大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A. 全員が自由気ままに生活したら、不満が募り喧嘩が勃発する可能性があるだろう。そのために、自由を少し法律に預けよう。今回の授業の内容に沿って取り上げるのは、ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説である。主人公であるジャンバルジャンは、幼い家族のために、一切れのパンを盗み、投獄された。捨て鉢になり、泊めてもらったミリエル神父の教会から、銀の燭台を盗んでしまう。 警察に捕まったジャンバルジャンに、ミリエル神父は、「それはあなたに差し上げたものです」とにっこり笑う。しかし、法の番人ともいえるジャベール警部は、執拗にジャンバルジャンを追いかけ続ける。 そのジャベール警部が革命軍に捕らえられて処刑されそうになるところを、ジャンバルジャンが救出するが、ジャベール警部は、懊悩の末、セーヌ川に身を投げてしまう。フランス革命が起きて、絶対王政から民主主義へ移行するのに多くの血が流れた。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動される。民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定められる。そのような背景があり、ジャベール警察がなぜ自殺したのか、その心情を想像し、法と倫理の関係について議論してみよう。まず法とは何か、価値とは何かを考えてみよう。「法は倫理の最低限度」。これは法学入門で習う、法と倫理の関係に関する基本原則である。要するに、社会におけるルールをすべて法で定めることはない。これだけは国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められるという意味である。すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきではないということである。文章ですべてを再現することはできない。どんなに秀才な人が文章を書いても解釈の違いは発生するものである。それがすべての倫理を法にすべきではない理由である。 規制緩和を調べてみよう。2009年、医薬品販売の規制緩和によって、コンビニ等での一般医薬品の販売が認められた。誰でも簡単に薬を手に入れることが容易になった。一方で、消費者が自由にいろんな薬を手に入れることができるため、用途とは違った商品を買う恐れもあり、自己責任で適切な判断・選択をしていかなければならない。規制緩和によって、薬の消費量が上がり、医薬品会社に経済効果をもたらすだろう。消費者も薬局で幅広い薬を手に入れやすくなって利便性が向上するだろう。しかし、規制緩和によって法で縛っていた自由を開放することにより、民衆の倫理が問われることになるだろう。 ジャベール警部はなぜ自殺する結果になったのだろうか。ジャベールは正義に忠実な人であり、正義とは即ち法律である。国家の法よりも貴いものなどない、そう思って生きていた。一方で、ジャンバルジャンは犯罪者、つまり法を犯したものである。しかし自身はジャンバルジャンに命を救われ、更にはマリウスも助けようとしている。その姿を見る限り、ジャンバルジャンは間違いなく「いい人」である。犯罪者と正しい人。二つは同時に成り立たない筈なのに、犯罪者のジャンバルジャンは正しい人である。そこでジャベール警部の信念が崩れたのだろう。自分が信じて生きてきたことが、否定されるような気持になって自殺するに至ったのではないだろうか。
A.レ・ミゼラブルの予告映像を鑑賞後、レ・ミゼラブルの舞台となったフランス革命が絶対王政から民主主義への転換点となったことをあげ、正義の意味と法律、倫理の関係について議論された。フランス革命でその当時の正義であった絶対王政がなくなり、新秩序として民主主義が起こったように、現在の正しさについても変わらない保証はない。その中で法律による強制力がどこまで及ぶべきで、どこには及ぼしてはならないか不断の議論が必要である。法律の基本的な役割は倫理的な判断の最小限度を明文化して定めることにある。しかし、法律の制定時期と状況がことなる場合にはその拘束力が産業の発展を阻害する場合があり、規制緩和が行われる場合もある。また、産業の発展を促す意図で規制緩和をすることもある。 私たちは規制緩和について調べ消防法の規制緩和を選びました。1994年の消防法の規制緩和によってガソリンのセルフサービスができるようになりました。これにより、人件費削減によってガソリン価格が下がりました。これはガソリンを扱う技術の向上によって安全基準が緩和できた例です。 内閣府ホームページに最適な規制を目指すべく、規制改革推進会議の議事録と要旨が提出されている。これを見ると、特に公共、スタートアップや投資、労働方式、保健医療、地域産業活性化の5項目について議論が積極的に行われている。このことからも政府として以上の5項目に対して発展しやすい環境づくりを進めるようだ。
A. 法律は人間の倫理観に基づいて定められる。しかし倫理観というものは人間社会が発展し知識ある個人が互いに価値観を共有できて初めて成り立つ。知識人の少ない時代に人道に基づいた法律を守らせるには、王のような権力者による命令か、神のような超越存在を代弁しなければならなかった。そしてそういった時代は法に疑問を持てる人間も疑問を持った上であらがえる人間も少ないので権力者にとって都合の良い法律を強制することも容易かった。だが知識が民衆に拡がっていくと従来の有識者層とは異なる価値観の知識人が増えて、法律の改定が必要となる。そうした時代の変遷に対応できないと革命が起き、従来の価値観が尊重されずに全て否定され、新しい倫理観に基づく法が生み出される。 法律は定められた時点で万人に適用される。それ故、知らなかったというのは通用しない。特に技術者は専門知識を持っているため、遵守はもちろん新技術に合わせて法規を更新するための意見をする必要もある。しかし何もかもを法規で制限しすぎると技術の進歩の妨げになる恐れもある。 規制緩和の例について。グループ名、(記入なし)。共著者、我妻龍樹、合力健矢。役割、原稿作成Writing - Original Draft。 医薬品の規制緩和について調べた。かつて医薬品の販売は薬局に薬剤師が駐在しているときにしか行えなかったが、2003年に薬事法が改正されたことで薬剤師がいない時でも登録販売者がいれば薬局での医薬品の販売が可能になった。またスーパーやコンビニでも登録販売者であれば副作用が比較的少ない第2、第3医薬品を販売できるようになった。
A. あなたは『レ・ミゼラブル』という小説を知っているだろうか? 絶対王政から民主主義へ移行するフランス革命期の激動の社会に翻弄される市民と王政側であった警察権力の葛藤を描いた物語である。 物語の中で、ジャヴェール警部は法の執行者として徹底的に法と秩序を尊重し、ジャンヴァルジャンを犯罪者と見なして執拗に彼を追いかけ続ける。しかしながらジャベール警部が革命軍に捕らえられて処刑されそうになったところをジャンバルジャンによって救われ、自身の信じていた法の原則と、人間性や赦しの概念との矛盾に苦しむこととなり最終的にはセーヌ川に身を投げる。法律は社会の秩序を保つために必要なものだが、社会のあり方そのものが大きく変わってしまい、法律が機能しなくなったとき倫理観は最後の砦になるのかもしれない。 メンバー 合力健矢 河合敦 我妻龍樹 チーム名 なし 自分が担った役割 調査 Investigation ワークショップ課題 規制緩和の一例として医薬品の規制緩和について調べた。 2009年の薬事法改正で一部の医薬品が薬剤師ではなくとも販売が可能になりコンビニなどでも買えるようになった。 現代の日本では人は皆自由にお金を稼いだり、楽しく自由に生活できる。こういうふうに憲法や法律で定められている。しかしながらみんなが最大限自由を享受しようとすると、トラブルが発生したり極端な不平等が生まれたりする。そのため、ある程度、自由を国に預ける公共の福祉というものがある
A.(1)講義内容の再話 フランスでは、フランス革命によって多くの犠牲とともに絶対王政から民主主義へと移行した。絶対王政では、君主が全ての権利を持つ専制政治が行われ、民主主義では国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理にゆだねられ、最低限度の規範を守り、国政だけが法として定められる。すべての倫理を法にすべきではないため、ここが倫理を学び、それを守っていくことが大事である。また、現代の高度な社会ではルールが定められている。技術者が定めるルールとして、国際標準化機構(ISO)がある。また日本工業規格(JIS)、食品(HACCP)、品質(ISO9000)、環境(ISO14000)があり、いずれもメーカーと消費者が囚人のジレンマに陥らないようにするためのルールである。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 演題 : 新しい技術を運用するにあたって グループ名 : 終末時計 共著者 : 河合、合力 役割 : Investigation 規制緩和の例として、医薬品の規制緩和について調べた。2009年に薬事法の改正で一般用医薬品は薬剤師でなくとも販売が可能となり、コンビニやスーパーで販売が可能となった。それまでは薬剤師不足が問題となっていたが、規制緩和のおかげでより薬が入手しやすくなった。 (3)復習の内容 将来技術職に就くことがあったとき国際的なルールに知っておいた方がよいと思い、ISOについて復習してみた。International Organization for Standardization、ISO(国際標準化機構)はスイスのジュネーブに本部を置く非政府機関であり、参加国は日本も含め165か国ある。主な活動としては国際的な基準となる規格を制定することでありISO規格として知られている。よく知られるマネジメントシステム規格の種類として、顧客に提供する製品・サービスの品質を継続的に向上させていくことを目的とした規格であるISO9001(品質マネジメントシステム)やサステナビリティの考えのもと、環境リスクの低減および環境への貢献を目指すISO14001(環境マネジメントシステム)がある。
A.(1)レ・ミゼラブルという映画におけるジャベール警部がなぜ自殺を図ったのかを考え、そこから導かれる方と倫理の関係について考えました。またゲーム理論より考えられる決められたルールの遵守について考えました。政府により定められたルールと個人間でのルールの制定を行うことにより囚人のジレンマを回避することを学びました。具体例としては、政府のルールとして製造物責任法(PL法)、個人間または会社間のルールとして国際標準化機構(ISO)が挙げられます。コンプライアンスが重要なのはさることながら、ルールを定めた意義を忘れないことの重要性について学びました。法律を責任逃れや悪者探しの道具に使わず、本来の目的から外れないような倫理観が個々人に求められます。またISOなどの個人間に効力のあるルールのみだと法的効力が薄いため、行政の介入余地としてPL法が存在します。 知的財産権について、アナーキーな状態における知的権利者と利用者の利得表を伊藤研と立花研の例を参考に学びました。特許権や著作権がどのように定義され、どこまでが引用であり、どこからがそれを逸脱した範囲になるのかを知りました。 (2)発表では囚人のジレンマに陥らないような、規制緩和によって幸せにつながった技術について考えました。私たちのグループでは電気の小売について話し合いました。 (3) 電力の小売は全国10の電力会社に独占されていたのが、2000年の 電気事業法改正により業務用として電気を使用するものに対して電力の小売が可能になりました。
A.(1)文章ですべてを表現することはできない。それがすべての倫理を法にすべきではないというひとつの理由なのだろう。 法律やルールは文章にする必要がある。作文の名手がどんなにがんばったとしても文章の意味の解釈に違い出てくる。 たとえば、痛みを伴う障害の場合、ひとそれぞれの痛みを客観的に測定する方法はない。 だから「駐停車禁止除外指定」の認定に必要な身体の障害の基準は明文化が出来ない。 だから、どんなに痛くて歩けなくても、「駐停車禁止除外指定」の認定は受けられない。 また、囚人のジレンマ の解決方法としてプレーヤー同士が話し合いをしてルールを定める方法と政府がルールと罰則規定を定めて利得表そのものを変えてしまう方法があった。政府が定める方法としては製造物責任法、略してPL法というのがあり、またプレーヤー同士が定めるルールとしては国際標準化機構、頭文字をとってISOがあります。 コンプライアンスはもちろん大切なことである。 しかしルールを定める本来の目的を見失わないことが大切だ。 法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまうので、 そのようなことから、ついつい、政府が定めた法令が物議をかもすこともあったのも事実である。 人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界があるため、 倫理観は最後の砦です。 (2)技術と倫理の関係 医薬品販売の規制緩和(2009年) 薬事法の改正により、コンビニ等での一般医薬品販売が認められる。 これによって薬の物質が簡単に入手できるようになった。 (3)課題を深堀して薬事法について調べた。結果、現在は薬機法という名前に改名しており、規制対象として医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品が該当しており、健康食品やサプリメント、健康・美容機器は該当しておらず、直接的な法律による制限は受けないことが分かったが、医薬品のような効果を訴求するなど、薬機法に抵触する表現をすることは禁じられていることも分かった。
A.
A. ゲーム理論によると個人の利益と全体の利益は共存できない場合があると明らかになった。したがって社会規範や法律で補助する必要がある。最近ではSDGsなどが注目されている。絶対王政による君主の専制政治から近代の民主主義国家への変化の例として映画「レ・ミゼラブル」を鑑賞する。その中では時代に翻弄された登場人物の心情や、時代背景を少しながら感じることができ、選挙権を持つという意味を再認識できる。 規制緩和の例として医薬品販売の規制緩和を挙げる。医薬品は医療用医薬品と一般用医薬品に大別され、一般用医薬品は第一類から第三類医薬品にさらに分類される。医療用・一般用共に薬剤師による対面販売と使用上の注意点などの情報を提供する義務があったが、ドラッグストアや薬局など医薬品を扱う小売業の慢性的な薬剤師不足に伴い、2009年の薬事法改正によって規制が緩和された。緩和後は医療用医薬品・第一類医薬品は薬剤師による処方と情報提供の努力義務になり、第二類・第三類医薬品は登録販売者がいればスーパーやコンビニでの販売が可能になった。 ガソリンスタンドのセルフサービスを例に挙げる。 1998年に「危険物の規則に関する政令」、「危険物の規制に関する規則」の改正による規制緩和で4月から従業員がタブレット端末を使用して遠隔で給油許可を出せるようになった。その結果、利用者が自分で給油することが可能になり、フルサービスに比べ人件費削減やガソリン単価が下がったことにつながった。
A.1)個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないことがあるため,社会規範やルール,法律を作ってそれぞれの利益を守りつつ,全体としての不都合が生じない社会を目指していく必要があることを学んだ. 2)薬事法の『医薬品販売の規制緩和』を選んだ.医薬品の販売は法的な規制がかかっており,薬剤師が在籍する薬局などでしか販売できなかったが,規制緩和により医薬部外品としての区分での扱いとなり,薬局以外での一般小売店である,スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗で販売することができるように改正された. これにより,より容易に医薬品を手に入れられるようになった. 3パテントトロールについて全く知らなかったため調べることにした.パテントトロールとは特許の怪物とも呼ばれ,第三者から買い集めた特許権などを行使し,自らは事業活動などをせずに,実際に製品の製造販売などを行うメーカーに対して多額のライセンス料の支払いを求めたり,巨額の賠償金目当てに特許権侵害訴訟を仕掛ける組織や企業のことである.最近も,動画サイトなどで多く配信されていたモチーフ等を含む者に対する特許出願が行われるといった騒動があった.パテントトロール自体は違法行為ではなく,訴えられる側としては,パテントトロールは事業をしておらず途挙で権利行使を仕返すこともできず,交渉がしにくく,製品を差し止められる弱みがあるにもかかわらず,パテントトロール側は差し止められる事業がないと言う状況になり,非常に困難な問題であるとのことだった.
A.1)みなは「レ・ミゼラブル」という作品を知っているだろうか。貧困のあまり家族のために一切れのパンを盗み、投獄されたジャンバルジャンは捨て鉢になり、泊めてもらった教会から銀の燭台を盗み出す。警察に捕まったジャンバルジャンに神父は「それはジャンバルジャンに差し上げたものです」という。法の番人と呼ばれるジャベール警部は執拗にジャンバルジャンが本当に銀の燭台をもらったのか、盗んだものなのか追いかけ続けた。そのジャンベール警部が革命軍に捕まり処刑されそうになった際にジャンバルジャンに助けられたことから、自身の正義について懊悩した末、セーヌ川へ身を投げた。 絶対王政においてジャンベール警部の立場は、これと同じ立場といえる。絶対王政とは君主がすべての権利を持ち、(専制政治)、法を取り締まる国家権力として強い警察権が発動される。これとは対照的に、民主主義では国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理にゆだねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定められている。つまり、ジャンベール警部の正義は、自身の警察権を行使して真実を解き明かそうとしたが、ジャンバルジャンに助けられたことによって、自身の警察権は国民の幸せのためにあるものであり、自分がジャンバルジャンを拘束しようとしたことは一国民の幸せを壊すことになると気づき、そう判断しつつも悩み悶え、苦悩の末自殺に至ったと考えられる。 これをきっかけに法とは何か、価値とは何かについて考えてみる。 法は倫理の最低限度であるべきものであり、すべ手の倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでない。このことから、法律やルールはこれらの制限を設け、人々を縛り付けるものではなく、人々が少しでも生活しやすいようになるようなものであるべきものであると考えられる。 2)規制緩和についての事例について調べよ。技術が危険なものを安全に使いこなす知恵だとしたら、その知恵は誰にとっての知恵なのだろうか。規制緩和によって幸せにつながった技術を選び、技術と法律の関係について議論せよ。 3)電気事業法の電力自由化について調べた。 従来、自然独占とされてきた電気事業において市場参入規制を緩和し、市場競争が導入されたことによって、電力の安定供給が確保され、電気料金の抑制、および、小売の自由化によって電気利用の選択肢や企業の事業の機会の拡大が可能となった。 電力自由化によるデメリットは特になく、自由に供給者を選ぶ選択肢ができたことから消費者のライフスタイルに合わせた電気料金プランを使うことがさらなる電気料金の抑制につながると期待できる。
A.(1)ルールの表現と形式化は、コンプライアンスと知的財産権の管理に重要である。コンプライアンスでは、法令や規則を明確かつ適切に表現し、組織内での遵守を促進する。これにはルールの文書化やガイドラインの策定、トレーニングの提供などが含まれる。知的財産権では、特許や著作権などの法的保護を得るために、ルールを形式化し、公的な登録や手続きを遵守する必要がある。このプロセスには法的文書の作成や申請手続きの実施が含まれる。ルールの適切な表現と形式化は、コンプライアンスと知的財産権の保護に不可欠であり、組織や個人の利益を守る上で重要な役割を果たす。 (2)携帯会社の参入規制の緩和は、競争を促進し、消費者にとってより選択肢の豊富なサービスをもたらす可能性がある。従来、参入障壁が高く、少数の大手企業が市場を独占していたが、規制の緩和により新規参入企業が参入しやすくなる。これにより価格競争が促進され、料金が低下し、サービスの品質が向上することが期待される。また、技術革新やサービスの多様化も進む可能性がある。しかし、緩和による競争激化は、既存の大手企業にとっては収益の減少や市場シェアの低下といったリスクをもたらす可能性がある。したがって、参入規制の緩和はバランスの取れた政策立案が求められ、消費者と企業の両方の利益を考慮する必要がある。 (3)技術と法律は密接に関連しており、技術の進化は法律の適用や制定に影響を与える。法律は技術の利用や発展を規制し、技術の変化に適応する必要がある。逆に、法律の枠組みは技術の発展を促進する役割も担っている。この相互作用は、デジタル技術やインターネットの普及など、現代の急速なテクノロジーの発展において特に重要であると考える。
A.講義内容の再話 ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説がある。幼い家族のために、一切れのパンを盗み、投獄されたジャンバルジャンは、捨て鉢になり、泊めてもらったミリエル神父の教会から、銀の燭台を盗み出す。警察に捕まったジャンバルジャンに、ミリエル神父は、「それはあなたに差し上げたものです」とにっこり笑う。法の番人ともいえるジャベール警部は、執拗にジャンバルジャンを追いかけ続ける。 そのジャベール警部が革命軍に捕らえられて処刑されそうになるところを、ジャンバルジャンが救う。ジャベール警部は、懊悩の末、セーヌ川に身を投げる。フランス革命。絶対王政から民主主義へ移行するのに多くの血が流れた。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動された。民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定められた。そのような背景にあって、ジャベール警部がなぜ自殺したのか、その心情を想像し、主権在民における法と倫理の関係について議論した。 ワークショップ課題の発表要旨 技術と法律の関係について議論した。チーム名は企業の農業参入チーム、メンバーは、?橋俊亮、滝口裕也、吉田天音、島川真於である。私たちは、企業の農業参入を選んだ。企業の農業参入によって、産業の範囲が広がった。農業参入した企業の例として、アイリスオーヤマ、オリックスなどが挙げられる。 復習の内容 授業の復習として企業の農業参入のメリットを調べた。企業が本業として取り組んでいる事業や技術(領域)と農業を掛け合わせることで、これまでにない技術革新や価値を生み出す相乗効果が期待できる。飲食業界であれば、自社で農業生産を行うことで、既存商品の付加価値創出や年間通して安定した品質と農産物の確保が可能になる。
A.(1)この回では、法律について学びました。 倫理とは、個人の自律の問題ですが、法律は決められたもので、他律ということになります。法は倫理の最低限度であり、互いに補完しあって成り立っているだと考えます。 また、決められたルールの順守という点で、ゲーム理論や囚人のジレンマの例を使って理解を深めました。政府によるルールが法律、自主的なルールが倫理です。法律に書いていない抜け道を自分で律するのが倫理観であると考えます。 自由とはすばらしいことですが、それを律するものがないと、自由とは言えないし、世界は混沌としてしまいます。法律で律されてから自由は初めて自由になると考えます。 (2)技術と法律の関係について考え、法律が緩和された例を調べ、話し合いました。 私は、法律の緩和の例としてタクシーの規制緩和について調べました。米沢市では、高齢化が進んでいるのにも関わらず公共交通機関が発達していないため、この規制緩和はタクシーの営業の活発化も狙えるのではないかと思いました。また、人口が少なく、タクシーの運転手を志望する方も減ってきていて、この規制緩和で幅広くタクシー運転手へ応募できるのではないかと思いました。 (3)過疎地など公共交通機関が不便な地域の移動手段を確保するために国土交通省が法人タクシーの営業規制を緩和した。原則5台としている許可に必要な最低車両数を緩め、4台以下でも営業を可能とした。人口が一定以上の地域でしか認めていない個人タクシーの営業も容認した。また、マイカーを住民の送迎に使う、「自家用有償旅客運送」の料金制度を見直した。
A.みんながみんな自由に生きられればそれがいいが、集団でいきていくにはルール・法律が必要になってくる。しかし、法で定められるのはどうしても最低限の内容になってしまう。法は倫理を語る上で外せないが、法=倫理ではない。法は最低限度の倫理でしかない。そのため、法だけでなく、その先にあるコンプライアンス・倫理をみんなが考え、自主的に守っていくしかない。法もコンプライアンスもどちらも大切にしていかなければいけない。 電力の自由化について もともとはどこから電力を買うのかを選べなかった。しかし、値段の高騰や、太陽光発電などによって個人で電力を生み出せるようになったことなどを原因に、個人がどこから電力を買うのか選べるようになった。 チーム名 D D アスベストについて 1950年代から建材等の素材として使用されていたが、浮遊しやすく吸入されやすいといった特徴があり、1960年代から健康被害が報告されはじめ、1975年から段階的に規制されるようになり、2012年には全面的に使用禁止された。 不燃、耐熱性、耐薬品性、絶縁性、耐久性などに優れ、加工しやすく安価であるといった理由で様々な場所で使われたが、結果から見るに安全性を十分に検証せずに大量に使用していたのは技術者倫理の意識が低かったのではないかといえる。 技術者として新しい材料や技術は、安全性は第一に意識しなければいけないと思うが、誰かがミスをするまでは蔑ろにされてしまうものなのかもしれない。
A.(1)レ・ミゼラブルは1本のパンを盗み、19年の監獄生活を送ることとなったジャン・ヴァルジャンの生涯を描いた作品。作中の時間軸はナポレオン1世が没落した直後の1815年から、ルイ18世、シャルル18世の絶対王政の復活を経由し、7月革命後のルイ・フィリップ王の7月王政時代の1833年までとなっている。また作中では、フランス革命やナポレオンの第一帝政時代、七月革命後に勃発した六月暴動の回想などが随所に記されている。当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景として記されている。 レ・ミゼラブルの作中で登場する絶対王政と似た条例が埼玉県に提案されたことがある。それが児童虐待に関する条例である。内容の一部を抜粋すると、子どもが家で一人留守番するのは虐待とみなすというものである。この条例の主旨は子どもの安全を守るためであるが、文字に表し過ぎて自由権を侵害してしまう可能性がある。このようなことが続くと絶対王政に逆戻りしてしまう。 (2)ワークショップでは、規制緩和の実例について議論を交わした。具体的な例として自動運転の実証実験について調べた。 現在、道路運送車両の保安基準より自動運転の実証実験を行うためには基準緩和認定を受ける必要がある。保安基準とは車両の構造や重量、運転席の視界基準などの項目が存在している。自動運転の実証実験ではそれらの保安基準に抵触する場合があり、基準緩和等を受けてから公道での実証実験が可能となる。 (3)復習として、自動運転の実証実験がどの程度進捗しているのかを調べた。2023年5月の時点では、レベル4での自動運転が始まっている。自動運転のレベル4とは、事前に設定された環境下での完全自動運転のことである。2025年を目途に、高速道路での自動運転レベル4の実現を目指している。一方で、レベル5実現のための具体的な計画は公表されていない。
A.クリスタ・マコーリフは世界で初めて宇宙からの授業を達成することができなかった人です。しかし、これを目にした全米の子供たちはこれを教訓にしました。 プラスチック材料は、非金属材料です。非金属材料には、ガラスなどの無機高分子材料やセルロースなどやタンパク質などの天然高分子材料があります。エンジニアリングとして、導電性高分子などもあります。 権威と権力はそれぞれ違い、権威のある教授はいますが、教授には権力がありません。 発表要旨 チーム名:「右後ろ」 高根沢颯太、斎藤滉平、佐々木渉太、上野智輝、居村風輝 役職:調査役 ゲーム理論で取り上げられる一番簡単な例つぃて「囚人のジレンマ」について詳しく調査しました。 復習の内容 ゲーム理論とは、「利害関係を持つ相手がいる状況で、自分と相手の利益を考え、最適な行動を決める」ための思考法です。 自分だけが得をするような交渉は成立しにくく、相手が得をするような内容もこちら側が容認できない場合が多いです。関係者全員にとって利害のある方法を考え出すのが、ゲーム理論です。 「囚人のジレンマ」として私たちのグループでは戦争について例を挙げました。 A国とB国があって、どちらも戦争をする場合は、戦争が起こることでA、Bともに死者が出る。A国のみ戦争をする場合はB国に死者が出て結果的にA国が得をする。逆の場合はB国が得をする。どちらも戦争をしない場合は死者を出すことなく領地を半分にすることができる。
A.(1)ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説ではフランス革命によって絶対王政から民主主義へと移行する話が書かれている。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動される。 民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定める。 倫理は法と相反するものではないがすべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないとされている。法律やルールは文章にする必要があるのに対して文章ですべてを表現することができないことが理由の一つである。また作文の名手がどれだけ工夫しても読み手によって文章の解釈に違いが出てしまう。例えば、痛みを伴う障害は人それぞれの痛みを測定し数値化することはできないので明文することができない。 (2).演題:技術と法律の関係 グループ名:企業の農業参入チーム 共同著者:高橋俊亮、?田天音、島川真於 規制緩和に互いの利益につながった例を探した。 (3).企業の農業分野への参入を調べた。 メリットは閑散期に人材の雇用や機材の維持に役立ち、起業が事業範囲を拡大できることである。また、起業によっては元の企業との相乗効果をもたらす場合もある。このように規制緩和により新規参入者を招き入れることによって停滞していた状況を動かすことができる。これによって両者が活発に活動することでさらなる利益が見込まれる。
A. 映画『レ・ミゼラブル』は、19世紀のフランスを舞台に、貧困、不正義、そして人間の尊厳をテーマにした物語です。この映画は、コンプライアンスと法規、そして倫理の関係を探る際に興味深い視点を提供しています。物語の中心には、元囚人のジャン・ヴァルジャンと警官のジャヴェールの対立があります。ジャンは自己保存のために過去を隠し、偽名を使用します。彼は法の規制から逃れ、社会的地位を得ます。一方で、ジャヴェールは法の執行者としてジャンを追跡し、法の遵守を求めます。この対立は、法と倫理、そして個人の道徳的な責任の間の摩擦を浮き彫りにします。ジャンは法の規制に反することで自己を守り、ジャヴェールは法の執行を通じて正義を追求しますが、彼らの行動には常に倫理的な側面があります。また、映画は貧困や社会的不正も描きます。ファンティーヌやコゼットのような貧しい人々は、社会の底辺で生きることを余儀なくされ、法の保護の及ばない状況に置かれます。彼らは生きるために苦闘し、時には法の規制を犯すことを余儀なくされます。ここでも、法と倫理、そして社会的正義の間の関係が問われます。『レ・ミゼラブル』は、コンプライアンスと法規、そして倫理の複雑な関係を通じて、人間の葛藤や社会の不正を描き出しています。法律や規制は社会の秩序を維持する重要な手段であり、コンプライアンスは社会的な安定に貢献します。しかし、倫理や人間の尊厳を無視した法の適用は時に不正義を生み出すこともあります。したがって、法と倫理のバランスを保ちながら、社会の不正や不平等に真摯に向き合うことが必要です。 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 セルフガソリンスタンドで従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるようになった。これにより人手不足の中の業務効率化できるようになった。 法は社会の規範や秩序を定めますが、倫理は個人の良心や道徳に基づきます。適切なバランスを取ることで、法の遵守と個人の良心の両方が尊重され、公正な社会が実現されます。しかし、時には法律と倫理の間には矛盾が生じることもあり、その解決には慎重な検討が必要ですあると感じました。
A.(1)講義の再話 映画「レ・ミゼラブル」の予告編から法とは何か。価値とは何かについて考えました。「法は倫理の最低限度」。これは社会におけるルールをすべて法で定めることはなく、国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められています。それは、個人で文章の意味の解釈に違いが生じるからです。政府による法律の他に、自主的なルールがあります。囚人のジレンマを解決方法としてルールを定める本来の目的を見失ってしまうことがあります。法律を責任逃れや悪者探しの道具して使用しては、本来の目的から外れてしまいます。人は過ちを犯しますが、これを罰する法は人がつくった文字である以上、法にも限界があるのです。そのため、倫理観は最後の砦となります。 (2)ワークショップ課題の発展要旨 演題:技術と法律の関係 グループに属した人:皆川文音 山崎優月 規制緩和によって幸せにつながった技術と法律の関係について、電話通信事業の民営化による変化を述べる。 日本ではかつて、日本電信電話公社という特殊法人が、国内の電気通信を一手に担っていた。これは、日本全国どこでも均質な電話通信サービスを提供するという考え方に基づいたもので、公衆電気通信法により、日本電信電話公社以外の企業が電話ビジネスに参入することが規制されていた。 しかし、1985年に公衆電気通信法が電気通信事業法に改正された。これにより、日本電信電話公社の民営化に伴う新規企業参入条件の緩和や電話機メーカーの指定が解除され、価格と性能の競争が生じ、電話料金が下がり、高性能な電話機が低価格で購入出来るようになった。 (3)復習の内容 倫理観とは何か。これを考えた時言語化するのが難しいと感じました。大まかなニュアンスを伝えることが出来ても個々で差が生じてきてしまうものでしょう。倫理観について考えた時に道徳観との違いは何か調べました。倫理観の類義語として最もよく間違えられる似た言葉です。道徳観とは、個人や小さな集団の基準に基づいて物事の善し悪しなどを判断する物の見方です。倫理観は、物事の善し悪しを判断する基準が大きな集団、社会などで定められたものです。つまり、同じ意味合いでも規模の大きなが異なってくるのです。
A.(1)講義の初めにレ・ミゼラブルの予告編の動画をみた。法と倫理は補完関係にあるのではないかと考えられた。法は倫理の最低限度という法と倫理の基本原則にもあるように法は社会の全てのルールを定めているわけではないが、強制力によってぜひとも守られなければいけない規範があることが私たちの生活の自由と幸せが守られている。 法を守るのは人だが、定めているのも人である。過ちはだれしもが起こしてしまうもので、法にも限界があるが倫理観という最後の砦があることで限界がある法も補完されるのだと考えられた。 (2)規制が緩和された例として電力の自由化を選んだ。 1999年に実施された第二次制度改革では小売の自由化と電気料金の選択メニューの設定条件の緩和が取られた。 小売の自由化では契約電力量2000キロワット以上の顧客に対して事業者が電力を供給できるようになった。 電気料金の選択メニューの設定条件の緩和では電力会社が料金改定をすることを可能にした。 この自由化によって顧客は電力会社を選ぶことができるようになり、さらに会社同士でより安いプランを提示することで、電気料金を安くできる可能性がでてきた。 (3)レ・ミゼラブルの話で警部が自殺したのは、法律上は捕まえなければいけない相手に自分が助けられ、法は悪をとりしまるものではないのかという自分の正義に疑問を持ち、倫理観が自分の過ちに気付かせ自殺してしまったのではないかと考えた。私はドラマの相棒が好きでよく見るが、法と倫理というものが話の中でよく関わってきており、今回の授業の話とも関係すると考えながら、授業を振り返った。
A.1,法律には警察が関わり、日本でも国内の悪事に関しては武力の行使が許されている。ISO規格とは、国家や警察の介入は無いが、貿易を促進するために設けられた国家間に共通な標準規格である。ISO 9001は品質マネジメントシステムのことであり、ISO 14001は環境マネジメントシステムのことである。製造物責任法(PL法)とは、消費者の保護、製造物の欠陥により消費者に被害が生じた場合、製造者が全責任を負うことを定めた法律である。また、法は倫理の最低限度しか定めていない。 2,私は規制緩和の例として、航空法の改正によるドローンのレベル4飛行解禁を選びました。まず、ドローンが規制された背景として、2015年に放射性物質や発煙筒が搭載されたドローンが首相官邸屋上で発見された事件が起こり、この事件がきっかけでドローンは一般人や車の上を飛ぶことが法律で禁止された。しかし、2022年12月に有人地帯で補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)が認められた。これにより、物流業界が抱える問題の労働不足や配達時間の縮小、燃費削減などを解決できると見込まれている。さらに災害時の救助活動や救援物資輸送にも活躍が期待されている 3,コンプライアンス違反など何らかの違反が起こったときに、誰が悪者かを探しても組織がそれを恐れるだけであるので、全体の責任であると考えて改善する必要があるという考えは組織のなかで活動する上で重要だと感じました。
A.(1)全員が好きなように、自由に生きるためには、を考えた。そのためには自由を少し法律に預け、みんなで幸せのルールを決めることが必要である。レ・ミゼラブルのCMを見た。レ・ミゼラブルは以前見た事があったので、内容はだいたい把握していた。しかし、以前は何の気なしに見ていたため、深く考えたことがなかった。技術者倫理の観点から考え、見てみると、気づかなかった点がどんどん出てきて、トテモ興味深かった。授業資料中にある法は倫理の最低限度という基本原則があり、これは、法が全てなのではなく、まぁ、国家権力による強制力によって守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められるという意味である。この中にも、全ての倫理を法的なものにすることは出来ない、あるいはすべきでは無いということである。というものがあった。 (2)規制緩和について、kavi、清野明日美、佐々木鈴華、神山京花、矢作奈々、書記 タクシーの台数制限の規制緩和によって事業者間の競争を活発化させ、タクシー産業の活性化を図ると共に、創意工夫をこらすことによってサービスの質の向上を図ることができ、タクシー産業全体を盛り上げることが期待できる。 (3)決められたルールを守らなければならないことが当たり前であるという常識を常識であると認識できる程になるまでにどのくらい時間がかかるのだろうかと考えた。自由に生きるために必要なルールがあるというのは、少し矛盾しているのではないか、少し不思議であると感じた。
A.講義内容の再話: ゲーム理論は、個人の理恵委を最大限にしようとするうまくゆかないケースが出てくることを学びました。そのために社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があると言うことです。 囚人のジレンマの解決方法としてプレーヤー同士が話し合いをしてルールを定める方法と、政府がルールと罰則規定を定めて利得表そのものを変えてしまうという方法がありました。政府が定める方法としては製造物責任法、略してPL法というものがあります。またプレーヤー同士が定めるルールとして国際基準化機構、ISOというものがあります。 コンプライアンスはもちろん大切なことです。しかしルールを定める本来の目的を見失わないことが大切です。法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまいます。そのようなことから、ついつい、政府が定めた法令が物議を醸すこともあったのも事実です。法にも限界があります。 発表要旨: チーム名「天然水」h ?根澤颯太。山崎優月、松永凜、皆川文音、佐々木渉太、斎藤滉平 役職は調査係を担当しました。 発表者は斎藤滉平でした。 復習の内容: 日本ではかつて、日本電信電話公社という特殊法人が国内の電気通信を一手に担っていた。公衆電気通信法により電電公社以外の企業が電話のビジネス参入する法が規制された。その後、1985年に公衆電気通信法が電気通信事業法に改正され民営化された。
A.(1)講義内容の再話 この授業ではルールの表現と形式化について学んだ。現在の日本のような民主主義国家では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられており、最低限度の規範だけが、国民から信託を受けた国政が法として定めている。そのため法は重要ではあるが法を定める本来の目的を見失わないことが大切であり、たとえば規制緩和を行った方が国民がより幸せになるのであれば法を変えてでも行った方がいい。たとえば、携帯電話、ADSL、RFID、スマートメーター、製紙の黒すかしなどは法律により技術の行使が認められていない時代があったが、規制緩和を行い、現代では当たり前のものとなっておりより利便性が高まった。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 記録を取り忘れてしまったため確実ではないが自分たちの班では電力の自由化について考えた。規制緩和んみよる電力の自由化により、価格競争が起こり国民が支払う電気料金が安くなっていた。 (3)復習の内容 法を守ることはもちろん重要であるが、新しい技術が登場し、それを利用した方が社会がよりよくなるのであれば、法を変えてでも規制緩和を行うべきであるということを学べた。これは国といった大きな組織だけでなく会社などにも言えると思った。
A.(1)講義内容の再話 講義では、実際にレ・ミゼラブルの簡単な動画を観て登場人物の心情を想像することを通して、主権在民における「法と倫理」の関係について考えた。実際に、レミゼラブルを本で読んだことがあるが、ジャベール警部が自殺した理由は、悪人だと考え、ずっと追いかけ回していたジャンバルジャンが終盤になって、ジャンバルジャンの善の部分が見えるようになり、自身が持つ正義に疑念を持つようになり絶望してしまったからであると考える。 (2)ワークショップ課題の発表の要旨 ワークショップでは、規制緩和の具体的な例について考えた。例として、消防法の規制緩和による「セルフ式ガソリンスタンドの導入」を挙げる。 消防法の「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規則」の法改正によって1998年よりセルフ式のガソリンスタンド(有人セルフSS)が設置されるようになり、利用者が自分で給油をすることが可能になった。このように消防法の規制緩和が行われたことにより、フルサービスよりもより安い価格で給油をすることが可能になった。加えて、従業員の仕事の負担が減ることや労働者不足の問題の解決などのメリットが挙げられる。 このように、消防法が規制緩和され、セルフ式ガソリンスタンドが導入された背景には、ガソリンを扱う知識や技術の向上が存在すると考えられる。安全基準が緩和されるには、緩和されるための何かしらの成長や進化が必要であると考えられる。
A.(1)私たちの生活にはたくさんの法律やルールが存在します。これは私たちの生活をよりよくするために存在するものです。ただ、私たちには「基本的人権」というものがあり、法律やルールにも限界があります。近年コンプライアンスが厳しくなっているため、コンプライアンスを守ることも大切なことです。しかし、法律を制定する際に本来の目的を見失ってしまう場合があるのです。本来なら守るべき法律から責任逃れや悪者探しの道具に使われ、ついつい物議をかもすことがありました。このようなことから最後の砦となるのは倫理観が大切になってきます。法律やルールと倫理観には深い関係性があるため、お互いについてしっかり勉強していく必要があると感じました。 (2)電力の自由化がある。1999年で実施された第二次制度改革では、小売りの自由化と電気料金の選択メニューの設定緩和が行われた。1つ目の緩和では、契約電力量2000KW以上の顧客に対して事業者が電気を供給できるようになった。2つ目は電力会社の料金改定を可能にした。 (3)法律やルールは守るために存在しているものだと感じていたが、どこかに必ず抜け穴があるため、そこをうまくかいくぐって不正をお来ぬ人は一定多数いることが分かりました。このような人たちをなくすために新たな法律やルールを定めることは難しいため、そこで倫理観や道徳心を学んでいく必要があると感じました。今後も倫理観を大切にしていきたいと改めて思いました
A.(1)個人の利益を最大限にしようとすると、うまくいかないケースがでてくる。そのために、社会規範、ルール、法律を作って、それらを守っていく必要がある。井上ひさし著の「子供にもつたえる日本国憲法」には以下のように記してある。”私たちには「基本的人権」というものがあります。かんたんにいうと、みんな自由だということです。しかし、自由し放題だと、どうなるでしょう?ほかの人から殺されるかもしれない。それでは困ります。自由をのばなしにすると、私たちは逆に生きづらくなるわけです。そこで平和な社会で生きられるようにするために、私たちは、殺す自由を互いに法律にあずけているのです。”コンプライアンスはもちろん大切なことであるが、ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切である。人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界がある。倫理観は最後の砦であるといえる。 (2)チーム名:がおー、共著者:佐藤きらり・鹿間桜・加納和乃・神谷明里、役割:調査 郵便局の民営化のメリットとして、以下の四点が挙げられた。 1、国民の利便性の向上 2、見えない国民負担の最小化 3、官から民への資金の流れ変化 3、小さな政府の実現 (3)講義中に登場した、「レ・ミゼラブル」の翻訳本を読んだ。ジャベール警部は、法の正義という信じてきたものが崩壊する苦しみにより自殺してしまった。法がすべてではなく、それ以外の倫理の部分についても、個々で考えることが大切である。
A.(1)講義内容の再話 講義では、法とはなにか、倫理とどう結びついているのかを学んだ。法とは倫理の最低限度であり、少なくとも法は倫理と相反するものではない。そして、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないとされている。そのため、最終的な判断は個人個人の倫理に委ねられる。 また、個人を守るもののひとつに知的財産権がある。知的財産権とは、知的創造活動によって生み出されたものを、創作した人の財産として保護するための制度である。知的財産権には特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、商標権その他の知的財産に関して法令により定められた権利又は法律上保護される利益に係る権利が含まれる。この権利によって、その人の技術は保護されているといえる。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ワークショップ課題では、規制緩和についてグループで調べた。私たちのグループは危険物の規制に関する法律の改正について調べた。この規制緩和により、ガソリンスタンドがセルフ方式にすることができた。 それまでは資格のある店員が入れる必要があった。その結果、資格を持つ人が要らなくなったため人件費の削減などができた。 (3)復習の内容 レポートや課題をやる際に、他の人の書いた論文や著書を参考する場合がある。そのとき、著者の知的財産権を犯すようなことをしないように注意する必要がある。これから卒論などを書く機会もあるため、引用などには注意したい。
A.(1) コンプライアンスと法規の限界 ・絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動される。 民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定められる。 決められたルールの順守 ・5S(整理, 整頓, 清潔, 清掃, 躾)について 政府による法律と自主的なルール ・囚人のジレンマとは囚人のジレンマは、ゲーム理論の概念で、お互いに協力すると最も良い結果が得られるが、相手が裏切れば最悪の結果になる状況を指す。協力と裏切りの選択が相互に影響し合うことで、合理的な個々の選択が最適な結果をもたらさない「ジレンマ」が生じます。 品質のISO9000とHACCP、環境のISO14000 ・ISO9000は要求事項の規格ではなく「品質マネジメントシステムの基本概念や用語の『説明』をしている規格」のことを指す。 ・ISO14000は企業が自主的に環境問題に対処するための環境管理システムのことを指す。 (2)電電公社の民営化に伴う電話機メーカーの指定の解除 →価格と性能の競争が生じ、高性能の電話機が高性能で購入できる。 セルフ式ガソリンスタンドで、従業員がタブレットがタブレット端末を使って家の車に給油許可を出せるように →人手不足の中の業務の効率化。 (3)知的財産権は、著作物(著作権)や発明、商標などといった無体物について、その創出者に対して与えられる、民法上の所有権に類似した独占権のこと。
A.(1)世界で全員が好きなように生きたら、争いが絶えなくなってしまう。法律はそのようなことを防ぐ意味でも重要である。法は倫理の最低限度である。法律には殺人など他人の体を傷つけるのを防止するようなものだけでなく、他人の権利を侵害するのを防止するようなものも存在する。例えば知的財産権に関するものがある。 (2)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 例:コロナウイルスの規制緩和(二類→五類) 二類は危険性が高いものが当てはまり、五類だと発生・万円を防止するべきものが当てはまる。 この規制緩和のメリットとしては、生産活動と消費活動が活発になるということ、濃厚接触者・待機時間が短くなったことなどが挙げられる。これにより、観光産業が以前の活発さを取り戻し、経済の発展にもつながる。 (3)インターネット上の情報がますます身近なものになってきている現代で、著作権や知的財産権に関する法律が果たす役割がどのくらい重要なものなのか理解することが出来た。だが、このような仕組みが出来たことで、毎年のように特許に関して訴訟問題が起きているため、難しい問題だなと感じた。著作者の権利を守るためには、全員が良心に従った行動をするのが大切なのではないかと考えた。コンプライアンスについて学習したり、法律について学習したりすることはもちろん大切だが、結局最後は自分の良心に従えるのかということが重要だと考える。
A.1) レ・ミゼラブルはヴィクトル・ユーゴーによって1862年に書かれた小説である.主人公のジャン・バルジャンはパンを盗んだことで投獄される.釈放されたバルジャンはある司教から銀の食器を盗みだすが憲兵につかまってしまう.司教は憲兵に銀食器は自身が与えたものであると告げ,さらにバルジャンに燭台を与える.数年後バルジャンは模造宝石の工場を経営し,市長にもなっていた.そんなバルジャンは自身と間違えられて逮捕された男がいることを知り,自首して逮捕される.しかしバルジャンは自分の所有する工場の元従業員で,解雇され路頭に迷っていたファンティーヌとの約束のため,脱獄する.約束とは,ファンティーヌの娘でテナルディエ夫妻に預けているコゼットを救うというもの.バルジャンは100フランという大金を払って約束を果たした.バルジャンに誤認逮捕のことを知らせた警官のジャヴェールは,脱獄したバルジャンを追い,バルジャンとコゼットはパリに移る.ジャヴェールも後を追ってパリに入る.その後パリでは6月革命が勃発,ジャヴェールは暴徒に紛れて捜査を行うが,身分がばれ,捕虜となり処刑されそうになったが,バルジャンに救われる.ジャヴェールは,バルジャンがコゼットの恋人を助ける様子を見守り,自身が正義と信じた法に基づく正義とバルジャンのもつ道徳や思いやりのような正義の差異を強く認識し,ノートルダム橋から身を投げて亡くなった. 2) 日本の規制緩和とその効果を調査した.我々の班では電力の自由化を挙げた.電力の自由化とは2000年から2016年にかけて段階的に電力会社を自由に選択できるよう法改正がなされた事案である.これは消費者が自分で電力会社を選択する特性上,電力会社間の競争を促進し,より良いサービスが提供されることを狙いとしている.また,電力会社は他の電力会社との差別化を進めるべく,再生可能エネルギーを積極的に導入するなど副次的な効果を生むと考えられる. 3) 復習では,ほかの班の発表で挙げられた薬事法改正による規制緩和を調査した.2009年の改正まで,医薬品は医療用,一般医薬品に関わらず,販売できるのは薬剤師の資格を有する者のみであった.法改正で登録販売者制度が開始され,一般医薬品の販売資格が緩和された.免許取得に薬学部等の卒業や国家試験合格などを要する薬剤師に対し,登録販売者は短期間の教育と試験,登録で取得できるため,販売者の負担軽減,一般医薬品の入手が容易になるなどの効果があったとされる.その一方で規制緩和に伴って不正な違法行為の増加が憂慮されたたため,違反行為に対する罰則の強化が行われた.
A.【講義内容の再話】 知的財産と技術の規制緩和の関係 【ワークショップ課題の発表要旨】 演題「技術と法律の関係」、グループ名「電動キックスケーター」、共著者名「富樫聖斗、滋野玲音、新井駆」、自身の役割「指導」 電動キックスケーターは、最高速度20km以下の車体であれば無免許運転を認められた。認可されたことで、移動手段が増えて老若男女問わず便利になった。一方で、事故原因が増えたという見方もできる。 【復習の内容】 規制緩和によって幸せにつながった技術として電動キックスケーターを選んだ。 2024年4月以降に規制緩和されるものとして電動キックスケーターが挙げられる。最高速度が20km/h以下であれば、免許なしに運転することができるといったように規制緩和がなされた。また、16歳以上であればヘルメット着用も努力義務となった。免許が必要ないため、あらゆる年代の人が気軽に電動キックスケーターに乗って、移動することができるだろう、一方で事故多発や電動キックスケーター用の交通整備などがまだまだなされていない状況で危険もたくさん孕んでいる。このような危険を加味して、規制緩和後も自賠責保険の加入やナンバープレートの装着は必須条件となっている。電動キックスケーターの規制緩和によって、特に我々のような地方の人は幸せ(便利さ)を感じる機会が多くなると考えられる。また、電動キックスケーターという技術と法律が大きく関与しているものとして、2022年4月27日に公布された改正道路交通法があり、電動キックスケーターの交通ルールの緩和が盛り込まれていた。
A.(1)講義内容の再話 第3回目の講義では、レ・ミゼラブルに登場するジャンバルジャンを執拗に追った警察官の行動について考えました。ジャンバルジャンは幼い家族のために、一切れのパンを盗み、投獄されてしまいます。行くところがなくなり、泊めてもらったミリエル神父の教会から、銀の燭台を盗み出してしまいます。 警察に捕まったジャンバルジャンに、ミリエル神父は、「それはあなたに差し上げたものです」とにっこり笑いました。その後も、ジャベール警部がジャンバルジャンを執拗に追いかけます。しかし、ジャベール警部は、革命軍によって捕まってしまいます。そこにジャンバルジャンが現れ、ジャベール警部を救い出します。その後、ジャベール警部は、セーヌ川に身を投げ出しました。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ワークショップでは、規制緩和について調べました。 グループ名:カンワ メンバー:鈴木郁磨 小川駿汰 丹野覚佑 佐々木啓太 関馨太 小河洵平 役割:題材をしらべた 私たちのグループでは、セルフ式ガソリンスタンドを選びました。法律の「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規制」の改正によって1998年4月からセルフ式のガソリンスタンドが設置可能になりました。 結果として、人件費の削減、効率化、人手不足の解消に繋がりました。 (3)復習の内容 今回の講義では、人間の倫理観について考えました。これまでの講義では、技術者目線の倫理観について考えましたが今回のように日常に見られる倫理観ではどのようなことが起きているのか、またその時に人はどのような対応をするのか考えました。
A.【講義の再話】 第3回の講義では,ルールの表現と形式化,コンプライアンスと知的財産について学習しました.ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説を例に挙げ,コンプライアンスと法規の限界について考えました.全ての倫理を法的なものにすることはできない,あるいはすべきではないということを学びました.ゲーム理論は、個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないケースが出てくるため,社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があり,5Sの躾がそれに相当するものであると学習しました.また,アナーキーな状態における知的権利者と利用者の利得表から,特許法や著作権法がなぜ必要なのかについて考察しました.ペナルティとインセンティブの必要性について理解しました. 【発表の要旨】 演題:規制緩和について グループ名:ENEOS長田 共著者名:佐々木秀人,平野一真,長田卓士,山崎光大 役割:執筆・原稿作成 1998年の消防法の規制緩和により,ガソリンスタンドのセルフ式が可能になりました.これにより,人件費を削減できるため,利用者が窓ふき,灰皿清掃などのフルサービスを受けるよりも低価格で給油可能になりました.このように,法律を緩和することで,今まで制御されていた技術を有効に利用できることがわかりました. 【復習の内容】 規制緩和により幸せにつながった技術を探しました.1998年の消防法の規制緩和により,ガソリンスタンドのセルフ式が可能になりました.これにより,人件費を削減できるため,利用者が窓ふき,灰皿清掃などのフルサービスを受けるよりも低価格で給油可能になることがわかりました.
A.【講義内容の再話】 レ・ミゼラブルの話では幼い家族のためパンを盗み投獄されたジャンバルジャンは法の番人といえるジャベール警部から追跡されていた。そんなジャベール警部が革命軍に捕まり処刑されそうになるところをジャンバルジャンが救い、警部であるジャベールはジャンバルジャンを捉えなければならないが迷いの末にセーヌ川へと身を投げてしまった。 絶対王政という法を取り締まる国家権力を持ち、強い警察権がある当時の政治体制におけるジャベール警部の法への忠誠心、つまりジャンバルジャンを捕まえなければという思い、罪人であるものの自分を救ってくれた正義を持つジャンバルジャンに対する思い。二つの感情で揺れ動くジャベール警部の心情からこの自殺は起きてしまったのではないかと考える。 【ワークショップ課題の発表要旨】 (発表演題) 技術と法律の関係 (グループ名) カンワ (グループに属した人) 小川駿太 小河詢平 佐々木啓太 鈴木郁磨 丹野覚佑 関馨太 規制緩和について調べ、消防法の中からセルフガソリンスタンドの導入を選択し、規制緩和がもたらした利点等について話し合った。 【復習の内容】 消防法の「セルフガソリンスタンドの導入」を選択した。 「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規則」の改正によって1998年4月よりセルフ方式のガソリンスタンド(有人セルフSS)の設置が可能になった。 この規制緩和によって、人件費の削減、従業員の負担削減、人手不足の解消等の効果があった。
A.今回の授業では,レ・ミゼラブルのお話が出てきました.レ・ミゼラブルはランスの作家ヴィクトル・ユーゴーによって書かれた長編小説で、1862年に初版が出版されました。物語は19世紀初頭のフランスを舞台にしており、社会的な不正義や人間の苦悩、希望と赦しのテーマを描いています。 物語の中心には、ジャン・ヴァルジャンという男性がいます。ヴァルジャンは若い頃に盗みを働いた罪で19年間もの間刑務所で過ごし、出所後に社会から疎まれる存在となります。しかし、善意ある司祭の助けによって再出発を果たし、新たな人生を歩むことになります。物語はヴァルジャンの生涯を中心に、彼が巡り会うさまざまな人々との交流や、フランス社会の抑圧と闘い、革命の激動期を背景に展開していきます。 今回のグループワークは,規制緩和によって幸せに繋がった技術を探してみました.そして1つ選んで,技術と法律の関係について議論してみました.私たちのグループでは,医薬品の規制緩和について話をしました.コンビニで一般医薬品の販売が認められるようになった.薬局とは違い,コンビニは24時間営業しているところが多いため,夜中の緊急時に薬を買い求めることができるようになった.医薬品の規制緩和に関してはメリット,デメリットが存在すると考えられる.メリットは先ほど挙げたように手軽にいつでも薬を手に入れることができるようになったことである.デメリットは,薬剤師による薬の説明がないため,誤った薬を飲む可能性があると言うことです.自分自身で薬に対する知識を身につけておくことが大切であることがわかった.
A.1. 映画「レ・ミゼラブル」とは、ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作としたミュージカルの映画化作品です。この映画は、フランス革命後の19世紀初頭のフランス社会を舞台に、貧困や搾取、抑圧に苦しむ人々の姿を描いています。主人公のジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間もの間、収容所で過酷な労働を強いられた元囚人です。彼は、司教の慈悲によって自由の身となり、正直な人生を歩むことを誓います。しかし、彼は常に警察官のジャベールに追われる身となります。ジャベールは、法律を絶対視し、犯罪者は二度と更生しないと信じている人物です。彼は、バルジャンが自分の人生を変えようとしても、その過去を許すことができません。 この映画は、倫理と法律の関係について、深く考えさせられる作品です。倫理とは、人間が善悪を判断し、行動するための道徳的な基準や原理のことです。法律とは、社会の秩序や安全を保つために、国家や社会が定めた規範や制度のことです。倫理と法律は、ともに人間の行動を規制するものですが、必ずしも一致するとは限りません。例えば、法律では許されていても、倫理的には問題があると感じることや、逆に、法律では禁じられていても、倫理的には正しいと感じることがあります。このような場合、人間はどちらに従うべきなのでしょうか。 映画の中では、バルジャンとジャベールの対立が、倫理と法律の対立として表現されています。バルジャンは、法律に反することでも、人の命や幸せを守るためには行動する人物です。彼は、自分の正体を明かすことで、無実の人を救ったり、自分の養女のコゼットの恋人であるマリウスを戦場から救出したりします。一方、ジャベールは、法律に従うことが正義であると信じており、人の心情や事情には目を向けません。彼は、バルジャンが善行を積み重ねても、その罪を許さずに追跡し続けます。しかし、彼は最後に、バルジャンに命を助けられたことで、自分の信念に疑問を抱き、自殺してしまいます。私は、倫理と法律は、どちらも人間の幸せのために必要なものであると考えます。しかし、どちらも完全ではなく、時代や状況によって変化するものです。だからこそ、私たちは、自分の良心や感情にも耳を傾けながら、柔軟に物事を判断し、行動する必要があると思います。また、他人の立場や価値観にも尊重と理解を持って接することが大切だと思います。映画「レ・ミゼラブル」は、私たちにそうしたメッセージを伝えてくれる作品だと感じました。 2. 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 セルフのガソリンスタンドにおいて、タブレットで給油許可を出すことができるようになったので、人件費の削減に繋がった。 3.法律と倫理は、どちらか片方に頼ってはならないと考えました。法律のみであれば、文章の解釈によって隙間が生まれます。また、倫理のみでは、個人の正義が執行され無秩序になってしまいます。
A.ゲーム理論は相手の動きを考慮しながらどう意思決定するのかを数学的に分析する理論です。ワークショップでは規制緩和の例として、セルフ方式のガソリンスタンドを選びました。「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規制」の改正に伴い、1998年の4月からセルフ方式のガソリンスタンドの設置が可能になりました。その結果ガソリンスタンドの店員の負担の削減、人手不足の解消、効率の上昇に繋がりました。私が小さい頃はセルフ方式のガソリンスタンドはあまり見かけず、店員にガソリンを入れてもらっていたイメージが有りましたが今ではどこのガソリンスタンドを見てもセルフと書いてあり、この20年で気付かないうちにかなり普及していることを感じました。復習として2016年の4月から始まった一般家庭向けの電力自由化について調べました。今までは東北電力や東京電力といった各地域の電力会社からしか電力を買うことしかできませんでしたが、この電力自由化に伴い、誰でも電力の供給事業者になることが出来るようになり、どの供給事業者からもさまざまなプランで電力を買うことが出来るようになりました。しかし自由化となったとはいうもの、新しい電力会社は新規の顧客を取り入れる為、最初契約し始めた時の電気料金は既存の電力会社よりも安いものの、しばらく契約した後に電気料金がが上がってしまうリスクがあったり、安定しておらず倒産するリスクもあります。その為、ほとんどの人は既存の電力会社から電力を買っているのであまり意味のなかった規制緩和だと思いました。
A.(1) ゲーム理論とは、個人の利益を最大限にしようとすることによって、思い通りに行かなくなるというものです。このようなケースを緩和するために、社会規範やルール、法律を制定することでそれらを守っていく必要性が発生します。囚人のジレンマ を解決させるために、プレイヤー同士で話し合いを行いルールを制定するという方法と 、政府がルールと罰則などの規定を定め、利得表自体を変化させてしまおうという方法があります。政府が定める方法の例として、製造物責任法というのがあります。また、プレイヤー同士で制定するルールとして、国際標準化機構、略してISOがあります。誰かがルールを違反して抜け駆けしてしまった場合、全員が損をすることがあり得るため、「コンプライアンス」が大切です。国民の信託によって議会で成立した法律では、国家権力下での取り締まりが行われるというルールです。絶対的なルールであるからこそ、慎重に決めなければなりません。製造物責任法も、消費者側、製造者側の両方の利益を公平・公正に守るために多くの議論が行われ、さらに海外からの働きかけもあり、長時間費やして成立しました。 (2)用紙の撮影ができなかったため、はっきりとは覚えていませんが、チーム名は「右前」で演題は「タクシー」、共著者は和泉佳助さんと他3名で行いました。発表の創作に果たした自分の役割は、リソースとデータ整理、執筆、発表を行いました。タクシーの規制緩和を行うことで、サービスが多様になり、タクシーの利用が促進されるというものです。 (3)レ・ミゼラブルの内容から、民主主義における倫理の重要性について学びました。
A.コンプライアンスは大切なことだがルールを定める本来の目的を見失わないことも大切です。プレーヤー同士が定めるルールとしては国際標準化機構、頭文字をとってISOがあります。日本工業規格、頭文字をとってJIS、食品のHACCP、ハセップ、ハサップがあります。品質をまもるISO9000、環境を守るISO14000、いずれもメーカーと消費者が囚人のジレンマに陥らないようにするためのルールです。 2009年の薬事法改正により、コンビニでも条件を満たせば風邪薬や解熱鎮痛剤などを買うことができるようになりました。それにより、手軽に薬を手に入れることができ、急病に対しても対処しやすくなりました。 法にも限界があり、倫理観は最後の砦であることがわかりました。移動体通信(携帯電話)、ADSL、RFID(非接触型ICカード・ICタグ)、スマートメーター、製紙の黒すかし、などは、法律により技術の行使が認められていない時代がありましたが、時代が下ると法改正による規制緩和で、利用できるようになったことがわかりました。ISOなどの業界団体による自主ルールだけでは足らず、作ったものが損害を与えた場合、賠償責任をとるように行政が法整備を始めため、罰則規定が入ると行政の警察権が強化され、庶民と政府の乖離がはじまったことがわかりました。国際的なルールを決めたことはとても良いと思いますが、きつい法整備により庶民と政府の距離ができたことは悲しいと感じました。
A. (1)法律は文字に起こされたもののことであり、決定されたら絶対に守らなければならない。法律は学生、教師、金持ち、貧乏人、県民全員、国民全員の万人に適用され、警察権が伴うため注意が必要である。しかし、どんなに注意しても文字はすべてを表現できるわけではないためこれもまた注意が必要である。製造物責任法(PL法)は法律のひとつであり、製造物の欠陥による消費者の被害は、故意や過失に関係なく製造者の責任であるという法律である。そのため、製造者は安全第一で使う人の立場に合った設計、製造をし、説明書表記に細心の注意を払わなければならない。ISO(国際標準化機構)では、民間が民間のためにルール、基準を決める。法的な拘束力は無く、原則国家は介入しない。 (2)技術と法律の関係、チーム後ろ、上野帆乃夏、川前勇斗、齋藤里奈、小泉まい、菊地玲乃、Investigation, Writing-Review & Editing 平成十年法律第百十四号 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律について コロナが2類から5類に引き下げられ、濃厚接触者の自宅待機時間が短くなり、その分社会生活の時間が短くなったことにより、消費行動が活発になった。 (3)電子レンジの取扱説明書に「生き物を電子レンジの取扱説明書内に入れたまま稼働させてはいけない」という文がなかったため、猫を電子レンジに入れて稼働させた人が無罪となった話はおどろいた。そこまで細かく取扱説明書で説明しなければならないとわかった。
A.ワークショップ課題では、医薬品の規制緩和について考えました。当時は薬局に薬剤師が駐在している時のみに医薬品の販売が許されていたが、薬剤師不足、セルフメディケーションの推進、インターネットの普及などを背景に、医薬品販売に関する規制緩和が進んでいます。これにより、一般医薬品は薬剤師がいない場合でも登録販売者がいれば薬局での医薬品の販売が可能になりました。また、薬局だけでなく、コンビニやスーパーでも第二類医薬品、第三類医薬品であれば販売できるようになりました。登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売の専門資格を有する人のことである。このように、医薬品販売の規制緩和によって、薬が必要な時に身近なコンビニやスーパーで手に取りやすくなりました。 他の規制緩和の例として、電力の自由化について調べてみました。電力自由化とは、電気の小売業にあらゆる企業が参入し、消費者が電力会社や料金プランを一般家庭や商店が自由に選べるようにしたものです。?これにより、誰もがライフスタイルに合ったプランや、ポイントの付与が受けられるプランを選べるようになり、地域の電力会社だけに縛られることがなくなりました。この電力自由化の発端は、全国に10社ある地域の電力会社が独占企業として存在し、経営の効率化が求められたためでした。電力自由化により、豊富な選択肢から料金プランを選べたり、環境への配慮が可能になったりと様々なメリットがあることが分かりました。
A.(1)講義内容の再話 前回の講義では、 囚人のジレンマを解消するにはどうしたらいいだろうか。一般に、囚人のジレンマとは、各プレーヤーが常に利得の大きい選択肢(絶対優位の戦略)を選ぶ場合、協力した場合よりも悪い結果を招いてしまうゲームである。 このモデルでは、互いが協力した場合が互いにとって一番利益が大きいにもかかわらず、協力して裏切られた場合のデメリットが一番大きいので、協力ができなくなってしまうことに問題がある。 そこで、囚人のジレンマを回避するためには「裏切れば報復する」という罰則のメカニズムや、ゲームを何度も行う(勝ち逃げは許さない)、サイド・ペイメント(約束を守ったら報酬を与える)などの回避策が考えられる。 これを、現実の問題に当てはめてみる。例えば環境保護について、 (2)ワークショップ課題の発表要旨: チーム名:リミットレギュレーション メンバー:藁科孝太=概念化、アイデア出しと、議論の方向性を探った 共著=駒林郁哉、田澤駿輔、武井勇樹 医薬品販売の規制緩和について調べた。 2009年に薬事法が改正され、一般用医薬品は、薬剤師でなくても登録販売者によって販売できるようになり、情報提供は努力義務となった。 これにより、コンビニやオンラインショップでの薬の販売が可能になった。 一方、薬剤師の雇用の減少やオーバードーズ目的での薬の購入が簡単になる可能性もある。 武井;経団連の規制緩和要求が原因?? (3)復習の内容 電力の小売全面自由化について調べた。自由化のために企業が守るべきルールがいくつかある。例えば、燃料費調整制度は、火力発電の燃料価格に合わせて、電力量料金を調整する仕組みである。このルールに合わせて大企業は価格調整する。 「基準燃料価格(円/ kl)=原油価格(X 円/kl)×α+LNG 価格(Y 円/t)×β+石炭価格(Z 円/t)× γ 【α、β、γ= 換算係数(熱量構成比× 原油換算係数)】」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/supply)より引用 この法律はなぜ必要なのだろうか。 電気代はインフラなので、電力料金が高くなりすぎない必要がある。流動的な値段の規制が必要なのではないか。
A.(1)法律と倫理観の相互関係について学んだ。 (2)技術と法律の関係 グループ名:電動キックスケーター 発表者:滋野玲音、富樫聖斗、篠原凛久、新井駆 電動キックスケーターを選んだ。 令和5年の7月1日に最高速度が20km/h以下であれば、特定原動機付自転車として認められるようになった。 これにより移動手段が増え、老若男女問わず移動が便利になった。 (3)知的財産権の中の産業財産権について調べた。 産業財産権とは、特許権、実用新案権、意匠権、商標権の4つから成っている。 特許権は、自然法則を利用した新規かつ高度で産業場利用可能な発明を保護する権利。 実用新案権は物品の形状、構造、組み合わせに関する案を保護する権利(ベルトに取り付け可能なスマートフォンカバー等)。 意匠権は独創的で美感を有する物品の形状、模様、色彩等のデザインを保護する権利。 商標権は商品やサービスを区別するために使用するマークやロゴを保護する権利であり、知的財産権の中でも新しい技術やデザインを中心に保護していく権利であることが分かった。 また、特許出願の内容は1年半後に公開されるため、製造ノウハウを周りに知られたくない場合は敢えて出願しないというやり方もあることが分かった。 また、特許出願自体は誰でも自由にできてしまうため、皆が自由に使えるように商標権を出していなかったものが、悪意ある第三者によって出されてしまうことがあるということも知った。
A.【講義の再話】 好きなように、自由に、皆が思い思いに自由気ままに過ごしていたら、そこら中で喧嘩が起こるだろう。そのため自由を少し法律に預ける必要がある。幸せのルールを決める。 法とは何か、価値とは何か。法は倫理の最低限度。すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということである。 「基本的人権」みんなが自由だということ。しかし自由放題ではどうなるか?他人から殺されるかもしれない、それでは困る。誰もがおびえて暮らさねばならなくなる。自由を野放しにしてしまうと、我々は逆に生きづらくなってしまうのだ。そこで平和な社会で生きられるようにするために、我々は殺す自由を互いに法律に預けている。 法律や文章に表したものは最低限なものであり、個人を尊重する必要がある。 法律は平等に適用、地域の条例はその地域の住人は全て平等に適用、例外はない。 CVD(Chemical Vapor Deposition):化学気相成長の略、さまざまな物質の薄膜を形成する蒸着法のひとつであり、目的となる薄膜の原料ガス(気体)を供給し、熱、プラズマ、光などのエネルギーを与えて化学反応により基板の表面に膜を吸着・堆積する方法、半導体などに用いられる。 コンプライアンスは大切である。しかしルールを定める本来の目的を見失わない事が大切だ。 【発表の要旨】 航空法 特例措置前 ・空港に近いエリアは、建てられる建物の高さに制限 ・制限を超える場合、個別審査が必要 ↓ 特例措置 個別審査による申請前に、エリア単位で高さの目安を提示することで、手続きを迅速化 ↓ 効果 ビル建替の誘導など、高い経済効果 【復習の内容】 法律や文章に表したものは最低限なものであり、個人を尊重する必要がある。 法律は平等に適用、地域の条例はその地域の住人は全て平等に適用、例外はない。
A.授業の再話は以下の通りである。前回の講義に囚人のジレンマについて考察したが、例えば消費者とサービス提供者がうける利益のバランスが適正となるように法律や規格を制定すれば、両者間の囚人のジレンマを抑制できる。例えば、製造物責任法(PL法)は、製造物について過失や欠陥があった場合にそれが故意でなかったとしても製造者側が責任を負うことを定めた法律である。また、PRTR法という法律もあり、これは人の健康や生態系に有害なおそれのある化学物質が、事業所から環境へ排出される量、及び廃棄物に含まれて事業所外へ移動する量を、事業者が自ら把握し国に届け出をし、国は届出データや推計に基づき、排出量・移動量を集計・公表することを定めた法律である。これらはいずれも第三者が囚人のジレンマの両名に対して利益のバランスが不公平にならないように定めたルールであるといえる。他にも、知的財産権(特許権、意匠権、実用新案権、著作権など)も、秩序立てて自らの利得だけを目指す状況が発生しないようにするために必要な法律である。このように、技術を開発、発展させて利得を得る技術者と、それらを応用した物を使用する消費者とで利得のバランスを保つために定められた法律も少なくなく、技術と法律には深い関わりがあるのである。 また、グループワークとして以下の内容で討論を行い、グループの結論を導いた。 このグループワークにおいて、私は執筆-原稿作成に取り組んだ。 演題:技術と法律の関係について グループ名:日産 共著者名:平尾朱理、宍戸智哉、佐藤智哉 私たちは、日本電信電話公社民営化による、電気通信事業の民営化を選んだ。 電気通信事業の民営化と、他の企業の参入条件の緩和によって、電気通信サービスに新たな企業が参入しやすくなり、競合他社との価格競争が促進されたことによって電話料金が下がったり、サービスの充実化などのメリットが生じた。 授業外の活動として、あらゆる知的財産(芸術、映像作品、著書など)がどのような法律によって保護され、どの様な内容であるのかを調べてみた。その結果、発明を保護する特許権、考案を保護する実用新案権、デザイン保護する意匠権、商品やサービスを区別するのにに使われるマークを保護する商標権、映像作品や音楽を保護する著作権があることが分かった。
A.(1)ゲーム理論は、個人の利益を最大限にしようとするとうまくいかなくなるケースが出てくるということを学んだ。そのため、社会規範、ルール、法律を作って、それらを守ってゆく必要がある。ゲーム理論で起きた囚人のジレンマを解決する方法として、プレーヤー同士が話し合いをしてルールを定める方法と政府がルール・罰則規定を定めて損得表そのものを変えてしまうという方法がある。しかし、ルールを定めるうえで、本来の目的を見失わないことが大切である。法は、人が定めるため、文字で表現する以上限界がある。そこで、倫理観が最後の砦となる。 (2)パテントトロールとは、特許権を名目に企業などから巨額の賠償金を得ようとするものである。パテントは特許権、トロールは北欧の民話などに登場する怪物である。パテントトロールは、特許を保有してはいるが自ら製造・販売やサービスをせずに、巨額の特許権のみを得ることのみを目的にしているものを指している。 (3)法は倫理の最低限度という言葉がある通り、法は倫理の中に内在し、社会における規範・ルールをすべて法として定める必要はない。少なくとも、法は倫理と相反するものではないということえあり、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきではないのである。法律やルールを定めるときに、それを形と成すためには文章を用いる。文章を用いることで読む人によって解釈が異なってしまい、意味があやふやになってしまう可能性がある。
A.法とは私たちが守らなければならないもので、また法は私たちのことを守ってくれます。しかし、法の拘束力と自由は反比例の関係にあります。 レ・ミゼラブルとい映画では、家族のために一切れのパンを盗み投獄されたジャンバルジャンという少年がいました。ジャンバルジャンは出所後、教会の神父のもとに身を寄せましたが、そこから銀の燭台を盗み出し、警察に捕まったジャンバルジャンのもとにきた神父は、この燭台はジャンバルジャンにあげたものだと言いました。ジャベール警部はまたジャンバルジャンはいつか法を犯すだろうと睨み執拗にジャンバルジャンを追いかけ続けました。そのジャベール警部が革命軍に捉えられ処刑されそうなとき、ジャンバルジャンが救いました。ジャベール警部は結局、セーヌ川に身投げしてしまいました。一方のジャンバルジャンは子どもを授かり、人生をかけてその子供を守ろうとしていきます。この映画を見たとき、法が全てだと思うでしょうか。法よりも大事な価値観があると思うでしょうか。 演題:電力自由化、グループ名:忘れました 共著者名:大間知美海、滝口愛華、村井美明 役割:調査 私たちのグループは電力自由化について議論しました。規制緩和された電力自由化によって、消費者の選択肢の増加、技術者側の選択肢の増加、競合による値下げなどのメリットが考えられます。民営化によって安定感は下がりますが、競合によって価格競争の恩恵を受けられると考えました。 復習の内容として、レ・ミゼラブルの内容を深堀りして調べました。 授業内で先生が話されていた疑問の一つ、ジャベール警部はなぜ自殺したかという点について重点を置き話の内容を探ったところ、ジャンバルジャンに助けられてから、法と正義の天秤で何が正しいのかわからなくなり自殺してしまったという説が挙げられていました。法を冒してきたが政治家となり、そして命がけで子供を守っていくジャンバルジャンと、法を全てと考え執拗にジャンバルジャンを追い続けたジャベール警部の対比からも、何が正しいのかというテーマが見えた気がしました。
A.1.年々厳しくなっているコンプライアンスというものは、法令遵守のことを指し、テレビでも聞くようにふさわしくない言葉を発したり行動をしたりするとコンプライアンスに不順しているということになります。技術者に置いても同じことが言うことが出来て、倫理観・法令にそぐわない方法で実験したりそれを世に発表したりすると、コンプライアンスを守ることが出来ていないということになります。 2.ワークショップの内容は、私たちのグループは郵便局の民営化ができた際に叶えることが出来る項目を調べました。 ①国民の利便性の向上 ②見えない国民負担の最少化 ③官から民への資金の流れ変化 ④小さな政府の実現 というような項目が挙げられ、以前まで国営だった郵便サービスが民営化することによってできることが増えると考えました。利用者にとっても民営化することでサービスが向上しますし、国営する上で必要な税金等を払う必要もありません。また、資金管理も国がする必要がなくなります。それにより政府が多くを管理する国ではなくなり、小さな政府というものが実現します。 3.昔は「コンプライアンス」という言葉が存在しない、と言うほどテレビでも自由に多くのことを発言、行動していました。しかし最近は厳しくなったという話を時々テレビで耳にします。なぜかと気になったので調べてみました。snsも含めたインターネット技術の台頭により良い情報だけでなく、悪い情報に関しても世の中を一気に駆け巡ってしまいます。 そして、一気に駆け巡るだけではなく、これまで友達との会話だけで済んでいたものまで、一般に公開された瞬間に情報が渡ります。ことのとは、水面下に潜っていた情報までもが表に出やすい状況になってきたことだと言える、ということでした。
A.(1)講義2ではゲーム理論としてだれかにとっての損得がそのまま大勢の善悪に影響を及ぼすという点について触れた。これはまさにマナーやモラルに値するであろう。そこにつながる話として今回の講義ではルールについて深堀していった。ルールとは守らなければ社会全体の秩序が崩れてしまう場合に機能を発揮する。例えば信号。我先にと信号を守らない人が増えると事故が起きてしまう。今回はレミゼラブルを題材としてそのルールがいかにこの世界で重要なポイントを持っているかや裏タイトルとして罰せられなかったら法を犯していいのか、だれも見ていない知らない状況なら好きなように生活していいのか。題材中ではその法と倫理について素晴らしい題材となった。 (2)ワークショップ課題では法を改正したことで今まで以上に効果があったものについて調べて発表した。その例としてガソリンスタンドでのセルフ式の導入について取り上げた。昔はガソリンスタンドでは全てスタッフに入れる方式を導入していたらしい。そこで車両に限りお客さん自身が入れるようにしたところ、効率がよくなり、人手不足の解消や環境改善などといった良い影響がいくつもあった。 (3)法と倫理は密接に関わっていると感じた。そこで私は倫理で補えない部分を法で補っているのではないかと復習して感じた。例えば町にごみを捨てることは倫理観がなく決して許されるものではないが一部地域を除いて罰せられることはない。しかし、車など大きなものを放置してしまえば不法投棄として罪になる。
A.(1)自由の尊重があるように自由は素晴らしいが、全員が全員自由に生きていたら社会が成り立たないため、適度な自由が大切であると考える。例えば全員が仕事をしたくないとなり、誰もが何もしないと社会が成り立たなくなってしまうし、法を守らずに自由に生きてしまうと多くの人が不幸になり、こちらもまた、社会が成り立たなくなってしまうと考えられる。つまり自由はとても大切ではあるがある程度の決まりや縛りのようなものも必要ではあるため、自由をほんの少し、法律に預けることで上記のことを防げるのではないかと考えられる。そしてその法律も絶対王政のようなものならないようにするために全員で決めていくことでみんなが望むような幸せのルールを決められるのではないかと考えられる。 (2)電力の自由化を選択した。従来自然独占とされてきた電気事業において市場参入規制を緩和し、市場競争を導入することである。電気料金の引き下げや電気事業における資源配分の効率化を進めることを目的としている。これにより、今までできなかった自分達の生活スタイルに合わせる選択をできるようになった。 (3)独占とされていた電気事業において市場参入規制を緩和し、市場競争を導入した電力の自由化を選択した。電気料金の引き下げや電気事業における資源配分の効率化を進めることを目的としている。これにより、今までできなかった自分たちの生活スタイル似合わせる選択をできるようになった。
A.法律やルールというものは決まった瞬間に過去のものとなるので明文化する必要がある。法規には警察権が伴い、法規に違反すると警察に逮捕されるなどペナルティが課せられる。一方、民間が主導するISOなどの非政府組織が定めるルールや規格には国家は原則として介入しない。また、コンプライアンスについての例として、雪印乳業の食中毒事件について学んだ。この事件では、停電により原料である牛乳の入ったパイプ内の温度が上昇し、食中毒を起こす菌が増殖して、食中毒を引き起こしている。また、この事実の隠ぺいが行われていたことが問題となった。雪印乳業は政府が北海道の畜産農家の支援のためにつくった会社で、政府の手が入ると腐敗しやすいことを知った。 グループ名は「Mr.CB]、グループ人員は森谷僚介、村松希海、村岡祟弘、高村海斗、北辻永久だった。概念化・調査・データ整理を主に行った。規制緩和の例として、自動車の自動運転や小型無人機の等の実証実験を促進するための近未来技術実証に関するワンストップセンターの設置されたことについて調べた。緩和前は、実証実験を行うために多方面との折衝や多くの手続きが必要で、円滑な実験の実施への課題となっていた。ワンストップセンターの設置により、手続きに関する情報の提供や相談、援助を受けることができるようになり、企業による実証実験が円滑化された。 PL法について、説明書に記述がないことということで欠陥品とされることがあるということの実例について復習した。PL法に関連する裁判の結果から、どんなに細かい部分や想定されない使用方法についても注意喚起をする必要がある場合があることを学んだ。
A.(1) ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説を例にコンプライアンスと法規の限界について学習した。「法は倫理の最低限度であり、全ての倫理を法的なものにすることはできない。あるいはすべきでない。」そのため、個人のコンプライアンスに基づいたルールや規則が団体に存在するのである。 また、ゲーム理論(個人の利益を最大限にしようとするとうまくいかないケース)や囚人のジレンマ(各プレーヤーが常に利得の大きい選択肢(絶対優位の戦略)を選ぶ場合、協力した場合よりも悪い結果を招いてしまうゲーム)について具体的な例を考えながら理解を深めた。 (2) 【チーム名】 【共著者名】 21512187 小泉まい 21512071 菊地玲乃 21512139 斉藤里奈 21512196 川前勇斗 21512101 上野帆乃夏 【発表内容】 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 規制緩和 2類(危険性が高いもの)から5類(発生・蔓延を防止すべきもの)へ メリット ・生産活動と消費活動の活発化 ・濃厚接触者の待機時間短縮 ・観光増加 ・経済の発展 (3) 電気の小売自由化 電力の小売は、全国10の電力会社(一般電気事業者)によって独占されていたが、2000年3月の電気事業法改正により「特定規模電気事業制度」が創設され、産業用、業務用として電力を使用する大規模な需要家(受電電圧2万V以上、使用規模2000kW) に対し、電力小売が可能となった。 併せて、既存の電力会社が所有する送電ネットワークへの接続ルールを整備し、新規参入者がこのネットを経由して電力の販売を行えるよう、一連の規制改革も行っている。 小売自由化された分野の電気料金は低減しており、特に業務用電力(大規模なビルやホテル等)で大幅に低減した。
A.(1) ルールは基本的に社会全体の利益(安全、平等、不正防止、利益の保護)のためにあるがその規制が時代に合わなくなり、変更が望まれて実際に変化することもある。しかしそんなときにも倫理は必要になってくる。ルールがあったのは当然、誰かが不正に損得をしたり安全のためであったのだから、解除された場合に起こりえる事態を考慮した上で慎重に審査し、代わりにどんな代替法が必要なのかも考える必要がある。また法律や規制を遵守すれば何もかも解決するというわけではないことも心に留めておく必要がある。チャレンジャー事故というスペースシャトル打ち上げの悲惨な事故があった。原因は寒さに弱いOリングというゴム部品の破損、破損の懸念があったにもかかわらずNASAの上層部が打ち上げを強行したことにあった。結果は事故により乗組員7人全員死亡。決して忘れてはいけない前例となった。ここからたとえルールに違反はしていなくとも最悪の事態に取り返しのつかない事態が想定される場合には技術者が自身が持つ良心によって最悪をさける判断をする必要がある。つまり、法と倫理は互いを補い合う関係にあるといえる。 (2) 概念化 駒林郁哉 藁科孝太 武井勇樹 田澤駿輔 規制緩和が行われた法律について今回は医療品の販売に関する法律の規制緩和について調査をした。規制緩和される前は医療品はコンビニで販売することはできなかったが2004年の規制緩和によって、健胃薬などの371品目の医療品をコンビニで扱うことが可能になった。 (3) 今回の授業で分かったことは法だけでも倫理だけでも社会をよりよくしていくことはできず、この二つが支え合うこと、つまり人が倫理を持つこと(今回なら技術者)が重要であると気がつくことができた。
A.1. みんながそれぞれ自由に日々を過ごしていったら世界中に、犯罪や揉め事が蔓延してしまい、普通に生活している人たちにも迷惑がかかってしまい、みんなが気持ちよく楽しむことができない。そこで法律を作り、少し自由を制限してもらう。そもそも法とは、倫理の最低限度と法学入門で習う、法と倫理の関係に関する基本原則である。これだけは国家権力の強制力によってみんなに守らせ、最低限度の規範を法として定められている。しかしすべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきではないといこといわれている。 2. 電電公社の民営化に伴う、電話機メーカーの指定の解除が行われた。この事によって価格と性能の競争が生じ、高性能な電話機が低価格で購入できるようになった。またセルフ式ガソリンスタンドで従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可をだせるよになった。これは人材不足の中で作業の効率化に繋がった。 3. 知的財産権にはさまざまな権利が含まれている。知的創作物についての権利は、次のようなものである。特許権は、特許法によって定められている。実用新案権は、実用新案法によって定められている。意匠権は、意匠法によって定められている。著作権は著作法によって定められている。営業秘密は、不正競争防止法によって定められている。半導体集積回路の回路配置権などが含まれている。営業標識についての権利は次のようなものがある。商標権、商号権、商品等表示商品形態が含まれている。
A.(1) レ・ミゼラブルはヴィクトル・ユーゴーが著した小説である。その登場人物である、ジャンバルジャンは盗みをはたらき、法の番人といえるほど正義感にあふれたジャベール警部はジャンバルジャンを追いかけ続けた。しかし、そのジャベール警部が革命軍に捕らえられて処刑されそうになるところを、ジャンバルジャンは救った。この出来事によって、ジャベール警部は自分の信じてきた正義に疑念を抱き、また、民主主義では、自分の倫理に委ねられる「最低限度の規範」だけが、法として定められたことで自分の考えが間違っていたと気づき、自殺した。 (2)技術と法律の関係 規制緩和の例 グループ名:さかな グループメンバー:滝口愛華、大間知美海、村井美明、その他二名 「セルフ方式のガソリンスタンド」を選んだ。 消防法の緩和によってガソリンスタンドの従業員はタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるようになり、人手不足の解消だけでなく、利用者へフルサービスよりも低価格で給油を提供できるようになった。 (3)法とは「最低限度の規範」しか定められておらず、そのほかを人々の倫理に委ねることによって法では補いきれない部分をカバーしていると考える。そのため、法律では禁止されていないことでも、私たちには倫理があるからこそやってはいけないと判断できると考える。 ワークショップで調べた「セルフ方式のガソリンスタンド」は、現在当たりまえに行われる行動だが、規制緩和があったからこその便利な仕組みだと知った。
A.(1)ゲーム理論は、 個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないケースが出てくることです。そのために社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があるということです。5S の躾が、それに相当します。 囚人のジレンマ の解決方法としてプレーヤー同士が話し合いをしてルールを定める方法と 政府がルールと罰則規定を定めて利得表そのものを変えてしまう方法がありました。 政府が定める方法としては製造物責任法、略してPL法というのがあります。 またプレーヤー同士が定めるルールとしては国際標準化機構、頭文字をとってISOがあります。 コンプライアンスはもちろん大切なことです。 しかしルールを定める本来の目的を見失わないことが大切です。 法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまいます。 そのようなことから、ついつい、政府が定めた法令が物議をかもすこともあったのも事実です。 人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界があります。 倫理観は最後の砦です。 (2)ワークショップ課題は以下の通りです。 技術緩和を選んだ。 技術緩和により研究者が増え、技術の発展が促進されている。 (3)復習は、品質のPL法や、環境のPRTR法について、あまり理解が出来ていなかったので学び直した。また、法は倫理の最低限度という言葉を聞き、考え直さなければならないと感じたので考え直した。
A.(1) コンプライアンスと法律の限界についてレ・ミゼラブルという小説についての紹介を聞いた。法とは何か、価値とは何かについて考えさせられた。文章ですべてを表現することはできない。それがすべての倫理を法にすべきではないという理由の一つである。法律やルールは文章にする必要がある。作文の名手がどんなにがんばったとしても文書の意味の解釈に違いが出る。また、痛みを伴う障害の場合は、ひとそれぞれの痛みを客観的に測定する方法はない。だから中停車禁止除外指定の認定に必要な身体の障害の基準は明文化できない。だから、どんなに痛くて歩けなくても、駐停車禁止除外指定の認定はうけられない。以上のように個人の利益を最大限にしようとするとうまくいかないケースが出てくることを学んだ。また、そのために社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があることが分かった。 (2) 技術が危険なものを安全に使いこなす知恵だとしたら、その知恵は誰の知恵のことか。規制緩和によって幸せにつながった技術を探してみる。一つ選んで技術と法律の関係について議論した。技術が危険なものを安全に使いこなす知恵の規制緩和として「ガソリンスタンドのセルフ式」を選んだ。法改正により利用者が自分で給油できるようになった。1998年に消防法の規制緩和がされた。利用者がフルサービス:窓ふき、灰皿掃除などが無いよりも低価格で給油可能になった。 (3) 規制案和である品質を守るISO9000、環境を守るISO14000、いずれもメーカーと消費者が囚人のジレンマに陥らないようにするためのルールである。それについて調べ、理解を深めた。
A.(1)法は倫理の最低限度を示すものであり、社会の秩序や安定を保つための規範やルールの体系である。倫理は個々の行動や判断に関する道徳的な考え方や原則を指し、法は社会全体を規制し、法の下での行動や関係を調整する。法は社会の最低限の規範を規定し、最低限の倫理的基準を守ることを求めますが、倫理は法よりも広範であり、より高い道徳的な価値や理想を追求する。 (2)規制緩和の例としてガソリンスタンドのセルフ式について調べた。法改正により顧客が自ら給油機を操作してガソリンを給油することができるようになった。これは1998年消防法の規制緩和によって実現した。これにより、利用者が窓ふきや灰皿掃除などを含めたフルサービスより効率的かつ低価格での給油が可能になった。また、セルフ式は人件費を削減できるため、経営コストの削減が見込まれる。これにより、価格競争力の向上やサービスの向上が期待される。 (3)復習としてPL法(製造物責任)について調べた。製品責任法(Product Liability Law)は、製造業者や販売業者が製品の安全性を保証し、製品に欠陥がある場合に責任を負う法律である。これは、製品の設計、製造、販売、ラベリングなどに関連する事項に適用される。製品責任法は、消費者の保護を目的としており、製品が欠陥や危険性を持っている場合、製造業者や販売業者が消費者に対して責任を負うことを求める。この法律は、商品の安全性に関する基準を設定し、消費者の安全を確保することを目指している。
A.講義内容の再話 ゲーム理論では、個人の利益を最大限にしようとするとうまくいかないケースが出てくることがある。そのため、社会規範、ルール、法律を作り、それらを守っていく必要がある。その具体例として5Sというものがある。項目は、整理、整頓、清潔、清掃、躾の5つがある。整理では赤札作戦(要る、要らないを明確化する)、整頓では定位・定品・定量の徹底や看板等による見える化を行う。清潔ではゴミ、汚れの発生源を断つことの徹底、清掃では点検、日常清掃、清掃点検、清掃保全、清掃チェックリストの作成等の手段が挙げられる。躾では決められたルールの遵守、コンプライアンスを習慣化することが挙げられる。ここで重要なのは、コンプライアンスはもちろん大切なことであるが、ルールを定める本来の目的を見失わないことである。法律を成人逃れや悪者探しの道具に使用してしまうと、本来の目的から外れてしまう。人は過ちを犯してしまうし、法を定めるのももちろん人である。文字による表現である以上、法にも限界があることはわかり切っている。したがって、倫理観を身につけることが最後の砦なのである。 ワークショップ課題の発表要旨 発表演題:技術と法律の関係 グループ名:電動キックスケーター 共著者名:篠原凛久、富樫聖斗、滋野玲音 役割:調査 私たちのグループでは電動キックスケーターの免許改正について議論した。これからは最高速度20キロ以下の車体であれば軽車両として分類され、運転免許なしでも運転することができるようになる。その結果として移動手段が増えて老若男女問わず便利になる一方で事故が増加することが予想される。 復習の内容 今回の授業を聞いて目標、ルールを明確化して行動することの大切さを学んだ。具体的には家のものの片づけ方のルールをしっかりと決めて持続できるような目標づくりを行った。
A.講義の再話 決められたルールとして5sが挙げられる。整理、整頓、清潔、清掃、躾の5つである。国際標準化機構としてISOがあり、品質を守るISO9000、環境を守るISO14000なのがある。製造会社に対し、製品の欠陥などが原因となって他人に損害を与えた場合に負うことなる責任をまとめた、製造物責任法、PL法がある。 発表の要旨 グループ名:電動キックスケーター 共著者名:新井駆、篠原凛久、滋野玲音 規制緩和の例として電動キックスケーターを選んだ。令和5年7月から特定小型原動機付自転車として交通方法等に関する規定が施行され、無免許で運転を認めることになった。車体の大きさは、長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下であること、車体の構造は、原動機として、定格出力が0.60キロワット以下の電動機を用いること、20キロメートル毎時を超える速度を出すことができないこと、走行中に最高速度の設定を変更することができないこと、AT機構がとられていること、道路運送車両の保安基準第66条の17に規定する最高速度表示灯が備えられていること、年齢は16歳未満の運転は禁止など様々な条件がある。ヘルメットは努力義務であるので、大きな事故につながる可能性がある。移動手段が増えたが、飲酒運転や二人乗り、歩行者との接触など事故原因が増えるだろうと考えた。 復習の内容 電動キックスケーターを選んだ。 最高速度20 km/hの車体であれば無免許で運転を認めることとなり、移動手段が増え便利になった。
A. 第三回の講義ではコンプライアンスと知的財産について考えます。わたしたち人間も、好きに、自由に生きたい、そう思うと思います。しかし、そうなってしまうと、逆に不幸になってしまいます。守りごと、ルールがないからです。だから、憲法や法律を定めて、少しだけそこに身を預けることによって、平等で幸せになるのではじゃないでしょうか。技術者もそうです。自由に研究開発をして利益を得たり、自信の能力を高めたりするのも、ルールがあってこそ。でなければ、人体実験をしたり、誰かの研究、発明を盗んだりと、不幸になる人がでてきてしいます。そうならないためにも、コンプライアンスを遵守しよう、ルールを守ろう、法律を守ろう、というのがあるのです。 グループワーク発表では、グループ名「ENEOS長田」、メンバー「佐々木秀人、平野一真、伊藤蓮、長田卓士、山崎光大」で行いました。私達のグループではガソリンスタンドのセルフ化について調査・議論しました。 1998年の消防法の改正により利用者が自分で給油できるようになり、利用者がフルサービスよりも低価格で楽に給油できるようになりました。 三回目の授業で学んだことは、ルールや法を守ってこそ価値が生まれる、ということです。とくに、知的財産において、特許や商標登録を持つということは、高い技術、オリジナル性が認められていることになるからです。これらは、知的財産という法の枠組みの中で起こっているからこそ価値があると考えます。もし知的財産がなければ、誰もがその技術を盗用して世間に出回り、貴重ではなくなります。そのため、コンプライアンスを遵守すること、ルールを守ることは。価値を生むこと、守り抜くことにつながると考えます。
A.1)講義内容の再話 レ・ミゼラブルという映画を皆さんは見たことがあるだろうか。 見たことがない方もいると思うから概要を説明させていただくと、 ある仮出獄した囚人男性が教会でのある親切から生き方を変えて生きていく中で従業員とその家族を自分の過去が原因となり失ってしまう。しかしその数年後かつて仇敵がかれ救われ仇敵であったか彼はそのことが理解を超えるものであり自殺してしまい、、、、と続く物語であり時代背景としては王政状態から革命が起こっていた時代であり、法のあり方が激変する時代でした。そんな中で主人公男性の仇敵は激変の中で忠誠の根底にある法の揺らぎも原因であったかもしれない。今回の講義ではそんな法に関してその変化と倫理に関して触れていく。では、無政府状態と政府状態における知的財産権を比較してみよう。 囚人のジレンマと同じ社会構造が考えられますね。 それぞれの立場の損得だけで行動すればするほど全体として負の方向へと進んでいってしうからこそ法が必要であり、当然時代変化があれば対応するために変化の余地や選択を行う必要性も見えてきますね。 ではワークショップで法の変化によって起こりうる事を規制緩和に着目して考えてみてください。 2)ワークショップ課題の発表要旨 演題:今回の講義テーマである技術と法律に深く関与している規制緩和の例を挙げ調べ緩和による損得に関して議論、考察を行う。 グループ名:リミットレギュレーション 共同著者:藁科、駒林、田澤、武井 自信の役割:Investigation ワークショップの課題及び発表趣旨:規制緩和に関して私たちの班では医薬品の販売に関して調査した。特にコンビニでの販売解禁に関して焦点を当てた。 調べた結果2004年小泉内閣の際に健胃薬など371品目に関して医薬品が医薬部外品に指定されたことによりコンビニで販売可能になった事が確認された。背景として経団連などの規制緩和要求などによるものであると考えられる。上記の調査結果から私たちの班では、規制緩和により得の指標として“幸せにつながったか”などに焦点をあて議論を行った。 議論の結果、日常的に薬を使用しやすい環境が整備されかつ市場の拡大より使用者も製造者にもメリットがあったのではないかと推測した。発表の趣旨としては私たちがこの規制緩和項目を選択した理由および評価に関して理解していただくことを目的とし準備を行いました。 (3)復習の内容 医薬品の大幅な規制緩和や改定は何度か起こっているがいつどのようことが行なわれてきたか疑問に思ったことから講義後に調査を行った結果として、2004,6,9,11,14年で大幅な改定が行われたこと、そして内容が確認されそれぞれで医薬医療に関与する方々の対応の必要性という負の面も痛感し改定の難しさを今まで以上の面から認識する契機となった。
A.(1)ルールの表現化と形式化コンプライアンスと知的財産権について学びました。ヴィクトル・ユーゴーが著した「レ・ミゼラブル」という小説があります。絶対王政では、君主が全ての権利を持ち、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動されます。民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民の信託を受けた国政が法として定めます。法とは何か、価値とは何かを考えてみましょう。法は倫理の最低限度です。全ての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということでもあります。ゲーム理論は、個人の利益を最大限にしようとすると上手くいかないケースが出てくることを学びました。そのために、社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守っていく必要があるということです。コンプライアンスは、もちろん大切なことです。しかしルールを定める本来の目的を見失わないことが大切ですり法律を責任逃れや悪者探しの道具に使うことは、本来の目的から外れてしまいます。法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界があります。倫理観は最後の砦なのです。 知的財産権とは、特許権、実用新案権、育成者権、意匠権、著作権、商標権その他の知的財産に関して法令により定められた権利又は法律上保護される利益に係る権利をいう。 知的財産の特徴の一つとして、「もの」とは異なり「財産的価値を有する情報」であることが挙げられます。
A.(1)法や価値とは何かや、また法の例として国際標準規格に基づくHASSPやISO、PL法などについて学んだ。 (2)自分達のグループは医薬品販売の規制緩和について調べた。 一般薬品はコンビニでの販売が認められるようになった。薬局とは違い、コンビニは24時間経営している店舗が多いため、夜中の緊急時にも薬を買うことができるという利点がある。 (3)PL法について調べ直した。PL法は製造物の欠損が原因で、他人の生命・身体・財産に損害が発生した場合に製造業者等に損害賠償責任を負わせる法律である。この責任は加工または輸入した者だけでなく、その製造物の製造に関与したとみなされる実質的な製造業者や、その製造物に氏名が表示されている者も負う必要がある。この責任が免れる場合としては、その製造業者等が引き渡した時における科学又は技術に関する知見によって当該製造物にその欠陥があることを認識することができなかったことや、他の製造業者が行った設計に関する指示に従ったことにより生じ、かつ、その欠陥が生じたことにつき過失がないことがあげられる。このことから分かるように責任が免れる場合はほとんどなく、製造物の欠損が起きた場合ほとんどが損害賠償責任を負うことになる。これを踏まえて自分が考えたのは、この法律があるからこそ日本の工業製品は優れた者が多く、耐久性も高いんだろうなということである。というのも、製造業者側もこの大きな法律がよい圧力となり、いいものを作ろうとなるのではないかなと思った。法律は決まりを定めるものだけでなく、時に社会をも動かすものになりうると考えた。
A.(1)みんな好きなように行きたいが、みんながみんな好きなように生きると問題だらけになってしまう。そのため、法律で自由を規制する必要がある。「法は倫理の最低限度法」は倫理の関係に関する基本原則である。社会におけるルールをすべて法で定めることはない。少なくとも法は倫理と相反するものではなく、すべての倫理を法的なものにすることはできなく、すべきでない。 文章ですべてを表現することはできない。それがすべての倫理を法にすべきではないという理由であり、法律やルールは文章にする必要がある。たとえば、痛みを伴う障害の場合、ひとそれぞれの痛みを客観的に測定する方法なく、「駐停車禁止除外指定」の認定に必要な身体の障害の基準は明文化できない。どんなに痛くて歩けなくても、「駐停車禁止除外指定」の認定は受けられない。 (2)演題:規制緩和について グループメンバー:吉田天音、島川真於、滝口裕也、?橋俊亮 役割:具合例を考えた ガソリンスタンドのセルフサービスを可能にした規制緩和について調べた。単価が下がるようにした。 (3)今回の授業で、倫理の大切さを学ぶことができた。今までの人生で、法律は絶対的に正しいものだと思い込んできたが、法律を作っているモノのも人であり、法律にも限界があることを学んだ。そして、そういうときに大事なのが倫理である。法律は、悪者を見つけるためなど私欲のために使っては本来の目的からは遠ざかってしまう。ルールの目的は倫理観である。
A.(1)今回の講義では、法律の大切さについて学んだ。個人個人が利益を得ようとするとうまくいかない場合がでてくる。そういう場合にならないために法律は存在する。このことから、法は倫理の最低限度といわれている。また、PL法についても学んだ。PL法は、製造者の欠陥が原因で生命、身体または財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者などに対して損害賠償を求めることができることを規定した法律である。 (2)テーマ:技術と法律の関係 規制緩和について調べ、議論した。私たちの班では、ガソリンスタンドのセルフスタンドを可能にした消防法の規制緩和を選んだ。1998年に消防法の規制緩和があったことで、利用者が自分で給油できるようになった。それに伴い、人件費が削減されガソリンの単価が下がった。 (3)グループワークで調べた以外の規制緩和について調べた。私は、一般小売店における医薬品販売と移動体通信についての規制緩和について調べた。ドリンク剤の規制緩和が行われたことによって、解熱鎮痛剤や作用の緩やかな鎮痛剤、乗り物酔い薬などの販売が可能となった。これらのドリンク剤が販売可能になったことで不意の疾病時における対応などが可能になった。移動体通信の規制緩和が行われたことによって、利用者が市販の端末を購入できるようになった。また、料金プランの改定を迅速に行うことが可能になったり新たなサービスを迅速に導入できるようになったりした。移動体通信の規制緩和が行われたことによって、携帯電話は劇的な普及を見せた。
A.
A.法とは何か。「法とは倫理の最低限度」とされている。では、何故「最低限度」なのか。それは、倫理全てを法として定めることはできない、あるいはするべきではないという考えにある。倫理を全て法にするということは倫理すべてを明文化することである。何故これができない、すべきではないことなのか。文章によって定められるということは、読み手によって解釈の違いが出てくる。また、倫理は人によって重さが異なる。最低限度人として守るべきことや、善悪の価値観は持っていたとしても、認識の重さは人それぞれである。そのため、倫理全てを法的に定め手しまうと人によっては生きづらい世の中になってしまうだろう。 法で全く縛らないというのも人によっては生きづらくなる。日本国民には基本的人権がある。これは、人は生まれながらにして自由である。というような内容の権利である。しかし、自由に限度がなければ殺人までもが許されてしまう。殺人が自由であれば、いつ誰に殺されるかわからない恐怖に支配される生活を送ることになるだろう。よって、「法とは倫理の最低限度」を定めたものでなければならないのだろう。 規制の緩和によって、幸せにつながった技術がいくつも存在する。それらの中から具体例を挙げ、どのような規制緩和が幸せや便利につながったかを調べた。 グループ名「ミイラ」、共著者名:田中ひかり 一戸 友花 Hani Umairah 役割:Visualization 規制緩和の事例:消防法の緩和によってセルフ式のガソリンスタンドができた。 1998年に消防法の緩和によって、セルフ式のガソリンスタンドができた。これまでは危険物取扱者乙4所持者のみの業務だったが、緩和によって条件付きで自らできるようになった。 基本的人権の自由について、「殺す」という部分に焦点をあてて再度考えてみた。初めは「殺す」という行為の法においては倫理の最低限度ではなく、限度をもうけなくても良いのではないかと考えていた。しかし、「殺す」という行為全てを法で縛ったとき、害虫の駆除や害獣の駆除も縛られることになり、逆に生きづらい世の中になるのではないかという考えに至った。そのため、「殺す」という行為においては殺人という枠組みで法が定められるべきだと考えた。
A.・5Sとは整理(赤札作戦、 不要なものを廃棄する)、整頓(どこに何をいくつおくか?定位・定品・定量の 3定。そして看板による見える化。 ストライクゾーンに使用頻度の高いモノを置く。 カンバン方式 の看板は通路に対して直角に棚の左上から丁目表示、棚の上から番地表示。危険箇所にはトラマークの線引作戦。 あんどん方式のあんどんは、高い位置に)、清掃(点検。日常清掃、清掃点検。 ごみ、汚れの発生源を断つ。 問題点の共有。ヒヤリハット報告。カイゼン報告)、清潔(維持と 管理。 清掃 保全 (メンテナンス)。 清掃チェックシートの作成)、躾(運用と徹底。 情報共有。 決められたルールの遵守。コンプライアンス。 訓練し、習慣化していますか? 清掃 チェックシートの運用)である。 ・酒類販売業免許撤廃について調べた。酒税法改正前は免許により新店の出店が規制されていたが、規制緩和後は人的要因をのぞき撤廃されスーパー、コンビニ等でも申請可能になった。 ・製図のルールについて復習した。中心線、外形線、かくれ線 の順に正確な線の太さで描く。寸法線、寸法補助線、引き出し線、参照線を描く。 寸法、寸法補助記号などを記入する。 輪郭線、中心マーク、部品欄、表題欄を描く。 創作された設計図は、 図形の 著作物です * 。 工業上利用することができる工業製品の意匠は、意匠権として 知的財産権に含まれます。著作権は、著作物の成立で発生しますが、 意匠権は、特許権と同じく、特許庁に申請しなければ発生しません。
A.【授業の再話】 ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切であり、法律を責任逃れや悪者探しの道具に使って本来の目的から外れてしまうこともある。政府が定めた法令が物議をかもすこともあったのも事実で人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界がある。 【発表の要旨】 資料作成係 チーム名 電気 横濱 小池 中島 栗原 規制緩和によって幸せにつながった技術として電気自由化について取り上げた。 この電気自由化よって電気の安定供給の確保、電気料金の抑制、電気利用の選択肢や企業の事業機会の拡大などができるようになり、災害時の停電や企業が研究開発により多くのお金をかけられるようになった。 【復讐の内容】 規制緩和によって幸せにつながった他の技術として医薬品の規制緩和といったものがあった。この規制緩和では24時間営業のコンビニエンスストアでもクスリの取り扱いができるようになるといったもので夜中の緊急時に手軽に薬を手に入れることができるようになった緩和である。実際に自分も熱や風邪になった時に利用したことがあり、とても便利でだった。この緩和は自分のような一人暮らしの人達のたくさんの幸せにつながったと思う。
A.(1)講義の再話 「法は倫理の最低限度」と言われるように、法を倫理的に、倫理を法的にすることは難しいと考えられている。法で規制された方が幸福に繋がるのか、そうでないのかは自らが判断しなければ、本当の幸福や統治には繋がらない。 (2)発表の要旨 演題:規制緩和によって幸せに繋がった技術、グループ名:表記無し、共著者名:川前勇斗・小泉まい・菊地玲乃・上野帆乃夏、自分の役割:概念化・調査・可視化・執筆。 内容:感染症の予防及び感染症患者に対する医療に関する法律によるメリットは、生産活動と消費活動の活発化(濃厚接触者の待機時間の短縮)や、観光客増加、それによる経済活動の活発化であった。 (3)復習の内容 コロナウイルスなどの感染症に関する法律である、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」を選んだ。 令和4年のコロナウイルスに対する規制緩和は、二類(危険性が高く規制が厳しいもの)から五類(発生・蔓延を防止する行動が要されるが規制が緩和されたもの)へと変更された。規制緩和の内容は、感染対策と日常生活の両立を図っており、再度将来に緊急事態宣言や蔓延防止重点措置などが出されたとしても、感染リスクを今のうちに低減することで、飲食や移動などの行動制限を緩和できるようにする制度であった。 消費者はもちろん、飲食業従事者や宿泊業従事者など、多くの人々に利益を与えることが期待された。
A.(1)「ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-」の授業において、「レ・ミゼラブル」で描かれた当時のフランス革命でおきた歴史的背景について学び、法とは何か、私たちが法やルールによって守られているものとは何かについて考えた。品質管理や環境保全のため、ISO, JIS, HACCPなど様々なルールが定められている。また、知的財産権により特許法や著作権法が定められており、特許や著作権を持つものの権利が正しく守られるとともに、優れた情報や技術から権利の所有者以外もその利益を正しく得ることができるような制度となっていることを学んだ。 (2)規制緩和によって幸せにつながった技術としてICタグを選んだ。RFIDをニーズに対応させるための規制改革として13.56MHz帯利用のシステム(数cm?70cm程度の範囲で通信)、2.4GHz帯利用のシステム(数十cm?3m程度の範囲で通信)が行われた。RFIDの一つであるICタグは、「少子高齢化や人口減少による人手不足と労務コストの上昇」や「食品ロスや返品などの無駄」などの社会問題の解決・改善に役立っている。ICタグは非接触で商品データの読み取りが可能であるため少ない人でで効率的に倉庫内作業を行うことができ、商品の賞味期限や在庫状況などのデータをシステム上で一元管理することで食品ロスや廃棄を減らすことができる。 (3)今回の授業内容を通して、優れた技術や知恵が正しく世の中で利用されるためには、制作者の権利を守ることと社会全体で広く使われるようになることの両方が成り立つことが重要であることがわかりました。
A.(1)法は倫理の最低限度である。 要するに、社会におけるルールをすべて法で定めることはない。これだけは国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められるという意味である。 法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまう。人間としての倫理観に従うことが大切である。 (2)ガソリンスタンドの規制緩和を選んだ。 昔はガソリンをセルフで入れることはできなかったが、1998年の規制緩和によってセルフ式のガソリンスタンドを作ることが出来るようになった。 しかし、欧米のように無人で営業することは認められず、甲種または乙種4類の危険物取扱者の有資格者が常駐し、顧客による給油作業を監視カメラで常時監視し、危険発生時には制御卓からの遠隔操作によるバルブ閉鎖やそのほか必要な措置を取ることが求められている。 (3)2016年規制緩和によって、電力の小売り全面自由化が始まった。 それ以前は電気を民間の企業が自由に売ることが出来なかったが、規制緩和によって電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店を含むすべての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった。 これまで家庭や商店向けの電気は、各地域の電力会社が供給し、その料金は、法律で定められた方法により決定されていたが、ライフスタイルや価値観に合わせて電気の売り手やサービスを自由に選べるようになった。 また、小売業者の参入が増えることによる競争が活性化し、料金メニューやサービスが多様化した。
A.(1)ゲーム理論で表現されるように、個人の利益を最大限にしようとすると上手くいかないケースがある。そのため、社会規範やルールを作って守っていく必要がある。しかしどんなに頭のいい人であっても、文章で全てを表現することは不可能であり、意味の解釈に違いが生じてしまうため、すべての倫理を法にすることは出来ないと言える。 規範の例として、ISOは非政府組織による民間主導の業界団体による自主ルールには政府は原則介入できない、法規は警察権が伴う、などの違いがある。 (2) 演題:ルールの表現と形式化ーコンプライアンスと知的財産権ー グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 発表で果たした役割:調査 私達のグループでは、規制緩和の例として「電力自由化」を選んだ。以前は、地域ごとに定められた電力会社からしか電気を購入することができなかったが、この制度改革により、各個人や商店を含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになった。 電力自由化により、それぞれのライフスタイルや商店にあったプランを選択できること、契約を一本化することによる管理の軟化、新規参入する会社が増えることが期待できる。 (3)ISO規格について調べた。ISOは国際的な取引をスムーズにするために、世界中で同じ品質のものを提供できるようにしようという国際的な基準である。例として、品質マネジメントシステムであるISO9001はサービス、品質の向上と管理を図る規格である。ISOには現在5万種類以上の規格がある。
A.(1) コンプライアンスはもちろん大切なことだが、ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切である。 法律を責任逃れや悪者探しのための道具に使ってしまうことで本来の目的から外れてしまう。文章で全てを表現出来ないことが、倫理は法にすべきでは無い一つの理由である。人は過ちを犯すし、法を定めるのが人である。法やルールは全て文章で表現する必要がある。文字による表現である以上、法にも限界がある。従って倫理観は最後の砦である。 (2) 酒類販売業免許撤廃について 酒税法の改正 規制前免許により新店の出店が規制されていたが、 規制緩和後に人的要因を除き自由化されスーパーコンビニ等薬局チェーンなどでも申請可能。より多くの店で買える。 (3)倫理はもちろん大切であるが、文章で全て表現出来ないということから法にすべきではないという意見に深く賛同する。授業を受ける前は法よりも倫理観が大切であると考えていたが、法を守るための倫理なのでは無いかと考えるようになった。また倫理が全てではないし、法が全てでは無い。どちらも大切であるが、人として外れた道を進まないようにすることが1番大切であると考える。したがって倫理についても法についてももう一度学び直し、人としてあるべき姿を再確認する必要があると感じた。目の前の利益だけで考えず、周りを見て物事を判断する知識を身につけたり、倫理や法だけではなくそのような力も培うことが大切である。
A.(1) この回の講義ではルールの表現と形式化、コンプライアンスと知的財産権について学んだ。レ・ミゼラブルを例に大切なのは法なのか、法を守らなければそれ以外は絶対的な悪であり咎められなければいけないのか。それが例え自分を救った者だとしても。もちろん法は人が正しく生きていくために必要なルールだ。自由すぎると起こりかねない最悪な事態を防ぐためにも設定しなければいけない。その法、ルールを定めるためには目的を失ってはいけない。自分が悪事から逃れるためや犯人の擦り付けをするためではなく、人権を守り、平和に生きるためにという目的を忘れずに設定する必要がある。そのためにも、倫理観は我々には必要なのだとわかる。 (2) グループワークでは規制緩和について調べた。囚人のジレンマに陥らないためにも技術を安全に使いこなす知恵として活用することが大切だ。私たちは規制緩和の例としてガソリンスタンドのセルフ方式を選んだ。危険物の規制に関する法令、危険物の規制に関する規則の改正によってセルフスタンドが設置可能になった。この結果、人件費の削減、人材不足の解消、効率アップに繋がったと考えられる。 (3) 私たちが生きている世界で制定されている法律が何のために存在していてどう守ってくれているのか、世の中での法律がどう使われているのかを知ることは倫理観を学ぶ上で大切なことのように感じた。また、規制緩和の事例を調べて危険に陥らないように調整していくことの重要さも学んだ。
A.(1)みなさんは法律と聞いて何を思い浮かべますか。色々法律はありますが、ではこの法律がない世界線を思い浮かべてみてください。私たちを縛る者がない世界はどうなっていくでしょうか。私はこう思います。犯罪が増え、戦争が増えるでしょう。各国での治安は悪化し、危険思想が増えると考えています。では法律の役割は私たちのためでもあり、守るためにあります。ですが法に触れなければ何をしても良いのでしょうか?そこで出てくるのが倫理の問題です。この2つには互いに補完関係にあり、どちらも大切であるということです。 では実際に法の例を挙げてみていきましょう。まずはPL法(製造物責任法)です。簡単にいうと製造側に問題があった場合に被害者は製造側に対して損害賠償を求めることができる法律です。これには技術と法律の2つが交わったことによるものです。技術的なミスが被害者を産んでしまった、それに対しての正当な賠償がある。とても理にかなっていますね。 このように法律には色々ありますが、技術者に課せられる法には倫理という最も近しいものを正しく判断しなくてはならないということを忘れてはいけません。 (2) 「規制緩和について」 グループ名:D・D メンバー:高橋大喜(本人)、出澤一馬(21512018) 役割→1対1になってしまったため互いに意見を出した。 話した内容→2016年に行われた電力市場の自由化について取り上げている。きっかけがどのようなものだったのか、技術的な原因を話し合った。消費者は電力会社や料金メニューを自由選択できるようになった。この背景としては3.11東日本大震災を経て電気料金値上げなどが関わっている。 またこの技術的なものとしてはガスタービン発電などで小規模でも安く発電ができるようになったこと、情報通信技術の発達により分散的な発電が可能になったことが関わっているということを話しあった。 (3) ・他に規制緩和の例についての復習 そもそも規制緩和というものは品質やサービスの向上、価格の適正化などが多い。一方で競争にあまり適さない公共性の高い分野ではある程度規制があった方が社会にとってメリットがある場合が大きい場合があるため規制緩和をやるのにもメリット、デメリットを吟味した上で行う必要があるということがわかった。 その中でメリットが大きいなと思った、規制緩和について取り上げる。タクシーの最低保有台数の要件引き下げである。これによりタクシー運転士の労働条件改善がよくなった。この事例は技術的な背景はないが、このような規制緩和は他にもいろいろな部分で恩恵を受けているといえる。
A.(1)絶対王政では君主が全ての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として強い警察権が発動されます。民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定めます。法とは倫理の最低限度であり要するに、社会におけるルールを全て法が定めることはありません。これは、国家権力による強制力によって守らなくてはならない「最低限度の規範」だけが法として定められるという意味を示しています。基本的人権とは人々が全員自由であるということです。何をしても自由です。もちろん人を殺すことも自由です。それでは安心して生活ができないため、法律によって殺す自由を制限しています。また囚人のジレンマとはゲーム理論の代表的なモデルであり、「利害関係を持つ相手がいる状況で、自分と相手の利益を考え、最適な行動を決める。ための思考法です。利害関係のある二人の囚人が、それぞれ自分の最大利益を考えた結果、二人で協力した場合よりも悪い状態に陥ってしまうことから「囚人のジレンマ」と呼ばれます。 (2)電力自由化を選んだ。電気の安定供給の確保、電気利用の選択肢や企業の事業機会の拡大。法律:消費者を詐欺行為から守る規則が必要。電力全面自由化後はこの義務を保護。 (3)知的財産権とは人間の知能活動によって生み出されたアイデアや創作物などには、財産的な価値を持つもののことを言います。知的財産の中には特許権や実用新案権など、法律で規定された権利や法律上保護される利益に関わる権利として保護されるものがあります。
A.【講義の再話】 Les Mis?rablesは、フランス革命の時代背景がよく表されている。法と倫理の衝突とは、古くから起こっていた問題であるのだ。その度に犠牲になる人々は絶えなかった。現代社会において、人の命に直結するような衝突はない。ところが、昨今の虐待に関する厳しい法令案のように、法と倫理のバランスは完全であるとは言えない。 法と倫理については現在も未来でも引き続き議論が必要なのである。 【発表の要旨】 規制緩和によって生活に良い影響があったものとして「電力の自由化」を選んだ。 電力自由化によって、消費者は料金がより安い電力会社を選択できるようになった。加えて、企業間の競争が加速したことで、サービス向上が期待できる。今後、家電製品の発展、デジタル端末の普及が加速し電力使用量が増えることが予想される。すなわち料金が増加すると考えられる。電力自由化によってこの増加を食い止めることができるかもしれない。 【復習の内容】 他の規制緩和の例について調べたところ、「国鉄の民営化」というものがあった。これは、ダイヤ改正などの利便性向上などの消費者へのメリットがあることがわかった。一方で、会社が東西などへ分断されたことによるチケット購入の手間や会社間の収益差による運賃計算の難しさが出てきた。実際に、自身の経験として東北新幹線から東海道新幹線への乗り換えはスムーズでなかったこともあり、規制緩和は消費者に対してメリットだけでなくデメリットをもたらすこともあるとわかった。
A.(1)講義内容の再話 倫理観や価値観は個人によって違いがあります。例えば個人の経験や人生の出来事は、その人の倫理観や価値観に影響を与えます。同じ出来事があった時でも、異なる人がそれをどのように感じ、行動するかには個人差があります。 囚人のジレンマについて知ってますか。 ある犯罪者AとBが逮捕され、別々の部屋で尋問を受けている。AとBが選べる選択肢は二つに分けると自白するかと自白しないかである。両者ともに自白すると二人の刑期は1年、片方が自白すると一人は釈放、もう一人は10年だとする。両者共に黙秘すると両方の懲役は5年となる。この時にAとBが自分の利益を優先した結果、お互いに損してしまうことにもなる可能性があるのです。 2)ワークショップ課題の発表要旨 倉持光成 小野寺諒太 熊谷颯太 岩崎麟太 私たちは以下のように考えた。 企業は利益のために物価上昇を行った。 消費者は高いものを買わないため、消費が少なくなった。 そのため、企業は利益が上がらず、さらに物価上昇を行い、消費者は生活水準が下がった。 解 ポイントの付与やクーポンをたくさん利用する。 週一でバーゲンを行う。 会員制度にして収入を得ながら、会員は安くする。 (3)復習の内容 今回の授業を受けて、どうやったらジレンマが解決できるか話し合うきっかけとすることができた。自分の利益と相手の利益のどちらも考えられる人間でありたい。
A.(1)レ・ミゼラブルを見た。 フランス革命についてである。 法とは何か、価値とは何かを考える映画であった。法は倫理の最低限度。これは法と倫理の関係に関する基本原則である。最低限度の規範だけが法として定められるという意味である。つまり、全ての倫理を法として定めることは出来ないのである。 様々な法について学んだ。 知的財産権では特許を勝手に使って、損害を与えた場合には損害賠償しなければいけない。そういうことを定めたのが特許法である。特許権の所有者は出願人である。発明者と別人でも構わない。特許出願は権利の主張が書かれた文書。文字で書けない発明についてはノウハウと呼ばれる。特許は交換価値である。 著作権法とは思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の規範に属するものをいう。著作権法では国や地方公共団体などは一般に周知させる目的で作成し著作の元に公表する資料を雑誌や新聞に転載することが出来る。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合はこの限りでは無い。 (2)グループディスカッションを行い、技術と法律の関係について、規制緩和によって繋がった技術を考えた。 郵便局の民営化 ①国民の利便性の向上 ②見えない国民負担の最小化 ③官から民への賃金の流れ変化 ④小さな政府の実現 (3)自宅にて他にも技術と法律の関係についてを考えた。 また、郵便局の民営化によるデメリットについても自宅にて調査した。簡易郵便局の一時閉鎖、分社化による利便性の低下が挙げられた。
A.(1)ゲームの理論では、個人の利益を最大限に使用とすると上手くゲームが進まない。そのために、社会規範はルール、法律を作ることでそれらを守っていく必要があると考えている。例えば、整理、整頓、清潔、清掃、躾である。ゲームは良くないという言葉をよく聞くが、ゲームから社会を学ぶことは多くある。そのため、一概にゲームは良くないとは断言することは不可能である。 (2)規制緩和によって利便性が上がったことを議論した。郵便局の民営化を例にあげた。国民の利便性の向上、見えない国民負担の最小化、官から民への資金の流れ変化、小さな政府の実現。これらが郵便局を民営化する利点である。 (3)ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』についてあらすじを詳しく調べた。現在、犯罪多発地区の一部となっているパリ郊外のモンフェルメイユを舞台にしており、現代における問題、闇などを描いた作品である。この社会を変えること、愛や他人への信頼は大切にすること、人間の行動力で社会は変えられるということをわたしたちに伝えようとしている様に感じた。また、かつての社会は貧富の差にとらわれすぎていたと考える。パンすら買えない人々を支援しない社会は決して良い社会ということはできないと考えられる。現代の日本でも、知らないだけであっていまでもこのようなことがあるかもしれない。そのとき、彼らを助ける社会、助け合う人々になるべきであると考える。
A.(1) フランス革命。絶対王政から民主主義へ移行するのに多くの血が流れた。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動され、 民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定める。そのような背景にあって、ジャベール警部がなぜ自殺したのか、その心情を想像し、主権在民における法と倫理の関係について議論する。法とは何か。価値とは何かを考える。私たちには、「基本的人権」というものがある。かんたんにいうと、みんな自由だということ。しかし自由しほうだいだと、どうなるでしょう?ほかの人から殺されるかもしれない。それでは困る。だれもがびくびく、おびえて、暮さなくてはならなくなります。自由をのばなしにすると、私たちは逆に生きづらくなるわけです。そこで平和な社会で生きられるようにするために、私たちは、殺す自由をたがいに法律にあずけている。コンプライアンスはもちろん大切なことだが、ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切である。法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまう。 そのようなことから、ついつい、政府が定めた法令が物議をかもすこともあったのも事実です。 人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界があります。 倫理観は最後の砦である。 (2)酒業販売業免許撤廃 酒税法の改正 規制前免許により新店舗の出店が規制されていた。 (3)法についてはあまり考えたことはなかったが、感心する部分が多くて面白いなと感じた。
A.(3.講義の再話) 法律と自主的ルールを囚人のジレンマなどのたとえを用いて学びました.また,知的財産権について,利得表などを用いて学びました. (発表要旨) チーム名 日産 発表者 佐藤智哉 メンバー 大堀颯斗 平尾朱里 宍戸智哉 規制緩和について議論しました. (復習の内容) 規制緩和について日本電信電話公社民営化を調べました.日本電信電話公社(NTT)の民営化は、日本の通信産業に多くのメリットをもたらしました。まず第一に、民営化によって競争が促進され、市場が活性化しました。NTTはかつて、通信分野における独占的な地位を持っており、価格やサービスの面で選択肢が限られていました。しかし、民営化によって新たな企業が参入し、競争が生まれたことで、消費者はより多様な選択肢を持つことができるようになりました。また、民営化は技術革新とサービスの向上をもたらしました。民間企業は競争力を高めるために、新しい技術やサービスの開発に積極的に取り組みました。これにより、通信インフラの拡充や高度な通信サービスの提供が可能になり、利用者はより高速で信頼性の高い通信サービスを享受することができるようになりました。さらに、民営化は経済活動にもプラスの影響を与えました。競争の促進や技術革新によって、通信産業は成長し、新たな雇用の創出や産業の活性化が期待されました。また、民営化によってNTTが株式市場に参入したことで、投資家が新たな投資機会を得ることができ、資本市場の発展に寄与しました。このように規制緩和は多くのメリットをもたらすこともあることが分かりました.
A. (1)第3回目の授業では、ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-というテーマで、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』という小説に触れた。この小説は絶対王政から民主主義にかわる、フランス革命の時代のものであり、絶対王政では、君主がすべての権利を持ち法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動されるが、 民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定める。このような時代背景の物語で、ジャベール警部という登場人物は、革命軍にとらえられ処刑されそうになるところを、自分がそれまで追いかけていた罪人のジャンバルジャンに助けられた。しかし、その後ジャベール警部は自分の身を投げてしまう。自分が絶対に正義であり、ジャンバルジャンは絶対に悪であると信じてきたがその罪人に助けてもらったことで、ジャベール警部はこれまでの自分が盲信していた事実が揺らぎ、自分の正義すら疑わしくなってしまった。絶対王政下の王がすべての権利を持つ時代の法の権力の下で働いてきた、ジャベール警部にとって、善悪は覆るはずのないものだったと思うが、民主主義になると「法は倫理の最低限度」という原則がある。法は絶対的であるがゆえに、すべてを法で定めてしまっては、柔軟性がなくなってしまう。そのため法と国民にゆだねられる倫理という規範が補完し合っている。 (2)ワークショップ課題では、規制緩和の例を調査した。そこで保育所設置運営の規制緩和を挙げる。この時、同時に公立保育所運営費の国庫負担の廃止と一般財源化が行われたことにより、保育所の民営化が進み、保育所の増設・待機児童問題の改善につながった。 (3)復習としてその他の規制緩和について調べてみると飛行機での電子機器の使用に関しても規制緩和がされていることが分かった。
A.コンプライアンス:?名? (compliance) 要求や命令への服従。特に、企業が法令や規則を遵守しようとすること。法令遵守。医師の服薬指示に従うことなどにもいう。(コトバンク参照) 知的財産権:知的財産権制度とは、知的創造活動によって生み出されたものを、創作した人の財産として保護するための制度です。 世の中には倫理から逸脱したような考え方をする人間が一定数存在する。そのような人は当たり前だが逮捕されたり罰せられる。法律だけでは縛り切れないような、小さな抜け道のようなものを補うために倫理観が存在しており、また法律も倫理観では縛り切れないものを補っている。さらに細かい集団ごとに、小さな規則等が反映してくる。小学校でも見られる。私たちは罪を犯さないように厳しい規則のもと生活している。 今回の授業ではルールの在り方と倫理観との関係について学んだ。 先ほど述べた、コンプライアンスや、知的財産権などのような明確にされたルールや規則を設けることで、開発者の利益を守ることで、開発意欲の維持をしている。 今日自分の身近での知的財産権の侵害は漫画や動画、アニメ等の違法アップロードであると感じる。日本人のみならず、海外の人も簡単に違法アップロードをしている。YouTubeで見られるのは画面を縮小して再生速度をほんの少し上げたりして著作権を逃れようとしているかたが多くみられる。このような場合にも知的財産権は効果を持つので気を付けてほしいし作者の作成意欲がそがれないか心配である。
A.(1) 講義内容の再話 今回の授業では、「レ・ミゼラブル」という物語を通して、法の種類、成り立ち、そして必要性について学んだ。人類全員が自分の利益のために最も効率が良くなるように自由に行動を起こしてしまうと、必ずどこかでうまくいかないことがあり、争いが発生してしまう。そこで、法律を作り、自由を少しだけ法律に預けることで、全員ができる限り平等に利益が得られるような社会が完成した。民主主義国家である日本では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信頼を受けた国政が法として定めている。そのため、法の範囲に触れないレベルの話になると自分たちの倫理観にしたがって適切に行動しなければならない。 (2) ワークショップ課題の発言趣旨 ガソリンスタンドを選んだ。 従業員が店舗内で客の車を監視し、安全が確認された場合に、備え付けの装置から給油許可を出していた。それから、従業員の負担を軽減するために、従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるように規制を緩和した。 (3) 復讐の内容 ガソリンスタンドを選んだ。 これまでは、従業員が店舗内で客の車を監視し、安全確認をした後に備え付けの装置から給油許可を出していたが、操作を短縮し、同時に従業員の負担を軽減する目的で、従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるように規制を緩和した。
A.
A.法律は決まったものであるが決めすぎるのもよくないものである。決まったものであるがゆえに過去のものであり、それらは文学として残されている。思っていることが言えると書けるは似ているが、実際は言うことよりも書くということのほうが大変である。言うということは言葉のニュアンスやその場で説明を付け加えることができるためある程度知識があれば簡単に伝えることができるが、書くということはその場で説明を付け加えることができずまた、だれが読んでも理解できるように書かなければいけないため大変である。ISOは非政府組織(NGO)であり民間主導の組織である。そのため国家は原則介入をしないということである。PL法というものがあり、説明書に記述がないなどの不備があるものは欠陥扱いされ無過失責任となる。 チーム名 Mr.CB メンバー 高村海斗 村岡崇弘 森谷僚介 村松希海 北辻永久 役割 意見の提出 前 実証実験 手続きに関する情報の相談 ワンストップセンターの位置 後 実証実験の 規制緩和の例として電力自由化について調べた。 電力自由化の経緯としては、1990年代の規制緩和の世界的な流れの中で日本の高コスト構造、内外価格差の是正が課題となったことで1995年に電気事業法が改正された。その後、1999年にふたたび電気事業法が改正され2000年から小売部分自由化が始まり、その3年後である2003年に三度電気事業法が改正され供給システムの安定性の確保と顧客の選択肢の拡大に資する制度が整備された。 電力自由化により電力事業の活性化や環境に配慮できる電力を選択することが可能になったなど経済にも環境にもメリットが生まれるようになった。
A.(1)今回の授業では、ルールの表現と形式化についてコンプライアンスと知的財産権を学びました。法律は倫理の最低限であり、法律によってすべての倫理が定められることは不可能です。そこで「囚人のジレンマ」について考えました。囚人のジレンマの解決方法としてプレーヤー同士が話し合いをしてルールを定める方法と政府がルールと罰則規定を定めて利得表そのものを変えてしまう方法があります。政府が定める方法の例として製造物責任法があります。また、プレーヤー同士が定めるルールの例として国際標準化機構というものがあります。これらや他の事象について囚人のジレンマの利得表で考えてみることができました。これらを学び、規制改革の事例をグループワークで調査しました。 (2)今回の演題は「法律による規制改革」であった。私達のグループ名は「ミイラ」、著作者名は田中ひかり、一戸友花、HANI UMAIRAH、佐藤百恵の4人だ。私の役割は概念化だ。規制改革の事例としてセルフ方式のガソリンスタンドが確認できた。この方式は、1998年の消防法によって規制が緩和されたことにより採用された。緩和内容としては、以前は、危険物取扱者乙4を所持している人のみの業務であったが、緩和によって自らできるようになったことが挙げられる。 (3)法律により定められることは最低限の倫理観である。これは、皆が守るべき最小限であり、自由が保証されている世界で他人を傷つけないための決まりという役割も持っている。これについて法律緩和が人々の生活を豊かにした事例を調査した。具体的には、ガソリンスタンドのセルフ方式の採用が挙げられる。これは消防法の規制が緩和されたことで実現された。内容は、危険物取扱者乙4を所持していなくてもガソリンの給油を行うことが可能になった。これによりガソリンスタンドの人員不足が解消された。
A.(1) レ・ミゼラブルの映像を通して、ルールの表現と形式化について学んだ。みんなが自由に生活したら、喧嘩が耐えなくなってしまう。そのため、ほんの少し、自由を法律に預ける必要がある。法は倫理の最低限度である。 (2) 技術と法律の関係 小泉まい 菊池玲乃 齋藤里奈 上野帆乃夏 役割:概念化、調査、可視化 コロナにおける感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律を選んだ。 令和4年に規制緩和は、2類から5類へと引き下げられた。 感染対策と日常生活の両立を図っており、再度将来に緊急事態宣言や蔓延防止重点措置などが出されたとしても、感染リスクを今のうちに低減することで、飲食や移動などの行動制限を緩和できるようにする制度であった。 我々消費者、ひいては飲食業従事者や宿泊業従事者など、多くの人々や業界での利益回復が期待された。 (3) 倫理を全て方に預け、言葉に表すことは出来ない。法は単なる人々を束縛する道具ではなく、社会全体の秩序を保ちつつも、個々の権利を守る基盤であることであると感じた。あくまでも、法は善悪の基準やルールを形成し、人々が共存するための必要な指針を提供しているものである。それによって、混乱や紛争が最小限に抑えられ、個々の権利が尊重される社会が構築されるのではないかと考える。我々は時に法に頼りすぎてしまう場合がある。ルール的に合法か否かで判断することも大切である。しかし、ルールだけでは補えきれない問題もあることを知った。倫理観、良心を持って判断することも時には大切にしていきたいと思う。
A.(1)講義内容の再話 この講義では、主に知的財産権についての講義でした。アナーキーな状態で知的権利者と利用者の利得表をつくると囚人のジレンマと同じ社会構造になる。それぞれの立場の損得だけで行動すると悪い状態になります。利得表を変えるにはアナーキーな状態ではいけなく政府が法律を作るしかありません、特許を勝手に使って、損害を与えた場合、損害賠償しなければならず、それを定めたのが特許法である。具体的には、特許権者又は専用実施権者は、自己の特許権又は専用実施権を侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。 特許権者又は専用実施権者は、前項の規定による請求をするに際し、侵害の行為を組成した物の廃棄、侵害の行為に供した設備の除却その他の侵害の予防に必要な行為を請求することができる。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 演題:技術と法律の関係 グループ名:電力自由化 共著者名:横濱和司、小池哲太、佐藤雅季、栗原大翔、津嶋励野、中島健太 電力自由化を選んだ。電気の安定供給の確保、電気料金の抑制、電気利用選択肢や企業の事業拡大が規制緩和により進んだ。法律との関係は消費者を詐欺行為から守る規制が必要であり、電力全面自由化後は義務の撤廃が必要であると考える。 (3)復習の内容 特許法について調べた。印象に残ったのは国際出願という出願方法があるということを知ったことです。国際出願とは1つの国際出願で全加盟国へ出願したことと同様の効果をもたらします。国際出願のメリットは、出願にかかる初期投資を最小化し、費用の支払いを先送りすることが可能であること、多くの手続先が自国特許庁であるため、手続きが容易で効率的であること、とっ共生判断のための材料が提供されることです。
A.(1)講義内容の再話 フランス革命で民主主義が確立した。日本国憲法では国同士のもめごとで武力を使うことは禁止しているが、国内の問題を解決するために武力を使うことは禁止していない。法律や条例が制定されるとそれを破ることは許されないため、慎重に制定する必要がある。法律は知らなかったでは済まされない。 (2)ワークショップ課題の発表趣旨 医薬品販売に関する規制緩和について選んだ。医薬品は、大きく医療用医薬品と一般用医薬品に分けられる。医療用医薬品は医師に処方してもらう薬で、使用には注意が必要となる。一般用医薬品は医療用医薬品にくらべると効果が緩やかで使用のリスクが少ない薬である。 規制緩和以前では、医療用医薬品も一般用医薬品も薬剤師による対面での販売をしており、使用上の注意などの説明が必要であったため、薬剤師でないと医薬品を販売できず、ドラッグストアや薬局での薬剤師不足があった。しかし、2009年に薬事法が改正されたことにより、一般用医薬品は薬剤師でなくても、販売資格を持つ登録販売者によって販売できるようになり、注意事項などの情報提供は努力義務になった。登録販売者は、年に1度実施される試験に合格することでなれるため、大学教育が6年かかり、国家試験の合格が必要な薬剤師に比べて条件が緩くなっている。ただし、一般用医薬品には第一類から第三類まであり、第一類に関しては薬剤師による販売が必要である。 (3)復習の内容 フランス革命について調べた。フランス革命とは、フランスにおいて領地所有の上に立つ貴族と高級聖職者が権力を独占していた状況が破壊され、ブルジョワジーと呼ばれる商工業、金融業の上に立つ者が権力を握った変化をいう。ブルジョワジーは権力を握ったが、貴族を排除することなく一部の貴族とは連立を続けた。フランス革命は貴族と上層市民を対等の地位にした。
A.(1) 知的財産権についての説明があり、なぜ著作権などの法律が必要なのかについて囚人のジレンマを具体例にあげながら理解した。研究について自分でデータを取ったり論文を書き上げたりするのは大変なため、他の研究者からデータを奪ってしまう人がいると、同じように考える人もまたデータを盗む。これが繰り返されていくと発明がなくなり、研究の進展が滞ってしまう。このことから、知的財産として自己の研究について法で守られる必要があると考えられる。 世の中には沢山の法律があり、国民はそれらの法律に縛られながら生きている。「法は倫理の最低限度」とよく言われることがあるが、これは社会におけるルール全てを法で定めるのではないという意味である。これだけは国家権力による強制力によって守らせなければいけない最低限度の規範だけが法として定められている。そのため、法で細かく決められていないことは自己の判断・倫理に基づいて行動することが大切である。 また、法律の変更によって技術との関係から良くなった点もある。 (2) 演習:技術と法律の関係について チーム:カンワ 役割:司会 協力者 丹野さとゆう 小川はやた 鈴木いくま 関けいた ガソリンスタンドのセルフサービス化 ガソリンスタンドのサービスが、セルフサービスでも良いという法律に変更されたことで従業員不足の解消、人件費の削減に繋がった。 (3) この世に存在している法律は全てが正しいというわけではなく、問題視されているものもある。私はテレビを置いたものはNHKの受信料を必ず払わなければならないという放送法が問題であると考える。テレビ離れしている今の時代、NHKを見ない人も必ずお金を払わなければならないという法律は少しずれていると考えた。
A.(1)授業の再話 いくら技術者が基本的に技術者倫理に基づいて行動するとはいえ、それだけでは全ての人の幸福を守り切ることは難しい。そのため倫理だけで御しきれない部分を明文化して規律としたものが法律である。法律と倫理は互いに補完し合う関係になっており、罰を定めてでも律しなければならない部分を法律が、その法律を常識的に捉えて守る事を倫理が担っている。昨今は法律だけでなく、各企業がコンプライアンスを明文化することも増えているが、本来、これらは技術者がきちんと倫理を守るためのものであり、目的と手段をはき違えないようにしなければならない。明文化した言葉は権力を集中させる。私達はこれを責任逃れの道具のように扱ってはならない。 (2)ワークショップ課題の発表の要旨 私の班では規制緩和の例として電力の自由化を選んだ。消費者が自由に電力会社を選べるようになったことで電力会社間で競争が生まれ技術の向上が見られた。これにより、消費者は自分にあったプランを選ぶことで低料金で電力を購入することが出来、技術者は、企業がより高い術を求めるため技術を磨きやすくなった。 (3)復習の内容 電気に関する規制緩和を選んだ。これにより消費者は自身の価値観やライフスタイルに合わせて自由に電力会社や料金プランを選ぶことが出来るようになり、企業側に競争が生まれることにより、技術者はより技術の開発に力を入れたり、雇用先を選んだりすることが出来るようになった。
A.(1)コンプライアンスとは規則などに従うこと、遵守することである。近年、コンプライアンスの概念・意味は広がり、「法律を守るだけでなく、企業倫理や社会規範、社会道徳、就業規則などの規則・ルールを守る」といった意味で利用されるようになった。コンプライアンス違反の具体例として「情報漏洩」「サービス残業の常態化」「セクシャルハラスメント」「パワーハラスメント」「不適切なSNS利用」「不適切会計・会計不正」「支給品の不正利用」がある。 法は、国家の強制力を伴う社会規範である。共生のための相互尊重のルールであり、国民の生活をより豊かにするものであること、法やルールには、人の行動を規制し、社会の秩序を維持するだけでなく、人の活動を促進したり、紛争を解決したりするなどの機能がある。 知的財産権;特許権、実用新案権、育成者権、などの知的財産に関して法令により定められた権利または法律上保護される利益に係る権利。 (2)技術と法律の関係について考えるにあたり、商売するにあたり法律においてどのようなルールがあるかをグループワークで話し合いを行った。私たちのグループは酒類販売撤廃について話し合いを行った。酒税法の改正により、規制前は、免許により、新店舗の出店が規制されていたが、規制緩和後は、人的要因を除き、自由化され、スーパー、コンビニ、薬局チェーン店などでも申請可能になり、より多くの店ができた。 (3)何か物事を行うにあたり、規則・ルールに従うことによって社会の秩序を保っていく必要が私たちがやらなければいけないことである。
A.レ・ミゼラブルを題材に、倫理と憲法や法律の関係性について考えた。法は倫理の最低眼度であり、それ以上の部分については各人の倫理観にゆだねられている。法を決定する際には明文化する必要があるが、どんな名文を書いたとしても、文章の解釈には個人差が出ること、明文化することで抜け道への対処が難しくなることが理由として考えられる。また、すべての倫理を法として取り扱うことは過剰に自由を奪う結果を招きかねないことも理由として考えられる。また、ゲーム理論を用いて、無秩序な状態(法の力が働かず、倫理観を無視する)ではどのような結果を招くことになるか、対処するためには、どのような法を定めることになるかについても考えた。インセンティブを用いることのメリットや、メリットの提供手段の都合上競争状態を作り出す必要性、本来求められる姿勢ではなくインセンティブの点数稼ぎに走ってしまう可能性などについて考慮された。 【平常演習】109. 技術と法律の関係 携帯電話端末の売り切り制導入(1994年4月) 当初レンタルのみが認められていた携帯電話端末が購入の方式をとることが可能となった。 通信料金の届け出化などの規制改革と合わせ、端末の販売が家電メーカーなど多岐にわたり競争が過熱したことで、携帯電話の普及につながる下地が形成された。 また、同じく携帯電話端末に関する法律では、1985年4月の電気通信事業法施行による、通信事業の民間企業への開放が挙げられる。電電公社が独占していた通信事業に関して民営化、民間企業への開放が行われ、価格競争による低価格化、端末形態の自由化などにより普及に貢献した。
A.(1)今回は、法と倫理の関係についての講義である。法と倫理の関係を述べるに当たって第一に言えることは、少なくとも法は倫理と相反するものではないということである。そして第二に、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということである。法律やルールは文章にする必要があるが、どれだけよく練られた文章であっても、その意味の解釈に違い出てきてしまうのである。人は過ちを犯すもので、法を定めるのが人である。そして法は文章による表現である以上、人や社会を裁いたり守ったりするのには限界あるのだ。そこで登場するのが倫理観であり、最後の砦となるのだ。 技術者として関わる可能性が高いのが、知的財産権である。そして技術者の身近なものと言えば、研究や論文であろう。 (2)今回の講義のワークショップとして、規制緩和によって幸せにつながった技術を探し、ひとつを選んで、技術と法律の関係について議論してた。 私たち班は、規制緩和によって幸せにつながった技術として、電力の自由化を取り上げる。電力の自由化とは2016年以降、家庭や、商店を含むすべての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった、というものである。この良かった面として、環境を考慮した電力会社も選択できることや多くのプランからライフスタイルに合ったプランを自由に選択できるということが挙げられる。 (3)復習として、知的財産権と技術者倫理の関係について考えた。なぜかというと最初はあまり知的財産と技術者倫理の関係についてあまりイメージがわかなかったためだ。技術者として知的財産権や特許とどう関わっていくことになりそうかを調べ、考えるようにした。
A.(1)講義の再話 みんなが幸せになるためのルールとして法律は存在するが、その役目を持つ法律が行き過ぎると本末転倒である。そのため、コンプライアンスは大切であるが、ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切である。 (2)発表の要旨 演題「技術と法律の関係」、グループ名:不明、共著者:横濱和司・佐藤雅季・栗原大翔・津嶋励野・中島健太、役割:可視化 規制緩和を調べ、「電力自由化」を選んだ。電力自由化は、電気の安定供給の確保、電気料金の抑制、電気利用者の選択肢増加に伴う企業の事業機会の拡大などが目的として行われた。その結果、電力小売市場の活性化、新規サービスの充実化、スマートメーターの普及、電力会社の選択自由化などのメリットが生まれた。 (3)復習の内容 今回の復習として、まず改めて規制緩和について調べた。規制緩和とは、自由な経済活動を活性化するために、政府や自治体などが特定の事業者や産業に対して行っている規制を撤廃、あるいは縮小することである。主なメリットとしては、価格低下により消費者がサービスを利用しやすくなることや、競争が活発化して商品の質やサービスの向上などが挙げられる。一方で、格差がますます拡大してしまうという懸念もある。次に、発表の際に選んだ「電力の自由化」以外の具体例について調べた。医薬品販売の規制緩和を選び、調べた。医薬品販売の規制緩和では、2009年に薬事法が改正され、それまでの薬剤師による対面販売のみから、薬剤師でなくても登録販売者によってコンビニエンスストアなどの小売店でも販売が可能となった。それにより、医薬品をより手軽に手に入れることができるようになった。
A.
A.(1)自由はそれぞれが自分の意思で行動を決めることができ、とても素晴らしいことである。一人で生きるならそれでもいいが、人は一人では生きていくことが出来ない。生きていくために社会を形成し、社会の一部として生きていく必要がある。社会のにおいて全てを自由にしてしまっては社会が成り立たなくなってしまう。そのような状況を回避するためにあるのが法律である。法律によって人々の行動を規制し、全ての人々が安心して生活出来るようにしている。しかし、全てを法律で規制してしまっては生活の質は下がり、分化は衰退し、新しいものは生まれなくなってしまうだろう。自由と規制のバランスが需要である。 (2)規制緩和の例としてガソリンスタンドを調べた。規制緩和前は給油は従業員しか行えなかったが、規制緩和後は従業員がタブレット等で給油許可を出せば、客がセルフで給油出来るようになった。給油を客に任せることが出来るようになったため、従業員の削減ができ、結果ガソリンを以前より安くすることが出来た。 (3)規制をどこまでするか、どこまで自由にするかはとても難しい問題で、実際に行なってみないと分からない点もたくさんあると考える。規制を緩和する際には慎重に行なう必要があると考えられる。シミュレーションを重ねた上で、一部の地域で検証し、問題点がないか、ある場合はどうその問題を解決するか徹底的に考える必要がある。これらの過程を経て、その結果を開示して国民に実施するかどうか意見を求めることが必要であると考える。
A.(1)トピックとしては倫理と法律について、工業と法律について、環境と法律について、知的財産権と法律についてを学んだ。レ・ミゼラブルの予告を見て、ジャベール警部が自殺した心情を想像し、主権在民における法と倫理の関係について考えた。法律やルールは文章にすることが必要であるけれど、文章の意味の解釈にはどうしても人によって違いが出てきてしまうために全ての倫理を法にすべきではないという考え方はとても納得できるものであると思った。この講義の回でもゲーム理論を取り上げて、政府による法律について、品質についても考えることができた。法律と色々なことを組み合わせながら角度を変えて物事を見ていく必要があるのだということを知る機会となった。品質について区別されるところが多くレベルによって違う規定があるということが知れたので、このような事も意識する必要があると思った。 (2) 規制緩和によって幸せに繋がった技術を探すという課題であった。 私たちはタクシーの台数制限の規制緩和について取り上げた。道路運送法の改正によって 個人タクシーが増えた。訪日客が増えることで需要が高まることが期待されると議論された。 (3)何か製品を生み出したいと考える時に法律やルールに則ったものであるということはもちろんのこと、倫理と合わせた時にどうなのかということも考える必要があると思った。色々な角度から製品について考えなければいけないということを理解することが出来た。
A.(1) 「レ・ミゼラブル」という小説の中で、ジャンバルジャンは幼い家族のためにパンを盗んで投獄され、その後に泊めてもらった教会の銀燭台を盗む。ジャンバルジャンは警察に捕まったが、神父は、それはあげたものだと言った。ジャベール警部は法の番人といわれるような人で、ジャンバルジャンをずっと追いかけていた。しかし、革命軍によって処刑されそうな所をジャンバルジャンに救われたことで、苦悩した末に自殺した。絶対王政では、警察の権力が非常に強かった。この小説の時代は、フランス革命によって絶対王政から民主主義に変換する時代であった。法律などのルールでは、責任逃れや悪者探しに使うのでは無く、本来の目的を見失わないように利用することが大切である。 (2) 規制緩和によって幸せにつながった具体例として、薬事法の改正による、コンビニでの一般用医薬品の取り扱いを選んだ。2009年に薬事法が改正されたことにより、一般用医薬品は薬剤師でなくても販売できるようになった。そのため、コンビニでも一般用医薬品の取り扱いが可能になり、薬剤師の負担の軽減などにつながった。 (3) 特許は、発明を公開する代わりに、その発明の実施を独占することができる制度である。特許法とは産業財産権のひとつであり、発明の保護と利用を図ることにより、発明を促し、産業の発展に貢献することを目的とした法律である。発明とは、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの」を示す。特許権を放棄した場合や特許権の存続期間が過ぎた場合、発明は誰でも利用可能になる。
A. 授業では法の大切さ、原点について学んだ。「法は倫理の最低限度」これは法と倫理の関係に関する基本原則である。つまりすべての倫理を法的なものにすることはできない、すべきではないという意味である。前回のゲーム理論では個人の利益を優先しようとするとうまくいかないことが出てくるため、それを解決するために法律や社会規範を作る必要がある。5Sの躾(整理、整頓、清潔、清掃、躾)がこれに相当する。 技術と法律の関係について、医薬品の規制緩和について調べた。2009年に薬事法が改正されたことで、薬剤師が不在でも登録販売者がいればコンビニエンスストアやスーパーマーケットでの医薬品販売が可能になった。これは薬剤師不足、セルフメディケーションの推進、インターネットの普及といった背景によるものであると考えられる。これにより一般用医薬品の販売は登録販売者に任せられるようになったため、薬剤師の業務負担が軽減した。 ISOについて調べた。ISOとはスイスのジュネーブに本社を置く非政府機関の略称で、主な活動としては国際的に通用する規格を制定することでありそれをISO規格という。ISO規格は国際的な取引きをスムーズにするために、何らかの製品やサービスに関して「世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにしましょう」という国際的な基準である。身近な例ではカードのサイズやねじのISO規格があげられる。その他にも食品のHACCP、日本工業規格JISなどがあり、いずれもメーカーと消費者が囚人のジレンマに陥らないようにするためのルールである。
A.(1)技術と法律の関係について学んだ。囚人のジレンマの解決方法をもとに知的財産権を例にしてその関係性を学んだ。特許を勝手に使って、損害を与えた場合、損害賠償しなければならない。そのことについて定めたのが特許法である。特許出願は権利の主張が書かれた文書である。ただしすべてのことが文字で書き表せるわけではなく、文字で書けない発明についてはノウハウと呼ばれる。直接特許同士を交換することをクロスライセンスといい、もっとも一般的な特許の使い方である。また、音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになり、機械で簡単に複製することができるようになったため、著作者を守るために著作権法が定められた。これ以外にも技術者倫理と法律がかかわっているものは数多く存在し、前回の授業のオウム真理教サリン事件や、チャレンジャー号事故もそれに含まれる。これは技術者個人の判断が問われるが、そうでない場合もある。代表的なものは、遺伝子操作技術が挙げられる。 (2)技術と法律の関係 ・タクシー台数制限の規制緩和:道路運送法 結果:タクシー会社の新規参入が増え、タクシー台数も事業者が柔軟に増やせるようになった。長距離などの割引も増え、ワンコインタクシーと呼ばれる初乗り料金500円のタクシーが出てきた。 (3)インドの殺虫剤の事故について調べた。事故の要因と時代背景を考え、なぜ事故を防ぐことができなかったのか、技術者としてどうすることが最善だったのか考えた。
A.(1)我々が何かものを生み出すときその生み出した製品がまた生み出すメリットや利益だけをみるのは危ないと述べている。そう、我々はその生み出した製品が引き起こすリスクなデメリットな面にも向き合わないといけないのである。いくら例えばこれは生み出すという話ではないが、不動産で家や土地を売るとして顧客にその土地のメリットな部分のみを教えてデメリットな部分は教えなかったらどのようなことが起こるだろうか。おそらく買った物件、土地に満足しない顧客は二度とあなたのもとで物件を買うことは無いであろう。そうすると我々は長期的にみると大きな損失を受ける可能性がある。このように我々は物事を長期的な目で見るべきなのではないだろうか。 マルクスの資本理論によれば価値とは使用価値と交換価値に分類することができる。金銭とは交換価値の物差しということができる。お金や何かもので交換できるものは交換価値であり、使用することでしか果たせないものは使用価値といいます。 (2)我々はクローン技術の技術緩和について調べました。2019年に日本において動物におけるクローン技術の技術緩和が起き、緩和されました。 (3)この話は我々の人間関係にも関係してくる絵大事な話だと思う。人間関係において人から何か頼まれたとき、損得勘定だけで行動しているとその付けはいずれは自分に回ってくるのであろう。目先の利益にとらわれることをやめて物事を長期的に考えられる人間になっていきたいと思う。
A.チーム天然水 山崎優月、松永凛、皆川文音、高根澤颯太、斎藤?平、佐々木渉太 日本ではかつて、日本電信電話公社という特殊法人が、国内の電子通信を一手に担っていました。しかし、昭和28年7月31日に公布された公衆電気通信法により日本電信電話公社以外の企業が電話のビジネスに参入することが規制されていた。 その後1985年に公衆電気通信法が電気通信事業法に改正され、日本電信電話公社は日本電信電話株式会社 NTTとなり、ほかの企業も参入することが可能になり、民営化され、企業同士の競争による電話料金の低下や、サービスの種類が増えるなどの消費者の利益になる結果がでた。 他の民営化の例では、たばこや塩を専売していた1948の日本専売公社法よって設立された日本専売公社は日本たばこ産業株式会社 JTとなり、日本国有鉄道は 1987年に分割・民営化され JR各社となった。 Conceptualization 他の法改正による規制緩和の例では薬事法が挙げられる。現在医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、薬機法と略されるこれは保健衛生の向上を図るため有効性と安全性を確保できない場所では薬を売ることができなかったが、1960年医薬品販売業が細分化されどんどん範囲を拡張していったことで病院や薬局だけでなくコンビニなどで薬を買うことが可能になり、薬剤師不在でも販売することができるようなった。
A.(1) 講義内容の再話 ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-の講義では、ヴィクトル・ユーゴーが著した「レ・ミゼラブル」という小説を題材にして法と倫理、法の明文化について学んだ。ジャベール警部は罪人ジャンバルジャンを捕らえようとしていた。フランス革命が起き、革命軍にジャベール警部は捕まり処刑されそうになる。しかし、ジャンバルジャンによって助けられて命拾いした。しかし、ジャベール警部は自殺してしまう。その理由を私は次のように考えた。ジャベール警部はある選択を迫られた。それはジャンバルジャンを捕らえるか逃がすかだ。ジャベール警部は法の番人ではあるが、罪人であるジャンバルジャンに助けられた。恩人を牢獄にいれて法を守るのか、見逃して倫理を優先するのか。それに悩み苦しんだ結果、自殺してしまったのだと考察した。 (2) ワークショップ課題の発表要旨 規制緩和によって民衆の幸せにつながった例として、ガソリンスタンドのセルフサービスを例に挙げる。1998年に消防法の既成緩和があったことで利用者が自分で給油できるようになった。それにともない人件費削減によって単価が下がった。これによってガソリンスタンド側も利用者側も両者が幸せになったと考えた。 (3) 復習 復習として、ガソリンスタンドの他の規制緩和について調べた。2020年4月の法令改正によって、サービスルーム外からもタブレット端末などで給油許可を出すことが可能になった。これにより他の業務をしながら給油許可を行うことが可能となり、ガソリンスタンドの人手不足を多少は改善できたと考える。
A.ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権法とは何か価値とは何か考えてみましょう。法は倫理の最低限度これは法と倫理の関係に関する基本原則である。社会におけるルールをすべて法で定めることはない。これだけは国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められるという意味である。第1に、少なくとも法は倫理と相反するものではないということである。第2に、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということである。文章ですべてを表現することはできません。それがすべての倫理を法にすべきではないというひとつの理由でしょう。コンプライアンスは大切なことです。ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切です。 法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまいます。 そのようなことから、政府が定めた法令が物議をかもすことも事実です。人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、法にも限界があります。 倫理観は最後の砦となるのです。 規制緩和について調べてみましょう 規制緩和によって幸せにつながった技術を探してみましょう。 ひとつを選んで、技術と法律の関係について議論してみましょう。 チーム名 日産 書記:宍戸智哉 平尾朱里 大堀颯斗 佐藤智哉 日本電信電話公社民営化 電気通信事業の民営化と他の企業の参入条件の緩和が認められたことで電気通信サービスに新たな企業が参入し、競合他社との競争において電話料金が下がった。またサービスが豊富になり種類が増えた。 復習のため倫理観と法の相乗関係について調べた。
A.(1)講義内容の再話 製造物責任法(PL法)は、日本の法律であり、製品に欠陥がある場合に企業が責任を負うことを定めている。この法律は、消費者や技術者の保護を目的としており、製品の安全性や品質の確保に関する規定を含んでいる。製造業者は製品に欠陥がある場合、その製品が原因で消費者に損害が発生した場合に責任を負うことになる。PL法は、消費者の安全を守るために重要な役割を果たしており、企業は製品の品質管理や安全性の向上に努める必要がある。 (2)発表の要旨 航空法 (3)復習の内容 HACCP(ハサップ)は、食品安全に関するシステムの一つで、危害分析および重要管理点(Hazard Analysis and Critical Control Points)の略である。これは食品製造や処理の各段階で発生する可能性のある危険を特定し、評価し、制御するための体系的なアプローチである。 ・危害分析(Hazard Analysis): 食品製造プロセスで発生する可能性のある物理的・化学的・生物学的な危険を特定する。 ・重要管理点の特定(Identification of Critical Control Points - CCP): 危害を制御できる重要なポイントを特定する。 CCPの制御(Control of CCP): 各CCPで制御措置を設け、危険を防止または最小限に抑える。 ・監視(Monitoring): CCPでの制御を監視して、問題が発生する前に早期に対処できるようにする。 ・是正措置(Corrective Actions):もし問題が発生した場合、即座に是正措置を講じる。 ・記録(Record Keeping):プロセスの監視と制御に関するデータや記録を保持する。
A.(1)講義内容の再話 『レ・ミゼラブル』からルールの表現、法の在り方について考える。法の価値とは何だろうか。法律の入門で習う、「法は倫理の最低限度」という法と倫理の関係性を表した基本原則がある。倫理の最低限度という言葉の通り、全ての倫理を法的にすることは出来ない。また、その他ルールの遵守という点では前回の講義で学んだゲーム理論を振り返る。ゲーム理論では、個人の利益をお互いに求めようとするとうまくいかない場合が出てくることを学んだ。そのため、人々は社会規範、ルール、法律を遵守することで上手くいくようにしている。それが、5Sと呼ばれる整理、整頓、清潔、清掃、躾の項目である。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 技術と法律の関係 グループ名:ミイラ グループメンバー:一戸友花、田中ひかり、HANI UMAIRAH BINTI MOHAMEED SOID、佐藤百恵 役割:Data curation(データ整理) 技術と法律の関係を表す事例として、規制緩和の事例を選んだ。1988年の消防法の緩和により、ガソリンスタンドのセルフ方式が可能になった。元々は危険物取扱者乙4類保持者でなければ取り扱うことが出来なかったが、様々な条件付きで顧客自ら給油が可能になった。 (3)復習の内容 ワークショップで話し合った内容をWebClassの課題提出のために分かりやすくまとめ直し、間違った情報がないかあらためて確認をした。
A.(1)今回の授業はルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-というタイトルで行われた。この授業では「レ・ミゼラブル」を例として幼い家族のために、一切れのパンを盗み、投獄されたジャンバルジャンの話を行った。捨て鉢になり、泊めてもらったミリエル神父の教会から、銀の燭台を盗み出す。 警察に捕まったジャンバルジャンに、ミリエル神父は、「それはあなたに差し上げたものです」といった。 法の番人ともいえるジャベール警部は、執拗にジャンバルジャンを追いかけ続ける。 そのジャベール警部が革命軍に捕らえられて処刑されそうになるところを、ジャンバルジャンが救います。 ジャベール警部は、懊悩の末、セーヌ川に身を投げる。この話のよって法は倫理の最低限度であるという概念を知り、全ての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということを学んだ。 (2)【平常演習】109. 技術と法律の関係についてグループワークを行った。グループ名は「枯山水」、メンバーは神田燦汰、高泉快斗、平島駿、飯塚琢朗であった。議論する課題は規制緩和についてであり、規制緩和によって幸せにつながった技術を探した。その中からひとつを選んで、技術と法律の関係について議論した。議論では、医薬品販売の規制緩和について取り上げた。2009年に、コンビニで一般医薬品の販売が認められた。このことによって、緊急時に医薬品にたどり着くことができるようになった。 (3)復習として規制緩和の例を調べた。興味を持ったものとしてガソリンスタンドのセルフ式があげられる。1998年の消防法の規制緩和によってセルフ給油が可能となり、フルサービスよりも低価格で利用することができるようになった。これは法改正による例としてとても分かりやすかった。
A.(1)法と倫理は密接な関係性にある。民主主義における法とは「最低限度の規範」であり、国政によって最低限守らせるべきものとして定められる。つまり法は倫理の土台であり、相反するものではない。また、法は文章で明確に定められるものである以上、全ての倫理を法にすることはできない。したがって、法はあくまでも最低限度の規範として存在している。法では扱い切れない問題において倫理観は最後の砦として機能する。 (2)演題:ルールの表現と形式化ーコンプライアンスと知的財産権ー グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 役割:調査 私達のグループでは、規制緩和の例として「電力自由化」を選んだ。以前は、地域ごとに定められた電力会社からしか電気を購入することができなかったが、この制度改革により、各個人や商店を含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになった。 電力自由化により、それぞれのライフスタイルや商店にあったプランを選択できること、契約を一本化することによる管理の軟化、新規参入する会社が増えることが期待できる。 (3)ワークショップ課題で取り上げた電力自由化について更に調べた。電力自由化という言葉は聞いたことがあったものの、具体的にどのようなメリットがあったのかを知らなかったため、消費者がより柔軟な契約を結べるようになること以外に企業側にも利点があることを知り、学びに繋がった。
A.(1)講義内容の再話 ヴィクトル・ユーゴーが著した『レ・ミゼラブル』という小説があります。家族のために一切れのパンを盗み牢屋に入れられたジャンバルジャンはなにもかもに嫌気がさしミリエル神父の教会から高級そうな銀の燭台を盗みます。それによって警察にまたつかまりそうになりますがミリエル神父はそれは彼に差し上げたといい助けてくれます。ずっとジャンバルジャンを罪人として追いかけていたジャベール警部はその後もジャンバルジャンを追い続けますがあるとき革命軍に捕らえられて処刑されそうになります。しかし今度はジャンバルジャンがジャベール警部を助け出し、そのことに苦悩したジャベール警部はセーヌ川に身を投げます。このように法にはカバーできる限界があり、その足りない部分を補うためにも倫理を学ぶことが大切であることが分かります。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 今回のワークショップ課題は規制緩和によって改善された事例を一つ選んで発表しようというものでした。私たちの班ではセルフ式のガソリンスタンドを事例としてあげました。1998年4月から「危険物の規制に関する政令」、「危険物の規制に関する規則」の改正によってセルフ式のガソリンスタンドの設置が可能になり、人件費削減や利便性など多くの点で改善されました。 (3)復習の内容 授業で学んだことを振り返りました。技術だけでなく倫理観も身につけなくてはならないことを学びました。また法律にはカバーできる限界があり、その足りない部分を補うものが倫理であると思いました。
A.(1)講義内容の再話 レミゼラブルの動画を見て、倫理と法の関係について学んだ。法は倫理の最低限度であるという言葉からも分かる通り、社会におけるルールを全て法で定めることは出来ないが、これだけは守らなければいけないという最低限度の規範だけが、法として定められている。倫理は自分たちの生活にとって必要なものだが、それを強制力のある法的なものにすることは出来ないし、するべきではない。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 グループメンバー:杉山萌香 外崎彩乃 永野遥 長谷川なつ 医薬品販売についての規制緩和について調べた。 薬剤師不足、セルフメディケーションの推進、インターネットの普及などを背景に、2009年に薬事法改正が行われた。これにより、一般医薬品は薬剤師でなくても登録販売者によって販売が可能になった。登録販売者とは、一般医薬品の販売資格を有する人のことである。また、正式に認められた登録販売者がいれば、薬局以外にもコンビニやスーパーでも第二類医薬品、第三類医薬品を販売できるようになった。さらに、規制緩和により、薬剤師不在のときに閉局する必要がなくなった。 このように、医薬品販売の規制緩和によって、薬を必要とするときに病院に行かなくてもスーパーやコンビニですぐに手に入れることができるようになり、時間の短縮につながった。 (3)復習の内容 法と倫理の関係について、講義の内容だけでは身近な例がなく考えにくいと感じていたが、規制緩和の例を実際に調べてみて、倫理を法的なものにするべきではないという言葉の意味がよく分かった。自主的なルールを守ることが倫理に繋がる考え方だと感じた。
A.(1)講義内容の再話 多くの人が幸せに暮らせるように、安心して暮らせるようにルールというものは存在します。みんなが自由気ままに過ごしていたら世界は荒れ成り立たなくなるでしょう。しかし、世の中には人々に自由を与えず、多くの人を苦しめてしまう規則があるのも事実です。これでは幸せに生活をするためのルールの意味が失われてしまいます。規則や条例、法律を決定する際には自由・幸せと強制力・安全の均衡を取ることが大切になります。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 ルールの表現と形式化ーコンプライアンスと知的財産権ー グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 私達のグループでは、規制緩和の例として「電力自由化」を選んだ。以前は、地域ごとに定められた電力会社からしか電気を購入することができなかったが、この制度改革により、各個人や商店を含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになった。 電力自由化により、それぞれのライフスタイルや商店にあったプランを選択できること、契約を一本化することによる管理の軟化、新規参入する会社が増えることが期待できる。 (3)復習の内容 私は、規制緩和の例の1つとして「電力の自由化」を選びました。これは、家庭や商店を含む全ての消費者が電力会社、料金メニューを自由に選べるようになったというものです。この規制緩和により、各消費者のライフスタイルや価値観に合うような提供が可能になりました。また、契約を一本化でき、支払いや管理が楽になりました。消費者側だけでなく、会社側にも大きなメリットがあったことから、この規制緩和は多くの人々に幸せをもたらした良い例だと思いました。
A.(1)講義内容の再話 この日の日本において、我々の多くの自由は憲法や法律によって保障されております。例を挙げますと、信仰の自由・職業選択の自由・表現の自由などがあります。しかし、何にでも自由を主張しすぎると、かえって法律などによって自由が制限・統制されるようになってしまいます。なので私たちは自らの倫理観に基づき、自信を律して生活を営まないといけません。また、過去にはフランス革命があり、絶対王政から民主主義へ移行するのに多くの血が流れました。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動されます。 民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定めます。 (2) ワークショップ課題の発表要旨 チーム名:ENEOS長田 ガソリンスタンドのセルフ式 ・法改正によって利用者が自分で給油できるようにした。 1998年の消防法の規制緩和 ・利用者がフルサービスよりも低価格で給油可能に ※フルサービスに関しては、窓拭きや灰皿掃除など (3) 復習の内容 本講義では倫理観やルール内での行動、行動の制限など見えないものを形式化した時の影響などについて学びました。企業で働く際はコンプライアンスを遵守して働きたいと思います。
A. レ・ミゼラブルは、ヴィクトル・ユゴーの長編小説で、19世紀初頭のフランスを舞台に、パンを盗んだ罪で投獄された元囚人ジャン・バルジャンの苦難と救済を描いている。この作品は、社会の不正や貧困、人間の尊厳や自由などのテーマを扱っており、コンプライアンスの観点からも興味深いものがある。コンプライアンスとは、法令順守だけでなく、社会的規範や企業倫理などを含む内容で、企業の社会的責任を果たすために重要な概念。コンプライアンスを重視する背景には、企業の不祥事や倒産が増加していることがあります。コンプライアンス違反は、消費者や社会に対する信頼や評判を失うだけでなく、法的な制裁や損害賠償の負担にもつながる。PL法とは、製造物責任法の略称で、製造物に欠陥があって消費者に損害が生じた場合に、製造業者に損害賠償責任を課す法律。PL法は、消費者の保護と製造業者の責任の明確化を目的としており、コンプライアンスの一環として重要な役割を果たしている。PL法に違反すると、製造業者は、消費者からの損害賠償請求に応じなければならない。 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 「規制緩和における個人の自由」 24時間営業になり、自由に何時でも給油できるようになった。接客によるストレス緩和。 知的財産権とは、人間の知的創造活動の成果について一定期間の独占権を与える制度で、特許権や著作権などの知的創造物についての権利と、商標権や商号などの営業上の標識についての権利を定められている。知的財産権制度は、知的財産立国の実現を目指す政策であり、知的財産の保護と利用に関する様々な施策が進められている。知的財産権を取得・活用することによって、企業は、競争力の向上やイノベーションの促進につなげることができる。
A.(1)講義内容の再話 この講義では、コンプライアンスの法規と限界について学んだ。まずはじめに、レ・ミゼラブルという小説の紹介があった。レ・ミゼラブルは私自身も読んだことがあったため、講義での話を理解することができた。レ・ミゼラブルはフランス革命が起こっている時代の話であり、絶対王政から民主主義へ移行する間のお話である。絶対王政では、君主がすべての権利を持ち(専制政治)、法を取り締まる国家権力として、強い警察権が発動される。民主主義では、国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、「最低限度の規範」だけが、国民から信託を受けた国政が法として定める。そんな中で、ジャベールという警察官が、昔犯罪を犯したジャンバルジャンを捕まえるために追いかけていたのだが、そのジャンバルジャンに助けられたことをきっかけに、自分がやっていることが正しいのかわからなくなり、自殺してしまう。 法は倫理の最低限度とあるように、社会におけるルールをすべて法で定めることはない。また、全ての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきではないともある。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 課題は、技術と法律の関係であった。 発表では、ガソリンスタンドの規制緩和の例を調べた。昔は、セルフで車のガソリンを詰めることはできなかった。しかし、従業員がタブレットを使って客の車にガソリンを給油することに、許可を出せるように規制緩和された。人手不足を解消することができ、人件費を削ることもでき、ガソリンの値段も下がる。また、業務の効率化を図ることもできる。 (3)復習の内容 ほかの発表者の例として、薬事法の改正により、コンビニ等での一般医薬品販売が認められようになった。これによって医薬品が簡単に入手できるようになった。
A.(1) 5Sとは整理、整頓、清潔、清掃、躾で構成されている。整理は赤札作戦など。整頓はどこに何をいくつおくか。清潔はゴミや汚れの発生源を断つこと。清掃は点検や清掃保全。躾は決められたルールを遵守することである。前回の講義で学んだゲーム理論は、個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないケースが出てくるため、社会規範・ルール・法律を作ってそれらを守っていく必要がある。5Sの躾がそれに相当する。しかし、政令が定めた法令が物議をかもすなど、法にも限界があるため、倫理観は最後の砦となる。 また、特許に関して、特許法とは特許を勝手に使って特許権者に損害を与えた場合、損害賠償しなければならないことを定めたものである。 (2) ワークショップ課題は、「技術と法律の関係」について考えた。規制緩和により幸せになった例として、私は保育所への民間参入を提案した。緩和前は、保育所の設置は市町村および社会福祉法人に限られていた。しかし、2000年3月に規制改革が起こり、設置基準を満たしていれば民間法人でも経営が可能となった。これにより、保育所に入所できなかった親御さんも安心して働けるようになったと考える。 (3) 復習として、パテント・トロールについて調べた。パテント・トロールとは、第三者から買い集めた特許権を行使し、自らは事業活動を行わずに、実際に製品の製造・販売などを行っているメーカーなどに対して多額のライセンス料の支払いを求めたり、巨額の賠償金目当てに特許権侵害訴訟を仕掛ける組織のことである。
A.(1)法とは、法は倫理の最低限度であり、法と倫理の関係に関する基本原則である。社会におけるルールをすべて法で定めることはない。これだけは国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない最低限度の規範だけが、法として定められるという意味である。よって、すべての倫理を法にすべきではないという一つの理由である。また、ゲーム理論は、 個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないケースが出てくることであり、そのために社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があるというものである。その例として挙げられるのは5Sの躾である。 次に、国際標準機構である品質のISO9000,食品のHACCP,環境を守るISO14000について述べる。これらは、メーカーと消費者が囚人のジレンマに陥らないようにするためのルールである。また、ISOなどの業界団体による自主ルールだけでは足らず、 作ったものが損害を与えた場合、賠償責任をとるように行政が法整備を始めた。その例が品質のPL法、環境PRTR法である。 (2)ワークショップ課題内容:技術と法律の関係 チーム名:ピンク メンバー:佐藤きらり、神谷明里、加納和乃、鹿間桜、武井茉央、松永凛、山崎優月、皆川文音 内容:私たちは、例としてゴミを分別せずに捨てることを選んだ。分別は、面倒であるため、燃えないゴミや資源ごみを燃えるゴミと一緒に出す。ゴミを出す人にとっては楽であるが、全体のゴミの量は増える。分別されないため、資源リサイクルはできない。ゴミの処分には税金が使われているが、分別をしなったことにより、ごみの量が増えると税金を無駄に使ってしまうことになる。 (3)ISO9000について詳しく調べた。ISO9000とは、品質マネジメントシステム-基本及び用語である。ある一定の範囲を適用できる組織のことを言うISO9000は要求事項の規格ではなく品質マネジメントシステムの基本概念や用語の説明をする規格になるものであるということが分かった。
A.(1) 講義の内容の再話 03、ルールの表現と形式化-コンプライアンスト知的財産権- 自由の中にほんの少し法律に預け、みんなが幸せになるルールを設ける。レ・ミゼラブルには幼い家族のためにパンを一切れ盗み投獄されたジャルバルジャンは泊めてもらった教会から銀の燭台を盗み警察に捕まるがミリエル神父は「それはあなたにあげた物」だという。その後一人の警部に必要に追いかけられるようになるジャルバルジャンですがその警部が革命軍に捕まり処刑されそうになるところを救い出します。警部は懊悩の末セーヌ川に身を投げます。フランス革命では絶対王政から民主主義へ移行するのに多くの血がながれました。絶対王政では主君がすべての権利を持ち、法を取り締まる国家権力として強い警察兼が発動されるが民主主義では国民が主権を持ち、ほとんどは国民の倫理に委ねられ、最低限の規範だけが国民から信託を受けた国政が法として定める。「法とは倫理の最低限度」すべての倫理を法的な物にすることはできない、あるいはすべきでないということである。これは法学入門で習う法と倫理の関係に関する基本原則である。 (2) ワークショップの課題 技術と法律の関係 酒類販売業免許撤廃 酒税法の改正により免許がなくても酒類の販売が可能になった。これにより規制されていた新店の出店につながった。 規制緩和後は人的要因を除き自由化され、スーパー、コンビニ、薬局チェーンなどでも申請が可能になり、より多くの店で買えるようになった。 (3) 復習 自由の中には他者が存在する限りそれを尊重するために規制を持つことが大切だと学んだ。
A.(1) 「レ・ミゼラブル」は、1本のパンを盗んだことをきっかけに、結果として19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描く作品である。作品中ではナポレオン1世没落直後の1815年から、ルイ18世・シャルル10世の復古王政時代を経て、七月革命後のルイ・フィリップ王の7月王政時代の最中の1833年までの18年間を描いており、さらに随所でフランス革命、ナポレオンの第一帝政時代と百日天下、七月革命とその後勃発した六月暴動の回想・記憶が挿入される。当時のフランスを取り巻く社会情勢や民衆の生活も、物語の背景として詳しく記載されている。 聖徳太子は日本で初めての法律(律令)を作った(十七条の憲法)。しかし、文字に人間のすべてを記すことは不可能である(特にデジタル化が進んだ現代ではなおさら)。 埼玉県の児童虐待に関するトンデモ条例案(子どもの放置を禁止する法案)は、おまかせ民主主義の問題点を示している。このようなことが続くと絶対王政に逆戻りしてしまう。絶対王政が必ずしも悪であるわけではなく、君主が真っ当な形で治めていれば問題はない。しかし、この例は主旨はわかるが文字に表しすぎて自由権を侵害してしまうものである。 ISO(国際標準化機構)は民間組織型の非政府組織で、民間が民間のための規格を作成する。国内の場合であれば、例えばコンセント。どこでも同じものが使える。規格は最先端のものであってはならない。最先端だからといって独自のものを採用してしまうと非常に不便なものになってしまう。山形大学はISO14001を取っていたが、仕事量が増えて色々と面倒くさいのでやめてしまった。 製造物責任法(PL法)を体現する前例として、昔アメリカで電子レンジに猫を入れて使用し猫が死亡してしまい、消費者側が訴訟を起こしたものがある。裁判所の判断は「電子レンジの取扱説明書に猫を入れてはいけないという記述がない」ことから、製造側に非があるというものになった。 コンプライアンスは法令遵守を意味するが、近年ではそれだけではなく社内規範、社会規範、道徳、倫理に従う事を言う場合が多い。コンプライアンス違反という形で悪者探しに走ることが流行っているが、社会が萎縮してしまうなど負の側面が非常に大きいためやってはいけない。 (2) 016年4月の電気事業法改正による「一般家庭向けの電気の小売事業への新規参入」を選んだ。 これによって、電気の安定供給の確保、事業者同士の競争を促進させることによる電気料金の抑制、電気利用の選択肢や企業機会の拡大が期待できる。 課題として、消費者を詐欺などの被害から守る決まりなどが必要、電力全面自由化後は義務の撤廃などが必要である。 (3) 講義中にふれた埼玉県のトンデモ法案について、詳細とその後について調べた。 埼玉県虐待禁止条例は2017年に成立し、2018年から施行されている。この条例は児童、高齢者、障害者に対する虐待の禁止並びに虐待の予防及び早期発見その他の虐待の防止を基本理念としている。 しかし、2023年に提出された改正案は、小学3年生以下の児童だけで留守番をさせる行為を禁止し、4年生以上の児童については努力義務を県民に課す内容であった。この改正案は、児童相談所への通報が義務付けられるものであった。 この改正案は、子育て世代からの反発が強く、共働きや片親の家庭が過重な負担を強いられることを懸念する意見が相次いだ。オンラインの反対署名には10万筆以上が集まり、自民党の国会議員からも批判の声が上がる事態となった。 このような反対運動の拡大に対して、議案を提出した自民党の国会議員からも異論が続出し、提案した自民党県議団は改正案の取り下げを表明した。これにより、委員会で可決された条例案が本会議での可決・成立を前に提案した会派からの申し出で撤回される異例の事態となった。 その後、埼玉県知事は、「新たに県として、条例を提案するというニーズは持っていない」と述べた。これにより、改正案の再提出は現時点では予定されていない。
A.ゲーム理論は、 個人の利益を最大限にしようとするとうまくゆかないケースが出てくることを学びました。 そのために社会規範、ルール、法律を作ってそれらを守ってゆく必要があるということです。5S の躾がそれに相当します。決められたルールの遵守でありコンプライアンスです。訓練し、習慣化しているかどうかが重要になります。法律において「デジタル社会」とは、 インターネット その他の高度情報通信ネットワークを通じて自由かつ安全に多様な情報又は知識を世界的規模で入手し、共有し、又は発信するとともに、 官民データ活用推進基本法、第二条第二項に規定する 人工知能関連技術、同条第三項に規定する インターネット・オブ・シングス 活用関連技術、同条第四項に規定するクラウド・コンピューティング・サービス関連技術その他の従来の処理量に比して大量の情報の処理を可能とする先端的な技術をはじめとする情報通信技術を用いて 電磁的記録として記録された多様かつ大量の情報を適正かつ効果的に活用することにより、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展が可能となる社会をいいます。コンプライアンスはもちろん大切なことですがルールを定める本来の目的を見失わないことが大切です。法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまいます。そのようなことから、つい政府が定めた法令が物議をかもすこともあったのも事実です。人は過ちを犯すし、法を定めるのが人であり、文字による表現である以上、法にも限界があるので倫理観は最後の砦となっているのです。 酒類販売業免許の撤廃 酒類税の改正 規制前は免許により新店の出店が規制されていましたが、規制緩和後人的要因を除き自由化され、スパー・コンビニ等や薬局チェーンなどにも申請可能となり、より多くの店で購入できるようになりました。 法にも限界はあるため、倫理観を持つことの大切さを感じました。
A.この講義では知的財産権について考えた。自分の人生は自分の好きなように生きたいです。しかし人類みんなが好き勝手に生きたら秩序はなくなり楽しい人生を送れない世の中になります。だから、法律があり、その中でできうる自由をして生きていくわけです。授業資料で出てきたレ・ミゼラブルを読みました。ジャンバルジャンに救われたジャベール警部はプライドから自分の身を投げ出しましたが、私にはその選択が正しいとは思いません。親切心が無駄どころか負に作用しているのがなんとも言えないです。物語としてはいいですが。法は倫理の最低限度という法と倫理の関係に関する基本原則です。法は倫理と相反するものでも、倫理を法的なものにすることが必要ということではなく、法と倫理は互いに補完関係にあるものだと思っています。 ワークショップでは規制緩和によって幸せに繋がった技術を例にとって技術と法律の関係について考察しました。チームメンバーは芳賀海翔、成澤琉希、山口雄暉、北林京悟、長岡泰助です。話し合った内容は以下のとおりです。電々公社の民営化に伴う電話機メーカーの指定の解除のより、価格と性能の競争が生じ高性能な電話機が低価格で購入できるようになった。 セルフ式ガソリンスタンドで従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるようになったことで、人手不足の中の業務の効率化が図られた。 今回の知的財産権や法と倫理の関係を考えるほど、囚人のジレンマと似ている構造になると感じました。それほど難しい話であるということです。
A.(1)前回までのゲーム理論では、自分の利益を考えているとうまくいかない。それを解決するためにルールというのが存在します。知的財産権には知的創作物についての営業標識についての権利に分けられ、特許を使い、損害を与えたら、損害賠償することになる。 (2)演題:ルールの表現と形式化ーコンプライアンスと知的財産権ー グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 発表で果たした役割:概念化 私達のグループでは、規制緩和の例として「電力自由化」を選んだ。以前は、地域ごとに定められた電力会社からしか電気を購入することができなかったが、この制度改革により、各個人や商店を含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになった。 電力自由化により、それぞれのライフスタイルや商店にあったプランを選択できること、契約を一本化することによる管理の軟化、新規参入する会社が増えることが期待できる。 (3)規制緩和によって幸せにつながった技術として、電力の自由化が私たちのグループであがった。電力の自由化とは、2016年以降家庭や商店を含むすべての消費者が、電力会社、料金メニューを自由に選択できるようになったそうだ。メリットとしては、環境を考慮した電力会社をじゆうにせんたくできるようになったことや、ライフスタイルにあったプランの選択ができるようになったそうだ。私も実際に、一人暮らしをして、料金のシミュレーションをしてみて、安くなるプランもでてきた。
A.(1) 「法は倫理の最低限度」である理由は、すべての倫理を法にすべきではないためである。例えば駐停車禁止除外指定の場合、どれほどのケガや障害を持っているかを細分化はできないため、倫理的には除外すべきでも、それを明確な基準にする法には落とし込めない。 法律やコンプライアンスを守ることは重要であるが、なぜそれを守るかを見失わないことが大切。 人が定めた法にも限界があり、その最後の砦となるのが倫理である。 ただ実験しただけでは発表者でも発見者でもなくただの作業者であり、新しい知見を見出した人が発見者、その結び付け、特許性を見出した人が発明者である。 ただの作業者が発見者として名を連ねたりすると、公文書偽造で特許が無効になりかねない。 特許は交換価値であり、会社同士が特許を交換することをクロスライセンスという。 著作権は音楽や映画がデジタル化して複製が簡単になったことをきっかけに、その著作者の権利を守るためにその法律が発達した。 (2) 規制緩和について 企業の農業参入チーム 滝口裕也 ?橋俊亮 発表者 吉田天音 島川真於 企業の農業参入についての規制が緩和された。これによりアイリスオーヤマやオリックスなどが、農業をもとにした製品を開発できるようになるなど、企業の視野が広がった。 (3) 企業が農業に参入する規制が緩和された。 これによって、企業の事業範囲が拡大できるとともに、別視点からの情報も入手でき、企業の発展につながる。 アイリスオーヤマやオリックスがその例である。
A. 知的財産などの法律を守ることの意義について考えました。自分だけという考えがもたらす効果について第二回で学んだゲーム理論を用いて議論しました。レ・ゼラブルを例に法律の社会における存在意義と、法律と倫理の関係を考えた。また、社会に存在する法律を守る意義と必要性についてゲーム理論を用いて議論した。 チーム名は、日産です。司会進行をしました。メンバーは、平尾朱理、大堀颯斗、宍戸智哉、佐藤智哉です。話し合った内容は、法律の規制緩和がもたらすメリット、デメリットについて話し合いました。 日本電信電話公社民営化 私たちのチームでは、電気通信事業者の民営化と他の企業の参入条件の緩和が認められたことで、電気通信サービスに新たな企業が参入し、競合他社との競争によって電話料金が下がった。また、サービスの種類が豊富になった。 私は、電力自由化について考えました。電力自由化とは、旧一般電気事業者により独占されていた家庭などに向けた電力小売が2016年4月に行われた法律の改正により全面自由化されたことを言います。この規制緩和により様々な業種の企業が電力の販売を行えるようになりました。様々な企業が参入することによって、消費者は価格の安い電力会社や、お得なサービス付きの電力会社を自由選択できるようになり、家計の負担を軽減することが出来るようになった。しかし、デメリットとして、大型の電力会社は安定しているが参入したての小さな会社は潰れる可能性が高く、電気契約をしてすぐに値段が上がるなどのデメリットが考えられる。
A.(1)技術は一般的に知的財産として、その知識や情報における権利が付与され、これらのルールというものは、最低限の倫理を保証するものであることを示しており、これは、それらの抽象的な知識や学術的技術というものを画一的に律することは大変難しく、社会通念条必要な部分に関してのルールを定めているものに過ぎないことを今回の講義で学ぶことができました。 また、コンプライアンスを遵守することは大切なことであるが、ルールを定めることの目的損なわない事が重要であることも同時に学びました。さらに組織がコンプライアンスを遵守することは、信頼性の向上、法的なリスクの低減、組織の評判の保護などにつながルコとから、これから社会に出るものとして、これらの項目を守ることは重要なことだと再認識することができました。 (2) グループ名は枯山水です。 私たちのグループでは、医薬品の規制緩和について取り上げて話し合い、コンビニで一般医薬品の販売が認められるようになった。 薬局と違って、コンビニは24時間営業がおおいため、夜中の緊急時にも薬を買うことができる。 (3)研究室などの組織として活動する必要がある場面において、どのようにコンプライアンスを遵守させれば良いかに興味を持ったので、コンプライアンスやマネージメントに関する内容の本を読むっkとで、どのように組織を動かし、生産性を持って活動ができるようになるかについて深く学ぶことができました。
A.(1)映画『レ・ミゼラブル』予告編を観てみました。この動画を観て,我々はどのような意図があっても,それはどんなによくても,ルール上に許されないのなら,自分が悪いとみなされます。逆に,その意図はどのように悪くても,どのような悪い行動をとっても,ルールや強者の味方にすれば,逃れる可能性は高くあります。つまり,人生は不公平ということである。 (2)グループ名:ミイラ(田中ひかり,一戸友花,佐藤百恵)役割:調査 演題:規制改革 規制改革の事例:セルフ式のガソリンスタンド;消防法(1998年)によって緩和-危険物取扱者24を持っている人のみの業務だったが,緩和によって条件付きで自らできるようになった (3)規制改革の事例:RFID(非接触型のICカード・ICタグ)「Suica等」 1)13.56M?帯利用システム;(1988)ワイヤレスカードシステム―>(2002)多様化する利用形態に柔軟に対応できるよう技術基準を緩和,形式指定を受ければ個別申請を不要とするなど申請手続きを簡素化 2)2.4M?帯利用システム;(2002)干渉に強い周波数ホッピング方式を導入できるよう制度を改正->複数の無線局間で共通の予備装置を持つ場合,設備変更の届出を不要化
A.(1)ゲーム理論から個人の利益を最大限にしようとするとうまく行かないことがわかった。ゲーム理論の悪結果を防ぐために、決まった社会規範、ルール、法律を守る必要があると言える。ここで、 5S の原則が紹介できる。5sは5つの基本原則から成り立っている。それは整理、整頓、清掃、清潔、躾である。整理は不要なものを取り除き、必要なものだけを残す。また、整頓は仕事で使用するものを整理された場所に配置し、必要なときに迅速かつ容易に取り出せるようにすることである。さらに、清掃は作業場や機械を清潔に保つことである。次に、清潔は定期的な清掃や整理整頓の習慣を確立し、清潔で安全な状態を維持することである。最後に、躾は習慣づけや継続的な改善を行うことである。5s原則を実現する事により、作業環境の品質が向上し、仕事の効率化を望むことができる。 (2)演習109、チーム、21512311アミラ、21512146石川ほのか、21512274佐藤友香、21512287樋口水紀、21512264安達友希乃 【石川ほのか】私達のグループでは、規制緩和の例として「電力自由化」を選んだ。以前は、地域ごとに定められた電力会社からしか電気を購入することができなかったが、この制度改革により、各個人や商店を含む全ての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになった。 電力自由化により、それぞれのライフスタイルや商店にあったプランを選択できること、契約を一本化することによる管理の軟化、新規参入する会社が増えることが期待できる。 (3)知的財産権は個々の創造性や知識に基づく権利で、その保護と利用に関する法的な概念である。知的財産権はアイデアや創造物に対する所有権を確立し、創造者や発明者に対してその成果物を保護する機会を提供する。主な知的財産の種類は特許権、商標権、著作権、意匠権、独自性のある事業情報である。これらの権利は、創造性や革新を奨励し、その対価として知的財産権者に特定の権利を与えることで、経済的なインセンティブを提供している。
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。