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🌡️ 📆 令和6年4月20日

層別法の有用性は?

1.

  QC7つ道具の中の1つに「層別法」という易しい手法があります。やり方は至って簡単です。ある工場で製品を生産していたとする。出来上がった製品の品質がばらついているが、その原因はどこにあるのか調査したい。その場合に、出来上がった製品を、機械別(1-5号)、原料別、作業者別(ベテラン、新人)、作業方法別、作業時間帯別(午前、午後)などのごとくデータを層別して集める。そして、層別した間で、品質に違いがあるかないか解析する。例えば、野球で、ピンチの場合に相手が左バッターの強打者となったら、ワンポイントリリーフに左投手をよく使う。何故か、過去の打率を、左バッター対左投手、左バッター対右投手、右バッター対左投手、右バッター対右投手の4種類に層別してみると、明らかに、左対左の場合がダントツに打率が悪い。つまり、層別をすることで、野球技術のノウハウ・作戦での貴重な情報が得られたのです。   
#🗒️👨‍🏫品質#🗒️👨‍🏫過去#🗒️👨‍🏫工場