語釈1.
カレントフォロアは、電流-電圧変換回路、I-Vコンバータ、無抵抗電流計、ゼロシャント電流計などとも呼ばれる*13)。電気化学の分野では、測定機器に組み込み済みの場合が多い。アノードとカソードを理解したら*14,15)、電解のための回路を組む*16)。電源およびボリウムには抵抗尺(乾電池×4)を用いる。電流計の替わりに前期の基礎実験で作成したオペアンプの回路をカレントフォロアに改造する。まず、6番の出力ピンに接続されていたフィールドバック抵抗10kΩを6番の出力ピンから外し、替わりに適当なシャント抵抗を2番-6番の間に挿入する。シャント抵抗の値は十分検討してから決定し、事前に値を測定しておく。次にオペアンプの電源のグラウンドを電流のリターン回路とするために、被測定系の試料極を系全体のグラウンドと定め、そこに接続する。3番の非反転入力ピンをグラウンドに接続し、2番の反転入力ピンを電流ソースである抵抗尺の出力に接続する。オペアンプより出力された電圧をオームの法則よりスケール換算し、電流値に変換する。オペアンプの許容電流は数mA程度であるのでそれを超えないように注意する。電圧の測定にはエレクトロメータを用いる。
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