語釈1.
光によって活性化する触媒。酸化チタン1)が有名。酸化チタンは紫外線があたると、水中の水酸化物イオンから、電子を奪いOHラジカルを生成する。このラジカルが有機物の化学結合を切断し、有機物を分解する。
スパッタリングによって一部を窒素に置き換えた酸化チタンは、可視光でも活性を持ちます。最近では可視光で働く光触媒としてタンタル酸インジウムが報告されました。地球環境問題や室内環境問題への対応から表面に光触媒を使った建築用材料も検討されています。
酸化チタンの殺菌作用と銀の抗菌作用を組み合わせた手術室用のタイルや、酸化チタンの超撥水性効果に酸化シリコンを組み合わせた防曇サイドミラーなど数多くの応用があります2)。
KSPテクノプラザ 光触媒ミュージアム3)
(1) 酸化チタン, , TiO2, FW = 79.8788 g/mol, (化学種).
(2) 藤嶋昭、平成18年度化学系学協会東北大会プログラムおよび講演予稿集.....
(3) KSPテクノプラザ 光触媒ミュージアム,ミュージアム
立花 和宏, お散歩の中にサイエンスを, 講義ノート, (2006).
(2) 藤嶋昭、平成18年度化学系学協会東北大会プログラムおよび講演予稿集.....
(3) KSPテクノプラザ 光触媒ミュージアム,ミュージアム
立花 和宏, お散歩の中にサイエンスを, 講義ノート, (2006).