品質管理と統計的手法との関連は?
語釈1.
品質管理はQuality  Controlといいますが、数学の統計学をベースに品質管理を実施するのが、いわゆる統計的品質管理(Statistical  Quality  Control)=SQCです。従って、統計学である確率、確率分布、相関、回帰、統計処理、分散の加法性、実験ランダム化などの数学を使って、品質を管理することになります。製造現場や研究・開発などで採取される多数のデータを、上記のごとき統計的な手段(確率分布、相関など)つまり統計的手法を活用して分析します。その結果から、誰もが納得できる科学的根拠・理屈から種々の結論を導く。そして製造現場、研究・開発の業務をよい方向に改善していくのです。言い替えると、統計的手法を駆使して品質管理を実践するのです。一方、この統計的品質管理にとどまらず、消費者に品質を保証するため、全社員がモラル・精神的活動にまで拡大して実践する品質管理活動をTotal Quality Control=TQCと言う。
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