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電気化学測定法は主に電位、電流、時間の物理量を測定します。しかし測定には誤差がつきものです。再現性を良くする努力は精度を上げる努力です。再現性が無いから失敗と決め付けないようにしましょう。電極電位を時間の関数として外部より与え、その際流れる電流(あるいは電気量)の時間的変化を観察する方法(電位規制電解法,potential-controlled electrolysis)、電流を時間の関数として外部より与え、電極電位の時間的変化を観察する方法(電流規制電解法,current-controlled electrolysis)、そそして電気量を時間の関数として外部より与え、電極電位の時間的変化を観察する方法(電気量規制電解法,coulostatic electrolysis)があります。。
ポテンショスタット、ガルバノスタット、電子負荷装置などが安く手に入るので、測定そのものはお手軽にできるのですが、その分、電気化学セルの組み立てであるとか、電極の取り扱いだとかが忘れられがちです。
クロノアンペロメトリー(ポテンシャルステップ法)
クロノアンペロメトリー(ダブルポテンシャルステップ法)
クロノクーロメトリー(ポテンシャルステップ法)
クロノクーロメトリー(ダブルポテンシャルステップ法)
ノーマルパルスボルタンメトリー
ディファレンシャルパルスボルタンメトリー
線形電位掃引法
サイクリックボルタンメトリー
交流インピーダンス法
電気化学測定法(目次)1)