大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A. はい。 私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。 授業で取り上げた地下鉄サリン事件。高学歴者が集った宗教団体で簡単に殺傷能力のある危険物を作ることができてしまう。その人たちは少なからず倫理観は持っていたはずですが、宗教による一押しで、地下鉄サリン事件を実行してしまったのだと思いました。 本授業をきっかけにして、専門職(技術者・研究者)は倫理観が必要だということを理解しました。しかし、その倫理観は政治・宗教・野球など。他にも、「専門職(技術者・研究者)としての業績や名誉を獲得したい」「より上位のポストを獲得したい」「開発資金を獲得したい」等、欲求を満たそうとする力によって、人は簡単に善悪の境界線をあっさり踏み越えてしまうことも理解しました。 将来、社会人になって倫理が必要になってくる場面が多々あるかもしれません。その時々で本授業と、授業で取り扱った教科書を思い出して人の道を踏み外すことのないよう心がけます。
A.はい 私が本授業をきっかけとして新しく始めたことは日記をつけることと健康管理です。 この二つの取り組みは、自分の考えを客観視し人為的なミスを起こさないために始めました。私のこれまでの経験と本授業で行った事例研究から人が倫理違反を起こすときには自分の誤りに気づけない場合と追い詰められて自分の良心に従えない場合の2つがあると感じた。この二つの中で、追い詰められることには単純な対策法がある。余裕を持って生活できる環境を丁寧に整えることだ。育ちの良い人やうまく教育された人であれば無意識にその環境整備をできる。だが、そうでなくとも環境づくりを意識することで十分対処可能である。 マンネリ化や慣れなどの習熟過程や試行錯誤段階においては顕在化しない問題について気づくことには意識的に内省したり、他者からの指摘をうけたりすることが必要だからです。わかっている問題に対しては対策を立てたり、抜本的な問題解決を考えたりと時間をかけて対処することができます。しかし、気づくことすらない問題はそうはいかない。対策できないため短い時間で対処しなければ大きな被害を被ったり、もう手遅れであることが多いためである。 また、このマンネリ化や慣れは個人だけでなく組織でも起こるためそれに対する解決策を考える必要性を感じ、就職先での活動に活かしたい。 もちろん、技術者として最新の技術と既存の技術ならびにその周辺領域の勉強も日々学び続ける。
A.
A. はい、私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 技術者倫理を学んでゆく中で、オウム真理教の地下鉄サリン事件のように、高度な知識と技術を持っている者が、社会に害を与えたケースや、NASAのチャレンジャー号、ユニオンカーバイト社のボパール殺虫剤事件、世界各地で起こったサリドマイド薬害事件など、技術者が警告したにもかかわらずに、目先の利益のために上層部に見過ごされた結果、悲劇を招いてしまったケース、さらにはWinny事件のように、社会と大衆の無知によって貴重な才能がつぶされてしまったケースなど様々な悲しい出来事を学んでいくたびに、技術は、必ずしも社会をよくするわけでは無いのかもしれない、技術者は社会にあまり歓迎されないのでは無いかと暗い気持ちになることもあったが、その一方で、シティコープビルの事例のように、技術者が自分の良心に従い、責任をもって公衆の安全を第一に考えた行動をとり、ビルの責任者も、技術者を信用し、手を取り合い、適切な行動で、事故を未然に防いだケースもある。と知って、技術者と社会の正しい関係性について、考えることもできた。 技術者倫理の受講において、一度だけ、体調不良で早退してしまったことが心残りだが、技術者として就職して社会へ出て行くうえで、技術者として大切な心構えについて考える素晴らしい機会を与えてくださった先生方に謝辞を述べたいと思う。 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい。本講義で専門知識を持つ高学歴者、技術者はその知識を己の利益よりも公共の福祉のために高い倫理観を持って使わなければいけないと学んだ。高度な専門知識や技術は社会を発展させる武器になるが、一歩使い方を誤れば大きな損害を引き起こすことになる。特に私が怖いと思ったことがマンネリ化だ。研究室に配属されると、最初は実験を慎重に行っていたが、慣れてくると試薬や機器の扱いが雑になりがちだ。バイオ系の研究室の場合、実験動物の管理をごまかしたり、逃がしたりすることは許されることではない。しかしミスを犯したときに責任をとることへの恐怖から一瞬ちらりと無かったことにできないかとよぎってしまうことがあり、そのようなときは本講義で学んだことを思い出している。生き物を扱う研究者として何か技術的なことでミスしたりや違和感を抱いた時は必ず職員や教員に誠実に、かつ正確に報告するようになった。その後は必ずなぜそのようなことが起きてしまったか、似たようなことが今後起こらないようにするためには具体的に何ができるかを言語化し、まとめたものを定期的に見直すようにして対策している。これに限らず、そもそもの専門知識のアップデートも日々欠かさないように意識して研究活動に取り組んでいる。近年、AIの発達が加速度的に進んでおり、その法整備はまだまだ不十分である。このような法でカバーしきれない範囲はそれこそ技術者倫理で学んだことでカバーするべきだと思う。法と倫理で足りない部分をお互いに補完しあうことができる社会にしていきたいと思う。
A.はい。他に書ける欄がなかったためここにかきます。はじめに第7回についてはインフルエンザに罹患し、欠席したためポスターの作成ができていません。それ以外については全回出席しました。履修の意思はあります。 本講義を受講し、技術者としての倫理観とはなんなのか、また安全とは、SDGsとは、とさまざまなことについて改めて考えることができました。私自身、化学を学びたいがために大学に入学したため化学については専門知識を少しずつ入れるように努力してきましたが、倫理観については深く考えることがありませんでした。しかし、この講義を受講し、倫理観とはなんなのかを深く学ぶことにより将来自分自身が就職し、専門知識を利用する際に技術者としての倫理観の重要性を再認識することができました。そのため最近は新しく踏み出したこととして、SDGsを確認し、どのようなことが社会に必要されているのかを再認識することにより自分がどれだけ社会貢献できるのかを考えています。また、就職活動に伴い会社の説明会などに参加する際には安全対策がどのように行われており、本当に安全に業務を行えるのかを確認するようになりました。他にも、温室効果ガスの排出量を抑え、SDGsに掲げられているような未来を背負う子どもたちにどのような地球を残していけるのかを考えるようになりました。具体的には就職活動が終了すれば講習会へ参加してみようかと検討しています。 将来の抱負と致しましては、これまで書いたことをそのまま表現しますが、技術者として最低限の倫理観を持ち、将来の子ども達が安心して過ごせるような社会を作っていくことです。 具体的には周囲の意見にすぐ流されず、自分で一度考えてみるというのを繰り返し行っていこうと思います。 昨年度の仮配属ではお世話になりました。就職活動で忙しく課外活動は行えませんでしたが、受講していて大変学びがあり、楽しい講義でした。ありがとうございました。
A.はい 技術者倫理を履修して最後の講義となった倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術が最も印象深かった単元、講義だった。何故なら、 現代では、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。 また機械で簡単に複製できるようになった。 デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーします。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできる。 とあったので、これは、レポートでも同じことが言えてしまうので、今まで全てコピーしていたわけではないが、少し言い換えたり、付け足すくらいで提出していたので、これからの課題は何もない状態から自分で調べて自分の言葉でまとめて提出しようと思い、新しく踏み出すことができたからだ。 まだ技術者倫理の講義を全て受け終わったわけではないが、今回の講義で学んだことを活かしていきたいと思う。自分は3月で卒業出来れば4月からは大学院に進学するので、これからさらに専門的なことを学んでいくのでそこで倫理とうまくリンクしながら話を聞くようにしたいと思う。また、大学院を卒業すれば、技術職の仕事に就くので、今回の講義で知ったネガティブな事件や考えを思い出して常日頃から機械や装置の点検したり、新しいことを始めるにあたって、メリットやデメリット、起こりうるミスや事象など想定して考えていけるようにしていきたいと思うししていかなければならないと思う。
A.はい 私はこの技術者倫理の講義を受けるまで、今まで国や生活を発展させる技術はどんどん推進すべきと思っていました。また、環境問題についても今すぐに異常が出るわけではないとどこか軽く考えていました。しかし、この授業を受けてから、自分にとって都合のいい利益や損得のみで技術を使うことは危険なことだと学びました。特に、危険な技術や物質を使う上では、環境問題や周囲へのリスクを考慮し、倫理を持つことが必要不可欠であると思いました。特に地球温暖化やサイバー犯罪など、全世界を通しての問題に関しては、各国の技術者の倫理が大変重要になってくると思いました。そんな中、この授業を受講できたことで、私は正しい倫理と技術を持った技術者に近づけたと感じました。また、自分にとって大変成長できる機会となりました。例えば、これまでは全く気にかけなかった二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量に気を使うようになりました。また、過去の災害がなぜ起こったのかに興味を持ち、自ら調べたりするようになりました。このように技術者倫理の授業を受けたことで自分の生活の見方も変わり、環境を悪くしてはならないと責任も感じてきました。これからは倫理を身につけた技術者として、より日本の生活を発展させていき、環境への負荷も無いような工業に携われるように努力していきたいと思います。そして、地球環境も持続可能なものとしていき、未来永劫人類が平和に暮らすことができる社会の実現を目指していきたいと思いました。
A.はい オーム真理教の信者たちは、みな望んでも手に入らないような優秀な頭脳の持ち主であり、麻原彰晃の教義を信じて殺人が正義だと信じていた彼らは化学の知識があり、サリンを作ることができたことで、殺人が正義だと信じて、サリンを地下鉄にばらまいた地下鉄サリン事件や、アセトアルデヒドの製造に触媒として用いていた金属水銀が反応して生成された有機水銀化合物が食物連鎖を経て濃縮され多くの人が水銀中毒を発症した公害である水俣病、以前はプラスチックの発泡剤や、スプレー缶の噴射剤、冷房ガスなど広く用いられていたCFC由来の塩素がオゾン分解の触媒として働き、オゾンホールの原因であることが明らかになり使用・製造が一部を除いて禁止されたCFC、企業の利益と従業員の安全のバランスが著しく企業側に傾いてしまったことによる杜撰な管理でユニオンカーバイド社の貯蔵タンクからイソシアン酸メチルが漏洩し、多くの人が死傷した世界最悪の産業災害とされるボパール化学工場事故、第一次世界大戦で初めて使用され、現在は非人道兵器として使用が禁止されているている毒ガス兵器の開発のために転用された、「空気からパンを創る錬金術」と称されたハーバー・ボッシュ法の技術、違法コピーの温床になってしまった「Winny(ウイニー)」など技術における悪側面が顕著に表れた事案を学んだ。今後は技術の二面性を念頭に置いて、化学を学んでいきたいと思いました。
A.はい。 私は、今期の技術者倫理の講義を経て、技術者として持つべき倫理観のみならず、技術的にも必要な能力について再認識することができたと考えます。来年度から本格的に研究室での卒業研究が始まるが、いままで私は、知識や技術的な面ばかりに意気込んでいたように思います。しかし、この講義を経て、ミスを起こさないように注意することはもちろん必要ですが、加えて、起きないための心理面以外の工夫が必要であると感じました。具体的には、不注意に気をつけるぞという意識ももちろん大事ですが、それだけでなく実験台の上をきちんと整理整頓して、不注意の事故が起きにくくするだとか、扱う試薬によって起こり得る危険性を十分に事前調査しておくといったことです。 一方で、講義を受けるまで知らなかった事故や事件も多く、自身の意識の低さを痛感しました。今後は技術に関する情勢や時事について自ら情報を収集することを心がけていきたいと思いました。このことから、技術系のニュースサイトやニュースサイトの技術タグから、科学技術に関する最新情報や、事件事故、話題についてのトピックスを週に1度は軽く確認する癖をつけることができました。引き続き関心を持つようにしたいです。 将来、技術系の職業に就くことができるかはわかりませんが、技術以外の仕事をしたとしても、化学を学び、技術に関わる専攻を修めた人間として、技術の進歩や常識に関する、日々アップデートされる情報を掴むことを心がけていきたいと思います。
A.はい 本授業を通して新しく踏み出したこととして、5S活動を積極的に行うようになった。テスト期間は散らかしてしまいがちだったが、「お片付けタイム」を導入してからは、整理整頓された状態をなるべく維持したいと思うようになったことで継続することができている。5S活動はキッチン下のスペースだけにとどまらず、研究室の机の上や、自宅の勉強机周り、玄関といったスペースの清掃とさらなる有効活用のためにSNSを通して常に整頓についての情報を集めるようになった。また清潔の維持のため、気づいたら部屋の床をコロコロを使ってきれいにするようになった。 一日ずつ、少しずつではあるが以前の状態から見違えるようにきれいに整理整頓されていく様をみて自分自身、5S活動にハマってしまったことを実感した。5S活動の実感として、勉強がしやすくなったような実感を得ている。周囲にモノが散らかっていたあの頃は歩くのも億劫で、なかなか勉強机に向かうのが難しいときもあったが、今ではとても過ごしやすく、勉強がはかどり、以前よりも勉強への意欲の向上が感じられるようになった。 まずは一か月整理整頓を継続させることを目標に、やがては常に5S活動が染みついているようになりたいと思った。 またヒヤリハット体験を通して、もうこんな怪我はしたくないと強く思った。自分が実験に使用する試薬の特性やその危険性についてもっと注意を払っていれば防ぐことができたかもしれない怪我だったのにとも強く思った。もうこんな後悔をしないようにするため、事前に実験方法を頭に入れた状態で、常に実験上の危険性に注意を払ったり、予期せぬ事態が起こり、負傷するような起こっても適切な処置で最小限の負傷に抑えるため、処置の仕方についても学んでおく必要があると考えた。
A.はい 技術者倫理は、技術を扱う者としての責任と倫理観を理解し、実践することが求められると思いました。まず、公正さと正確さが重要です。技術者は、情報やデータを公正かつ正確に提示し、利害関係者に対して真実を伝える責任があると学びました。よって誤った情報を発信せずに隠蔽を行わないことが大事だと考えました。 次に、安全性が重要だと学びました。技術者は、製品やシステムの安全性や健康への影響を常に考慮し、利用者や社会に対するリスクを最小限に抑えるための努力を行う必要があります。安全性に欠ける製品やサービスを提供することは、大きな倫理的責任を負うことになるので事前のテストなどをないがしろにせず責任のある行動をすることが大事だと考えました。また、環境への配慮も大事だと学びました。技術者は、環境への影響を最小限に抑える技術の開発や利用を推進し、地球環境の保全に貢献することが求められると思います。持続可能な技術の開発と利用は、現在の社会だけでなく、将来の世代にも責任を果たすことに繋がります。さらに、社会的責任も重要だと学びました。技術者は、自らの技術や知識を社会の発展や人々の利益に役立てることが期待されます。また、技術の利用が社会や個人に与える影響を広く考慮し、その責任を果たす必要があると思いました。 今回の技術者倫理で学んだことを生かして将来技術者になったときに安心で安全な商品を作っていきたいと思いました。また地下鉄サリン事件などの極悪非道な事件を二度と起こさないためにも社会的な責任を十分に意識し、正しい行いをしていきたいです。
A.はい この授業を通し、技術を持つ者は、倫理観を持たなければならないことを学んだ。実際にあった多くの技術者達による事件を学び、優れた技術を持っていても、それを人々を危険に脅かすことに使ってしまっては元も子もないと感じた。授業で学んだ事件の中で特に印象に残っている事件はオウム真理教による地下鉄サリン事件だ。サリンはアセチルコリン分解酵素の阻害剤である。アセチルコリンは加水分解が早いので、有髄神経で唯一機能するアミンである。サリンの半数致死量は1立方メートル中100mgである。そのため、サリンは一滴手についたら死んでしまうぐらいの猛毒である。オウム真理教の信者たちは、そのサリンを実際に製造し、地下鉄駅にばらまいたのだ。地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の信者たちは、みな望んでも手に入らないような優秀な頭脳の持ち主だった。その優秀な頭脳の持ち主は、麻原彰晃の教義を信じ、殺人が正義だと信じてしまった。不幸なことにその優秀な頭脳の持ち主には、化学の知識があり、サリンを作ることができた。殺人が正義だと信じて、サリンを地下鉄にばらまいた。技術の悪用は大量虐殺に繋がる。戦争を早く終わらせるのに、強力な武器があればいい、と信じた人は、殺人が正義だと信じて疑わない。正義の御旗は殺人すら正当化してしまう。技術を持つということはとても危険なことであり、それを規制し、倫理観を持たせてくれる法はとても重要なものであることを実感した。せっかくの身に着けた科学技術の知識を、他人を不幸に陥れる道具にして、台無しにすることのないようにするべきである。このような、授業で学んだ正しい判断をするための知識や、倫理観を社会に出た際には、活かしていきたい。
A.はい。 技術者倫理を通して、技術者として社会に出ていく私たちが覚えておくべき考え方を学べました。一般の倫理ではなく、技術を持った私たちだからこそ、その技術をどのように使うかを慎重に考えるべきだと思いました。 授業の中で、さまざまなシチュエーションに応じた倫理の考え方を学べました。私は技術職に就職したいので、この授業を通して学んだことを活かしていきたいです。本授業をきっかけにして、一人暮らしをしてから気にしたことのなかった町内会のことや、その町内会で行っている避難訓練に意識を向けることができました。自分がどこの町内会に入っているか、その町内会ではどのようにして避難訓練をしているか調べることで、地域とのつながりもできるし、円滑なコミュニケーションにつながると思いました。 また、大学でも避難訓練があることを知らなかったため、いざ本番になった時に動けなかったのが、避難訓練について調べることでスムーズに行動でき、知ることで自分の命を守ることができると分かりました。 公害や、リコールの事案に対しても一般人の目線ではなく、技術を持って作ることができる私たちだからこそ意識すべき倫理観について考えることができました。 最悪の事態を起こさないためにもしっかりと知識をつけて検証し、安全性を確認して、最後まで責任を持つことが大切だと分かりました。 例えばお金を積まれたとしても、自分の良心に従って、間違った方向にいかないように自律した考えを持つようにしていきたいです。
A.
A.はい。 本授業で扱った内容では、過去に起こった事故や事件からそれを教訓に法律が作られることもあったが、法律やその上位の憲法は必要最低限のことしか書かれないため、それ以上のことを求めようとすると「倫理」をもって補完する必要があるということを学習した。しかし、その倫理が揺らぐ瞬間があることも学習した。例えば、ボパール化学工場事故では自分とその家族の生活を支える仕事と、身の回りの安全の保証が天秤にかけられた際にどちらを選択するか非常に悩ましい。このような瞬間に我々の倫理が揺らいでしまうのではないかと感じた。しかしこのような瞬間に遭遇した時こそ、本授業で学んだ倫理とは何かを思い出し、法律あるいは倫理の観点から何が最善の選択なのか、そしてそれを実行に移せるような人間になっていきたいと感じた。 また、本授業では情報社会における倫理についても学習した。現在の日本および世界でさまざまな情報が飛び交うなかで、著作物の不正なアップロードおよびそれらを拡散する行為、データの改ざんや捏造など個人にとって都合の良い(悪い)ことをした場合、それらは法律により罰せられるが、「なぜそれらの行為をしてはいけないのか」と考えるのが倫理の領域であることを学習した。その思考を拡張すると今日のSNS問題に通ずるものがある。SNSによる誹謗中傷である。この問題は、誹謗中傷の内容を発信した相手が匿名であるため、法律で罰することが難しく、まさに我々の倫理が問われる。こうした状況に陥らないためにも、自分の発言や行動を律することができる人間になっていきたいと感じた。
A.はい この授業を通して、今まで得た知識や技術を人を不幸に察せてしまうような利用を絶対にしてはならないと思いました。
A.はい (1)私は、大学を卒業後、高学歴者として、ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 (2)最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 (1)について私は高学歴者としてノブレス・オブリージュを体現し、技術者として果たすべき義務を果たしたいと思っております。技術者倫理前半で学んだ倫理の意味や倫理があれば防ぐことのできた悲惨な事故などを念頭に起き同じようなことを起こすことが無いように自身が倫理違反をしない、または他者の倫理違反を止めることができるよう努力していこうと考えております。またこれまで及びこれから学ぶ知識や経験を文化や産業の発展に寄与することを誓います。 私が将来技術者として活動できているかはまだわかりませんが山形大学生として授業で学んだ知識や研究室活動での経験を生かせる職業に就きたいと考えております。 (2)について私は平常点に関して全ての授業に出席及び参加しワークショップ内でも活発に意見交換を行い授業時間外に0.5時間程度の復習時間を確保しました。また、大幅な遅刻や早退、ピ逃げ、代返、代筆、代理出席、内職など授業に参加していないといった不正をしていないことを誓います。また課外報告書について求められている条件及び8時間以上の取り組み時間を満たしており実態のあるものであることを誓います。
A.はい 技術者倫理の講義を受けて、技術が社会に与える影響や責任について深く考えさせられました。技術の発展は、人々の生活を便利にする一方で、倫理的な問題や社会的影響をもたらす可能性があります。例えば、人工知能や大規模データの活用は効率化や新たなサービスの提供を可能にしますが、個人のプライバシーや労働市場への影響など、様々な倫理的懸念も浮上します。また、技術の導入によっては、デジタル格差の拡大や環境負荷の増大といった社会問題を引き起こすことも考えられます。このようなリスクを適切に管理し、技術の利益と倫理的配慮を両立させることが重要であると学びました。倫理と社会貢献は、個人や組織が行動する際に、社会全体の利益や価値観を尊重し、持続可能な社会の実現に向けて貢献することを指します。倫理的な行動は社会的な信頼や誠実さを生み出し、社会貢献は社会の健全な発展を促進すると解釈しました。 将来の抱負としては、倫理的な観点から技術を活用し、社会の持続可能な発展に貢献したいと思っています。具体的には、技術開発や導入の際には、利害関係者との対話や倫理的リスクの評価を行い、可能な限りポジティブな影響を最大化し、ネガティブな影響を最小化するよう努めます。また、倫理的な教育や啓発活動にも積極的に参加し、技術者としての責任と社会的影響を常に意識した行動を心掛けます。これにより、技術の持つ潜在能力を最大限に発揮し、より公正で持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
A.はい 課外活動である5s活動に取り組み、部屋の掃除を行いました。毎日、生活するだけで髪の毛やホコリが見られしまいます。また、洗濯物を溜め込んでしまったり、使った食器を土日にまとめて洗ってしまうこともあります。しかし、5s活動をきっかけに毎日出来る範囲で目標を決めることで、以前より部屋が快適な空間だと感じるようになりました。洗濯物を畳む際に、床に置きますが、床も綺麗にすることで洗濯物に髪の毛やホコリが付かず作業も効率的になったと感じます。また、地球温暖化に対する二酸化炭素削減の対策について、自身で取り組むことが出来ることを考えて見ました。お風呂を長時間入ることの保温機能やコタツで寝落ちしてしまうことが多かったため改善するように心掛けています。二酸化炭素削減だけではなく、光熱費の節約にもなることから意識して取り組んでいきます。先日、友達との会話でゴミ袋の高騰について話しました。ゴミ袋が破けるくらいにパンパンに詰め込む人もいれば、多少ゆとりを残してゴミ袋を結べるように工夫している人もいました。ゴミをパンパンに詰め込む私としては、ゆとりを残している人を勿体なく感じました。ゴミは焼却され二酸化炭素を生成し、ゴミ袋はプラスティックで出来ています。今後はゴミをどうやったら減らすことができるか調べたいと思います。また、二酸化炭素削減のために様々なことに取り組んでいこうと考えます。 最後に私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい 私は大学の学部を卒業後大学院に進み、バイオ工学のより専門な知識、技術を習得していくと考えています。その中で学ぶだけでなくどんなことに役立っていくのかを考えて活動するとともに、今回の講義で学んだ技術者としての倫理をより確立していくことも社会に出ていく前に大切であると考えます。そのために、研究を行っていく中でより良い産業形成に貢献している他の研究や会社についても講和を聞いたり、実際に会ってみることもしてみたいです。 学んだ知識を社会にでた後に正しく扱えるような技術者になれるように精進いたします。 また、私には技術者としての目標だけでなく、教育者として自分の母校でもある工業高校で次の世代の技術者を育てるという目標もあります。育てるというとやや上からの言い方になってしましますが、技術を学んだものとして、また使ってきたものとして次の世代に伝えていくこともまた一つの大切な役わりと考えるためです。そのなかで今回の講義のように学んだ倫理観を培っていくことも大切です。学校ではあまりディベートする機会が少ないと感じます。しかし、倫理観や道徳観は見る聞くだけでは育てることは難しいと考えます。法律と違い、人によってもものの見方が変わっていくと考えるからです。そこで様々な人で自分の考えを出しあうことで多方面の倫理観を身に着けることができると考えます。 新しい世代の技術を育てるだけでなく社会を生き抜くための倫理観を一緒に勉強していくことも教育者としての大切な立場なのではないかと講義をとおして考えることができました。 半年間の講義ありがとうございました。
A.
A.はい 今まで自分が様々な知識を得る時に何も考えずに受け入れていましたが、今回の講義の技術者倫理を学ぶ中で自分が得た知識をどのように使っていくかをよく考えていかなければならないんだと感じました。 講義を通して様々な過去の事例に触れていくことで、興味があったけど自分からは踏み出せなかった深い内容まで知っていくことができ、とても有意義に講義を受けることが出来たと感じています。 自由に生きていくためには、ある程度守らなければならないものがあることを学びました。全員が自由に生きるためには、ある一定の基準を設けなければ、自由すぎる世界となり、めちゃくちゃになってしまうということに気づけました。自由に生きることは大切ですが、しっかりとある一定の感覚はみんな揃えて持たなければならないと考えました。 技術者倫理では、今まで得た品質管理などの知識も取り入れられていると感じました。技術者倫理はある独立したものではなく、様々な知識の組み合わせでできているということが分かりました。今までのように考えていたら気づかないようなことでした。 地球温暖化や人口減少など、世界や日本で起きている大きな出来事に、何回か授業などで触れてきていましたが、技術者倫理でも関わるということはあまり考えていなかったので驚きました。技術者になる(である)ならば、将来のことを見据えて行動できるようにならなければならないと感じました。
A.「はい」 今回の授業で目標到達と合格基準を満たしていることの確認がとれましたので「はい」と解答させていただきました。 本授業をきっかけに新たに踏み出したことは、防災や避難についてもっと詳しく理解しようと思いました。地元のハザードマップや防災の規定については結構理解していますが、現在住んでいる山形県米沢市のハザードマップなどの防災に関連している情報があまり理解できていません。この理解できていないことにも今回の課外活動を通して気づけたので良かったです。米沢市は地震はさほど多くはありませんが、降雪量が著しく多く、雪に対するハザードマップや防災規定等もあったのでしっかりと理解しておこうと感じました。これから春休みに入り、時間が出来ます。これから3年間も過ごしていく米沢市のことをもっと深く理解して自分が快適に暮らしていけるようにしたいです。 科学者として最低限得ていた方がいい知識や情報を改めて知ることが出来たし、新たにすることが出来てとても有意義でした。化学式や化学に関する情報など授業中の先生の質問にすぐに答えられず、悩んでしまいました。答えを聞くと、理解できたし、思い出すことが出来たことが多かったので知識としては会得していることもまだ実践が出来ていないのだと感じました。これから研究室や就職などで様々な知識を増やしていけると思います。その得た知識を自分の中だけで消化しないで、アウトプットをスムーズに出来るようにしたいです。
A.はい 私はこれまでアルバイトや大学でのサークルなどで何かをしなければいけないときや、何かを他人に指示しなければいけない時、これから行うことが倫理的に正しいかなどについてあまり深く考えてきませんでしたが、今回の技術者倫理の授業を受けてこれから大学院に進学しそのあと会社などに就職し社会で技術者として生きていくうえで、たとえ社会的地位が上である上司などの命令だったとしても一度自分でそれは倫理的に正しいのか、本当に従っていいのかを落ち着いて考えるようにしようと思った。また、何十年後に自分が人に指示する立場になったときは部下などにに指示する前に一度ゆっくりとこれからする指示は倫理的に正しいのかを考えてから、指示を行うようにしなければいけないと思った。そのためにこれからの大学生生活と大学院に所属している間に、今回の授業で学んだことをさらに深く学んでいこうと思った。具体的には今回の技術者倫理の授業で見たチャレンジャー号爆発事故や、ボパール化学工場事故のような過去の事故などを調べ、なぜそのようなことが起こったのかをインターネットや書籍などで調べ、どうすればそのような事故を防げたのかを自分なりに考えて、どのように行動すれば事故を防げるのかを考えておこうと思った。
A.はい。 この講義をきっかけに、科学技術には光と影の二面があるということを考えるようになった。将来、技術者になっているかどうかは現在の段階ではわからないが、もしも何かしらの技術者になったらこの講義で学んできた、沢山の失敗例や成功例を忘れずに、責任をもって働いていきたいと考える。 この授業では、様々な面から技術者倫理について考えてきた。技術者倫理は、技術者個人が対象である。何か問題にあたった時の、技術者の心の問題について考えていく分野である。技術者倫理について、実際にしっかり時間をかけて学ぶことのできたのは、この講義が人生で始めててある。具体的に、グループワークにおいて囚人のジレンマや、規制緩和、予見可能性と結果回避、リコール、避難訓練など様々な角度から技術者倫理に関わる事柄を考えてきた。また、「無知」「未熟」「慣れ」が導く危険性についても考えることができた。 技術者倫理は、誰しもが学ぶべき必要な分野の学問であると考える。この講義で深く考えることができてよかったなと感じた。 これからの時代、望まれる技術者は、専門的な技術を身に付けており、社会現状を幅広く理解することができ、コミュニケーション能力を持ち、安全性の大切さと技術者倫理の意義を理解している者だと考える。このような、望まれる技術者が増えることは容易なことではないと考える。少しでも増やすためにも、早い段階から技術者倫理について学ぶ必要があると考える。
A.はい。 今回この授業を受けて技術者としてあるべき姿を学ぶことができました。技術者は他の人とは違って優秀な頭脳を持ち合わせていることが多く、個性的な人が多い印象です。ただそのような人たちが実際に事件を起こしてたくさんの人を死に追いやっている事実があります。これは、技術者が他の人と比べ倫理観や道徳心が欠如しているからであると考えられます。ただ、倫理観や道徳心が欠けていること自体は悪いことではありません。なぜなら、倫理観や道徳心が欠けている人が向いてる職業も存在するからです。そのため、まず人に影響を与えないような倫理観や道徳心を養っていくことが必要だと感じました。技術者として必要な要素ではなく、まず人として大事なことを学ぶ必要があると感じました。その次に地球温暖化といった環境問題や品質管理、コンプライアンスなど様々な課題を解決していくことができるような技術者を目指していきたいです。これは一朝一夕でできるような簡単なことではないので、今からでも少しずつ努力を積み重ねて、自分のなりたい技術者像を追い求めていきたいと思いました。また、技術者は責任感もとても必要であることを感じました。製品を開発・制作していく上で、品質の安定や安全に関して念入りに考えなければいけません。いくら良い開発をしたところでその商品を買ってもらうのは客である消費者であるため、そういった人たちの気持ちにも寄り添えるようになりたいと思いました。このようなことを踏まえて、残りの大学生活も頑張っていきたいです。ありがとうございました。
A.はい。 本授業を通して、技術者のあるべき姿について、今一度自身で考え直すことができました。目先の自身の得ばかり考えずに社会の利益を考えることや、安全第一を徹底すること、地球の環境汚染への配慮等、誰しもが最善の道を知っていることでも、それらを予防したり倫理観に従って行動したりすることは難しいことだと思います。 ですが、過去の様々な事例や失敗を学び、技術者は自身の倫理に従い、正しい行動を取らなければならないと強く実感することができました。 「倫理」と聞くと、なんとなく文系のような気がすることから、漠然とした苦手意識を持っており、自身にはあまり関係のないことだと考えていました。しかし、この講義を通して、倫理感とは技術者にとって、切っても切り離せないようなものであると分かり、自分自身でももっと意識して勉強することの必要性を感じました。 将来技術者として働くことになったら、社会全体の利益を最優先し、科学の知識によって人の命を奪ったり、地球の環境を汚染したりすることのないように、正しい知識と倫理観で行動したいと思います。 この技術者倫理の講義を通して、ただ科学の知識を身につけるだけでは、立派な技術者になったとは言うことができないと思いました。その知識をどのように使うかが、技術者として最も重要なことだと感じています。 先生の講義は、とても分かりやすく面白かったです。半年間ありがとうございました。
A.はい 技術者倫理の授業を受け、これから研究していく身として、倫理観を大切にしていきたいと思った。私の研究室ではバイオハザードを起こさないため、カルタヘナ法を守ることが求められる。この部屋から破壊していない細胞を持ち出してはいけないなどの縛りが多く、まだ覚えなければいけないことが多いが、それぞれをしっかりひとつずつ確認して守っていきたい。また、私は生物系の研究室だが、有機系の実験も行うため、廃液タンクに溜めるものや、ドラフト内での操作が必要な実験もある。間違ってシンクに薬品を流してしまい、授業で習った生物濃縮などを起こさないよう、しっかり中和などをしてから捨てるようにしたり、産廃の時に捨てるよう気をつけていきたい。 将来の抱負としては、もし自分の倫理観が試されるようなことがあった時、それに素直に従うことができるようになることである。もしかしたら、上司から人を殺すための薬品を作れなどの命令や、データを改ざんして効かない薬をあたかも効いているかのようにしろと命令されるかも知れない。その時に、それはいけないことであるとはっきりと言えるような倫理観をもつことが必要であると考える。実際、最近車メーカーでもデータの改ざんなどがあったとニュースで見た。その時、技術者倫理の授業を受けた私は、それを報告した人はヒーローであると感じた。もしかしたら自分が職を失うかもしれない状況で、それをいけないことだと報告出来る人はとても素晴らしいと感じた。私もそのような社会人になって働いて行きたいと思った。
A.はい、私は大学卒業後、高学歴者として、正しい倫理観を持ちこの技術史や倫理で学んだ知識を社会に生かせるように正しく使います。 新しく踏み出したことにては部屋の掃除を定期的にするようになったことです。以前は部屋の掃除は年に数回とほとんどしていなかったのですが、5Sについて学んでから掃除をする頻度が増えました。5Sを意識しながら掃除をすることで時間はかかりますが非常にきれいに部屋を掃除することが出来ました。以前は部屋の中が散らばっており、どこに何があるのかが分からず、欲しいものを探すのに大変苦労しましたが、自分でものをかたずける「場所」を意識するようになってからそういったことがあまり起こらず快適に生活できるようになりました。将来の抱負についてですが、私は食品メーカーに就職することを目指しております。仮に就職できたとして本講義で学んだことを活かすとすれは食品廃棄物に関することになると思います。日本では毎日大量の食品廃棄物が放出されているためどうにかして再利用したりできればSDGsにも貢献できると考えております。この講義を全体を通して、技術者をめぐる倫理は思ったよりも複雑なものであると感じました。実際に講義で出てきたテーマに関して私自身でもはっきりとこれが正しいといえず、自分自身の意見を持つことの難しさを感じることができました。最後に私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい。 この授業を履修したことで、化学を専攻する身として知っておかなければならない恐ろしい事故や事件についての理解が深まった。化学は便利なものを作り出すうえで非常に重要である。しかし同時に、人の命を簡単に奪うことが出来る恐ろしいものを作り出すこともできてしまうことを念頭に置いておこうと思う。少しの不注意や対応の遅れで凄惨な事故が起きてしまうこともあるので、今後研究室で実験する際は整頓された安全な環境を用意するようにしたり、事故が起きた時の対応について事前に考えたりしておこうと思った。化学に携わるものとしての心得だけでなく、情報化社会を生きる上での技術倫理についても身につけることが出来たと思う。近年はインターネット上での犯罪が増えており、警察やニュースでも注意喚起がされている。私の実体験として、注意喚起情報を見て犯罪者の手口を知っておくことで事件に巻き込まれるのを事前に防げたこともある。日々進歩していく世の中では、情報を自らアップデートしていくことが最も重要である。インターネットに関して、SNSの使い方が不適切であったために内定取り消しをされてしまう学生のニュースも観たことがあるので、就活生として特に気を付けていこうと思う。また、著作権や知的財産権に関する法律も増えていっているので、情報を享受する身としてその利用の仕方にも配慮することを心掛けるようにしたいと思う。目先の利益に目をくらませることなく、いつでも自分の良心に従える人間として成長したいと思う。
A.はい 本講義ではこれまで学習する機会のなかった技術者倫理を扱った.私はこれまで倫理というものを学術的に学んだ経験がなかったため非常に新鮮に感じられた.技術者倫理に関する議題を考える,またはグループで議論を行うとき,事案やそれに関する物理現象,化学的な性質などに対する理解が前提となることを理解した.また,自身が調査にかなり時間がかかったことから,様々な議題に対し理解を深め,専門的な知識をきちんと理解するよう努力し,技術者として恥ずかしくない知見を持てるよう勉強したいと考える.また,講義中扱った具体事例のうち,チャレンジャー号の事故やボパールでの漏洩事故などでは,技術者の選択が多大な影響を及ぼし,人命にも,社会にも大きな影響を及ぼすことが分かる.これは技術者の選択が結果を大きく左右し,技術者倫理が非常に重要であることを示している.また,先に挙げた事例から,技術者倫理に沿った選択がなされないとき,上司や経営者といった立場が上のものから,技術者倫理と自身の立場や職,生活などのどちらかを選ぶよう圧力をかけられているように感じた.自身の技術者倫理を問われるような事態に置かれたときは,技術者としての責任をしっかり自覚し,技術者倫理に沿った選択を自発的に,確実に選択できるよう留意して生活していきたい.技術者倫理に沿った選択をするには,自身の立場,職などにこだわらずに,技術者倫理に沿った選択をすることは難しいかもしれない,しかし,会社や顧客,社会全体の利益などを考慮しつつ,自身を納得させることも重要かもしれない.
A.はい。 技術者倫理の授業の中で「囚人のジレンマ」というゲーム理論について学んだ。自分の目先の利益ばっかりを考えて、行動することを多くの人が考えることで全体としては全員に悪影響を及ぼす結果となることを肝に銘じ、地球環境や人間関係において長期的な視野に立って、物事を判断していこうと考えた。 また、近い将来に技術を扱っていくものとして、少しでも技術的な欠陥や本来とは違う挙動を示すようなことがあれば、逐次確認を行い、利益や権力よりも道徳や倫理を優先し、チャレンジャー事故の最終的なリスクを無視した自分勝手な行動による事故や事件を起こさないことに努めようと考えた。 さらに、課外報告書の「地域の安全衛生と防災活動を調べよう」を通して、自治体や地域の避難所や消火栓の場所、避難マニュアルについて学んだ。以前は、自分や家族が災害にあった場合、おそらくそこから避難所や避難マニュアルを確認していたと考えられる。これでは災害への対応がかなり後手になり、多くの危険が伴っていたと考えられるが、現在は、災害時にどのような場所に避難するべきか、何を持って行くべきか、何を準備しておいたほうが良いかなどを知っているため、災害に対して、正しく怖がり、対処することができると考えられる。 技術者倫理を履修し、学んだことは、これから技術者になっていく私にとって不可欠なものであると同時に、長期的な判断やリスクを考えることなど人生においても応用でき得る内容であったため、存分に活かしていきたい。 最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓う。
A.私は、大学を学部で卒業し就職を考えています。しかし、どこで何をすればいいのか、大学3年の後期になった現在でも面接を控えているのが1つと絶望的な状態にあります。大学での学びを活かしたいと考えているのですが、実際のところインターンで聞いた内容では、大学での知識を使わず、礼儀やパソコンの能力が求められていることが分かりました。学んだ内容を活かすためにも私は、倫理や品質管理で学んだ内容は、知識よりも意識的に行うことだと考えているため就職し働いた際には、学んだ内容を肝に銘じ気を付けていこうと考えています。そのためにも残り少ない大学生活を悔いの残らないように生活し、就職の面でも、学業の面でも、私生活の面でも充実したものにしたいと考えています。現在は全然ですが、これから頑張りたいと思います。 また、私は立花先生の授業には3年になってから多くの場面でお世話になりました。品質管理、エネルギー工学、無工業化化学、電気工業実験、今回の技術者倫理を含め5つの授業で多くのことを学ばさせていただきました。特に、実験では、どのように行えばいいのかわからず困っていたところに立花先生が来ていただき、一つ一つ丁寧に教えていただき、その後の実験を滞りなく進めることができました。ありがとうございました。4年になると研究で会う機会が減ってしまいますがこれからも頑張ってい行きたいと考えています。 最後に、今年度は多くのところでご指導ご鞭撻を賜りまして誠にありがとうございました。短いですがこれで私の抱負とさせていただきます。
A.はい. 5S活動を行ったことで,身の回りの整理整頓によって生産性が向上することがわかりました.キッチン,トイレ,浴槽,箪笥,ベッド周りについても同様に赤札作戦を実施し,綺麗な状態を維持しています.今回の活動により,ものが多いと選択肢が多いことや,掃除が面倒であることに気がついきました.ものを減らし,選択肢を減らし,時間を増やすことで,自分が本当に時間・お金をかけるべきことがわかりました.ヒヤリハット報告書を記入したことで,慣れによる不注意の恐ろしさに気がつきました.何事も慣れてきた時に事故が起こりやすいため,完璧なパフォーマンスを発揮できるように常に集中することを念頭において生活しています.また,自分だけでなく,周りでも事故が発生しないように呼びかけたり,アドバイスをしたりして視野を広くして行動できるようになりました.4年生以上になると,研究室で実験をする機会が増えるので,今回の教訓を活かし,重大な事故はもちろん,軽度の事故も防止していきたいです.チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」を再話したことで,人間らしい生活をすることの重要性を再確認しました.社会において人は,支え合うことで暮らしているため,欲深く孤独になるのではなく,他人に対して優しさや思いやりを持って接することが大切だと感じました.技術者倫理で学習したことを意識して,専門知識,専門技術を正しく使い,より良い社会のために尽くしていきたいです.
A.はい 本授業で最も印象に残っているのはオウム真理教サリン事件のことであり、どれだけ高学歴で優秀な頭脳や技術を持っていたとしても正しい倫理観を持ち合わせていないと意味がなく、使い方を間違えれば人を不幸にしてしまうことを示している事件だと感じました。この事件をきっかけに将来は科学技術を持つエンジニアとして、自分の持つ技術を間違えず人の幸せに貢献出来るような人材になって行きたいと感じました。 また、本授業で印象に残っていることは新しい技術を運用する際に考えるべき潜在的な危険にどのように向き合っていくかについてです。私が将来的に技術者になるということは企業に入り、新しい商品や技術を使用することになるかもしれません。そのときに新技術を使用する技術者だけでは潜在的な危険に気づくことは難しいことを学び、どのように向き合うべきなのかを考えました。危険を回避するためには専門的な知識のみ持っている人に対して、組織全体が常にバックアップをしながら管理や運営体制を考え、危険が起きた際も瞬時に対応出来るようにしておくことが必要なのではないかと考えました。 また、本授業をきっかけに新しく学べたことは5S活動の存在です。今回の授業で私はクローゼットの片付けという題目で5S活動を行いましたが、勉強机やキッチン冷蔵庫の整理などにもこの活動を活用することできれいな環境を作り出すことができ、生活の質の向上に繋ぐことが出来ると思いました。今後もこの活動を自らの生活の中に取り入れて行きたいと考えています。
A.はい. 技術者倫理は、技術の進化と共にますます重要性を増しています。技術者としての行動には社会への責任が伴うと理解しました。技術の発展が個人の利益や企業の競争力だけでなく、社会全体の福祉に貢献すべきだと考えます。プライバシー保護や差別の防止、環境への影響など、技術の導入が引き起こす様々な課題に対処するために、エシカルな意思決定が不可欠です。また、利害関係者とのコミュニケーションも大切です。利用者や影響を受ける社会との対話を通じて、技術の長期的な影響を予測し、適切な方針を打ち出すことが求められます。透明性や公正性がない場合、技術の普及が不信感を生み、採用を妨げる可能性があります.最後に、自己教育が欠かせません。急速に変化する技術環境に適応し、新たな倫理的な課題に対応するために、常に学び続ける姿勢が必要です。技術者としての専門性だけでなく、倫理的な側面にも焦点を当て、バランスを保ちながら社会に貢献することが、持続可能な技術の発展につながると信じています。 また私は技術者として、今後は持続可能性と倫理に焦点を当て、社会への貢献を強化したいと考えています。具体的には、環境への負荷を最小限に抑える技術の開発や、社会的なニーズに対応したイノベーションに取り組みたいです。また、技術の進歩がもたらす社会的課題に対処するための解決策を提供することを重視します。同時に、オープンソースのプロジェクトやコラボレーションを通じて、知識と経験を共有し、コミュニティと連携して成果を生み出したいと思います。技術者は孤立して働くのではなく、多様な専門性やバックグラウンドを持つ仲間たちと協力し、集合知を活かして問題にアプローチすることが大切だと考えます。さらに、自己啓発と学び続ける姿勢を崩さず、最新の技術トレンドや倫理的な観点から進化する社会に適応していきたいです。技術者としての役割が多岐にわたる中で、柔軟性と継続的な学習が成功への鍵となると信じています。
A.はい。技術者倫理を持つ者として、持ちうる知識や技術を倫理的に正しいことに使います。それは、自分の技術が社会に与える影響を考え、利益や名誉よりも公益や人権を優先するということです。技術者倫理は、技術の発展とともに変化し、新しい課題や問題に対応する必要があります。将来的な展望として、例えば人工知能やロボットは、人間の知能や能力を模倣したり、超えたりする技術です。人工知能やロボットの開発や利用には、人間の尊厳や自由、責任や安全性などの倫理的な問題が多く関わります。技術者は、人工知能やロボットの目的や機能、制限や監視、教育や評価などを明確にし、人間との関係や協働を適切に設計する必要があります。また、人工知能やロボットが自律的に判断や行動をする場合は、その基準や原理、結果や責任を透明にする必要があります。 また、インターネットやスマートフォン、SNSなどのデジタル技術は、人間の生活やコミュニケーションを大きく変えました。デジタル社会では、個人情報やプライバシー、著作権や知的財産権、ネットワークセキュリティやサイバー犯罪などの倫理的な問題が増えています。技術者は、デジタル技術の開発や利用において、個人や社会の権利や利益を尊重し、不正や悪用を防止する必要があります。また、デジタル技術が人間の心や行動に与える影響を考慮し、健康や幸福を促進する必要があります。 さらに、環境と持続可能性の倫理については、地球温暖化や資源枯渇、生物多様性の減少などの環境問題は、人類の存続に深刻な危機をもたらしています。環境問題の原因の一つは、技術の発展に伴う人間の消費や排出です。技術者は、技術の開発や利用において、環境への影響を最小限に抑え、自然や生命を尊重する必要があります。また、技術の発展が人間のみならず、他の生物や未来の世代の権利や利益にも配慮する必要があります。 私はこれらの技術力のもたらす利益と危険性について熟知した上で、その技術力を正しく使える技術者になることをここに誓います。
A.
A.はい。 本授業から、まずは今自分が勉強している化学の技術が、生活を豊かにすることにつながる一方、使い方を間違えると平和を脅かす存在でもあることがわかりました。私は院進を考えているのでまだ就職は先ですが、技術者に就職した際は、自分の良心に従い、目先の利益にとらわれず、よくないことには従わず進んで意見を言えるような立場になれるよう精進したいと思いました。また、故意でなくても、事故や災害を起こすパターンもあると思うので、自分の専門において知識を得ることを絶やさず、適切に扱っていけるようにしたいです。 また、最近よく耳にする「ハラスメント」には、いろんな種類があることがわかりました。最近は、些細なことでも捉え方によってハラスメント扱いとなったり、捏造によって食を失ってしまうというシチュエーションがあるとわかったので、ハラスメントなどについて理解を深め、疑惑がつくような行動を行わないように気をつけたいと思いました。 また、これからの子供達に質の高い正しい知識を渡す必要があるということも学びました。地球温暖化などが世界的に取り上げられていますが、企業に関わらず、家庭でも対策ができるようになっています。しかし、対策の意義など、理解が曖昧な人々もいると思うので、知識を理解している人が意義についてすすんで広められるような社会になったらいいと思いました。化学を勉強した自分にはできることなので、身の回りの人たちに呼び掛けられるようにしたいなと思いました。
A.はい この授業で技術者倫理に関する様々な知識を身に付けることができました。毎回のグループワークを通じて自分だけでなくみんなの意見を聞き討論することで、さらに理解が深まったと考えています。実践的なワークも取り入れていたのが印象的でした。避難訓練の際に実際に逃げてみることや、ヒヤリハット報告書を書くこと、赤札作戦を実行しその結果をレポートとしてまとめることなどに取り組みました。そのようなことに自ら取り組むことで自主性が鍛えられ、今後にも役立ちそうだと感じました。一番心に残っているのは、【課外報告書】026の「ヒヤリハット報告書を活用しよう」です。私は、アルバイト先の倉庫から品出しのために商品が入っている段ボールを持ち、階段を降りていると足が滑って階段から落ちそうになったことについて、防止策や教訓を書き出しました。防止するには、足もとが見えないほど大きな段ボールを運ぶ際は、階段を降りる前にかごに商品を移し替えて少量ずつ運ぶことを意識することや一人で抱え込まずに他の人にも頼ろうと考えました。教訓として、大事なことは自分の力を過信しないことだと考えました。また慣れてきたからといって無茶をしないことにも気をつけようと思いました。慣れてきたときこそ初心に戻って色々なことに気を配って安全に日々を過ごさなければならないと思いました。このこと以外にも学んだことはたくさんあります。どれも今後、エンジニアとして生きていく私にとっては役立つものばかりでした。有意義な講義をしていただき、本当にありがとうございました。
A.はい この講義を通して、技術者はただ高い技術力を持つだけでなく、環境への影響を考慮した開発ができることが大切だと学んだ。技術の発展にはエネルギーを使用する。開発したいものが、エネルギーを費やすだけの価値があるのか、むやみやたらに手を付けるのではなく、熟考した上で開発に移したい。また、製造者や製品の使用者に対して安全を第一に考えることが大切だと学んだ。慣れや慣習に沿って実験の操作をするだけでは、事故は防げない。予測できる事故をすべてに対策を講じて防ぎ、安全に開発することが大前提である。開発した製品を販売する際には製造物責任法(PL法)などに従って、製品の使用法を漏れなく正しく記載し安全に使用できるようにしなければならない。 私が将来技術者となったときは、正しい知識の下で判断を下す技術者になりたいと思った。どれだけ上司に急かされても、間違ったことはしない。どれだけ周りからの期待が重くても、データの改ざんや盗用はしない。もしそれで所属企業から求められなくなったなら、そのときは他の企業へ転職したい。ネガティブな転職ではなく、自分の技術者としての価値を高める新しいステージへの挑戦という意味を込めたポジティブな転職にしたい。そのためには、学生時代から知識や技術をコツコツ身につけ、安全に使用できるようにしたい。
A.はい この授業を履修して、印象に残ったのは初回の地下鉄サリン事件についての話を聞いたことでした。 地下鉄サリン事件を起こしたオーム真理教の信者たちは、みな望んでも手に入らないような優秀な頭脳の持ち主でした。 その優秀な頭脳の持ち主は、麻原彰晃の教義を信じていました。殺人が正義だと信じていました。 不幸なことにその優秀な頭脳の持ち主には、化学の知識がありました。 サリンを作ることができました。 殺人が正義だと信じて、サリンを地下鉄にばらまいたのです。戦争を早く終わらせるのに、強力な武器があればいい、と信じた人は、殺人が正義だと信じて疑いません。 正義の御旗はは殺人すら正当化してしまいます。1995年3月20日の地下鉄サリン事件から20年が経ちました。オウム真理教の教団内でなぜ化学兵器が開発できたのでしょうか?オウム真理教では、東大、京大、阪大、東工大、早大、慶應大、筑波大などの出身者で大学院まで修めたような非常に高学歴な人間も入信しており、教団の幹部になっていました。また、遺伝子工学や有機合成の経験者がテロのための化学兵器、生物兵器の開発を行っていました。 この話を聞いて、現在大学で専門的な知識を身につけようとしている身として、道を1歩踏み外してしまうと自分もこうなりかねないことを知り、少し恐怖を覚えました。今後、大学で得た知識を間違った方向に活用しないよう、この技術者倫理で学んだことを定期的に思い出しつつ、社会に貢献できるような人間になっていきたいです。
A.はい、私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 単に、社会の役にたち、自身の立場を保証してもらうだけでなく、どのような社会であるべきなのか、心に従った意見と自分で考えた理論で立場を形成したい。 しかし、立場というのは社会から与えてもらうものだろうという諦めの気持ちもある。なぜなら、人間関係の上で相手の価値を認める行動をとることが難しい組織が多いからである。 たとえば、親切を受け取ったり、考えを尊重したり、日常生活で人間関係を良好にする上で行われる。しかし、労働中は、ライバルである同僚に対して、隣人愛を向けることはあまりない。 あることといえば、長期休暇終わりにおみやげをもってくるようなものである。立場を作るには、互いの価値を認め合う土台が必要である。 そのような土台形成のため、なにかでトップになり、確固たる立場を形成し、まわりのひとすべての価値を認め合う関係を作りたい。 今回の講義で特に心に残っているのは、水俣病の話である。小学校、中学、高校で何度も扱われていた話題で、大学でも扱っていた。しかし、今後自分は予測できない危険を防ぐ責任があるという立場になるということを踏まえると水俣病はただのヒヤリハットではない。 今からはやらかした?今度から気をつけますで済まないということを胸に、誠実な姿勢で社会に貢献して行きたいと存じます。
A.はい 私たちが学んでいる化学は、発展するほど生活が便利になる。新しい合成法によって新しい農薬や医薬品ができ、今まで救うことができなかった命を救うことができる等の様々な恩恵を得ることができる。 しかしその一方で、地下鉄サリン事件や第一次世界大戦で使われた毒ガスのように多くの命を奪う危険な存在にもなるほか、水俣病のように技術を進めることだけを考えた結果、メチル水銀による生物濃縮によって大規模な被害を出した事件も生じている。 この授業を通して、技術と倫理が関係している多くの事件について学び、専門的な知識や技術を学ぶことだけが大切では無く、環境、生命、社会全体への影響や、技術的には問題なく使えるが、本当に使ってよいものなのかを今一度考える倫理観も高度な技術者には必要であることを再認識させられた。技術の発展や作業を進めることも大切であるが、そちらを優先させるあまり、周りのことを度外視するのではなく、目の前の利益よりも先を見据え、適切な選択ができる余裕がある技術者になりたいと考えている。 昨年の秋から研究室の仮配属も決まり、第一志望であった有機化学の研究室に入ることができた。有機化学は化学の中でも食品や医薬品等、人間の生活に一番関係している分野と考えている。そのため、この授業で学んだ技術者としての倫理観を大切にし、将来は学んだ有機化学の知識を正しく生かし、周りも見ることができる余裕がある研究者になりたいと考えている。
A.はい この講義を履修するにあたって、何度も「倫理」というワードについて自分自身に問いただす機会が何度もありました。これまで倫理については詳しく知らず、ぼんやりとしたものでしたが、この先技術者として社会を背負っていく責任を負う身として、倫理の多面性を理解していかなければならない事を痛感しました。互いの倫理観のすれ違いや、盲目的にひとつのみを信じ込んでしまう事、それらが引き起こした過去の出来事を知るたびに、二度とそのようなことを引き起こさないようにしなければならないと思うと共に、もし自分自身が当時その場の当事者であったらどうしていただろう、今どうなっていただろうと考えるようになりました。 中でも印象的だったのは「インド・ボパール殺虫事故」でした。少ない人件費、切り詰められる予算、明らかに異常な現場、それを伝えられない上層部からの圧力、どれもが実際に起きていたことだとは思えないほど、とても悲惨な事故でした。ただ、このような技術者に関する出来事は、表に出ていないだけで、実際には現代にもあると思います。例えば最近の例で言うと、ダイハツの車両不整備の件でも、罪に問われた技術者は日々追われるノルマに追いつめられた結果してしまった罪であり、これは当事者だけでなく、会社、また社会全体で考えていかなければならない問題だと考えます。 倫理というワードを完全に理解できたとは思いません。まだまだ知るべき社会や人類の過ちが多く残っているからです。これから立派な技術者として一人前になれるよう、日々の中で倫理について考える機会があるよう、自ら行動し学んでいけるようにしたいです。
A.はい 本授業を受けて、将来の抱負を2つを定めました。まず1つ目としては、研究者、そして技術者としての自覚と責任を持ち、倫理に従った行動に努めることです。現在学部3年生であり、来期から卒業研究に着手し始める予定であり、今期も来期に向けた実験手順や機器の扱い方などを、直属の先輩方から教わっています。卒業研究では自ら実験を行い、そのデータから得られた知見や結果を論文にまとめる必要がもちろんあります。その際に、倫理に反する行動、例えば、実験結果が思い通りの結果にならなかった場合の実験データの改ざんや他の論文、著作物からの盗用、剽窃、データのずさんな管理や再現性をとれない結果の提出などを行わないよう、常日頃から技術者としての自覚と責任を持った行動をとっていきたいと思いました。2つ目は、より正確な実験を行えるように、そして効率的に実験を行えるように、実験台の上や自らのデスクの上の整理整頓を徹底することです。課外報告書でも、実際に1ヶ月間の期間で自宅の机の上の5S活動に取り組みましたが、継続して整理された状態を保つことが難しいことを身をもって知る結果となりました。しかし、正確なデータ、結果が求められる研究活動では、身の回りが整っていなければ自ずと不正確な実験を行うことに繋がると考えられます。もしかしたら目的物の合成の途中で不純物が混入したり、秤量や測定の際に正確性を欠く要因が絡んで来る可能性があります。そのため、普段から5S活動を継続し、より正確で信頼性のある実験を行えるように徹底していきたいと考えました。これら2つの抱負を掲げ、4年次からの卒業研究に取り組んでいきたいと思います。
A.はい 今期、技術者倫理を受講したことによって、技術者としての心構え、道徳観念、倫理観を今まで以上に身に着けることが出来たと考える。私たちが大学で学んでいる化学技術は、人の役立つものとなる一方で危害を加える兵器となりえるのである。それらを扱う技術者としての正しい倫理観を身に着ける必要がある。また、技術というものを、富やお金、価値とか商品、そういったものと切り離すことはできない。一方で富やお金と幸せがどんな関係にあるか、そこについて考えることが必要である。今後大学を卒業し、学んだ化学技術を扱う立場になったとき、それを個人の利益だけではなく正しい倫理観を持って正しい技術者になりたいと考える。ときに、自分の欲望にかられて目先の利益のために技術を悪用してしまう可能性もないわけではい。しかし、そういったときにはこの授業で培った、知識、考え方を再度思い返してみようと思う。化学技術の知識をどれだけ有していても、正しい倫理観を有していなければ技術者としての権利は無い。また、技術者が工学や化学の知識無しに技術を行使すれば、倫理違反となる。技術者の正しい在り方として、正確な化学技術の知識、道徳観念や倫理観を身に着けている必要がある。このどれかが欠けていると、多くの人々へ危害を加える可能性が大きくなる。そういったことを学んだことを活かした考え方で、化学技術を用い、人々の幸せ、社会の発展に貢献できる人間になりたいと考える。
A.はい 本授業を通し、技術者としての活動は社会的責任を大きく伴うものだということを再認識しました。今は個人の研究活動に注力できますが、就職したら企業の利益や厳しい期日や予算など、頭を悩ませることがたくさん出てくると思います。個人と企業、倫理と利益の板挟みになったとき、自分がこの授業を通して考えた「正しい」と思う選択肢をとっていけるようになりたいと考えました。 自身の研究を行う際にも考えられることがあると感じました。例えば、研究でいい成果と同時に有害物質がでた場合にどうするかまで考えることや、自身の研究成果がどのように使われるか予測することなどを考えていく必要があると感じました。また、現代では簡単にやってはいけないとされることをすることができます。例えば他人のレポートや論文をコピペすること、違法ダウンロードなどです。コピペをすれば楽することはできますが、自分の力でやっていくことを大切にしたいと感じました。 この授業を通して、専門知識を持つ学生に倫理教育をすることは重要だと考えました。専門知識を持つことはそれだけ人々の生活を良くも悪くも変える力を持つという事だからです。研究職につかなくても、用具を用意したり作ってしまえば色々な実験や研究を個人でも行う力があると思うので、それを良い方向に使ってほしいと私は思います。私は将来、小さいことでも人々の役に立つ技術を見つけていきたいです。
A.はい 。 これから研究室日本配属されて研究をすすめていくうえで 正しい廃液処理や 器具の廃棄など 、 先輩がやっているから同じことをするのではなく 、 当たり前を疑って本当に正しい方法なのかを考え 、 調べながら 環境に影響を与えることなく進めていきたいと考えています 。 就職してからは、 研究職に就くかもしれないため 学生の今のうちから間違いを覚えるのでなく 、 本当に正しい方法で研究・片付けを覚えていきたいです。 また、事故や災害が起こってしまった場合にも 、 冷静に自分が何をすべきか 考えて命を守る行動が出来れば と思っています 。 研究をしていく上でも 事故が起こらないことが 1番なのですが 、もし起こってしまった場合にも 災害同様 、冷静に命を守る行動が出来れば 本当の技術者として研究ができている証拠なのかなと思います。 この技術者倫理という授業をうけて、まず自分の身の回りを整理整頓して不要なものを処分することから始めようときめることができました 。自分が自分のものの把握をできていないようでは 、他のものも把握できないと思ったので、自分の身の回りのものに不要なものを無くし さらに整理整頓して 、この状態を維持していこうと思います。
A.はい。 私は大学を卒業後、高学歴者として、学んだ知識を社会の形成者として文化や産業の発展のために正しく使います。 現在日本では先人たちが知恵を振り絞って開発した昔ながらの伝統技術とより効率的で実用性のある技術が混在しております。ですが、実際現場を見てみると企業は商売ありきのため、新しいものを取り入れることに必死になり、根本にあるより安全で安心かつ利便性の高いものを開発するという点からそれてしまうことがあると考えます。私は開発者として多くの人に必要と思われる方法を採用していきます。そこで、うまくいかないこともあると思うのです。そのために、今現在必死に知識を入れています。なぜなら、十分な知識があり、物事をいろんな角度で見ることであらゆる方面から分析し、より良い方法を見つけ進んでいくことが分化や産業の発展に役立つと思うからです。 本授業ではそういったスキルをしっかりと身に付けさせていただきました。初めに、写真や映像などの資料にしっかり目を向けそれを踏まえてグループワークで活動する。私はしっかりと授業に取り組み、グループワークでは率先して意見を主張してきたので将来に向け学びを深めることができました。短い間でしたが立花先生にはそのような技術者としての基礎を構築していただきとても感謝しております。この授業を生かして一人前の技術者になります。 最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい 今回の授業では、社会に役立っている化学技術などは、使い方を間違えれば化学兵器として活用できてしまうため、開発者や技術者などの人たちが使い方に注意しなければならないと分かったのと同時に、直接的または、間接的にでもこのような技術に関わるかも知れない私たちは注意することはもちろん、後世にもこの危険性を伝えていく役割があると考える。また、自由はとても大切だが、誰もが何もしないと社会が成り立たなくなってしまうし、法を守らずに自由に生きてしまうと多くの人が不幸になり、こちらもまた、社会が成り立たなくなってしまうと考えられる。自由をほんの少し、法律に預けることで上記のことを防げるのではないかと考えられる。そしてその法律も絶対王政のようなものならないようにするために全員で決めていくことでみんなが望むような幸せのルールを決められるのではないかと考えられる。また、四日市ぜんそくなどは、二度と起こさないために教訓としなければならない。など今回様々なことを学んだため、将来のことはまだ分からないが、技術者として働くなどの際には、今回の授業を教訓とし働いていきたいと思う。また、研究室で研究するときにも今回の授業でも学んだことを教訓とすることで、将来の良い準備となると考えられる。そして、今回の授業を通して、改めて技術者として働くことも良いと感じたため、日々の勉強や英語などにもより、力を入れていきたいと感じた。
A.はい。 この授業を通して、大学で学んでいない人ができないようなことができるように、化学や工学を通して学んできたものを使って、新しいものをつくったり、今あるものを適切に運営したりしていくために必要な倫理について知ることができたと思う。授業で取り上げられた様々な事例から技術者として、たとえ相手の方が立場や力が上であっても決して退いてはいけない部分があることや、やってはいけないこと、すべきでないことの線引きが重要であることを学んだ。第5回のワークショップで調べた、タカタのエアバックの問題のように、会社や技術者、学者としての信頼はたった一つの技術的欠陥や試験の不足などによってあっという間になくなってしまい、世界シェア2位の企業でさえ倒産してしまうことがある。目の前の些細なミスや欠陥を発見するための試験がどれだけ重要なものであるかを認識し、周囲がその不足を見逃すような雰囲気になってしまっていたり、自分しか疑問を持っていなかったりしても、それはおかしいと言って、修正させられるような能力や信頼関係を築くことも必要であると考えた。 技術者の倫理は「できるけどやらない」ということである。今の自分ではできなくとも、将来の自分ができるようになってしまったときにやるかどうかを決めるときこの倫理の授業が生きてくるのだと思う。そういった場面になったとき、自身の良心によってすべきでないと自制できる、同僚を制止できるような人間になりたいと思う。
A.はい 私はこの技術者倫理の講義を受けて、技術者の使命と倫理について学んだ。技術者の使命は、大まかに言うと、新たな技術を開発・実現し社会に貢献すること、その技術が社会に危害を及ぼさないようにすることであると思う。新たな技術を社会に適用するときには、倫理観に則って行動することや技術が社会にもたらすリスクを最小化するためのリスクマネジメントをすることが重要である。私は将来どのような職に就くかはまだわからないが、技術職についた場合は、講義中に視聴した過去の恐ろしい事件の動画や演習で調べたり考えたりした過去の事件・倫理が問われる場面から、学んだ知識を活用して社会に危害を及ぼさず貢献していきたいと思った。 また、今からでもできる身近なこととしては、エネルギーや資源についてを考えた。私は、この講義を受講して、エネルギーや資源に関しての知識が全くないわけではないのにも関わらず、それに対して自分で考えたり行動したりすることができていないと感じた。私は山形市の実家と米沢市のアパートで移動しながら生活していて、今の時期は暖房を使ったり寒い中での車移動をしたり、エネルギーの消費が多くなっていると思う。これからは、自分が生活したり移動したりすることによって消費したエネルギーや資源、排出した二酸化炭素量などに目を向けて、エネルギーや資源の有効活用や二酸化炭素排出抑制について考え、地球に優しい生活を送っていきたいと思った。
A.はい 倫理とは良心です。法律の穴を埋めるため、悲しい事故が起きないためにもこの授業で学んだことを心がけて、正しい化学の扱いを一生続けていきたい。また、化学技術は一般の人に分かってもらうことはとても難しい。仕組みを理解してくれるならそれが一番であるが、そういうわけにもいかない。そのため私たちは化学を正しいことに使って化学は悪いものではないと言う姿勢を見せ続けて信用してもらうことが重要であると考える。逆に化学を悪いことに使ってしまったり、事故を起こしてしまえば一気に築いてきた信用は失われてしまうだろう。また、技術者として無知と未熟は徹底して避けるため、知識を身につけ技術を磨くのは当然として この授業で強調されていた慣れについても十分気をつけて作業をしていきたい。マンネリ化を感じたなら作業の意味を考え直して工程を見直してみることである。とても重要なことなので事故を誘発しないためにも心がけていきたい。また、技術に善悪はないと言うことだけは心がけておきたいと感じた。その技術が良いことに使われるか悪いことに使われるかはそれを使う人間に完全に依存していて、技術そのものに善悪はないと言うことを忘れてはいけない。元は悪いことに使われていて技術が今はこんな良いことに利用されて…なんて例が沢山ある。逆もまたしかりだが、それは起こさないように技術者一人一人が倫理感を持つ必要がある。最後に、この授業の考えを元にして正しく使われた化学が今後の世の中をより良くしていくものであると私は信じている。できることなら私もその世の中につながる大きな技術の小さな一つになれることを切に願っている。
A.はい みんながそれぞれ自由に日々を過ごしていったら世界中に、犯罪や揉め事が蔓延してしまい、普通に生活している人たちにも迷惑がかかってしまい、みんなが気持ちよく楽しむことができない。そこで法律を作り、少し自由を制限してもらう。そもそも法とは、倫理の最低限度と法学入門で習う、法と倫理の関係に関する基本原則である。これだけは国家権力の強制力によってみんなに守らせ、最低限度の規範を法として定められている。しかしすべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきではないといこといわれている。このことを理解しみんなで倫理を守っていき将来、もし技術者になった際にはこの授業を思い出し技術者倫理をもって世の中になるためのことのみに自分の知識や技術を使って貢献していきたい。また技術者倫理が守られなかった例として、地下鉄サリン事件があげられる。その首謀者であるオウム真理教の教団内には、東大や京大といった非常に高学歴な信者が在籍し幹部になっており、その知識が技術者倫理に則って使用されなかったため、テロへと繋がってしまった。技術者倫理を身につけないで、知識のみ持ってしまったら、優秀な人間も他の人にとっては毒ガス兵器と捉えられてしまうでしょう。この事件を心にと止めて将来みんなに迷惑のかからないように技術者倫理をもち、仮にこのような現場に直面してしまった場合でも世の中のために技術者として技術者倫理に則り行動していきたい
A.はい 講義を通し、技術を用いた者たちがこれまでどのような過ちを犯してきたのかを学び、今後科学者となるであろう私が学べることはたくさんあった。特に、チャレンジャー号爆発事故は衝撃だった。この講義で初めて事件の名前、内容を聞いた。確実に事故が起こるという科学的根拠があったにもかかわらず打ち上げ、やはり事故は起こって人の命を奪うことになった。科学者は安全性、費用、有用性を加味して製品と向き合っており、それ専門のスペシャリストであると思う。しかし、そんな努力も知らない、専門知識のない人間の方の立場が上で、とても悔しい気持ちになった。私は、自分が正しいと思える後悔しない行動を常日頃から心がけてしていこうと思った。 課外活動において、5S活動は私の中で革命だった。面倒だからと後回しにする癖がかなり改善され、部屋をきれいな状態に保つことができている。報告書にも記入したが、今度は別の部屋の場所で行い、きれいで清潔な部屋にしたいと思っている。また、久々に本を読み、思いのほかイソップ物語が面白かった。そして、現代社会にも通ずる内容であったため昔の書物から学ぶことはたくさんあると感じた。これを機にこれまで読みたいと思っていたが時間を理由に読めなかった本を春休みに読もうと思っている。 全講義を通して技術者の倫理を学び、これから技術者になる私にとってとても有意義な時間で、大変濃い授業でした。ありがとうございました。
A.はい 私は、技術者は倫理を当たり前のように持っていて、悪いことに使うことは無いと思っていました。しかし、オウム真理教サリン事件で東大、京大、阪大、東工大、早大、慶應大、筑波大などの出身者で大学院まで修めたような非常に高学歴な人間も入信しており、化学兵器の開発をして、人を大量に殺す道具として利用していました。このこと以外でも、戦争の時には、毒ガスなど兵器として利用するものの開発が行われており、実際に多くの人を殺めました。私は、化学は人の役に立つことだけに使ってほしいし、誰かを苦しめるものとして使用してほしくないと考えます。将来、私が技術者として働くことがあったら、間違っても化学兵器として使用することは無く、人の生活が豊かになるように、楽になるように、しっかりとした倫理観を持って働きたいです。 また、最近はSDGsへの取り組みが大事になってきています。どこかの国では陸から離れた海で核実験を行っているところや、工場の排気ガスにより大気を汚染して視界が悪くなったり、酸性雨が降るなど異常気象を起こしていることがあります。これらの国は、自分たちの国の産業が発展しているかもしれないが、環境や周りのことを気にせずに迷惑をかけています。私が技術者になった際には、環境や近隣の国に影響を与えてまで産業を発展させることはせず、自然を守りながら産業を発展していけるように心がけて開発、研究していきたいと考えています。 本講義は技術者としての倫理観を改めて学び、将来、働いたときに役に立つとても有意義な講義でした。
A.はい。私は履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 本授業をきっかけに自分の学んでいる分野が社会とどう関わっているのか、またどのような問題が生じるのかを考えるきっかけになりました。自分は有機化学を学んでいて研究室ではポリオレフィンへの環状カルボニル構造の導入による物理架橋構造の形成について研究しています。この技術開発はPE,PPなどを強靭化する手法の一つであり、微量のイオン構造を導入して可逆的架橋を形成することで成型性、強靭性を上げることができます。合成に失敗すると防水性や耐薬品性、強靭性が落ちる可能性があります。ポリオレフィンはビニール袋、コンテナ、ヘルメットなどに使われていることから製品に欠陥があると使用者に危害が加わり、最悪の場合、命に関わるかもしれません。具体的な例として安全性です。異なる材料を合成した場合、衝撃を受けた際に従来とは異なるしかたで破損が生じる可能性があります。そのため実用化にいたるまでには多くの試験を行い、安全基準を設けることが必要になると考えられます。これから研究を続けるにあたって事前に事故を防ぐことが一番ですが、事故から多くを学び、次の実験に生かせるようにしたいです。また、技術者としての責任を自覚し、化学の知識を身に着け、知らなかったでは済まないような大事故を防げるように勉強にはげ見たいと思いまう。また、論文などを逐一確認し論文の不正や偽りがないように自分の研究に励みたいと思います。
A.はい 技術者としての倫理を学び、その実践を通じて新たな一歩を踏み出しました。倫理は、技術の発展において不可欠な要素であり、社会や環境に対する責任を果たすために重要だということを学びました。技術の進歩が社会に与える影響を常に考慮し、持続可能性や公平性を重視した取り組みを行うことが求められます。具体的には、技術の利用によって生じる倫理的な問題や社会的影響を正しく認識し、それらに適切に対処するための倫理的なフレームワークやガイドラインを学び、それを実践することが必要だと感じました。また、倫理的な観点からプロジェクトや製品の開発に取り組むことで、信頼性の高い技術を提供し、社会への貢献を目指します。そのためにもこれからの研究において実際にその技術が利用されているところまで想像し、その技術が倫理的にも反していないか考えるようにしようと思えました。 将来の抱負としては、技術の力を倫理的に活用し、より持続可能な社会を築くために積極的に貢献したいと考えています。具体的には、環境問題や社会的課題に取り組む技術の開発や実装に関わり、地球環境や人々の生活の向上に貢献したいと思っています。また、倫理と技術の両面を理解し、社会に対する責任を果たしながら、常に自己啓発を行い、専門知識や技術力を高めていきたいと考えています。これによって、技術を通じて世界をより良い方向に導き、社会的な価値を創造していくことが、私の将来の目標です。このような志を持ち、倫理と技術を融合させた活動を通じて、社会に貢献していきたいと思っています。
A.はい。 技術者倫理の講義をきっかけにして新しく踏み出したことは、自分が何を必要としているのかを考える力、そしてそのためにどうすればよいかについて考えることができるようになるために、複数の出典から情報を収集する、SNSやメディアを安易に信用しないといったことを徹底することである。また、水俣病などの公害問題やDDTといった、人間の実生活に大きな影響を与えた事件などについて調査する際に、ただその事件がどこで起こったのか、原因物質は何だったのかといった誰にでもわかるようなことを知って満足するのではなく、公害問題の背景に汚染物質が流出したことに関して、無処理で行ったのか、処理は行ったが不適切だったのかなど、公害が起こった原因まで調査するようになった。 将来の抱負は、オウム真理教地下鉄サリン事件でサリンを開発した技術者のような、何を正義として技術開発をしているのかを見失わないように、何を目的にその技術を開発しているのか、「ウィニー」を開発した金子勇氏のような、様々な応用が考えられる画期的な技術である一方で、違法行為の氾濫を助けってしまったので、情報技術の開発している技術が良い面だけでなくどのように犯罪などに悪用される可能性があるか考えることをしっかりとできるような技術者になりたい。また、NASAのチャレンジャー号爆発事故のような、会社や組織、世間から圧力をかけられても、開発した技術に少しでも危険性があるのならばしっかりと警告をし、技術の使用を強行されないよう止めることができるような人間になりたい、なるべきだと感じた。
A.はい 本授業では、技術者に対する倫理について学んだ。技術者倫理を学ぶきっかけとなったのは、過去に技術者による悲惨な事件を起こしたからのである。第一回では、地下鉄サリン事件について学んだ。これは、オウム真理教徒が地下鉄の列車内にサリンを散布した事件であり、技術者の技術が悪用された事件となった。第二回では、チャレンジャー号爆発事故について学んだ。この事件の原因は、ゴムがガラス転位により、ゴム状からガラス状に変化したことで、スペースシャトルのOリングが破損したからである。打ち上げ前から、Oリングの脆弱性を把握していたのに、打ち上げを強行したことにより事件が起こった。技術者の主張をもっと深く聞いていれば、この事件は起きなかった可能性がある。第五回では、ボパール化学事故について学んだ。この事件は、インド、ボパール化学工場から猛毒のMICガスが漏洩したことにより、3000人以上の死者と35万人の被災者を出した。この事件の原因は、安全装置を稼働させようとしたが、予算削減のために装置が動かなかったからである。第七回では、Winny事件について学んだ。Winny事件とは、ファイル共有ソフトWinnyに絡む著作権法違反を問われた刑事事件である。Winnyの開発者である金子氏は最初逮捕されたが、最終的に最高裁判所にて無罪の判決を受けた。釈放されたが、釈放後に自殺し、日本の優秀な人材を失う結果となった。 このような事件があったからこそ、今は安全面などが厳しく、ほとんどにマニュアルが作成されている。もし異常が発生したり、手順を間違ったときに対応できなくなってしまうため、技術を使う前に自分が何を使っているか、理解したいと思います。
A.はい。 私は技術者倫理の講義を全て出席し、また、課外活動にも精力的に取り組んだため、合格基準を満たしていると自負しております。この技術者倫理を受けたことにより、技術者として、人として持たなければならない価値観を持つことができました。人の幸せのために使われるはずの技術が、誰かを陥れる、不幸にさせるために利用することは断じてあってはならないことだと感じました。私は将来技術者として生きていくことになれば、必ず誰かの助けになる、世間の助けになるように努めたいと思います。なお、そのためには正しい知識を得ることも大切だと学びました。さもないと、水俣病やイタイイタイ病などの公害があったように、ふとしたときに悪い方向に向かってしまうからです。そのためにも倫理はもちろん、様々な視点をもち、学びを深めていきたいです。 また、データの捏造や盗作などの不正行為は一切行わず、ありのままのデータを得ることも大切であると学び、絶対にやらないと誓います。正しいデータを得られなかったことから起こる事故や損害、また、信用を失うことは非常に残念なことだと考えます。そのようなことが起こらないように、データの不正行為についてもしっかり目を向けて、技術者として正しく成長していきたいです。 私はこの講義を通し、技術者倫理について深く学ぶとともに、技術者としてのあり方、正しい価値観の形成をすることができました。この講義の内容を胸にしまい、これからの研究活動、将来の生き方にも繋げていきます。
A.・はい。 私は大学を卒業後、高学歴者としてノブレス・オブリージュを体現し学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 ・本講義をきっかけに新しく踏み台たことが2つあります。 一点目はサークルにおける安全管理体制の整備を始めました。 契機としては避難訓練を行った事であります。私は現在模型サークルに所属しており(2024.2.07時点)サークルに安全管理体制や緊急時のマニュアル等があるのか疑問に思い確認したところ、サークル内にほとんどなかった。そのことから安全整備、安全管理体制などの整備の必要性を強く感じたため、サークル内の複数の有志で作成を開始しました。来年度の新入生(渡米生)がくるまでに形ないなる程度に作成しきることを目標として現在進行形で作成しております。特に人災(工具の使用により)地震、火災による被害のリスクが高いのではないかと考えられることからそれらの対策及び避難経路、保健室の開放時間などをまとめ見やすい位置に紙媒体で配置すると同時に認知のために活動する予定です。 二点目はアパート内自室の塗装環境の整備です。趣味で塗装を軽度に行っており粉塵などのリスクがある事が分かっていましたが、塗装ブース以外の明確な対策を行っておりませんでしたが、講義を通じ、粉塵のリスクの大きさを痛感したため今まで以上の科学的根拠に基づいた対策を講じ始めるようになりました。 ・将来の抱負として、技術者倫理としての考えを持ち誘惑や甘言、脅迫に対して揺るがない技術者になる所存です。
A.はい 私は将来、技術者になり、自分の持っている科学技術を正しく使うことによって、社会や世界に良い影響を与える技術者になりたいと思いました。オウム真理教地下鉄サリン事件のように、身に着けた科学技術の知識を、他人を不幸に陥れる道具にして、台無しにすることの無いように、技術者倫理の心得をしっかりと肝に銘じ、故意に人の命を奪うことの無いようにします。その優秀な頭脳と知識により多くの人を犠牲にする事件を起こしてしまうことが無いようにしていきます。人間の心には、倫理観、道徳観というものがありますが、人の道徳観は神の存在や、信条に左右されると考えられます。地下鉄サリン事件のように、故意に人の命を奪うだけでなく、水俣病のように、人の手が及ばないところで起こってしまった反応による公害についても、回避出来る事故は防ぐ必要があると学びました。個人の利益よりも、公共の福祉を第1に優先し、多くの人の命を守ることを徹底する技術者になることを誓います。また、デジタル社会において、ディープフェイクなどを利用した悪質な情報を作成しません。自分が大学で学んだ科学技術を、悪質な手法で、個人の利益を最優先にして、多くの人を不幸にするようなことを絶対にしないような技術者になりたいです。社会や世界をよりよくし、これからの科学技術を発展させられるような技術者になるために、学んだ技術者倫理を徹底していきたいと思いました。研究を頑張ります。
A.はい 社会には様々な規則がありそれは法によって守られていたりするが、その法を成り立たせているのが倫理であり、倫理もまた法によって成り立っている節もあるという相互な関係を学ぶことができた。この法と倫理の関係は花とミツバチの関係に似ているなと思った。花はミツバチによって受粉することができ、ミツバチも花の蜜を食すことで成長できる。また、法と倫理の関係を大々的に表したのが、国民と憲法の関係なんだなと感じた。この授業によって社会への考えが深みを増した。 さらに化学と倫理のつながりも理解が深まったため、今後化学の道に進む身として、過去に起きた事件を思考の種として、同じ過ちを繰り返さぬよう精進していきたい。 特に自分が印象に残った事柄は、一番最初の授業で取り上げられた地下鉄サリン事件である。この事件は宗教・思想、化学、倫理、政治など様々なものが交錯しぶつかっている。まさに倫理とはどれだけ複雑で難しいものかを表した事件だと思う。人は皆、個人の考えを持ち個人の考えで行動している、そこで生じる対立は仕方がないと自分は思う。しかし、相手を自分の意見に染めようとしてはいけない。相手の意見にも耳を傾け多様性であると理解すれば、きっと残酷な出来事は起きないというのが自分の結論である。もちろん倫理に答えはないが、導き出したこの自分の答えを生涯大事にし、あらゆる社会問題に対しても自分の考えを持ち思考するようにしたい。
A.はい。本講義では、いろいろな事故や事件、問題を通して学んだ。地下鉄サリン事件からは、知識は適切な使われ方をすることで人の役に立ち、暮らしを豊かにするが、誤った使われ方をしてしまうと凶器になりうるということを痛感した。水俣病やイタイイタイ病などの公害からは、細かいところまで徹底して調査することが必要であることを学んだ。このことは不良品についても言える。リコールの発生を防ぐために実験を重ねることでリコールを未然に防ぐことが大切であると学んだ。インド・ポパール殺虫剤事件では、どんなに経営状況が悪くとも、最低限の安全対策や安全教育を怠れば事故が起こるので、安全は企業存続の最低条件であるということを学んだ。技術者には、製品化や問題解決のために多くの知識を身につけることはもとろん、その知識を応用する力、理論的に考えそれを実行する力、多くの力が求められると学んだ。今の世界は、様々な分野で、絶えず新しい製品や新しい技術が開発されている。そのため予期せぬことが起こるリスクが高い。そのリスクに備える注意力や知識が必要となってくる。そのようなときに、自分の倫理観を見失わないようにしたい。私はこの技術者倫理の他にも、今まで履修してきた講義で得た知識を使い、様々な角度から物事を考えられればと思っている。そのために今は、研究室での研究や論文を読むことなどを軽視せず、真面目に取り組みたい。接客のアルバイトにおいては、多くの人と話し、やり取りを行うので、倫理を確立させ、気持ちの良いやりとりをしていきたい。
A.はい この講義では、インド・ボパール殺虫剤事故やWinny事件など聞いたことのなかった事件や事故について学ぶことができた。インド・ボパール殺虫剤事故は機械が壊れていたため、水と混ぜてはいけないイソシアン酸メチルが水と一緒に漏出し、2500人もの人がなくなってしまった。倫理観をしっかり持っていれば、機会をすぐに修理して使用していたと思うので、倫理に基づいた行動を行うのは大切だと思った。また、Winny事件についても初めて知った。Winny利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信などの被害を引き起こした。また、個人情報や気密情報の流出などの社会問題に発展した。Winnyはとても便利なソフトであるが、利用者の倫理観がとても大事だと思った。ゲーム理論や規制緩和という言葉は聞いたことがあったが、詳しくは分からなかったのでこの講義で知ることができて良かったです。また、水俣病をはじめとする四大公害病も工場の排水が川に流れたことによって起こったものである。適切な処理を行うという倫理にしがっていたらこのような公害病は起こらなかったのではないかと思った。この講義を受講したことによって、様々な事例を基に倫理について詳しく学ぶことができた。倫理に基づいた行動を行っていれば大きな事件が起きる可能性は低くなると思うので、倫理に基づいた行動を行うことは大事だと感じた。私は、今までも倫理に基づいた行動をして生活をしていたが、これからも継続していきたいと思った。
A.はい。 この授業を受けて学んだことは、技術者としての考え方や責任問題、過去の事件とその原因と改善点などを学びました。例えば水俣病という事件では原因が触媒に使われるはずであった、有機水銀が反応に使われてしまっており、それを工場排水として排出してしまった結果食物連鎖によって甚大な被害を出しました。その改善点として、法律の成立や、規制の強化が挙げられます。 全ての授業を通して感じたことは、技術の進歩と同時にそれを守る法律が成立することは非常に面白いと思ったことです。前に挙げた水俣病も同じあり、またデジタルの発達によって音楽、映画、ゲーム、DVDなど、複製が容易になってしまったことによって被害が発生し、それらから守るために法律が出来上がっています。 自分は有機化学に興味があるため、将来研究職に就くことがあれば、技術者として著作権を意識したり、機械のメンテナンス、安全性を常に考慮しながら頑張っていきたいと思います。 それとは別に、目の前で法律に違反する行為、例えばYouTubeに上がっている違法視聴動画などを目の当たりにしたら、出版社に報告する、警察に連絡するなどの然るべき処置をとる事を心がけようと思いました。 報告書では、コンパクトにまとめる方法、服の綺麗な畳み方など、今まで持っていなかった知識を得ることが出来たため、知識を得ることの大切さと楽しさを学ぶ事ができました。 半年間ありがとうございました。
A. はい。 授業をきっかけに、技術者として社会にでるうえで技術面において優れているだけではなく、倫理を学び、倫理の範囲内で技術を扱うということが重要なのだと学んだ。全授業を通し、技術によって得られた幸せがある一方、技術の使い方や技術者の過失によっては取り返しのつかない大きな事故を引き起こし、自分の人生も他人の人生も最悪なものにしてしまう可能性があることを知ることができたのは大きな収穫であると考える。 倫理を学ぶことの重要性を理解した一方、倫理の範囲内で技術を使って人を幸せにすることの大変さも知った。これは決して倫理の範囲外の行動をしたいというわけではなく、倫理とは人によって異なるものだからである。倫理の最低限度として定められたものが法である。しかし、それらは最低限度定められているものであって、法で定められていないが倫理的にどうなのかという話は必ず出てくる。また、視点が違えば倫理観の違いも出てくるであろう。それらを踏まえ、技術で人を幸せにするということの難しさを知った。 これまでの学習をふまえ、自分は技術者としての倫理観のみならず、他の視点での倫理観も学ばなければいけないと考えた。今現在問題視されていることや、過去に問題となった化学技術を使った事故、事件。その他化学技術以外での技術による事故についての記事を読み、技術者、消費者、経営者等複数の立場、視点となって原因等を考えることで、倫理観を育てることにつながり、将来仕事に就いたときに役立てていきたい。
A.はい 技術者倫理の授業を通して、卒業後の就職、はたらくことなどに、より責任と自覚がわきました。特に、「知らなかった。」では済まないことが深く刻まれました。わたしは卒業後、電気、環境、エネルギーなどに関わる仕事に就きたいと思っています。それ故にたとえ車両がEVだとしても、その電気が化石、石炭、天然ガスでは発電するときに二酸化炭素を排出しているという考えは興味深かったです。そのような広い視野が技術者には必要だと感じました。また授業を通して自分の行動が人々の生活につながるだけでなく、自分のミスや未熟が人々の生死に関わるという責任がこれまで以上に鮮明に想像できました。東日本大震災では、助け合いの心が見られることや電気や水道などがすぐに復活するなどといった、日本の素晴らしさが見えた一方でそこを狙った盗難が起きるなど倫理観の欠落した人が見られたり、原子力発電所での事故が起きたことや、各地で倒壊、火事などが起きるなどといった二次災害も起きました。そういった二次災害を起こってしまう原因、そして責任を持っているのは私は技術者であると思っており、またそれらを防いだり、止めたりすることで人々を守ることができるのも技術者であると思います。災害が多いこの日本で、私はそれらの守る側の人間になれるように努めようと、この授業を通してあらためて思うことができました。これからの未来でより知識と経験を積み、知らなかったと事故後に嘆くのではなく、知っていたから防げたと胸を張っていえる技術者になれるように努めます。
A.はい。今回の技術者倫理の講義を通して良心に素直に従えなかったり、自国のために大量殺人兵器である毒ガスを開発してしまったハーバー、ロケットの打ち上げが知識として知っていながら上司にあたる人に抗議しに行きながらも止めることができなかった事例などを取り上げて技術者倫理について学んだ。やはり科学は生活を豊かにする反面大量虐殺を起こしうる危険性も秘めているため、技術を持つものは倫理観をしっかり持つ必要があると研究にあたる前に認識できた。私は大学院に進学しようと考えていてその後の進路は研究職を考えています。そのため、技術者倫理の問われる場面や技術者倫理を踏まえた研究職、開発が大切なのだなと思いました。また、大学院進学に向けて勉強していく必要があると思っているので春休みにしっかりと勉強してきちんとした技術者になれるようにやっていきたい。その他にも、スキルアップのためや近年では研究だけでなくデータの作製など様々なスキルが社会で求められるようになってきていると思うのでそれに伴い様々な資格の取得にも力を入れていきたい。私は現在、マクドナルドでバイトをしていています。そこではクルーという一般的なアルバイトする人なのですが新しい子に仕事を教えるトレーナーやSWマネージャーという階級があるのでそのSWマネージャーまで上がり、リーダーシップや社会に出る一環としてより多くの店舗運営に携わる仕事をしていきたいと考えています。
A.はい 本授業をきっかけにして、技術の発展の軌跡を学ぶとともに、その発展が社会に与える影響や問題について深く考えさせられました。技術の発展は私たちの生活をより豊かにしますが、社会を根本から変えてしまうような大きな影響力を持っており、危険も伴います。授業では、技術を過信しすぎると技術による殺人などを正当化したり、善悪の判断ができなくなることを学びました。どんなに優秀な人でも技術の倫理観を育てなければ、技術を悪用します。そのため、技術の活用が正義の助けになるように努め、利益だけを優先せずに、社会に対する責任や技術者としての倫理感を意識して技術に向き合うことが求められると考えるようになりました。特に新技術やそれによる法改正などが、社会にどのような影響を与えるか考え、その都度倫理的に考え直すことが科学者としてすべきことだと考えます。 また、技術者の役割が開発者以上のものであり、技術者になることへの責任を強く感じました。技術者は法や規制を順守して技術を開発・使用しながら、倫理的にも社会に貢献するべきだと考えます。そのためには、社会への清廉潔白な行動と説明責任を常に重んじ、社会的な信頼を築く努力が必要不可欠であると思います。また、技術者としての倫理観を育てるために、教科書以外の技術者倫理の書籍を読み、自分が正しく技術者になることを目指しています。 私は技術者として、これらのことを意識して技術を用いることを約束します。半年間、ご教授いただきありがとうございました。
A.はい。 本授業で扱われた内容を通じて、技術者としてだけでなく人として考えるべきことを学ぶことができました。今の世の中は、インターネットで調べれば様々なことを知ることができるため、自分自身で何かを知ろうとすることや体験を通して何かを得ようとすること、知らないことを知ろうとする探究心のようなものが日々減ってきているように感じます。自分が知らなくてもできなくても他の人や機械が代わりにやってくれるだろうという考えがうまれ、自分でやらなければならないのだという意思を持つことが難しくなってきているように思います。自分が何をするべきかしないべきか、あらゆることを選択する自由度が増していく現代だからこそ、その選択の重みが増している、自由は不自由で便利は不便なのではないかと考えるようになりました。本授業で学んだ倫理観から、自分が何を信じ自分の力を何に注ぐかを見極める大切さや自分の身を守るために知るべき権利、様々な社会問題や環境問題があるなかで自分がどのような行動を取るべきかなど、技術者に留まらず人として学ぶべき考えるべきことについて沢山の学びを得ることができました。どれだけ重要な問題であっても、それを考える機会が与えられなければ自分の力で考えることは難しいと思います。実際、法律などの内容は工学部の学生である自分にとって本授業のようなきっかけがなければ自らの意思で考えることは非常に少ないと思います。様々な問題に対して社会全体の関心を得るためには、まずは考える機会を設けることが重要なのだと思いました。そのため、これから社会で生きていく一人として、直接関わりが内容に感じる問題であっても自分事として受け止めて考える姿勢を持ち続けていきたいと思います。自由度の高い今の社会において、正しい倫理観や知識を身につけることの重要性を知ることができました。半年間ありがとうございました。
A.はい 私は将来、技術者として常に新しい技術を学び、深化させ、その知識を活かして革新的で持続可能なプロジェクトに参加することです。進化し続ける技術環境においては、特に新しいツールや技術の習得が不可欠であり、これを通じて特定の分野で深い専門知識を構築し、分野リーダーとしての役割を果たすことが目標です。 技術の進歩を積極的に取り入れ、イノベーションを促進することも大きな夢です。新しいアイデアや製品の開発を通じて、市場に価値を提供し、企業や社会に貢献したいと考えています。この過程でリーダーシップと協力の力も重要であり、プロジェクトのリーダーシップやチームワークを通じてメンバーと共に成長し、成功に導くことが大きな使命となります。 技術者としての役割を果たす際には、エシカルで持続可能なアプローチを重視し、技術の進展が社会や環境に与える影響を考慮します。持続可能な未来に向けた取り組みに貢献し、技術の進歩が社会全体にポジティブな変化をもたらすよう努めたいとおもいます。 また、技術の知識を広く共有し、次世代の技術者や学生に対して教育的な役割を果たすことも大切にしています。技術の普及を促進し、コミュニケーションスキルを向上させることで、共に成長する技術コミュニティを築き上げることが将来の目標です。
A.はい。 本授業をきっかけにして、私は自らが大学で学んだ知識を正しく使おうという意思がさらにつよくなりました。私は現在生き物を扱う研究テーマのある研究室に所属しており、生き物や薬品を使った実験が身近なものとなったため、研究倫理について学ぶことの出来る本授業は興味深いものでした。 授業で取り扱った内容の中には、自分が知っている事件もあれば知らない事件もありました。そういった事例を学ぶことで、化学の知識を持った人間として、自らの行動を律することが重要だと再認識できました。 また、授業内で問題についての話し合いを行う中で、他人との意見交換の重要さを学びました。 私は大学院に進学して研究を行いたいと思っています。大学院では、この授業で得た経験をいかして、正しく研究を行いたいと思います。 私は植物のRNAについての研究を行う予定ですが、この研究は遺伝子組み換えや、それによってできた植物を使った薬作りに繋がると考えています。遺伝子組み換え植物も薬品も、人々や病気、環境保全に役に立つ可能性がある研究です。しかし、使い方を間違えば多くの人を不幸にしてしまうことになる可能性があります。 授業で学んだ数々の事例のようなことを引き起こさないために、自分の考えは本当に正しいのかを常に考え、より一層事故に気をつけながら研究を行いたいです。 また、他の人との話し合いも大事にしていきたいと考えます。自分一人で考えたことは、意見が偏りやすいため、他人との意見交換をしながら柔軟な考えをしていきたいと思います。
A.はい。 私はこの授業がきっかけで、倫理と法の関係について深く学び直す必要があると考えました。いくら自分の信じる神が殺人は正義などというようなことを言ったとしても、自分の倫理観に従い、絶対だめなことや悪用してはならないことを判断出来るようにならなくてはならないと思います。また目の前に大きな利益があったとしてもそれが、悪い条件を伴い自分の周りに被害を与えるようなら、ダメだと言える勇気を持ち、自分の倫理を大切にしていきたいと思いました。そのためにはまずは、哲学や思想とはなにか、から学び直す必要があります。自分がいくら正しいと思っても、周りは正しくないということがあると思います。そのような善悪の判断も賢くできるようになりたいと思いました。 また、四大公害病について興味を持ち、全ての公害について発生した時期や場所、状況などを調べました。これらの事件は遥か昔に起こったことではありません。今から100年程前の歴史です。今では考えらないようなことが昔は当たり前でした。その結果甚大な被害をもたらし、今なお苦しんでいる人がいます。その事があってSDGsや法改正がされたのではないかということも念頭に置き、環境資源やエネルギー資源についてももう一度学び直したいと思いました。私は工学部に入ったため、環境汚染などを解決できるような知識をこれからもっと培っていきたいです。また将来に役立つような知識も培いたいと思いました。
A.はい 私は技術者倫理の講義を受け、技術者としての知識をどのようにして活用していくことが大切なのかということを学んだ。講義で取り上げられた様々な事例、事故はどれも知識者が原因で起こっている。人、環境のために使うことでより良い生活を送るようにできる技術者の知識はその活用方法、管理方法を間違えると多くの人の命を奪いかねないのだ。特に気になったのは良心に従えないときに自分はどんな行動をとってしまうのかということだ。例えば自分が他人の情報に関与できる技術を制作できたとする。うまく活用できれば複数人で制作している研究の添削や互いに気づいたことを書きあうことができるかもしれない。しかし、悪用しようとすれば、他人のレポートを盗み見て、盗作して提出したり、レポートの改ざんをして他人を蹴落とすという行動もとりえるのだ。このようにどれだけ役に立つ技術であっても良心に従って行動してしまえば最悪な活躍をしてしまう。今はそんなことはしない。やるはずがないと思ってはいるが、極限な状態に陥った時にどうするかはやはりわからない。ここで自分はそんなことはやらないと思うためにも倫理観は大切だと感じた。私が今後どのような職について開発をしたとしてもそれを悪道な使い方をしないで世の中に役立てていきたいというのは簡単だが、本当にしないと言い切れるここをを作るためにも講義の内容を大切にしようと思ったし、これからは様々な状況において良心の働きや倫理観について考えることを忘れないようにしたいと思った。
A.「はい」 私はこの授業を通して技術者にとって倫理は必須の知識であり技術なのかなと思いました。技術者倫理を受ける前はこの授業は本当に必要なのかと疑問に思っていましたが、実際に蓋を開けてみると、倫理が不足してるが故に大きな事件が数多く起きている実態を知りました。結局、どんなに素晴らしい技術者でも本授業でも出てきたオウムのような思想を持っているだけで、社会を脅かしかねない、技術者はそれを悪用してはいけない、戦争に使ってはいけないと言うことです。私はそんな当たり前を持って、技術者として成長していきたいと思いました。具体的にまだ、どんな職業につくと言うのは決まっていないが、どこに行っても、山形大学で学び、育った技術者であると言うことを肝に銘じたいと考えました。 またこの授業をきっかけに科学的なニュースを見るようになりました。その中で自分が思ったことをそのニュースに対して意見、考えとして自分の中でやるようにしました。技術者倫理を忘れないためにも、自分の意見を持つことは大事だと考えています。自分の考えがあれば、他人に流されず、良し悪しを判断できると思います。 最後に、私自身が成長していくためには、それに伴い倫理観を忘れてはいけないと言うこと、それが仮に技術者であっても、そうでなくても必要な要素だと考えました。今後、この世の中が戦争のない時代でいるためには技術者がそれに協力しないこと、己の倫理に従い信念を持っていてほしいと思いました。 半年間、講義をしていただきありがとうございました。
A.はい 新しく踏み出したことは5s活動に取り組んだことです。本授業を通して赤作戦を学び、整理整頓が捗ることが分かりました。自宅の机だけではなく、実験室の机などにも55活動を行い、生産性の向上や無駄買い等作業効率を向上させていきたいです。 将来の抱負は、品質管理を徹底することです。管理するために目標を実現させるための具体的な計画を5W1Hに沿ってPlan,Do、Check、Action のPDCAサイクルを回し品質管理を行っていきたいと思います。さらに持続可能な社会を常に意識し,SDG sについても配慮して,品質を管理したいと思います。また、技術者には専門的な能力に加えて高い倫理性が要求されており、工学倫理の基本は「危険なものを安全に使いこなす仕事」をしているということを念頭に置き明確な自覚を持ちたいです。哲学と思想とは何かと常に考える努力をして,善悪の判断も適切に取れるようにしていきたいです。 授業を通して,倫理と法についても改めて考えるいいきっかけとなったと感じました。正義のあり方についても,地下鉄サリン事件の授業を通して,人々にはそれぞれ正義というものが異なるのだなと感じました。自分の倫理観に従い大切にし、善悪の判断や、目先の利益に惑わされないようにしたいと思いました。さらに、新たな技術が現れることを恐れず、優秀な人材を失わないことが将来的に重要だと感じました。世間はこの新たな環境に適応する能力や、受け入れる力を養う必要があると考えます。ただ新技術を恐れるのも無理はないため安全性の証明や十分な情報の開示等を詳しく説明する必要があることもまた事実であると考えました。これらの授業を通して,技術者としての必要な知識やあるべき姿だけでなく、人として必要な正義や、倫理などについても学びを深めることができました。
A.はい。(目標到達と合格基準を満たすことの確認についての回答) 【講義を受けて】 本講義で、技術者が持つべき倫理観について考えることができました。これは、私にとって今まで無かった経験です。 講義以前は、化学・バイオに関する知識と技術を身に着けること、さらに、この技術を研究や就職先で発揮できるようにすることに関心を向けていました。その中で、実験といった私やそのすぐ周辺の人に被害の恐れがあることは回避し、対策すべきであることは認知していました。一方で、身に着けた知識、技術に伴う責任や倫理観について考えたことはありませんでした。本講義の受講は、技術を身に着けた者の持つべき倫理観や社会に対する責任を見つめる大切なきっかけになったと考えています。 特に、11月2日の第5回「安全と品質管理-事故と不良品の原因-」の講義で初めて知った、インドのボパール化学工場での事故は強く記憶に残っています。企業のずさんな管理体制に憤りを感じ、この事故で失われた多くの命に胸が痛みました。被害の原因はイソシアン酸メチルの漏洩から始まる連鎖的な化学反応であることからも、知識がない一般人は危険性を理解する間もなく命を落としたことを想像しました。危険性を理解して薬品を利用していたはずの企業の過失は重大なことは言うまでもありません。企業の対応には悔しさを覚えます。 私が将来、企業で技術者として就任することがあれば、二度とこのような事故を起こさないように努めたいです。安全性のためには、どんな圧力にも屈さずに活動したいと強く感じました。
A.今回の授業を受けて、技術者には倫理を持つ必要があるということを深く考えるきっかけとなった。このような事件は二度と日本で起きてはいけないし、起こして行けないと感じた。
A.はい。私は目標を到達し合格基準を満たし、ここに一切の不正がないことを誓います。 私はこの授業を履修して技術者の責任、倫理と法の関係性について学び各々の善の心と各々の利益のバランス関係から事故が起きたり事件が起きたり環境が悪化していると思った。これを解決するためには世界で統一して倫理観を養う地学や技術者倫理を若いうちから履修させることが必要だと思った。特に高等教育を受けられる国では率先して倫理観を養う授業を取り入れるのが必要だと思う。マッドサイエンティストという言葉もあるが悔しいことにこれが今までの化学の発展において必要不可欠な存在ではあった。しかしこれからの環境や地球、将来を考えるとだいぶ傷んだこの地球で必要なのはそれぞれがいかに私利私欲に取り憑かれずに公共の利益を考えるかがひとつのポインドであると考える。 また新しく踏み出したこととしてまずは身の回りの整備をしていくと志した。例えばゴミの捨て方ひとつをとっても色々と二酸化炭素を減らすやり方はいくらでもある。ネット通販においてもダンボールは配送中には必要なのかもしれないが小さな商品を大きなダンボールで囲っていることはよくあることでこれは過剰包装であるといえる。よって私はできる限りネットでの通販は辞め、実店舗に行き無駄な包装はされないように袋を一つにまとめて、また、レジ袋も必要な枚数だけ、自分の手提げカバンを持って買い物をしている。 将来わたしはどのような職業に就いたとしても人としてしっかりと善悪を考えられるそんな人間でいようと思う。恐らく様々な思想を抱いてる人間に数多く関わっていくと思うが自分の倫理観を曲げず大衆の善とは何かを意識し働こうと思う。
A.はい。 これから、研究室に配属され多くの実験をこなしていく際には自分のことだけで無く周りをよく見て行動するべきであると考えた。理想的な実験結果を得ることは大切であるが、それよりも自分、周りの人の安全が第一である。事故が起こりそうな場面ではより慎重に操作したり、合成する化合物の安全生などの物性についてくまなく調査してから行動を起こすべきであると改めて考えた。また、結果を改ざん、ねつ造することは絶対に行わない。もし、データのメモを忘れたり自分のミスに気がついたとしても勝手に予想するのでは無く、めんどくさいがもう1度行って確認する。ひとりの研究者として、真実を堂々と公表する。失敗したり、収率が低かったりしても発表し、伸びしろが多いとポジティブに考えて自分の成長に期待することで努力していく。本授業では、常に社会の人々に良い影響を与える研究者、技術者になるということを常に考えさせられた。化学は考え方によって良い影響にも悪い影響も与える存在である。どんなに自分への利点があったとしても悪い方に化学を利用してはいけない。人々の生活を豊かにするものであるから傷つけることは決してあってはいけない。もし万が一事故が起きたときは、その詳細を報告し以後おなじ事故が発生しないような対策を練って安全に努める。私の研究室では危険物を多く取り扱うため、その物性や廃棄方法を慎重に考え、決して間違えることの無いようにしていきたい。
A.はい。 この講義をから、法についての知識や、哲学的観点、環境保全、地球温暖化など、いろいろな観点から、多くの知識を得ることができた。 例えば、地球温暖化についての講義では、その問題の深刻さを改めて感じることができた。また、自分が排出した二酸化炭素の量なんて考えたこともなかったけれど、実際に計算してみると面白いなと思った。小学校、中学校、高校、大学と、この問題については何らかの授業で扱われてきて、その度に、なんかこれはどうしようもない問題に感じてきてしまうことが多々あって、だからこそ深刻なのかなと思うことがあった。二酸化炭素排出の抑制についてが一番難しいと思う。昔、年間に排出できる二酸化炭素量を制限する決まりが、世界で決まったが、これを守らない国が多い。それは主に発展途上国である。決まった以上守らなければいけないとは思うけれど、向こうの言い分もわかるから何とも言えない。先進国の国々は、現在に至るまで、国の発展のために、大量の二酸化炭素を排出してきたからだ。それを考慮すると、ただ発展が遅れただけで、そこを制限され、自国の発展の妨げになってしまうのは、少し平等性に欠けてしまうのではないかと感じてしまう部分もある。 将来は、自分も少しでも地球温暖化抑制に貢献できるように、節電や、節水、車は電気自動を買うなど、エコな生活を意識していきたいなと思っている。
A.はい 技術者として大切なことは、技術力や知識だけでなく、倫理観や社会的責任も持つことだと,授業を通して学びました。まず、技術者は常に最新の技術や知識を習得し、問題解決能力や創造性を発揮することが求められ,また、技術者は倫理的な観点から行動し、自分の技術が社会や環境に与える影響を考慮する必要があることを学びました。さらに、技術者はチームワークやコミュニケーション能力も重要だということを,ディスカッション時に学びました。プロジェクトや製品開発においては、他の専門家や関係者との協力が不可欠であり、円滑なコミュニケーションが成功の鍵となることや,技術者は顧客や利用者のニーズや要求を理解し、その要求に応える製品やサービスを提供することが求められるからです.さらに、技術者は持続可能な開発や社会貢献にも責任を持たなければなりません。技術の発展が持続可能な社会や環境に貢献することが重要であり、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの活用など、環境への配慮が求められます。また、技術の力を社会課題の解決に活用し、社会の発展や人々の生活の向上に貢献することも重要だと気付きました。総合すると、技術者として大切なことは、技術力や知識の習得だけでなく、倫理観や社会的責任を持ち、チームワークやコミュニケーション能力を発揮し、持続可能な開発や社会貢献に貢献することを半年間を通して学びました。 このことから,私は最新の科学雑誌を買うようになり,常に最新の情報を持ち、それらを自分の中で議論することや、積極的に人と会話をするように心がけることが習慣化されました。講義を通して1歩踏み出せたことを胸に,技術者としてさらに高みへ行けるように努めます。半年間ありがとうございました。
A.はい。 私はこの授業を通してスペースシャトル・チャレンジャー号事故の話が最も印象に残り教訓になる部分が多かった。この事故はブースター・ロケットをつなぐフィールド・ジョイントという部分がありガス漏れ防止用のゴム製のOリングがそこに使われていた。事故の日は気温がマイナス8℃と低く、これによりゴムが弾性力を失ったことが原因でガスが漏れて大爆発を起こしたと考えられている。発射以前にも、その危険の兆候があり、製造を請け負っていたモートン・サイオコール社の技術者からも、対策の必要性が訴え続けられていたのにもかかわらず、無視されていた。最終的には経営陣に反対するのが難しくなり打ち上げることになってしまった。この事故は、内部で技術者から反対の声が上がっていたのに無視したことや、反対意見を挙げることで、社内での立場が悪くなってしまうというの、会社の体質にも問題があった。この事例を通して、技術者としての良心に従い、流されないこと、そして良心に従った行動を押さえつけられてしまうような環境があれば、改善していこうとする姿勢も持っていきたいと思う。第三回の授業でも学んだように法は倫理の最低限度であり、倫理観で補っていかなければならない部分が多い。特に技術者の倫理は専門的であるがゆえに、技術者がどれだけしっかりと倫理観を持ち、良心に従うかにゆだねられているということを忘れないでいたい。この考えは、研究室で、遺伝子組み換え生物を扱っていることもあり、すぐに日々の活動で意識していきたい。
A.はい。 自分はこれから動物実験を主に取り扱うため自身の実験結果が今後どのような扱い方をされるのか、実験動物の適切な取り扱いなどをよく考え実験に取り組み、データや考察における捏造などが絶対にないようにしたいと考えた。自分の理論通りのデータを出して革新的な結果や考察をしたいからといって不正をしてしまっては信用の失墜になるため、そのようなことが自分の人生で起きてしまわないように今回の講義を通して感じたことを忘れないようにしたいと感じました。 自分の選択や携わる開発がどのように使われるかなども考えることが大事である。既存の実験方法や知識が本当に正しいのかどうかを自分の理解とともに再確認し、鵜呑みにしないようにしたい。 過去におきた出来事をもとに改善していく。前半の講義では温故知新が大事になってくる。 最近では大企業による審査基準の不正等が発覚している。そのため目先の利益にとらわれることなく自身の知識を活用していきたいと感じている。 どんなに偉大な発明をした人、その分野について深く精通している人でも細かなミスは存在するはずである。それをどのように解決していくかも重要になってくると考える。この時に重要になるのは第三者からの意見である。もし自分自身での判断ができかねるときは第三者に危険を聞き慎重な選択をしていきたいと考えた。
A.はい 私は、技術者倫理の授業を通して、これから化学を専門に扱う技術者としての心構えを学びました。民主主義国家である日本では、我々国民が主権を持ち、「最低限度の規範」が法律として定められている。つまり、自分の行動の多くは自分自身の倫理観に委ねられているため、こういった授業を通して技術者として身につけるべき知識、倫理観を学べました。 私は大学を卒業したら、環境分析技術者として水質の分析に携わる仕事をしたいと考えています。多くの化学物質や薬品を扱うことになるため、より一層安全管理や品質管理が求められることになると思うので、本授業で学んだことをこれからも思い出しながら気をつけていきたいと思いました。 また、これから大学4年生として、卒業研究が始まり、そこでは使い方を間違うと危険な機械や薬品を扱う機会が増えていくため、会社に入った時の練習というような意味も込めて取り組んでいきたいと思いました。 本授業で学んだことを忘れずに、今後も化学を専門とする技術者として正しい倫理観を養いながら成長していきたいと思いました。 半年間、ありがとうございました。
A.
A.はい 私は技術者倫理の授業をきっかけに科学者の倫理について調べ考えるようになりました。今までは実験を行う際にけがが無いようにや、事故が起こらないようになど安全面についてだけ気を付けていて、倫理について考えることなく行っていました。しかし、今回技術者倫理の授業を受けて科学者がデータ改ざんをした事件や技術者が事故が起きる可能性があると訴えているのに取り合ってもらえず結果大きな事故が起きたことについて学びました。その事件について学んだ際になぜそのようなことが起こってしまったのか考える機会があり科学者や技術者としての倫理が足りていないためそのような事件が起きたのだと考えました。そのため、科学者としての倫理を学ぶのはこれから卒業研究を行う私には必要なことだと考えたために科学者の倫理について調べ考えるようになりました。 また、将来技術職に就くかどうかわかりませんが、技術者倫理で学んだ生き物の本質は怠け者であり環境に慣れてしまうマンネリ化により事故が起きることや、上からの圧力により自分の良心に従えず事故の原因となるものを止められないなどのことが起こらないようきちんと学んだことを胸に刻み込み生きていきたいと考えます。そして、もしそのような状態に陥っている人がいたら見て見ぬふりをせずに手を差し伸べ力になれる人になれるようにし、技術者倫理だけでなく技術倫理ついても学び道を踏み外さないようにしたいと考えます。
A.はい。この授業をきっかけにして私は倫理のある開発者であり利用者になることを心がけようと感じました。私は、将来技術職を目指しており開発に携わりたいと考えています。その際に、この授業で学んだような過去の悲劇を二度と起こさないようにするためには法律を守るだけでなく自らの倫理観を大切にしようと思いました。また、自分に被害がなくとも環境や他人に被害を加えてしまう行動はやめようと思いました。これからはエスディージーズを心において様々な取り組みを調べていき、参加もしてみたいとおもっています。逆に使用者の立場のときは「できること」と「やってもいいこと」の判断をしっかり行っていきたいと考えています。知らないうちに犯罪者にならないように情報をたくさん身につけることも重要なことだと思いました。「『だめ』といわれたことはしない」というだけでなく、自ら考えて行動に移す人間になりたいと思いました。立派な人ほど倫理観が大切になっていく世の中だと感じているので、日々成長して将来、この技術者倫理の授業の内容を実践で利用できるような職業につくために大学生活をためになるものにしていきたいと思います。そのためにもこれからの大学生活では無駄な知識はなく多くの知識を吸収していくことを抱負として常に心がけていきます。この授業のおかげで先人が残した爪痕を学ぶことができ人や環境の重要性、人の動きによって左右されることがわかりました。
A.はい 今回の授業を通して、倫理観と安全性の大切さを実感した。高等教育を受けた後の専門性高い技術者ゆえの誤った判断がもたらす被害の重大さを理解した。それゆえの、技術者としての意識、振る舞いが重要となることを知った。 事業を進めるにあたって、利益・不利益は欠かせない。しかし、それと等しく重要なのが安全性の確保である。新日本窒素水俣工場等の授業で扱った事例を通じて、安全の重要性を改めて認識した。技術者や研究者としては、新たな技術を導入すると予測不能な問題が発生する可能性がある。その際の迅速な対応などを含め、安全第一を心がけなければならないと感じた。自分が技術者と仕事をしていくにあたって、雇用よりも安全を優先する姿勢を持ちたいと考える。自分の正しいと信じる行動を優先することで、事故を未然に防ぐことができる。理想と現実が異なる場面もあるかもしれないが、それを埋めるためにも現場の実態を理解し、開発者としては利用者の視点や不満を考慮することが大切である。 倫理についても、法的な適正だけでなく、個々の判断と良心を大切にすることが不可欠であると知った。ルールだけでは解決しきれない問題が存在し、その際には倫理観を持ちながら適切な判断をすることが求められる。 倫理と安全性の確保は技術者としての大切な役割であり、損得感情だけでなく、倫理観や安全性を重視し、現場の実態を理解して行動することが重要である。これらの学びを今後の仕事や生活に積極的に活かしていきたいと思う。
A.はい。この講義を通じて技術者に必要なことを知ることができました。それは、技術的な能力、問題解決能力、コミュニケーション能力、学習意欲、セキュリティ意識、チームワーク、管理能力、利用者中心の考え方です。 技術的な能力: 技術者には、その分野での深い知識と技術的なスキルが求められる。 問題解決能力: 技術者は、複雑な問題に対して効果的な解決策を見つける能力が求められ、時にはクリティカルな思考や創造性が必要とされる。 コミュニケーション能力: 技術者は、他のチームメンバーや顧客と円滑にコミュニケーションを取る能力が重要で、技術的なアイデアや問題の説明、解決策の提案を明確に伝えることが求められる。 学習意欲: 技術は常に進化していますので、技術者は常に新しいことを学び、自己成長を続ける必要があり、柔軟性を持ち、新しい技術やツールに迅速に適応する能力が求められる。 セキュリティ意識: データやシステムのセキュリティは非常に重要です。技術者はセキュリティの脆弱性を理解し、適切な対策を講じる能力が求められる。 チームワーク: 多くのプロジェクトでは、技術者は他のメンバーと協力して作業を行うので、チームワーク能力はプロジェクトの成功に不可欠です。 プロジェクト管理能力: 大規模なプロジェクトでは、技術者はリソースの管理やタイムラインの設定などのプロジェクト管理能力も必要とされる。 ユーザー中心の考え方: 技術者は、最終的なユーザーのニーズや利用状況を理解し、それに基づいてシステムやアプリケーションを設計する必要があります。 これらを踏まえて、技術者を目指すにあたって、専門的倫理観を持ち、公共の利益のためになる開発をしたいと考えました。
A.はい。 技術者倫理の授業を通して、今までは、興味がない事故や問題だと軽く受け流していましたが、どうしてそのようなことが起こったのか、原因になったものは何かなど、深く考えたり調べたりするくせがつきました。また、今までは、初めて見た化学物質に対して、説明されたことをうのみにして自分で調べることは少なかったですが、最近は、どういう性質を持っているのか、なぜこのような性質を持つのかなど、自分でも調べるようになりました。それが原因で起こった事故なども調べるようになり、化学の危険さもだんだんとわかってきました。化学は危険なものであると同時に、私たちの生活をより良く変えてくれるものであることを心に置き、良い方向に化学の知識を使っていきたいと思います。今期から研究室に配属されて、今まで扱ったことがなかった器具や薬品を使うようになり、今まで以上に薬品の危険さを実感するようになりました。しかし、そのような薬品たちを上手に利用することで新しい研究結果が出て、生活がより良くなるような報告がされているのも論文や先輩方の研究で実感するようになりました。それぞれの物質が持っている性質を生かすも殺すも自分がどれだけ理解しているかにかかっていると思います。自分で化学を専攻することを選んだからには、きちんと勉強をし、学んだ知識を社会に還元していきたいと思います。実験が思うように進まなかったり、思っていた結果が出なかったりしてくると思いますが、腐らずに一生懸命研究していこうと思います。
A.「はい」 私は技術者倫理の講義を通して、これまでの社会には倫理観の欠けや危険予見力の欠落、自らの利益のためだけに行動したことなどにより、被害を被る人が大勢いることを知りました。学生の私でもダメだと分かるような規則違反の無視や事故が起きる可能性があると分かっておきながらも実行してしまうといった判断を下してしまうのは、単に倫理観の欠如という言葉だけでは片付けることが出来ないと考えました。 人という生き物はどんなに優れている人であってもミスは必ずするもので、とっさに下した判断が間違っていることもあります。今回の講義で学んだ事例はそのようなとっさの判断に身を任せた結果起きてしまった。事もあると私は考えます。そのため、一人だけで判断するのではなく周りの人との意見も聞きながら慎重に判断し、技術を運用していくことが大切であると考えました。 また、私は環境問題について興味があり、講義の中でも触れていたためSDGsの取り組みや個人個人が気をつけなければならないこと、それによって地球がどのようにして変化をしていくのかを考えるきっかけになりました。 今後は環境問題についての問題に向き合いながら解決策を検討し、考案した技術が倫理観にかけていないか、その技術によって被害を被る補とが表れないかなど、技術者倫理の講義で学んできた知識を活かしながら、周りの人と協力し合うことでさらなる技術の発展と、地球の未来に貢献していきたいです。
A.はい この授業を受講して先生のお話を聞き、特に印象に残った言葉が、先生が第一回の講義でおっしゃっていた「誰に技術を教えるかは選びます。これは差別ではなく私の倫理です。」とういうものです。私はまだ学生ということもあり、自身が扱う技術の重みをきちんと理解していませんでしたが、先生のお言葉で背筋が伸びました。きっと私はこの講義で出てきた科学の発展や世界の平和のために全力を尽くした技術者たちのように正面から科学に向き合える様になる日は来ないと思います。それでも自分が扱う技術の重みはきちんと背負って、その技術が影響を及ぼす範囲だけでも正面から真摯に向き合うようにしようと思います。また、そもそも技術がない人間が技術を扱うことが技術者倫理違反であるということにもはっとしました。恥ずかしながら、先生の講義で登場した技術の中には調べなければ分からないものもいくつかあり、テストで点数がとれれば良い時間はもう終わるのだということを実感しました。知らなかった、予想できなかったで逃げられないような規模の問題に直面してからでは遅いこのようなことに実感を伴って気づけたことは、一つ、この講義を受講した意味になるのではないかと思いました。しかし、先生のお話に出てきた技術者倫理に反した行動をとった技術者たちのなかにも最初はこのような覚悟と責任を持っていた人も少なからず居たはずなので、私は私が技術者である限りこの感覚を忘れずにいたいです。
A.はい 本授業をきっかけに技術者倫理に初めて触れることができました。私なりの考えでは、倫理とは生きていく上でのモラルを身につけることの大切さであると考えられました。せっかく持って生まれた才能を悪事に使ってしまっては、誰かの自己満にしかならないと考えられます。 倫理で扱う内容は、社会や人々との関係において、人としてどうあるべきか、いかに生きるべきかに関わるものがほとんどである。そのことから、それらを通して自分ならどうするか、どのように行動するかということを常に意識しながら学習に臨むことが大切である。 今回受けた講義の中でも、これからも生きていく上で大事にしていきたいと思ったことは、倫理とは自律的、予防的、観念的、強制力なしであるということ。法は他律的、対処的、実際的、強制力があるということ。他律的な規範である方によって倫理をカバーするということ。倫理とは、自然あるいは社会の中での生活における人間の活動や行為に関する規範の体系であるということです。 課外を行うことによって、初めて5S活動、地域の安全衛生都防災活動、ヒヤリハット報告書、イソップ寓話をしることができました。 将来、私は誰でも手に取りやすい薬を開発したいと考えています。今の薬品はコストが高く、私たち学生にとっては買うのも一苦労なものであると思います。そこでコストを削減しながら、技術を高め、品質の良い、コスパも良い薬品を開発することが目標です。今回、技術者倫理で学んだことを生かし、正しい知識の中で活動を広げていきたいと考えています。
A.はい この授業をきっかけに、家や研究室の机、キッチンなど、様々な環境の清掃、整理をしっかりと行うことの重要さを感じ、行動に移すことができるようになった。これまでは作業時にものを出した後の片づけがおろそかになり、机上が汚いまま次の作業に取り掛かることも多く、結果としてものを探す時間がかかったり新しく物を買ってきたりして作業効率の低下、コストの上昇が引き起こされていたように思えるが、この授業で赤札作戦の考え方を聞き、それを冷蔵庫で実行したことで調理の際の作業効率の上昇、コストの低下の効果を実感したので、今後も継続的かつ様々な場所で整理、清掃を実施し、作業効率の高い作業環境の実現を目指したい。 また、医療や実験場面での倫理的な考え方について、調べる回数が多くなったように思える。以前は新しい物事を学ぶことが多く、その技術の利用法の善悪については考える時間も少なかったが、研究室の仮配属が決定し、その所属している研究室でも動物実験を行っているため、一匹の動物でできるだけ多くのデータを収集し、効率的な実験計画を組もうという気持ちが強くなった。 自身の持つ技術が人に対して致命傷を負わせ社会に悪い影響を与えることになりかねないものであるという点に十分に注意し、技術を全体の幸福を追求するために利用し、その技術によって迫害されるような人が出ないように十分に注意して今後の実験や就職後の技術運用を行いたい。
A.はい。 大学で化学系の学生をしている私は、技術者の一員であるということに気づかされました。今まで、そのような自覚が一切なかったのですが、本講義を通して学んだ化学の知識を使いできることがある以上で技術者であるかもしれないという自覚を持つようになりました。 その上で、その技術を行使する上で倫理観がどれほど重要になってくるかよく知ることができました。私たちが今 当たり前のようにしている善悪の判断はわたしたちの倫理観に基づくもので、その倫理観が正常に育まれないと持っている知識や技術を良くないことに使いかねない、ということを考えるようになってすこし恐ろしくなりました。本講義を受け、より正しい倫理観を持つようになったと思うので、自分だけでなくまわりのことについても気にしたと思うようになりました。特にこれから自分がどこかの会社やメーカーに就職して、技術を行使するような立場になったときです。目先の利益にばかりとらわれないで、しっかりと自分があつかっているものがどんなリスクが、そのくらいあるかを把握し、よくない使われ方をされそうになったときに、倫理観に基づき、正しい行動ができるようになりたいと思うようになりました。 また、これから行うであろう学生実験や研究についてもそうです。結果とリスクを十分に理解し、他の研究者・技術者の著作物や著書の権利を侵すことがないように気をつけながら行おうと思いました。
A.はい。私は、本授業で扱った、「技術者」としての知識や能力が備わっていることがまず大前提であり、それらが備わっていない者は、技術者倫理を学ぶ資格がなく、技術者倫理とは「技術者」としての知識や能力を持ち合わせている者が、研究や開発などに関わる事項の善悪を見分けるためのものであるということや、技術者は、事故のリスクに気付いても防ぐには様々な壁が生じる場合があり、対応が非常に難しいということ、みんなが幸せになるためのルールとして法律は存在するが、その役目を持つ法律が行き過ぎると本末転倒であり、よってコンプライアンスは大切であるが、ルールを定める本来の目的を見失わないことが大切であるということや、どんなに画期的な技術であっても、新しい技術を運用するにはそれらの潜在的なリスクや危険に気付き、回避しなければならず、技術者にはその危機察知能力が必要とされるということ、「マンネリ化」は、安全衛生活動において非常に大きな阻害要因であり、つい「形だけ」と怠慢な姿勢をとってしまうと、それが結果として事故の発生に繋がってしまうという危険性が潜んでいるということや、貧困をはじめとする様々な社会問題を防ぐのに必要なのが質の高い教育であり、その教育を施すためには、まず伝える立場の人間がその物事の本質をしっかりと学び、知っておくことが必要であるということや、過去に起こった事件を基に、開発者や技術者に問われる倫理観や責任の難しさなど、本授業の各回を通して学んだことを忘れずに、今後に活かしていこうと考えています。
A.
A.はい。 本授業を通して知識・技術の有用性とともに危険性を学んだ。また、知識・技術を用いる上で倫理が大事あることを実感した。今まで、知識や技術というものは便利でとても良いものあると考えていた。しかし、それらには大きな危険性が潜んでいることを学んだ。一つでも間違えれば簡単に人の命を奪いかねない危険があることを学び、知識・技術の捉え方が変わった。 将来、自分自身が知識・技術を用いるようになったときにはその扱いを間違わないように倫理を重視して生きていきたいと考えた。個人の利益のための行動が多くの人の生活を害する可能性があることを自覚し、それらを周りに喚起することで少しでも知識・技術の安全性を高めたい。また、お金や名声が時に人の判断を狂わせることを理解したので、知識・技術を行使する際には必ず第三者に監視してもらうことで間違った行いをしないように対策しようと思う。 知識がないがために起きた悲惨な事故を本授業を通してたくさん学んだ。関係者が巻き込まれ亡くなる場合から、全く関係ない大勢の命を一度に奪ってしまった事故など様々であるが、どれも知らなかったでは到底許されない事故であったと感じた。現代では安全に対する基準が厳しくなり、事故は少なくなっていると思うが、それでもゼロにはなっていない。知識不足による事故を起こさないために貪欲にあらゆる知識を求め、危険を予知される場合には避けるか、避けられないならあらかじめ対策を講じることで犠牲をなくしたい。
A.はい 私の将来の夢は化粧品の開発者になることです。その夢を叶えるために今、勉強をしています。開発者になるために大学院まで進み、さらに勉学に励んでいく必要があります。そんな中でこの技術者倫理について学び、技術者という立場として物事をどのように考えていくべきなのか、色々な場面に遭遇した時にどのような対応をしていくことが必要なのか、ということを様々な角度、話題から学ぶことができたと思います。時には自分の本当に思っているようには動けない場面があったり、難しい選択を迫られる時があったりするのだということが分かりました。しかし、この講義を通してグループ内で話し合いをして他の人の意見を聞く中で、新たな発見や解決に繋がるような方向に進んでいけることが多くありました。自分だけではなく周りの意見を取り入れることでいい方向に進んでいくことがあるのだということが実感できる経験だったため、何か自分が実行していて迷うことがあったりした時には他の人の意見、周りの人の意見を取り入れていくということをしていきたいと思いました。技術者というのは社会が発展していくためにこれからもっと必要になってくる存在だと感じているので、将来必要だと思われる技術者、信頼できる技術者になるために夢に関連する勉強、開発のために必要な勉強はもちろん、この講義を通して学んできた技術者としての倫理観というものを意識して生活していきたいと思います。
A.はい。 技術者倫理の授業では、過去に実際に起こった事件から倫理観の重要さについてたくさん学ぶことができたと感じています。化学の知識を持つ技術者が関係して起こった事件はもちろん、IT業界で起こった事件や、技術と法律の関係についても、倫理観を持って技術を正しく理解して利用することが大切であることを再確認することができました。技術者倫理の授業でのワークショップや課題に取り組んだことで、取り上げた事件やそれに関係する知識について自分でもう一度調べ、より詳しい知識を得ることにつながったと考えています。 また、授業を通して、これから私自身の化学の知識をより広げたいと感じました。自分の研究で取り扱うものの危険性を理解したり、事故を起こさないようにする必要があると考えています。そして、授業で取り扱った地下鉄サリン事件やチャレンジャー事件などのように、化学の知識を人を害する目的で使用したり、危険性や安全性が軽視されたりすることは無いようにしなければいけないと感じています。そのためにも、現在の大学での授業やその他の勉強を糧にして、自分の知識を広げていきたいと考えています。化学の知識だけに限らず、様々な分野を総合的に学習し、多角的に物事を考えることができるようになることが大切だと考えています。 企業などでは利益を求めることも必要ですが、フォード・ピント事件の例があるように、技術者は倫理観を持って事故が起こる危険性ができるだけ低くなるように努力することが必要であると感じました。
A.はい。今回の授業では技術者として社会で活躍するための倫理観について考えてきた。技術者倫理が問われる事例について特に印象に残った事例はスペースシャトル・チャレンジャー号の事例である。この事件の動画を見て、とても心が痛くなったと同時に、技術者は組織の中にあっても責任ある個人として専門知識を用いた正しい判断をすることや、公衆の安全を最優先し、組織内部及び広州との信頼を関係を築くコミュニケーション能力を養うことの重要性を痛感した。やはり、組織に属しているとみんながついているからと個人の責任を忘れてしまいそうになるが、一人の技術者として商品やサービスをお客様に提供するからには自分は関係ないという甘い考えは許されない。私は現在までの学生生活の中で様々なコミュニティーに属して活動してきたが、個人の責任を常に考え行動してきたかと考えると実際ほとんどできていなかったように感じる。誰かの助けに甘えてしまったり、失敗してもどうにかなるだろうと思い込んでしまっていた。今回の授業でまだまだ技術者としての考え方の甘さを実感し、このままではまずいという危機感を持つことができた。今後は卒業研究などで実際に一人で物事について考え行動する機会が増えていくと思うが、このような場面で自分はどうするべきなのか今回の授業で学んだ知識を生かして柔軟に対応していきたいと考える。そして大学卒業後は正しい倫理観を持って社会をよりよく発展させることができるような技術者になりたい。
A.はい。 本授業を通して技術者としての倫理を学ぶことができました。実際に技術者の倫理観を問う事件をもとに授業が進められたので、技術者倫理というものが身近に感じられ、より深く理解することができました。また、クラスメイトと技術者はどうあるべきか、様々な事件についてあらゆる角度から討論でき、自分では気付かなかった点を指摘してもらうことで、技術者倫理が身についたと思います。特に印象的だった事件はインド・ボパール殺虫剤事故です。この事故はひっ迫した経営によって十分な安全管理がなされず、大勢の犠牲者を出したという点で印象的でした。この事故こそ技術者倫理の是非を問うのに最適な事例であると感じました。スマン・デイ(技術者)が人命の安全にかかわる重大な設備不良に気づき、上司にそのことを伝えたにもかかわらず、修理などの対策がなされませんでした。スマン・デイはここで説得することをあきらめてしまいましたが、技術者としてこの反対を押し切って何が何でも対策を打たせるべきであったと、私は思いました。 私は、大学卒業後、技術者として働きたいと思っているので、この授業で学んだことを忘れずに職務を全うしたいです。また、今後何十年と技術者として働いていくうちに、技術者倫理の価値観が時代とともに変わっていくことが予想されますが、常に新しい情報を取り入れアップデートし、技術者にとって何が大切かを見失うことがないようにしたいと考えます。
A.はい。誓います。 私は人生の幸せとはすべて人間関係によるものなのではない以下と考える。どんなにお金を持っていたとしてもどんなに地位が高いところにいたとしても結局その周りの人間関係に満足していなければ孤独を感じるだろうし寂しいのではないだろうか。自分は昔から考えることが苦手だった。コミュニケーションにおいても勉強においてもサッカーにおいても何においてもあまり考えるということをしてこなかった。その付けが回ったのか高校生になってから人とコミュニケーションをとるということが苦手だった。人から話しかけられたとき、話をするとき、いかにおもしろいことや自分の考えを言おうとしても考えることが苦手な私はそれができなかった。かんがえようとすると頭がパニックになって真っ白になり何も言葉を出すことができなくなってしまうのである。これがいやで情けなくて大学になって人とのコミュニケーションをかなり意識した。いろんな人の会話を見て研究したり、動画やテレビなどからも学んだ。初めのうちは得た知識を自分の思い通りに発揮することもできず、嫌になる日もあったがやめずにここまで努力をし続けることができ阿多。おかげでいまではなかなか自分の思い通りに話すことができて言うと思う。今の理想の自分が居るのは昔の理想を描いていた自分が努力をし続けてきたからである。努力とは時に残酷で諦めそうになる時もあるがこれからも自分は努力をやめずにまた理想の自分を折っていこうと思う。
A.はい 将来の抱負としては、自分で定めたルールややると決めたことを守り、規則正しい生活を送ることを目指したいです。過去やると決めたことをなあなあで済ませたり、中途半端で終わらせ後悔することが少なくなく、大学を卒業し、高学歴者として社会に関わる以上改善すべきと感じました。自分で決めたルールややると決めたことを守ることは、自己管理や自己成長に最も欠かせない根本的な重要な要素だと考えています。目標や価値観を持ち、それらに向かって努力し、コツコツと少しでも前進することで、自己成長を達成し、自分の思ったように生きていけると信じています。 また、規則正しい生活を送ることは、健康や心身の安定に役立ち、何をするにしても欠かすことができない必須条件です。睡眠や食事、運動などの生活習慣を整えることで、体のバランスを保ち、作業効率を落とすことなく、ストレスや疲労を軽減することができます。さらに、規則正しい生活を送ることで、時間の効率的な使い方が可能となり、目標達成や夢の実現に向けた活動に集中することができます。 自己管理と規則正しい生活は、自分を律すれる証明であり、人生において成功するための基盤となる重要な要素だと考えます。私はこれらを大切にし、日々の生活の中で欠かすことなく実践していきたいと思っています。諦めや停滞を選ぶことなく自己成長を促し、充実した人生を築くために、常に努力と継続を心がけ文化や産業の発展に従事したいと思います。
A.はい。 技術者倫理の授業を通して新しく踏み出したこととして、技術者倫理に関することについて調べたことをあげる。哲学と思想-技術者倫理の位置づけ-の講義では、倫理観や能力とは必ずしも相関がないことわざについて調べた。今までそのようなことわざを知ろうとは思わなかったため、新しい学びとなった。善悪と損得-個人の利益と公共の福祉-の講義では、チャレンジャー号事件について調べた。チャレンジャー号事件はこの講義で初めて知ったが、倫理と利益が深く関わった勉強になる事例であった。事件当日の判断だけでなく、開発段階でも目の前の利益を優先していたために起きてしまったことがわかった。ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-の講義では、規制緩和の事例について調べた。ガソリンスタンドのセルフサービスが規制緩和によるものだということや2020年にも給油許可に関する規制緩和があったことを知った。安全や倫理のために規制は必要だが、適切な規制緩和によって多くの人に恩恵があることを学んだ。リサイクル-環境保全と資源問題-の講義では、予見可能性と結果回避義務の議論の例について調べた。どのような便利な製品も、その機能を悪用して誰かを危険にさらすことができる。それを防ぐための工夫が必要なのだと考えた。安全と品質管理-事故と不良品の原因-の講義では、リコールについて調べた。試験や検証の不正によるリコールは、技術者倫理に反しているだけでなく、利益をも損なう愚かな行為だと考えた。未来へ向けて-地球温暖化と人口爆発-の講義では、私がどのくらい二酸化炭素を排出しているか調べた。これまで自分の二酸化炭素排出量を意識したことはなかったため、この講義を機に具体的な節電を心がけるようにする。倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-の講義では、科学的根拠のない技術について調べた。法律違反ではないことを理由に、科学技術に詳しくない人たちに商品を販売している例を知った。消費者を守るためにも技術者倫理が必要不可欠であると改めて考えた。
A.はい 私はこの技術者倫理を履修する前から、ある程度倫理観に重きを置いた生活をしていました。日常の中で私たちは様々な選択を迫られます。その中でどういった選択肢を取るのか、自分の中である程度基準を持っておけば、その判断に正解不正解関わらずに後悔なく人生を送れると思うのです。ですが、その判断の基準を誤り法の監視下の元、その抜け道を探し己の欲を満たしたり、倫理観の欠如した行動をとってしまう者たちが歴史をたどると大勢存在していることをこの講義を受講して把握できた。技術を持った賢い優秀な人間たちが好奇心や探求心のみで行動してしまうと、思わぬ大量殺人につながる危険な発明や研究を行いかねなく、それを実行出来る化学の力を持った者にはそれ相当の倫理を持ち合わせていなければ、人智からの製作物が環境を脅かし、地球の生態系まで変えてしまう。これらのことが可能な力を持とうとしている技術者の卵である私たちは、このことを念頭に置きながら将来的な研究などを行っていかなけばならない。研究は人類の発展と栄光ある未来、格差社会を改善するなどのために存在するべきであると思う。私利私欲や、一団体の利益のためだけに行うことは慎むべきであり、企業などの研究において他社を蹴落とすための実行などは現在のビジネス競争社会においての重要な要素ではあるが、果たしてそれは技術者の倫理の上で考えた場合それに乗っ取ったものであるのか考えてみると賛否両論である。一丸にに正しいとは言えないため、その研究を引き受ける際の周囲環境を詳細に把握し、一件ごとに向き合って総合的に判断していく必要があると思う。
A.はい。 技術者倫理は、技術者が自らの仕事や活動を行う上で守るべき倫理的な原則や規範を指す。技術者倫理は、技術の発展や利用によって生じる倫理的な問題や社会的影響を考慮し、適切な行動をとるための指針となっていることが分かった。 技術者倫理の存在意義は多岐にわり、まず第一に、技術者倫理は社会の安全と福祉を守るための重要な枠組みであることがわかった。技術の発展により、我々の生活は便利で快適になっている。しかし同時に新たなリスクや危機が生まれる。技術者倫理は、これらのリスクを最小限に抑えていくことを目的としていると思った。 さらに、技術者倫理は信頼と信頼性を築くための重要な要素だと感じた。技術者が倫理的な行動をとり、社会のニーズや期待に応えることができれば、彼らの仕事への信頼は高まり、その結果として社会全体の信頼性が向上する。信頼性のある技術者は、より良いサービスや製品を提供し、組織や産業全体の発展に貢献することができるのではないかと考えた。 さらに、技術者倫理は持続可能な発展と環境保護のためにも重要である。技術の進歩は、環境への影響を考慮することなく行われるため、技術者倫理は環境への配慮を促進し、持続可能な社会の構築に向けた取り組みを進めているのだと感じたい。技術者は、再生可能エネルギーや省エネルギー技術など、環境に配慮した技術の開発や利用を推進することで、地球環境の保護に貢献していくことが大切であると感じた。 私たちは技術者倫理を正しく理解することが重要である。倫理的な原則や規範について学び、自らの仕事や活動がどのように社会や環境に影響を与えるかを考えることが必要である。技術者は、技術の専門知識を持っていますが、それだけでなく倫理的な視点も持つことが大切であると講義を通して強くそう思った。 また,私たちは倫理的な判断と行動をとるための意志を持つことが重要である。時には利益や効率性といった目標と倫理的な責任との間で葛藤することもあるかもしれないが、その際には社会の利益や倫理的な原則を優先することが求められる。 さらに、技術者は周囲とのコミュニケーションを通じて倫理的な問題や懸念を共有し、解決策を模索することが重要である。チームでの作業や他の関係者とのコミュニケーションを通じて、倫理的な問題に対処し、解決策を見出していくことが大切であると学んだ。
A.はい。この授業を受けて、技術者が持つべき高い倫理観について学び、技術者として高い倫理観を持っていなければ多くの人々に迷惑をかけてしまったり、多大なる被害を生んでしまうことを正しく理解しました。将来の抱負としては、内定が決まった企業がまさに設備に関わる技術を扱う企業なので、授業で学んだことを頭の片隅に置きながら安全第一で作業していきたいと思います。また、第5回講義で取り扱ったユニオンカーバイト社の事故と同じようなことが起きぬよう、現場での作業で気になったことや周りの社員がそのまま行っていることに少しでも違和感を抱いたときは、何事も質問や意見を発し、見て見ぬふりだけはしないようにしようと思いました。また、倫理を正しく高めていても技術者としての正しい知識や技術力がなければ意味をなさないことは各講義の中でも触れられてきました。そのため、高い倫理観で仕事を今後行うことと同時に限りある学生生活の中で技術者としての能力を身に着け続けなくてはと感じました。また、この講義を受けて日常の中で新たに気にするようになったポイントとしては、避難経路の確認です。普段は避難経路図の通りに避難することしか考えていなかったのですが、第6回の課題で行った避難経路の改善の際に実際にルートを通ることで避難のときに危険はないかしっかりと確認することができるため、今後も出来る範囲で事前のルート確認は続けていこうと思いました。
A.はい。 この授業を通して、技術を持つものが倫理観を持つことの重要性を学ぶことができた。この授業は、実際に起こった多くの事件を例として取り上げ、グループで議論を行った。その結果、一つ一つの物事をより深く考えることができたと感じる。オウム真理教の地下鉄サリン事件を例血取ったときでは殺虫剤や農薬を作る技術を悪用すると兵器として利用できることを学び、そのようなことが起こらないようにするために技術者の倫理が必要だと感じた。チャレンジャー号事件の例では、政治的な問題やプライドがある中で技術者として正しい判断を述べ、上層部もその判断を信じ、実行することがどれだけ難しいか分かった。「レ・ミゼラブル」の例では法は倫理の最低限度であるという概念を知り、全ての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないということを学んだ。また、工業の事件としては日本の公害やインド・ポバール殺虫剤事件の例を学び、危険予知と結果回避が大事だと感じた。「ウィニー」の例では、画期的な技術であるのに使い手や国が判断を誤ったばかりに日本のIT技術が世界に対して遅れてしまった。このような例は「ウィニー」以外にも多くの事例があるのではないかと思う。やはり正しい判断を行うためには多くの知識と倫理的な考え方が必要だと考えた。 このようにこの授業では技術者として社会に出るために必要な倫理ということを学べた。この授業で学んだことを生かして今後に生かしていきたい。
A.はい。 技術者倫理の授業を通して、技術と倫理の問題に関する様々な事例を知り、技術というものは正しく扱える人間が正しい目的と倫理観をもって扱えば社会全体を豊かにするものであるが、一度道を誤れば多くの損害、犠牲を生む諸刃の剣であることを改めて実感した。技術と世間を繋ぐ架け橋となる技術者は、自分が持つ知識を何のために行使するのが社会のためになるのかを常に自分自身の良心に問いかけながら活動すべきである。自分は将来大学生活で学んだ技術や知識で社会に貢献できる人間になりたいと強く感じているが、それに伴う義務や責任の重さを改めて?みしめた。それを踏まえた上で、まずは今現在取り組んでいる自分の研究に真剣に取り組み、少しでも多くのものを吸収したいと感じている。この授業を履修したことで、今学んでいることが将来の自分の姿に直結するかもしれないという意識が高まった。また、知識や技術を吸収していく意欲が高まったと同時に自分が将来的にどのようなアプローチを通して社会に貢献したいのかを今一度見つめ直し、卒業後に就職する業界や職種などを具体的に決めていくきっかけにもなった。履修前は漠然と「品質管理職が良いのではないか」と感じていただけだったが、もっと視野を広げて真剣に検討していこうと思う。また、大学卒業後も技術は目まぐるしく発展していくものであるため、いつまでも自分の知識体系のアップデートを怠ることのない知識に貪欲な人間であり続けたいと強く感じた。
A.はい 私はこの技術者倫理の講義で普段触れることのなかった化学に関係する事故や公害などの事例に多く触れることができました。特に印象に残っているのは「02.善悪と損得-個人の利益と公共の福祉-」で扱った「チャレンジャー号爆発事故」です。この事故は利益だけを追い求める企業側と正しい倫理観を持った技術者の間で起こった難しい事例でした。私の生まれるかなり前に起こったことだったため全く知らない事故であり、なおかつ知らない人がいないほどの宇宙科学で有名な大企業であるNASAが起こした出来事のためビデオを見たときはとても衝撃でした。私はこの事例で最も難しいと感じるところはやはり多くの人が関わっているところだと考えます。大企業が行うロケット打ち上げという偉業であるため、誰もが期待していただろうし多くの人が成功させるために尽力していたと思います。そんななか問題点を見つけて万が一にも失敗があってはならないと上層部に報告しロケット打ち上げを中止しようとした技術者はとても勇気があり誠実な人だと思いますが、幹部もそこまでの期待を背負いながら中止することはできないような状況にあったと思います。誰もがいろいろな関係によってロケット打ち上げを中止することができず悲しい事故につながってしまいました。このような事例は倫理観だけでどうにかなるようなものではなく、法律などで補っていかなければ未然に防ぐことは難しいものだと私は考えました。だからこそこのような事例から学んで法律を増やすだけでなく倫理を身に着けることも重要であり、技術者にとっては扱う技術と同等に倫理観を大切にしなければならないことを学びました。この講義で学んだことをこれからも忘れずに技術を正しく扱える技術者を目指していきたいと思います。
A.はい 今回の講義で、技術者としての正しい倫理観を身に付けること、また、どんな状況に自分が置かれたとしてもその倫理観を持ち続ける意思を持つことの重要さに気づくことができた。正しい倫理観を身に付けることに関しては、この講義の中で十分理解をして、配属された研究室での実験などを通して実践していきたいと考えている。ただ、自分には倫理観を身に付けることよりも、周りの状況に飲み込まれずに正しいと思ったことを意思表示することの方が難しいと感じた。 このようなことを防ぐために、臨機応変に対応していきながら、自分の意志を強く持てるような自信とメンタルを備えたいと感じた。特にこのことを感じたのは、インド・ボパール殺虫剤事件の動画を見たときの講義であった。自分では設備の不良に気が付いていたにもかかわらず、それを報告してしまうと自分の仕事がなくなってしまうから見て見ぬふりをしていたが、それが原因で何人もの人がなくなってしまうような大事故が起こってしまうという話を聞いて、客観的にこの話を聞けば、壊れた設備の修理は安全のために行わなければいけないと感じることができるが、自分がその立場になったとしたら周りの圧力や自分が生きていくためには仕方のないことだと感じて同じような行動をとってしまうだろうと考えた。 同調圧力にも屈しないような強い精神力がないと、たとえ正しい倫理観を身に付けられていたとしてもそれを生かすことができないと感じたので、まずは周りに流されないような努力をしようと改めて感じた。
A.はい 本授業をきっかけにして、「自分事として落とし込んで考える」ということを習慣づけるようになりました。倫理というものは正解がなく、誰が見ても正しいという答えもないものだと思います。授業内で「この判断は正しいのか」「間違っているのか」と様々な観点から物事を見ることはとても難しいことでしたが、「自分がこの状況下ならどう判断するのか」と自分事として落とし込むことで多くの方向から解決策を見つけ出すことが出来ました。自分事として落とし込んで考えることで、自分にはどのような傾向があるか、考えの偏りがあるかなど気を付けなければならない点も見つけることが出来ました。今後実際に、技術者として様々なことを判断しなければいけない状況になった際には、今回見つけた注意しなければならない点を特に意識して、どんな状況でも冷静な判断をしたいと思いました。また、本授業を通して「難しい判断を強いられたときや悩んだときは一人で抱え込まず、第三者に相談することがとても大切」だということを学び、実際に心がけるようになりました。実際に授業内で考えた、研究室等でのデータ捏造の事例で、第三者に相談することの大切さを改めて知ることが出来ました。上司や教授等からの圧力により正常な判断ができなくなってしまうのは良くないことで。しかし、それに一人で立ち向かい反論するのもまた勇気のいることだと私は思います。第三者から新たな意見をもらったり、仲間を作ったりすることでこれらは解決できるものだと考えました。今後このような状況に直面した場合、相談をするということを必ず行いたいと思いました。
A.はい。 本授業である技術者倫理の立花先生の講義内容では、主に①哲学と思想-技術者倫理の位置づけ-②善悪と損得-個人の利益と公共の福祉-③ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-④リサイクル-環境保全と資源問題-⑤安全と品質管理-事故と不良品の原因-⑥未来へ向けて-地球温暖化と人口爆発-⑦倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-について学びました。これらの中で特に私たちの生活に大きく影響を与えるものは⑥の地球温暖化だと考えています。将来的には近いうちに急激に進むようなものではありませんが、ゆっくりと進んでいることは確かなので、この進行を遅くするために私たちは全力でこの問題に取り組んでいかないといけません。地球に住む1個人として真剣に取り組んでいきます。 また、就職活動を行う際に他の人よりもアドバンテージの取れそうな資格の勉強を始めました。具体的には、毒劇物取扱責任者、特殊化学設備作業者、エネルギー管理士などです。長期的に見て、これらを取得することで、企業での立ち位置の確保、転職する際、話題作りなどに問題なく使用することができると考えております。時間はかかるとは思いますが、努力を惜しまずに取得していきたいと思います。 最後にはなりますが、学生の時ではなく社会人になった際に役立つ知識などを丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
A.はい 私が学んだ「技術者倫理」というものについて記述し、その後に将来への展望を記述します。 技術者倫理とは、技術者が社会に貢献するために必要な倫理規範や行動原則のことである。技術者倫理を学ぶことで、以下のような知見が得られました。 技術者の社会的責任と役割を理解する 技術者としての自覚と誇りを持つ 技術の利益とリスクをバランスよく判断する 技術の影響に関する説明責任と公益の確保を重視する 技術者同士や関係者との協力と信頼を築く 技術者としての資質と能力を向上させる これらの知見を踏まえた将来への展望を以下にまとめました。 技術者倫理の基準や指針に沿って、自分の業務やプロジェクトを遂行する 技術者倫理に関する教育や研修を受けたり、提供したりする 技術者倫理に関する問題や事例について、積極的に議論や情報交換を行う 技術者倫理に関する制度や規制の整備や改善に関与する 技術者倫理に関する啓発や普及活動を行う 以上のように、技術者倫理を学ぶことは、技術者としての自己成長や社会貢献につながると考えています。 これらを意識して将来の業務に取り掛かろうと思います。 具体的には、技術者として社会貢献したいと考えています。その方法を以下にまとめました。 本業で社会貢献をする 社会的企業やNPOなど、社会の課題解決に取り組む組織で働くことで、自分の技術を活かして社会に貢献できます。 副業で社会貢献をする 技術顧問や単発の案件など、自分のスキルを必要とする組織に対して、報酬を得ながら仕事を請け負うことで、社会に貢献できます。 プロボノとして活動する プロボノとは、専門性を活かしたボランティア活動のことです。無償で自分の技術を提供することで、社会に貢献できます。 これら3つのうちいずれかを選択して取り組みたいと思います。
A.はい。 この技術者倫理で学んだことがいくつかある。 一つ目は、どんなに素晴らしい技術を持っていても、正しくその技術を使ったり、またはその技術が使用されなかったら意味がないということである。例えば、オウム人里強の地下鉄サリン事件がある。これは、東京都で発生した同時多発テロ事件である。地下鉄の車両内において、宗教団体のオウム真理教の信者により神経ガスのサリンが散布され、多くの死者、被害者が出た事件である。化学兵器のサリンを製造した人物は専門知識があった。しかし、我々が考える、正しい使い方をしなかったため、あのような事件につながってしまった。 二つ目は、経費削減などを行うために、安全対策や環境への配慮をおろそかにしてはいけないということである。水俣病はその一例である。熊本県で発生してしまった公害である。昭和31年、日本はとても好況であった。水俣市には化学肥料を作る交渉が数多くあり、その工場排水が水俣病の原因であった。工場で化学肥料が生産される過程で、メチル水銀が意味へ流れてしまっていた。このメチル水銀は脊椎動物中枢神経系の神経伝達物質であるグルタミン酸に作用し、神経細胞のグルタミン酸受容体の機能を阻害するものであった。このメチル水銀が、海にいるプランクトン、魚、人間へと食物連鎖によって濃縮され、大変な被害をもたらしてしまった。工場などの排水中の水銀濃度は、水質汚濁法などの法律で定められている。また、その分析法の法律で定められている。しかし、メチル水銀を排出した工場は、自分たちの利益を優先し、環境に対する規定をおろそかにした。安全、安心が最優先でなければならないことがとてもわかる。 私は、正しい倫理観を持って、これから学ぶ全てのことを正しく使っていきたいと感じた。そして、将来、少しでも世の中に貢献できるような人間になりたい。
A.はい 本授業をきっかけに、リコール製品がまとめてある消費者庁ホームページを確認するようになった。これはインターンシップのグループディスカッションなどに生かされている。どんなところに不備が起きやすいかなど、考えるヒントになっている。正直、講義では広く浅く話題が提供されていたため、身についた実感は薄い。したがって講義で得た引き出しにトピックの詳細や知識を詰めていくのは自分の関心次第であると感じている。倫理観の欠如によって引き起こされた事件と同様の被害を引き起こさないためにも、過去の事例から学ぶことはとても重要だと思った。また、「ノンブレス・オブリージュ」という言葉を聞いたことはあったが、その意味を知らなかったため、復習として調べた。ノンブレス・オブリージュとは、高い社会的地位には義務が伴うことを意味するフランス語である。「nonbless」は「高貴さ」、「oblige」は「(義務を)強制する」という意味である。最近では、主に有名人や権力者が「社会の模範となるように振る舞うべきだ」という社会的責任に関して用いられる。法的な義務はないため、これを為さなかったことによる法律上の処罰はないが、社会的批判をうけたり、倫理や人格を問われたりすることもある。本講義では、専門的な技術や知識を持った技術者が、倫理観をもち、その技術や知識を生かして社会の模範となるような行動をすることが必須であると理解した。
A.はい 技術を身に付けそれによって生活が便利になるモノを開発したりするということは、社会にとっても、プラスのことでしかないと考えていなかったが、その技術というものを間違った使い方をすることにより、大きな事件が起きたり、不幸になる人が出てくるなどたくさんの事例をこの授業を通して目の当たりにして、とても考えさせられる授業だったと思った。倫理とは、人として守り行うべき道であり、 善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるものである。法律ではないため、守らなければならないことではあるが、強い強制もできないという点が難しいと思った。世界は戦争うや事件ばかり起きてしまうのではないかとも思った。しっかりと一人ひとりが倫理について考えることができる力を持つよう教育または勉強をしなければならないとこの授業を通して関心した。最近起きた技術者倫理に関わる事例について調べた。大阪府の遊園地「エキスポランド」においてジェットコースターの車輪がおれ20人が死傷したという事故である。このジェットコースターが始まって以来15年間も車軸を交換していないにも関わらず、年1回の法定点検で解体検査を先送りにしていたことによる事故であった。絶叫マシーンとは、安全が確認されているものとして利用している。危険な乗り物で15年間も車軸を交換していないということにとても驚いたと同時に恐怖を感じた。品質保証や点検のこともこの授業で取り扱い理解したつもりではあるが、そういう面にはとても厳しく評価しなければならないと改めて感じた。
A.
A.はい 「技術者倫理」を受講して、過去の事例などから多くの重要な教訓を学び、これから活動をしていくにあたって意義のある洞察を得ることができた。この講義を通じて、高度な技術を持つ技術者が活動していくにあたってどのように振る舞うべきかについての理解が深まった。特に、技術者が社会の中で果たすべき役割と、その行動が個々の個人や社会全体に及ぼす影響についての認識が強化された。また、世の中に存在する法規や、その他の規定が実際に起きた事件や事故災害などから生まれているということを知り、私たちが生活をしている社会が、過去の経験から学びそれを未来の問題解決のための指針として活用していることがわかった。また、これらの法規やその他の決まりは、我らが今後直面する可能性のある問題を予測し、回避または軽減するための道標となっているのではないかと考えた。さらに、しない方が良いが今後直面するかもしれない法規によって縛ることができない範囲にある葛藤などが生じたときは、これらを考えながら自分の倫理観による良心、いわゆる「道徳心」に従って行動していきたいと感じた。 これから研究室で本格的に研究活動を開始するにあたり、万が一事故や事件、その他不都合なことが起きた場合、誰が被害を被り、どの程度の規模で被害が起き、被害を受けた人間がどのようなことになり何を考えるのか、それをら考慮に入れて行動することの重要性をこの講義を通じて強く認識したため、頭に入れながら活動を進めていきたい。
A.はい。 今回の技術者倫理の講義を通して、自分が将来社会に出て働くうえで重要なことをたくさん学ぶことができた気がしました。近代技術は危険物を安全に使いこなす知恵だと言い換えてもいいため、技術者には専門的な能力に加えて、高い倫理性が要求されていることが分かりました。また、技術者に限らず、あらゆる専門職は大衆が持たない知識・能力を持ち、大衆の信頼のもとに職務を行っています。専門技術の資格を持っている、持っていないに関わらず、また技術者であれ、企業内技術者であれ、技術者は大衆の信頼を受けて職務を行っており、企業に対する信用を通じて信頼されてる場合も多いことが分かりました。また技術者のほとんどは組織の一員として職務を行うが、組織の利益を守るために、公衆の安全、健康、福利を侵すことがあってはならないととても感じました。今までの歴史の中で専門的な知識を持っていれば、詳しい情報をしっかり提示していれば防げた公害などもあると思うので、いろんな最新情報を開示し、どんな影響の可能性があるのか、反応によって何が発生するのかなど理解して安全を守ることの大切さを感じ、今後このようなことがあってはならならないと強く思いました。社会に出ると、何事も責任や信頼の上に成り立っているということをとても感じ、そのことをしっかりと自覚することが大切であると感じたので、今後このことを心にとめて生活していきたいなと感じました。
A.はい。 この講義をとり、技術者の倫理がどれだけ影響を及ぼすか、改めて考えさせられました。 まず、技術者の倫理が、特に偉大な発明をする人物の倫理観によって人類は簡単に左右されるということです。ハーバーはハーバー・ボッシュ法により、人工肥料が作られ、食糧難を救いました。しかし、国のため様々な毒ガスを開発し、軍事利用しました。結果妻は自殺し、国は勝利しました。良い方向にも悪い方向にも転がる良い例です。ハーバーが国のためにした判断を、倫理を否定することは私にはできませんが、人類を破壊するために技術者の技術を利用することを現代の我々が認めてはいけないのは確かです。各国の偉い方々が誤った判断をしないことを祈るばかりです。 次に、法と倫理は互いに補完関係にあるということです。倫理は自然、社会の中での生活における人間の活動や行為に関する規範の体系です。強制力はなく自律的です。だから強制力があり他律的な法が必要なんだと考えました。数々の毒ガス事件から学ぶのであれば、倫理を法が補完しきれてないのではないかと考えます。倫理が欠如している人の行動を強制力のある法が強制できなかった結果ということです。簡単な話、全ての国が技術者が技術を悪用しないような強力な法を作ればいいんです。簡単な話じゃないし、綺麗事だと思いますが。 最後に、どれだけ世界が協力しようとしても囚人のジレンマ状態になりそうだなと思いました。必ず抜け道を見つけ、他国より上に立ちたいと、ルールを守らない国が出てくると思いました。国があり、思想が多種多様である以上譲れないこともあるしそれがきっかけで争いが起こります。争いに科学技術を利用するのではなく、言葉で解決できるようになることを望みます。
A.はい。 技術者倫理という授業をはじめは、なんどろうと言うのが率直な意見でした。ただ、授業を受けている、話し合いを重ねるにつれて、技術者に倫理があるかないかでも変わってくるのではないかと感じた。倫理ですべてが解決できるだけではない。ただ法律だけではなく、倫理観というのが最後の砦なのではないかと感じた。この授業を通して、一番成長したと思えることは、調べる癖がついたこと、またその調べたことを元に自分の意見をしっかり伝えることができたということだ。今まで、あまり自分の意見を言うということができていなかった私ですが、この授業では、意見出しや、他のメンバーの意見に対してのリアクション、質問などができるようになったのではないかと成長を感じた。新しく踏み出したことというたいそうなことはないですが、普段から5Sを意識しようと、毎日使ったものを元に戻す、授業資料などは分野ごとに選別することを日々やることを習慣化しました。おかげで、部屋は片付いたとともに、使っていないものを捨てることですっきりしました。これを自分の家だけでなく、これから実家、そして研究室でもやっていきたいと思った。将来の抱負としては、研究職に就くことはないですが、医療従事者として働いていきたいと思っているので、倫理観を大切にすること、とくに人の命に関わる仕事をしていこうと思っているので、その行動がもしかしたら、人の人生を変えてしまうということを心に留めながら仕事をしたいと思いました。また、間違っていることも上司とはいえしっかりと意見を言えるように、今回話し合いで解決策として出した、仲間を作ることを意識して、頑張っていきたいと思った。 ありがとうございました。
A.はい この授業では、技術によってもたらされた悲惨な事故・事件について多く取り扱っていたため、実際に「こうしてはならない」という教訓が多く得られた。 地下鉄サリン事件は知っていたが、正直チャレンジャー事故については知らなかった。 国をかけて開発したロケットの発射をわざわざ延期にしろというのは、国家及び企業の予算、および世間の目などいろいろなことが気になって、もし私があの立場にいたなら言いだそうにも言いだせなかったかもしれない。 他にもインド・ボパール殺虫剤事故についても、日々の点検を怠ったり、異常な環境に慣れたりすることがあんなにも恐ろしいことを招くことがあるということを深く心に刻んだ。 私は自家用車で大学に通っているが、道中でスピードが出すぎている自動車を何台も見かけ、自分もそれに慣れていた。 また、周りの車がスピードを出しているから、自分も出さなければいけないという同調圧力ともとれる。 法定速度を守らないということは本来は異常であり、事故の可能性が高くなるということである。 せめて自分だけでも法定速度を守ることで、少しでも事故の可能性を減らせるのではないだろうか。 確かにスムーズな車の流れという点では影響もあるが、意識していきたい。 普通の倫理の話になってしまったが、この技術者倫理では、日常生活の倫理についても考え直す機会となった。 技術者になった暁には、この授業で学んだことを活かせるようになりたい。 また、復習していきたい。
A. はい。 私は、前半の技術者倫理の講義を受け、理系であれば誰もが倫理を求められると思っていました。しかし、実際は、毒ガスを作れる人間や税理士などの知識とそれを実践できる人間に求められる者だと知り、私の今の立場と知識を改めて考えさせられました。将来的に、倫理が求められる職に就こうと考えているため、本当に倫理が必要な人間になるために大学の研究や講義を全て自分の知識に変える勢いで勉学に励もうと改めて思いました。今まで学んだ、有機化学、無機化学、化学工学、物理化学はまだまだ自分の知識になっていないことを改めて痛感しました。特に、これから有機化学系の研究室に配属されるため、自分が研究している化学物質、自分が新しく開発している化学物質にはどのような危険性があるのかを常に考え、回避できる方法を過去の事件例から考えていきたいです。また、これから配属される研究室では危険薬品を扱うため、ヒューマンエラーが起きてしまうと重大な事故に繋がる可能性がとても高いです。ヒューマンエラーを事前に防ぐために、まずは白衣を毎回着ることを意識していきたいです。慣れてくると白衣を着なくなってしまうので、白衣を着ていないときはヒューマンエラーが起きる目印であると常に頭の中に入れておきたいです。周りの人はしていないから等の思考は、インドのボパール事件と同じ思考で、何も過去から学んでいないことになるので、周りの人の意識を変える気持ちで自分を律していきたいです。
A.はい 本授業をきっかけに、研究での実験において、倫理規約に対する意識がさらに向上したと感じました。技術的倫理においては、誠実であり、他者に対して正直であることが期待され、公正な判断や行動をし、人種、性別、宗教、社会的地位などに基づいた差別行為は避け、他者と平等に接することが求められると改めて感じました。また、 他者のプライバシーや機密情報を守ることが求められ、特に医療従事者や法律関連の職業においては、機密保持が非常に重要だと考えます。 さらに、公共の利益と社会的責任を果たすために、自身の行動が公共の利益と社会的な責任に合致するよう心掛けることが必要になると考えます。最終的に、 利害の対立が生じた場合に、公正かつ適切な方法で解決を図る他、他者や環境の安全を確保し、個人の健康を守ることが求められつつ、専門職の場合、自己向上と継続的な学びが期待されることから、技術や知識の進歩に追随し、自身のスキルを向上させる努力が求められます。 本講義を通して、私は、さらに科学技術の知見獲得に関して、興味を持ち学術面に関するルールや規則を遵守しながら継続した努力をしていきたいと考えます。過去の技術者たちの過ちを踏襲し、現代社会において、有益であるものを産出するべく、技術力の向上を目指して、本学在籍中のみならず、社会人として出た時にも科学技術に携わるものとして、常に念頭に置いて取り組んできたいです。
A.はい。将来の技術者として多くのことを学べたので,この授業を受けてよかったと思います。これから先,技術者になるのであれば,国だけでなく人類全体に貢献できるような技術者になりたいと思います。この授業を受けて,科学は良い目的のためだけでなく,世界を破壊するためにも使われていることを実感しました。自分は悪い方向に科学が技術を向けさせる技術者になりたくはありません。そのために,これからもより知識だけでなく,倫理もと共に身につけ,社会に技術者として出たいと思っています。
A.はい、技術者になって技術を通じて社会や環境に貢献したいと思います。環境への影響を最小限に抑え、持続可能な技術を推進しようと思っています。例えば、再生可能エネルギーの推進です。太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーの利用を拡大し、化石燃料に頼らないエネルギー源への転換を進めて、環境への圧力軽減を望んでいます。また、将来、産業、交通、建築などの分野でのエネルギーの効率向上を図ろうと思っています。なぜなら、効率的なエネルギー使用は、資源の節約と同時に温室効果ガスの排出を削減できると考えられるからです。それだけでなく、環境に配慮した技術や製品の研究開発、すなわち、クリーンテクノロジーの研究開発をしたいと思います。例えば、クリーンエネルギー、クリーントランスポーテーション、廃棄物管理の分野での技術革新などです。続いて、グローバルな問題に対処する技術なソリューションを提供したいと思います。例を挙げれば、食糧危機に対処する遺伝子組み換え技術です。遺伝子組み換えで作物の耐病性や収量向上を期待することができます。さらに、そのほかの技術はテレメディシンがあります。この技術は遠隔地や医療資源が不足している地域において、オンラインを活用した医療サービスを提供して、健康ケアへのアクセスを向上させる技術です。例で述べた総合的なアプローチが取られることで、いくつかのグローバル問題に対処する可能性があると考えられます。
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。