大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
🏠
A.
A.
A.「051【課外報告書】人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう」 出谷一樹 8月4日 キーワード:人絹 要旨:人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台である米沢市御成山公園の人織工業発祥の地石碑や、米沢高等工業学校本館にある認定化学遺産第005号『ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料』の現地を訪れ、当時の様子を偲ぶ聖地巡礼を行った。日本の産業革命期における山形大学工学部前身の米沢高等工業学校の役割と、化学工業の歴史的意義について調べ、その学びをまとめた。 人絹発祥の地である山形県米沢市には、日本の近代化学の歴史が息づいている。米沢高等工業学校の教授・秦逸三は、木材パルプから世界に先駆けてビスコースレーヨン(人造絹糸)の工業化に成功した。これがのちの帝人誕生へとつながり、日本の産業史において大きな転換点となった。そして、山形大学工学部のキャンパスに残る旧本館や秦逸三教授記念室には、当時の実験器具や国内最初期の貴重な人絹糸が展示されている。天然繊維に依存していた「軽工業」から、科学技術で素材を創り出す「化学工業」へと日本の産業構造をシフトさせた、まさに大学発ベンチャーの原点と言える歴史的聖地である。 また、日本の産業革命期、山形大学工学部の前身である米沢高等工業学校は、生糸や綿花中心の「軽工業」から脱却し、日本を「化学工業国」へと導く重大な役割を果たした。秦逸三は、木材パルプから世界最先端のビスコースレーヨン(人造絹糸)を製造する基礎技術を確立した。この研究成果をもとに民間企業との共同で工業化が成し遂げられ、のちの帝人誕生へとつながる日本初の「大学発ベンチャー」が生まれた。
A.
A.
A.本報告書の題目は「課外報告 肥料で花や野菜を育てて楽しもう―化成肥料がミニトマトの生育に及ぼす影響―」である。著者は長谷部心紀、提出日は2026年8月4日、キーワードは「化成肥料」「ミニトマト」「生育」「窒素」「栽培」とした。 化成肥料を与えたミニトマトと与えなかったミニトマトを比較し、生育への影響を観察した。その結果、果実数に大きな差は見られなかったが、肥料を与えた区では果実が大きく、葉の生育も良好であった。一方、肥料を与えなかった区では果実が小さく、一部に落果が見られた。これらの結果から、化成肥料は植物の健全な生育や果実の成長に有効であることが確認された。 栽培条件をできる限り統一し、肥料の有無による違いを観察・比較した。また、結果を植物に必要な栄養素である窒素・リン・カリウムの働きと関連付けて考察し、参考文献を用いて内容を検証した。実験、観察、文献調査を通して、肥料の役割や植物の生育について理解を深め、科学的に考察する力を身に付けることができた。
A.
A.書誌情報 題目:課外報告書「山形県伝統の平清水焼陶芸体験からセラミックス材料の性質を学ぶ」 著者:24512046 古川智之 提出日:2026年8月4日 キーワード:粘土の塑性 要旨 もっとも感動を伝えたい課外報告書として、平清水焼の陶芸体験を通じた容器製作の報告書を挙げる。この報告書では以前住んでいた地区にある山形県伝統の焼き物「平清水焼」の陶芸体験をしたうえでその感想、考察をまとめた。材料となる粘土に側面の厚みが均一になるようろくろ上で微調整を繰り返しながら穴を広げていく工程を中心として、セラミックス材料の成型の過程を自分の感覚で学ぶことができた。さらに完成後、厚みを揃えるのは粘土の塑性と内部応力の関係が大きいと考察できた。なによりも自分で使う容器を自らの手で製作していく過程と完成品を受け取ったときの達成感はとても感動できるものだった。よって、私はこの報告書でセラミックス材料のものづくりの感動を伝えたい。 合格に値する根拠 本報告書は現地(七右衛門窯)での体験、調査、報告書の執筆を総合して学習保証時間8時間を担保するものであり、文部科学省の定義するディプロマ・ポリシーにふさわしい知識、態度、能力を獲得したとする。
A.【書誌情報】 題目:予習報告書 著者:佐藤颯真 提出日:2026年8月4日 キーワード:最新工業化学、現代の電気化学、工場のしくみ、無機化学材料、液晶パネル 【要旨】 本課外活動では、液晶パネルの製造工程について調べた。1工程目にTFTアレイ(薄膜半導体配列)製造工程がある。2工程目にCF(カラーフィルタ)基板製造工程がある。3工程目にLCD(液晶表示装置)工程がある。4工程目にセル(液晶室)化工程がある。どの工程も失敗できないということに気づき、当たり前にあるものは様々な技術や研究によって支えられていることに気が付いた。エネルギーと工業化学の関係について電池に着目し調べた。濃硝酸についても学んだ。無機化学材料として塩酸を調べた。 【合格に値する根拠】 本課外活動で、最新工業化学、現代の電気化学、工場のしくみのそれぞれの教科書を用いて製造工程など中々理解しづらい点を予習として行うことができた。
A.紅花染め 24512062 福田実柚 提出日: 2026年8月3日 キーワード: 紅花染め、サフラワ一イエロー、カルサミン、色素分離、pH依存性 [要旨] 本報告は、山形県の伝統工芸である「紅花染め」における色素の抽出および定着メカニズムを化学的視点から整理・考察したものである。紅花の花弁には水溶性の黄色色素(サフラワーイエロー)と水不溶性の赤色色素(カルサミン)が含まれる。伝統的な紅花染めでは、水洗による黄色色素の除去後、灰汁(炭酸カリウム)等のアルカリ性溶液を用いてカルサミンを抽出・可溶化し、烏梅(ウバイ)などの有機酸を加えて酸性に偏向させることで繊維へ選択的に不溶化・沈着させる。本研究を通じ、液相のpH制御による天然高分子色素の可逆的分離・精製技術の原理を実証した。 [合格に値する根拠] 本課題の作成において、8時間以上の学習時間を確実に担保した。具体的には、有機化学・天然物化学における色素抽出メカニズムの文献調査(4時間)、pH変化に伴うカルサミンの分子構造・溶解性変化に関する化学平衡モデルの解析(2時間)、および報告書の論理的構築と執筆作業(2時間)を実施した。これにより、伝承的・経験的な工業技術を現代の界面化学・有機化学の理論と結びつけて定量的・構造的に解釈する専門能力を獲得した。これはディプロマ・ポリシーが掲げる「科学的知見に基づき地域資源や技術を高度に応用・説明する能力」に照らし、合致するものである。
A.書誌情報 題目.水を入れられる容器を作ろう 著者.24512082柳川慎之助 キーワード. マグカップ.陶土.ろくろ成形.釉薬.焼成 要旨 陶土を用いて実用性の高いマグカップを製作した。ろくろによる成形、持ち手の取り付け、乾燥、素焼き、釉薬掛け、本焼きの工程を経て完成させた。完成品は丸みのある温かみのある仕上がりとなり、持ちやすく保温性にも優れていた。一方で、厚みによる重さや形状のばらつきも見られたが、手作りならではの特徴として確認された。 合格に値する根拠 本実験では、陶土の練りから成形、乾燥、素焼き、釉薬掛け、本焼きまでの一連の工程を適切に行い、実際に使用可能なマグカップを完成させることができた。また、完成品を使用して持ちやすさや保温性などの実用性を評価するとともに、各工程が製品の強度や防水性、耐久性の向上に果たす役割について考察した。さらに、手作りならではの特徴や改善点についても客観的に分析しており、陶芸の製作工程と材料の性質を理解したうえで実験結果をまとめられていることから、本実験は目的を十分に達成しており、合格に値する内容であると判断できる。
A.
A.書誌情報 題材:灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 著者:會田龍真 提出日:8月4日 キーワード:わらび、重曹、灰汁抜き、アルカリ処理、炒め和え 要旨 本取り組みでは、エグ味の強い生ワラビに対し、重曹を用いたアルカリ処理による灰汁抜きとフライパンでの調味を実施した。重曹入りの熱湯に浸漬することで細胞壁のペクチンが適度に軟化し、苦味成分が効率よく溶出して苦味が消失した。さらに短時間加熱とめんつゆ・ゴマでの調味により、歯ごたえを保ちつつ風味が格段に向上することを確認した。 合格に値する根拠 本課題には、食材調達から重曹を用いた12時間の灰汁抜き、加熱調味、およびアルカリ処理による組織変化や呈味・食感の原理考察と報告書・GAの作成に至るまで、実質8時間以上の学習保証時間を投じて取り組んだ。実践的な調理実験を通じて山菜の科学的下処理の原理を深く理解し、課外報告書にふさわしい知識・態度・能力を獲得した。
A.【書誌情報】 題目:予習報告書 著者;地主葵 提出日:5月2日 協力者:齋藤考裕(Webページ制作の協力)、佐藤裕周(Webページ制作の協力) 【要旨】・【合格に値する根拠】 予習報告書では、最新工業化学、現代の電気化学、工場の仕組みについて予習した。最新工業化学では、セラミックスについて紹介し、クラシックセラミックスやニューセラミックスについて製造法が同じものを合わせてセラミックスというようになったことやメカニズムの解明が新たな新素材を作ることにつながることがわかった。現代の電気化学では、ステンレス鋼について紹介した。ステンレス鋼とは不導体皮膜を生成した錆びない鉄として利用されていることやコスパが重要なことなどを学んだ。工場の仕組みでは、鉄を選び、工場でのモノづくりについて論じた。鉄は焼却から高炉、転炉と移動し精錬・鋳造される。ここでもコスパが重要であることが述べられていた。以上の内容を各教科書1枚1枚をめくり読んで、予習した結果であり、学習保証時間として8時間を担保できる内容であり、 ディプロマ・ポリシーにふさわしい 知識・態度・能力を獲得したと言える。
A.(1)本活動は、化成肥料が植物の生育に与える影響を確認することを目的として実施した栽培実験である。実験にはホームセンターで購入したシシトウの苗を使用し、化成肥料としてハイポネックス「今日から野菜 野菜の肥料(カルシウム入り)」を用いた。また、化成肥料の基礎となる窒素肥料は、ハーバー・ボッシュ法によるアンモニア合成技術の発展によって大量生産が可能となり、現代農業を支える重要な工業製品であることについても学習した。 (2)本実験では、化成肥料の効果を確認するため、シシトウを用いて肥料施用の有無による生育状況の比較を行った。シシトウの苗を2株用意し、一方を対照群として肥料を与えず、もう一方を処理群としてハイポネックス「今日から野菜 野菜の肥料(カルシウム入り)」を規定量施用した。両群は同一条件下で栽培し、水やりや日照条件を統一した。栽培期間中は草丈、葉の状態、収穫本数を観察した。その結果、栽培終了時の草丈は対照群が40 cm、処理群が49 cmであった。また、収穫本数は対照群が12本、処理群が22本となり、処理群でより高い収量が得られた。さらに、処理群では葉色が濃く、茎も太く成長していることが確認された。 (3)本活動では、化成肥料を施用した場合と施用しない場合の比較実験を行い、植物の生育に及ぼす影響を定量的に評価した。草丈および収穫本数を測定した結果、肥料を施用した処理群で明確な生育促進効果が確認され、化成肥料の有効性を実験的に示すことができた。また、葉色や茎の太さといった外観上の変化についても観察し、植物の栄養状態との関連を考察した。さらに、化成肥料に含まれる窒素、リン、カリウムの役割や、ハーバー・ボッシュ法による肥料生産技術が現代農業を支えていることについて理解を深めた。加えて、日本の農業が化学肥料に依存している現状や、資源循環と肥料利用効率向上の重要性についても考察を行った。以上より、本活動は化学工業製品と農業生産との関係を実践的に学ぶ内容として十分な成果が認められ、合格に値するものである。
A.書誌情報 染色体験 奈良間小柚 8月4日提出 キーワード:紅花 要旨 本体験では、紅花の色素を用いて綿のハンカチを絞り染めし、天然染料による染色の原理を学んだ。輪ゴムや割りばしで布を縛り、染色液にアルカリ溶液を加えて発色させた後、酢酸を加えた水で色を定着させた。完成したハンカチには、布の重なりや縛り方による独自の模様が現れた。また、紅花は発酵によって赤色を生じることや、古くは灰汁をアルカリ、烏梅を酸性溶液として利用していたことを学び、天然染料と酸・アルカリの働きについて理解を深めることができた。 合格に値する根拠 紅花染め体験を通して、天然染料の性質やアルカリ・酸による発色と定着の仕組みを学び、応用化学の基礎知識を実践的に理解することができた。また、作業手順や安全面に配慮しながら丁寧に作業を進めることで、責任感や倫理観を養うことができた。さらに、染色の結果を観察し、発色や模様の違いについて考察することで、論理的思考力や課題解決力を身に付けるとともに、科学技術や伝統技法について継続的に学ぶ姿勢を養うことができた。
A.①書誌情報 題目:水を入れられる容器を作ろう、著者:齋藤考裕、提出日:2026年8月4日、キーワード:陶芸、マグカップ ②要旨 陶芸教室に参加し、粘土を用いてマグカップを製作した。飲み口がきれいなコップを作るには、焼く前の段階で平らにしても、厚さが不均一だときれいにならないと考えた。 ③内容について 七右エ門窯の陶芸教室に参加し、粘土500gでマグカップの製作を行った。手順は、初めに粘土を丸め、ろくろに固定する。その後、粘土の中心に親指で穴をあけ、全ての指を駆使して下から上に向けて少しずつ粘土を押し上げていった。この操作を厚さが5mmほどになるまで繰り返し行った。最後に飲み口の部分を水と布巾できれいにし、焼く作業へといった。完成したカップを見ると割れている部分はなくきれいにできていたが、飲み口が平らでなく、波立っていた。これは、焼く前の粘土の厚さが均等でなかったため、焼いているとき、縮む長さに差が出てしまったと考えた。
A.
A.今回、米沢市の御成山公園にある「人繊工業発祥之地」の石碑と、旧米沢高等工業学校本館を訪れ、人絹(ビスコースレーヨン)の研究開発と日本の化学工業の発展について調べた。 米沢高等工業学校は1910年(明治43年)に全国で7番目の高等工業学校として開設され、現在の山形大学工学部の前身となった。1944年に米沢工業専門学校へ改称され、1949年の学制改革によって山形大学工学部となった。旧本館は開学当時の姿を残す貴重な建物で、現在は重要文化財に指定されている。 人絹の研究で特に重要な人物が、応用化学科の講師として1912年に米沢高等工業学校へ赴任した秦逸三である。秦はビスコース法による人造絹糸の研究を進め、1913年には試作に成功し、学校内で公開実験を行うまでに研究を発展させた。ビスコース法は、木材パルプを原料として化学処理を行い、得られた溶液から繊維を作る方法であり、まさに「木から絹を作る」技術であった。この研究は大学内だけで終わらず、1918年には帝国人造絹糸株式会社の米沢工場につながり、人造絹糸の工業化が進められた。現在、旧米沢高等工業学校本館の秦逸三教授記念室には、当時のビスコース繊維やガラス製紡糸ノズルなどの資料が保存・展示されている。また、秦教授の研究試作糸や研究器具も産業技術史資料として残されており、当時の研究の様子を知ることができた。 御成山公園にある「人繊工業発祥之地」の石碑は、帝人の創立50周年を記念して、人造絹糸工場跡地を見渡せる場所に建てられたものである。この石碑から、米沢が日本の化学繊維産業の発祥の地の一つであり、ここから人造絹糸の生産が全国へ広がっていったことを知ることができた。 当時の日本は、近代化と工業化が急速に進んでいた時代であり、海外から技術を導入するだけでなく、日本独自の研究によって新しい工業技術を生み出すことが求められていた。その中で米沢高等工業学校は、化学や工業に関する専門教育を行い、実際の産業につながる研究を進める役割を果たした。特に秦逸三の人絹研究は、学校での基礎研究から企業による工業化へと発展した例であり、教育機関と産業界が結びついて日本の化学工業を発展させた重要な事例だと考えられる。
A.ハーバー・ボッシュ法で作られた化学肥料を使うと、植物の育ち方に驚くほどはっきりとした違いが出た。 実際に肥料をあげてみると、新しく出てきた葉っぱは驚くほど鮮やかな緑色になり、表面にはツヤツヤとしたきれいな光沢が生まれた。栄養がしっかりと行き渡ったおかげで、茎は力強く上に向かって伸び、全体がとても元気で健康的な姿に育っていった。これまでは、植物は水と日光だけで育つイメージがあったけれど、科学の力で作られた栄養がこれほどまっすぐに植物を元気にするのだと、その効果のすごさに本当に驚いた。 目の前の青々とした植木を通してリアルに実感することができた。身近な植物の栽培をきっかけに、化学の力が私たちの暮らしや食べ物を裏から支えてくれていることに気づけて、とても良い経験になった。
A.
A.(1)書誌情報 題目:化成肥料の施与がアジアンタム・ルーシーの葉柄数および草丈伸長に与える影響の検証 著者:小野朋夏 提出日:2026年8月3日 キーワード:アジアンタム、化成肥料、対照実験、ハーバー・ボッシュ法、植物栄養 (2)要旨 本報告は、ハーバー・ボッシュ法に端を発する化学肥料の有効性を評価すべく、シダ植物であるアジアンタム・ルーシーに対する化成肥料の施与が生育に及ぼす影響を対照実験により検証したものである。無肥用土に定植した同等サイズの2株を用意し、無施肥群(水のみ)と施肥群(緩効性化成肥料を施与)に分けた上で同一の室内環境下で栽培管理を行った。その結果、無施肥群と比較して施肥群において有効葉柄数の増加および草丈の伸長が顕著に観察され、株元からの新芽発芽頻度と小葉密度の増加が確認された。本知見は、窒素・リン酸・カリウムの三要素がシダ植物の葉柄伸長や新芽形成を促進することを実証し、効率的な施肥設計の妥当性を立証する客観的事実を示している。 (3)合格に値する根拠 本報告は、実験条件(対照群と処理群)の設定および苗の定植、長期間にわたる定常的な給水・環境管理、葉柄数や草丈の比較観察とデータ整理、さらには植物生理学および肥料化学に基づく考察を含め、合計8時間を超える授業時間外の学習時間を確実に担保して作成された。単なる植物の観察にとどまらず、独立変数を制御した対照実験を自ら設計・遂行するアプローチにより、科学的な課題追究能力を獲得した。また、化学肥料の生理的影響を論理的に整理・分析するプロセスを通じて、専門知識の修得のみならず、ディプロマ・ポリシーに掲げられた「客観的データに基づき問題を検証・解決する能力」および「学術的知見に基づく自律的な探求態度」を確かに獲得したため、本評点加点に値する。
A.「サンドブラスト加工によるオリジナルガラスマグカップの作製」 本活動では、ガラスの表面加工技術である「サンドブラスト加工」を活用し、世界にひとつだけのオリジナルガラスマグカップを作製した。透明なガラスマグカップの表面に海洋生物のマスキングシートを隙間なく貼り付け、研磨材の砂を高圧で吹き付けることで、平滑な透明部分と光の乱反射によるすりガラス部分の美しいコントラストを表現した。 作業の際、マスキングシートをゆっくり剥がした瞬間に、自分のイメージ通りのイルカや海の生き物たちの模様が鮮やかに浮かび上がった時の感動と達成感は非常に大きかった。さらに、完成したマグカップを実際の日常的なティータイムで使用してみると、すりガラス加工特有の適度なザラつきが手になじんで持ちやすく、注いだ飲み物が美しく映えることを実感できた。 単なる工作にとどまらず、固体の微粒子衝突による物理研磨という工学的な加工技術の有用性を身をもって理解するとともに、自らの手で形にした作品を生活の中で活用する「ものづくり」の本来の楽しさと感動を深く再認識する貴重な機会となった。
A.【書誌情報】 題目: 盛岡手づくり村における綿製ハンカチの藍染体験と染色原理に関する考察 著者: 石曽根萌音 提出日: 2026年8月4日 キーワード: 藍染、絞り染め(防染技法)、インディゴブルー、酸化反応、不均一浸透防止 【要旨】 本報告書は、盛岡手づくり村にて実施した綿製ハンカチ(42cm×42cm)の藍染体験を通じ、伝統的な防染技法(絞り染め)の工程と染色原理を検証したものである。ビー玉や割り箸等を用いた防染処理後、前処理として水通しを行い、藍甕への浸漬(3分間)と空気酸化を3~5回繰り返した。その結果、輪郭ににじみを持つ独自の白抜き模様と、深みのあるインディゴブルーへの発色を得た。考察では、水通しが染液の均一な浸透を促して染めムラを防ぐ役割を果たすこと、また還元状態(黄茶色・水溶性)の染液から引き出して空気に触れさせることで不溶性のインディゴ(青色)へ酸化定着する化学的メカニズムを明らかにした。 【合格に値する根拠】 本報告書は、体験作業のみならず、前処理(水通し)の必要性や空気酸化による呈色メカニズムについて自発的な課題設定と科学的考察を行っており、8時間相当の主体的な学習・試行錯誤が担保されている。伝統工芸の実践を通じて、化学的反応(還元と酸化)や素材特性(綿繊維への定着)に関する専門知識を獲得するとともに、定量的・論理的にプロセスを分析する実務能力および探究的態度を体現しており、合格条件を十分に満たしている。
A.本レポートは、工業化学、現代の電気化学、および工場しくみの教科書の予習についてまとめたものである。自然科学と工学としての化学の違いを定義した上で、ハードディスクの外部記憶装置に用いられる無電解めっき技術を取り上げている。さらに、具体例としてビールの醸造プロセスにおける原料準備から発酵、熟成、ろ過、パッケージングまでの流れを解説している。 化学を仕組みの解明を行う自然科学と、製品作りに応用する工学に分けて定義した。電気化学分野では、ハードディスクの磁気ディスクに必要な磁性膜を無欠陥かつ均一に形成するため、無電解めっきが用いられていることを示した。工場管理の例では、モルトとホップと水を煮詰めた麦汁に酵母を加え発酵させ、低温貯蔵で熟成した後にろ過・充填を行うビール製造の一連の工程をまとめた。 講義内容に基づき、化学の基礎概念から工業的応用、具体的な製造プロセスまでを正確に整理した。ハードディスクの磁性膜を形成する無電解めっき技術や、ビール醸造における発酵・熟成といった工程管理の重要性について理解を深めたため、単位認定に値すると考える。
A.
A.
A.
A.
A.〈緒言〉 紅花染色体験を通して、紅花の染色方法の特性やなぜそのような染め方をするのかや発酵について学ぶ。 〈実験方法〉 ①使用器具、食物 ・紅花の染め液 ・ハンカチ ・酢の水 ・洗濯バサミ ・輪ゴム ・木の棒 ・水 ②実験操作 1.ハンカチを折りたたみ、洗濯バサミや木の棒を使って好きな模様にした。 2.水に濡らして軽く絞った。 3.紅花の染め液に入れ、折りたたんだ半かの隙間にも染め液が入り込むように揉みこんだ。 4.5分ほど経ったあと約1分間酢入の水へ入れ、染色を止めた。 5.絞った後に広げて乾かした。 〈結果〉 白色のハンカチはピンク色に染まり、黄色(ウコン)のハンカチはオレンジ色に染まり、青色(藍染)のハンカチは紫に染まった。木の板や洗濯バサミで止めていた部分は染まっておらず、元のハンカチの色となっていた。 〈考察〉 今回の体験では、染液が浸透した部分のみが染色され、染液が届かなかった部分は元の色のままであったことから、染色は色素と繊維が接触することで起こることが確認できた。また、下地の色によって仕上がりの色が異なり、色の重なりによる変化を観察することができた。紅花には黄色色素と赤色色素であるカルタミンが含まれている。カルタミンはアルカリ性で溶けやすく、酸性で繊維に定着しやすい性質をもつため、最後に酢を加えた水へ浸すことで色素を固定し、染色を止めることができる。このように、酸とアルカリの性質を利用して染色が行われていることを学んだ。さらに、紅花染めでは発酵も重要な工程である。収穫した紅花を発酵させることで不要な成分が分解され、赤色色素を効率よく利用できる「紅餅」が作られる。発酵によって色素の品質が向上し、美しい赤色を得られるようになることから、微生物の働きが伝統的な染色技術に活用されていることを理解した。今回の体験を通して、紅花染めには化学的な性質と発酵の仕組みが深く関わっていることを学ぶことができた。
A.題目「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」、提出日2026年8月4日、著者 ?橋璃和、キーワード アルカリ、灰汁、タケノコ、渋みが挙げられる。 タケノコをぬかと一緒に鍋に入れ、加熱し、30分間ほど煮て一晩寝かせることでタケノコの灰汁を抜いた。翌日、炊き込みご飯と筑前煮を作り、本当にタケノコに苦みを感じないかを実食して調査した。その結果苦みは感じられず、タケノコのうまみとほかの具材の味がしみこんでいた。このことから、ぬかに含まれるアルカリがタケノコの苦みを取り除いたことが分かった。 この課題ではぬかとタケノコ、その他調理に使用する具材をスーパーで買いそろえた。今回は、買い出し、レシピやタケノコの下処理、灰汁抜きの原理を調査すること、灰汁抜きに2時間、翌日の調理に2時間(冷やす時間など含めてプラス2時間)以上を費やした。そのため、累計一日程度を消費した。また、一人で取り組んだため、効率が悪かったと感じた。しかし、灰汁抜きの原理を理解したうえで調理したため、いろいろなことが疑問に残った。この疑問をこのままにせず、しっかりと時間をとって調査し、また一から灰汁抜きをして次は蕨の漬物に挑戦したいと思った。
A. もっとも感動を伝えたい課外報告書は「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」である。筆頭著者を佐野愛莉、共同研究者を岡崎なな子とする。 春の山菜であるわらびは独特のえぐみを持つため、灰汁抜きが不可欠である。授業で学んだ「アルカリによる中和反応」が実際の調理過程でどのように働くのかを確かめたいと考え、炭酸水素ナトリウム(重曹)を用いた灰汁抜きを行った。わらびを洗い、重曹を加えた湯で数分間煮沸し、水にさらしてえぐみの除去を確認したうえで試食した。苦味はほとんどなく、柔らかさの中にわらび特有のシャキッとした食感が残り、化学反応が食感にまで影響することを実感した。 特に感動したのは、灰汁抜きが単なる下処理ではなく、食品中の成分変化を伴う「化学反応そのもの」であると体験を通して理解できた点である。わらびに含まれるシュウ酸などの酸性成分が重曹によって中和されることでえぐみが低減し、さらにアルカリ条件下での加熱により細胞壁中のペクチンが部分的に加水分解され、組織が適度に軟化する。この“味と食感の変化”を自分の舌で確かめた瞬間、授業で学んだ化学が生活の中で生きていることを強く感じ、学びが一気に身近になった。 調理という身近な行為の中に化学が深く関わっていることを体験し、知識を「使える理解」へと変えることができた。実際に手を動かし、変化を観察し、味わいながら考察する過程は学習保証時間8時間を十分に満たす内容であり、化学と生活のつながりを体感できた点で大きな学びとなった。そのためこの報告書は、合格に値すると考える。
A.書誌情報) 「予習報告書」24512348_亀山來、提出日:8月4日、キーワード:工場の仕組み、現代の電気化学、最新工業化学 要旨) 「工場の仕組み」では、5-8では工場でものづくりを行う際に必要な工場長の仕事とその在り方について考えられていて、その中でも納期の遵守や受注、今後の見通しまで考え、行動する必要性が社会では必要とされると感じた。(読書メーター:https://bookmeter.com/books/25298)次に、「最新工業化学」では4.2.7のカーボンクラスター類の中のA.フラーレンが印象に残った。フラーレンは1985年にH.W.Krotoらによって、黒鉛をレーザー蒸発させたすすを質量分析した際に存在を提案した物質であり、1990年に炭素の大量合成法が開発されたことで発見された。また、工学的な観点からは、フラーレンの分子は面心立方構造のため、高速で分子が回転していることで、耐熱コーティング剤、ガス吸着の医療品としての研究が進められている。(読書メーター:https://bookmeter.com/books/774203)最後に、「現代の電気化学」では、8.4.4でバイオエレクトロニクスの展開として生体分子を利用して電気化学素子のようなものなどのぶんやが展開していくことが論じられていたが、前のページで生物電池として取り上げられていたことから水素電池や鉛蓄電池のようなただ物質を消費するだけではないエネルギー的に効率の良い生物電池はエネルギーと工業化学の関係を象徴しているものであると感じた。(読書メーターに見当たらないため、なし) 合格に値する根拠) 予習報告書を作成して、授業に対する向き合い方が変わった。教科書を端から端まで読むことである程度話している範囲に目星が付くようになり、話の内容が頭に入ってきやすかったように感じた。このため、合格に値する根拠はあると言える。
A.
A.題目「染色体験をしてみよう」、著者川村真由、提出日8/4 白いTシャツを藍染めするという体験を行った。実際に染め液をつくり、染め物をつけこみ、水洗いする、色止め液につける、脱水させる、といった工程を終えて染色に成功した。染色の工程における色止め剤の投入・染め物の乾燥といった作業の意図を考察した。 実際に正規の染め方に従って、色むらなどもなく、明るい藍色に染色させることができ、インターネット上でも藍染めに関わる知識を調べて学び、身につけることができた私は合格に値する活動を行えたと言える。
A.【書誌情報】 本報告書の題目は「三五八床を用いたきゅうりの発酵処理における食感変化と発酵機序に関する課外報告」であり、2026年8月4日に提出した。著者は筆頭著者の田中心優および共著者の神山結菜であり、筆頭著者は調理、撮影、考察、執筆を、共著者は器具消毒、前処理、記録を担当した。キーワードは、三五八漬け、米麹、浸透圧、脱水作用、乳酸発酵の5語である。 【要旨】 高濃度の塩分および糖分を含む三五八床にきゅうりを浸漬した際、細胞膜を隔てた浸透圧差により著しい脱水が生じ、細胞膨潤圧の低下に伴う組織の密着化が進行することを確認した。また、麹菌由来の酵素分解と乳酸発酵に伴うpH低下が複合的に作用することで、生状態とは異なる独特の歯切れの良い食感と保蔵性が生成されるという主旨を客観的に論証した。 【合格に値する根拠】 本取り組みでは計9時間の学習時間を担保した。内訳は、事前文献調査(2時間)、器具消毒と調理前処理(1時間)、経過観察とデータ記録(2時間)、SNSでの成果発信およびグラフィカルアブストラクト作成(1.5時間)、報告書の考察・執筆(2.5時間)である。三現主義に基づき生物化学的現象を客観的に分析する能力を獲得し、規定時間を満たしているため合格に値する。
A.
A.①書誌情報 題目:オカリナを作ろう 著者:四垂蒼羅 提出日:2026年7月14日である。 本報告では、専用粘土を用いてオカリナを製作し、成形や焼成、音を発生させる構造について調査した。キーワードは、オカリナ、粘土、焼成、音響、製作技術である。身近な材料から楽器を製作する過程を通して、ものづくりに必要な技術と科学的な仕組みを理解することを目的とした。 ②要旨 インターネット上の資料や製作動画を参考にしながら、家庭用オーブンで焼成可能な専用粘土を用いてオカリナを製作した。粘土の空気抜き、内部空洞の形成、歌口や指穴の加工、乾燥、焼成までの各工程を慎重に行った。完成したオカリナは正確な音程ではなかったものの、音を出すことができた。製作を通して、内部空洞の大きさや吹き口、歌口、指穴の形状が音質や音程に大きく関係することを確認し、楽器製作における精密な加工の重要性を理解した。 ③合格に値する根拠 本取り組みでは、オカリナの製作方法を調査するだけでなく、実際の製作工程を通して材料加工、乾燥、焼成条件、音響構造について主体的に学習した。特に、空洞の厚さや歌口の形状を調整しながら試行錯誤することで、問題解決能力や技術的な工夫を身に付けた。また、家庭用オーブンを使用する際の火災防止や換気、耐熱手袋の使用など安全管理にも配慮した。製作結果を音の発生原理と関連付けて考察することで、科学的思考力、創造力、ものづくりに必要な実践的能力を高めることができ、8時間相当の学習成果として十分な内容である。
A.
A.本実習では、山形が誇る伝統工芸「紅花染め」を通じ、天然色素による色彩の奥深さと職人の技術を身をもって体験した。 被染物には、下地に藍染めが施された鮮やかな青色の綿ハンカチを選択。ここに紅花の赤色色素(カルサミン)を重ね染めし、気品あふれる深みのある紫にする手法を学んだ。制作では、布を屏風畳みで幾何学的に折り込み、3本の木板で強固に挟み込む板締絞りを施した。染料液の中で優しく揉み込み、仕上げに酢酸処理を行うことで、アルカリ抽出された色素が酸性下で不溶化し、綿の微細構造へ強固に不溶化定着する鮮やかな発色機構(色止め)を化学的にも体感した。 板を取り外して広げた瞬間、目の前に広がったのは息をのむほど美しい光景だった。藍の青と紅花の赤が重なり合った幻想的な紫の地に、自分で考えて行った圧着によって染料の浸透が遮断された下地の青が、意外と美しい模様として鮮明に浮き上がっていた。 単なる染色作業にとどまらず、自然の恩恵と理にかなった化学反応が織りなす伝統の技に深く感銘を受けるとともに、モノづくりの真髄を実感する極めて貴重な機会となった。
A.(1)書誌情報 ビスコースレーヨン発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 2026.8.4 ビスコース 米沢 (2)要旨 本調査では、米沢市の御成山公園にある「人繊工業発祥之地」の石碑と、旧米沢高等工業学校本館に展示されている認定化学遺産第005号「ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料」を見学した。見学を通して、米沢高等工業学校で行われたビスコースレーヨンの研究が、日本の化学繊維産業の発展に大きく貢献したことを学んだ。また、展示資料や石碑から、大学における研究成果が産業へ応用され、日本の近代化を支えた歴史について理解を深めることができた。 (3)合格に値する根拠 本調査では、化学遺産や歴史資料を実際に見学し、ビスコース法レーヨンの開発が日本の化学繊維産業や地域産業の発展に果たした役割について理解を深めた。展示資料からは、研究成果を実用化へ結び付けるための技術開発や産業界との連携の重要性を学ぶことができた。また、米沢高等工業学校が技術者育成や地域産業の発展に大きく貢献してきたことを知り、大学の研究が社会へ与える影響の大きさを実感した。今回の見学を通して、歴史的な技術開発を学ぶことは、現在のものづくりや研究活動を考えるうえでも重要であり、技術を社会に役立てる視点を持つことの大切さを理解することができた。
A.(1)書誌情報 「鋳造体験」荒川琴音 8月4日 合金、鋳造 (2)要旨 アイアンファクトリーの家庭用鋳造体験キット、INSTANT CASTING KITを使って鋳造を行った。融点80℃の錫、ビスマス、 インジウムの合金を使用し、ハート形のキーホルダーを作成した。まず粘土で型をとり、そこに鍋で熱して溶かした合金を流しいれて冷やした。何回かの失敗を繰り返してなんとか及第点の出来栄えに完成した。 錫、ビスマス、 インジウムは単体だと融点は200℃近い。それがなぜ合金にすることで80℃まで融点を下げることができるようになるのか考察した。まず、合金にすることで結晶構造が乱れ、安定した個体の結晶を作れなくなった結果液体になりやすくなったと考える。また、特定の金属の組成費において結晶が一気に融解する温度、共晶点というものが存在する。これは単体の金属の融点よりも低い温度に存在する。これらの理由により融点が低くなるのだと考える。 (3)合格に値する根拠 この課題は合格に値していると考える。以下にその根拠を示す。 まず、十分な学習時間を保証できていることが根拠として挙げられる。具体的には鋳造体験に対する調査、キットの購入、作品の構想、型の作成、鋳造、融点についての考察、報告書の作成といった各段階に時間を割いている。したがって学習時間は十分である。 そして、ディプロマポリシーにふさわしい能力を得たともいえる。鋳造計画から実行に至るまでを完遂したことにより「豊かな発想力をもって、計画的に仕事を進め、課題を解決に導く能力を身に着けている」ことが、融点の低さについて考察したことで「応用化学、化学工学及びバイオ工学の基礎知識と、それらを応用する能力を身に着けている」ことが、それを報告書にまとめたことで「論理的な思考力と記述力及びコミュニケーション力を身に着けている」ことが言える。よって能力に関しても十分に得られたと考えられる。 以上により、この課題は合格に必要な基準は十分に満たしていると考える。したがって合格に値すると考える。
A.
A.【書誌情報】 題目:水を入れられる容器を作ろう 著者:組谷風太 提出日:2026年8月1日 キーワード:陶芸、ろくろ成形、オリジナル食器、手作り、水分補給 【要旨】 日々の水分補給をより豊かにするため、陶芸教室で電動ろくろを用いたオリジナル容器の制作に取り組んだ。2026年6月14日、宮城県の教室にて陶土を用い、両手で包み込める丸みのある小鉢型のカップを成形した。乾燥・素焼き・釉薬掛け・本焼きを経て鮮やかな青色に発色する器が完成し、実際に水を入れて使用したところ、手に馴染むサイズ感と自然な曲線による持ちやすさを確認した。 【合格に値する根拠】 本活動は陶芸教室への参加、電動ろくろでの成形作業、完成後の実使用による検証、報告書作成までを含み、学習保証時間8時間相当を担保する。ろくろ成形時に力加減を試行錯誤し作成ひたことは、ディプロマ・ポリシーの「豊かな発想力をもって、計画的に仕事を進め、課題を解決に導く能力を身に着けている。」と合致していると考える。
A.
A.【書誌情報】 題目:灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう―わらびのごま油炒め―。著者:びきお。提出日:2026年8月4日。キーワード:わらび、灰汁抜き、重曹、プタキロサイド、アルカリ処理。単著のため、共著者としての役割記載はなし。 【要旨】 本報告書は、わらびの灰汁抜きを重曹によるアルカリ処理で行い、4 cm幅に切ってごま油とめんつゆで炒めた過程と結果をまとめたものである。灰汁抜き後のわらびは苦味・えぐみがなく、緑色を保持したまま軟化した食感を示した。この結果を、重曹による細胞膜破壊とプタキロサイドの溶出という化学的機序から考察した。 【合格に値する根拠】 山菜の下処理、重曹による一晩の浸漬、水さらし、調理、喫食、報告書執筆という一連の工程には8時間以上を要した。灰汁抜きの化学的機序を文献に基づき考察し、単なる感想ではなく客観的な観察結果と化学的知識を結びつけて記述した点で、本学のディプロマ・ポリシーが求める知識活用・課題探究の姿勢を満たしていると考える。
A.染色体験をしてみよつ 紅花染め体験を行い、黄色のハンカチを染色した。紅花に含まれる色素が繊維に結合して色が付く仕組みや、染色方法による色の変化について学んだ。 紅花染め体験を行い、黄色のハンカチを染色した。紅花は昔から染料として利用されており、赤や黄色の色素を含んでいる。黄色のハンカチを用意し、洗濯ばさみや割りばしを使って布を挟み、模様ができるようにした。その後、紅花餅を使った染液にハンカチを浸して染色した。染液につける時間を長くしたり、布を揺らしたりすることで、染料が均一に染み込むように工夫した。染色後は水につけて余分な染料を落とし、乾燥させて完成させた。完成したハンカチは、染まった部分が橙色になり、実際に使用できるものになった。 今回の活動では、植物由来の染料を用いた染色の仕組みを実際に体験し、理解することができた。紅花に含まれる色素が布の繊維に結合することで、布に色が定着すると考えられる。また、染液につける時間や布の動かし方によって色の付き方が変化し、洗濯ばさみや割りばしで布を挟むことで模様を作れることも分かった。昔から利用されてきた染色技術が、現在でも実際に使用できる形で残っていることに感動した。化学的な仕組みと伝統的な技術の関わりを学ぶことができた。
A.
A.今回、灰汁抜きを活用した料理としてワラビのおひたしを作った。ワラビは春を代表する山菜であるが、そのままでは灰汁が強く、苦味やえぐみがあるため、おいしく食べるには灰汁抜きが欠かせない。実際に灰汁抜きを行うことで、調理によって味や食感がどのように変化するのかを確かめたいと考え、この料理を選んだ。調理では、ワラビをよく洗い、重曹を少量振りかけて熱湯を注ぎ、一晩置いて灰汁抜きを行った。その後、水で数回すすいでから食べやすい長さに切り、しょうゆをかけて仕上げた。 食べてみると、苦味やえぐみはほとんど感じられず、ワラビ本来の香りを楽しむことができた。また、シャキシャキとした歯ごたえが残っており、さっぱりとした味わいでとても食べやすかった。このような食感になったのは、重曹と熱湯によって灰汁成分が取り除かれた一方で、長時間加熱せずに灰汁抜きを行ったため、細胞組織が大きく壊れなかったからだと考えられる。今回の調理を通して、灰汁抜きは苦味を取り除くだけでなく、山菜本来の風味や食感を生かし、おいしく食べるために重要な工程であることを実感した。
A.課外報告書としてワラビの灰汁抜きを行った。 諸言 今回の課外活動ではワラビの灰汁抜きを行い、そのワラビを使ったワラビの味噌汁を作った。 ワラビとはシダ植物の一種で、山菜として知られるものである。 方法 ワラビ1キロに対して100℃のお湯二リットル 、重曹小さじ二杯、それをワラビの入った容器に入れて8時間放置、その後、お湯を捨て、常温の水道水を一晩漬ける。漬け終わったら、ワラビを取り出し、適当な大きさにカットしたあと、油揚げと一緒に味噌汁に加える。 結果 外観として灰汁抜き前のワラビは濃い緑色や茶褐色であったが灰汁抜き後は鮮やかな緑色へと変化した。風味はえぐみや苦味は感じられず、適度にワラビの風味が感じられ、食感はシャキシャキとしていた。 考察 灰汁抜きのげんりについて 炭酸水素ナトリウム(重曹)によるワラビのアク抜きは、重曹が弱アルカリ性であること利用している。ワラビに含まれるアク成分はアルカリ性の条件下で分解・溶出しやすくなるため、熱湯に重曹を加えて浸すことで、えぐみや苦みが減少させている考えられる。また、アルカリ性によって細胞壁の成分であるペクチンが一部変化し、ワラビが適度に柔らかくなると考えられる。
A.きゅうりの古漬け作り 1. 緒言 日本では古くから、微生物の働きを利用した発酵食品が多く作られてきた。その中でも漬物は、乳酸菌による発酵を利用した代表的な食品である。今回は、身近な野菜であり、乳酸発酵による変化を観察しやすい「きゅうりの古漬け」を選んだ。 きゅうりの古漬けは、長期間塩漬けすることで乳酸菌が増殖し、独特の酸味や香り、歯ごたえが生まれる。発酵による食品保存の仕組みを理解することを目的として作製した。 2. 方法 まず、使用する容器を熱湯消毒し、雑菌の混入を防いだ。きゅうりを水洗いして水分を十分に拭き取り、重量を測定した。 きゅうりに対して8?10 wt%になるように塩を加え、容器に入れて重石を置いた。塩によってきゅうりから水分が抜け、塩分環境に強い乳酸菌が増殖できる条件を整えた。 その後、冷暗所で約1か月以上保存し、乳酸発酵を進行させた。発酵中はカビの発生や異臭がないか確認し、安全に管理した。 3. 結果 完成したきゅうりの古漬けは、通常の浅漬けとは異なり、酸味のある発酵特有の風味が感じられた。また、塩味が強く、きゅうりの水分が抜けたことで、少し柔らかくなりながらも独特の歯ごたえがあった。 市販の漬物とは異なる、昔ながらの保存食らしい味わいを感じることができた。 4. 考察 きゅうりの古漬けでは、塩による浸透圧によって細胞内の水分が外へ移動し、野菜の水分量が減少する。その結果、パリパリとした食感から、しんなりとした独特の食感へ変化する。 また、乳酸菌が糖を分解して乳酸を生成することで酸味が生じ、pHが低下することで腐敗菌の増殖が抑えられる。これは微生物の働きを利用した食品保存であり、バイオテクノロジーの一例である。 今回の実験を通して、昔から日本で利用されてきた発酵技術が、微生物の性質を活用した合理的な食品保存方法であることを理解した。
A.
A.【書誌情報】 題目「染色体験をしてみよう」、著者 小野絵里花、提出日 2026年8月4日、キーワード:紅花、絞り染め、天然染料、酸性処理、染色 【要旨】 染織工房わくわく館で紅花染めを体験し、薄い黄色のハンカチを三角形に折り、板や割りばしで固定して模様を付けた。布を水に浸してから紅花の染色液に入れ、布の重なった部分にも液が届くように動かしながら染色した。その後、酢酸水溶液で処理し、水で洗って乾燥させた。完成したハンカチは赤みのあるオレンジ色となり、板で挟んだ部分には黄色が残った。染色液の浸透しやすさと布の固定方法によって、色の濃淡や模様が変化することを確認した。 【合格に値する根拠】 現地での染色体験に加え、紅花色素の性質、布を事前に水へ浸す理由、酢酸水溶液による色の定着、染色後の洗濯方法について調べた。さらに、撮影した写真と観察記録を整理し、結果と考察をまとめる作業を含めて8時間以上取り組んだ。実際の操作で得られた色や模様を観察し、その原因を化学的に考えることで、実験結果を客観的に記録し、根拠をもとに考察する力を身に付けた。以上のことから、合格に値すると考えた。
A.
A.
A.【書誌情報】題目:「紅花染めにおける色素抽出と酸・アルカリ制御による定着メカニズムの検証」 著者:自著、提出日:2026年8月4日 キーワード:紅花染め、紅色色素、アルカリ抽出、酸定着、液相分離。 【要旨】本報告は伝統的な紅花染めを通じ、色素の溶解性と中和による定着原理を検証した。黄色色素を水洗除去後、アルカリ抽出した紅色色素に白布を浸し、酸添加で定着させた。結果、鮮やかな淡紅色に染まり、色素の物性差を利用した技術の合理性を解明した。 【合格に値する根拠】本課題では文献調査と実験結果の解析に計8時間の学習時間を充て、天然有機色素の化学的挙動と伝統染色技法の原理に関する専門知識を修得した。また、溶解性の違いや中和による定着メカニズムを理論的に考察する探究能力と態度を獲得した。これは本学のディプロマ・ポリシーが求める科学的思考力と専門性に合致する成果であり、十分な学習量を担保しているため加点に値すると判断する。
A.
A. 題目は灰汁抜きをして山菜料理を楽しもうである。著者は千葉暖乃で提出日は2026年6月9日である。キーワードとして灰汁抜き、わらび、重曹、アルカリ処理、ペクチン分解を挙げる。 本報告書は、代表的な山菜であるわらびを対象に、食品用重曹を用いた伝統的な灰汁抜きの有効性と、その化学的メカニズムを検証したものである。実験では、生のわらびに重曹を振りかけ、100℃の熱湯を注いで12時間静置した後に水さらしを行った。その結果、わらび特有の強い苦味やえぐみ(ポリフェノール類や有機酸)が消失し、ぬめりを伴う良好な食味へと変化した。これは重曹のアルカリ作用によって灰汁成分が水中に溶出しやすくなったためである。また、アルカリにより細胞壁中のペクチンが適度に分解・軟化し、山菜本来の風味と心地よい歯ごたえを両立した食感が形成されることを実証した。 本調理実験の適切な実施、計16時間に及ぶ処理・水さらしプロセスの厳密な管理、試食による食味評価、および食品化学・調理科学の視点を取り入れた文献調査と報告書作成に、計8時間以上の学習時間を確実に費やした。単なる調理作業にとどまらず、弱塩基性物質によるpH制御が植物組織や成分抽出に及ぼす影響を理解する「工学としての化学」の実践的知識とアプローチを修得した。これは、先人たちの伝統技術を科学的に紐解き、環境や素材を適切にコントロールする能力・態度を養うという工学部のディプロマ・ポリシーに深く合致しており、加点合格に十分に値する。
A.・書誌情報 題目: 灰汁抜き工程における食材の微視的変化と食感制御に関する調理 科学的考察著者: 伊藤葵 提出日: 2026年8月4日 キーワード: Aku-nuki(灰汁抜き), pH-Control(水素イオン濃度調整), Osmosis(浸透圧), Pectin(ペクチン), Gel-Structure(ゲル構造) ・要旨 本報告は、伝統的な調理技法「灰汁抜き」の背後にある化学的・物理的現象を、筑前煮の調理実践を通じて検証したものである。ごぼうおよびれんこんに対する酢水処理は、ポリフェノール酸化酵素の最適pH域を逸脱させることで褐変とえぐみの発現を完全に抑制し、同時に細胞壁ペクチンの不溶化を促して理想的な硬度(シャキシャキ感)を保持させた。また、こんにゃくに対する塩もみおよび熱水処理は、浸透圧差による脱水反応を誘発して網目構造を凝縮させ、余分な水酸化カルシウムを揮発除去することで、高密度の弾力性と劇的な味染み特性を獲得させた。経験則として受け継がれてきた前処理が、食材の微視的組織を最適化するための極めて合理的な科学操作であると実証した。 ・合格に値する根拠 本課題は、事前学習に三時間、調理検証に三時間、考察と図式化に二時間を費やし、計八時間の学習時間を担保しました。この過程で、pH制御や浸透圧によるゲルの脱水など、調理現象をコロイド化学の視点から論理的に説明する専門知識を獲得しました。日常の現象を微視的に捉える科学的探究の態度を身につけるとともに、複雑な化学変化を最小限の記号で視覚化して伝える高度な表現能力を修得したため、ディプロマ・ポリシーを満たし合格に値すると確信します。
A.
A.書誌情報 題目 灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 著者 佐藤裕周 提出日 2026/8/3 キーワード 灰汁 中和 要旨 今回の課外報告書では、灰汁抜きをして、山菜料理を作った。具体的には、フキを収穫し、重曹水を利用することで、灰汁抜きを行い、食べられる状態にした。これにより、山菜の食べ方と、今後はどのようにアク抜きを行うことで、良い調理が可能になるかについて考えることが出来た。山菜は灰汁抜きをしっかりと行わなければ体調不良に陥る場合もあるため、慎重に工程をこなす必要があると考えることが出来る。 合格に値する根拠 今回の山菜を用いた実習に関して、幅広い教養と汎用的技能について、特に満たすことが出来たと考えている。これについては山菜を中和反応によってアク抜きされていると考えることで、いままで気にすることのなかった灰汁抜きに対して、化学的知見から知識を得ることが出来たためである。生活の知識からより具体的な項目に対しての知識を得ることで、大学生として、幅広い知識を得ることが出来るのではないかと考えることが出来る。
A.灰汁抜きの報告書を選んだ。 理由は、もともと山菜特有のエグみが苦手で山菜をあまり食べなかったのだが、正しい灰汁抜きを行うことで嫌なエグみだけが消えて美味しいと感動したためである。アクの強い食材において、適切な下処理が料理の風味や食感に与える影響を検証するために、わらびの一本漬けを灰汁抜きの段階から調理をした。 結果、嫌なアクやエグみが抜け、食材特有の旨味と理想的な食感が得られた。
A.もっとも感動を伝えたい課外報告書の紹介 「漬物作りを通して学んだ発酵の力」 私が最も感動を伝えたい課外報告書は、「漬物作り」に関する報告書である。この課題では、乳酸発酵を利用した漬物作りを実際に行い、昔から受け継がれてきた食品保存の知恵と、微生物の働きについて学んだ。 漬物は、単に野菜に味を付ける料理ではなく、微生物の働きを利用した発酵食品である。漬け込みの過程では、乳酸菌などの微生物が働くことで酸味や風味が生まれ、食品の保存性が高まる。普段何気なく食べている漬物の中に、微生物の活動や科学的な仕組みが関わっていることを知り、大きな驚きと感動を覚えた。 実際に漬物を作ることで、材料の状態や漬ける時間、環境条件によって味や香りが変化することを体験した。完成した漬物を食べた際には、自分で手をかけて作ったものが、時間をかけて変化し、食べられる食品になる過程に大きな達成感を感じた。また、昔の人々が冷蔵技術のない時代に、発酵という自然の力を利用して食品を保存していたことにも感銘を受けた。 この課題を通して、科学技術は最新の機械や高度な設備だけではなく、昔から人々の生活の中で利用されてきた自然の仕組みにも存在していることを学んだ。特に発酵技術は、食品の保存だけでなく、味や栄養価の向上にも役立つ重要な技術であり、現在の食品工学やバイオ技術にもつながっている。 また、地域ごとに異なる漬物文化が存在することから、食品にはその土地の歴史や人々の知恵が込められていることも感じた。単なる食品としてではなく、文化や技術を次の世代へ伝える役割を持っている点にも魅力を感じた。 漬物作りの報告書は、身近な食品を通して科学の面白さや先人の知恵を実感できた課題であり、最も感動を伝えたい課外報告書である。
A.花を育てた課外報告書 ハーバー・ボッシュ法による化学肥料の効果を実際に観察し、植物の成長の変化に驚いた。葉の色や茎の伸び方から肥料の効果を実感し、化学技術が農業や私たちの暮らしを支える大切な役割を果たしていることを学んだ。普段は意識しない化学の力を身近に感じることができ、とても印象に残る貴重な体験となった。
A.大学生活の中で最も深く心が震え、完成の瞬間に鮮烈な感動と達成感を覚えた課外の取り組みとして、伝統技法紅花染めを紹介します。 本取り組みの目的は、伝統的な紅花染めの工程を通して、天然染料の性質やpH変化に伴う色素の定着メカニズムを実地で解明・検証することでした。 仕上がりの色変化を緻密に想定して青・白・黄の綿ハンカチを選び、輪ゴムや板による防染処理を施しました。本実験の醍醐味は、紅花の赤色色素(カルサミン)が持つ化学的特性の可視化です。カルサミンは水に溶けにくくアルカリ性にのみ溶解するため、まずアルカリ溶液で抽出して繊維へ吸着させました。そこへ酸を投入して溶液を中和させることで色素を即座に不溶化させ、繊維へ鮮やかに固着・発色させました。 水洗場で輪ゴムや板を丁寧に取り外し、風にたなびくハンカチに白抜き模様と深みのある鮮烈な紅色がくっきりと浮かび上がった瞬間、理論と伝統美が融合した鳥肌が立つような感動を味わいました。 化学反応の真理と鮮やかな発色を目で見て実感するとともに、自らの手で模様をデザインした作品への深い愛着が芽生えた、私にとって最も胸を打つ忘れられない取り組みです。
A.【書誌情報】 題目:染物体験をしよう 著者:横山仁胡 提出日:2026年7月28日 キーワード:紅花、染色、ハンカチ、天然染料、伝統文化、絞り染め 【要旨】 本体験では、山形県米沢市の「わくわく館」において、紅花を用いたハンカチの染色体験を行った。2026年7月14日に実施し、白いハンカチを輪ゴムや洗濯ばさみで絞った後、紅花の染液に浸して染色した。染色後に水洗いと乾燥を行い、完成した作品の色や模様を観察した。その結果、ハンカチは鮮やかな桃色に染まり、絞った部分には白い模様が残った。また、絞り方によって模様が異なることが確認できた。今回の体験を通して、天然染料の特徴や伝統的な染色技術について学ぶことができた。 【合格に値する根拠】 本課外報告書では、山形県の伝統文化である紅花染めについて学び、実際に染色体験を行った。体験活動では、ハンカチの絞り方や染色の工程を観察し、天然染料による染色の仕組みを理解した。また、完成した作品を観察することで、染料の浸透の違いや絞り染めによる模様の形成について考察することができた。 さらに、紅花が山形県の伝統産業や文化と深く関わっていることを学び、地域の歴史や工芸技術への理解を深めることができた。この活動を通して、観察した事実を整理し、その結果から考察する力を養うことができた。これらの取り組みは、地域文化への理解を深めるとともに、科学的・客観的に事象を捉える力の向上につながるものであり、学習保証時間として十分な内容であると考える。
A.【書誌情報】 題目:古漬けを楽しもう 科目名:無機工業化学 実施内容:たくあん漬け(乳酸発酵漬物)の調理・試食 【要旨】 本課題では、乳酸発酵を利用した漬物について理解を深めるため、日本の伝統的な漬物であるたくあんを作成した。たくあんは干した大根を塩や漬け床に漬け込み、乳酸菌の働きによって発酵させる食品であり、保存性を高めるだけでなく、独特の風味や食感が生まれることが特徴である。今回の調理では、大根を適切な大きさに切り込みを入れ、漬け込み後に食べやすい大きさへ切り分けて試食した。調理前には器具やまな板を十分に洗浄し、衛生管理に注意して作業を行った。完成したたくあんは鮮やかな黄色を保ち、歯切れの良い食感とほどよい塩味、発酵によるまろやかな酸味が感じられた。また、生の大根と比較すると辛味は少なく、乳酸発酵によって味に深みが加わっていた。今回の実践を通して、乳酸菌の働きが食品の保存性や風味の向上に大きく関わっていることを確認することができた。 【合格に値する根拠】 たくあんは乳酸菌による乳酸発酵を利用した代表的な発酵食品である。乳酸菌は糖を分解して乳酸を生成し、漬け床を酸性に保つことで腐敗菌の増殖を抑制する。そのため、保存期間を延ばすだけでなく、食品の安全性を高める役割も果たしている。また、乳酸発酵によって生まれる有機酸や香気成分は、たくあん特有の風味やまろやかな酸味を与える。講義では、古くから日本では微生物を利用した食品加工が発達し、たくあんや紫蘇漬けなどの漬物が生活に根付いてきたことを学んだ。さらに、乳酸菌を十分に増殖させるためには適切な塩分濃度が重要であり、塩分が低すぎると腐敗菌が増殖し、高すぎると乳酸菌の活動も抑えられることを理解した。今回の調理でも、衛生管理を徹底しながら適切に漬け込んだことで、腐敗することなく良好なたくあんを作ることができた。実際に試食すると、生の大根にはない酸味と旨味があり、歯切れの良い食感も得られたことから、乳酸発酵によって品質が向上したことを実感できた。今回の実践は、講義で学んだ乳酸発酵や微生物の働きを実際の食品づくりで確認できたものであり、化学と微生物学の知識を実生活へ応用する良い機会となった。また、発酵食品は微生物の働きを利用した身近な化学プロセスであり、食品の保存技術として現在でも広く利用されていることを理解することができた。
A.
A.題目:「あく抜きを用いた山菜料理の作製」 著者:松村比奈多 提出日:2026年8月2日 キーワード:わらび、あく抜き、アルカリ性 今回の課外活動では、灰汁抜きを活用した料理として「わらびのお浸し」を選び、実際に調理・試食を行った。わらびを選んだ理由は、春の山菜として身近であり、灰汁抜きによって味や食感がどのように変化するのかに興味を持ったためである。調理では、わらびに重曹を加えて熱湯を注ぎ、一晩置いて灰汁抜きを行った。その後、水洗いして食べやすい大きさに切り、お浸しとして食べた。 試食した結果、苦味やえぐみがほとんどなくなり、わらび特有の風味や滑らかな食感を感じることができた。これは、重曹のアルカリ性によって灰汁成分が除去されるとともに、わらびの組織が適度に軟化したためと考えられる。一方で、処理が過剰になると柔らかくなり過ぎる可能性もある。今回の実習を通して、灰汁抜きは食材の品質や食感を向上させる重要な化学的処理であることを学んだ。 実際にわらびのお浸しを調理し、重曹を用いた灰汁抜きの効果を確認した。また、灰汁抜き前後における味や食感の変化について観察し、その要因を化学的な視点から考察することで、アルカリ性物質である重曹が食品成分に与える影響について理解を深めることができた。さらに、無機工業化学で学ぶ化学反応や物質の性質が、日常の食品加工にも活用されていることを実感し、化学と生活との密接な関わりについて学ぶことができた。以上より、本課題の目的を十分に達成したと考える。
A.大学の課外報告書として「古漬けを楽しもう」に取り組みました。今回は、なすを1か月以上漬け込んで古漬けを作り、発酵による味や香り、食感の変化を観察しました。漬け込みが進むことで乳酸発酵が進行し、浅漬けとは異なる酸味と深い風味が生まれることを確認しました。また、発酵によって保存性が高まる仕組みや、昔から受け継がれてきた食品保存技術について理解を深めることができました。身近な食材を通して、発酵食品の科学と伝統的な食文化を学ぶ貴重な機会となりました。
A.【書誌情報】 題目:琉球ガラスを用いたグラス作成 著者:小林明久里 提出日:2026/8/2 キーワード:琉球ガラス 【要旨】 本報告では、戦後の資源再利用を背景に発展した琉球ガラスを用い、宙吹きガラス技法によるグラスおよびマグカップの製作を通して、その構造形成と機能性について化学的・工学的観点から考察した。約1,200?1,300℃で溶融したガラスにカラーカレットや重曹を加え、色彩や気泡を形成した後、成形、ポンテ移し、徐冷の各工程を経て作品を製作した。完成した作品を評価した結果、気泡による光の屈折や独特の質感による意匠性に加え、ガラスの厚みが保冷性や耐久性に寄与すること、また徐冷工程が内部応力の低減に重要な役割を果たすことを確認した。本実習を通して、ガラスの物理的・熱的特性と製造工程が製品の構造や機能に及ぼす影響について理解を深めることができた。 【合格に値する根拠】 本課題では、琉球ガラスの歴史やガラス工学に関する事前調査、宙吹き成形や徐冷処理などの実習、完成した作品の構造および機能性の評価、さらに報告書の作成までの一連の作業を行い、合計8時間以上の学修時間を確保した。 また、本課題への取り組みを通して、ディプロマ・ポリシーに掲げられた知識・能力・態度を身に付けることができた。 ・専門的知識 ソーダガラスの熱的性質や、溶融・成形時における温度管理の重要性、重曹による気泡形成の仕組み、さらに徐冷による内部応力の低減について理解を深めた。 ・課題解決・実践能力 宙吹き成形やポンテ移しなどの各工程の役割を化学的・工学的な視点から考察し、形状や厚みを調整しながら実用性と意匠性を備えたガラス製品を製作・評価する能力を身に付けた。 ・技術者としての態度 廃瓶の再利用から発展した琉球ガラスの歴史や環境的意義について理解を深めるとともに、資源循環や持続可能なものづくりの重要性を認識し、素材の特性を活かした製品設計について考察した。 以上より、本課題は十分な学修時間を確保するとともに、ディプロマ・ポリシーで求められる知識・能力・態度の修得につながる内容であった。
A.【書誌情報】 題目は「米沢における人絹工業発祥と山形大学工学部の化学工業史的役割」 著者は千場花凜、提出日は2026年8月3日とする。 キーワードは「人絹・ビスコース・米沢高等工業学校・化学遺産・産業革命」の五語とした。 本報告書は、地域に根ざした技術史の理解を深める試みである。 【要旨】 本報告書では、米沢市御成山公園の人繊工業発祥碑と旧米沢高等工業学校本館の化学遺産資料を調査し、日本の産業革命期における米沢の技術的意義を論じた。現地で得られた資料から、大学研究が地域産業を創出し、国産レーヨン工業の基盤を築いた事実が確認された。研究者の試行錯誤と産学連携の構図は、現在の工学教育にも通じる価値を示していた。 【合格に値する根拠】 本調査では、現地訪問・資料観察・文献調査を組み合わせ、学習保証時間8時間に相当する活動を行った。歴史資料の読解、化学工業史の整理、産学連携の構造分析を通じて、工学系学生に求められる知識・態度・能力を獲得できた。特に、技術発展を社会的文脈で理解する姿勢、一次資料から論理的に考察する力、地域産業と学術の関係を自らの言葉で説明する力を身につけた点が、ディプロマ・ポリシーに適合する。
A.【書誌情報】 本報告書の題目は「三五八床を用いたきゅうりの発酵処理における食感変化と発酵機序に関する課外報告」とし、2026年8月4日に提出した。著者は筆頭著者の神山結菜および共著者の田中心優であり、筆頭著者は調理、写真撮影、結果の考察、本報告書の執筆を担い、共著者は器具の消毒、きゅうりの前処理、経過観察およびデータ記録を担当した。なお、本報告におけるキーワードは、三五八漬け、米麹、浸透圧、脱水作用、乳酸発酵の5語である。 【要旨】 高濃度の塩分および糖分を含有する三五八床へきゅうりを浸漬した際、半透膜である細胞膜を介した浸透圧差によって著しい脱水が生じ、細胞膨潤圧の低下に伴う組織の密着・緻密化が進行することを確認した。さらに、麹菌に由来する酵素分解作用と乳酸発酵に伴うpH低下が複合的に作用することにより、生の状態とは異なる独特の歯切れの良い食感と優れた保蔵性が付与される機序について、客観的に論証を行った。 【合格に値する根拠】 本取り組みにおいては、計9時間の学習時間を確実に担保した。その内訳は、事前文献調査(2時間)、器具の消毒および調理前処理(1時間)、経過観察とデータ記録(2時間)、SNSにおける成果発信ならびにグラフィカルアブストラクトの作成(1.5時間)、報告書の考察・執筆(2.5時間)である。三現主義に基づき生物化学的現象を客観的に分析・考察する能力を習得しており、かつ所定の履修時間を十分に満たしているため、本課題は合格に値すると考える。
A.
A.
A.課外報告書の題目は「老舗染物屋京屋染物店での藍染め体験について」であり、著者は本人、提出日は2026/7/18、キーワードは「藍染め、染色、手ぬぐい、酸化、伝統技術」とした。本報告では、岩手県一関市の京屋染物店で実際に藍染めを体験し、その染色方法と染色後の状態についてまとめた。手ぬぐいを折りたたみ、輪ゴムやビー玉で一部を固定した後、藍の染液への浸漬と空気に触れさせる工程を5回ほど繰り返した。その結果、手ぬぐいは青色に染まり、固定した部分には染料が浸透しにくいため模様が形成された。この体験から、藍染めでは布への染液の接触だけでなく、空気に触れることによる酸化が発色に関係していることを学んだ。また、実際の染色作業を通して、化学反応が伝統的なものづくりに利用されていることを具体的に理解できた。現場で自ら作業し、結果を観察して考察したことは、工業化学の知識を実際の現象と結び付ける学習になった。
A.1.書誌情報 題目:「日本の産業革命期における米沢高等工業学校の化学工業への貢献」 著者:24512811 東海林春花 提出日;2026年8月3日 キーワード:米沢高等工業学校、秦逸三、化学繊維産業、帝国人造、産学連携 2.要旨 本報告は、1910年開校の米沢高等工業学校が日本の産業革命期に果たした化学工業への貢献を解明した。山形大学や日本化学会等の資料分析に基づき評価した結果、同校は高度な化学技術者を育成しただけでなく、秦逸三教授による日本初のビスコース法レーヨン製造技術の開発と、それを基にした帝国人造絹糸の設立を実現した。これは日本初の大学発ベンチャー・産学連携であり、近代化学繊維産業の基礎形成に大きく貢献した。 3.合格に値する根拠 本成果物は、米沢高等工業学校から始まる化学繊維産業の歴史的意義を把握し、専門的知識を正しく理解した。また、一次・二次資料に基づき学術的フォーマット(緒言・方法・結果)で論理的に構成・要約する高い情報編集能力を示した。さらに、自校のレガシーである「日本初の産学連携・大学発ベンチャー」が社会に与えた影響を深く考察し、主体的な探求姿勢を体現している。以上より、学位授与方針が求める知識・能力・態度を十分に達成している。
A.1.肥料を使って花や野菜を育てて見よう, 資料名:オキザリス・トライアングラリスの栽培観察、渡邉巧 観察対象:オキザリス・トライアングラリス (2)要旨 オキザリス・トライアングラリスを実際に栽培し、生育や開花、葉の就眠運動を継続的に観察した。球根から新芽が順調に伸び、緑色の葉と白色の花を確認することができた。また、日中は葉が開き、夜間には閉じる就眠運動が毎日観察され、植物が光環境に応答していることを理解した。適切な日照と水やりを継続することで良好な生育が維持され、水分不足時には葉がしおれ、水やり後に回復する様子も確認できた。今回の栽培を通して、植物の生育には環境条件の管理が重要であり、実際に観察することで植物の生命活動への理解を深めることができた。 (3)合格に値する根拠 実際にオキザリス・トライアングラリスを栽培し、継続的な観察に基づいて作成しているため、文献の内容だけではなく実体験に基づく考察が含まれている。また、生育状況だけでなく、就眠運動や水分条件による変化など植物生理学的な現象についても観察結果を踏まえて考察しており、植物の環境応答を理解した内容となっている。また、観察内容と考察が対応しているため、合格に値すると考える。
A.
A.
A.
A.
A.
A.
A.
A.【書誌情報】 題目:人絹(ビスコースレーヨン)発祥の地の見学と米沢高等工業学校の役割 著者:錦織勇人 提出日:2026年7月30日 キーワード:ビスコースレーヨン、米沢高等工業学校、化学遺産、繊維工業、産業発展 【要旨】 本報告では、山形大学工学部の前身である米沢高等工業学校が、日本の化学工業発展に果たした役割について、人絹(ビスコースレーヨン)の歴史を通して調査した。ビスコースレーヨンはセルロースを原料とする再生繊維であり、1918年に米沢高等工業学校で研究開発が開始され、1921年の工業化につながった技術である。現地調査として、御成山公園の人繊工業発祥の地石碑および旧米沢高等工業学校本館を見学し、当時の研究資料や化学遺産を確認した。その結果、米沢高等工業学校は単なる教育機関ではなく、研究成果を産業へつなげる役割を担っていたことが分かった。過去の技術者による研究と挑戦が、現在の繊維産業や化学工業の基盤となっていることを理解した。 【合格に値する根拠】 本報告では、文献調査だけではなく、実際に人繊工業発祥の地や旧米沢高等工業学校本館を訪問し、歴史的資料や建造物を自分の目で確認した。現地で得た情報と参考文献を比較しながら、ビスコースレーヨンの研究開発が社会に与えた影響について考察した。特に、大学における研究が産業化へつながり、人々の生活を変える技術になるという過程を学んだ点が重要である。現在、自分が学んでいる山形大学工学部が過去の技術者たちの努力によって築かれた歴史を持つことを実感し、将来の技術者として社会に貢献するための姿勢を考えるきっかけとなった。この経験は、工学を学ぶ意義や研究成果を社会へ還元する重要性を理解する上で大きな学習成果となった。
A.灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう わらびの灰汁抜きをして、料理して食べた課外報告書でした。 初めて山菜を自分で買い、灰汁抜きをしました。 今まで山菜は近所の人からお裾分けでもらうだけだったので、スーパーで買うのが新鮮でした。 一人暮らしを始めてから山菜なんて食べていなかったので、久しぶりでなんだか楽しかったです。
A.
A.課外報告書名:「野菜のアク抜きによる品質変化に関する調査」 調査場所:自宅 実施日:2026年8月2日 本報告書では、野菜のアク抜きについて実際に調理を行い、その効果を観察した。ほうれん草などの野菜を用いてアク抜きを行い、処理前後の色や風味、食感の変化を比較した。その結果、アク抜きを行うことでえぐ味が軽減され、色鮮やかで食べやすくなることを確認した。また、アクの主成分やアク抜きの仕組みについても調べ、調理には食品中の成分に関する化学的な知識が活用されていることを学んだ。 この課外報告書は、実際に調理を行いながら観察・記録し、その結果を文献調査とあわせて考察したものである。アク抜きは家庭料理で広く利用されている基本的な調理技術であり、正しい方法を知ることで食材のおいしさを引き出すだけでなく、えぐ味の軽減や栄養面を考慮した調理にも役立つ。さらに、食品中の成分の変化を科学的な視点で理解することで、食に関する知識を深めることができた。身近な調理を題材としながら、化学と日常生活とのつながりを学ぶことができ、家庭や食育の場でも活用できる内容であるため、社会的にも有用な課外報告書であり、十分に合格に値する内容であると考える。
A.紅花を使って綿のハンカチを染色した。 輪ゴムで縛ることで模様をつける絞り染めを行った。 方法としてはまず、綿のハンカチを水で濡らし、輪ゴムで数か所を縛って模様ができるようにした。その後、紅花の染液にハンカチを浸して10分程度染色した。このとき発色をよくするために染液にクエン酸を入れた。最後に水で洗って乾燥させた。 ハンカチは全体的に淡い赤色に染まった。また、輪ゴムで縛った部分は白く残り、はっきりと模様ができていた。さらに、クエン酸を使ったことで、色が少し鮮やかになったように感じられた。 輪ゴムで縛った部分が白く残ったのは、その部分に染液が入りにくくなったためだと考えられる。また、クエン酸を使ったのは、紅花の色素が酸性の環境でより発色しやすくなるためである。そのため、色がよりはっきりしたと考えられる。
<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=501'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。