大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A.工業廃水に含まれる成分が人体に対してどの程度の有毒性があるのかを事前に知っておき、対策することが必要と考えた。
A.水俣病を例にとり、予見可能性と結果回避義務について議論した。 私は、当時の人が生物濃縮まで思い至れたかというとそれは困難なことであると考えた。海水による無限希釈によって中毒量以下になると考えても不思議ではない。
A.予見可能性と結果回避義務について 論文等の情報も多くはない当時に公害を予測するのは難しかったのではないかと議論した.
A.事故の発生初期は予見可能性と結果回避義務はなかったと考えられる。しかし熊本大学の研究などでメチル水銀の危険性が明らかになった時期には予見可能性と結果回避義務の両方が発生したと考えられる。
A.ウェブクラスの出席は対面になったらいらないと思い、出席ボタンを押していませんでした。教室にはいったためカードでの出席はしています。 技術者としては十分に検証しないで大丈夫だろうでやっていってはいけない。 技術者としてではないが、失敗は認め、早めに責任を取って賠償なり、保証なりをする必要がある。
A.どの事故も、技術者、企業の確認不足が招いている。排出する物質についてどのように変化していくのかを予見することが技術者に求められている。
A.それぞれの公害は予見できるものだと考えました、排水の処理などは一番気を使うべきところだと感じた。 しかし、これらの予見をして回避するためには技術者の自分ひとりでは厳しいと考えた。よって計画段階での安全性についての話し合いを狭いコミュニティだけでなくいろいろな人に意見を出してもらうべきだと考えた。
A.予見可能性や結果回避義務を全うするにはどうすべきかということについて話し合った。水俣病の一件は、日本窒素肥料株式会社が熊本県水俣湾に排出した工業排水にメチル水銀が含まれており、それを魚介類が食物連鎖によって生物濃縮し、その魚介類を周辺の住民が食べたことで起こった。人間は日常的に魚類から有機水銀を摂取しており、摂取が一定の範囲内であれば適切に排出され問題ない。しかし、当時の日本窒素肥料株式会社は触媒を変え、排出される有機水銀の量が多くなったために、この事件は起こった。このことから、「技術者は、使用する化学物質を変えるなどの変更点があった場合にはそれによって起きる危険を把握すべきである。その危険を把握するために知識をたくさんつけておくことが予見可能性や結果回避義務を全うするのに重要だ。」という結論に至った。
A.予見可能性について、水俣病などすべての公害においてその化学物質や生産方法を専門に扱っている研究者くらいにならないと、潜在的な危険性に気づくことは難しいなと考えさせられた。技術者としては、今までに起こってしまった事例に目を通し少しでもリスクを減らしていくことが必要だと思った。 結果回避義務については、予見できたものならば必ず事故につながらないようにしなければならない。知らなかったなど隠したり逃げたりすることは許されず、倫理観を試される。
A.水俣病にピックアップして考えた。結論として、この事件は予見する事や結果を回避する事が難しかったのではないかと考えられた。理由としては、当時、日本が経済成長していく中で、大気や土壌に汚染物質を放出していた企業はたくさんあり、それが今ほど悪であると考えれられていなかったのではないかと思うからである。 防ぐには、技術者全体に環境汚染に対する倫理観を持たせておく必要があったと思われるが、それは難しい事であると考えられる。
A.外部からの情報を鵜?みにせず、自分で確認を行うことが重要であると感じた。自分で化学反応の確認を行うことで、正しい反応であるかを確かめることができ、様々な条件で行うことで、新たな副生成物が生まれないかなども確認できると考えられるから。 授業に出席していましたが、出席ボタンがあることを忘れていたためボタンを押していません。
A.水俣病は、その頃の技術者にとってそれを予見することは難しかったのかもしれないが、その後の対応が技術者倫理に欠けていたということを話し合った。
A.後から言うのは簡単だが、危険回避の調査を怠った場合が多くみられ、企業倫理として必要な対応を取れていない。
A.環境保全と資源問題を怠ったことにより、イタイイタイ病や、四日市ぜんそくなどの公害が起こった。工場で働く技術者たちが、工場から排出されるものがどれだけの害を環境や人の生活に与えるか、予期していたのか、または予期していたにも関わらず影響が見えるまで放置していたのか議論した。
A.水俣病を例に取って考えた。この問題は、利益を優先した結果起きてしまったことだと考えた。また、当時はメチル水銀についてきちんとした情報がなかったことも影響していると議論する中ででた。このことから今後このようなことが起こらないためにも、便利な物であったとしてもきちんとその物質の性質や危険性を研究などで明らかにしてからでないとしようすることは避けるべきであるという結論に至った。
A.水俣病については排水についてよく調べていないことが問題であるため、工場の外に流すときは成分について調べて環境にどのような影響があるかを考えるべきであるという結論になった。
A.市場のニーズにこたえ、人々がより良い生活を送ることができるように研究結果が生まれることは重要であるが、これを行使する場合には知識だけでは賄いきれないところを予見可能性と結果回避義務に乗っ取り、あらゆる可能性を考慮していくことが大切であると考える。
A.四大公害が起きた当時現場にいた科学者には、十分な知識がなかった。そのためまさかこのような公害が起き、多くの人の命や自由を奪うことになるとはゆめゆめ思わなかっただろう。そのため、この事件に関しては予見可能性はあまりなかったと思われる。しかし問題なのは、その後の対応である。問題を起こした企業や国は、公害による障害をみとめず、十分な補償を行わなった。これに関しては結果回避義務に欠けていたと考えられる。これらの公害から学ぶべきことは、予見可能性である。現在は多くの知識が誰でも手軽に得られる。そのため、あらゆることを予測し、もし起きてしまった場合の対処法まで考えるべきである。リスクは最小にするべきである。
A.水俣病の原因である、工場排水に含まれるメチル水銀のように予想できた事故なのではないかと議論した。また、その際に事故が起こってしまった後のことも考えなければならないのではないかと議論した。
A.授業内では水俣病について、課題では四日市ぜんそくについて取り扱った。過去にない事例の危険を予測することは難しいことである。だからこそ、最大限、危険を予測し、結果を回避する義務があるし、それに努めるべきであると思う。そのためには、各個人や各企業がリスクについて考えるべきであり、加えて、それらを共有・議論する場を設けるべきであると思った。
A.技術者や企業の上の人たちからの圧力などに負けずしっかりとどのように何がおこるのかを自分の頭で考えることの重要性に気づけました。 それに加え、そのように自分の頭で考えたり、上からの圧力に負けない難しさも知ることができました。
A.危険性が予知できる場合は最大限取り除かなければならないし、もしそれにより被害が出た場合疑惑の段階であってもいったん製造を止め被害にあった人への保証をすべきであると感じた。
A.正直、すべての可能性を考えようとすると、新しい商品を生み出すのは本当に困難だなという友達の話が合ってすごく共感しました。
A.事件が起きるということは何かしらの原因があり、人々が気づかないようなとこから起こることが多い。その中で、危険な事態や被害が発生するという可能性を事前に確認できるかが重要で、さらにもしその事件が起きてしまったときにいかに被害を最小限に抑えることができるかを直ちに検討し、対策できるかが大切なことであると感じた。
A.はじめ、水俣病はチッソが予見可能性を十分に認識できていなかったがために起こった事故であると考えた。予見可能性を十分に把握し、結果回避義務に従っていた場合、メチル水銀の排出による水俣病患者の発生は防げたのではないかと考えた。しかし、先生や友達の話を聞いて、本来反応しない触媒が反応して河川に流れ出し、それが他の生物に蓄積して、それを食べた人間の身体に影響を与えるなどという予見は前例がない限り難しいことであると思った。このような事故が起きてしまった場合には、迅速な原因究明と被害者への対応が最も重要であると考えた。
A.公害と呼ばれるものは、発展途上であったり開発途中であった時代に頻発していることから、当時ではリスクや害を予見予測できなかったと話し合いました。その当時では一体誰が悪いのか、ということも議論になったかもしれませんがそういった過去があるという現在は、その事実を踏まえて再発防止として可能な限りリスクや環境への影響、人への害や影響を予見予測し、回避策や対策を考えていくべきだと結論がでました。
A.福島第一原子力発電所事故を例にとり、当時「想定外」と言われていたことが後に「想定内」と言われるようになったことについて考えました。技術者は、自分の扱う技術の便利さだけでなく恐ろしさにも目を向けて、AIやビックデータ解析を用いて想定されるあらゆるリスクに対応することが大切だと思いました。
A.水俣病を例にとると、水俣病は、有機水銀を含んだ魚介類を摂取したことによって起こった公害病である。 水銀が生物に悪影響を及ぼすことを事前に調べておけば、公害の問題にはつながらなかったと思われるため、これは予測できたのではないかと思います。結果を回避する義務があったとしたら、予測できたと考えられるので回避することができたと考えられます。
A.水俣病について考えた。 原因究明や結論が先延ばしされている間に対策が遅れ、 被害が拡大してしまった。これは、企業が情報を隠して因果関係を否定、行政が企業利益を優先し、原因究明と対策を遅らせたためである。ここから、自分の利益よりも、人々の安全や環境について目を向けるべきであると考えた。
A.新しい製品の開発において、環境に害を与えていないか、製品は人体などに害がないかなど、よく調べることや、法律であらかじめ定めるなどの措置によって結果回避ができると考える。また、きれいな水・空気に戻してからの排出を行う必要があると考える。
A.危険を、私たちが予見することはできないのではないかと考えました。だからこそ、法による規制や、組織内での統率、情報の開示などを駆使するべきなのではと思います。
A.工場などの製造現場では環境に排出するものに関してあらかじめ安全性を検討したうえで、その安全性が確認できてから運営を開始するべきである。 また、周辺の地域で異変が見られた場合は直ちに工場内の点検や排出物質などの検査を行い、第三者調査委員会等に積極的に協力する必要がある。 原因が自社にあったことが判明した際には、直ちに工場内での問題点を見つけ、同じような事態が二度と起こらないように対策する必要があると議論した。
A.この回から、対面授業に切り替わり、直接友達と議論できるようになった。公害の例を学び、技術者としてとるべき行動を考えた。予見可能性と客観回避義務を果たすためには、技術者として、十分な注意と知識を得る努力をあらかじめして企業は製品の生産を行わなければならにと議論した。
A.今まで公害について聞くと、事前に予測することはできなかったのか!と思っていましたが、思いもよらない物質が発生していたこともあるなど驚きました。しかし企業は排出する物すべてに責任を持って、地域の人の安全を守る必要があると思いました。 課題の提出期限が分からず、提出し遅れてしまいました。
A.この授業では、動画を見ることで水俣病がどのような病であったのか、どのように起きたのかを学んだ。その後、当時、工場で予見可能性がなかったことを踏まえて、これから同じようなことが起きないためにはどのような取り組みが必要であるかを話し合った。
A.予見可能性とは、事故等損害を発生させるような危険な事象の発生を,その事象が発生する前に予想することができたかどうか、ということである。また、結果回避義務とは、予見した危険な事象に対し,その事象が発生する前に対処し,その事象の発生を回避する義務のことである。水俣病は、工場から排出されたアルキル水銀化合物が原因となり、それを魚が摂取し、さらにその魚を人が摂取するという生体濃縮により引き起こされた。正確な知識が不足していると予見可能性について検討することができず、危険な事象が発生する可能生があるため、化学者は扱っている薬物の特性や危険性を正確に理解し、その廃棄方法までよく検討しなければ成らないと思った。
A.事前に公害病について学ぶことと、そのようなことが起きないように環境に対して安全な心を持つなどと話した。
A.公害問題を例に、問題を予見し、回避のための行動をとることは重要であるとはしながらも、それでも起きてしまうことはあり得る。 その際の対応こそが最も重要であるという議論を行った。
A.技術者であればある程度どのような反応が起こるのかなどを理解しているはずであるから排出するときにもっと慎重にならなければいけなかった。
A.当時の日本は、安全や環境よりも生産を重視したものが多かったようでした。健康問題が発生することがわかっていながら無視して生産していたことは非常に問題となりました。予見可能性を把握するだけでなく、結果回避義務を履行することが今後の社会にとても必要なことだと思いました。
A.水俣病などは化学工場から海や川に流れた化学物質を含んだ魚などを人々が食したことで発生した公害である。原因となった工場は化学物質をそのまま海や川に排出したら人々と環境にどのような影響を与えるのかを考えられなかったことから予見可能性が最も足りていなかったと考えた。結果回避義務は、予見可能性において予測した事故をどのように防ぐかを考える義務のことであるため、予見可能性が足りていないと、結果的に結果回避義務も不十分となってしまうと感じた。
A.水俣病は最初、食中毒と認識された。しかし、「食品衛生法」は適用されなかった。原因物質として有機水銀が指摘されると、企業(チッソ)は、社内ではすでにアセトアルデヒド合成反応液中に有機水銀が存在していることを把握していたにもかかわらず、使用しているのは無機水銀であり、有機水銀に変化せず、有機水銀の毒性は不明と述べた。水俣工場は水俣病とは無関係であり、水俣病は「予見不可能」と主張していた。しかし、1956年には有機水銀中毒症例報告が多数存在していたため、水俣病は「予見可能」であったのではと考える。その後、チッソの廃棄物の処理方法や立地条件、水質の違いなどから水俣病の発生は当然であったことが明らかになった。しかし、これらの明白な事実は無視され続け、現在でも行政と一部研究者は、水俣病の発生は予見不可能であったと主張している。
A.水俣病も塩ビ管を作成するために有機水銀が発生してしまった。技術者は生活を豊かにするために製造し、当時は安全だと思われていたものが有害物質であった。これは全て技術者が悪いのかと考えてしまった。
A.水俣病に関して、原因となったのは触媒として利用していた水銀が有機水銀に変化して、生物濃縮によって人体に害を及ぼしたことである。ここまででは企業側が有機水銀に対して対策を行っていなかったことが悪いとされるがその当時の技術や知識だけでは触媒としての水銀が人体に害を及ぼすまで考えられなかったのではないかと考えられた。結果としてはやはり企業側が責任を負う必要があるが、そのような事故となくすためにも使用する物質全てにおいてどのような変化を起こすのか、どの結果度のようなことが起こると推測されるのかなどの予見可能性・結果回避義務に対して時間をかけることが重要であると考える。結果論ではあるが、事後の責任の重さを考えたら、期限などで迫られている中でも省いてはいけないところはしっかりするべきであると思った。
A.水俣病など、被害が出ていても企業が証明できないからと原因として認めず、生産を続けてしまいどんどん被害を拡大してしまうことがあります。原因であると証明できなくても、その可能性がある場合には生産を止めるなどして事前に対処しておくべきだと思います。このような事態で、疑われるときに、企業は経済やお金を優先してしまいがちですが、何より大事なのは人の命と思って生産していれば被害の拡大を抑えられたかもしれません。疑われる時には一旦措置をして証明を待つべきだと思います。また、その生産の前にその工程による生産でのリスクを予想したり、もっと知識を持っておくべきだったと思います。
A.対面授業に変更になり教室内では学生証をスキャンしたのですがウェブクラス上の出欠確認を押し忘れたため欠席になりました。すいませんでした。 問題の化学物質を川などに垂れ流していたと聞いて班ではびっくりしていました。また自分たちが将来その立場になったときは確認や対策をしっかり考えなければならないと話し合いました。
A.水俣病やイタイイタイ病などの公害はたくさんの人々に害を与えてきた。このようにあらかじめ公害を出さないための対策が必要であると考えた。例えば排出する化学物質は人や環境に害がないか徹底的に調べたり、事故を起こさないような環境を作ったりするなど製造を始める前にやれることはたくさんあると考えられた。また、化学物質の成分や危険性などを工場の従業員に十分に理解させたり、近隣の住民への十分な説明を行う必要があると考えた。
A.扱う物質が有害なものなのかどうかを予め調べておく必要がある。公害が起きてしまった際には何が原因であるのか、どのように対処するできかをいち早く突き止めることは技術者がやるべきことである。
A.水俣病での無機水銀が生体濃縮により有機水銀に変えられてしまうということは、当時の技術者たちは予想できていなかったし、仕方のないことでもあったと思う。ただ、原因が分かった今では、同じ過ちは絶対に繰り返してはならないので、歴史に学び、どんな結果が予測されるかを常に考える必要がある。
A.自分たちが生活する環境が汚染されればそこに住む人々に健康被害が生じる恐れがある、という予見可能性と、そうならないような処理を行う、という結果回避義務を怠ったために四大公害は発生した。 技術者は、開発した技術を行使する際に、発生し得るリスクをあらゆる観点で考え、それを防ごうと努力しなければならない。
A.水俣病は、化学工場などから海や河川に排出されたメチル水銀化合物が海中の海藻や魚での生体濃縮を経て人体に入ることで中毒性中枢神経系疾患が発生した公害病である。 騒動が起こってからは会社という組織単位での対応が必要である。発生源であることを認めない姿勢が大規模かつ現在にまで至る被害を生んでしまったのではないか。 また、技術者としてもメチル水銀の化合物の危険性を知っていれば、排出されない様に徹底することはできたのではないか。品質管理の重大さを改めて痛感した。
A.私たちのグループでは水俣病はなぜ公害となったかについて議論した。開発者は当時メチル水銀を計測することができなかったため、生成することを知ることができなかったと考えた。しかし、近辺で動物や人に問題が生じて排水に問題があることが分かってもその事実を企業が認めず、隠蔽したことで公害になるほど拡大したと考えた。このことから問題が事前に予測できなくても、結果として問題になったら対処するべきであると結論した。
A. グループ内では、当時の技術ではこの公害を予測できなかったのではないかという意見も出ていた。 しかし公害が発覚してからも、それを公にはせず、企業側は対策をしっかりしなかったことから、結果回避義務の怠りだという結論が出た。 また、工業排水をそのまま川に流すのは、技術者として危険だとわかるはず。そのためこの事件では技術者倫理の欠如もあるという意見も出ていた。
A.回避できた事故であったのにも関わらずそうできなかったのは知識不足が原因というのもおるのではないかと話しました。
A.水俣病について講義内で学んだ。重大な結果を予測できたかという予見可能性を考えると難しかったのかもしれないという意見が挙がったが、事件発生後の対応や何十年もの間続く損害賠償請求や裁判などから分かる事後責任の問題という意見が多く上がった。
A.雑談、相談を普段から行い、目上の人にも意見がしやすいような環境をつくることが大切だと思いました。
A.リサイクル-環境保全と資源問題-について、水俣病、イタイイタイ病、第二水俣病、四日市ぜん息などを例にとり予見可能性と結果回避義務について授業時間内に友だちと議論した結果、これらの問題は技術者が自分の専門についての知識をより深く身につけることで事故を未然に防ぐことができたのではないかと考え、自分の専門分野の知識、特に事故になりそうな事をしっかりと把握することが大切であると考えた。
A.可能な限り重要な事項を予見して結果回避を行う必要があるが当時の技術では予見が難しい場合も存在する。この場合、何か異常が起きて可能な限り早く調査をして何が原因であるのかを発表して対策を行い被害を最小限にとどめることが重要である。
A.予見可能性は注意すれば特定の出来事が発生することを予測予見できたという事であり、 結果回避義務は予見できた損害を回避すべき義務のことである。 授業では水俣病についての映像を見た。幸せに暮らしていたはずの市民が、公害に巻き込まれて、後遺症にまで長年苦しいることを知った。 【授業時間内に友達と議論したこと】 将来技術者になる私たちは、 事前にしっかりと調査をすること。 複数人で確認し合うこと。 不具合を見つけたら、すぐに確認し、処置することが大切であるという話になった。 これを徹底的に行うことが、予見可能性の改善や、結果回避義務を遂行することに繋がっていくのではないかと考える。
A.化学物質の処理方法や、万が一汚染物質が流出するようなことがあった場合に備えたガイドラインを定めておくべきであり、すべての技術職員がそれを把握しておく義務がある。
A.水俣病のことについていえば、チッソが水俣病の原因である有機水銀が放出されることを予測できていれば、あるいは有機工業排水には何かしら汚染物質が含まれていると予想し、浄化水層などを通して適切に処理していればあのような事故は起きなかったのではないかと考えた。
A.この授業扱った事故のほとんどは予見が可能であったことから、しっかりと事故の可能性を予見していくことが大切だと考えました。
A.私のグループでは、主に水俣病について議論した。企業が被害が広がる前にメチル水銀の排出をやめるべきだったということや、すぐに被害者の補償を行うべきだったということを議論した。
A.水俣病は今でも苦しんでいる人がたくさんいる四大公害の1つであり、決してあってはならない過失である。 技術者たちは常に危険を予測し結果回避義務を果たさなければならないが、化学では予測不可能な反応や結果が起こることも多々ある。私たちは、技術者として適切な知識をみにつけ、自分が考えられる危険は全て回避し、過失が起こらないよう最大限の努力を怠らずに研究・開発をしていかなければならないと思う。
A.水俣病はメチル水銀の排水が原因で起こった公害であるが、もともとはこんな公害が起こるとは予想していなかったために甚大な被害を引き起こしてしまった。考えられる可能性をすべて考慮し、最悪のケースを考え、損害を回避するべきだと考えた。
A.技術者として、使用するまたは排出する薬品・物質の性質は大体はわかっていたと感じるが、会社や国の法として予見可能性・結果回避義務が徹底でき手入れば、この公害を防ぐことができただろうし、最小の被害ですんでいたと話した。
A.化学物質を扱う際は、それ自体の危険性や反応性を詳しく知り、起こりうるリスクを潰す必要があり、排出する際は排出量や生態系に及ぼす被害を明確にする必要がある。
A.安全性が実証されていたとしても、有機物質やその他の重金属化合物は安易に自然界に放出するべきではないといったような内容を共有しました。
A.工場で使用する化学物質について、それらの性質はもちろん、人体および環境へ与える悪影響について技術者一人一人が理解しておくべきである。使用する前に全体集会を開くなどして予見可能性を十分に引き出し、リスクを最低限にする取り組みをするべきだと話し合った。
A. 第四回は対面授業であったため、コミュニケーションを友人ととることが容易でありました。取り上げられた水俣病の存在は中学の社会の授業で学んだ内容ですが、この講義はどうして水俣病が発生してしまったのか、倫理的違反がどのように発生していたのかを改めて学ぶ機会になり、その事件のむごたらしさと理不尽さを友人と話しました。また、事件発生後に株式会社チッソが行うべきであった対応についても議論しました。
A.公害に関しては当時は予見することが出来なかったのではないかといったことを考えた。それは企業も安全検査をしていたはずであるし、仮に周辺地域の住民が異常をきたしているとしても自分の企業が原因だとは考えにくいからである。
A.製造段階で公害になりうる物質が排出されることがわかっているのなら、経営者や会社のトップ判断に従うのではなく、技術者も会社に警鐘を鳴らし、意見の通るような体制が望まれる。
A.水俣病は、技術者も予期していなかったことが起こっているが、起こってしまった以上は技術者に非があるため、公害病を起こさないために、技術者は少しでも可能性のある可能性を見出し、その可能性をつぶしていくことが必要であると考えた。そして、常に学び続けるという意識をもつことが技術者には大切なことであるという結論になった。
A.社会や経済の発展はそもそもそこで暮らす人間の為であるのに環境を破壊してしまうと本末転倒であると思った。しかし、当時は環境破壊の原因がまさか科学によるものだとは思ってもいなかったことからこのような結果を防止する事が大切だと思った。
A.企業だけが有害物質が発生するかを考えるのではなく、研究を行う一人一人が新しい技術を開発する際に周りの環境や人間に対して配慮するべきだと考える。また、自分が研究職になった場合にも今回考えたこと活かしていきたい。
A.何か新しいことをする過程に出る物質は将来的にどんな悪影響を及ぼすのか完全に予測することはほぼ不可能である。
A.イタイイタイ病について技術者が開発などを行う際に環境にどのような影響を与えるのかを事前に理解し、その結果どのような行動をとるべきだったのかを議論した。
A.水俣病の事例について、予見可能性はあったのかどうかを中心に友人たちと議論した。 同様の工場はいくつもあったにもかかわらず水俣の工場のみで発生したことや、当時の化学者が時間をかけてもメカニズムを特定できなかったことから、技術者が予見するのは難しかったのではないかと結論づけた。 教訓として、メチル水銀化による事故はイギリスでの先例があったことから、グローバル化した現代では海外にまで目を向けて情報を集める必要があると感じた。
A.水俣病を例に考えた。触媒に使用した金属水銀が有機水銀化合物に変化することは予測できなかったため、このことを予見するのは難しいと考えた。しかし、事件発生から原因解明までに時間がかかったことで被害が拡大した。技術者はあらゆるリスクを考えそれに事前に備える能力をもつ必要があると考えた。
A.化学の発展だけに囚われすぎて、環境や身の回りに対しての配慮が十分に足りなかったと考えられる、自分たちの工場で取り扱っている成分がどのような影響があるかなどを技術者として十分に知る必要があった、など。
A.危険性があるのでは?と疑わしい部分がある場合は早急に出来る限り使用を中止し対応しなくてはならない。 また、事後に責任逃れをするのではなく、責任をもち対処するべきである。
A.水俣病など中学高校でも聞いたことのある公害なのでみんな奥深くまで議論ができました。予見可能性は、単に知識量の次元になります。また、様々な人が議論することで1人の知識量よりもより多くの知識量になり、公害などを防げるという意見となった。
A.水俣病について、塩化ビニルの配管をつくるために、触媒にメチル水銀が必要であり、触媒自体は反応しないとされていたため水銀が溶け出すことを技術者は考えもしなかった、ということを知り、必ずしも技術者側が完全に悪いとはいえない事例もあることを学んだ。技術者は、常に万が一起こりうる可能性を考えながら、作業をしなければならないと思った。 対面授業になってから学生証は機会にかざしていましたが、webclassの出席ボタンは押しませんでした。理由は学生証による教室の出席だけでwebclassと二重に出席する必要はないと思ったからです。webclassの課題提出は行っています。
A.化学物質を扱うのであればそれらが有害であるのかをしっかりと調査し、公害などの想定しうる最悪の結果を回避する義務があると話し合った。
A.授業で水俣病についてのビデオを見て、私が友達と話した予見可能性は個人が環境問題について知ることだということです。また、結果回避義務について技術者としてできることは何か考えたとき、どのような物質が問題になるのかを知り、できるだけ環境に影響を及ぼさない処理方法を学ぶことであると議論しました。
A.技術者として起こりうるあらゆる可能性を考えることは必要であるが、全てを予測し、対策しておくことはできない。そのため問題が起こった時に素早く適切な対応をする必要があると考える。
A.水俣病の例のように、最新技術がもたらす危険を予見することは難しく、結果として悲惨な事故が起きてしまったという過去がある。しかし悲惨な過去があったからこそ最善の努力をし、予見可能性の発見と結果回避義務を果たす責任を務めたいと考えた。
A.水俣病は有機水銀を廃水したことによって引き起こされてしまったが、少し考えれば海が汚染されてしまうことに気付けるのにどうして気付けなかったのかということについて話し合った。
A.予見可能性と結果回避義務について友人と話し合った結果、イタイイタイ病など予見可能性は十分に果たしていたと思う。当時ある知識を最大限に活用し、安全に務めた。しかし、結果として事件が起こってしまった。その結果回避義務をしっかり果たさないといけないのだが、それについてしっかり果たせなかったと言うふうに話し合った。
A.予見可能性と結果回避義務を水俣病を例にとり記述する。 予見可能性は論文に出たばかりとい予見可能性と結果回避義務を水俣病を例にとり記述する。 予見可能性については論文に出たばかりというわけでなく、パイロットプラントでも問題が起なく、量産プラントでも十分な試運転を繰り返したなどの十分な確認作業が行われていたので予見はできなかったと思いました。 結果回避義務については遷移金属元素は人体に害をもたらすものが多いので触媒に遷移金属元素を使わないようにすればよいと思いました。
A.水俣病の際に被害者の方に対する対応が遅かったというのを覚えていたため、意見交換時には迅速な原因解明と被害者への対応などが企業に求められるというような話をした。
A.公害は環境に有害物質が流れ出たり土壌汚染、大気汚染などが原因である。それらを防止するための法律や、どこの企業や団体がどの程度環境に排出しているかを報告する制度がある。それらは公害を防ぐために役立つ。また、公害が起きた際にはその対処などの責任を誰がどの程度追うのかなども考える必要がある。
A.技術者として、化学物質を使用する機会は多い。その際、最悪の事態を考えて研究・開発活動を行わなければならないと話し合った。考えていなかったでは済まされない場合があるので注意深く考える必要がある。そして、活動過程で気づいたことがあればすぐ発信することが大切であると考えた。
A.水俣病やイタイイタイ病などの公害は、技術者が目先の利益や結果にとらわれて、環境への配慮が不足していたことや事故が起きたあとの対策に問題があったなどと議論した。 このことから、技術者は様々なことを予測して判断、行動できるように知識や技術を身につけなければならないと感じた。
A.カドミウムの性質が水銀に似ていて、毒性もあることは簡単に予想できることに基づいて、予見可能性と結果回避義務について議論した。
A.技術者は新しい何かを作っている時はより良い物を作ろうとする。しかし工業化する前に環境への配慮などを考慮し、研究段階で環境に悪い物質が出るとわかっていればこれらの事件は起こらなかったのではないかと思うという話をした。
A.企業側はこれらの事故を予測することは可能であったし、発覚後の対応も最善ではなかったのではないかと考えた。
A.技術者は正しい知識を民主に伝える能力と義務があり、技術者本人に利益を損なうとしても、しなければならないことだ。危険発生の可能性を予見した結果の回避は,技術者が履行しなければならない義務の一つである.
A.技術者は、自身が取り扱う物質の性質についてきちんと理解しておく必要がある。また、被害者を出してしまった場合の対応は早くするべきだという意見が出た。
A.水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくなどの公害病は今までの授業でどんな経緯があったのか、公害の原因や公害が起きた後の対応などを学習してきた。このことについて技術者のもつ予見可能性や結果回避義務については限界があるかもしれないが、それでもいざ公害が起こってしまったときには原因を調査し、それを繰り返さないように責任を持って問題解決に取り組むことは技術者の義務として行うべきことだと考えた。
A.水俣病は工場廃棄物を自然に流してしまうことで、巡り巡って人々に悪影響を与えてしまうということを予見出来なかった企業に責任が生じるのではないかと思った。
A.水俣病の工場排水だけでなく、研究室からの排水も関連があると考える。また、排水だけでなく煙やスモッグが周囲の人々に悪影響を与えることもあるため、労働者は工場で使用するものや生成されるものを理解する必要があると思われる。また、上層部が労働者への指導を徹底し、環境汚染につながらないように取り組みをしていく。
A.技術者は無駄なプライドを捨てるべきだと思った。というのも、生産することにプライドを持つのはいいかもしれないけど、それはあくまでも個人の目的で、会社としての営利目的をしっかりと決め、周知することで、会社の一員であるといううことを自認することで、周りへの意識が変わる、つまりは責任を持った行動ができるようになると思う。
A.工場排水などに人体に悪影響がある物質が含まれていることが分かっていたのならば、それを回避する義務はあるという話になりました。技術者である以上、化学薬品の取り扱いは十分に注意しなければならないことは知っているはずという意見です。しかし、目に見えるものではないので有害物質が流れていることが分からなかったのであれば、結果回避することはできないとの意見もありました。
A.今使っている化学技術で環境破壊、人体に影響を及ぼすかもしれない化学物質がどれかを予見するのはとても難しいと思う。技術者としてなら常に新しい論文に目を通しておく必要があり、さらに考えられるあらゆる危険を柔軟に創造できなければ後から取り返しの付かないことになるだろう。しかし、実際にそのようなことができる人はとても少ないが、気づける可能性を上げるためには様々な科目を学んで理解しておくと分野をこえて点と点が線になり、役立つ日が来ると思う。消費者としても怪しいと思った事柄を深く追求できるだけの知能と興味をもたなければ真っ先に被害に遭ってしまう。
A.四大公害病の一つであるイタイイタイ病では、原因がカドミウムであるということが知られている。しかし、カドミウムが原因であると分かったのは公害が発生してしまった後である。カドミウムの性質がまだ知られていなかったため、予見可能性、結果回避義務は生じないのではないかと思ったが、性質が分からない物質を流してしまっている時点で流した会社側が悪いと感じた。
A.公害病の原因物質を排出していた企業の対応について話し合った。企業は自分の企業が原因物質を排出しているかもしれないと予見された時点ですぐさま生産を停止し、原因究明に乗り出す必要があると考えた。早急な対応はその会社にとっても近隣住民にとっても被害をなるべく小さく収めるという点でメリットである。
A.特に水俣病において、メタル水銀による危険性を事前に把握することができず、多くの人を苦しめる結果に至ってしまい、少しでも危険性から回避できる対策が立てられたのではないかと感じた。
A.水俣病を例にとって考える。水俣病は、水俣湾周辺の化学工場などから海や河川に排出されたメチル水銀化合物が海中の海藻や魚での生体濃縮を経て人体に入ることで中毒性中枢神経系疾患が発生した公害病である。当時の知識や技術ではメチル水銀が生体濃縮を起こし、人体にとって有毒であることを予見することは非常に困難であったと考える。このような事態を二度と引き起こさないために、様々な情報を事前に手に入れ、正しい知識をつけ、予期せぬ事態を事前に防ぐことが求められる。
A.公害を起こさないように、使用化学物質に害が見られたときに無視せずにきちんと対処できる状況で事業を進めていくべきだと思った。
A.水俣病は「メチル水銀」に汚染された不知火海の魚介類を人が食べることで発生した公害病です。排水は1932?1968年の間に行われ、その後の汚染は減りました。1956年に患者の発生が確認され、1959年に原因物質がメチル水銀とわかり、1968年、正式にメチル水銀が原因と政府が認めました。水俣病は風邪のようなウイルスや細菌による感染症ではないため、空気感染や接触感染の危険性はありません。メチル水銀によって主に脳や神経が侵され、手足のしびれ、こむら返り、つまずきやすさ、手の震えなどの障害が起こります。 水俣病を例にとって考えた。 今でこそ水銀に関する水俣条約というものが設定されたが、水銀はしっかりと適切な処理方法で処理すべきであった。 調べたところによると水俣工場は製造過程で有機水銀が存在しているのを知っていたのにも関わらず、無機水銀であると主張していたそうだ。その後、チッソの国内外の同業他社との違いとして、立地条件や廃棄物の処理方法、生産用水の水質の違い、及び1950年から生産方法が変更されたこと等が明らかにされ、水俣病の発生は当然であったことが明らかになって行ったそうである。よってこの事件は予見可能であったと考えた。
A.特に水俣病について、中毒が確認されるまでの経緯を学ぶことで、新しい技術の危険性や技術者に求められる倫理観、責任、能力とその限界について議論できたと思います。 出席システムに記録の忘れがありました。自分の不注意です。申し訳ありません。
A.水俣病は山のふもとの村などから要請があり、もしかしたら工場排水が原因だという可能性があった。 その結果、村での異変だという可能性が出ていたのに、自分の利益を優先して、工場排水の対策が甘かったのはかなりの問題だという考えになった。
A.高度経済成長時は今に比べ人命の価値が低かったが、時代と共に予見可能性や結果回避義務の必要性が高くなったと思う。
A.もしこのような行為を行なったらどのようになるのかを予見しそのようなことが起こらないようにする必要がある事を学びました。またそのためには知識が必要とも学びました。
A.私たちの班では、事件後の企業の対応と責任の所在をうやむやにした点をよくないとあげた。それに加え、一度原因の候補に挙げられたにもかかわらず明確な根拠もなく否定した点がよくなかったという意見も出た。
A.水俣病について友達と議論し、当時の常識では先生の言う通り、水銀が化学変化を起こしていることは技術者でも予見は難しかっただろうとお互い結論付けられた。その上で技術者がこのようなほぼ不可避の事故後に取るべき行動とは、説明責任を果たすために真相を追及していく事なのではないかという意見などが出た。
A.水俣病は川の水の汚染が原因で魚から有機水銀を取り入れてしまったことで起きたため、工場排水の定期的な検査や生物の生態系の乱れがないかを確認することから危険を回避できるのではないかと考えた。
A.使用した物質が公害を引き起こす可能性があるか、しっかりと予想出来ていなかったのが問題だと感じた。自分が扱う物質がどのような性質があるのか、どれくらい危険なのかを事前に調べることが大切だと思った。
A.自分達が排水などの作業をするため、どのような化学物質を使い、それによりどのような有害物質が出るかは予見できるため、水俣病などの病気は回避できたのではと考えた。
A.水俣病の事例について、技術者は産業を発展させるために製造を行うなかで廃水が郊外を引き起こしてしまった。排水による悪影響がある程度予想できていたのだとしたら、その技術者は倫理観が欠如しているし、予想できないものなのだったとしたら、この事例を踏まえてこれからの技術者たちは、製造するにあたって、人体や環境にどのような影響を及ぼすかを徹底的に調べる必要があるという議論をした。
A.この回で紹介された水俣病が、大きな公害になったのは、企業の対応の悪さだと思った。 未熟な技術で事故が起きてしまっても、危険を発見したらすぐに、業務を停止したり調査するべきだったのではないかという意見もあった。 自分たちの排水とは関係ないと、責任を放棄したことが一番の問題だと考えた。 事故を起さないことが一番だけど、起きてしまったら、すぐに対応することが大切だと思った。
A.化学物質などは私たちの生活をより便利なものへと変えてくれる魅力的なものである。しかし、それは同時に危ない一面も持っている。そのことを念頭に置いて扱っていく必要があることを環境保全や資源問題の事例から感じられた。また、もしその物質が人や環境に悪影響を与えた場合に対策についても前もって用意しておくことが大切であることを今回の事例から学ぶことができた。
A. 水俣病について議論し、問題が発生してからの企業および政府の対策の取り始めが遅かったという印象が強く残っています。まさに予見可能性や結果回避義務を怠ったということができると思います。水俣病が発生してから、いろいろな説が出てきたために原因を確定することが難しくなったとあったが、原因を確定するまえに考えられる原因を断つよう行動すべきであったと思います。 技術を世に出す前に考えられる可能性を考慮し、問題が起きた時その様に対策をとるか、一度考える必要があると考えます。ただ、起きる全てを人間が予想するのは難しいことで、化学のように物質がどのような挙動を示すのか想像できないのも事実です。一概に技術者が悪いとも言い切れないのが難しいところだと思います。
A.ウェブクラスの出席システムで出席しました。(学生証のタッチを忘れていたら申し訳ございません。オンライン授業に慣れてしまいタッチを忘れることが多々ありますのでご迷惑おかけします。) 公害病を例に取り、なぜその公害が発生したのか、その事故は予想されうるものであったのか、何故回避できなかったのかを議論しました。
A.製品開発時点の科学技術でできるだけリスクを予想し、そのリスクを許容できる範囲まで排除していく必要があると考えた。
A.これは小学校の頃から学校で扱っていた内容なので、比較的に分かりやすく議論も活気があったかのように思われる。色々な考えが出てとても面白かった。
A.水俣病でいえば、工場で活動を行っていて使う薬品などは絶対あったと思う。その薬品などの知識を働く人みんながわかっていたならば、事故は起きなかったと思う。自分たちも研究室で薬品を使うこともあるが、水道に流してはいけないものも沢山ある。知識が不十分だと誤った考えをして流してしまうことがあるかもしれない。その誤った考えが結局のところ自分たちの命の危機を招く可能性もある。自分の行なう操作に責任をもって活動をしなければならない。
A.技術者として、まだ未熟な技術を用いての開発はとても危険であるので、しっかりと想定される結果を考えてその上で対策や検証を行うべきだという事を話し合いました。
A.公害は技術者の倫理に反して起こっている。企業や個人の利益のみを追求し、消費者や環境のことを考えなかった結果が公害に繋がっている。私達はこれから技術者となる上で絶対に公害や環境を壊すことを行ってはならない。私達は知識を学びんでいるため、物事の因果関係を考えることができる。自分達の利益だけを考え害を予見することができ、回避することができる。このように技術者は予見や結果を考える義務があり、社会に貢献すべきだと議論した。
A.技術の施行による危険性を十分検討し、察知したとしてもその陰にはさらにリスクが潜んでいることがほとんどであり、すべてを回避しきるのは難しい。イタイイタイ病では、鉱廃水に含まれて排出されたカドミウムが原因となり、カドミウムの溶出した水を農業用水や飲料水として使用していた人々が多発性近位尿細管機能異常症と骨軟化症を発症することとなった。当初カドミウムの毒性については十分に知られておらず、原因がカドミウムと判明するまでも時間がかったことから、被害が拡大する結果となった。この事件のように未然に危険性を予測できず、予見可能性が低かった場合には実際に事故が起きてしまうまでそのリスクがどれだけ大きなものかがわからない。このような場合、重要なのは事態が起きてしまってからの対応であり、イメージの低下や責任逃れにより隠ぺいしようとしたり、原因として疑われるものを放置したりすることがあってはならないと考えた。早急に原因究明に協力する姿勢が企業にとってなくてはならないものであり、それにより結果回避義務を果たすことにもつながると考えた。
A.水俣病を例にして話し合いました。 工場廃液に含まれていた有機水銀に汚染された海水魚を食べたことにより、神経がおかされる病気である。 予見可能性では工場廃液を海にながすことにより海水が汚染されたそこにいる魚も汚染され、その魚を食べることにより人間に悪影響を及ぼすかもしれない。 結果回避義務は工場廃液を海に流してはならない。工場廃液を流す場合、きれいにしてから流す。
A.そういった工業廃棄物の取り扱い方の見直しや生産方法の改善などをすることによって水俣病のような今後現れるかもしれない公害病のリスクを下げるよう念頭を置くべきだと思った。
A.私たちのグループでは、主に水俣病を例にって議論した。具体的にはこのような事件を起こさないようにするためには何が必要かについてである。結論としては、技術者として最も必要なのはやはり知識であり、この事件は知識不足によるもの、したがってもっと勉強していれば防げていた事件だという結論となった。しかし、その事件について考え直したところ、この系にてメチル水銀が発生するという事例はほかに報告されておらず、知識が十分にあったところでこれは判明するのか?という考えに至り、この議題について改めて議論したいと考えている。
A.技術者は予測を立て考えることで、リスクを回避する必要があります。 よく耳にするホウレンソウの代わりに最近はザッソウという言葉が広がっていることを知りました。ザッソウの雑は雑談の雑で、雑談をすることで心理的安全性の高い職場、コミュニケーションの取りやすい職場になるということから、技術者は技術的なリスク回避だけでなく、コミュニケーション的なリスク回避も考えていく必要があると感じました。
A.結果として、これらの事件はとても悲惨なことになってしまったが、開発時点では、こうなることは予測できてなかった。また、しっかりと有害物質の把握が足りなったことが原因とされる。これらを踏まえて、最悪の場合の対処方法まで把握しなければならない
A.実行に移す前に予見し、予見した結果を想定した対策をとることが技術者に求められるということを議論した。
A.これらの公害は、総じて被害者が非常に長い間苦しめられていた。 企業は、症状が出た時点で徹底的な調査を行い、十分な補償を行うべきである、と考えが皆一致した。 また、法令順守、有害物質を垂れ流さないようにする、等の一見当たり前のことを当たり前に行うことも大事であると考えた。
A.どの公害にも共通して言えることは知識不足であると考えた。知識が少なければ、ある化学物質によってどのような反応が起きるかや、生物濃縮などの考えは思いつかない。そのため、正しく知識を身につけることが大切だと考える。
A.技術者は最新の技術を使い、危険性を何度も考えた上で使用するべきだと思います。予見可能性を考えたとしても、最新技術を使うということは予期できなかった問題が起こることもあります。そのときに、尊徳を考えず止めるという判断をする勇気を持つことが大事だと思いました。
A.予測できる事象をすべて回避することは難しいかもしれないが、動物や環境に影響を与える行動はしないという意識がこのような事件を回避できたのかもしれない。
A.水俣病は排水に含まれていたメチル水銀による神経疾患である。 水銀は触媒であり、それ自体は本来変化しないが、工場では排水の安全性について注意義務を果たしていなかった。よって、水俣病は予見可能だったと考えられる。
A.公害の被害者にとって、恐ろしい世の中であると思う。コロナウイルスといった原因のわかっている感染症が蔓延している今、現代社会であっても対応しきれないことが多々ある。公害は加えて原因のわからない重病、原因が分かっても被害者たちは対策しきれない、当時の情報収取の難しさ等問題がある。被害者が把握しきれない点が多くあることが、加害者である企業の対応を遅らせたと考える。
A.水俣病についてはかなり厄介であるが、イタイイタイ病と四日市ぜんそくは明らかにヤバい。結局利益だけを求めるとこうなる。
A.さまざまな公害から今の日本があるんだなと思いました。
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第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。