カルボキシル基
1.
酢酸1)やギ酸などのカルボン酸やたんぱく質を構成するアミノ酸にある官能基です。、一方のアミノ基と他方のカルボキシル基との間で水分子がとれて、ペプチド結合を構成します2)3)4)。
タンパク質やポリマーのカルボキシル基やアミノ基がコロイド粒子の帯電となるため、溶媒あるいは分散媒のpHで平衡がずれると電気泳動の大きさも変わります5)。
(
1) 
酢酸, 
, 
CH3COOH ,
FW =
60.05256 g/mol, (
化学種).
(
2) 
有機化合物数研出版編集部,
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録, 数研出版, (
1998).
(
3) 
有機化合物実教出版,
サイエンスビュー化学総合資料, 実教出版, (
2005).
(
4) 
脂肪族化合物佐野博敏、花房昭静,
総合図説化学, 第一学習社, (
1995).
(
5) 
生物電気化学:生体機能をさぐる藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著,
電気化学測定法, 技報堂出版, (
1984).