大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A.第9回の授業では、事故防止と安全教育をテーマに模擬授業を行い、私は「ガラス棒」について実演を交えて説明しました。実際に人に教える経験を通じて、知っていることと実際にできることには大きな違いがあると実感しました。特に毒物や劇物、危険物、高圧ガスといった危険な物質を扱う際には、正しい知識だけでなく、安全な手順を体に覚えさせることが重要であることを認識しました。 また、授業では教え方の工夫として、アイコンタクトや笑顔、具体例を交えた説明の大切さも学びました。こうした伝え方は、安全意識を人に伝える上で非常に有効であり、自分自身の普段の行動にも取り入れています。 さらに、「褒めて叱る」強化学習の考え方についても考察し、自律的な安全意識を育てる重要性に気づきました。日々の学びの中で、安全第一の姿勢を忘れず、行動に責任を持つよう心がけていきます。
A.ノギス 界面活性剤 誘導起電力 ガラス棒の作成 模擬授業として以上の4つについて 指導の方式として。ティーチングよりコーチングの方を優先するべきであること、その中でも声出しが非常に大事であり、特に「指差呼称」など自分から声を出す行動がより重視される。 やり切るまでまでは声をかけないこと 気が逸れてしまうからこそ声掛けや手出しに気を付ける。 安全第一の思考が何より大切であり、教師の言うことよりも、何より安全が第一になる、命令を疑う力、逆らう力を育てるべきである。
A.
A.電気分野における電流・電圧測定における実習の危険性について考える。教科書112ページの直流回路の実験を例に考える。この実験においては、感電と測定機器の故障による負傷が考えられる。感電という点では、濡れた手で電気回路の端子を触ることで人間側の抵抗が0Ωになるため、乾いた手で触るよりも大きな電流が流れて、最悪の場合死に至る。また、電圧計や電流計の接続ミスによって機器が故障する可能性もある。さらに、故障した機器を扱うことで感電し、事故が発生する可能性がある。電気は目に見えないため、あらかじめ注意を行い、声を出して点検することが大切になると考える。 第9回の講義で学生が実験を行っている最中に、無意識のうちに先生の顔色を伺うことがわかった。これは、工業高校で実施される実習中にも起こりうると考える。したがって、実験中は自分の作業から目を離さないという指導を必ず行うべきだと思った。さらに、教員の指示に従うだけでなく、自分で危険であると判断した場合にはすぐに中止できる対応を取れるように指導することも大切だと考える。
A. ティーチングは人から人へ情報を伝達する手段であり学校教育の基本だ。講義がまさにこれにあたり効率よく早く生徒に理解させることが求められる。対してコーチングは自己成長を促す手段で導くことに焦点を当てている。学校教育においては生徒に主体性をもたせる効果をもつ。そのためにティーチングだけでなくコーチングも取り入れ、生徒が自ら考え自己成長できるよう支援する必要がある。 実験などの授業でどうしても危ないものや危険な現象を取り扱わなければならないときがある。まだ高校生であればいたずら心でだめと言われたことをやりたがってしまうかもしれない。そんな年頃の生徒には考えれば当たり前に分かることは教えないほうがよいと考えられる。火で遊んではいけないとか、危険液体を人体にかけてはならないとか、そういったことだ。これらのことは言ってしまうと逆効果でいたずら心をくすぐってしまう可能性がある。より危険度の高いことだけを注意することで安全な実験に近づくのではと考えた。 指差し呼称は現在でも建設業や物流業、さまざまな業界で行われるフューマンエラーを防ぐ手法だ。これにより注意力が高まり作業を適切に処理でき、事故を未然に防ぐことができる。しかしながら声をだす性質上恥ずかしさを覚えたり、過信から安全確認を軽視する傾向にあり、それを定着させるのは難しい。定着させるためには有効性を理解してもらい何よりみんなで取り組む姿勢が重要だと考える。上の立場の者がやっていると自然と受け入れやすくなるのではないだろうか。
A.危険性を理解してそれを伝えることはとても大切なことだと思いました。また、生徒に体験させるということも印象に残りやすくとてもいいことだと思いました。実際にコンセントの電圧を図ったときも使ったことがなかったけれど聞いていただけではあやふやなことも実際に体験することで印象に残りました。 危険性をどのように伝えるかはとても重要でありよく考えなければならないことです。学生には悪ふざけでダメと言ってもやりたくなってしまう人もいます。しかし一人だけでなくみんなで実験を行っていること、みんなを危険に巻き込んでしまうということを理解させ何がどのように危険なのか動画などで実際に見せることが良いのではないかと考えました。 危険な現象を理解してもらうことも学びとあると考えるので安全教育はとても大切です。
A.第9回では、模擬授業を踏まえて教える際に重要な項目について学び、実験などを行う際には危険をどの範囲まで生徒に伝えるのかについてをグループで話し合った。授業をする際にはティーチング・コーチング・トレーニングの3つが重要であると学んだ。ティーチングでは知識や技術を明確に教え、基礎をしっかりと身につけさせる。コーチングでは、生徒の考えや疑問に寄り添いながら、自ら学ぶ力や主体性を引き出すことを意識する。トレーニングでは、学んだことを繰り返し実践し、定着させることが求められる。これらをバランスよく組み合わせることで、生徒の理解を深め、実践的な力を育てることができると分かった。このような知識を持っていても実践してみるのはとても難しく、知識だけではどうにもならないと実感した。 グループでの話し合いでは、命に関わるような重大な危険については、具体的に伝える必要があると結論付けた。具体的な方法としては、感電が命に関わる理由を科学的な現象として理解させることや、危険性を視覚的に伝える動画を活用することである。また、危険な行動は自分だけでなく、周囲の人にも危険を及ぼすことを意識させることも重要であると認識してもらうことも必要だと考えた。 復習の際には、教える際の3つの点について考えた。これらは何かを教えるときだけではなく、大学内での発表といった機会にも生かせると思う。アイコンタクトや話す間隔の取り方など意識してみようと思うきっかけになった。
A. 教育では「ティーチング」「コーチング」「トレーニング」の3本柱がある。ティーチングは、一方的に情報や知識を伝えること、コーチングはあまり口出しせず教えたことを実際にさせてみること、トレーニングは反復練習をさせることでスキルや技能を定着させることである。やってみさせたことについての評価も必要である。実習では指差呼称ややりきり厳守をすることで、怪我をしないように安全第一心がける必要がある。 グループワークでは危険なことをどこまで伝えるかについて話し合った。命に関わるようなことに関しては教えるべきで、実際の映像をインターネットを利用してみせることも重要ではないかという意見が出た。また、なぜ事故につながるのか、事故が起こる原理を理解してもらうことも重要ではないかという意見も出た。危険は自分だけでなく、相手にも及ぶことを伝えることも重要であるという意見も出た。 事後学習ではティーチングとコーチングのバランスについて考えた。物事を定着させるためには、初めの3割ほどはティーチングをし、残りの7割ほどはコーチングをすることが良いのではないかと考えた。「知っている」と「やることができる」というのはかなりの差があるため、技能を習得したいという目的であれば、あまりティーチングの割合は増やさず、何回も繰り返し行うことで技能が身につき習得できるのではないかと考える。
A. 技能習得には、ティーチングとコーチングのバランスが重要である。ティーチングは初心者に対して効率的に知識や手順を伝える方法であり、短期間で成果を上げるのに有効だが、自主性や創造性の育成には限界がある。一方、コーチングは対話を通じて学習者の気づきを促し、自発的な成長を支援する方法であり、長期的な成長に効果的だが、成果が見えにくく時間がかかる。 指差し呼称は、視線誘導と安全確認のための有効な手法であり、事故防止に効果がある。生徒に習慣化させるには、ロールプレイやリーダーの活用、ポジティブなフィードバックが有効である。声を出すことに抵抗がある生徒には、まずその重要性を理解させることが大切であり、段階的な導入が望ましい。 危険な操作を教える際には、安全第一の原則を徹底し、具体的な危険行為を詳細に教えるのではなく、安全な手順とその理由を強調することが重要である。事故が起きた場合は、隠さず報告・相談する体制を整え、責める雰囲気を避けることで、生徒が安心して行動できる環境をつくることが求められる。
A.今回はノギスを用いた模擬授業を行った。 模擬授業において、最初に伝えるべきだった重要な点は、ノギスの先端がとがっており、取り扱いを誤るとけがをする恐れがあるため、安全に注意することである。工業教育では、感電、やけど、機器の故障などの危険がつきものであり、生徒にとってその危険が“自分事”として感じられるように伝えることが大切である。事故映像などを活用して、見えない・感じられない危険をリアルにイメージさせる工夫も有効だ。 授業中、教員が「わからないこと」をごまかすのは厳禁であり、正直に「わからない」と伝えることが信頼につながる。教員の言葉は生徒にとって信頼性が高いため、誤った情報を与えないことが求められる。 教育にはティーチング(教える)、コーチング(導く)、トレーニング(鍛える)という三つの手法があり、実験や実習の場では特にコーチングが重要視される。これは、「やってみせ、言って聞かせ、させてみて、ほめる」という指導原則と通じるものである。 また、「指さし呼称」はミスを防ぐために科学的にも効果が実証されており、工業の現場や授業においても積極的に取り入れたい。作業中は「やり切り厳守」を意識し、生徒が一度始めた作業は最後までやらせ、途中で手や口を出さないようにすることで、主体性や責任感を育てることができる。 教育現場では「先生の指示よりも安全が第一」であるという価値観をしっかりと伝え、時に指示に「逆らう力」も育てる必要がある。これは、機械や電気と向き合う現場で、自分の命を守る判断ができる技術者や市民を育てるために不可欠な姿勢である。
A.工業において安全は最も重要な事である。安全な作業をすることで自身を守ることが出来るのはもちろん、工業製品において安全な設計をすることは使用者、利用者の安全にもかかわる。現場で働いている者はどこで安全について学んできたのか、特に工業高校でどのような安全についての教育をしているのかを調べた。工業高校で使用される教科書には安全についての注意事項が書かれているようであった。また、指差し呼称などを教えている高校もあるようだった。しかし、2020年に実習中のみで誤って自身の太ももを刺し、出血多量によって死亡する事件があった。このことからまだ現在の安全教育は不十分であったと考えられる。しかし、教師が教えるには限界がある。教師がいくら教えても刃物などの危険な物を使う場である以上事故は起きる可能性はゼロにはならない。そこで大切なのは事故が起きた後の対処を教えることだと考えた。事故が万が一起きても適切に対応できれば大事に至らないこともあるはずである。
A.今回の講義では4人の人が実演の授業をおこなった。1人目はノギスについてである。ノギスの使い方について三種類の測り方を実際に行いながら詳しく説明していた。2人目は界面活性剤についてである。界面活性剤とは何か、メリットの話を行った後、ハンカチ・ケチャップ・洗剤を利用して界面活性剤のすごさについて実践していた。3人目は誘電起電力である。誘電起電力が起こる理由について話を行った後、学生証で実際に使われていることを自分自身で感じることができた。最後にガラス棒の作り方について自分の体験談とともに説明していた。シャープペンシルをガラス棒に見立てて実演していた。 危険なことを教える範囲というものは、全体に伝えるのであれば大きな事故または大きな失敗談を語るのが得策だと考える。しかし、人によっては「これはしてはいけないものだと認識できない生徒」も一定数いることは事実である。したがって、全体で言うと逆に「やってみたい」という欲が生まれてくるかもしれないため、個人的に指導をするのが良いのではないかと考えた。 復習の内容としては、「指差し呼称の習慣化」、「ティーチング・コーチングのバランス」についてである。指差し呼称など、日常生活でやらないようなことをいきなり行おうとすると「自分だけ別なことを行っている」という感覚に陥ってしまいがちである。したがって、「周りがみんな行うこと」これが一番重要である。先生や先輩も習慣のように行い、見せることで「これは普通、むしろ行うべきことの1つ」だと認識させる必要があると考える。また、最近はティーチングをどれだけ面白くするかに重きが置かれている学校の授業が多くあると考える。コーチングやトレーニングを多く行うことで、自分に身についた感覚ができるため、授業の満足度も高くなり、自分自身にも経験として身につくと考えた。
A. 授業を行う際に教員が一番注意するべきことについて考えます。実験を行う上で事故防止のための注意点を教えておく必要があります。また、実験を教える立場では言葉の羅列を話すだけでなく、しっかり実験をやってみせることが重要です。そのあとに注意点などを生徒たちにコーチングの形で教えていくことも実験を事故なしで行う上でも重要なことです。 グループで話し合った内容として実験上の注意点はあたりまえのことは注意しないほうがいいのではないかという結論になりました。例えば、棒などの器具を振り回さないと注意すると、あえて振り回す生徒が出てくるのではないかと考えたからです。また、事故の具体例を説明することも効果的だと考えました。例えば、実験の爆発例のニュース番組などを見せて危険さを伝えるのも効果的だと考えました。 実験において事故防止をより高めるための方法についてさらに考えます。実験を行う際に2グループに分かれ少人数で実験を行うことで先生は授業をコントロールしやすい環境を作ることができるのではないかと考えました。また、実験では2人の先生が1つの授業を担当することで全体の生徒に目が届きやすく、事故防止につながるのではないかと考えました。
A. 演示授業を行うにあたって、機器の説明や操作の説明をしっかりとしなければならない。機器の触ったら危険な部分や、操作時に触ってはいけない場所、また危険な操作について教えておかないと大きな事故につながりかねない。また、事故が起きてしまった時の対処法も一緒に教えておく必要がある。例えば、感電してしまった人がいた時、助けに行ってしまうと助けに行った人も感電してしまう可能性があるので、主電源を落としてから助ける必要がある。このように器具や操作の危険性を教える時、悪意を持つ生徒がいないとも限らないので教え方を工夫する必要がある。 また、教育において指差し呼称は重要である。指差し呼称を行うことで事故の発生率を下げることができる。指差し呼称は大きな声ではきはきと行うべきものであるが、特に高校生などであると、恥ずかしがってしまうことがある。このため、どのようにして指差し呼称を習慣化するかが問題となってくる。教員が恥ずかしがっているとそれをみた生徒もそうなってしまうので、教員がお手本となる動きをしなければならない。 最後に、危ないことをどこまで教えるかをグループで話し合った結果をまとめる。グループメンバーは高島直希、滝口芙可、勝浦陽菜、馬場裕介である。自分はアイディア、調査、発表を担当した。危ないことには感電、機器の故障、火傷、切り傷などがある。このようなことが起こってしまうと痛みや命の危険が生じる。このようなことについて、具体例を示しながら、例えばニュース映像などを含めた過去の事例や、どのようにしたら、どのような理由で死に至ってしまうかを解説する必要があると考える。
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。