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令和6年11月21日 (木)

分析化学の復習問題

語釈1.

分析化学の復習問題です。

1.KCl 3.200gを含む溶液 500.0 mLがある。
 (1) この溶液密度を1.00として、重量百分率濃度 %(w/w) を求めよ。
 (2) モル濃度を求めよ。
 (3) この溶液70.00 mL 中に含まれる塩化カリウム(KCl)の物質量(mol)を求めよ。

2.0.2 M Na2SO4と0.1 M NaCl を含む溶液イオン強度を求めよ。

3.次の化学反応式を完成させよ。
(1)a Cr2O72- + b H+ + c I-  → d Cr3+ + e I3- + f H2O
(2)a MnO4- + b Fe2+ + c H+ →d Mn2+ + e Fe3+ + f H2O

4.酸塩基の定義をアレニウス説、ブレンステッド説、ルイス説に分けて述べ、長所短所を比較せよ。

5.次の反応における酸と塩基を示せ。
(1)HPO42- + CH3COOH → CH3COO- + H2PO4-
(2)[Fe(H2O)6]2+ + 6CN- → [Fe(CN)6]4- + 6H2O

6.0.2 M の酢酸ナトリウム溶液中の水素イオン濃度を求めよ。
   ただし、酢酸のKa = 1.8 X 10-5 とする。

7.0.02 mol 炭酸水素ナトリウムと水酸化ナトリウムを水に溶解し、pH10 の溶液100 mLを調製したい。加える水酸化ナトリウムの量を求めよ。

8.次のような混合を行った場合、溶液酸化還元電位は25℃でいくらになるか。
(1)Fe2+ とFe3+ (1:0.1)(Fe(III)/Fe(II) : E0=0.77)
(2)Tl2+ とTl3+ (1:1)  (Tl(III)/Tl(II) : E0=1.28)
(3)Fe2+ とTl3+ (1:0.2)

9.塩化スズ(Ⅱ)溶液を硫酸鉄(Ⅲ)溶液で滴定するとき、この反応は定量的と言えるか。理由を考えよ。また、当量点での電位はいくらか。(Sn(IV)/Sn(II) : E0=0.15)

10.0.01 mol の硝酸銀と0.2 mol のアンモニアを混合して1L としてAg(NH3)2+を生成させた。溶液に残存しているAg+濃度を求めよ。
 銀アンミン錯体の逐次安定度定数の対数はそれぞれlog K1 = 3.4、log K2 = 4.0 とする。アンモニアが十分過剰なのでほとんどがAg(NH3)2+となっており、 [Ag+] << [Ag(NH3)2+] と考える。また、この溶液中のNH4+の濃度は無視してよい。
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