語釈1.
水、空気、ガラスなどの中で光が遅くなる割合、比率1)。スネルの法則にしたがって光が折れ曲がることを光の屈折と言います。カメラのレンズはこの現象を応用したものです。臨界角を越えると、光は全反射してしまいます。それを利用して光ファイバーが作られました。屈折率は、それぞれの媒体中での光の速度の比を表わします。マクスウェル方程式より透明な均質等方性媒質では屈折率は誘電率と透磁率から導かれます。光半導体などで使われる高屈折率コーティング(500nmにおける屈折率が2.0程度)には、酸化タンタル、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウムなどの蒸着が行われます。屈折率の測定にはアッベ屈折率計が便利です。食品など不透明試料の糖度測定にも応用されます。透明な固体や液体に電場を加えたとき屈折率が変化する現象を電気光学効果といいます。【動画】2)
ピカッとさいえんす「カメラとレンズ」
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