語釈1.
アナログ的な数値のこと。私達の日常生活の中で、広くいろいろな分野で、いろいろな数値に出会っている。例えば、健康管理の面では体重(kg)、身長(cm)、血液中の糖分濃度、血圧などを測定して数値を得る。その数値は連続した値である。体重であれば60.45kgとか60.47kgなど。たまたま、体重計の目盛りがkg以下目盛ってないからであって、本当は細かく計れる装置で測定すると、60.45678・・・と小数点以下いくらでも出せる。この様な連続した値を取れる数値を計量値という。 一方、ある都市での1日に発生した交通事故件数、1000ヶ入り電球の中で、点灯しない不良品の数などは、10件、11件とか5ヶ、6ヶなどとびとびの数値しか取れない。10.5件ということはあり得ない。このようにとびとびの値しか取れない数値は計数値という。データの種類は「計量値」と「計数値」の2つのタイプがある。数学的な取り扱いが異なる。