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🌡️ 📆 令和6年5月8日

溶解度積および生成定数の決定

1.

【結果】Cu系濃淡電池起電力[V]と水酸化銅の溶解度積、Cu系濃淡電池起電力[V]と銅アンミン錯体の安定度定数
以下の電池を組み、補償法およびエレクトロメータによって起電力測定して、水酸化銅の溶解度積を求める*6,7)。前処理として銅は測定直前に研磨し、水で素早く洗浄する。この電池は特に分極しやすいので、塩橋電解液をつないだら、できるだけ早く起電力測定する。再び測定したい場合には、銅電極を取り出して再度清浄な面を出す。

Cu/Cu2+/OH-/Cu(OH)2/Cu
(Cu/0.01M CuSO4//KCl//0.05M KOH/Cu(OH)2/Cu)

また、以下の電池を組み、起電力測定して銅アンミン錯体の安定度定数を求める*8,9)。0.1Mアンモニア水50mLに、0.01M硫酸銅を2.0mL加えて電解液とし、補償法およびボルテージフォロアによって起電力測定する。全てが反応して銅アンミン錯体になるものとして濃度を計算する。銅イオンとアンモニアの濃度から酸化還元電位を求め、安定度定数を計算する。

Cu/Cu2+,NH3//Cu2+/Cu
(Cu/0.1M NH3,0.01M CuSO4//KCl//0.01M CuSO4/Cu)

?設問:電気化学的に溶解度積や安定度定数を測定するメリットは何か?

     

溶液の調整(左図) 電解セル(中央図) 電位の測定(右図)
#🗒️👨‍🏫ボルテージフォロア#🗒️👨‍🏫塩橋#🗒️👨‍🏫電解液#🗒️👨‍🏫エレクトロメータ#🗒️👨‍🏫前処理#🗒️👨‍🏫濃度#🗒️👨‍🏫電池#🗒️👨‍🏫研磨#🗒️👨‍🏫前処理#🗒️👨‍🏫洗浄#🗒️👨‍🏫測定#🗒️👨‍🏫起電力#🗒️👨‍🏫電解セル