分を修復する際に遺伝子を削除・挿入・置換でき、これにより遺伝病治療やがん研究、作物改良など幅広い応用が可能である。ヒトゲノム解析では32億塩基対が解読され、情報量は約0.8GBとされる。 自分が作った技術が悪用される可能性は、倫理的・社会的に大きな問題である。しかし、戦争や国家安全保障、公共の利益を守る場面では、個人の意思よりも法的・組織的な義務が優先され、逆らえない場合がある。例えば軍事技術や感染症対応での研究は、制約の中で強制されることがある。こうした状況では、開発者は可能な限りリスクを予測・最小化し、安全対策や透明性の確保など、倫理的責任を果たすことが求められる。 ウィニー事件は、ファイル共有ソフト「Winny」を通じた著作権侵害や情報漏えいが問題となった事例である。Winnyはpure P2P(ピュアピアツーピア)方式を採用しており、中央サーバーを介さず利用者同士が直接データをやり取りする構造であるため、管理者が違法利用を制御しにくかった。この事件では開発者の責任が問われ、一部逮捕や損害賠償が発生した。技術自体は合法だが、利用方法によっては法的・倫理的問題が生じることを示した典型例である。
A.
A.(1)DNAとRNAについて。DNAとは、「デオキシリボ核酸」の略称で、生物の遺伝情報を記録・保持する物質である。生物の設計図ともいわれ、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4種類の塩基の並び方で構成されている。この塩基配列は、生物の形質を決定するタンパク質を作るための暗号となる。 RNA(リボ核酸)は、DNAに似た核酸で、遺伝情報を細胞に伝え、タンパク質を合成する役割を担う。一本鎖構造を持ち、DNAとは異なり、チミン(T)の代わりにウラシル(U)を使用する。主に遺伝情報を運ぶメッセンジャーRNA(mRNA)や、タンパク質合成に関わるリボソームRNA(rRNA)、アミノ酸を運ぶトランスファーRNA(tRNA)など、多様な種類が存在する。塩基対の組み合わせは32億対あり約0.8Gbiteである。クリスパーキャスとはDNAを狙った場所で切断できるゲノム編集技術のことでありCas9という酵素がDNAを切断する。 (2)グループワークでは、酸化還元反応の設計図(アルカリ図)について討論した。この技術はは私たちがエネルギー化学実験の授業の際に使用したものであり、アルカリ以外の酸化還元反応にも応用できる。 (3)本講義の復習として、音声のファイル交換を選んだ。ファイルの形式にはMP3、WAV、M4Aなどがある。MP3 は最も一般的で互換性が高く、ファイルサイズが小さい。WAVは高音質だがファイルサイズが非常に大きい。M4AはMP3より高音質で同じビットレートならMP3より高音質である。
A.(1)P2P(Peer-to-peer の略):コンピューター同士がサーバーを介さずに対等な立場でデータのやり取りをできる通信方式のこと。これを応用したソフトであるwinnyはサーバーを介さずにユーザー同士で直接データのやり取りを行う。そしてこのwinnyを使用した著作権侵害や情報漏洩を起こす利用者が続出したことによって、作成者である金子氏が起訴される事態にまで至った。開発者した技術者に罪があるとは言えないが、このような危険とされる技術を使用する場合は最新の注意を払う必要性がある。 (2)今までの実験などで実際に作れるものの危険性について 共同著書(冨樫宙、門脇千尋、黒沢行博) 役割役割:概念の作成 有機実験などで有機合成により化合物を作成した、その過程などで塩酸や硫酸、シア二ドなどを使用したためそれらの薬品が悪用されることが考えられる。他にも菌を培養したので、その菌を使用しバイオテロを行うこともできる。 (3)開発した技術者自体が罰せられることはないが、そのことを利用して技術の悪用をしてはいけない、ということについて強くこの講義を通して学んだ技術者倫理についてを感じた。ノーベルが発明したダイナマイトも鉱山の開発やトンネルの掘削を目的としていたはずだが、本来の用途とは違う形で戦争に転用されるようになってしまった。winnyの件もダイナマイトの件も本質的には同じものと考えていいはずである。
A.?ナプスターやウィニー、LINE、Zoomのように、P2P技術の発展と利用の違いがある。ナプスタ―やウィニーは学生が開発し、mp3の普及とともにP2Pが広まったが、著作権問題なども起こった。ウィニーは完全なPureP2Pを実現したが、LINEは一部にP2Pを使い、Zoomは安全性や管理の観点からP2Pを採用しなかった。技術自体は中立であっても、社会的影響や責任を考えて採用方法を選ぶことが重要である。利便性だけでなく、法や倫理を踏まえた判断が技術者には求められる。デジタル化とは情報を限られたビット数で表現し、結果として情報を正確に大量コピーできる仕組みである。ビット数が増えれば増えるほど表現できる情報量は増え、デジタル情報は正確に複製される。一方で、インターネットではなりすましが容易になるため、認証技術が重要になる。デジタル技術の利便性は非常に大きいが、信頼性や安全性の確保と技術を使う側が仕組みと限界を理解することが重要である。 ?我々がもつ科学的なスキルについて意見を述べ合った。一例としてティーパックからのカフェイン抽出が挙げられた。この技術の悪用は環境に有害な物質の抽出及び散布で、倫理教育・製品の安全性向上が対策として挙げられた。 ?winny事件について検索し、背景と概要、発生原因について知見を深めた。ビットと遺伝子特に転写と塩基配列について再度学習し、知識と計算方法を定着させた。
A.【講義の再話】 情報技術とバイオテクノロジーに学んだ。情報技術の例として、MP3とP2Pを取り上げ、音楽や仮想通貨の分野に寄与したことを学んだ。バイオテクノロジーの例として、遺伝子組み換え技術や細胞融合技術を学び、バイオテクノロジーと倫理について考えた。 【発表の要旨】 演題:技術や著作物の悪用例を考える 共著者名: 中村温斗、黒田悠貴、登内夏希、久保明裕 技術の悪用例として、レポートや論文などの著作物のコピーや無断引用があると考えた。 【復習の内容】 遺伝子組み換え技術とは、目的とする遺伝子を他の生物に導入し、特定のタンパク質を生産させる技術である。 代表例として、糖尿病患者に使用されるヒトインスリンが挙げられる。かつてインスリンは豚や牛の膵臓から抽出されていたが、現在では大腸菌や酵母にヒトのインスリン遺伝子を組み込むことで生産されている。 細胞融合技術は、異なる細胞同士を人工的に融合させ、新たな性質を持つ細胞を作り出す技術である。 その代表例がモノクローナル抗体の生産である。免疫細胞であるB細胞と、無限に増殖可能なミエローマ細胞(がん細胞)を融合させることで「ハイブリドーマ細胞」が作られる。NapstarのP2Pはファイルそのものはユーザー同士が直接やり取りするが、サービス全体は中央サーバーが管理していた。一方で、日本で開発されはWinnyは中央サーバーなしのPure P2Pである。 MP3は人間の耳に聞こえにくい音を削ることで、ファイルを小さくする音声圧縮技術である。 Pure P2P技術を利用することで、中央銀行のいらない通貨が誕生した。Winny,Napstarのファイル交換はユーザー同士がP2PでMP3を送受信していたのに対し、Spotifyは音楽を保存せずにリアルタイムで再生するストリーミング方式を使用した。 プロバイダ責任制限法やデジタル・ミレニアム著察権法により、違法アップロードが行われても、適切に削除すればサービス運営者が著察権侵害の責任を問われなくなった。
A.(1)この講義では、まず最初に宮崎大学のセクハラ捏造について紹介されました。セクハラを原因に女子生徒が自殺をしたとし、教授と生徒の関係を捏造して、事実無根のセクハラを主張したことを最高裁が認めたという内容で、身近な大学での出来事ということでとても印象に残った。次に情報技術についても学び、具体的にはbitはコンピュータが扱う情報の最小単位で、0か1(OFFかON)の2値を表すこと、bit数が増えるほど表現できる情報量は指数関数的に増加し、例えば8bitなら2の8乗、つまり256通りの状態を表現可能であることなどが分かりました。最後に研究倫理として、データの改ざん、捏造がなぜ行われるのか、技術者として身につけるべき倫理として例え早急に結果を出さねばならないなどいかなる理由があったとしても、一研究者としてデータの捏造や改ざんはしてはならないという感覚が必要であるということを学びました。 (2)今回のワークショップでは危険な例としてペロブスカイト結晶を鉛を用いて合成することをあげました。これは人体に有害な物質であり、殺人などに使われる危険性が指摘されました。この危険性を倫理観以外で防ぐために、鉛を使わないペロブスカイトを作ることや管理体制を厳しくすることを考えました。 (3)私はこれまでの復習として、技術者が倫理違反を犯すときの共通点がないか気になり調べました。共通点として、「組織の利益や納期への圧力」が「技術的良心」を上回る構造があると考えました。「自分一人が声を上げても変わらない」という無力感や、「これまで問題なかった」という正常性バイアスが働き、リスクを過小評価したり、専門性の高さゆえに外部のチェックが機能せず、閉鎖的な環境で不正が正当化されることも特徴として挙げられると感じました。個人の資質以上に、異論を許さない組織文化が背景にあるため、技術者全員が身につける技術者倫理を身につける必要性を実感じ、だからこその必修授業であることも考えました。
A.(1)授業では、技術力が悪用されたり、その疑いがかけられたりすることを、具体的にあった事件とその判決を通して学んだ。この中でWinnyやMP3、CRISPR-Cas9などの技術にまつわる一連の事件についても調べて話し合った。 (2)ワークショップでは、自分の技術で作れるものについて話し合った。私が作れるものはネームプレートで、具体的なつくり方はCu-PETフィルムに対し、マスキングした後に塩化第二鉄水溶液と濃塩酸でつくった腐食液でエッチングすることであり、応用された知識は化学実験の知識であり、危険性は濃硝酸による失明であった。 (3)授業の内容をもとに、いくつかの課題を行った。例えば、CRISPR-Cas9について調べた。CRISPR-Cas9などを用いた人間の胚に対する遺伝子編集は、遺伝病の予防や治療に有効であるが、同時に「デザイナーベビー」や優生思想につながる懸念がある。また、将来的に社会的格差を助長する可能性も指摘されている。また、遺伝子組み換えにより人工的に設計された生物が自然環境に放たれた場合、予期せぬ生態系の破壊を引きおこす可能性がある。このような遺伝子編集技術を使う際は、技術と倫理観の間で慎重にバランスをとることが求められる。また、MP3やWinnyについても調べた。MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)は、1991年にフラウンホーファー研究機構によって開発された非可逆圧縮方式の音声ファイルフォーマットである。音楽CDのような高容量の音声データを、人間の耳では聞き取りにくい部分を削除することで大幅に圧縮し、音質を保ちながらファイルサイズを小さくできる。これにより、インターネット上での音楽配信や携帯型音楽プレーヤーが普及した。さらに、ID3タグを利用することで曲名やアーティスト情報をファイルに埋め込めるため、管理や再生が容易になった点も特徴である。P2P(Peer to Peer)は、サーバーを介さずにユーザー同士が直接データをやり取りする通信方式で、2002年に登場した日本発のファイル共有ソフトWinnyは、この技術を応用して匿名性の高いファイル交換を可能にした。しかし、利用者の多くが音楽や映画などの違法コピーを共有したため、著作権侵害が社会問題化した。また、この技術は暗号通貨の取引に用いられ、中央管理者が存在しない通貨取引が可能になった。
A. 今回の講義では、バイオテクノロジーと情報技術の発展に伴い、倫理がどのように問われるかについて学んだ。情報技術の例として、NapsterやP2Pが取り上げられ、技術そのものは革新的であっても、著作権侵害など社会に大きな影響を与える可能性があることが示された。Winnyが完全なP2Pを実現した一方で、ZoomではP2Pが採用されなかったように、利便性とリスクのバランスをどうとるかが重要であると感じた。 また、インターネットはグローバルな空間であり、政府が完全に管理できるものではないにも関わらず、インフラとして誤解されがちであるという点も印象に残った。 さらに、宮崎大学のハラスメント捏造事件では、デジタル情報や制度が人を守る一方、誤った使い方により個人の人生を大きく左右してしまう危険性があることを学んだ。サイバー犯罪やフォルクスワーゲンの排ガス不正事件のように、ソフトウェアによる不正が現実社会に深刻な影響を及ぼす事例も紹介された。 デジタル化とは嬢王を文字や数値に置き換えることであり、完全な複製が可能になる一方、全てを表現できるわけではないという限界についても触れられた。デジタル情報ではなりすましが簡単なため、認証技術が重要であるという点も理解した。 提出した画像はぺブロスカイト結晶の例だが、自分が実際に授業で行ったのは、金属電極と溶液を使った電池づくりである。 電池づくりでは、銅板と亜鉛板を電解液に入れて電圧を則k呈した。これは化学の授業で学んだ、酸化還元反応や電極電位の知識を使っている。 危険性としては、金属イオンの溶液が皮膚につく可能性や、廃液をそのまま流すと環境に悪影響が出る点がある。そのため、手袋を作ったり、廃液を廃液入れに入れて処理するなど、安全面に気を付けて作業をした。 工業倫理の点では、自分が使う技術がどんな危険を持つか理解して扱うこと、正しい方法で安全に作業する事が大事だと考える。これが学位にふさわしい実践力につながると私は考えた。 今回の講義を通して、情報技術は社会を便利にする一方で、人を傷つける力も持っていることも改めて実感した。技術者には、法律を守るだけでなく、社会や人間への影響を想像する倫理観が求められると感じた。また、デジタル化には限界があり、全てを数値や文字に置き換えるべきではないという視点は、今後の技術を学ぶ上で意識していきたい。
A. 今回はゲノム編集について授業で取り扱った。ゲノムとは遺伝情報のことを言い、ヒトゲノムは32億塩基対ある。32億塩基対をバイトに換算する。まず、DNAの塩基対は4種類で4種類を区別するには2ビット必要である。1塩基は2ビットで表せるので32億塩基対は6.4×109ビットである。また、1バイトは8ビットで表せられる。したがって、32億塩基対の塩基配列は約0.8GBと単位換算できる。また、CRISPER-Cas9というものがあり、これはDNAの特定の場所を狙って切り、遺伝子を自由に書き換えるためのハサミのような仕組みのことを言う。また、ウィニー事件というものも授業で取り扱った。この事件はファイル共有ソフト「Winny」の開発者が逮捕された事件で罪状としては、著作権侵害のほう助とされた。結果として、開発そのものは違法ではないと判断され無罪となった。 大学生活の間でルミノールを学生実験で作った。ルミノールは経口毒性、皮膚刺激性があり、血痕に反応する。ルミノールを悪用されないためには、危険性を知らせる、使用方法を明記する、GHS分類を明記するなどの対処法がある。 遺伝子組み換えの仕組みについて調べた。遺伝子組換えは、ある生物のDNAから目的の遺伝子を取り出し、別の生物のゲノムに導入して新しい性質を与える技術である。DNAを細胞外で切断・結合し、細胞内に導入することで遺伝情報を書き換える仕組みを持つ。導入にはアグロバクテリウム法やパーティクルガン法、電気穿孔法などが用いられ、導入された遺伝子は細胞内で発現し、害虫抵抗性などの特性を生み出す。
A.(1)アルツハイマー治療薬は、科学的可能性と副作用リスク、費用対効果、患者・家族の期待が交差する領域であり、臨床データの解釈や情報発信の責任が重い。一方、MP3とP2Pの普及は、技術がコンテンツ流通を一変させ、利便性の裏で著作権侵害や権利者の損失を拡大した。Winnyはその象徴で、匿名性や分散性という設計思想が、社会的には違法利用の温床とも見なされ、開発者責任や規制のあり方をめぐる議論を生んだ。プロバイダ責任制限法は、表現の自由と権利侵害の救済を両立させるため、一定条件下で事業者の責任を限定しつつ、削除要請などの手続きを整備した枠組みである。バイオテクノロジーでも同様に、技術の中立性を盾にせず、用途の逸脱や社会実装時の被害を見越したガバナンス、説明責任、透明性が求められる。革新を止めずに害を抑える設計と運用こそ、工学倫理の核心である。 (2)「実際に作ったものの作り方や知識、危険性・良心に従えないときの対処法」という演題で話し合った。私はWriting ? Original Draft (執筆)を担当した。実際に作ったものとして、有機化学実験で合成したジベンザルアセトンを挙げた。作り方はベンズアルデヒドとエタノールとアセトンの混合物を反応させて、徐々に水酸化ナトリウムを加えていく。生成物をアスピレーターで回収すると得られる。有機化学(特に有機化学Ⅲ)の知識を必要とする。危険性としてはアトピー性皮膚炎に影響があり、悪化する恐れがある。良心に従えない場合は有識者かつ第三者に確認をとり、安全であることを確認してから作業を進めるという結論に至った。 (3)技術は便益だけでなく被害の拡散経路を前提に設計し、判断はエビデンスと透明性に基づく説明・同意、第三者評価で支え、法制度は削除要請・発信者情報開示の条件を通じて自由と救済の均衡を図り、Winnyに見られるように責任分界が曖昧だと対立が長期化するため、運用後の監視と是正を継続しつつ、関係者対話で過剰規制でも放任でもない比例的ガードレールを更新し、開示は最小限かつ適正手続でプライバシーと救済を両立させ、被害発生時の補償と再発防止まで含めて初めて倫理的に正当化される。
A. 近年、バイオテクノロジーが大きく発展してきた。ワトソンとクリックにより発見されたDNAの二重らせん構造がその始まりである。DNA分子の塩基配列の切断を可能にする制限酵素が発見されたことで「遺伝子工学」に発展し、遺伝子組換え技術を手に入れた。最近はゲノム編集を利用した品種改良が研究されている。ゲノム編集とは、ゲノム切断酵素によりゲノムDNAの標的配列を切断し、その機能を失わせるとともに、有効な塩基配列を挿入できる技術である。CRISPR/Cas9システムが実用化されたことで編集効率が大幅に上昇した。この技術はCRISPRというガイドRNAが標的のDNAに選択的に結合し、Cas9がCRISPRが結合した場所でDNAを切断するというものである。この技術の応用例として、人工臓器、診断薬、治療薬などの研究が進んでいる。この技術は安価で簡単なため、「生物をいたずらに弄ぶ」危険性が指摘されている。 2006年12月にファイル交換ソフト「ウィニー」を開発した金子勇に著作権法違反幇助で罰金150万円を言い渡した。ウィニーはインターネットでつながった個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずにデータファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアで金子勇氏のホームページで2002年から配布されていた。これは画期的な技術であったが映画やゲームなどの著作物を無断で交換する違法行為が行われていた。そのため著作権法違反幇助とされた。これに金子勇は控訴し、最終的に無罪になった。技術者は新しい技術を生み出していくものだが、生み出す技術に危険が予測される場合、世の中にその技術を放出しても良いのかという倫理的問題になる。 人は生きていく中で自分の良心に素直に従えなくなってしまう時がある。これは、目先の利益のために悪事を働いても良いのではないかという感情が良心を上回ってしまうためである。 技術を持つということは、それだけ危険で世の中に大きな影響のあるものを作れるようになるということである。かつて起こったオウム真理教による地下鉄サリン事件では技術者が自らの手で毒ガスを作るためのプラントを作ったとのことだった。今後、さらなる技術を得ていくうえで、人のため、社会のため、正しい倫理観のもと技術を扱えるよう考えていきたい。
A.(1)「倫理が問われるとき-と情報技術とバイオテクノロジー-」では、自分の良心に従えないときどうすればよいかについて議論したり、技術者倫理のポスター作りをおこなった。 (2)演題 自分の良心に従えないときどうすればよいか グループ名 華岡、メンバー 赤平草太、綿貫滉大、石毛翼、吉成悠 後藤拓真 自分の役割Supervision 私たちのグループでは、自分の良心に従えない場合というのは、他者のことを考えず、自分の利益のみを優先したい場合に起こるという結論となった。こういった状況にならないよう、それを利用する社会に対しての法整備などが重要だと考えた。 (3)授業での「自分の良心に従えないときどうすればよいか」という議論についての私の考えは、自分の良心に従えないときは、その行動をしたときの後のことを考えることが重要だと考える。その行動をしたとき、他者はどう思うか、社会や環境への影響はどうか、罪悪感で押しつぶされないか、後のことを考えれば踏みとどまれることが多いと考えられる。 また、グループで少しふれたように、法整備も重要だと考えられる。良心に従えないほど追い詰められているとき、救ってくれる制度や施設があればそういった状況から良心を痛めることなく脱することができるかもしれない。また、そういった制度や施設があったとしても、知らなければ意味がない。なので、そういった制度や施設を広報することも重要だと考えられる。
A.(1)情報技術とバイオテクノロジーの発展は社会に大きな利便性をもたらす一方で、倫理的課題を顕在化させてきた。P2P技術やMP3は情報流通を民主化し、デジタル通貨は中央管理者を介さない新たな経済圏を生んだが、著作権侵害や匿名性を悪用した犯罪といった問題も引き起こした。一方、CRISPR-Cas9に代表されるゲノム編集技術は医療や農業に革新をもたらすが、生命操作や生態系への影響といった深刻な倫理的懸念を伴う。これらに共通するのは技術そのものは中立であっても、使い方次第では社会に利益も気概も及ぼし得る点である。技術が社会的影響力を持つとき、技術者には法令遵守だけでなく、ひろい視点での責任ある判断が求められる。 (2)自分の良心に従うことは容易ではなく、周囲の評価に流され責任を避けたくなる。しかし技術者は力を持つ存在であり、その判断次第で技術は人を守ることも傷つけることもある。だからこそ自分の良心を見失わず、技術が応力へ転じる場面を想像し、適切に行動する姿勢が求められている。 (3)情報技術やバイオテクノロジーの進歩は、社会に大きな利便性と可能性をもたらしてきた。P2P技術やMP3、デジタル通貨は情報や価値の流通をうん参加した一方、著作権侵害や犯罪利用といった倫理的問題を生んだ。ゲノム編集技術も医療や農業への貢献が期待される反面、生命操作や生態系への影響など深刻な課題を伴う。技術は中立であっても、その行使は社会に強い影響を与えるため、技術者は法やルールに従うだけでなく、自らの判断と責任を自覚する必要がある。周囲に流されず、自身の良心と技術の力をどのように使うかを常に問い続ける姿勢が重要である。
A. 第7回のテーマは「倫理が問われるときーバイオテクノロジーと情報技術―」であった。教科書197ページの「ゲノム編集」に関連して、DNAとRNAについて調査した。DNAとRNAの大きな違いは、塩基の構成にある。DNAではチミンが使われているところが、RNAではウラシルが使われている。また、塩基対はアデニンとチロシン、グアニンとシトシンがそれぞれ対になっている。 音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになった。また、機械で簡単に複製できるようになった。自由に音楽や映画を複製されることは著作者によっては困ったことである。そこで、著作者の権利を守るために法律が発達していった。 デジタル情報は、媒体を介して、コンピューターが高速・一字一句違わずにコピーすることができる。デジタル情報として表現できる知識は一字一句違わずにコピーできる。デジタル情報に頼るインターネットでは、なりすましが簡単である。そのため、本人確認のための認証が工夫されている。 グループワークでは、「今まで工学部で作ったもの・得た知識がどのように悪用されるのか」について調査した。私たちのグループでは、実験授業の中で扱った「アセトン」について調査した。アセトンは、実験室や工業現場頻繁に使われる代表的な有機溶媒であるが、揮発性・引火性が非常に高いため、取り扱いには十分な注意が必要である。悪用の例として、違法爆発物や火薬の製造・違法薬物の製造・吸引乱用・化学的破壊や塗装剥離などがあげられる。アセトン自体は規制対象の化学物質ではないが、薬物や爆発物の製造に用いることは違法である。
A.(1)技術者は技術者というだけで知識や技術、情報をたくさん持っている。遺伝情報は情報であるがRNAなどは物質であるため情報ではないというお話を聞いた。今の時代デジタル通過などの技術により、技術を持つ人が犯罪者と言われてしまう時代となっている。これから技術者になりうる私たちはこの情報や技術を扱う権利と責任があるのだと再確認した。技術が進化していく中で私たちは正しい方法、倫理に反さない行動、原理を知りえる責任を持ちながら使用しなければならない。 (2)『ルミノール』、グループ名:りかちゃむ、グループに属した人:嶋貫莉花,遠藤由里香,川崎李羽,榎本理沙,白坂茉莉香,羽生胡桃、役割:記録 ルミノール反応で使われるルミノールについて調べた。ルミノールは経口毒性を持ち、皮膚刺激性がある。ルミノールが悪用されないためには「飲まない」などの危険性を知らせることや使用方法を明記すること、GHS分類(国際的な化学薬品分類基準)を明記することが必要であると考えた。また、血痕に反応するという特性も持ち合わせるためこの作用も悪用されないためには重要であると考える。 (3)私は技術が進歩している今、技術者が使い方を理解し責任をもって使用することが必要だと考えた。このことから私は今進化している技術を調べ、それの使い方、悪用を防ぐ方法を考えた。私は「ディープフェイク」について調べた。これは実在の人が話していない内容を離しているような動画が作れたり、顔の差し替えや音声の偽装ができたりするものである。これはリアリティのあるものが作れる半面、実在のしない言動や行動が映像として世に出回ってしまうため問題となっている。対策として規制を強くする必要がある。今はデジタルタトゥーと言われる時代であり、インターネット内に一度広がってしまったら完全に消しきるのは困難な時代である。倫理的な観点から一つのフェイク画像・動画で人生を狂わせる可能性があるためモラルをもった規制が必要であると考える。
A.(1)DNAの塩基対配列を読み取り・改変できる技術は医療や産業に大きな利益をもたらすが、同時に悪用や人権侵害の危険性もある。CRISPR-Cas9 というゲノム編集を簡単かつ正確に行うことが出来る技術はガイドRNAが標的配列を示し、Cas9酵素が DNAを切断することで遺伝子を改変できる革命的技術であり、遺伝子治療、疾患研究、農業など幅広い分野での応用が期待されている。この技術により病気治療、環境改善などが期待できる一方、デザイナーベビーなど倫理的に議論を呼ぶ事例も生まれている。また、個人の遺伝情報は究極の個人情報であり、情報漏洩や差別につながる恐れがある。技術者は便利さや利益だけでなく、社会に与える影響を考え、責任ある技術利用を行うことが求められる。 (2)ワークショップ課題では、化学薬品の安全性と倫理的利用について議論した。題材としてルミノールを取り上げ、血痕検出に用いられる有用な化学物質である一方、悪用の危険性もあることを整理した。ルミノールには眼や皮膚への刺激性があり、粉塵を吸引すると健康被害を引き起こす可能性がある。また可燃性があり、火災時には刺激性・有毒ガスを発生するため、厳しい管理が必要である。 (3)バイオ技術や情報技術の進歩には常に倫理的判断が求められることを再認識した。遺伝子編集による治療は希望を与えるが、生命の改変という根源的問題を抱える。遺伝情報の扱いを誤れば、差別やプライバシー侵害が発生するため、厳格な管理が必要であるということを学んだ。
A. 本回では、先端技術や身近な技術と社会との関係について学んだ。ゲノム編集や情報技術は医療や生活の利便性を大きく向上させる一方で、倫理的・社会的課題を伴う。技術の進歩が速い現代において、社会的合意や安全性の検討が追いつかない場合、予期せぬ問題が生じる可能性がある。 寒天の製造は、海藻を煮沸して成分を抽出し、冷却によってゲル化させるという物理化学的性質を応用した技術である。この過程では、温度変化や溶解・凝固といった基礎的な科学知識が活用されている。工業的に見ると、大量の原料や高温の液体を扱うため、火傷や転倒、機械への巻き込まれといった危険性が存在する。そのため、作業手順の標準化や保護具の着用、安全教育が不可欠である。寒天の製造は一見すると伝統的で安全な食品加工に見えるが、抽出・濃縮・乾燥といった工程では温度管理や微生物汚染への配慮が不可欠である。工業的に大量生産する場合、加熱設備や乾燥工程での火災リスク、作業者の安全確保も重要となる。自然由来材料であっても、化学工学や衛生工学の知識が不可欠であり、技術者は「自然=安全」という思い込みを排し、科学的根拠に基づいたリスク評価を行う責任がある。 寒天製造の事例から、新技術だけでなく伝統的な技術であっても、危険性の評価と安全対策が重要であることが分かる。技術者は基礎科学の理解を踏まえ、安全に運用する責任を負っており、それが技術の社会的信頼につながると学んだ。
A.第7回の技術者倫理では、Winny 事件の話から入り、インターネットなどのグローバル機器の規制や取り締まりの難しや、新たな技術の取り扱いなどについて学びました。Winny事件とは、2004年に発生した、ファイル共有ソフト「Winny」の開発者・金子勇氏が著作権法違反幇助の疑いで逮捕された事件です。「ソフト自体は中立な道具であり、悪用するユーザーの責任を開発者が負うべきか」が最大の争点となりました。検察側は「違法コピーを蔓延させる意図があった」と主張し、一審では有罪判決が出ました。しかし、2011年に最高裁で無罪が確定しました。裁判所は、開発者が著作権侵害を積極的に推奨していない限り、技術提供のみで刑事責任を問うことはできないと判断しました。 この事件は、革新的な技術開発に対する「萎縮効果」を招いたとして、日本のIT産業の停滞の一因とも指摘されているという事件でした。このことから、新しい技術の出現には新しい混乱が生まれ、停滞してしまう可能性があると学びました。 ワークショップ課題は、自分が持っている技術が悪用される可能性を探り対策するというものでした。グループでは3年前期に行った有機実験での強酸、塩基を用いた毒ガスなどの製造や、バイオ実験で行った菌の繁殖を蔓延させるバイオハザードなどが挙げられました。これを防ぐためには、やはり責任感や扱い方を間違わないことなどが挙げられました。 これから技術者として社会に出るためには、しっかり技術を熟知し、物事を俯瞰して見ることが大切だと思いました。
A.1.本講義では、バイオテクノロジーと情報技術に共通する性質として「自己複製」が挙げられた。また、情報技術の進展により、デジタル情報は一字一句違わず複製・拡散可能となった。例えば、P2P技術やAIの学習利用など、利便性と倫理的問題が同時に発生するようになった。フォルクスワーゲンの排ガス不正事件のように、ソフトウェアは社会制度を欺く手段にもなり、ディープフェイクやなりすましの問題は、認証技術の重要性を一層高めている。このように様々な問題が生じており、技術者には、技術の可能性だけでなく、その社会的影響と責任を自覚する倫理観が求められる。 2.演題:工学倫理 グループ名:MP3 共著者:青木優菜、伊藤夢、山?紀々香、永井日菜、笹原里音 役割:書記 グループワークでは、実験などの機会をきっかけに小型電解装置を作成した経験が挙げられた。いわゆる水の電気分解を行う際、この装置をつくった。このとき、工学倫理としては事故等が起きないよう安全を最優先にし、正しい手順と操作を行った。このように、工学部卒にふさわしい実践力や知識を行動に移し、安全に留意しつつ倫理に配慮した技術利用が大切だと結論付けた。 3.本学科のディプロマ・ポリシーは、専門知識を使って問題を解決し、安全・倫理に配慮して技術を社会に応用できる力を身につけることを求めている。ものづくり経験としては、グループワークでも挙げられたように小型電解装置をつくった。化学の知識を応用しつつ、作成の際は、安全を最優先に正しい手順で行うよう留意した。工学部卒の学位にふさわしい実践力とは、知識を実際の作業に活かしつつ、安全に十分注意して技術を取り扱うことである。本講義を通して、専門知識を有する技術者として責任ある行動を心がけるのはもちろん、危険物や特殊な器具を用いる際は周囲に危険が及ばないよう留意する必要があると考えた。
A.(1) 授業では、ゲノム編集技術について学んだ。現在主流となっている技術は第三世代ゲノム編集と呼ばれ、CRISPR/Cas9を用いて特定のDNA配列を狙って切断・改変できる点が特徴である。DNAはアデニン、チミン、グアニン、シトシンの4種類の塩基から構成され、RNAではチミンがウラシルに置き換わる。ヒトのゲノムは約32億塩基対から成り、情報量に換算すると約0.8GBに相当することを計算から理解した。ゲノム編集は医療や農業などへの応用が期待される一方、扱い方次第で大きな影響を及ぼす技術であると感じた。 (2) グループワークでは、技術やモノが悪用される可能性について議論を行った。技術そのものは中立であっても、使用者の意図や判断によっては社会に害を及ぼすことがある。結果責任や職能倫理、義務責任といった観点から、技術者は単に正しい手順を踏むだけでなく、その先に生じうる影響を考慮して判断する必要があると考えた。周囲からの圧力に流されず、慎重な意思決定を行う姿勢が重要である。 (3) P2PやMP3といったデジタル技術について学んだ。P2Pは利用者同士が直接データを共有する仕組みであり、効率的な情報流通を可能にした。一方で、著作権を侵害する違法なファイル共有に利用される問題も生じた。MP3は音声データを高圧縮し、音楽配信や携帯端末での利用を広く普及させたが、複製や拡散が容易になったことで権利保護の課題が顕在化した。これらは技術と倫理の関係を考える代表例である。
A.(1)講義内容の再話について 「倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-」について、計算の具体例と技術の融合、そして社会的影響を含めてまとめる。 現代のバイオテクノロジーは、情報技術と不可分な関係にある。ヒトの設計図であるDNAの塩基配列(A, T, G, C)は4進法で表され、1塩基あたり2ビットの情報量を持つ。ヒトゲノム約32億対(64億塩基)をデータ化すると、計算上は約1.6GB(64億×1/4バイト)となり、コンピュータで扱えるデジタル情報へと変換される。 この膨大な情報への介入を可能にしたのが「CRISPR-Cas9」である。これはガイドRNAが標的を特定し、Cas9酵素が切断、細胞の修復機構を利用して遺伝子を書き換える技術だ。32億対の広大なゲノムから特定部位を見つけ出し操作するには、高度なコンピュータ処理が必須となる。 一方で、情報技術そのものも進化を続けている。中央サーバーを介さず端末同士が繋がる「pure P2P」は、現在デジタル通貨の基盤技術として社会を支え、MP3による音声圧縮は情報の流通を劇的に変えた。しかし、ゲノム編集による「生命の改変」や、P2Pによる「既存秩序の変容」は、従来の倫理観を根底から揺さぶる。技術者は、情報と生命が等価に扱われる時代において、自らの操作が人類の未来に及ぼす影響を、かつてない解像度で問い直さなければならない。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 有機実験において、有機合成により化合物を生成する過程で、技術や使用した薬品などが悪用されることが危惧される。 また、菌を使用して納豆を作成する実験では、別の菌を使用し、人体に悪影響をおよぼす菌によるバイオテロが発生してしまうことが危惧された。 (3)復習の内容 バイオと情報の融合は、生命を「データ」として扱う時代を到来させた。ヒトゲノム32億対の情報量は約1.6GBに換算され、コンピュータ操作による「CRISPR-Cas9」での遺伝子編集を可能にした。一方で、MP3やpure P2Pといった情報技術は、既存の流通や通貨の概念を塗り替えた。生命とデータの境界が曖昧になる中、技術者は自らの操作が持つ重みを、新たな倫理観を持って問い直す責任がある。
A. 第7回講義では、遺伝情報やゲノム編集に関する基礎知識を学んだ。DNA・RNAの塩基と塩基対配列を理解し、32億塩基対が約0.8GBに相当する情報量であることを計算して確認した。さらに、CRISPR-Cas9の原理としてDNAの二本鎖切断による遺伝子改変の仕組みが解説され、遺伝子編集技術の可能性と同時に、倫理的リスクについても議論された。また、デジタル技術の応用として、ウィニーやpure P2Pの仕組みとデジタル通貨への応用について調査し、情報技術と社会的責任の関係が示された。 ワークショップでは、これまでに学んだ知識を活用して作成可能なものとしてホームページの作成手順を発表した。作成方法だけでなく、情報漏洩や著作権侵害などの技術的・倫理的リスクも議論された。また、ゲノム編集技術やデジタル通貨の調査結果を共有し、技術の利用に伴う予見可能性や安全性の確認の重要性が強調された。参加者は、技術の利便性とリスクのバランスをどう考慮するかについて意見を交換した。 復習では、遺伝子編集やデジタル技術の基礎知識を整理し、応用に伴う倫理的課題を再確認した。情報量の換算やCRISPR-Cas9の仕組みを理解することで、技術的判断の前提条件を整理した。また、デジタル技術利用やホームページ作成の実例を通じて、技術者としての予見可能性の検討や責任意識の重要性を振り返った。最終的に、技術を安全かつ倫理的に活用するためには、科学的理解と倫理判断を統合する能力が不可欠であることを確認した。
A. 情報技術と工学倫理の関係を色濃く表す問題としてウィニー事件を挙げる。この事件はインターネットで結ばれたパソコン間でサーバーを経ずにデータやファイルを自由に交換することのできるファイル共有ソフトWinnyの開発者が著作権法違反幇助の疑いで逮捕されたのちに無罪となった事件である。この事件では開発者に責任を問えるのか、技術と利用者の行為の境界線が争点となった。 自分が実際に作れるもの 共著者名:南雲陽太 河原慎の介 樫本祐希 濱田桃華 自分の知識やこれまでの経験で実際に作れるものやできることとして、ティーパックからカフェインを抽出するといった一般製品から簡単な化学物質を抽出することができる。この技術は普及している製品から有害な物質を取り出して、公共の場に散布することに悪用できると考えた。対策として、製品の安全性をより向上させることや技術を持つものが正しい倫理観を持つように教育を推進させることが挙げられる。 ウィニー事件では、ファイル共有ソフトを開発した技術者が、利用者による著作権侵害について責任を問われるべきかが大きな論争となった。この事件は、技術が中立であっても、その利用によって社会に与える影響から技術者が完全に切り離されるわけではないことを示している。技術者は、技術が悪用される可能性を予見し、注意喚起や設計上の配慮を行う姿勢が求められる。また、組織の中で自らの良心に反する業務を命じられた場合でも、問題点を指摘し記録に残す、第三者に相談する、代替案を提示するといった行動が考えられる。それでも重大な危険がある場合には、関与を拒否することも技術者倫理に基づく重要な選択である。
A.CRISPR-Cas9とは、DNAを狙った場所で切断し、遺伝子を改変できる革新的なゲノム編集技術であり、医療・農業・環境分野において広く応用されています。特に、遺伝疾患性の治療や作物の品種改良などに活用されています。また、情報秘術の発展により、データのコピーや保存が日常的に行われており、これらの処理には物理的エネルギーが必要となります。その過程で環境負荷が生じることがあるため、情報の扱い方に対しても倫理的配慮が求められます。 演題は「自分の良心に素直に従えないときは?」で、グループ名はあふさこです。共同著者は、近ありす・大濱風花・立花小春です。私は発言の役割を果たしました。私たちのグループは、例としてフェイク動画を取り上げました。自分が軽い気持ちで作ったフェイク動画であっても、詐欺・なりすまし・情報操作に悪用される危険性が高く、自分が意図しない形で社会的混乱を招く可能性があると考えました。こうしたリスクに対して抗えない理由として、ディープフェイク技術がエンタメなどに使用されるため完全に封じることが困難であることや、法整備の遅れにより個人で止めるには限界があることなどが挙げられました。 本授業で、ヒトゲノムは約32億塩基対で、情報量としては約0.8GBに相当することを学びました。生命の設計図が「情報」として扱われるということは、生物をデータ化する伴う倫理的問題を生じさ可能性があると考えました。例えば、個人のゲノム情報は極めてセンシティブな情報であり、プライバシーの保護が重要となります。情報技術は、物質や生命にまで影響を及ぼす力を持っているため、倫理的な判断と責任によって制御される必要があると考えます。
A. 生命科学と情報技術に関する倫理的課題を取り上げた。ゲノム編集では、DNAやRNAの塩基配列や二重らせん構造を基礎に、CRISPR-Cas9による遺伝子改変の仕組みを学び、その応用と倫理的リスクを考察した。また、情報技術分野では、pureP2Pによる分散型ネットワークやデジタル通貨への応用を通じて、中央管理者を排除した安全な取引の可能性を検討した。さらに、MP3圧縮技術を例に、情報処理の効率化と社会的影響について理解を深めた。 ワークショップでは大坂、加藤、鈴石、嘉規、吉田、沖杉で自分の良心に素直に従えない時どうするかについて、場面と取るべき行動をそれぞれ挙げて考えた。私たちは関心が欲しいがためにフェイク動画を作成し、世界に発信するという行動を例に考えた。まず取るべき行動として、この行為の社会的影響を冷静に評価し、倫理的な判断基準に立ち返ることが重要だと考えた。また、第三者の視点を取り入れ、仲間や専門家に相談することで、誤った判断を防ぐ仕組みを整える必要があると結論づけた。 CRISPR-Cas9についてまとめる。CRISPR-Cas9は、特定のDNA配列を狙って切断し、遺伝子を改変する技術で、ガイドRNAが標的配列を認識し、Cas9酵素がDNAの二本鎖を切断する。その後、細胞の修復機構を利用して遺伝子の挿入や削除が可能になる。従来技術より高精度かつ低コストで、医療や農業など幅広い分野で応用が期待されている。一方で、ヒト胚への利用や生態系への影響など、倫理的課題への慎重な対応が求められている。
A. 生命科学の大きな転換点となったのは、2003年のヒトゲノム計画の完了である。このとき、人間の全遺伝情報にあたる約32億対の塩基配列の解析が終了した。DNAは、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4種類の塩基が、AとT、GとCという特定のペアを作る「塩基対」の構造を持っている。この32億対という情報は、データ量に換算すると約0.8GBに相当する。現代の感覚では1GBはスマートフォンでも容易に扱える容量であるが、解析が完了した2003年当時は1GBのメモリーカードすら一般的ではなく、この膨大な生命情報をデジタル化して扱うことは、当時の計算機能力の限界に挑む壮大なプロジェクトであったことが伺える。現代のゲノム編集技術は、その利便性から「第三世代」と呼ばれており、その中核をなすのが「CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)」である。これは、特定のDNA配列を認識して結合する「ガイドRNA」と、DNAを切り裂くハサミの役割を持つ酵素「Cas9」から構成される。この技術の画期的な点は、切断されたDNAが細胞本来の修復機構によって直される際、あえてエラーを発生させることで遺伝子の機能を損なわせる「ノックアウト」や、新しい配列を組み込む「ノックイン」が、安価かつ簡便に行える点てある。これらは今やコンピューター上でターゲットとなる塩基配列を指定し、データに基づいて設計されるプロセスへと進化している。次に、情報の伝達と共有の仕組みに目を向けると、かつて日本で話題となった「Winny」に代表される「Pure P2P」というネットワーク方式が重要である。これは中央サーバーを介さず、すべての端末が対等な関係で通信を行う方式であり、中央障害に強いという特性を持っている。この思想は現代の「ブロックチェーン技術」へと引き継がれており、ビットコインなどの暗号資産や、データの改ざん耐性が求められる分散型ストレージ、さらにはIoTデバイス間での直接通信など、中央集権を排した自律的なネットワークの基盤として応用されている。最後に、こうしたデータを効率よく扱うための圧縮技術について触れる。「MP3」は、音質を人間の耳には分からない程度に劣化させることで、圧倒的な圧縮率を実現した音声形式でありこの技術により、音楽データの保存や配信が容易になり、デジタルオーディオの普及を後押しした。ただし、こうした技術は、かつてのP2Pソフトでの無断共有が問題となったように、常に著作権法との関わりにおいて正しく運用されなければならない。なお、MP3は音声専用の形式であり、映像や字幕を格納できるMP4とは、その構造も用途も全く異なるものであることを理解する必要がある。 私たちがもつ化学技術を悪用することは簡単である。例えば、有機実験で有機合成により化合物を生成したが、この過程の技術や使用した薬品等を悪用することや、菌の実験で納豆を作成したが、別の菌を使用し人体に悪影響を及ぼす菌によるバイオテロなどが容易に起こせてしまう。 生命科学において、2003年のヒトゲノム計画完了が32億対という膨大な塩基配列のデジタル化を成し遂げ、当時の計算機能力の限界を押し広げた歴史的背景を確認した。現代ではこの知見を基に、第三世代のゲノム編集技術である「CRISPR-Cas9」が登場し、ガイドRNAと酵素Cas9を用いることで、遺伝子のノックアウトやノックインを安価かつ簡便に行えるようになっている。情報通信の分野では、かつてのWinnyに代表される「Pure P2P」方式が、中央サーバーに頼らない強靭なネットワーク構造を提示し、その思想が現代のブロックチェーン技術や分散型ストレージへと受け継がれている。こうした膨大なデータを効率的に扱うための技術として、MP3などの圧縮形式が普及したが、これらは著作権保護の重要性と表裏一体の関係にある。生命情報のデータ化、その自律的な伝達ネットワーク、そして効率的な圧縮技術という三つの要素が、現代のデジタル社会を支える技術的根拠となっていることを理解した。
A.
A.人のゲノムは2003年に解析された。解析が始まってから完了するまでに13年の時間がかかった。空白の部分を含む完全解読は2022年に完了した。現在のスーパーコンピューターとソフトウェアを使えば1日程度で完了する。人のゲノムは0.8GBである。これは写真1枚4MBとしてだいた200枚くらいと同じである。クリスパーキャス9はDNAの狙った場所を切断する技術。これは、遺伝病の治療やがん治療、品種改良や病気に強い作物の開発、遺伝子の機能解明に利用されている。Pure P2Pとは中央サーバーを介さずに直接やり取りする通信方法。これの対となる方法は、クライアント・サーバーシステムである。これは、サービスを提供するサーバーとそのサービスを提供するクライアントという明確な役割分担が存在する。MP3とは音声データを圧縮して容量を小さくする技術およびそのファイル。ほかにもWAV(非圧縮、高音質)やAAC(MP3の後継、高音質)など様々な形式がある。 石鹸の作り方は、まず油脂と水を混ぜる。そこにあらかじめ用意しておいた苛性ソーダを混ぜ込む。生地にとろみが出てきたら型に入れる。保温しながら乾燥させて固まったら完成である。これは高分子化学の喧嘩反応である。そして、苛性ソーダは劇薬であるため、取り扱いには注意が必要である。ただ、手作りで石鹸を作る際に苛性ソーダを使わずにできる方法も調べたら出てくるので様々な方法がある。
A. ⑦倫理が問われるとき-と情報技術とバイオテクノロジー-では、現代の技術について学んだ。ゲノム編集とは、DNAの特定の配列を狙って切断・改変し、遺伝子の働きを人為的に変える技術である。CRISPR-Cas9などの手法により、医療や農業など幅広い分野で応用が進んでいる。ヒトの遺伝子32億対は、0.8ギガバイトである。CRISPR-cas9システムとは、ガイドRNAを使ってDNAの特定配列を認識し、Cas9酵素で切断して遺伝子を改変するゲノム編集技術である。P2Pとは、中央のサーバーを介さず、端末同士が対等な立場で直接データをやり取りする通信方式である。ファイル共有やブロックチェーンなどに利用されている。デジタル通信によって技術者が犯罪者になってしまった。この授業では、今までの技術者倫理で学んだことをポスターにまとめた。 ワークショップ課題では、ポスター作製を行った。技術者倫理とはどのようなものであるかを説明した。企業等の組織の中での技術者倫理の役割や、ゲーム理論について説明し、技術者倫理の大切さを示した。 復習した内容を、以下にまとめた。情報技術とバイオテクノロジーは社会に大きな利便性や可能性をもたらす一方で、倫理が強く問われる分野でもある。情報技術では、個人情報の大量収集やAIによる判断がプライバシー侵害や差別につながる恐れがある。バイオテクノロジーでは、ゲノム編集が医療に貢献する反面、生命の改変や優生思想への懸念が生じる。技術者は効率や利益だけでなく、人間の尊厳や社会への影響を考慮し、適切なルールと責任ある利用を意識することが重要である。
A.(1)今回の授業では、技術者倫理の教科書P197を用いて遺伝情報について学んだ。DNAとRNAを構成する塩基には、アデニン、グアニン、シトシン、チミン、ウラシルがあり、塩基配列の情報量が約0.8GBであることを計算により求めた。また、インターネット調査を通して、ゲノム編集技術であるCRISPR-Cas9について学習した。この技術は、細菌の免疫機構を応用し、ガイドRNAによって標的配列を認識し、Cas9酵素がDNAを切断するものである。簡便かつ高効率なため、医療や農業など幅広い分野で利用されている。 (2)本グループでは、実生活における危険物の取り扱い例として、実験で作製したルミノールを題材に討論を行った。ルミノールは血痕に反応する有用な性質を持つ一方で、経口毒性や皮膚刺激性を有する危険物質であることを確認した。そこで、本発表では、危険物を安全に扱い、悪用や事故を防ぐために技術者が果たすべき役割について考察した。具体的には、危険性を明確に伝える表示や使用上の注意の明記、GHS分類による国際的な基準に基づいた情報提供の重要性を示し、安全管理と技術者倫理の必要性を明らかにすることを目的とした。 (3)復習では、遺伝情報や情報技術が社会に与える影響について理解を深めた。PureP2Pは、すべての端末が同等の役割を持ち、中央サーバーを介さずに通信を行う理想的なネットワーク形態であり、現在ではビットコインなどに活用されていることを学んだ。また、MP3は音声データを圧縮し、容量を小さくする技術およびファイル形式であり、情報の効率的な保存や伝達を可能にしている。これらの技術は利便性が高い一方で、倫理的・社会的影響を考慮した適切な利用が技術者には求められると感じた。
A.ゲノムは遺伝子と染色体を合わせて作られた言葉である。そして、生物種にとっての遺伝情報全体を示している。2003年にヒトのゲノム約32億対の配列が解読され、塩基は64億となる。塩基は4種類で表せられ、2bitとなる。1biteは8bitであるため、64億の塩基は8億biteで表せられる。よって、ギガは10の9乗であるため、0.8Gとなる。 CRISPR/Cas9とは、DNAの二本鎖切断を原理として、遺伝子改変をするツールである。gRNA(ガイドRNA)とCas9から構成される。gRNAが標的とするDNA配列を特異的に認識することで結合する。そして、Cas9は導かれ、Cas9が二本鎖DNAを切断する。 P2Pとは、中央サーバーを介さずに個々の端末で直接データを共有、通信する分散ネットワークの技術である。ビットコインなどの仮想通貨において、P2P方式でデータを変換する。特定の管理者が不要であり、安定した運営をすることができる。 MP3とは、音声データを高音質で保ちながらも、大幅に圧縮できるファイル形式のことである 工学部の知識を用いて、実際にモノづくりに行使したことについてグループワークを行った。化学実験で合成したジベンザルアセトンについて取り上げた。ジベンザルアセトンは引火性が高く、少しの火でも引火する可能性があり、爆発物として利用される危険性も考えられる。よって、周りに火元がないか十分に確認して扱うべきである。また、皮膚、目、口に触れると、粘膜上での炎症が起こる危険性もある。よって、保護メガネ、マスク、白衣を身に着けて、合成すべきである。
A. ゲノム編集とは、ゲノム切断酵素によりゲノムDNAの標的配列を切断し、その機能を失わせると同時に、有効な塩基配列を挿入することもできる技術である。さらに、2013年にCRISPR/Cas9システムが実用化され、その効率が飛躍的に高まった。CRISPR/Cas9(クリスパー・キャスナイン)とは、DNAの二本鎖切断を原理とする遺伝子改変ツールである。部位特異的ヌクレアーゼを利用するゲノム編集ツールの中でも、簡便で安価という特長がある。日本でも大型真鯛の品種改良や油を大量に含む藻などの研究が進んでいるが、ヒトを対象とする場合には「デザイナー・ベビー」問題が危惧されるため、倫理問題として基本的に許可されていない現状である。ウィニーとはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換することができるようにするソフトウェアである。ウィニーはさまざまな応用が考えられる画期的な技術とされたが、これが悪用されると知りながら提供し続けた開発者は著作権違反幇助にあたるとして逮捕・起訴された。Pure P2Pとはクライアント同士が直接接続し、データ共有を行う方式である。各端末間をつなぐノードはメッシュ状に接続され、検索は隣接ノードを経由して行われる。規模が大きくなるほど、ネットワークの検索負荷が高くなる。MP3とは音声データを圧縮する方式である。 グループワークでは、これまで工学部め得た知識を、実際に行使した「モノ作り」として金属メッキを選んだ。その悪用例として見た目を偽ることやリサイクル詐欺などが考えられた。 バイオテクノロジーと工学倫理の関係として、ゲノム編集やクリスパー・キャスナインなどが挙げられた。また、情報技術と工学倫理としてウィニーやPure P2Pが挙げられた。
A.(1)講義内容の再話 ゲノム編集とは生物のDNA配列を狙った場所で切断・修正する技術であり、特にクリスパー・キャス9はガイドRNAで特定の塩基配列を標的としてCas9を導き切断する仕組みである。人ゲノムの塩基対は約32億対あり、情報量として約0.8GBに相当する。P2Pは中央サーバーを介さず端末同士が直接データをやり取りする方式であり、ウィニー事件では開発者が著作権侵害幇助で起訴されたが最終的に無罪となったことが技術者倫理の論点となった。音声データ形式では、WAVが非圧縮で高音質、MP3やAACは人の耳に聞こえにくい部分を削除する圧縮方式である。日本国憲法は国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を基本原理とし最高法規であり、憲法に反する法律は無効であるとされる。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 今まで工学部で学んだ知識から、悪用されそうな技術について考えた。アセトンは爆発する危険があるため、爆薬として使われる危険性があるほか、強酸化剤と混ざると予期せぬ反応が起こる可能性も考えられる。 また、生物系の研究設備があるので大腸菌などを用いた生物兵器をつくる環境がある技術の深い理解と倫理を学び、技術者とて安全な所究を行うことが必要ウであると結論が出た。 (3)復習の内容 復習として、ウイ二―の著作権問題:について考えた。意図せず著作権侵害の温床となる場合があることが問題であった。例としては、通信相手が不明確な場合、なりすましや不法取引などに利用される可能性があるため、ネット上が無法地帯になる可能性があった。しかし、これらの犯罪を犯した人ではなくウィニーの技術を持っている人が犯罪者になってしまったことが問題であったと考えられる。
A. (1)第七回の講義では、最新技術と倫理について考えた。今の先端技術によれば、自由に遺伝子を切り取り挿入し制御することも、可能である。しかし、そんな、最先端の技術もコンピュータをハッキングされれば、大変な事件を引き起こすことが可能になる。現在の進歩した技術は様々なことを可能にするが、使い人によって大きな災いにもなってしまう。技術者倫理には、正確な知識、技術と倫理的判断の両方が求められ、どちらが欠けても客観的に倫理的な行動は成り立たないことを学んだ。 (2)ワークショップ課題では、技術者として自分に何が作れるのかを考えた。自分には、食品工学での知識からゲルを作製し、触感や味を評価しよりおいしくすることができるし、生物実験での知識から、ネズミの臓器の標本を作製することも、生化学、有機化学の知識から、人体に有害とされる物質でも、原料があれば反応順を工夫し制作することもできることに気づき、大学における進歩と倫理の必要性を感じた。 (3)復習では、先端技術としてヒトインスリンとアルツハイマー治療薬について調査を行った。ヒトインスリンは遺伝子組み換えによって体内のインスリンと同じ構造を持ったホルモンであり、微生物によって生産される。鼻から投与することによって、脳内のインスリン濃度を増加させ、脳の働きを活性化し初期段階のアルツハイマー病を治療することができるとして注目されていることを学んだ。
A.ゲノム編集とは生物種にとっての遺伝情報全体を意味し、ゲノムを構成するDNAとそれに似た構造のRNAがある。両者の違いは塩基がDNAはアデニン・チミン・グアニン・シトシンに対して、RNAはアデニン・ウラシル・グアニン・シトシンであること。また、アデニンとチミン或いはウラシルは2本の水素結合を持つのに対してグアニンとシトシンは3本の水素結合を持つ。ゲノム編集技術としてCRISPR/Cas9が有名。これはシングルガイドRNAがCas9にくっつき、PAM配列という短い目印がある目的の遺伝子まで案内させて切断させることで生物のDNAを狙った通りに書き換えることが出来る技術である。ほかに発明が望んでいない利用をされ憲法違反となった事例があった。 ワークショップの課題は工学部で得た知識を実際に行使した「モノ作り」した経験について、具体的に紹介し、作ったモノの危険について確認するというものだった。ジベンザルアセトンを作ったことを取り上げた。作り方としてはベンズアルデヒド2.60mL、アセトン0.92mLの混合物に水25mL、エタノール20mL、水酸化ナトリウム2.5mLの混合物を加えて攪拌後吸引ろ過を行ない、乾燥後酢酸エチルを加え、混合物をウォーターバスで溶かしてから析出するまで放冷することで作ることが出来る。これにおいて水酸化ナトリウムやベンズアルデヒドによる皮膚や眼、呼吸器の損傷のほか、ベンズアルデヒドやアセトンによる引火性といった危険性があると考えた。 課題は現在のバイオテクノロジーの具体的な内容について調べるというものだった。遺伝子組み換え食品を取り上げた。アグロバクテリウムという環状DNAに目的の遺伝子を加えたり(アグロバクテリウム法)、金の微粒子に目的の遺伝子を付着させて高圧ガスで打ち込んだり(パーティクルガン法)することで作ることが出来るもので、害虫が食べないようにして食害を防いだり、干ばつや塩害に耐性を持たせることで厳しい環境でも収穫できるようにしたりすることで生産コストを下げることができるといった効果を期待できる。
A.(1)講義内容の再話 本講義では、情報技術およびバイオテクノロジーにおいて倫理が問われる場面について説明が行われた。PCRなどのバイオ技術や情報処理技術は、社会に大きな利便性をもたらす一方で、個人情報の保護や安全性、人権に関わる倫理的問題を含んでいることが示された。講義では、技術の高度化に伴い、誤用や不適切な管理が深刻な影響を及ぼす可能性があるため、技術者には高い倫理意識が求められると強調された。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ワークショップでは、情報技術およびバイオテクノロジー分野における倫理的課題について具体的な事例を基に議論を行った。私たちのグループでは、データの不適切な取り扱いや生体試料の管理ミス、技術的な誤りが引き起こす社会的影響について検討した。その結果、これらの分野では小さなミスであっても大きな問題につながる可能性があるため、厳格なルール遵守と慎重な対応が不可欠であるという結論に至った。発表では、正確性と透明性の重要性を強調した。 (3)復習の内容 講義とワークショップを復習することで、情報技術とバイオテクノロジーにおいて倫理が果たす役割の大きさを再認識した。これらの技術は人々の生活や生命に直接関わるため、技術力だけでなく、責任感と倫理的判断力が不可欠である。本復習を通じて、適切な判断と十分な配慮、そして倫理原則の尊重が、技術への信頼を維持するための基盤であることを学びました。
A.1. 情報技術の発展により、サイバー犯罪や不正行為は現実的な脅威となっている。フォルクスワーゲンの排ガス不正事件では、検査状況を判別するソフトウェアが ECU に組み込まれ、技術が不正に利用された。音楽や映画の完全複製が可能になったことで著作権法が整備されたが、ディープフェイクのように真偽判別が困難な問題も生じている。デジタル化は情報を文字や数値として扱う利便性をもたらす一方、量子化による情報欠落や、すべてを文字化できない限界も持つ。なりすまし防止のための認証技術とともに、技術者には情報の扱い方を倫理的に考える姿勢が求められる 2.技術者は常に自分の良心に従えるとは限らず、組織の圧力や利益、同調圧力によって倫理的判断が揺らぐ場面がある。地下鉄サリン事件では、高度な科学知識を持つ人間が洗脳や集団の論理に従い、技術を暴力に転用してしまった。技術力は人を助ける力にも、傷つける力にもなり得る。だからこそ、危険性を俯瞰的に考え、疑問を共有し、拒否や相談といった行動を選ぶ勇気が必要である。良心に従えない状況にこそ、倫理を行動の軸として立ち返る姿勢が技術者には求められる。 3.復習では他に技術者倫理が問われた事例として、インドのボパール化学工場事故を調べた。農薬工場で有毒ガスが大量漏出し、多数の死傷者を出したが、背景には安全装置の停止や管理体制の不備、コスト削減の優先があった。技術者が危険性を認識しながら是正できなかった点が問題とされ、安全確保と社会的責任を最優先する倫理の重要性を示している。
A.第七回では、ゲノム編集や現代の情報技術が持つ可能性とリスクについて学んだ。ゲノムとは生物種の遺伝子情報全体を指し、DNAやRNAの塩基配列に基づいて構成される。2003年にはヒトゲノム約32億塩基対が解読され、ゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」は医療や農業で革命的な応用が進められている。血液疾患の治療法開発や、2024年の遺伝子治療薬承認など、具体的な成果も紹介された。一方で、インターネット上でのファイル交換やP2P技術は、著作権侵害や仮想通貨の運用など、技術者が知識不足で関与すると意図せず法的問題に巻き込まれる危険性があることも示された。MP3事件などもその一例であり、技術は便利さと同時に社会的責任を伴うことが強調された。 ワークショップでは、私たちが学生実験で生成したジベンザルアセトンを例に、学位にふさわしい技術と意識について考えた。ベンズアルデヒドとアセトンをアルドール縮合させる過程で、有機化学反応の知識や実験器具の正しい取り扱いを応用した。生成したジベンザルアセトンは急性毒性や皮膚・目への刺激、環境汚染のリスクを伴い、原料自体も可燃性や健康被害の危険を含むため、正しい知識と安全管理が不可欠である。さらに、生物系・有機系の研究室では、大腸菌やマウスなどの生物試料も扱うため、倫理・安全・環境への配慮を欠かさず実験を行う重要性が確認された。 今回の学習を通して、技術者は知識と倫理意識を持たずして技術を扱うことが、無意識のうちに法的・環境的リスクを生むことを理解した。ゲノム編集や化学実験、情報技術など、現代の科学技術は大きな可能性を秘める一方で、責任ある運用と安全・倫理への配慮が不可欠である。技術を用いる際には、社会的影響を考慮し、知識を活かして安全で正しい実験・開発を行う姿勢が求められることが再確認された。
A. 遺伝情報について、DNAとRNAはそれぞれA,T,C,GとA,U,C,Gの4つの塩基からなり、AとT、CとGが対になっては配列をつくっていて、人は塩基対が32億対もある。塩基は4種類なので、2ビットで、32億塩基対は6.4×10^9ビットで、これをバイトに変換すると8.0×10^8バイトとなる。これは0.8GBなので、32億塩基対は約0.8GBと表せる。CRISPR-Cas9とは、DNAの二本鎖切断を原理とする遺伝子改変ツールでガイドRNAとヌクレアーゼであるCas9から構成される。ガイドRNAは標的とするDNA配列の短い配列であるPAMを特異的に認識して結合し、Cas9を導く。そしてCas9がDNAの二本鎖を切断する。p2pとは、中央のサーバーを介さずに、個々のコンピュータ(ピア)同士が直接通信するネットワーク方式のことである。これはデジタル通貨に使用されている。 発表の演題は、自分の良心に素直に従えないときは?で、グループ名はあふさこで、メンバーは近ありす、大濱風花、立花小春、石垣彩奈であった。グループ内での役割は書記であった。フェイク動画について考えた。軽い気持ちで作ったフェイク動画が自分の意図しないところで拡散、使用され詐欺やなりすましに悪用される可能性がある。これにより社会的混乱を招く危険性がある。これにあらがえない理由として、フェイク動画は教育やエンタメでも使用されるため完全に封じることは難しいことや、日本ではフェイク技術に関する法規制が整っていないため、個人で止めるには限界があることなどが考えられる。 フェイク動画が拡散されてしまう背景には、見る側の情報リテラシー不足が考えられる。見る側が疑う力や情報が正確であるか確かめる習慣を持つことがフェイク動画の拡散を防ぐことにつながる。情報をうのみにせずに一度考えることや、技術を使用する際に正しい使い方であるか、誤解が生まれないかを考えることが大切である。そのため、情報リテラシー教育の充実が重要であり、学校や社会で正しい情報の見極め方を学ぶ機会を増やすべきである。また、社会全体でも法整備や政策を整えたり、SNS運営会社などにフェイク対策の強化を呼びかけることなどが必要である。
A.
A.CRISPR-Casナインについて学んだ。あらかじめCRISPR-Casの仕組みを組み込んだ細胞や動物のことである。細菌はウイルス(ファージ)に感染されると、自分の中にウイルスのDNAを少しだけ記録する。その記録がCRISPR領域にあたる。これをもとにして、次に同じウイルスが来たときに「Cas酵素」でウイルスのDNAを切断して退治するのである。また「P2P」とは Peer to Peer(ピア・ツー・ピア) の略で、直訳すると「仲間同士の通信」という意味である。サーバー(中心)を介さず、個々の端末(ピア)同士が直接通信する仕組みなのだ。中央の銀行なしでお金のやり取りを可能にするため、Pure P2P構造を採用したことが挙げられる。またMP3は、「音のデータをできるだけ軽くしつつ、音質をあまり落とさない」ことを目的に作られたデジタル音声圧縮方式(コーデック)であった。 本ワークショップでは私達の技術や知識で実際に作成可能なものについて考えた。私達は技術として酸化還元反応の設計図を上げた。アルカリ電池を例として図示した。これはエネルギー化学や実験などで使用し、失明やケガなどの恐れがあるためドラフト内で実践するなどの工夫をした。このワークショップを通して技術者としての実感がわいた。 DNAの塩基配列について調査した。DNA:A,T,G.C RNA:A,U,G,C また32憶対存在する。
A. 現代社会において、バイオテクノロジーと情報技術(IT)は急速な進化を遂げ、人々の生活に多大な恩恵をもたらしている。しかし、これらの先端技術は、従来の法規制や倫理観を越えた領域にまで踏み込んでおり、技術者にはこれまで以上に高度な倫理的判断が求められている。生物学分野では、ヒトゲノム解析の完了以降、生命の設計図に対する理解が飛躍的に深まった。特にゲノム編集技術は、難病治療や農産物の改良への応用が期待される一方で、デザイナーベビーの誕生など「生命の尊厳」を揺るがす倫理的問題を内包している。技術者は、自らの研究が生命の根源に触れるものであることを自覚し、その限界線をどこに引くべきかを問い続けなければならない。一方、IT分野では、高度な数学的理論の社会実装が大きな議論を呼んできた。例えば、フーリエ変換という数理モデルは、音声信号を効率的にデジタル化するmp3などの圧縮技術の基盤となり、音楽文化の普及に大きく貢献した。しかし、この技術を背景に開発されたファイル共有ソフト「ウィニー(Winny)」は、著作権侵害や機密情報の流出を蔓延させる結果を招いた。これは、開発者が意図しない形での「技術の悪用」が社会に深刻な被害を及ぼす典型例である。 演習では、授業で得た知識で作れるものとしてホームページを挙げ、応用された知識と具体的な作り方、はらんでいる危険性と考えうる対策についてまとめた。 バイオとIT、いずれの分野においても技術そのものは中立であるが、その普及がもたらす社会的インパクトは甚大である。技術者は自らの専門知が「凶器」になり得る可能性を常に予見し、社会正義と人間の尊厳を最優先にする倫理的感性を備えていなければならないと考える。
A.(1) 本テーマは、バイオテクノロジーと情報技術についてである。ゲノムとは、生物が持つ遺伝情報のすべてを指す概念である。ゲノム編集技術は、主に医療分野で活用されており、がん治療をはじめ、人工臓器の開発、診断薬や治療薬の製造などに利用されている。一方で、ゲノム編集によって生命を人為的に操作することは、生命を手段として扱うことにつながる可能性があり、倫理面での問題が指摘されている。 (2) 次に、自身の良心に従えない状況について考察を行った。 自分の利益を優先してしまう場面では、良心に素直に行動することが難しくなると考えられる。例えば、自らが開発した技術によって他者に不利益や不幸を与える可能性がある一方で、自分自身には大きな利益がもたらされる場合が挙げられる。このような状況においては、自分本位な視点だけで判断するのではなく、相手の立場に立ってどのように感じるかを考えることが重要である。 (3) 【平常演習】では、「ヒトインスリンやアルツハイマー治療薬について調べてみよう」という課題に取り組んだ。ヒトインスリンは、主に糖尿病の治療に用いられている物質であり、血糖値を下げる役割を担っている。インスリンは膵臓に存在するランゲルハンス島から分泌される。以前は、牛や豚などの動物由来のインスリンが使用されていたが、生産効率の低さやアレルギー反応の問題があった。そのため、現在では遺伝子組み換え技術によって作られたヒトインスリン製剤が広く普及している。また、モノクローナル抗体とは、特定の抗原決定基にのみ結合する性質を持つ抗体である。この高い特異性により、アルツハイマー病やがんの原因物質に対して、精度の高い治療が可能となっている。
A.(1)テーマはバイオテクノロジーと情報技術である。ゲノムは生物種にとっての遺伝情報全体を意味している。ゲノム編集は主に医療分野で使用されており、がんの治療、人工臓器、診断薬、治療薬などに用いられている。しかし、ゲノム編集によって生命を道具のように扱う倫理的な問題についての懸念もある。 (2)自分の良心に素直に従えないときについて考えた。グループ名は華岡で、グループのメンバーは私を含めて綿貫滉大、赤平草太、後藤拓真、吉成悠であった。私の役割は調査であった。他者のことよりも自分の利益を優先してしまう場面で、自分の良心に素直に従えないと考える。具体的には、自分の開発した技術で他の人に不幸をもたらすけれども自分には大きな利益をもたらす場面だ。このようなときは、相手側の視点に立ったときにどう思うかを考えるべきである。 (3)【平常演習】「ヒトインスリンやアルツハイマー治療薬について調べてみよう」で取り組んだ内容を次に示す。ヒトインスリンは主に糖尿病の治療に使用される。インスリンは肝臓のランゲルハンス島から分泌されて、血糖値を下げる働きを持っている。かつては牛や豚などの他の動物から得たインスリンを使用していたが、生産効率やアレルギー反応の観点から、遺伝子組み換え技術を使ったヒトインスリン製剤が広く使用されることになった。 モノクローナル抗体は、特定の抗原決定基だけに結合する抗体のことである。この高い特異性により、アルツハイマー病やがんなどの原因物質に高精度で作用することができる。
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第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。