大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A. Winnyの前にNapstarがP2Pを使った。Napstarも学生が開発したものだった。そこにはmp3の普及があった。Winnyは、完全なP2P、PureP2Pを実現して見せた。LineではP2Pが使われたが、ZoomではP2Pは、見送られた。2ちゃんねるの創設者ひろゆき氏は、デジタル庁に不採用にされたが、アドバイザーになっている。 自分の良心に素直に従うというのは、なかなか骨の折れることだ。自分の良心に従うより、まわりからよく思われる方が気持ちいいし、何より楽だ。まして、自分の良心に従うことで、とばっちりをうけるなんてまっぴらごめんだ。だから、悪者を見つけて糾弾したがるし、それが、いじめとわかっても、見て見ぬふりをする。技術力を持つというのは、力を持つということだ。 高度な技術は、常に危険がつきまとう。 技術力を行使するということは、そういうことだ。技術力は、科学の知識に基づき論理的に設計する力だ。科学技術は魔法ではない。 科学が発展したところで、水素より原子量を小さい元素を作ることも、絶対零度より低い温度を作ることもできない。 モノをリサイクルするには、エネルギーを消費し、必ず熱が発生を伴う。一方、科学によれば、自動車もスマホも作れる。 フェイク動画も、ランサムウェアも、クローン人間も、原子爆弾でさえも作れる。技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像してみよう。 そして、その場面で、どんな行動が取りえるのか、みんなで話し合ってみよう。 もし脅されたときは、自分の良心に従えないだろう。その時にとれる行動は、悪いとはわかっているけど従わざるを得ない(犯罪に加担する)。もしくは正義を貫くかのどちらかだろう。 授業で取り扱ったwinny事件について 警察がパソコンに捜査資料を入れ、これが流出する事件があったため、逮捕・起訴に至った。当時の報道では、winnyが100%悪というようなニュースばかりで相乗して周りも完全な悪と決めつけていただろう。問題は当事者同士で解決する。悪者探しをしない。
A.Winny事件について学んだ。この事件は技術の開発者と利用者が異なるにもかかわらず開発者に有罪判決が下された事件である。ここで考えることはこの問題が技術倫理に反するかである。開発意図としてはインターネットでの情報伝達をサーバーを介することなく行うことでより便利にするという意図があった。このため、悪用目的による開発ではないため技術倫理に違反したとは言い切れない。 私たちのグループでは自分の良心に素直に従えない状況を想定し、それに対する対応について意見を出し合いました。 私は意見を言う事で自分の技術を活かせる環境と収入をいっぺんに失いかねないと感じたとき、良心に従うことをやめると考えました。 グループでは、どちらか一つがなくなるのは大丈夫であるとかんがえる人が多くみられました。また、自分がどれだけ仕事に対して誇りや関心があるかによって環境を変えるために転職を選ぶ人もいました。 自己の倫理観と環境の間にギャップが存在するときいかにすべきか考える。基本的に技術者としては倫理的にふるまうことが必ずしも自己の能力を最大限活かせるとは限らない。しかし、倫理的な行動というものは短期的な価値ではなく長期的な価値がある。それは職歴や価値観である。自分の倫理観というものはつながっていて不正をよしとする心構えであればそれが、自分のあらゆる意思決定に反映される。またそれは組織でも同様であり、いつか明るみになるため自分の良心に従えない環境からは離れることが望ましいと考えた。
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A. 近頃の技術の進歩はすさまじい。スマートフォンやドローン、AIなど新しい技術は我々の暮らしを豊かにしてくれる。しかし残念なことに、SNSでの誹謗中傷、ディープフェイクなど、技術が悪用されることもある。 技術が悪用された場合、責任は何処にあるのか、悪用した側にあるのか、それとも技術を作り上げた人にあるのか。考えたことがあるだろうか? 「Winny」、かつて日本で使用されたファイル共有ソフトウェアの名前である。Winnyは、匿名かつ分散型のP2Pと呼ばれる技術を使ったファイル共有ソフトウェアであった。Winnyはその匿名性とファイル共有の仕組みから、著作権侵害や違法なファイル共有が横行し、最終的には開発者が著作権法違反の容疑で逮捕された。長い年月をかけ無罪を勝ち取ることができたが、その間に、P2Pを用いたインターネット技術の発展は停滞してしまった。 今回のワークショップ課題 メンバー 合力健矢 河合敦 我妻 チーム名 バイク 自分が担った役割 調査 Investigation 自分の良心に従えないときはどんなときか、また、そんなときはどうしたらいいかについて議論した。 自分、もしくは大切な人がの身が危ないときに自分の良心に従えなくなるのではないかと考えた。そんなときは、社会に技術についてアピールし、世論を味方につける事が大切だと結論に至った。 復習としてディープフェイクについて調べた。 ィープフェイクは、ディープラーニング技術を用いて生成された、人工的な合成映像や音声を指す。ディープフェイクの登場により、映像や音声が真実かどうかを判断するのが難しくなった。これにより、フェイク情報の拡散や誤解を生む可能性があり、社会的な混乱や懸念が広がっている。
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A.(1)最近は先端を走っているというよりは、いつもリスクを感じがある。特に最近は誰もがインターネット上で仕事をするようになって、インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできないということを忘れがちである。つくったときはそれが当たり前だったが、インターネット・ネイティヴな人たちが出てくるにつれて、これは警察が管理してるのかな、インフラだから国がやってるんだろうななんて言われたりしているので、正しい理解をつないでいかなきゃならない。 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製だ。 生物は、自分に勝手に増える化学物質の集合体だ。 情報も、自分で勝手に増える。 そして、ともに淘汰され、エネルギーがある限り、利己的なものが生き残る。 現代では、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。 また機械で簡単に複製できるようになった。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではないので、デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーします。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできる。 デジタル情報によるインターネットでは、なりすましが簡単であるため、本人確認のための認証が工夫されている。 (2)脅されたとき 悪いとは分かっているけど従わざるをえない。(犯罪に加担する) もしくは、正義を貫く。 (3)復習として、身近にアカウントのなりすまし防止の工夫がされているものを考えてみた。その結果、iphone内でアプリを課金したりログインする際に指紋認証や顔認証を介してから次に進んでいるのでこれは、なりすまし防止の工夫がされているのではないかと感じた。
A. この講義では、バイオテクノロジーと情報技術について学びます。現代はサイバー犯罪が簡単にできてしまう時代となってしまいました。音楽や動画などの複製、転載が容易になり、そのための法律までできました。逆に飛躍的なサイバー技術の向上も起こりました。例えばウィリー問題では、当初犯罪とされていたシステムが後に世界的な発明であると認められました。また、このシステムは全世界のさまざまな箇所に応用されていきました。このように、倫理を持ち合わせているかどうかで技術は犯罪にも人類の財産にもなり得るのです。 ワークショップ課題では自作ポスターを作りました。簡潔でメッセージ性のあるポスターを作ることはすごく難しく感じました。また、他の人のポスターなども何枚か見せていただきましたが、それぞれ違った伝え方があり、違いを尊重できたのでいい体験となりました。今後、他人の著作物を見る機会があった際は、お互いに尊重し合えるようにしたいと思います。 この講義の復習として、私は様々なサイバー犯罪について調べてみました。なかでも1番印象に残っているのは、違法アップロードされた漫画をサイトにあげて何億円もの利益を得ていた管理人が逮捕されたと言うニュースです。これまでも違法なコピー、転売などは多くあったと思います。しかし、技術の進化と共にこういった不正も大規模化を果たしていく事も分かりました。今後は、これから増えていくサイバー犯罪にも気をつけながら生活していきたいと思います。
A. 技術と倫理が問われる例としてファイル交換ソフト「Winny(ウイニー)」を挙げる。ウイニーとは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。開発者は技術的な可能性を示すために無料で配布したが、実際には違法コピーの温床になってしまった。技術そのものは優れたものであったが、多数の人間に配布する場合は悪用などされる可能性を考慮しなければならなかった。 技術者として企業に所属している場合を考えた。 仮に自分の良心を無視して仕事を続けること、自分の良心に従って仕事を失うことの2つから選ばなければならない状況では、私ならば自分の良心に素直に従えないと想像した。 その場面では自身での解決が難しいので、信頼する人や外部に頼る必要があると考えた。とくに、人を傷つけることができるものを扱う場合は、なおさら重視するべきであると思う。 空気中の窒素からアンモニアを合成したフリッツ・ハーバーは人口爆発の立役者という顔と毒ガスの父と呼ばれる顔の二面性を持っており、これはそのまま技術というものの中立性を表していると感じた。技術そのものに善悪という判断は付けず、その使い方にこそ判断は付けられるべきであると考えた。また、開発者も技術そのものの中立性を保護するためには、技術の使用には中立の立場であるべきだと思う。
A.1)バイオテクノロジーと情報技術の共通点は,自己複製である.生物は,勝手に増える化学物質の集合体である.一方で情報も勝手に増える.そして,いずれもともに淘汰され,エネルギーがある限り利己的なものが生き残るのである. 2)画像加工や操作,結果の偽装による研究成果の捏造がある.どれだけ巧妙に行ったところで偽造が露呈する可能性は高く,社会にとって不利益になるだけでなく,露呈すれば自分にとっても不利益以外になり得ないことが明白であるため,その後を考えた上で誠実に行動し,目先の利益にばかりとらわれないことが必要である. 3)復習として,改めて自分でもwinny事件について調べることにした. ウィニー事件とは,サーバーを介さずファイルを直接やりとりできるP2Pソフトであるウィニーを巡る事件である.ウィニーの匿名性の高い共通ファイルによる音楽や映像などの著作物の違法なコピー,ウィルスによる情報流出などで著作権団体に問題視されていた.これにより開発者である金子氏が著作権法違反幇助の疑いで逮捕されたが,最終的には「悪用される可能性を認識しているだけでは,幇助罪には足りず,もっぱら著作権侵害に使わせるように提供したとは認められない」として無罪が認められたと言うものであった。この事件について、いま現在自身が利用しているサーバーも個々の倫理観で簡単に犯罪に結びついてしまうのだと感じ、インターネットと倫理観の関わりについて考えることができた。
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A.(1)バイオテクノロジーと情報技術の進化により、倫理的な問題が浮上している。バイオテクノロジーでは、遺伝子編集や生命倫理に関連する倫理的な問題が発生し、遺伝子組み換え生物の作成やクローン技術の使用などが議論の焦点となっている。また、情報技術では、プライバシーの侵害や個人情報の安全性、人工知能の倫理的な使用などが懸念されている。これらの技術の進歩により、個人や社会全体の権利や価値観が問われることがある。例えば、遺伝子情報や個人のデータの保護、人工知能の自律性や倫理的な規範の確立などが求められる。そのため、倫理的な指針や規制の整備が重要であり、科学技術と倫理の両面を考慮した社会的な議論と合意形成が求められると考えた。 (2)グループワークでは自分の良心に素直に従えないときはどうすればよいかを考えた。まずその感情や考えを真剣に受け止め、なぜそう感じるのかを自問するはことが重要である。その後、状況や背景を客観的に分析し、自分の価値観や信念と照らし合わせ、その行動や選択が他者や社会にとって良い影響を与えるかどうかも考慮するべきであると考えた。 (3)共有価値の創造についてを考えました。共有価値の創造は、企業や組織が利益だけでなく、社会や環境にも価値を提供することであり、顧客のニーズに応えるだけでなく、持続可能なビジネスモデルを構築し、社会的責任を果たすことで、長期的な競争力を維持し、社会全体の発展に貢献することだと理解した。
A.講義内容の再話 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製だ。生物は、自分で勝手に増える化学物質の集合体だ。情報も、自分で勝手に増える。そして、エネルギーがある限りともに淘汰され、利己的なものが生き残る。サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。たとえば、フォルクスワーゲン自動車のECUに、クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。また、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。さらに、機械で簡単に複製できるようになった。自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではない。そこで著作者の権利を守るため法律が発達した。 ワークショップ課題の発表要旨 自分の良心に素直に従えない時は?というテーマで議論した。チーム名は同調圧力、メンバーは、高橋俊亮、滝口裕也、吉田天音、島川真於である。術力を持った自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、自分と異なる意見が多数あった場面が挙げられた。例として、遺伝子組み換えについて、ルールを守れば安全であるにも関わらず、多くの人が遺伝子組み換えを用いることに反対しているために、自分の意見を出しづらくなることが考えられる。そのような場面では、周りの意見に流されることなく、自分の意見をしっかりと持ち、主張する勇気が大切であると感じた。 復習の内容 授業の復習として、自分の意見が周りの大多数の意見と異なった時、自分だったらどうするかを考えた。自分だったら、自分の意見に自信を無くし、周りに流されてしまうと感じた。そして、このような人は多いのではないかと考えた。今回の授業を通し、周りの意見を取り入れながら、自分の意見をしっかりと持ち、主張していくことの大切さを学んだ。
A.(1)捏造や改ざんは倫理に従って、絶対にしてはいけないと考えます。実験結果を残さないといけないというプレッシャーや、周りからの圧力に負けて結果を捏造、改ざんをすることは、あってはならないことだと思います。実際の例だと、STAP細胞を見つけたという方が、実は改ざんや捏造、剽窃を繰り返していたことが判明した事件があります。たとえ勘違いであったとしても、周りからの期待や自分の名誉のために嘘に嘘を重ねてしまい、このような結果になってしまったのではないかと考えます。このようなことを防ぐために、間違いを間違いと認められる強さや、周りからのプレッシャーに打ち勝つ確固とした倫理観が大切であると思います。自分をよく見せようとするためにする不正は、いつか自分の首を絞めることになると思います。やはり、技術者にはNOといえる強さが必要であると思いました。 (2)自分の良心に従えないという事例として、「実験を行い、思い通りの結果が得られなかったとき、失敗原因が分かっていたのでデータを改ざんしてしまう可能性がある」と考えました。そうならないように、改ざんせずに表記し、原因を明らかにし、もう一度実験をやり直すことで対策できると話し合いました。 (3)もし私がクローン人間を作れる技術を持っていたとして、例えば、多額のお金を出すといわれてしまったら、倫理的に駄目であると分かっていてもお金に目がくらんでクローン人間を作ってしまうのではないかと考えました。
A.Winnyというものが昔あった。これは、当時日本で完全なp2p、を実現してみせたものである。しかし、それは世間で日の目を浴びる前に法律によって潰されてしまった。これは、インターネットというものが、グローバルで実体のないものであるがゆえに、政府もコントロールしきれているわけではないことをあらわしている。特に、ファーストペンギンはその風上におかれてしまうため、不必要な責任などにあってしまうリスクがある。時代の進歩に応じて、法律が変わっていくこともある。著作権法もAIによって規制が緩和された。AIの成長のために必要なら著作権が当てはまらない。デジタル化とは、文字かとも言い換えることが出来る。インターネットなどに対応させるためには、データにしなくてはならない。このために電子化されたデータ・文字が必要となる。だが、全ての情報が文字やデータに出来るわけではない。この例として、禅にも似たような意味を表す言葉がある。色を表すにも、様々な 方法があり、コンピュータを用いることで正確に、素早く処理することが出来るが、その分成りすましも簡単にできてしまう。そのため、本人確認の工夫もされている。 違法アップロード 利益をえる。グレーゾーン チーム名 冬ですわ 去年の10月のガス使用量は2.3m?だったため、環境家計簿を使って計算すると一日あたり0.46kgだった。電気、水道も計算したかったが、どちらも使用量がわからなかったため、計算できなかった。
A.(1)野菜を栽培すると、虫がついた際に殺虫剤を用いる。この時の殺虫剤は農薬と農薬以外の2種類に分類される。農薬は人体に対して無害であることを証明するため、非常に厳しい試験を通過している。しかし、農薬は一般の消費者から嫌悪されている。同様に、嫌悪されがちなのが遺伝子組み換え食品が挙げられる。ヒトに対する遺伝子組み換えは国際法上禁止されている。一方で、子どもの遺伝子を解析すると将来どのような病気になりやすいかがわかる。成人病(生活習慣病)は遺伝病の側面が強い。逆に生殖可能年齢未満で亡くなるような遺伝子のエラーは淘汰される傾向が大きい。 淘汰されるというと、情報の世界で淘汰されたソフトがある。それがWinnyである。当時東京大学の研究者であった金子勇はP2Pソフトを用いたファイル共有ソフトを開発した。P2Pは、サーバ端末を介さないコンピュータ同士の通信ができるため、通信の安定性やサーバー攻撃に対する耐性というメリットがあった。しかし、同時に映画といった著作物の違法アップロードが横行したため、金子氏は著作権法違反により逮捕された。結果的に、金子氏は無罪が確定したがその直後金子氏は亡くなってしまった。この事件によって日本の情報産業は世界と差が開いてしまった。もし、金子氏が無罪確定後も生きていたら、Winnyが世間に認められていたら今の日本の情報産業はどうなっていただろう。ここから考察できることは知識に乏しい人が安易に批判し騒ぎ立てることをしない、つまり出る杭を打ち過ぎないことが重要である。 (2)ワークショップでは、自分の良心に素直に従えない瞬間について議論を交わした。具体的なテーマとしてボパール化学工場事故を選んだ。 この事故が起きた当時の工場の作業員は、バルブやパイプが修理できず漏洩が常に発生していた状況を改善するために上司に申告していたが、家族を養うための仕事が欲しければ黙認しろと言いくるめられた。 この時の作業員は自分の良心と家族を養うための仕事を天秤にかけられて、自分の良心に素直に従えなかったのだと考えられる。 (3)復習として、情報漏洩について調べた。具体的な例として、NTT西日本子会社で顧客情報の漏洩について調べた。これは、60代の元派遣社員が会社のサーバーから顧客の個人情報を不正にダウンロード、複製し約3万2700人分の個人情報を東京都内の名簿業者に売りさばいて、不正に利益を得ようとして逮捕された。個人情報を売りさばいたことによる金額は1000万円を超えるという。 60代の元派遣社員は容疑を認めているため、この事件から考察できることはお金目当てという浅はかな考えでこの犯行に及んだのではないかと考えられる。
A.ディジタル化は文字化といっても構いません。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っています。 印刷技術は、神の上の文字を大量に複製することができます。インターネッとは電子化された文字を一瞬にして複製することができます。 その結果、見たり聞いたりすることができるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとDA変換で見たり、聞いたりすることができるようになりました。 しかし、全ての情報を文字にすることはできないし、すべきではありません。 このことは、例えば禅の言葉では不立文字といわれ、あるいは法曹界はでは解釈の問題といわれ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。 今回の法改正によってAIによる深層学習(ディープラーニング)や翻訳機械の技術開発のためにバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用が広く可能になります。 発表要旨 チームメンバー 高根沢颯太、斎藤滉平 復習の内容 工場や企業での技術開発の場面で欠陥品を発見したとき、上司にそれは黙認して無視しろと命令された。という場面を想定しました。良心ある行動として、無視せずに欠陥品を告発すること。このような行動をするために、告発してくれる仲間を作り、集団で立ち向かうか、その命令してきた上司よりも上の立場の人に相談して対処してもらう。このような行動が取り得ると考えた。
A.(1)【講義の再話】 バイオテクノロジーと工学倫理について解説する。バイオテクノロジーの例として作物の遺伝子組み換えがある。農薬を使用しない栽培や病気や害虫、寒さ等に強い品種を遺伝子組み換えによって生み出すことができる。また工学倫理の問題の一つとしてデザイナーベイビーがある。生まれてくる子を親の都合で操作していいのかという倫理上の問題が発生する。 情報技術と工学倫理について現代ではインターネットを通じて無数の情報にアクセスできるようになった。ところが、これらの中にはフェイクニュースや誤報、誹謗中傷、根拠のない情報など真偽の分からない情報であふれている。これらの情報を取捨選択し、何を信用するのか判断する価値観と倫理観を持つことが大切である。 最も単純な倫理違反は嘘をつくことである。技術者の世界ではデータの捏造が最たるものとして挙げられる。2005年ごろから様々な分野で偽装が発覚することになり食品の原料、産地、賞味期限などが大きく報道され老舗企業の偽装が世間の注目を集めることとなった。2007年には世相を表す時に「偽」が選ばれるなど非常残念な事態になってしまった。 (2)【発表の要旨】 演題:自分の両親に素直に従えないときは? 共同著者:高橋俊亮、?田天音、島川真於 自分の倫理観に従えないときにどうすればよいのかを考えまとめた。 (3)【復習の内容】 周りの声が大きすぎる場面 遺伝子組み換えの食品などは安全であると証明されているのにも関わらず、批判の声が大きいために自分の意見が言いにくいなど。
A. Winny事件は、2006年に日本で発覚した大規模な著作権侵害事件です。Winnyと呼ばれるP2Pファイル共有ソフトウェアを通じて、数百万人ものユーザーが違法に音楽、映画、ソフトウェアなどの著作物を共有していました。この事件は、インターネット上での著作権侵害が社会的、経済的な深刻な影響を与えることを示しました。この事件は倫理的な問題を浮き彫りにしました。情報やコンテンツの自由な共有は、ユーザーにとって便利で魅力的ですが、著作者の権利や創造性を尊重することなく、違法なコンテンツのダウンロードや共有は、倫理的な問題を引き起こします。著作権侵害は、クリエイターやコンテンツ制作者の労働や知的財産権を侵害するだけでなく、産業全体に損害を与える可能性があります。この事件は、倫理と法律のバランスを考える上で重要な教訓を提供します。インターネットの普及に伴い、情報の共有やアクセスが容易になりましたが、その利用には責任が伴います。個人の利益や便益だけでなく、他者の権利や利益を尊重することが重要です。また、法的な枠組みが整備される一方で、倫理的な観点からも適切な行動が求められます。クリエイティブな産業や知識の発展に貢献するためには、倫理的な意識を持ち、適切なルールや規範に従うことが不可欠です。 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 ゲームの事前リークやチートコードの配布などをできる技術があるならば、デバック側になり、運営に報告する等と言ったことに技術を使うべきである。 バイオテクノロジーや情報技術は、社会や医療、環境などのさまざまな分野で革新をもたらしています。しかし、倫理的な問題も浮き彫りになっています。例えば、遺伝子編集技術の進歩により、倫理的な議論が活発化しています。また、個人情報の保護やデータのプライバシー、人工知能の倫理的な使用など、情報技術の進歩に伴う倫理的な問題も重要です。そのため、倫理的な観点からの検討や議論が必要だと思いました。
A.(1)講義内容の再話 情報技術と工学倫理について、サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなりました。例えば、フォルクスワーゲン自動車のECUに、クルマが検査中であることを察知するソフトウェアを仕込み、検査をかいくぐる不正が行われました。現代社会では、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製が出来るようになりました。また、機械で簡単に複製できるようになったことで、自由に音楽や映画を複製される可能性があります。そこで著作者の権利を守るための法律かわ発達しました。また、印刷技術が宗教革命を起こしたようにディジタル技術が発展しています。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製でき、インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたり出来るものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりすることができます。AI技術のために規制緩和された著作権法により、深層学習や機械翻訳の技術開発のためにバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用が広く可能となりました。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 演題:自分の良心に素直に従えないときは? グループ名:天然水 グループに属した人:佐藤きらり 神谷明里 加納和乃 皆川文音 山崎優月 技術力を持った自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、実験を行っているときを想像する。実験で思い通りの結果が得られなかったとき、失敗原因が分かっていたためデータを改ざんしてしまう可能性がある。その場面で、改ざんせずに表記し、原因を改めて明らかにすることが大切だ。そして、もう一度実験をやり直す必要がある。 (3)復習の内容 私の身近にもAIによるフェイクニュースが多く見られます。InstagramやTikTokなどのSNSでは現実の人と見間違う程の架空人物が画像だけでなく動画もあげられています。肌の質感やAIと思えない滑らかな動きに驚かされます。また、テロと思われる悪質なフェイクニュースや検出システムを黙せる画像などで被害が挙げられます。こういった被害を減らすために、要因に信じず、自分で調べる力が必要となってきます。
A.(1)開発された技術が意図しない使われ方をされたことにより悪用した本人がつかまり、その後開発者自身もほう助の容疑で捕まってしまった。裁判を繰り返し行い、無罪をとったものの亡くなってしまった。開発されていたソフトは今のネットワーク技術にも応用される技術で、裁判が長引いた時間でさらにこの技術が発展していたかもしれないと考えると、この事件は一人の天才の才能をつぶしてしまったことにつながる。 意図しない使われ方をした例として近年発展がされているAIのディープフェイクによる国際的な悪用が話題になった。技術を扱うことはそれに責任が伴い、そのために倫理を考え続けなければいけない。 (2)遺伝子操作を学び、自分が周りからどう見えているかを知りたいという好奇心から自分のクローンを作ろうと考えた。 動物のクローンの命はどうなるのかを考え、一歩立ち止まり一つの命として考える。また、周りの知識のある人や友達などに自分の考えていることが倫理を犯さないかを相談し、話し合う。 (3)技術の応用する際に自分の考えとは意図しない方法で使用されることで、悪用されてしまうことあるため、技術の開発には責任が大きく伴うのだと改めて考えた。 今回の話の例としてノーベルのダイナマイトの開発が挙げられると考えた。元々、トンネル工事のスムーズな作業のために作られたが、戦争などで人を殺す道具とされてしまった背景があり、ノーベル自身もこれを悔やんだという話を聞いたことがある。これも今回の講義の例のひとつではないかと考えた。
A.1,遺伝子検査を実施するとダウン症であるかどうかや何歳でがんを発症するかなど病気を予見することが可能になる。しかし、がんを発症することが分かっていればがん保険に加入することができなくなるなどの不都合が生じる可能性が考えられる。音圧戦争とは、大きい音の方が良い音に聞こえることから録画音楽の音量が増加していることを指す。P2P(ピアツーピア)とは、ユーザーがサイバーを介さずにデータを共有し合うことができる方式のことである。 2,私は、インドのボパール化学工場事故を選びました。この事故では、セヴィンを生産する際に使用されたいたイソシアン酸メチルがスラム街に流れ出てしまい、多くの死傷者を出した。この事故は、ベトナム戦争で会社の経費が削減され、安全装置が正常に働かなくなったことで引き起こされたと考えられている。ユニオンカーバイトで働くことはインドの人々にとって貧困から抜け出すためのチャンスであり、社員としては家族からの期待、お金持ちになれるという欲望、クビにされたら生活ができなくなるなどの考えがあったと考えられ、事故が予見できていたとしても進んで良心に従って声を上げることは難しかったのでは無いかと考える。また、収入が入ったとしても貧しい家族を養う必要があったためストライキを起すことも難しかったのでは無いかと考える。よって私は、社員にできたことは工場からなるべく離れるように近くに住む人達に伝えることであったと考える。 3,私は、AIのブラックボックス化の問題についてさらに詳しく知りたいと考えた。AIは自動運転や将棋ソフトなど様々な分野で利用されているが、AIがどのような理論で判断を下しているかが分からない。しかし、この問題はAIの判断が人命に関わる車の自動運転や病気の診断に使われる場合は深刻な問題になる可能性がある。よって、AIの利用者が納得できるような説明責任を果たすことができるようにAIをコントロールする必要があると考える。
A.(1)インターネットはグローバルな空間であり、人類の財産であり、政府はコントロール出来ないものである。インターネットは捏造することが出来るものでもある。いわれのないことを、捏造され、誰が書いたのか同じようにできる技術もインターネットにはある。自分が気をつけていてもいつも間にか自分が貶められていて、いわれのない事実を押し付けられてしまうかもしれない可能性があることを忘れてはいけない。また、自分が他人を貶めようと捏造をしたり、勝手に載せたりなどはしてはいけない。自分たちには権利があり、嘘をついて捏造などをしてしまえば、自分がその罪を被らなければならなくなってしまう。そうなることのないように、技術者にはしっかりとした倫理を持って行動に移さなければならない。サイバー犯罪や、サイバー攻撃がある。ディジタル化は文字化と同じようである。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っている。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できるが、インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できる。 (2)自分の良心に素直に従えないとき、kavi、清野明日美、佐々木鈴華、神山京花、矢作奈々、検索係 上から言われたら、従っているように見せて、仲間をつくり、反撃する。自分では、心を殺す。 (3)インターネットは基本なんでもできるところであるから、自ら発信する場合も最新の注意を払って慎重に行うことが大切であると感じました。
A.講義内容の再話: ディジタル化は文字化と言ってかまいません。 印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っています。 印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できます。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。 しかし、すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではありません。 このことは、たとえば禅の言葉では不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。 今回の法改正により、AIによる深層学習(ディープラーニング)や機械翻訳の技術開発のためにバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用(前記の「第一層」に分類される利用)が広く可能となります。 発表要旨 ?根澤颯太、斎藤滉平 復習の内容: 工場や企業での技術開発の場面で欠陥品を発見したとき、上司にそれは黙認して無視しろと命令された。このような場面を想定しました。 良心ある行動は、無視せずにその欠陥品を告発すること。 この行動をするために、告発してくれる仲間を作り集団で立ち向かうか、その上司よりも上の立場の人に相談して対処してもらう。このような行動が取り得ると考えました。
A.(1)講義内容の再話 この授業ではバイオテクノロジーと情報技術に関する倫理を学んだ。授業ではWinny事件を例に挙げて考えた。現代では生物の細胞が自己増殖するように、ディジタルの情報もエネルギーさえあれば作成者の意思と関係なく勝手に増殖していく。それに合わせて著作者の権利を守る法律が発達した。Winnyはインターネットより便利にするものだったが、それを利用する人が他者の著作物を無断で公開してしまい、それが問題となり、本来インターネットはグローバルな空間で政府がコントロールできるものではないにも関わらず、Winnyの作者が原因であるとして逮捕されてしまった。技術者はこのように自分の良心に従って行動したにもかかわらずそれによって悪物とされ被害を受ける場合がある。グループワークではこのような自分の良心に素直に従えない場合はどのような状況なのかを想像し議論を行った。また、そのような状況でどのような行動がとりえるのかを議論した。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 記録を取り忘れてしまったため正確には覚えていないが、上司などの自分により社会的に上の立場の人間からの命令であった場合は素直に自分の良心に従えないのではないかという意見が出たような気がする。 (3)復習の内容 実際に最近インターネットや街にある広告などでAIにより生成されたイラストを見る機会が多くなっているという実感があるし、実際に自分もAIで画像を生成することがあるので、もはや他人ごとではいられないなと思った。そういったものを利用するうえで自分はそれにかんする法律などを正確に理解しないままに使ってしまっていたので、これを機に勉強するべきだと思った。
A.(1)講義内容の再話 今回の講義では、Winny事件の真相に関する動画を観た。動画を観たことによって、Winny事件について初めて知った。Winnyは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするためのソフトウェアである。これは、とても画期的であり、便利なものであると多くの人が感動した。しかしながら、誰しもがそのように捉えることは不可能であり、否定し認めない者の現れ、事件に結びついた。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 もし自分が技術力をもった場合、自分の良心に素直に従えない場面を想像する。 そして、その場面でどんな行動が取りえるのかをグループで考えた。 自分の良心に素直に従えない場合、「自分の心を殺す」「自分とはことなる考えを持つ相手に従っているように見せて、同じ考えを持つ仲間を増やし、反撃する」といったような行動を取ることが可能であると考えた。 実際に、自分の良心に素直に従えない場合を考えてみると、自分の良心に素直に従うことは、想像に困難なことであると考えた。自分の良心に従いたいと思っていた場合でも、周りの目を気にしてしまい従うことができない場面は多くあると感じる。 (3)復習の内容 自分が技術力を持った場合、自分の持つ良心をどのようにコントロールし、自分がどのような行動を取るべきなのかを考えることが大切であると言うことを学んだ。
A.(1)バイオテクノロジーも情報技術も時代が進むにつれて大きく進歩してきました。そのおかげで、未知な部分が分かるようになってきたり、便利なことも増えてきました。また、夢のようなことが現実に起こることも可能になってきました。その一方、バイオテクノロジーも情報技術も倫理観がとても大切になってきます。これらは簡単にデータを改ざんや捏造などができ、新たな生物や自分と同じクローンですら作ることができます。近年ではこういった問題がよく話題に上がっているため、防いでいかなければならない問題となっています。ただ、法律などでは禁止されていても、起こってしまうような問題ではあるので、最後は自分の倫理観に従うしかないのが現実です。倫理観は自分の経験を通して学ぶ機会が多いので、どのような教育をしていくべきか考える必要があります。 (2)好奇心が自分の良心を上回ってしまい、遺伝子操作をして自分のクローンを作りたいと考えた。このようなことを防ぐために、多くの人から客観的な意見を求めて善悪を判断するべきだと考える。 (3)自分も研究室で遺伝子操作などバイオテクノロジーに関して扱うことがあるため、気を付けなければならないと感じました。また、情報技術が進歩してきたため、簡単にデータなどを改ざんや捏造などができるようになりました。これは立派な犯罪ですが、人間は状況によっては正常な判断ができなくなってしまう可能性があります。ここまでくると自分の倫理観や道徳心が最後の砦となります。そこで自分はいけないことだと判断して踏みとどまれるような人間でいたいと思いました。
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A.(1)講義内容の再話 講義ではWinny事件について学んだ。Winny事件とは、サーバーを介さずファイルを直接やり取りできるP2P(ピア・ツー・ピア)ソフト、Winnyについての事件である。ファイルは細かく分散して暗号化されるため、匿名性が極めて高い。音楽や映像などの著作物の違法コピーや、コンピューターウイルスを介した情報流出を引き起こし、著作権団体などから問題視されていた。京都府警は「金子さんが違法性を認識していた」と認定し、金子さんが現役の東京大助手であることも明かされ、関心は過熱していた。 また、宮崎大学ではセクハラ捏造をされて、懲戒解雇されてしまった事件もある。 (2)ワークショップ課題の要旨 ワークショップでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像し、その場面で、どんな行動が取りえるのか、グループの人と話し合った。その結果、自分の良心に従えない場面になってしまった場合、他の人に自分の意見を聞いてもらい、味方を少しずつ増やしていく。上司からの圧力をかけられる可能性があるが、それに負けないよう周りに味方を増やして固めていくことが必要だと考えた。 (3)復習の内容 復習として、自分の作った技術が違法だと周りから指摘を受けてしまったり、上からの圧力でなかったことにされてしまうことがあるかもしれないが、それに負けないよう周りと協力し、最後まで戦うことが大切だと学んだ。
A.(1) インターネットとファイル交換ソフト「ウイニー」 ウィニーとは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのこと。 量子化によるノイズ(ビット深度と分解能) デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーします。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできます。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単であるため 本人確認のための認証が工夫されています。 認証の種類 ・知識認証→本人のみが知る情報を用いて利用者を認証する方式。セキュリティーレベルは低い。ID, パスワード, 秘密の質問など。 ・所有物認証→本人のみが所有するモノを用いて利用者を認証する方式。 セキュリティーレベルは中くらい。運転免許証, 健康保険証, 学生証, 受験票, 電子証明書,トークン, スマートフォン, MACアドレスなど。 ・生体認証→個人によって異なる身体的特徴を使って本人を確認する認証方式。 セキュリティーレベルは高い。静脈認証、指紋認証、声紋認証、顔認証、虹彩認証、網膜認証など。 (2)事前リーク(公式発表に情報を抜き取る) ゲーム等でのチートコードの配布 →デバック側として運営への報告 (3)電波資源とは電波資源は、電磁波を用いた通信や放送などの無線通信において利用される周波数帯域や電波の送受信に使われる資源のことを指す。 電磁波は異なる周波数を持ち、これによって異なる通信サービスや用途に利用される。具体的に、携帯電話、テレビ, ラジオ, 無線LAN, 衛星通信などで、 さまざまな通信サービスが異なる周波数帯域を使用しており、これらが干渉なく共存できるように電波資源が割り当てられている。 電波資源の適切な管理は、通信の効率性、品質、および新しい技術の導入をサポートするために重要。
A.(1)現代は、科学技術があらゆる場面で利用されている。それは正しい利用方法でも、誰かをだましてお金を得る方法でも使われている。バイオテクノロジーでは、クローンについてよく議論が行われる。また、ディープフェイクの技術は国を揺るがすような権力のある人の動画や音声が作られてしまうこともある。悪意を持って科学技術を利用するのは技術倫理に大きく反している。 (2)インターネットに関連することで検索した。 ①サイバー攻撃、ハッカーエンジニアなどによる被害 クレジットカード情報の抜き取り、住所や電話番号の抜き取りによる悪用 ②生成AIの悪用 音声合成や画像・動画作成などのクローン技術により、電話詐欺 著しく発展しているIT技術の悪用により、良心に従わず情報を悪用し、お金を報酬として得るような事件が増えている。 (3)科学技術が進歩して便利になったぶん、気を付けて利用しなくてはいけないなと思う機会が日常にたくさんある。例えば、インターネットではワンクリック詐欺や広告詐欺など、手軽に情報を得やすくなった分身近なところに様々な危険が潜んでいる。自分で情報を検索することよりも、情報の取捨選択をする方が何倍も難しいなと思う。情報化社会に生きる世代として、私たちが率先してネットリテラシーについて学び、身につけていく必要があると思う。特に音声合成やディープフェイク動画はどんどん進歩していて見分けるのが非常に難しくなっているので気を付けるようにしたい。
A.1) Winny事件を扱った.Winnyは日本で開発されたファイル共有ソフトウェアで,P2Pと呼ばれる,サーバーをもたない接続方法によってファイルの送受信を行う.サーバーをもたないため,一度送信されたデータの送信を停止させることはできないこと,違法性のあるデータ送信があっても摘発が困難であることなどが著作権法等に違反するとされた.また,ワームの感染や通信の圧迫などによって合法的利用をする人,Winnyを利用しない人にも影響を与えた.開発者の金子勇氏は2004年5月9日に著作権侵害行為の幇助の疑いで逮捕された. 2) グループワークではボパールでのイソシアン酸メチル漏出事故を挙げ,どのような行動がとれるか話し合った.ボパールでの事故についての映像資料内では,従業員は工場の安全性と自身の職を天秤にかけさせられた.私や班のメンバーのほとんどは,二者択一のうち,自身の職を選択する,あるいは特に何もできないという意見であった.数人は,実際に事故が起こってからでは取り返しがつかないことから,安全性に疑問を持っていることを訴えることを選択した. 3) 復習ではグループワークでの課題をより深く,さらなる意見を検討した.結果として,最適な訴え方でもって安全性への疑念を訴えることを目指したい.ここでの最適な訴え方とは,自身は職や生活を失わず,工場の運営者も事故を回避でき,工場の運営に与えるよくない影響も最小となるような訴え方である.ただ直属の上司に訴えただけでは解雇されるかもしれないし,SNSに書き込みを行えば,運営者への非難が殺到するだけで改善は難しいかもしれない.労働組合などを介して意見を述べることが有効と考える.
A.【講義内容の再話】 先端技術と技術者の倫理、技術者が自分の良心に従えないときどうするべきか 【ワークショップ課題の発表要旨】 演題「自分の良心に素直に従えないときは?」、グループ名「良心」、共著者名「滋野玲音、富樫聖斗、新井駆」、自身の役割「指導」 ウイルスソフトを作ることができる技術力を持った自分をグループ内で仮定した。その仮想の自分に対し、テロリスト集団がウイルスソフトを作らなければ、殺すと脅迫されているという状況は、良心に従えない選択を迫られているのではないかと考えた。そこで、自身がとる行動についてグループ内では、要求通りウイルスソフトを作ることや、アンチウイルスソフトを作ることなど様々な意見が挙げられた。 【復習の内容】 ウイルスソフトを作る技術を持つ自分が、テロ集団にウイルスソフトを作らないと殺すと脅されているという場面において、グループワークでは、要求通りにウイルスソフトを作る、アンチウイルスソフトを作るという結論に至った。確かに、個人としてはその場の利益を優先して、命令通りにつくるべきだが、自分が技術者であれば、自分がこれから作るソフトが世界にどれだけ影響を及ぼすかを理解しているはずである。これからの世界の危険性を考えれば、要求通りに作ったと見せかけて、自分の安全が確保された後に起動するアンチソフトを作るべきであると考える。自分の良心に従えない場面においても、技術者が自分が創造する技術に責任を担うべきである。
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A.【講義の再話】 第7回の講義では,倫理が問われるとき,バイオテクノロジーと情報技術について学習しました.Winny事件ついての動画を鑑賞し,情報技術と倫理の関係について考察しました.ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアであることがわかりました.また,最高裁が「セクハラ捏造」を認定した宮崎大学についても学習しました.工学倫理として,フォルクスワーゲン自動車のECUに,車が検査中であることを察知するソフトウェアを仕込み,検査をかいくぐる不正を行った事件に触れ学習しました.最後に,技術者倫理の講義ポスターを作成しました. 【発表の要旨】 演題:自分の良心に従えない場面 グループ名:サブスクリプション長田 共著者名:神田燦汰,佐々木秀人,高泉快斗,小林太陽,岩崎?汰 役割:調査 自分の良心に従えない場面として,他者の技術を盗用し,それを流用してしまうことが考えられます.これらを防ぐために,海賊版の漫画アプリや音楽アプリがある中,毎月お金を払ってサブスクを使う方が良いと考えました. 【復習の内容】 技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像し,その場面で、どんな行動が取りえるのか考えました.著作権があるのにも関わらず,権利を侵害して,著作物を鑑賞,流用してしまうことが考えられます.これらを防ぐために,海賊版の漫画アプリや音楽アプリがある中,毎月お金を払ってサブスクを使う方が良いと考えました.
A.【講義の再話】 Winnyとは金子勇氏が開発したP2Pというシステムが搭載されている大容量のデータを共有することができるソフトだが、同時に映画やゲームソフト等を多数のユーザー間で違法に共有し、ダウンロードすることが可能である。金子氏はこのソフトを無料配布し、配布ソフトを用いて著作権侵害をした少年が逮捕された。この結果、犯罪目的でWinnyを作成したと見なされ金子氏も逮捕されていまい初公判にて有罪となったが、7年の月日を経て最高裁にて無罪判決となった。この事件をWinny事件といい、金子氏はこの2年後に死去してしまったがP2Pの技術はskypeやBLOCK CHAIN等に応用された。事件の後、Winnyのような共有ソフトの配布・開発行為にて責任の問われた事例はないようである。 【発表の要旨】 (発表演題) 自分の良心に素直に従えないときは? (グループ名) 両親 (グループに属した人) 小川駿太 小河詢平 佐々木啓太 丹野覚佑 関馨太 自分がもし技術力を持っていたとして、良心に従えない場面についてシチュエーションを想定してどのような行動を取るのか、取らないのかを話し合った。 【復習内容】 私達のグループでは、技術力を持った自分として、パソコン内の情報を抜き取ることの出来るコンピュータウイルスを持っていると仮定した。 良心に素直に従えない場合、他人のレポートを盗むことやデータを改ざんすることが出来る。 良心に素直に従う場面では以下のような感情からコンピュータウイルスを使用しないという行動を取ると考えた。 ・バレたらまずい ・罪悪感がある
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A.1. Winny事件は、ファイル共有ソフトWinnyの開発者である金子勇氏が、著作権法違反の幇助犯として逮捕・起訴された刑事事件です?。この事件は、インターネット上でのデジタルコンテンツの著作権の保護と、技術開発者の倫理的責任の範囲と判断について、重要な問題を提起しました。 倫理的な観点から見ると、Winny事件には以下のような論点があります。 Winnyの開発と公開は、著作権侵害を意図したものではなく、ファイル共有ソフトの技術的検証を目的としたものであったと金子氏は主張しました。しかし、Winnyは匿名性の高さや中継機能などによって、著作権侵害に好都合な仕組みを備えており、利用者が急増し、著作権者に多大な経済的被害を与えました。また、Winnyによって個人情報や機密情報などが流出するという社会的被害も発生しました。金子氏は、これらのリスクを十分に認識し、対策を講じるべきであったと言えます。技術開発者は、自らの技術が社会に与える影響を予測し、倫理的な判断を行う責任があります。一方で、Winnyの開発と公開が、著作権法違反の幇助犯に当たるかどうかは、法的にも難しい問題です。著作権法は、刑法総則の幇助犯規定により処罰することを予定しておらず、刑法の幇助は、特定の相手方に対して行うことが必要です。金子氏は、Winnyの利用者と面識がなく、金銭を受け取ってもいないため、正犯の行為を客観的に助長したとは言えないと主張できます。また、Winnyのような技術の提供を処罰することは、技術の自由な発展や表現の自由を制限することになりかねません。技術開発者は、法的な枠組みやガイドラインを明確に知る権利があります。 以上のように、Winny事件は、技術開発者の倫理的責任と法的責任の関係について、多角的な議論を必要とする事件です。 2. 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 ソーシャルゲームなどのチートコードの不正利用や、データ引き抜きによる事前リーグなどの行為について考えた。我々は、これらのチートコードの取得やデータ引き抜きができる技術力を不正利用ではなく、運営に協力する形で使うべきであるとの結論を出した。 3. 自分が持ちうる技術力の使い方次第で善にも悪にもなり得ることを理解した上で技術力を行使するべきであることをよく考えた。
A.Winny 事件とは、2000年代に起こったファイル共有のソフトウェア「winny」の制作者であるプログラマーの金子勇さんが不当に逮捕されてしまった事件で、その後に無事に無罪を勝ち取ったものの、2013年に金子さんは42歳という若さで亡くなってしまいました。最近でもこの「winny 事件」を題材にした映画「winny」も公開されており、非常に社会に影響を与えた事件であったと考えられます。ワークショップでは技術力を持った自分が自分の良心の素直に従えない場面として、他人のパソコンやスマホの情報を抜き取れるようなコンピュータウイルスも作れる技術力を持っているという場面を挙げました。この時、自分の良心に素直に従えない場合、他人のレポートを盗み見する、または改竄するなどの行動がとられると考えられます。もし、自分の良心に従う場合は罪悪感などもありこのようなコンピュータウイルスを使用しない、または興味本位で作らないという行動が考えられます。復習として、人の目を欺くのが上手なマジシャンの技術を持った自分を考えてみました。この時自分の良心に従えない場合、スリを行ったりスーパーの商品を万引きするという行動が考えられます。また、人を惹きつける話をすることが非常に上手い技術を持っている時についても考えてみました。この場合、良心に従えない時はオレオレ詐欺や特殊詐欺、マルチ商法などの行動をするだろうと考えました。
A.(1)ウィニーの前にナップスターがP2Pをつくりました。 ナップスターは学生が考案して開発したものでした。その時期にはmp3の普及がありました。 ウィニーは、完全なP2P、そしてPureP2Pを実現してみせました。 LINEではP2Pが使われましたが、 ZoomではP2Pは見送られてしまいました。2ちゃんねるの創設者であるひろゆき氏は、デジタル庁に不採用にされましたが、最終的にアドバイザーになっています。インターネットはだれでも簡単に使えるものであり、各個人の財産も混在しています。そのため、それらを扱っていく上で倫理的に気をつけるべき点がたくさんあります。 また、宮崎大学に対し、最高裁が「セクハラ捏造」を認定した例があります。身に覚えのない理由で懲戒解雇されたり、パワハラ・セクハラで解雇と報道されたりしたそうです。ハラスメント捏造は検証されたのか?について、捏造の被害に遭った大学関係者は、「大学でのハラスメントの申し立てについては、私的な理由で陥れようとする捏造も多いと感じています。 とはいえ執行部であれば、捏造された側が処分の対象になることはないです。しかし、私のケースのように、執行部が捏造を行った場合は、誰も阻止することはできないのではないでしょうか」。と発言しています。 (2)技術者の立場として、自分の良心に従えない時、経営者に技術的な説明を行い、目先の利益に対するリスクについて理解するよう努め、それでも実行に移されそうになった場合、実行の前に辞職すると思います。 (3)ハラスメントの種類について調べました。パワハラ、セクハラの他、モラルハラスメント(精神的暴力のこと)やマタニティハラスメント(働く女性が妊娠・出産を理由に解雇・雇止めをされることや、妊娠・出産にあたって職場で受ける精神的・肉体的なハラスメントのこと)、カスタマーハラスメント(顧客が企業に対して理不尽なクレーム・言動をすること)などがあることがわかりました。これらを理解することで、捏造されるような疑惑を少しでも起こさないようにできると思いました。
A.情報も、自分で勝手に増えともに淘汰され、利己的なものが生き残ります。サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっています。たとえばフォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行ったという事例、フォルクスワーゲン”排ガス不正事件がありました。音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになりました。また機械で簡単に複製できるようになりました。著作者の権利を守るため法律が発達しました。現代はさまざまな工業製品に取り囲まれています。鉄鉱石から作る鉄は、鉄道や橋梁を作ります。スカイツリーも東京タワーもです。 上司から高圧的に指示されたことに逆らえない状況を考えました。その時に間違った事であれば、周りの仲間に相談しみんなでその上司と話し合いに行けば良いと考えました。 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製であるとわかりました。論文や講演で、研究資源の提供を受けた場合は、利益相反の開示義務があり、資金の獲得は、論文の著者の役割のひとつであるとわかりました。予算執行は、コンプライアンスを遵守し、不正をなくしていくことが大事です。研究をやるにも、資金、装置、サンプルなどの研究資源を調達しなければならないので、研究計画の第一歩は、研究資源を調達計画であるとわかりました。蒸気機関車からはじまり、モータリゼーションを支える自動車、カップラーメンを食べ、ビールを飲み、液晶パネルでテレビを見る現代人を支えてくれているのが工業製品だとわかりました。
A. (1)Winny事件 金子勇がファイル共有ソフトのWinnyを開発し、それを誰もが無料で使用できるようにした。その結果、他人の著作物を自由に共有できるようになってしまい、Winnyを開発した金子氏はこれを予見できたのではないかとして著作権法違反を問われた。最終的には、金子氏には無罪判決が下った。裁判は何年にもわたって続き、金子氏はその間犯罪に関与した疑いを掛けられたまま生活することとなった。その期間精神的に疲れる出来事も多く、金子氏の人生を大きく変えてしまった。この裁判がなければ、金子氏によってまた新しい技術が生み出され、日本のインターネット技術は世界最高まで高まっていたかもしれない。 (2)自分の良心に素直に従えないときは?、チーム後ろ、加藤星、和泉佳助、川前勇斗、齋藤里奈、小泉まい、菊地玲乃、Investigation, Writing-Review & Editing 悪事だと分かっていることを実行しろと上司から指示されたときは、上司に重ねて質問したり、プレゼンしたりして計画の変更を求める。 (3)グループワークの結論について 上司への反論は筋を通さなければない。筋を通すには上司からの質問に耐えられるだけの知識量や、途中で意見を曲げないメンタルが必要である。これらを鍛えるためにまずは自分自身の卒業研究に取り組み、あらゆる質問に答えられるように訓練しなければならないと考えた。
A.例として、公式発表前に情報を抜きとる事前リークや、チートコードの配布が挙げられました。 ゲーム情報のリークが生み出す悪影響として、ユーザーの期待感の減少、ゲーム内外経済の混乱、企業への信頼の低下、株価への影響が分かりました。「ゲーム」というジャンルにおいて、新キャラクターやストーリー展開などに楽しみが含まれているものが多くあります。広報の一環として公式発表される情報は、ユーザーの期待を高めるため、利益拡大のための手段と言えます。しかし、不当なリークによって情報が明らかにされてしまった場合、ユーザーの期待が低下してしまいゲームの価値が薄れてしまうこともあります。最悪の場合、購入意欲やゲームの存在価値自体を落としてしまう可能性も考えられます。また、企業側の問題として、情報漏洩が起これば、その管理元は批判を受けざるを得ません。利益を左右するような場合や、顧客情報の流出が起これば、その企業の信頼は大きく低下してしまうと考えられます。 このような事態が起きてしまう原因として、自己顕示欲や承認欲求が強まってしまうことや、匿名で発表しても影響力が伴うプラットフォームが増えたことなどが考えられます。匿名性があるSNS等のプラットフォームが増えたことで、リークの誘惑に負けてしまう人も少なくありません。バレないだろうという安易な気持ちと、拡散や承認の快感を求めてリークに至ってしまう例は、実際に存在しています。 対策としては、デバッグ側として、運営へ報告するということや従業員に対して秘密保持契約の締結を徹底することが考えられました。
A.(1)再話 P2Pという当時新技術であったネットワークシステムを ログインしなくても多くのデータを保護しながら拡散できるシステムはブロックチェーンシステムとして、LINEやビットコインに応用され使われている。 しかし、金子さんは長い裁判の末、心臓病でなくなってしまった。 (2)ワークショップ チーム名:記録なし メンバー:藁科孝太=概念化、アイデア出し。意見を戦わせた。 共著=駒林郁哉、田澤駿輔、武井勇樹、高橋大喜、出沢一馬 どのような場合倫理を守れないか。 ・愛する人をまもる場合。あるいは人質を取られ脅されている。 ・その技術の被害を受けるものが敵国の人間であったり、害獣であったりする場合。(原子爆弾) ・自分の権力が強すぎて、技術のリスクの影響が小さい場合、暴走した国家権力などに支配されている場合。 大きな利益を得る場合。あるいは、地位などを守る場合。 人気が得られる場合。(迷惑系YOUTUBERなど)あるいは被害を受ける人間の社会からの注目度や発信力が低い場合。 (リニア問題に反対する大井川流水を利用する中小工場) 技術が社会的に正しいと認められる場合。あるいは、罰を受けない場合。(グレーゾーン) 具体例 違法配布→グレーゾーン、利益がある。 (3)3)復習の内容 金子勇の逮捕は妥当か。インターネットで犯罪やちょっとした悪いことをすることは、現実で行うよりリスクが高く感じる。叩かれ、拡散され人生が台無しになった人をたくさん見ているからだ。しかし、大きな犯罪については、これが逆転する。犯罪者を機動隊が制圧すれば現実の犯罪は止められるのに対して、インターネットは隔離、制圧が難しい空間である。 交通網をストップすることは可能だが、インターネットを停止することはできない。 現実より治安が良いように見えて、現実より国家いよる制御が難しいのではないか。
A.(1)Winny事件を通して、技術の発展と国の在り方について考えた、また、今まで学んだことをポスターにしてまとめた。 (2)自分の良心に素直に従えないときは? グループ名:良心 発表者:滋野玲音、富樫聖斗、篠原凛久、新井駆 国を陥れるウイルスソフトを作る技術を持った自分が、テロ組織にソフトを作るように脅されている場面を想像した。 この場面で取り得る行動として、 ・要求通りにウイルスソフトを作る。 ・ウイルスソフトを作る一方でばれないようにアンチウイルスソフトを作る。 ・自分の良心に従い、脅しに屈しない。 等が挙げられた。 (3)Winny騒動について調べた。 Winnyは動画、写真、音楽等の多種多様なファイルを共有することができるソフトウェアである。そのような特徴から、著作権を無視して動画やCDが出回り、多くの人が著作権法違反で逮捕された。 このソフトウェア自体には違法性は無いのだが、国がWinnyを使わないよう呼び掛けたり、開発者の金子勇氏は著作権法違反幇助で逮捕された(その後無罪になったが) しかしその二年後に金子氏は死去したため、「天才をつぶした」と世間の批判が寄せられた。 私は、ソフトウェアに限らず、画期的な技術や製品はそれ自体は罪ではなく、使い方次第だと考えており、金子氏が逮捕されたことや、Winny自体を使うなという国の呼びかけは正直疑問なところがあると感じた。
A.【講義の再話】 インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできない。 嘘は泥棒の始まり、嘘はつかない、自分が信じ込んでしまったらうそをついているつもりはなくても嘘をついていることになる、力や権力があるともっと大変なことになる 宮崎大学、ハラスメントで無罪になった教授は実は無罪だったが、身に覚えがない理由で懲戒解雇され「パワハラ・セクハラで解雇」と報道。亡くなった女子学生との関係を捏造された。裁判資料で事実が明らかとなり、ハラスメントの捏造が検証され、最高裁が「セクハラ捏造」を認定した。 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は「自己複製」。生物は自分勝手に増える化学物質の集合体。情報も、自分で勝手に増える。そして共に淘汰され、利己的なものが生き残る、エネルギーがある限り。 サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。 音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになった。また機械で簡単に複製できるようになった。自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではない。そこで著作者の権利を守るため法律が発達。 Winny:インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェア。Winny事件、P2Pはサーバーを経由しない技術。 すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではない。 電波も資源。 AI技術のために著作権法が規制緩和。AIによる深層学習や機械翻訳の技術開発のためにバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用が広く可能となった。 【発表の要旨】 空気から窒素を作り出した天才ハーバーによる発明は、あるときは人口増加による食糧難を救い、あるときは第一次世界大戦において毒ガス攻撃を行い多くの犠牲者を生み出した。ハーバーは祖国愛の強いユダヤ系ドイツ人であり、国のためにと、戦争に科学を用いることをためらわなかった。 【復習の内容】 当事者にしかわからない真相も、ネットの発達によって拡散され、あべこべなまま噂が独り歩きし、被害者の声はメディアをはじめとする媒体に弾圧されてしまうことがある。
A.授業の再話として以下のようにまとめた。我々が研究、開発、技術職に就いたならば、技術者としての自覚を持ち倫理に従った行動をしなければならない。しかし、度々技術者としての倫理に反した行動が問題となっている。例えば、winny事件はファイル交換ソフトを利用した著作権に反した事件であり、1人の才能ある技術者が、たった1度善悪の道を踏み外したことで失われてしまった。これ以外にも、大学内での教授から学生へのセクハラ行為やパワハラ行為も倫理に反する行為の1つであるが、逆にある人物を陥れるために、学生や学務側からのセクハラ行為の虚偽の報告(捏造)が行われたことで問題となった事例も存在した。このように、自らの自己実現や利益のためだけに倫理に反する行為を行ってはならず、技術者は特に自己実現の欲求に駆られて善悪の道を踏み外さないようにしなければならないということを学んだ。また、情報技術の発展によるサイバー攻撃や上記のwinny事件などの犯罪が過激さを増している。そのため、それらを悪用した倫理に反する行動(著作権違反など)は技術者として恥じるべきであり、自覚と責任を持った行動をとるべきである。 また、グループワークとして以下の内容で討論を行い、グループの結論を導いた。 このグループワークにおいて、私は執筆-原稿作成に取り組んだ。 演題:自分の良心に素直に従えないときは グループ名:黒沼ミステリー 共著者名:平尾朱理、宍戸智哉、佐藤智哉 私たちは、我々人類が良心に素直に従えない場面として、人体実験を考えた。医学や生化学の更なる解明の為に人間のクローンを作製し、そのクローンを用いて実験を繰り返すことを考えた。 仮にこのような状況が起こった場合、クローンの人権や生命倫理の問題について考える必要があり、人体で実験を行うのではなく、生体内の仕組みが人間に似た動物で実験を行うといった行動が取り得ると考えた。 授業外の活動として、自らの倫理観を保つためにはどうしたら良いかを考えてみた。常日頃から倫理観を保つためには、例えばストレスを抱えるなどして平常心を保てていない時に通常とは異なった、感情がむき出しな行動を取ったりする可能性があるため、ストレスを溜め込まないことも大事であると考えた。また、特に技術者に関しては自らの研究や開発の目標を達成するために悪巧みして、データの捏造や改ざん、著作物の盗用などといった行為に至らないように、常に技術者としての自覚と責任を持つ必要があると考えた。
A.(1)インターネットが普及し、もはや無くては生きていけない世の中であるなか、サイバー犯罪やサイバー攻撃が現実のものとなってきている。また、音楽や映画をディジタル化していったことにより、著者の意思に反した複製品などが広まり、無銭で視聴してしまう人が増えるという事態にまで陥っている。しかし、AIによるディープランニングや技術開発を行うにあたって、バックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用(「第一層」に分類される利用)が広く可能となる。 (2)インターネットが普及し、様々な動画や画像が流出している。それらの動画や画像はあらゆる人が見ることが出来る。これを利用し、悪用する人もいる。例として挙げるのが、フェイク動画である。既存の音声や顔の画像を用いて自由自在に操り、事実ではない嘘の動画を作り上げて再生回数を稼ごうとする人々が現れている。フェイク動画が多く作られることによって、あらゆる冤罪や外国との問題が起きてしまう。これらを防ぐためにも、インターネットを利用する上での倫理観が必要となる。 (3)正しい判断を下すための自信は、徹底した訓練で身につけた躾から来るのである。データや、化学技術を扱うことができるのはとても良いことではあるが、そこに正しいか倫理観が備わっていなければ不幸になる人もいる。あらゆるテクノロジーを扱っていく上で、非人道的な扱い方をしないように学習していくことが必要不可欠である。
A.私たちは小さいころからインターネット、SNSに触れている世代に該当します。SNS世代に生きる私たちに求められる能力は、ネットリテラシー、情報モラルです。 winny事件は特に情報に関する技術、リテラシーが問われる事件でした。winnyとは無料のファイル共有ソフトで、動画、写真、音楽、ソフトウェアなど多種多様なファイルを共有することができます。winnyは中央サーバを介さず、匿名性が高いものとなっています。これは逆に、違法ファイルをアップロードしている人物の特定が困難になることを指します。このwinnyの恐ろしい面ばかりが広まり、winny=悪いソフトという認識が世間に広まりました。しかし違法でなければ何ら問題はなく、むしろ便利なソフトなのです。情報技術が常にアップデートされていくものです。つまり情報技術の規制をするだけでなく、私たち自身が情報をどう利用するかということが重要になってくるのです。 演題:技術とお金、グループ名:忘れました 共著者名:大間知美海、村井美明、滝口愛華、男子学生2名 役割:概念化 私たちは技術を使ってもらえる機会をもらえるときとお金の天秤にかけられたときに良心と葛藤すると話し合いました。自分の技術を見つけて使ってもらえるチャンスが少ない中で使ってもらえるという話が出た一方で、それが良くないことに使われるがお金はたくさんもらえると知ったとき、確かに自分たちも一瞬迷うと感じました。 復習の内容として、情報規制と表現の自由の関係について調べました。最近話題になっているニュースとして、SNSを18歳未満利用禁止にする議論があります。ザッカーバーグ氏を中心に現代SNSアプリの代表らが集まり、SNSによる被害などについて話し合ったものです。日本で行った街頭アンケートでも、思春期のSNS利用は自殺を助長するというSNS規制に賛成の声や、生まれたときからSNSに触れている世代に規制をかけるのは難しいというSNS規制に反対の声がありました。
A.(1) 「大学でのハラスメントの申し立ては、目立つ人物を陥れる捏造も多いと感じています。 それでもまともな執行部であれば、捏造された人が処分対象になることはありません。 しかし、私のケースのように、執行部が捏造した場合は、だれも止めることができないのではないでしょうか。」という田中圭太郎の著書がありましたが、このような倫理が問われる時、技術者として、人間倫理として取るべき行動をすべきだと考えます。権力によって素晴らしい技術者が、心の健康を奪われたり社会から抹消されたりする例は存在しますが、これは本当に倫理観がなっていないということです。発達する情報技術や多くのテクノロジーの中でどう行動するかが大きく問われています。 (2) 思い通りにいかない場合を考えました。実験を行い、思い通りの結果が得られなかったとき、失敗原因が分かっていたのでデータを改ざんしてしまう可能性があります。そこで考えられるこの改善方法は改ざんせずに表記し、原因も明らかにする、もう一度同じ実験をやり直す、ということが言えます。 (3) 自分の意見に素直に従えない場合を考えました。先輩や先生からこうしろと言われていても、自分では違う方法がいいと思っているが、先生から言われているということもあり自分の考えに従えない状況があります。この状況では1度その支持に従い、それが終わってから自分のやり方でもやってみるということができるはずです。その結果を持って指導者に相談し、最前の方法を摂ることが出来ます。
A.(1)今回の講義では倫理が問われるときーバイオテクノロジーと情報技術ーという題名でWiny事件を題材として行われた。このWinny事件とは利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信など、深刻な被害を引き起こしたほか、暴露ウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスの媒介やそれに伴う個人情報や機密情報の流出、児童ポルノの流通、大量のデータ交換に伴うネットワークの混雑などの社会問題に発展し、開発者は有罪判決を受けたものである。何年にも及ぶ裁判の末、無罪を勝ち取ったが、裁判後すぐに心筋梗塞で命を落としてしまい、その技術を発展させることができず、日本社会はこの天才発明家による素晴らしい技術を発展させることができなかった。 (2)ワークショップ課題の発表では、避けられない例として上からの圧がこれに該当すると考えた。 (3)今回の講義で読み取れることは、見えているモノだけが、新しい技術が生み出された場合(開発した技術者ではなく社会の一員として)、必要なことは批判をすることではなく、冷静になって物事の善悪を判断できなければならないということである。今回情報の漏洩、流出などといった社会問題を引き起こしたのは間違いない事実であるが、それを起こしたのは言うまでもない、社会の大勢である。なので、違法ダウンロードについてしっかりと罰則を設け、技術者はそれを導かないように開発できる仕組みを構築する必要がある。
A.(1)Winnyを開発した人が悪いのかと問われれば絶対に悪くないと自分は断言することはなかなかできない部分もあるかも知れなくとても難しい部分であると考える。まず、これを個人で開発したことそしてそれは、悪意があるのではなく多くの人に便利に使ってほしいという善意からの物であったことは忘れてはいけない。この事件は悪用してしまった人たちが一番に悪いと思うが。しかし、winny含めて現在全世界で普及しているインターネットは、技術の最先端を走っていることはもちろんだがまた一方で、いつもリスクを感じてしまう部分も多い、それこそウイルスなどが良い例だと考える。しかし、インターネットは生活に必要不可欠な物までになってきており、特に最近は誰もがインターネット上で仕事をするようになって、それは技術に置いてかれずにおり、開発者などにとっては、望みどうりなんだけれど、一方で忘れ危機感も薄くなってしまっているのかも知れない。インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできないということを。だからこの事件から一人一人が使い方に注意しなければならない。 (2)技術力を持った場合は、1人ではなくチームのような複数人の人数になることで、自分の良心に従えなくても止めてもらえる関係性を気づくための行動をすべきだと考える。 (3)技術力を持った場合自分は、1人ではなくチームのような複数人の人数になることで、自分の良心に従えなくても周りの人たちが止めてくれるような、とめてもらえる関係性を気づくための行動をすべきだと考える。
A.コンピュータープログラムの例を用いて、情報技術についての技術者倫理を主に考えた。技術などを学んでおらず、あることをできない人がすべきかどうか考えるのが一般倫理であるのに対し、技術などを学んでいて、できる人がやるかどうかを考えるのが技術者倫理であると知った。P2P(ピアツーピア)の開発に関する話を聞いて、誰にとっても「便利」なものは、不注意な人や未熟な人にとって便利であるだけでなく、悪意を持つ人にとっても便利であることを学んだ。 グループ名は「Mr.CB]、グループ人員は森谷僚介、村松希海、村岡祟弘、高村海斗、北辻永久だった。概念化・データ整理・執筆を行った。ワークショップとしてボパールの工場事故について考えた。 この工場事故では、中間生成物のイソシアン酸メチルが有毒で、これが漏れたことで大事故が起こった。授業で見たこの事件を扱った映画で、パイプからの薬品漏れなどの報告をした従業員に対して、雇用を脅しに黙らせる描写があった。自分たちの生活と技術者としての倫理を天秤にかけざるを得なくなってしまう状況で倫理をとることができるかが問われていると思う。 技術者倫理は「できる人がそれをやるかどうか」ということである。このことから、私たちは技術者として、自分たちが開発した技術やものが社会でどのように役立てられるかだけでなく、どのように悪用され得るのかについても考え、対策しながら研究や開発を行う必要があると思う。授業で映像を見たP2Pの事例では、この悪用され得るのかについての考察と対策が不十分であったために社会的にも大きな事件になってしまったのではないかと考えた。
A.(1) Winny事件を例に、優れた科学技術や先端を走っている科学者の未来が技術の悪用によって途絶えてしまうことが先の未来にどれだけの影響を及ぼすかを学んだ。人々の生活を豊かにしたり人類を進歩させたりしようとして研究を重ねている先端を行く科学者が、倫理観のない者によって社会から罪人とされ足踏みをさせられるのは非常に残念なことだと思った。特にインターネット関連では、科学技術を生み出した科学者だけでなく、それを使用する全ての人が倫理観を持って科学技術を活用することが不可欠であることがわかった。 (2) 【グループ名】 【共著者名】 21512054 甲原澄怜 21512101 上野帆乃夏 【発表内容】 インターネット関連 サイバー攻撃、ハッカーエンジニアなど クレジットカード情報、住所など個人情報の抜き取り 生成AIの悪用 音声合成するクローン技術 →電話での詐欺、情報操作 良心に従わず、お金を報酬として得る (3) どのような場面で、科学者としての倫理が問われるかを考えた。1番に浮かんだのは、目先の報酬に釣られて科学技術の悪用を許してしまうという場面であった。科学者には人々の生活を豊かにするための科学技術の発展のために貢献することが求められるため、自分の利益を優先した行動によって、科学技術の発展を妨害したり人々の生活に不利益をもたらしたりすることは決してあってはならないと思った。
A.(1) 人には誰しも良心があるはずであると信じたい気持ちは誰にでもあるだろう。しかし現実がそうであるかといわれると首を縦に振る人は多くないだろう。世の中には常に一定数の悪人は存在するものだ。今回はそんな世の中の割を食ったwinnyというサーバーを経由しないダウンロードアップロードを可能にしたソフトを作った人物の話だ。簡単な話、このソフトは違法アップロードダウンロードが容易にできてしまうものでもちろんそれをしたら犯罪になりますのでしないこととソフトの作成者は注意書きを施したのだが、それもむなしくwinnyは違法ダウンロードアップロードに沢山利用された。するとwinnyの作成者が逮捕されてしまったのである。このおかげで日本のインターネットの発展はだいぶ出遅れてしまったのである。後にwinnyの開発者は無罪を勝ち取っているが、これらのことから我々にも技術をある程度は理解する力が必要だった。時代のせいもあるだろうが、今後は一人一人が考えこういった事態に対応できることが望ましい。 (2) 概念化 駒林郁哉 藁科孝太 武井勇樹 田澤駿輔 自分の良心に素直に従えないときの一例として原子力発電の建設が挙げられる。原子力発電の建設地としては当然地震や津波の発生する確率の小さい地点に建てられ、万が一起こったときも放射性物質を漏らさないような防災設備も備え付けられる必要があるが。どこまでの規模の地震にまで対応できる設備にするかは計画者の良心にかかっている。コストを抑えるために防災設備を軽微なものにして、その設備の限界を上回る災害が起きてしまってからでは遅い。そうならないためにも建設地域にも住んでいる人がいることを思い出して妥協のない防災設備を作るのが良いと考えた。 (3) 技術を正しく使うことがその技術自体をよく見せることにつながる。その逆もまたしかりということが今回の授業で心に強く響いた。一般の人に分かってもらうためにもそれはとても大切なことだと考えた。
A.
A.(1)日本にはかつて日本に潰された天才がいた。その事件の名前はWinny事件である。プログラマーだった男はWinnyというソフトを開発した。これはP2Pという技術を利用し、大容量のデータ共有に利用する目的で作られたが、映画やゲームソフトを多数のユーザー間で違法に共有し、ダウンロードできる側面も持っていた。しかし、開発者はネット社会の進歩のためと思い無料配布を行なった。すると、Winny利用者が著作権法違反で逮捕され、のちに開発者も犯罪目的の開発を疑われ逮捕された。そして、初公判で有罪判決を受け、のちに無罪を勝ち取ったが二年後に亡くなった。P2Pの技術はスカイプなどのブロックチェーンに応用されており、開発が進んでいれば日本から世界的なIT企業が出ていた可能性があった。そんな天才の時間を日本は裁判で奪い、失ってしまった。 (2)自分の良心に素直に従えないときは? グループ名:良心 グループメンバー:滝口愛華、大間知美海、村井美明、その他二名 技術力をもった自分が自分の良心に素直に従えない場面として、自分にお金がないときに技術を使えば大金がもらえるという状況では、良心に従えないと考える。その場面でとる行動として、流されて従ってしまうと思った。しかし、この行動がどのような結果をもたらすかをよく考え、自分だけでなく第三者も頼りながら、それが正しい事なのか判断しなくてはならないと考える。 (3)講義でWinny事件を知り、日本という国ではこれまでにない考えを否定し、才能ある人をつぶす柔軟性に欠けた国だと感じた。今回の事例は、まさに出る杭は打たれるという言葉がぴったりだと思った。
A.
A.(1) サイバー犯罪やサイバー攻撃について学んだ。例えば、フォルクスワーゲン自動車のECUに、車が検査中であることを察知するソフトウェアーを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。また、機械で簡単に複製できるようになりました。自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではない。そこで著作者の権利をまもるため法律が発達したことを学んだ。印刷技術は、紙の上の喪意を大量に複製できる。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できる。その結果、見たり聞いたりできるのは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとAD変換で見たり聞いたりできるようになった。しかし、すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではない。このことは、例えば不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことが分かった。 (2) 技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像した。そして、その場面で、どんな行動が取りえるのか、話し合った。技術としてメガネをかけることで、空間上にウェブサイトが出現して調べることができる。また悪い場面としてテスト中にカンニングすることができてしまうという案が出た。 (3) 授業で習ったウィニーが気になったので調べた結果、ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由にこうかんできるようにするソフトウェアーだと分かった。
A.(1)サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。たとえばフォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。また、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。 また機械で簡単に複製できるようになりました。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではない。 そこで著作者の権利を守るため法律が発達した。 (2)技術としてスマートグラスといったweb検索などができる眼鏡型のデバイスがある。デバイスを持ったり置いたりせずに検索等ができて非常に便利な技術だが、良心に素直に従えない場面としてテストや試験中のカンニングなどにも使えてしまう。 (3)AI技術のために規制緩和された著作権法について調べた。AI技術の進歩に伴い、著作権法の規制が緩和されることがある。これは、AIが大量のデータを処理し、新たな情報や知識を生成する能力を持つため、従来の著作権法の枠組みが適用しづらくなる場合があるからである。そのため、AI技術の発展を促進し、イノベーションを支援するために、著作権法の改正や規制の緩和が行われることがある。例えばAIが生成した作品やデータについて、著作権法の適用範囲を明確化し、新たな形式の作品に対する著作権保護を規定することがある。ただし、著作権法の規制緩和は、知的財産権の保護と利用のバランスを保つことが重要であり、慎重な検討と議論が必要だと考える。
A.講義内容の再話 2004年5月、「ウィニー」を開発した金子勇氏が著作権法違反幇助容疑で逮捕された。「ウィニー」とは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータやファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。2002年5月に金子氏のホームページ上で無料公開され、全国に広まっていった。様々な応用が考えられる画期的な技術と評価されていた一方で、ウィニーを悪用して映画やゲームソフトなどの著作権所有者に無断で交換する違法行為が広がっていた。悪用さえていたことを知りながら交換ソフトを提供し続けていたことが、前述の著作権法違反幇助に当たるということだった。この裁判に対する世間の反応は大きく分かれていた。それは違法行為の氾濫を憂慮する人たちと、ソフトウェアの自由な開発と公開が情報技術の進歩に貢献するという考えの人たちとの対立であった。最高裁の判決は無罪判決であり、その理由は適法にも違法にも利用できるソフトは価値中立とみなされるというものであった。わかりやすく言うと、銃を開発した技術者が殺人幇助、自動車を開発した人が自動車運転過失致死超幇助に問われることはない。しかし、技術者個人が、危険が予想される技術を開発し、勝手に世の中に広めてよいものでもない。この新しい技術の二面性をしっかりと考える必要がある。 ワークショップ課題の発表要旨 発表演題:自分の良心に従えないときは? グループ名:良心 共著者名:篠原凛久、富樫聖斗、滋野玲音 役割:文書作成 技術力を持った自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、ウィルスソフトを作る技術を持つ自分がテロ集団にソフトを作らないと殺すと脅されている場面を想像した。その場面では、要求通りにソフトを作る、アンチウィルスソフトを作る、自決する、自分の良心に従って断るといった行動がとり得ると考えられる。 復習の内容 新しい技術で生活が便利になる一方で、開発者が意図しない方法で犯罪に悪用されてしまうことがあるということを学んだ。今回はWinnyの実例を学んだわけであるが、将来技術者を目指す者として、新しい技術がただ生活を豊かにするだけでなく、他人に悪用されないよう、犯罪の温床にならないような対策を立てた上で、より優れた技術を開発していくべきであると強く感じた。
A.講義の再話 コンピューターウイルスとワームは異なり、ワームは自身を増殖させ、単独で活動し、感染を拡大させるウイルスであり、コンピューターウイルスはPCの攻撃やデータを盗むウイルスである。日本の情報技術において過去にWinny事件があった。Winny事件とは、ファイル共有ソフトWinnyに絡む著作権法違反を問われた刑事事件である。Winnyは、金子勇によって、2002年から開発されたソフトである。Winnyは、匿名性の高さで注目を集め、Winnyネットワーク上で流通する映画や音楽、ゲームなどの著作物を目的に利用者が増えたが、同時に著作権侵害が問題視され、操作の対象となった。開発者の金子氏は逮捕されたが、最終的に最高裁判所で無罪の判決を受けた。この事件ではP2Pという技術が使われ、現在ではLINEなどで使われている。 発表の要旨 グループ名:良心 共著者名:新井駆、篠原凛久、滋野玲音 自分の良心に従えない場面を考えた。ウイルスソフトを作らように脅される場面とし、取れる行動は、要求通りに作る、アンチウイルスソフトを作るなどが挙げられた。 復習の内容 自分の良心に素直に従えない場面として、ウイルスソフトを作る技術を持つ自分がテロ集団にウイルスソフトを作らないと脅されるとする。取れる行動として、要求通りにウイルスソフトを作る、アンチウイルスソフトを密かに作る、自決するなどが挙げられた。
A. 第七回の講義では、倫理観が問われるとき、バイオテクノロジーと情報技術について考えます。みんなが素晴らしい生活を送るためには、バイオテクノロジーや情報技術を発達させる必要があります。特に情報技術は進化に伴って、恐ろしい部分も隠し持っています。その中でもインターネット、SNSに視点をむけてみると、これらは一般人が自由に使えるが故に、様々な使われ方がされています。悪いことに目を向けると、誹謗中傷だとか、詐欺だとか。本来は豊かに便利に使用されることを目的とされて開発されたのに、このようなことは非常に残念な使われ方ですよね。インターネットは、政府や警察が管理しているわけではありません。だからこそ、正しい理解をして、正しい使い方をする必要があります。さて、このような話をして、最後に技術者倫理で学んだことを総括のためポスターにして前半は終わります。倫理について、よく考える機会になって良かったと思います。 グループワーク発表では、グループ名「サブスクリプション長田」、メンバー「佐々木秀人、伊藤蓮、神田燦汰、小林太陽、高泉快斗、岩崎麟汰」で、良心に従うためにはどうしたら良いかを議論しました。無料のアプリやサイト、ソフトが今の世の中にはありますが、それらを作り、使うことで便利で生きやすくなります。しかしそれらを使わずにサブスクを使うことによって技術者としての良心を保ち、正しい技術の使い方になると考えます。 七回目の授業で学んだことは、技術が発達するということは倫理が問われる瞬間であるということです。便利な世の中になっていく一方で、問題も増えていくことがあります。このようなとき、どのように使っていくのか、どのように向き合っていくのかを考え、正しい使い方をする必要があると考えます。
A.(1)講義内容の再話 皆さんはWinnyをご存じだろうか。知っている方は挙手してみてください。そうですねあまりいませんね。ではlineを知らないかは挙手をしてみてください。そうですね皆さん知っているそれどころかほとんどの方は使用されていると思います。実はlineとWinnyは基本的に同じ仕組みを持っているんです。ではWinnyとは何となりますよね。実はlineが出来るよりはるか昔金子勇という日本人によって2002年に開発されたPeer to Peer(P2P)技術を応用したファイル共有ソフト、電子掲示板構築ソフトです。しかし今この名前を聴くことはありませんね。それはなぜか、そう実は犯罪に使用されたとして開発者が逮捕されてしまったから開発がストップしてしまったからですね。もしこの技術の発展が続けば日本がデジタル世界の最先端を走り続ける事が出来たのではないかといわれるほどの事件でした。皆さんはこの逮捕についてどう考えますか?確かに犯罪の温床になりかねないとして規制したい意思もわかりますが、これは技術倫理視点の判断ともいえるでしょう。責任問題なんかもかかわってきますね。そのため技術者倫理に基づいた安全性を非技術者に正しく伝え理解していただく事、そしてそれらによる法の整備の重要性などが顕著になったともいえるでしょう。 現在ではソフトウェア開発者に責任はないという判例のお陰で開発者が守られるようになりましたが、他分野では開発者の責任の範囲が明確化していない分野もたくさんあります。(以下は私なら入れるであろう講義内容から少し外れる部分となります) 皆さんが今後進むであろう分野に関して、裁判沙汰などの判例を調べ、責任の範囲を確認して見ましょう。 (2) ワークショップの課題及び発表趣旨 グループ名:冬ですね 共同著者:藁科、田澤、出澤、駒林、田澤、武井 自信の役割:Investigation 演題:技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像し、その場面で、どのような行動が取りえるのかグループで議論し対策などを考えよ。 ワークショップの課題及び発表趣旨:私達の班では、自分の良心に素直に従えない場面として、大切に思う物事を引き合いに出される場面で最もリスクがあるのではないかという話が挙がった。また、どのような行動がと取りえるかに関しては、冷静に判断を下せるように時間を確保し、可能であれば第三者に相談し責任と倫理を分散平均化する方向に行動してはどうかとう意見が複数人の議論から出てきた。さらに対策として、複数の指揮、監視系統の準備などで低減が出来るのではないかという議論がなされた。発表内容の趣旨としては、上記の行動を選択した理由およびなぜこの考えに至ったかに関して理解していただくことを目的とし、グループ内で散らかった意見をまとめ準備を行いました。 (3) 復習の内容 技術者として上記の様な事態に陥るリスクを低減する方法として、個人あたりの情報に制限を掛けるというのも一つの案であると講義後に考えた。契機となったものはガンダムUCと呼ばれるアニメを見ていた際に上記のリスク管理を行っており、進行速度は遅くなるが、個人の負担及びリスクはかなり低減されることが期待できると考えた。しかし同時に最終生成物、産物(技術を含む)が倫理観の壁を軽々しく超えてしまうリスクも同時にはらむ性質であると負の面も大きいことに友人との会話中にて発見し、現実ではこの管理方法はあるのだろうかと考えたときに実際大きい企業では部分的にこのような構造になっている可能性があると推測した。
A.(1)音楽や映画をデジタル化することで、完全な複製が可能になりました。まて、機械で簡単に複製することが出来ます。そこで、著作者の権利を守るために、法律が発達しました。ディープフェイクとは、AI(人工知能)を用いて、人物の動画や音声を人工的に合成する処理技術を指します。印刷技術が宗教改革をおこしたように、デジタル技術が新しい社会へと誘っています。インターネットは、電子化された文字を一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でデジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたり出来るようになりました。アクチュエーターとは、“エネルギー”を、直進移動や回転・曲げなど、何らかの“動作”に変換する装置のことです。 入力されるエネルギーには、電気のほか、空気や油による圧力(空気圧、油圧)、電磁石による磁力、蒸気や熱など、さまざまなものがあります。しかし、全ての情報を文字にすることは出来ないし、あるいはするべきではありません。 (2)技術力を持った自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像してみました。そこで、既存の音声や顔の画像を用いて、ディープフェイク動画を作成することを考えました。例えば、総理大臣や教授の顔や声を使って、嘘の情報の動画を作り、再生回数を得るなどです。 (3)既存の音声や顔の画像を用いてフェイク動画を作って、嘘のニュースを流して再生回数を得る。
A.
A.(1)Winnyは、元東京大学大学院情報理工学系研究科助手の金子勇により開発された。これはP2P(ピアツーピア)と呼ばれるサーバーを介さずに、ロックチェーン技術という情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続して、取引記録を暗号技術を用いて分散的に処理・記録できる技術を利用した画期的なソフトウェアである。一方で著作権法の送信可能化権の侵害にあたる違法行為がなされていた。映画の違法なアップロードや違法視聴、児童ポルノなどが横行し問題視され、実際に逮捕者もでた。 そんな中で、金子勇氏が逮捕されてしまう。 後に無罪釈放された。これは天才を失った事例として有名である。この者がさらなるソフトの開発などをしていればネットの世界は変わっていたに違いない。 (2)演題:倫理に関するポスターを描こう 役割:ポスターの作成 私は地球温暖化に関するポスターを制作した。倫理について真っ先に思いついたのが、地球温暖化や公害問題であった。地球温暖化を防ぐには二酸化炭素の排出量を減らすことが大切である。そのためにまず一人一人が1日でどれくらいの二酸化炭素を排出しているか、理解し、減らしていく必要がある。具体的には、エアコンの温度を24℃にする、エアコンのほこりや汚れを落とす、使っていない電気を消す、節水する、エコバッグを使う、植物を育てる、など様々である。今日から始められる簡単なこともたくさんある。ひとりひとりが今地球で起こっていることを理解し取り組んでいく必要があると思う。 (3)winnyの存在を今回の講義で初めて知った。まだまだ、自分が知らないことは世界にあふれていると実感した。これからも、知識を増やしていき、今私たちができることをしていきたい。
A.(1)Winny事件を例に倫理について学んだ。Winnyは、金子勇が2002年に開発し、大容量のデータを共有するために使われるためだが映画やゲームソフトを多数のユーザー間で違法に共有しダウンロードできる側面も持っている。金子勇は、こうした使われ方がされると知っていたが無料配布した。Winny利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信などの被害を引き起こした。また、個人情報や気密情報の流出などの社会問題に発展した。そのため、金子勇は著作権侵害行為ほう助の疑いで逮捕されたが無罪を勝ち取った。日本は、良心に従ってしまったがゆえに日本の天才プログラマーを失った。 (2)テーマ:自分自身の良心にしたがえないときは 自分の良心に従えないときについて議論を行った。私たちの班では、自分の良心に従えない場面として、自動販売機で、前の人のお釣りが入っていたときと想定する。前の人が取り忘れたお釣りを発見したら、良心に従えずに、そのまま自分のものにしてしまうと思う。もし、今後このような場面に遭遇したら自分のものにするのではなく、警察に届けなければならないと考えた。 (3)グループワークで調べた以外の良心に従えない場面を考えた。良心に従えない場面として道端でゴミを見つけたときと想定する。私は、道端でゴミを見つけたら良心に従えずに、素通りしてしまうと思う。私は、ゴミが落ちていることを発見した人が拾うべきであると思うので今後このような場面に遭遇したらゴミを見つけたら拾って捨てるべきだと考えた。
A.(1) winny事件はファイル共有ソフト『winny』に絡む著作権法違反を問われたものの無罪判決となった事件である。ネットワーク上に存在する映画、漫画プレイステーション2のゲームソフトなどの利用を目的とし市販コンテンツのデータをネット上で入手する行為が行われていた。 音楽をデジタル化することで完全な複製が出来るようになり、また機械で簡単に複製することができるようになった。自由に音楽や映画を複製されてしまったら多大なる被害を受けることになるため、それらを守るための法律が発達した。 2 他者の技術を盗用しそれを利用する。 無料のアプリやソフトを利用することができるが、違法なサブスクリプションを利用する。 3 この授業が終わってから自分で考えたことは、新しい技術が発達すると、それにより新たな被害が発生する可能性が存在する。その被害から守るために同時に法律も発達するのではないかと思った。 最近で話題になった時間は、漫画村の時間である作者や、出版社に3200億円の被害を与えたと推計され著作権侵害の深刻さを浮き彫りにした。 漫画をネット上に載せ、サイトの収入源として広告費を不正に得る『アドフラウト(広告詐欺』と呼ばれる手口が世間に知られるようになった。 最近ではyoutubeにもアニメの違法動画や、漫画の違法掲載の動画があるとされ、技術が上がっていくと、被害も与えるという現象を目の当たりにした。
A. 化学に関わらず技術を持つ者は自分が意図せずとも事件に巻き込まれることもある。技術を持つことは力を持つことであり、力を持つ者は責任を問われることとなる。Winny事件もその事例の一つである。元東京大学大学院情報理工学系研究科助手である金子勇はWinnyと呼ばれるインターネットで結ばれた個人のパソコン間で大きなデータやファイルを自由に交換することを可能としたソフトウェアである。このソフトウェアは便利な一方、匿名でのやりとりが可能なため、音楽や映像の違法アップロード等、著作権法を違反するような行為にも利用されるようになった。これにより、違反者だけでなく開発者である金子勇までも著作権侵害行為を補助したとして逮捕された。その後、金子勇は無罪となった。 技術力をもつことは力を持つことと同義である。力をもった自分が良心にしたがえない場面はどのような場面か。また、そのときどんな行動が取りえるのか考えた。 グループ名「ミイラ」、共著者名:田中ひかり 一戸 友花 Hani Umairah 役割:Visualization 音声偽装の技術を持った場面で考えた。行動例として、次のようなことが考えられた。 電話詐欺や他人のなりすましに利用でき、簡単に個人情報を盗むことができると考えた。 同様に音声偽装技術を持った場合の行動について考えた。音声偽装技術によって他人のなりすましが容易に可能である。その場合、電話による詐欺によりお金を騙しとったり、個人情報を盗んだりできる。また、技術力が高ければ声紋認証も容易に突破することが可能であり、情報を簡単に盗むことができるだろうと考えた。
A.・バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製だ。生物は、自分に勝手に増える 化学物質の集合体だ。 情報も、自分で勝手に増える。 そして、ともに淘汰され、利己的なものが生き残る。 エネルギーがある限り。 サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。たとえばフォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになりました。 また機械で簡単に複製できるようになりました。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではありません。 そこで著作者の権利を守るため法律が発達しました。 ・既存の音声や顔を使ったフェイク動画で虚偽の情報を流すと動画サイトなどで再生回数が稼げ、収入になるという意見が出た。しかし権利の侵害などをしっかり考えて踏みとどまるべきである。 ・STEAM教育について復習した。「STEAM教育」とは「科学(Science)」「技術(Technology)」「工学(Engineering)」 「芸術・教養(Art)」「数学(Mathematics )」の5つの頭文字からつくられた言葉です。 これら5つの観点を重要視し、21世紀型のスキルを養うことが求められます。STEM教育に「芸術・教養」(Art)の要素が加えられてSTEAM教育へと発展しました。STEAM教育では、文理の枠を超えて各教科での学習を実社会での学習に生かす能力の育成がねらいとされます。実際の指導のなかでは、各教科での学習や総合学習との連携も大切にされていくと言われています
A.【授業の再話】にあったWinny事件を取り上げて今回の議題について考えて行った。この事件ではWinnyという画期的なファイル共有ソフトであり、これを一般公開して違法なファイルのやり取りがWinnyを介して行われていたため、ソフトの開発者である金子さんが逮捕されてしまった。これは著作権侵害用途に使われていたため、それ目的で今回のソフトを開発したのではないかという観点から開発されたものと判断されたためであった。しかし、裁判で無実を勝ち取ったものの復帰して僅か2年で急病でなくなってしまった。しかしそのシステムは画期的なものがあり、様々な所にとその技術が使われている。やはり開発する者はそれを開発して世に出した際の最大限のリスクを考えておく必要があるという話であった。 【発表の要旨】 良心に素直に従えない場面としては会社からものを作れと言われたがそのままそのものを作ってしまった場合に悪用や危険なことが起こりえるときを考えた。会社側は利益が出ればよいと考え、進めてと言うが社会全体で考えると不利益になってしまうので、技術者倫理の観点から作れないと断り、1人が言ってもダメだと思うのでマスコミなどにリークや告発をしてどうにか作らないようにすることがとりえる行動であると考えた。 【復讐の内容】今回の講義では開発者が自身の開発したものを他者に利用されたが故に自身や著作権侵害された人達の利益などが侵されてしまった。その他にも良心に素直に従えなかったり、自国のために大量殺人兵器である毒ガスを開発してしまったハーバー、ロケットの打ち上げが知識として知っていながら上司にあたる人に講義しに行きながらも止めることができなかった事例などを取り上げて技術者倫理について学んだ。やはり科学は生活を豊かにする反面大量虐殺を起こしうる危険性も秘めているため、技術を持つものは倫理観をしっかり持つ必要があると研究にあたる前に認識できた。
A.(1)講義の再話 「Winny」の動画を見て、優秀なプログラマーがインターネット技術を大きく前進させると信じて公開したソフトウェアが、予想外に悪用されてしまい、開発者の金子さんが裁判をすることになった事件について考えた。結果無罪にはなったが、裁判には長年の歳月がかかり、優秀なプログラマーだった彼は「Winny」以上の功績が出せずに亡くなってしまった。 このように、優秀な人を個人的な恨みで潰そうとする人や、優秀な人が冤罪などで権力者や国に潰される事件は多い。理不尽に技術や能力を奪われないために、自らが学んで知識を得て対策するしかない。 (2)発表の要旨 演題:ポスター制作「ランサムウェアに注意!!」 内容:ランサムウェアとは、身代金という意味の「Ransom」と「Software」を組み合わせた言葉である。データを不正に暗号化し、復元することと引き換えに身代金を要求するマルウェアで、近年被害が増加しており、個人だけでなく会社などでも被害を受けている。私はこのソフトウェアを知らなかったため、被害を受ける可能性があると感じ、対策方法などを学ぶ必要があると考えたため選んだ。 演題:良心に従えない状況・技術は何か、グループ名:後ろ、共著者名:川前勇斗・小泉まい・菊地玲乃・加藤星・和泉佳助、自分の役割:概念化・調査・可視化・執筆。 内容:上司の指示→なかなかあらがえず、従ってしまう→対策として、危険性を提示したり、質問攻めをして考え直してもらったり、さらに上の人に相談するなどがある。 (3)復習の内容 クローン技術も、良心的に使用してはならない技術であると考える。例として人間に焦点を当てる。クローン人間がもし合法となったら、クローン人間が商品となり奴隷のように扱われたり、命の価値が下がり生物兵器として敵地に送り込まれる可能性もある。また、クローン動物に関しても、絶滅してもまた増やすことができるため、命が軽視される恐れがある。クローン技術は、全体的に命を軽んじる技術になりかねないと考えられるため、使用してはならないと思う。
A.(1)「倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-」の授業において、実際にあったWinny事件などを通じて、デジタル化が進み多くの情報技術が存在する現代において正しい情報と謝っている情報(ディープフェイクなど)を見分けることの重要性とそれに伴う危険性、守られるべき技術と権利について学んだ。Winny事件では、ファイル共有ソフト「Winny」を使用したことによる著作権法違反の疑いで世界で初めて刑事摘発され、著作物の違法コピーやウイルス介した情報流出について問題視されることとなった。 (2)平常演習「自分の良心に素直に従えないときは?」において、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像し、その場面でどんな行動が取り扱えるのか話し合う。実験を行い思い通りの結果が得られなかったとき、失敗原因がわかっていた場合データの改ざんをしてしまう可能性がある。そのような場面において、改ざんせず実験結果をありのままに記載し、原因を明らかにする。また、もう一度失敗を生かして実験をやり直すべきではないかと考えた。チーム名は天然水、グループメンバーは松永凜、山崎優月、佐藤きらり、神谷明里、加納和乃、役割は情報収集を行った。 (3)グループワークでは(2)に示したように考えたが、このような失敗により自分の立場が危うくなる状況にあった場合に技術者としての倫理観を貫けるかは難しい問題だと思った。一つのミスや失敗から職を失うかもしれないとなれば、自分や家族の生活を賄うために仕事を失うことは厳しいため失敗をばれたくないといった考えが生じる可能性がある。その結果、多少のミスなら誤魔化せるのではないか、失敗をなかったことにはできないのか、自分以外に原因があったことにできないのかなどといった考えが生じてしまう恐れがある。今現在のように自分がそのような状況におかれていなければ技術者として取るべき行動を冷静に考えることができるが、実際に現場で失敗を犯した状況にいるとなれば、冷静な判断をするのは難しいものであると思われる。そのため、目の前の状況や自分の身に何が起きうるかだけでなく、その失敗からどのような事故や被害が生まれる危険性があるのか、その失敗から何を学ぶべきなのかについて考えることが重要なのだと思った。
A.
A.(1) Winnyは金子勇によって開発が始まった。Winnyとは、YouTube等がまだない時代、分散型コンピューティングの一つであるP2P技術を使ったファイル共有ソフトである。このソフトは匿名性が極めて高く、動画の違法コピーやコンピューターウィルスによる情報流出を引き起こした。 開発者である金子勇は著作権法違反ほう助の疑いで逮捕され、7年半の裁判の結果無罪となった。 このように、優れた技術は利用者しだいで悪になることもある。 (2) 演題:倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術- グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 役割:調査 私たちのグループでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、卒業研究などの実験とその結果の共有の場面を想像した。その場面で、どんな行動が取りえるのかについても話し合った。具体的な設定としては、実験結果を巡り、上司や教授から実験結果を改ざん、もしくは良いデータのみ公表しなさいという圧力である。それらの圧力には、自分一人では、到底良心に従えないため、第三者に相談することや、仲間を作ることによって、解決への一歩をたどることができるのではないかという意見にまとまった。 (3)著作権についての問題として、AIイラストについて調べた。AIに多数の漫画やアニメを読み込ませて分析した場合、著作権侵害にあたるかどうかは諸説がある状況である。AIの学習元の作品と似ている作品が出力された場合、依拠性が認められないことがある。しかし、AIの学習元の中に著作物が含まれていることを理由に依拠性が認められる場合もある。 AIによるイラスト作成技術は、うまく使えば役に立つ技術だが、著作権侵害との兼ね合いが難しい問題であると感じた。
A.(1) バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製である。生物は自分に勝手に増える 化学物質の集合体だ。 情報も自分で勝手に増える。 そしてともに淘汰されることにより利己的なものが生き残る。音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになった。 また機械で簡単に複製できるようにもなった。 自由に音楽や映画を複製されたのでは1番初めに作った人にとっては許すことが出来ないであろう。そこで著作者の権利を守るため法律が発達した。ここから、Winny事件についてである。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。Winny事件では、音楽や映像などの著作物の違法コピーや、コンピューターウイルスを介した情報流出を引き起こし、著作権団体などから問題視されている。 (2)自分の良心に従わないという時の事例をあげる。 既存の音声などを用いてフェイク動画を作り、嘘のニュースを流して再生回数を得ることである。 (3)世の中は便利になり、色々なフェイクニュースとかが流れている。それを見抜ける力はまだ自分にはないが、そのような力がないと犯罪に発展したり、いつか自分が後悔するかもしれないということを学び、ソフトウェアなどの勉強も大切だと強く感じた。また、自分にそういう知識ができたとしても、決して悪用せずフェイク何とかを作らないようにすると心に誓った。
A.(1) この回の講義では断熱性能の比較の動画やSDGsの動画を参考に未来に向けて、地球温暖化と人口爆発について学んだ。人口爆発によって考えられる危険性は食品不足、統制維持、など様々挙げられる。この時どうすればいいかを考える力を養うためにも教育が必要だと知った。教育といっても子供だけに限らず、若者全般に言える教育だと思う。例えば地球温暖化が進んでいるという事実があるが、これを防ぐためにはどうすればいいか。まず考えられることは二酸化炭素の排出量を抑えることだ。そのため自動車会社では電気自動車の開発を進め、二酸化炭素の排出を抑えている。また、電気自動車の電池は住宅電池をリユースするなど、さらに環境に配慮した技術で制作している。このように、問題を防ぐ、抑えるためにどうしたらいいかと考える力は今後ひとが生きるために養わなくてはいけない力だと知った。 (2) グループワークでは昨日の二酸化炭素の排出量はいくらだったか、二酸化炭素の排出量を把握しやすくするために工夫仕手ある工業製品について話し合った。個人の二酸化炭素排出量は把握する機会を作っておらず、分からなかった。二酸化炭素の排出を把握しやすいよう工夫された工業製品として選んだのは車用CO2モニターだ。車のシガーソケットに取り付けて人の呼吸による二酸化炭素やエアコンによる排出を計測してくれるので、それを目安に気をつけることができる。 (3) 地球温暖化を防ごう、二酸化炭素の排出を抑えよう、口にすることは簡単だが、実際にではどうするかといわれたときにアイディアを出せるのか想像力はあるのかということを知らされた。私にはまだその力はまだ役に立たない程度のものだ。しかし、様々な問題がある世の中でどうすれば解決できるのかを面と向かって考えることで力を養うことができると知ったため、技術者の卵としては力を養わなければと感じた。
A.(1)みなさんWinny事件をご存知ですか?ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権違法を問われたが、のちに無罪となった刑事事件のことだ。確かに「Winny」が当時の匿名性が極めて高い、著作物の違法コピーや、コンピュータウイルスを介した情報流出を引き起こし問題視されてはいたが実用性レベルの匿名性の高いデータのやり取りなどの実現させている。開発者はのちに無罪になっているし、開発者に悪用の意図はなかった、そいが認められたからだ。ただそれが悪用されるという部分がフォーカスされたことで罪を被っている。最近では誰もがインターネット上で仕事をしているが、インターネットはグローバルな空間で人類の財産であって、政府はコントロールできないということを忘れている。情報技術、これはウイルスを作ることができる、それをばら撒くかどうかは工学倫理に関わるものだ。私たちは、そこで止まる工学倫理に基づき、生きていかなくてはならない。これからもインターネットは進化していくだろう、その中でみなさんは正しい情報を選択し、正しい知識と技術をどうか良い方向に使ってくれることが技術者倫理の在り方だ。 (2) 「自分の良心に素直に従えないときについて」 グループ名:冬ですね メンバー:高橋大喜(本人)、藁科孝太、田澤駿輔、武井勇樹、出澤一馬、駒林郁哉 役割→藁科さんを中心に、みんなが意見を出してまとめてもらいました。 話した内容→私たちのグループでは自分の良心に素直に従えない時に考えられる、概念的な部分から考えました。それらには愛憎、強弱、損得、好き嫌い、善悪の5つの案が出てきました。具体例を挙げると違法アップロードをあげます。これは損得と、善悪という思いがあるの中で、喜んでほしいという自分の中のエゴイストという部分が大きいのかなという考えが生まれました。 (3) [平常演習]q.181自分の良心に素直に従えないときは? →私たちのグループワープで出なかった、事例について考えについてもう一度考えてみる。 私が考えた事例は、震災などの災害が起きた時に募金をするかしないかというものが自分の良心に素直にしたがえない事例なのかなと考えた。これは、グループ内で出た5つのキーワードで言うと、損得と善悪が関わっていると考えた。自分は復興にお金を募金したいけれど、自分の生活が厳しい、直接的にメリットがないと考えてしまい、損得で判断してしまうと言うことだ。本来なら災害が起きた時に損得で考えてしまうのは悲しいことだ。被災した人の元にそのような意見が聞こえてしまったら、とても恐ろしいと私は思う。私は、損得で考えるのを悪いとは思わないが、寄付する金額を自分の昼飯1回分とか、そのくらいにすれば損はほとんどない、私が言いたいのはそこに被災地への気持があるかどうかだと思う。少ない金額でも多くの人が寄付すれば大きなお金になります、また被災した方からすれば、どんな形であれ、助けてもらえることは嬉しいと考えます。これが私の考えた、自分の良心に素直に従えない時についてです。
A.(1)Winnyの開発者である金子勇は優秀な人材であったのにもかかわらず、時代の技術の先端を行く彼を世間は叩き、犯罪だと罵った。Winnyは本来大容量のデータを共有するために使われるべきだが、映画やゲームソフトを多数のユーザー間で違法に共有しダウンロードできるという側面も持つ。それを世間は恐れた。結局無罪になり世間に認められていく。しかし金子さんの貴重な時間を奪い、画期的な技術であるP2Pを活かしたWinnyはビジネスの基礎を築いていたかもしれない未来も壊し、優秀な人材を失った。この反省が生かされ、ソフトウェアの開発や配布行為が責任を問われることはなくなった。 (2)世界にもまだない技術を用いて新たな産業を生み出し環境を良くしたいという良心に従いたいが、周りの環境が変わることや、損得、十分な情報がないため技術力のある人をたたき、応援金や良意見をもらえないため自分の良心に素直に従えない。取り得る行動は情報の開示、安全性の証明、将来への全貌を詳しく示すことが重要であると考えた。 (3)新たな技術が現れることを恐れず、優秀な人材を失わないことが将来的に重要だ。世間はこの新たな環境に適応する能力や、受け入れる力を養う必要があると考えた。ただ新技術を恐れるのも無理はないため安全性の証明や十分な情報の開示等を詳しく説明する必要があることもまた事実であると考えた。Winny事件があったことで今のソフトウェア業界が発展し続けていくきっかけになったとプラスの面としてもとらえたいと考えた。
A.【講義の再話】 Winny(ウィニー)事件と呼ばれる事件がある。これは約20年前にインターネット上に公開された「Winny」というファイル共有ソフトが発端となった事件である。東京大学で助手として勤務していた金子さんが開発したWinnyは映画や音楽、ゲームなどデータ量の大きいファイルでも簡単に共有が可能となる画期的なソフトで、瞬く間に世間に広まった。 ところが、このソフトを悪用し、著作権を侵害するような違法な行為が相次いだ。これによりWinnyや開発者の金子さんへの世間からの評価は悪くなる一方だった。そして、金子さんは著作権法違反のほう助の罪で逮捕される事態となったのである。 長期にわたる裁判の結果、金子さんの無罪は証明されたが、この間Winnyに類似した技術は世界で開発され普及していた。もし、金子さんが逮捕されずにWinnyが世界に普及すれば、国内の技術の世界進出に大きく貢献したのではないだろうか。このように、技術に対し法整備が不十分であったことから失われた財産は少なくないのである。 【発表の要旨】 技術を持った自分が良心に素直に従えない場面について、スポーツ選手を取り上げることにした。ドーピング検査に感知されない薬物やその製造方法を得た選手は、良心ではやめなければならない、とわかっていても大会のたびに使用してしまうとする。この結果考えられるのは、薬物による思わぬ副作用が挙げられる。また、薬物を摂取していない際に競技をした場合にパフォーマンスが低下することにより、結果的にドーピングが発覚してしまうことも考えられる。この結果を回避するには、薬物をはじめから摂取しないことに尽きるだろう。 【復習の内容】 Winnyが実際に用いていた通信規格P2Pについて調べた。これはPeer to Peerの略であり、不特定多数のコンピュータ同士でサーバーを介さずにファイル共有等ができる規格であると分かった。P2Pは実際に、スマートフォンアプリケーションのLINEやビットコインなどのサービスで用いられている。
A.(1)講義内容の再話 私たちは常に好きに自由に生きていたいと考えているはずである。しかし、皆が思い思い自由気ままに過ごしたら、世の中はあっという間に破滅してしまう。それを防ぐためにや法律などがある。フランス革命では君主が全ての権利を持ち(絶対王政)から民主主義へ移行し、自由を手にするために多くの血が流れた。しかし、民主主義に移行することで国民が主権を持ち、国民によって法を定め、政治を行うことができるようになった。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 「規制緩和を調べてみましょう。」チーム名 不明 倉持光成 小野寺諒太 軽部南都 私たちはガソリンスタンでの例をあげる。ガソリンスタンドでは、以前は従業員が店舗内で客の車を監視し、安全が確認された場合に備え付けの装置から給油許可を出していた。しかし、従業員がタブレット端末を使って客の車に給油許可を出せるように規制を緩和した。これによって、少ない従業員でも仕事を回すことができ、業務を効率的に行うことができるようになった。 (3)復習の内容 ルールはその背景を知らないと私たちの自由を縛るもののように感じてしまうが、実際は私たちの自由を守っているということを皆が理解する必要があると感じた。自分だけが得をしようとしてしまうと、みんなが損をする。損をしないために出し抜くといったことが繰り返されてしまうと社会が回らなくなってしまう。このことを今後も忘れずにいきたい。
A.
A.(1)技術者(研究・開発)といった仕事は、消費者のニーズを調べたうえでどのようなメリットがあるのか、どのようなデメリットがあるのかを調査する。それをつくるまでの原料や過程を考えることは極めて重要であるが、それよりも生産過程で産出される廃棄物や排水をどのようにして安全に処理するのかまで考えることを忘れてはいけない。この研究過程で、ねつ造や改ざん、盗用といったことは決して行ってはいけない。実験のデータは失敗しても、成功しても堂々と公表することが絶対のルールである。失敗したらその原因を考察し成功に導くようにする。 (2)私たちのグループでは実験を行い、思い通りの結果が得られなかった時、失敗原因が分かっていたのでデータを改ざんしてしまう可能性を場面に設定して議論した。この場面のとき、改ざんせずに表記し、原因を明らかにすることとと共に、その反省点を踏まえもう1度おなじ実験を行うことで理想の結果が得られるようになると考えた。 (3)復習としてSTAP細胞について調査した。当時の発表では、画像を切り貼りしていたこと、実験方法のコピーアンドペースト、論文の裏付けの不十分さが問題となっていた。この多くの不正が発覚した論文を用いて他の研究者が実験を再現しても成功へは繋がらなかった。この論文を発表した研究者は退職、博士号を剥奪される程であった。少しの軽い気持ちや自分のプライドで、自分の首を絞めることは絶対にあってはならないと考えた。
A.(1)サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。たとえば フォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。 音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになり、機械で簡単に複製できるようになった。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではなく、 そこで著作者の権利を守るため法律が発達した。ディジタル化は文字化。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っている。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できるし、インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになっった。しかし、全ての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではない。このことは、たとえば禅の言葉では不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーする。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできます。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単である。 本人確認のための認証が工夫されています。 (2)既存の音声や顔の画像を用いて、フェイク動画を制作し、嘘のニュースを流して再生回数をかせぐ (3)多くの情報のデジタル化は、やはりいい面と悪い面の両方があるのだなと改めて感じた。
A.(7.講義の再話) ウイニ―事件などを例に用いて,情報工学と工学倫理について学びました.また,色などの自然情報をデジタル化する方法も学びました. (発表の要旨) チーム名 黒沼ミステリー 発表者 佐藤智哉 メンバー 平尾朱里 宍戸智哉 大堀颯斗 人体実験の際に自分の良心に素直に従えない場面について議論しました. (復習の内容) 人体実験の際に自分の良心に素直に従えない場面について考えました.最新の医薬品や人体の解明のためにクローンを作成したいとします.そのような場面で自分の良心従うには,まず,人体実験を中止することが考えられます。技術者として、倫理的な観点から人々の尊厳や安全を最優先に考えることが重要です。そのため、倫理的に問題のある実験を行うことは避けるべきだと感じました.次に、人体実験の代替手段を模索することが考えられます。実験の目的や目標を達成するためには、クローンを作成する必要があるかもしれませんが、代替手段や代替技術を利用することで、同様の目的を達成できる可能性もあります。また、人体実験を行う場合でも、倫理的なガイドラインや規制に従うことが重要です。実験が倫理的かつ安全であることを確認し、被験者の権利や利益を保護するために、倫理委員会や規制当局の指針に従うことが必要だと考えました.最後に、自分の良心に従うためには、情報を公開し、議論を促進することも重要です。倫理的な問題や懸念事項を率直に議論し、関係者とのコミュニケーションを通じて解決策を見つけることが最も大事であると結論付けました.
A. (1)第7回目の授業は倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-というテーマでWinny事件について触れた。Winny事件はP2P技術を応用したファイル共有ソフト、電子掲示板構築ソフトであり、利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信など、深刻な被害を引き起こしたほか、暴露ウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスの媒介やそれに伴う個人情報や機密情報の流出、児童ポルノの流通、大量のデータ交換に伴うネットワークの混雑などの社会問題に発展した。その中で利用者が著作権法違反の容疑で逮捕されるだけでなく、ソフトウェア開発・配布者の金子勇も、この事件の著作権侵害行為を幇助した共犯容疑で逮捕された。しかし7年後に無罪が確定した。Winnyは確かに、著作権法の違反が蔓延ってでも仕方のないソフトであったと思うが、Winny開発者を逮捕してしまったことで、日本のIT技術の発展が遅れたとの声がある。情報技術はコピーで来てしまうため、盗まれるとあっという間に広まってしまう。 (2)ワークショップ課題では「自分の良心に素直に従えないときは?」という内容で議論した。私は、これまで学んできたチャレンジャー号事故や、インド・ボパール殺虫剤事故の例を思い出し、技術者としての良心に従わずに最悪の事態が起きた状況を常に想像することが大事だと考えた。 (3)復習として最後に自分の書いたポスターの内容を振り返った。ポスターには、小さな違和感を見逃さない、目先の損得に流されない、良心に従うと書いたが、それぞれ水俣病、チャレンジャー号事件、インド・ボパール殺虫剤事故などの事例を改めて振り返った。
A.今回は情報技術に関しての事件でWinny事件を取り扱った。 この事件は、画期的な性能を持つソフトウェアを開発したが、ソフトウェアの使用者が違法な使用方法(違法アップロード等による著作権の侵害)をし、逮捕された。のちに開発者である金子勇氏がこれらの犯罪行為を幇助したとして逮捕され、長い年月裁判を行った。 のちに急性心筋梗塞でなくなってしまった。 今回の取り扱った事例でも開発者と利用者で倫理感のずれが生じ、本来の用途以外の使用方法をしたことが問題となっている。今までの人類史の中でもそのようなことは多くあった。例えばダイナマイトの開発、ハーバーボッシュ法の発明などが思い浮かぶ。 自分自身で判断が難しい時のために数多い規制、規則等があると思う。そのためまずそれらに当てはめそれでも納得いかないときは第三者に意見を求めることも必要であると考える。 これは法と倫理観の相関関係に似ていると感じる。 自分の良心に従った結果大衆の意見とは異なり大勢から糾弾されることも少なくない。ここで法律がその人を保護してくれる。 今回の講義で新たな技術を運用するときに大切な倫理観を学びました。 革新的な技術の開発の裏には様々な問題も存在する。 今までに存在しなかった事柄のため否定や批判の声も多い。その結果開発者が逮捕されたり研究意欲の喪失等によってせっかくの技術が途絶えてしまうことがある。 このようなことは人類発展や国の成長に大きく影響を及ばすため国が主体となり慎重に動くべきであると考えた。
A.(1) 講義内容の再話 今回の授業では、Winny事件を漫画として編集した動画を見て、自分の倫理が問われる場合を考えた。Winny事件とは、Winnyという便利なツールを開発したが、本来想定されている正しい使い方をすれば、我々の日々の生活を豊かにする便利なものである一方で、間違った使い方をしてしまった使用者が、犯罪行為として逮捕された。さらに、ほう助したとして開発者も逮捕されてしまう。最初から犯罪目的で開発したのではないかという疑いをかけられるも、長い戦いの末に無罪を勝ち取るといった一連の流れを呼ぶものである。今回の例のように、我々の身の回りには正しく利用すればとても便利なものであるが、間違った使い方をしてしまうと犯罪行為となるものが数多く存在している。それらをどのように使用するかは我々使用者の倫理観に委ねられているため、正しい倫理観を身につけていることが使用者に求められる最低条件であると考える。 (2) ワークショップ課題の発言趣旨 自分を客観的に見るために、遺伝子操作によって自分のクローンを作ろうと考えた。 クローンの命はどうなるのかを考えて、一度立ち止まり、一つの命として考える。また、自分の周囲の人に、自分の考えていることが倫理を犯していないかを確認する。 (3) 復習の内容 遺伝子操作で動物のクローンを作り、産業に利用しようと考えた。 作る出したクローンの命はどのような扱いの受けるのかを考え、尊い一つの命として考える。
A.
A.バイオテクノロジーによる遺伝子操作や遺伝子組み換え。便利なものは誰にとっても便利である。そこに善悪は関係なく誰にとっても便利である。Peer to Peer(P2P)という通信方式がありサーバーを介することなくパソコンとパソコン同士などデバイス間で直接データのやり取りが行える通信手段がある。とても便利な通信手段でありそれを利用したファイル共有ソフトとしてWinnyというソフトが存在しておりとても人気のソフトであった。しかしWinnyを利用し著作権法を無視して違法にファイルを共有するなどがあったため著作権法違反によるWinny 利用者の逮捕、それに加え開発者も著作権法違反幇助で逮捕されるという事件があった。この事件からも便利なものは誰にとっても便利でありそこに善悪は存在しないといえる。最終的には利用者の倫理にゆだねられるものであるといえる。 チーム名 Mr.CB メンバー 高村海斗 村岡崇弘 森谷僚介 村松希海 北辻永久 役割 意見の提出 インド ボパール事件 殺虫剤の原料であるイソシアン酸メチルが漏出し水と反応し大きな事故をおこしてしまった。この時の工場は資金繰りに困っており修繕するための費用がなくパイプやバルブからの漏洩は日常茶飯事であった。そこで働いていた人物は生活と事故発生の危険性を天秤にかけ生活をとった。 自分が技術力を持った際に素直に良心に従えない場面は自分の近しい人物に被害が及んでしまう時だと考える。危険だと分かっているのにそれを指摘することで仕事を首になり家族にも迷惑が掛かってしまうという時に素直に良心に従えないと考える。そのような場面に直面した場合、会話を録音してさらに上に報告を行ったり外部に相談をするという手段がとれると考えられる。
A.(1)今回の授業ではバイオテクノロジーと情報技術において倫理が問われるときをテーマに学びました。特にWinny事件について学びました。P2Pという社会に重要な役割を担うソフトの開発が悪用され制作者の金子さんが逮捕されるという事件でした。悪用した人間ではなく新しい画期的なソフトの制作者が罪に問われたことで日本のインターネットにおける進歩が遅れたと言っても過言ではありませんでした。このように新たな技術を開発した天才を罪に問う日本の構図は良くないという事例の一つだと学びました。また、利用者の倫理によってソフトや新たな技術は悪用される可能性が潜んでいます。開発をすることによってどのような技術がどのような悪用のされ方をするのか考えてみました。 (2)今回の演題は「バイオテクノロジーの悪用」であった。私達のグループ名は「ミイラ」、著作者名は田中ひかり、一戸友花、HANI UMAIRAH、佐藤百恵の4人だ。私の役割は概念化だ。私達のグループは例として「音声の偽装技術」を取り上げた。これは、他人の声そっくりに発生させることができる技術だ。この技術の悪用では、電話詐欺や他人へのなりすましが簡単にできるようになる可能性がある。これによって、個人情報を簡単に聞き出すことができるようになるのではないかと考えられる。 (3)Winny事件について学んだ。Wiiny事件では素晴らしい開発だったのにもかかわらず、利用者の利用方法が悪かったために作成者が罪に問われた。これぞ「出る釘は打たれる」だと感じた。現在ではそういうことはなくなったと言われているが、昔からなければもっと世界で活躍できる会社が日本から出ていたのかもしれない。これは日本にとって大きな損失だと考えられる。また、現在の技術の悪用についても同様に考えられる。作成者が罪に問われなくなったのはもちろんだが、利用者の倫理が重要だと感じた。利用者の倫理観を育てるような教育も今の日本では採用したほうがいいと思う。
A.(1) (実話)Winny事件の真相を漫画にしてみた(マンガでわかる)の映像を通して、バイオテクノロージと情報技術において倫理が問われるときについて学んだ。 金子勇は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発した。Winnyは、本人同士が直接データのやりとりが可能となるシステムであり、急速にシェアを伸ばしていった。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者が次々と現れてしまった。これが社会問題となり逮捕へと発展していく。これにより、情報に関する法律が大きく進んでいく。 (2) 自分の良心に素直に従えないときは? 小泉まい 菊池玲乃 齋藤里奈 加藤星 和泉佳助 自分の良心に素直に従えない時として、上司の指示には抗えなく、従ってしまうという問題について考えた。自分の上司の場合、下手に歯向かうと自分に刃が向かってきてしまうかもしれず、納得がいかない場合がある。その解決策として、上司の方と話し合い、デメリット・メリットなどを出し合い、お互いが納得出来る形に落とし込む方法。更に上の人に相談し解決策を提示してもらう方法。これらの解決策があるのではないかと考えた。 (3) 新しい技術を開発していくにあたって、どのような問題があるか、多くの可能性を提示し、様々な問題に対して解決していくというトライアンドエラーが必要である。時には、法律をも変えてしまう問題もあるであろう。そういった問題を可能な限り出し切り、潰していく作業も開発にとっては重要であるということを感じた。
A.(1)講義内容の再話 この講義では技術者の倫理についての講義であった。宮崎大学ではセクハラの捏造があったと最高裁判所が決定しました。倫理観を持つ執行部であれば、捏造された人が処分対象いはならなかったが、執行部が捏造した場合は、だれも止めることができないのではないか。権利や技術力を持つ人間の倫理がかけていると社会に大きな問題を与えてしまう。そのため、他律的規範であり、強制力のある法が必要である。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 演題:自分の良心に素直に従えないときは? グループ名:10時30分 共著者名:横濱和司、小池哲太、布尾航誠、北見拓也 ・脅された時 ・悪いとは分かっていても従わざるを得ない。(犯罪に加担する。)か正義を貫く。 (3)復習の内容 技術者の倫理が欠けてしまっていたため、社会的問題になった事例について調べました。 ある地域に小規模ダム建設の事業計画があり、Xコンサルタント会社が予定地点の透水性を調べる原位置透水試験を受注した。この会社の地質調査の専門家であるA氏がこの業務を担当した。A氏は、これまでX社が受注したこのダム計画に関する一連の地質調査も担当してきた経緯があり、この調査地点の調査結果については熟知しているA氏は、今回の原位置透水試験結果が示す高い透水性から見て、この地質状況ではダム計画にはどうしても無理があるとの結論に至ったが、発注者の強い意向でこのダム事業計画が推移しているため、今後も多くの調査が予定されている。もし、この事業計画が中止となれば、このダムに関するそれらの調査業務もなくなることが見込まれていた。公共事業が縮減する中で、A氏には新たな業務の受注もままならないとの思いもある。今回の業務の仕様には、ダム計画の可否に関する検討は明示されていない。試験結果だけを報告すべきか、または、試験結果からダム計画が無理であることもあわせて述べるべきかとA氏は、どのように対処すべきかと悩んでいた。この事例を調べて感じたことは、技術者は自分の利益について考えるのではなく、公共のためになることを考える必要がると考えました。
A.(1)講義内容の再話 農薬と殺虫剤を比較すると、殺虫剤の方が危険性が高い。農薬は人体の影響など厳しい審査を通っているため、殺虫剤に比べ安全性が高い。植物には虫が付きやすいが、植物の中には自分で虫よけ能力を持っているものもある。バイオと化学の違いは勝手に増えるかどうかである。バイオは増殖するようにプログラムされている。便利とはいい人にとって便利ではなく、みんなにとって便利である。悪意を持った人にとっても便利だし、不注意や未熟な人にとっても便利である。?つきは泥棒の始まりである。Winny事件で日本は優秀な人材を失った。 (2)ワークショップ課題の発表の内容 技術力を持つ自分がドラえもんの秘密道具であるどくさいスイッチを開発することが出来たら、嫌いな人を消してしまうと思う。たとえ自分が嫌いな人だとしてもその人を大事に思っている人は必ずいるわけだし、その人にもその人の人生があるため、本当にやっていいことなのかをきちんと考えるべきである。これはもしどくさいスイッチが開発出来たら、の話だけではなく、日ごろのちょっとしたことでも同じことがいえると考えられる。 (3)復習の内容 殺虫剤について調べた。殺虫剤の有効成分はピレスロイド系、有機リン系、カーバメート系など数種類ある。現在の殺虫剤の90%以上はピレスロイド系の成分が使用されている。ピレスロイド系は人にもペットにもほとんど無害である。
A.(1) Winny事件についての動画を視聴した。Winny事件とはソフト開発者がファイル共有ソフトを開発したが、公衆送信権の侵害で逮捕されてしまった事件である。ファイル共有ソフトであるWinnyはとても有用なソフトであるが、Winnyを用いた違法な使い方(ウイルスのばらまきなど)が流行してしまい、逮捕に至った。 このWinnyというソフトは違法目的で作ったものではなかったが、悪意のあるユーザーによって違法行為に使われてしまったため、悪意のない人が使えばインターネットが活性化していたといわれている。 (2) 自分の良心に素直に従えないときは? チーム:両親 役割:司会 協力者 丹野さとゆう 小川はやた 関けいた 人のパソコンの情報を抜き取れるウイルスを作成したが、そのようなウイルスの作成は違法である。良心が働けば違法である事を理解し、ウイルスを作成することをやめるが、良心が働かなければウイルスを作成し、違法行為をしてしまう。 (3) Winnyなどの悪用されなければ社会に貢献していたものは世の中に多く存在している。人間は自分の利益だけを優先してしまい、違法行為に走ってしまうが、そこには自分の良心は働かず自分のことしか考えていない場合である。違法行為を行っている人物も違法行為をしている自覚はあるはずであり、それでも違法行為をしてしまう人は自分の良心に従えていない人である。 自分の良心に従えていない人は、法を破っているため第三者に指摘して貰うことで違法行為を取りやめる場合がある。自分の良心には従えてなくても第三者に止められることで良心に従う場合があると考えられる。
A.(1)授業の再話 私達が技術を持って、それを扱うならばそれは社会の幸福のために扱う義務が生まれる。 (2)ワークショップ課題の発表の要旨 私の班では時間内に考えをまとめきることは出来なかった。そもそも科学への向き合い方が一人一人違ったからである。科学を取り扱う動機を科学を発展させるためと定める人も居れば職を得て生きていくための手段として考える人も居た。さすがに授業時間内だけでそこまで考え方を揃えることは難しいためどのような立場の人でも使える考えとしてその環境、もしくは自分自身に変化を与えるという案が出た。 (3)復習の内容 非常に難しい問題でした。私の班では各々の科学に対する向き合い方が違うため答えも変わってくることが分かりました。とは言え共通する部分もあり、これから技術者として社会に出て、良心に従えないような場面に遭遇する場合、引き合いに出されるものは金であろうということです。ではその様な場面に遭遇した場合どうすれば良いか話し合ったのですが、ここで科学に対する向き合い方の違いが見えました。私は、科学は社会人として職を得て生きていくためのツールくらいにしか思っていなかったため、自分の良心に従えないような恐ろしい場面に遭遇してしまった場合、その状況、例えば会社から逃げてしまえば良いと考えました。根本的な解決にはならなくとも自分の良心は守れるし、自分がその場からいなくなると言う変化をその状況に投じる事にはなるからです。このような無責任ともとれる案しか考えつかず、反論も多いだろうと思っていたらそもそも前提から違う意見が出たのです。金と科学の発展の機会をどちらも失うような恐ろしい場面でどうすれば良いか、と考えていました。まさに技術者としての責任と真摯に向き合っているからこそ解答が出せない、と言う状況でした。結局時間が来るまで答えは出なかったのですが、これからはもっと技術者として科学に責任を持った行動が出来るような気がします。
A.(1)音楽や映像などの著作物の違法コピーや、コンピュータウイルスを介した情報流出を引き起こし、著作権団体などから問題視されていたことにより、京都府警が2003年11月、Winnyで映画やソフトを違法にアップロードしたとして、男性二人が著作権違反で逮捕された事件があった。金子被告は「winnyが広まると思わなかったし、ユーザーが違法コピーなどの悪用することをメインで考えずに、技術的な可能性を示すことが重要であり国益になると考えた。」と発言していたが、違法コピーが広まり、負の連鎖が大きくなってしまっていた。 2012年に宮崎大学が事実ではない「セクハラ」を理由に40代の教員を懲戒解雇した事件があった。この解雇事件では、宮崎大学が生徒と教員の事実関係を捏造した疑いが濃厚であり、裁判所も異例の証拠保全を行い、また文科省も現在事実関係の解明を当該大学に促したという点で、極めて以上な事件である。また、最高裁で無罪が確定されたにもかかわらず、大学が当該教員の現職復帰を認めないことから、現職に戻れない状態が続いており、この不当な取り扱いは常軌を逸している事件である。 (2)自分の良心に素直に従えないときに取るべき行動を考える課題についてワークショップを行いグループで話し合いを行った。私たちのグループでは、既存の音声や画像を用いてフェイク動画をつくり、嘘のニュースを流して再生回数を増やしていくことで、両親をくすぐっていくという結論に至った。 (3)倫理を他律的な方によって規制することで私たちの安全な生活が守られていることがわかった広義であった。物事の捏造、興味本位で初めてしまった犯罪に気づかなければいけないことが必要である。
A.Winny事件の例から、優れた技術を持った開発者が優れた製品を作ったとしても、技術の悪用可能性について十分に考慮し、適切な利用のために努力する必要があることについて示された。この事件の場合は、悪用の可能性を作成者自身が把握していたのにもかかわらずインターネット上の制御不能な場所へ放出したという点について、技術者としての責任があると考えられる。また、大学でのハラスメント捏造による処分の例を挙げ、通常の場合ではハラスメントの捏造などは執行部の調査によって処分対象となることがない一方、執行部が捏造に加担していた場合はどうしようもないことから、権力、地位を持った処分を与える立場には、十分な倫理観と責任感、その立場に見合った報酬が必要であると感じた。 【平常演習】q.181 自分の良心に素直に従えないときは? 自分の良心に従えない場合として、組織の責任者などの権力者に命令された場合が考えられる。その場合取りうる行動として、指示に従い良心に反して技術を利用することで一時的に利益が得られると考えられるが、技術の利用により問題が起こった場合の損害を考え、それを示すことができれば問題を起こさずに済む可能性があるのではないかと考えた。また、時代の流れによっては、技術の軍事利用のような、現在の自分からは良心に反すると思われることが一般的な観点で語られる時代になることで、非倫理的な科学の利用を行う可能性が考えられる。技術者倫理のような、技術の悪用を防ぐ講義をすでに受講した身として、国などの大きな力に惑わされず自身の考えをしっかりと持ち行動することが重要だと考えられる。
A.(1)情報社会化が進み、インタネートが普及してきた現在は、インターネットや情報を使い様々なことができるようになった。もちろんそれがいいことでもあることもあるが、よくないこともできるようになった。そkどえ考えるべき点はインターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできない、という点だ。また、近年ではバイオテクノロジーやAIも発展してきている。これらと情報の共通点は自分で勝手に増殖することだ。そして、エネルギーがある限り、ともに淘汰され、利己的なものが生き残る。 (2)今回の講義のワークショップとして、技術力をもった自分たちが、自分たちの良心に素直に従えない場面を想像し、 そしてその場面でどんな行動が取りえるのか、みんなで話し合った。 私たち班で挙げられた意見としは、「既存の音声や顔写真を用いて、フェイクの動画や画像を作り、それを世に公開する。(フェイクニュース)また、そうだと気づいていながらも、面白半分で拡散する。」ことが挙げられた。高度な情報社会となった今、何が本当で何が嘘の情報かを見分けるのは難しいこととなった。ふざけて嘘の情報を作ったり、拡散したりするのが容易となった。正しくネットリテラシーを行使するべきだと思った。 (3)復習としてバイオテクノロジーについて調べた。言葉は聞いたことあるが、具体的なことを挙げろ、といわれても困ってしまうくらいの知識しか持ち合わせていなかった。化学バイオ系の学生としてそれはいけないと思い、そうした。医薬品の開発がバイオテクノロジーの1つであると知ったので、ちょうど他の講義で医薬品化学を受けていているため、テストは終わったがもう一度講義内容に目を通し、関心を持つようにした。
A.(1)講義の再話 Winny事件を基に、倫理が問われる事象について学んだ。Winnyとは金子勇氏が開発したファイル共有ソフトであり、開発した本人には一切悪意はなかったが、利用者間で著作権法違反が多発し、開発者である金子氏も逮捕され、およそ7年半に及ぶ裁判となった。結局の所は、金子氏が無罪を勝ち取り、ソフト開発者が責任を問われることはなく、捜査当局のIT分野に関する知識不足により起こった出来事であるが、さらに問題なのは、この出来事の2年後に金子氏が心筋梗塞により亡くなったことだ。この事件がなければもっと開発を進められていたはずが、日本としても相当の損失となった。これ以来、開発者が責任を問われた事例は発生していないが、実際に被害を被った人もいるためその線引きは非常に難しい。 (2)発表の要旨 演題「自分の良心に素直に従えないときは?」、グループ名:「10時30分」、共著者:布尾航誠・横濱和司・北見拓也、役割:執筆 技術力を持った自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、悪い組織の人間に脅されたときを考えた。 具体的には、自分の命を脅かされたり、家族や恋人など自分の大切な人を人質にされたりすると、自分の技術力を悪いことに使うとなっても抵抗できずに従ってしまう可能性があるため、そのような場面では、自分の良心に素直に従うことは難しいと考える。 (3)復習の内容 今回の復習として、開発者が責任を問われることはあるのか考えた。Winny事件以降、開発者が責任を問われた事例は発生していないが、被害者が生まれているのも事実ではあるため、自分なりに開発者が責任を問われる可能性があるシチュエーションを考えてみた。 まず、開発された製品の用途自体が悪用されるのが目に見えている場合だ。この場合、リリースする段階でその分野の専門家などから止められているはずであるため、それを振り切ってでもリリースして悪用が問題となった場合、有無を言わさず開発者にも責任は問われると考える。次に、一見画期的で優れている製品であるが、実は大きな落とし穴があり悪用が問題となった場合について考えた。この場合の開発者が責任を問われるかの判断材料としては、その製品の有用性の高さによると考える。理由は、その製品の有用性がかなり高ければ社会にとっても重宝される財産となり、悪用する者のみが悪いという動きになる。一方で、被害の大きさが製品の有用性を上回っている場合は、あらゆる面から鑑みて、開発者にも責任が問われる可能性があると考える。さらには、開発者も悪用目的で作ったのではないかと疑われる可能性もあると考える。そのため、やはり便利なものにはそれ相応の代償も伴ってしまう可能性があるため、根本的な解決は難しいと考える。
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A.(1)Winnyはインターネット社会に革新をもたらす素晴らしいソフトウェアであった。それを開発したのは東京大学の学生であった。開発者は善意からソフトを無料配布した。しかし、この革新的なソフトウェアは大きな危険性を孕んでいた。簡単に大容量のデータを共有できるWinnyはウイルスを送りつけるにも有用であり、多くの犯罪を生み出してしまった。犯罪行為を行なった者はもちろん逮捕されたが、Winnyの開発者もまた警察に捕まってしまった。長い時間を裁判に費やしてしまい、その間新たな開発も出来ずに時間だけが無駄に過ぎてしまった。その後、42歳という若さでなくなってしまった。警察は国家権力であり、誰も逆らうことは出来ない。国が判断を誤ったために日本の進歩は停滞してしまった。 (2)自分が技術力を持ち、それが大きな利益に繋がるとなったら、倫理を忘れ、判断を誤るかもしれない。道を誤らないため取り得る行動として、自分と関係するチームではない第三者を常にそばに置き、客観的な意見を求めることがある。知識はあるが、利益等とは無関係な第三者であれば、冷静な判断をすることができ、倫理に反することをしていたら止めてもらうことが出来る。 (3)明確な証拠もなく人を捕らえ、長い間意味も無く拘束してしまうような話をいくつか聞いたことはある。その話を聞く度に日本の警察や日本という国に対する不信感が強くなった。Winnyを開発した学生が捕まったという話は以前にも聞いたことがあったが、逮捕をするのは間違っていたと思う。当時の警察の捜査やその姿勢に問題がなかったのか、疑問に思う。また、Winnyを開発した人が犯罪に使われる可能性を予見出来ていたのなら、無料で配布するということをしなければこの事態は避けることが出来たのではないかと考えてしまう。結果論であるが、便利で有用であるものは、初めは使える人を制限した方が安全なのかもしれないと思った。
A.(1)トピックとして、バイオテクノロジーについて、情報技術について、技術者(研究・開発)の仕事について学んだ。Winny事件がどのようなものであったのかという真相をマンガ形式の動画から学んだ。新たな技術を生み出した時に反対の声が多く、犯罪として扱われ、悪者であるとされた時にそこに立ち向かっていくというのはとても大変であると思ったし、精神的にも体力的にも本当に辛いものであるということが理解できた。また、身に覚えのない事で訴えられて職を失ってしまうのも怖いと感じた。AI技術によって緩和されている技術があり、コンピュータや情報技術は発展してきているけれど、倫理的な面も考える必要があるということを学んだ。技術者倫理と技術倫理の違いについても教科書にある事例を元に考えた。 (2) 技術力を持った自分が自分の良心に素直に従えない場面を想像して、その場面でどのような行動が取りえるのかを議論するという課題であった。会社などの上の人から言われたことには従わざるを得ないと思うため、その状況に至ったら悪い事だと思わず自分の心を押さえ付けて指示に従うことを選ぶ。また、同じような考えを持つ仲間を増やして抗議するということも考えた。しかしながら、自分が権力をもっていたら指示をそのまま受け入れるのではなく反対の意思表示をし、新たな提案をしたいと考えた。 (3)自分が本当に思っていることを伝えることが出来ない場面や伝えられずに始まってしまう物事があった時のことを考えてみて、できるだけそういうことがないようにしたいと強く感じた。もちろん、社会に出たら自分の良心に従えない場面もあるとは思うが、そのような場面をいかに減らしていくか、技術者の気持ちを優先してくれるような社会を作り上げていくということもこれからの私たちに必要なことであると思った。
A.(1) Winny事件は、ファイル共有アプリであるWinnyに関する事件である。Winnyは、著作権法を侵害するような用途にも使うことができるソフトだったため、著作権侵害などの問題が多発した。開発者の金子勇は、著作権侵害を幇助したとして逮捕された。しかし、その後判決は破棄され、金子は無実を言い渡された。金子が逮捕されていなかったら、優秀な技術者として日本のIT業界は今よりも発展していたかもしれないと言われている。また、セクハラをねつ造され、身に覚えの無い理由で懲戒解雇されたような場合もある。人を故意に陥れるようなねつ造があったが、ねつ造だったと証明されてもなかったことになることは無く、影響が大きいと考える。 (2) 自分の良心に素直に従えない場面としては、自分よりも立場が上の人に指示を受けた場合が考えられる。身近な人では、先輩や教授などの人が良心に反することをしたとき、立場が下である自分からそれを指摘したり反論したりすることを躊躇してしまう人が多くいると考えられる。取り得る行動としては、自分だけで考えるのではなく周囲の人に相談することや、立場に関わらず意見を出しやすい環境を作ることが考えられる。 (3) AI技術の発展を促すため、著作権法は一部2018年に改正された。改正の内容は、権利制限規定の改正と情報解析の結果提供の条項の追加である。改正により、AI開発に著作物を利用しやすくなった。また、情報解析にディープラーニングなど機械学習も含まれることが明言された。著作物を自由に使うことができるわけではないため、著作権の侵害などが無いようにしなければいけない。
A. Winny事件とはファイル共有ソフト「Winny」の使用をめぐって、著作権侵害や情報漏洩を起こす利用者が続出したことで社会問題になった事例である。しかし「Winny」の開発者である金子氏の弁護側は優れたソフトを作りたいという開発者としての純粋な向上心が動機だったとして反論し、無罪判決に至った。技術者が新たなアイデアを世に出すことは、世の中に対して一定の説明責任を負うことでもある。開発者が自由にソフトウェア開発を進めるうえでも社会の摩擦を克服し、身を守る手段を知る必要がある。 自分の良心に従えない例として、上司や自分より立場が上の人から適切でない操作や仕事を依頼された時に、意見をすぐにいうことができない場面を想像した。このような場面で自分の良心を曲げず技術者として適切な行動を取るためには、同僚や他の仲間に相談したり、過去のデータなどその指示が適切でないと裏付ける証拠を探し出し、技術者としての視点から意見することが必要であると考える。 「ディープフェイク」という言葉の意味について調べた。ディープフェイクとは「ディープランニング」と「フェイク」を組み合わせた造語で、AIを用いて人物の動画や音声を人工的に合成する技術を指す。コロナ禍におけるテレワークの普及によりディープフェイク技術を悪用した「ビジネスメール詐欺(BBC)」も拡大している。企業の取引先や経営者になりすまし従業員などをだまして送金させる手法で、日本も含めて世界中の企業が被害を受けている。
A.(1)Winny事件について学んだ。Winnyとはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に変換できるようにするソフトウェアのことである。ソフトの利用者が創設者が意図しない違法行為を行ったために発覚し、創設者が訴えられ、有罪になった事件である。サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。例えば、フォルクスワーゲン自動車のECUに、車が検査中であることを察知するソフトウェアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った事例がある。センサーとAD変換でデジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとDA変換で見たり聞いたりできるようになった。デジタル情報は、媒体を介して、コンピューターが高速に一字一句違わずにコピーする。デジタル情報として表現できる知識は、一字一句違わずにコピーできる。デジタル情報に頼るインターネットではなりすましが簡単であり、本人確認のための認証が工夫されている。 (2)自分の良心に素直に従えない時は? 自分の良心に素直に従えない時従っているように見せかけて仲間を作って反旗を翻す。良心に反することはしない。 (3)Winny事件について取り上げたYouTubeなどを見てこれからのインターネット技術の発展で似たような事件が起きないように、技術だけでなく、利用者もそれに沿った使い方をしなければならないと感じた。
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A.(1) 講義内容の再話 倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-の講義では、Winny事件について学んだ。元東京大学大学院情報理工学系研究科助手の金子勇によって、「Winny」というソフトが開発された。WinnyはP2Pという技術を使用したファイル共有ソフトである。多くの人にファイルを共有することができるが、匿名性が高く違法アップロードなどの著作権侵害に利用されてしまった。違法アップロードをした人が逮捕されると、開発者である金子勇も著作権侵害ほう助の疑いで逮捕された。約7年の裁判の結果、最高裁において無罪となった。私は無罪判決に賛成である。P2Pは正しく使用すれば有用な技術である。それを悪用されたときに開発者も逮捕されるのは間違っていると考える。もし有罪となっていたら、前例ができてしまい、多くの有用なソフトウェアの開発者が逮捕されていたかもしれない。最後まで裁判で戦い続けた金子勇の功績は大きいと考える。 (2) ワークショップ課題の発表要旨 科学的根拠のない技術で商売された例として、水素水をあげる。水素は水にほとんど溶けないため、通常の水とほとんど同じである。それにもかかわらず、健康に良い効果があると宣伝して販売されていた。 (3) 復習 復習として、他の科学的根拠のない技術について調べた。例として、マイナスイオンをあげる。マイナスイオンには様々な健康に良い効果があると宣伝されて、ドライヤーなどの電化製品が発売されていた。2003年に景品表示法が改正されるまでは、科学的根拠が無くても商品表示をすることができていた。そのため、実証していなくともマイナスイオンを発生することができると表示することができた。
A.倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術 情報技術と工学倫理 サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。 音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになり、 機械で簡単に複製できるようになりました。 著作者の権利を守るため法律が発達しました。 デジタル情報は、デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできます。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単です。 本人確認のための認証が工夫されています。AI技術のために規制緩和された著作権法 AIによる深層学習や機械翻訳の技術開発のためにバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策のためのソフトウェアの調査解析など、著作物を鑑賞等する目的ではない利用が広く可能となります。 自分の良心に素直に従えない時 技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像してみよう。 そして、その場面で、どんな行動が取りえるのか、みんなで話し合ってみよう。 チーム名:黒沼ミステリー 平尾朱里 宍戸智哉:発表者 大堀颯斗 佐藤智哉 人体実験 最新の医薬品や人物の解明のためにクローンを作成し、それで実験すること。 クローンの人権や生命倫理について考える必要がある。 復習 サイバー技術やサイバー攻撃についての動画をYoutubeで視聴し、AIのディープランニングについての理解を深めた。
A.(1)講義内容の再話 研究倫理は、研究活動における倫理的な規範や原則を指し、誠実さ、公正さ、被験者の権利尊重などが重視される。研究者は、公正かつ正確な情報の提供、被験者や関係者の権利や福祉の尊重、偏見や利益の排除、倫理的な問題への適切な対処と説明責任を果たす責任がある。研究倫理の遵守は、信頼性の高い研究成果を生み出し、研究者や関係者の信頼を獲得するために不可欠であり、研究活動における倫理的な意識の高揚が求められる。 (2)発表の要旨 天才的な頭脳を持ち,他人を蹴落としたり、消して行き嫌な人や気に食わない人などをどんどん消して行くとはどめがきかなくなり、そのうち一人ぼっちになってしまう。力をたくさん持ったとしても使い道を間違えると自分を不幸にする。 (3)復習の内容 不正研究について調べた 不正研究は研究倫理に反する行為や、偽造や改ざんされたデータを使用したり、研究結果の捏造を行ったりする行為が該当する。 不正研究は、研究者の信頼性や倫理性を損なうだけでなく、科学的な進歩や社会的な発展にも深刻な影響を与える可能性がある。不正なデータや研究結果が発表されると、他の研究者や社会がそれを信頼してしまうため、誤った方向に研究が進む可能性がある。また、公的な資金や研究資源が無駄になるだけでなく、被験者や関係者の権利や福祉が侵害されることもある。 不正研究を防止するためには、研究者自身が倫理的な意識を持ち、適切な行動をとることが重要である。また、研究機関や学術団体が適切なガイドラインや監督体制を整備し、不正行為の摘発や処罰を行うことも必要。研究者や関係者全体が倫理的な責任を果たし、信頼性の高い研究成果を生み出すために、研究倫理の重要性を理解し、実践することが求められる。
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A.(1)今回の授業は倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-というタイトルで行われた。今回の授業では、P2Pという画期的技術を用いたインターネットとファイル交換ソフト「ウイニー」という技術を例にとり、素晴らしい技術だが使用者の倫理が問われ、有能な作成者が葬られてしまうという事象を学んだ。知識がない人は有用性などを吟味することはせず、批判を行うということを学んだ。 (2)【平常演習】q.181 自分の良心に素直に従えないときは?を行った。グループ名は「サブスクリプション長田」、メンバーは伊藤蓮、神田燦汰、小林太陽、高泉快斗、岩崎麟汰、佐々木秀人であった。技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面を想像し、その場面で、どんな行動が取りえるのか、議論した。私たちのグループでは、昨今話題となっている無料音楽アプリについて話し合った。このアプリでは、サブスクリプションなどでお金を払ってきかなければならない音楽が無料で聞けてしまう。このことによってアーティストにお金が入らないということになっている。ユーザーとしては、このようなアプリは使わず、正しくお金を払って利用することが求められる。また、このようなアプリの開発者となった場合は、アプリをリリースすることによって不利益を被る人がいないか、本当に社会が成長していくためになっているかを考える必要があると感じた。 (3)復習として自分の良心に従えなくなる可能性がある場面を考えた。技術力として空間上にwebサイトなどを出現させることができる眼鏡を考えた。この技術が普及することによってカンニングを助長することになってしまい、規制が厳しくなり、一般に眼鏡を使用しなければならない人にまで影響が及んでしまう。
A.(1)情報技術の発達は目まぐるしいが、サイバー犯罪などへの利用の危険性もあり倫理への高い意識が求められる分野になっている。AI技術の発展に伴って著作権法が改正されるなど、社会が情報技術と向き合う必要性が生まれている。 (2)演題:倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術- グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 役割:調査 私たちのグループでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、卒業研究などの実験とその結果の共有の場面を想像した。その場面で、どんな行動が取りえるのかについても話し合った。具体的な設定としては、実験結果を巡り、上司や教授から実験結果を改ざん、もしくは良いデータのみ公表しなさいという圧力である。それらの圧力には、自分一人では、到底良心に従えないため、第三者に相談することや、仲間を作ることによって、解決への一歩を歩むことができるのではないかという意見にまとまった。 (3)これまで技術者の倫理と聞いて思い浮かべるのが化学ばかりだったため、情報技術に携わる人間に必要な倫理について改めて考えた。今現在誰もがアクセスできるインターネットには無数の個人情報が存在しており、それを技術を持つ人間が悪用すれば金銭を得ることも簡単にできてしまう。それをしないために、技術者一人一人が自分の中に良心と確固たる倫理観を育み、それを曲げないように努めるべきだと感じた。
A.(1)講義内容の再話 情報技術と倫理が関係する事例として、「Winny」というソフトに関係する件があげられます。「Winny」とは元東京大学大学院情報理工学系研究科助手の金子勇が開発したファイル共有ソフトです。このソフトには革新的な技術が使われていたため多くの人が利用し、その利便性からとても話題のソフトとなりました。しかしその匿名性の高さから犯罪に利用されるようになりわいせつ画像や児童ポルノの流通、コンピュータウイルスの媒介等、様々な犯罪の温床になりました。その結果、著作権法違反(公衆送信権の侵害)として金子勇は逮捕・起訴されてしまいました。利用者だけではなく、アプリケーションソフトウェア開発者も、逮捕・起訴されたことで、情報産業従事者以外からも注目された事例です。本人はただ便利な技術を作っただけなのに犯罪に利用されてしまったため、その気がなくても悪だと罰せられてしまいました。自分ならもっと良いものを作れると思ってその技術力を発揮する際にも、本当にこの発明をしても大丈夫なのかを一度立ち止まって考える必要があることが分かります。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 今回のワークショップ課題はある技術力を持った自分が良心に従って行動した場合とそうでない場合の例を一つ考えて発表しようというものでした。私たちの班ではパソコンの情報を抜き取れるコンピューターウイルスを持っている場合を考えました。良心に従って行動した場合ウイルスを使用しませんが、そうでない場合はそのウイルスを使い詐欺などの犯罪に利用すると思います。 (3)復習の内容 授業で学んだことを振り返りました。技術だけでなく倫理観も身につけなくてはならないことを学びました。
A.(1)講義内容の再話 Winny事件に関する動画を見て、バイオテクノロジーと情報技術の共通点とその工学倫理について学んだ。ファイル共有ソフトの著作権法違反が、その利用者のみではなく開発者も逮捕・起訴されたが無罪となった事件であった。この事例においても、私たちの身近にあるバイオテクノロジーについても、共通点として自己複製が挙げられる。情報も化学物質も勝手に増えてしまうため、著作者の権利を守るための法律が制定された。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 グループメンバー:杉山萌香 外崎彩乃 永野遥 長谷川なつ 技術力を持った自分が、自分の両親に従えない場面について考え、どのような行動をとるか想像してみた。 自分が将来就職して、先輩から指示をされて、それが倫理的に間違っていることだと分かっていた時に、その指示にそのまま従うかどうかという場面について考えた。例えば、化学メーカーに勤めていた場合、先輩からの指示を行ったら会社としての利益のためにはなるものの、環境への悪影響がでると分かっていたら、立場が上の人からの指示に反対はしづらいが、技術者としての立場を考えると、正しい判断をしてしっかりと提案をするべきだと考えた。 (3)復習の内容 Winny事件の事例をみて、開発されたソフトウェアを利用した人の利用方法が悪いという考えになるのではなく、そもそもの開発を行った人自体が悪いという考えに至ってしまった当時の世間の考え方に私は驚いた。悪用するために開発したわけではないのに、利用者の考え方ひとつで情報の使われ方がこんなにも変わってしまうということを目の当たりにして、情報の複製の速さ、危険さに改めて気づいた。
A.(1)講義内容の再話 倫理が問われるとき、それは突然訪れます。研究室で研究をするとき、会社で働くとき、常に倫理を持ち合わせている必要があります。しかし、教授や上司からの圧力がある場合はどうでしょう。正しい善悪の判断ができますか?こんな時に倫理が必要不可欠となります。最悪の事態を招く前に、勇気を出して一歩踏み出しましょう。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術- グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 私たちのグループでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、卒業研究などの実験とその結果の共有の場面を想像した。その場面で、どんな行動が取りえるのかについても話し合った。具体的な設定としては、実験結果を巡り、上司や教授から実験結果を改ざん、もしくは良いデータのみ公表しなさいという圧力である。それらの圧力には、自分一人では、到底良心に従えないため、第三者に相談することや、仲間を作ることによって、解決への一歩をたどることができるのではないかという意見にまとまった。 (3)復習の内容 自分の良心に素直に従えない場面として「上司や教授などからの圧力によりデータの捏造を行ってしまう場面」が考えられると思いました。その場面での行動としては、第三者に相談することや仲間を作ることが挙げられました。やはり、上の人から圧力をかけられていたり、悩み事があったりする時に自分一人でどうにかしようとして考え込むのは良くないことだと思います。誰かに相談をすることで解決に近づいたり、新たな視点を持つことができたりするのではないかと思いました。また、一人よりも同じ考えを持った仲間がいた方がより行動しやすいのではないかと思いました。
A.(1) 講義内容の再話 現代では、情報工学やネットワークの発達により、誰でもネットにつながることができる環境を手にしてしまいました。しかし、よく目にするのはバイト先でふざけた動画を撮り、それをネット上にアップロードされたものなどです。もちろん物を使う分には何も問題はありませんが、それをうまく使わないといけない力、リテラシー能力を身につけなければなりません。そうしないと、自分の人生を棒に振ってしまう可能性があります。情報とは有用な側面が強いですが、その部分が急に自分に悪い部分となって降りかかってくる可能性があります。 具体的な情報に関する事件を挙げますが、そう遠くない前にウィニー事件というものが起こりました。Winnyは、完全なP2P、PureP2Pを実現したものでしたが、開発者が意図されたような使い方をせず、暗黙の了解のような物を破って法に関わるような使い方をする人たちが増えたことにより、開発者が逮捕されるようなことが起こりました。このようなことが起こらないように、開発者だけでなく私たち利用者たちもリテラシーや倫理観を持って利用しなければなりません。 (2) ワークショップ課題の発表要旨 グループ名:平島くん 技術:メガネをかけることで、空間上にwebサイトが出現して調べ物をすることが可能 悪い側面:テスト中にカンニングすることが可能になってしまう。 (3)復習の内容 本講義ではネット関係に関する事件と、ネットの怖い側面を再度認識することができました。ネットリテシーの重要性と倫理観をしっかりと持って行動していきたいです。
A. Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」に関連した著作権法違反(公衆送信権の侵害)の刑事事件である。この事件では、Winnyの利用者や開発者が逮捕されたほか、Winnyによって機密情報や個人情報が流出するという社会問題が起こった。Winn yは、2002年に東京大学の元助手である金子勇によって開発された無料のファイル共有ソフトで、インターネット上で動画や音楽、ソフトウェアなどのファイルを匿名で共有できるという特徴があった。Winnyは、中央サーバを介さずに、Winnyに参加したコンピュータ同士でファイルのやりとりを行う仕組みで、ファイルの所有者や内容を特定しにくいという匿名性の高さが注目された。しかし、Winnyはその匿名性を悪用して、著作権のある映画や音楽、ゲームなどを違法に公開する人が多くなり、著作権侵害容疑で逮捕者が相次いだ。2003年11月には、京都府警がWinnyの利用者として初めて2人を逮捕した。2004年5月には、金子勇も著作権侵害行為を幇助したとして逮捕された。金子勇は、2011年に最高裁で無罪が確定したが、その後もWinnyの開発は続けられなかった。Winnyによる問題は、著作権侵害だけではなかった。Winnyには、暴露型ウイルスと呼ばれる、Winnyを介して感染し、コンピュータ内の情報を勝手にWinny上に公開するウイルスが存在した。このウイルスによって、自衛隊や警察、小学校や塾などの機密情報や個人情報が流出するという深刻な事態が発生した。流出した情報は、Winnyの仕組み上、完全に削除することができず、多くの被害者を出した。 鈴木朝陽、山口雄暉、芳賀海翔、長岡泰助、小崎優斗、香取倖明 「ゲームのリーク」ゲームのチートコードやリーク自体は存在するが、それを悪用せずに運営に対して伝えることで情報管理をより強くさせる方がより建設的であろう。 結局はどんなものも使用者が悪い使い方をするのであって開発者は悪くは無いという考えである。(最初から兵器目的で開発したものは除くが)
A.(1)講義内容の再話 この講義では、倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-について学んだ。 ある技術者が、winnyという無料ダウンロード版ソフトを開発したのだが、これにはP2Pという技術が使われている。このソフトは、大容量のデータを共有するために使われるべきだが、映画やゲームソフトを多数のユーザー間で違法に共有し、ダウンロードできる側面も持っていた。技術者はこのように使われると知りながらも、ソフトを無料配布し続けた。新技術が国を潤し、ネット社会を加速させることが目的だったという。しかし、多くの犯行でwinnyが使われていたため、当時、このソフトを開発した技術者が、著作権侵害行為ほう助の疑いで、逮捕されてしまった。その後の裁判で無罪を勝ち取った。どんなに素晴らしい技術でも、犯罪などに悪用されてしまっては意味がない。正しく使うための倫理観を持っていなければならないと感じた。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 課題は、自分の良心に素直に従えないときは?である。 発表内容は、売り上げを優先して、品質の改善を行わなかったときのことについて発表した。 (3)復習の内容 winnyの似たような事例として、2ちゃんねるを開発したひろゆきという人物がいる。2ちゃんねるを使って誹謗中傷を受けた人物が、自殺してしまったのだが、これが2ちゃんねるの創設者であるひろゆきにも責任があるといわれた。しかし、winnyの技術者と同じように、そのような罪には問われなかった。
A.(1) たとえば4bitで色を表現するとしたら、2^4=16通りに表現できる。しかし2bitしかなかったら、2^2=4通りしか表現できない。デジタル化とはそういうことである。音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになった。これは、デジタル情報は媒体を介して、コンピュータが高速に一字一句違わずにコピーされることが可能だからである。 (2) 演習課題として「自分の良心に素直にしたがえないときは?」について考えた。自分の動きや思考をAIに学習させて、授業や企業のweb説明会に参加してもらう。このことにより、参加したい日程が重なって悔しい思いをする問題が解決できると考えた。しかし、講義や説明から受け取った情報に対する思いつきや感情はAIと自分自身では大きく異なるだろう。それは自分のためにもならないし、AIはインターネットの膨大な情報の中から情報を活用して話すことも可能なため、カンニングになりかねない。 (3) 復習として、ファイル交換ソフト「ウィニー」とインターネットについて考えた。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータやファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。ウィニー制作者が違法な使い道のために開発したものではないとしても、制作物を悪用されることが起こると、制作者にもその責任が問われるという事例である。ダイナマイトをつくったノーベルの事例にも通じるところがあり、悪用されるリスクを考えていても利便性の追求とのバランスが難しいと感じる。
A.(1)バイオテクノロジーと情報技術の共通点は自己複製にある。生物は自分で勝手に増える化学物質の集合体であり、情報も自分で勝手に増えるものである。エネルギーがある限りともに淘汰され、利己的なものが生き残る。 また、情報技術と工学倫理についてサイバー犯罪やサイバー攻撃は、実現するものとなっている音楽や映画をディジタル化することにより機械で簡単に複製できるようになった。これを機に著作者の権利を守るため法律が発達した。インターネットとファイル交換ソフトであるウイニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバを経ずに大きなデータファイルを自由に交換することができるソフトウェアである。ウイニーを用いてファイル所有者以外の複数のコンピュータで情報を共有する仕組みを使用することで、webサーバにアップロードされたファイルはサーバ上から削除すればインターネット経由でのファイルを閲覧できなくできるが、ファイル所有者以外が複製したものを閲覧できなくすることは、不可能である。 機密情報やプライベートな情報の流出することが脅威であるとし、騒動が起きた。 (2)ワークショップ課題内容:自分の良心に素直に従えないときは? グループ名:天然水 メンバー佐藤きらり、山崎優月、皆川文音、松永凛、神谷明里、加納和乃 内容:良心に素直になれない場面は、実験を行った際、重い道理の結果が得られず、失敗した原因はわかっていたためデータを改ざんしてしまう可能性が考えられる。 改ざんせずに表記し、原因も明らかにするということが重要であり、その後もう一度実験をやり直すべきである。 (3)ウイニー事件について詳しく知りたいと思い調べた。ウイニー事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反(公衆送信権の侵害)を問われたものの、無罪となった刑事事件である。利用者だけではなく、アプリケーションソフトウェア開発者も、逮捕・起訴されたことで、情報産業従事者以外からも注目された。便利なツールであったとしても、個人のプライバシーなどは守らなければならいものであるため、利便性との兼ね合いが難しいと思った。
A.
A.(1) 野菜を育てると虫が付くことがわかる。ホームセンターなどで販売されている園芸用の殺虫剤は、農薬と農薬以外の2種類がある。農薬は人体に対して厳しい試験を通過しているが、一般の消費者からは嫌がられる。そのような経緯から遺伝子組換えが生まれた。ヒトに対する遺伝子組換えは国際法上禁止されている。子どもの遺伝子を解析すると、将来どのような病気になりやすいかがわかる。成人病は遺伝病の側面が強く、逆に生殖可能年齢に満たずに亡くなるようなエラーは淘汰されることが多い。 近年、スマートフォン用キーボードきせかえアプリであるSimejiが情報を抜き取っているのではないかということが話題になった。これに権限を与えるというのは危険であり、このようなものを用いて情報を抜き取ることは容易である。 Winnyは、東京大学助手の研究者であった金子勇が2ちゃんねるに突如として投下したP2Pを用いたファイル共有ソフトである。逮捕されたが後に無罪が確定した。当時のメディアは同氏を批判するような論調を取っていた。ここから考察できることは、知識のない人が過度に騒ぎすぎないことが重要であるということである。 (2) 自分の良心に従えない場面として、その技術を用いれば莫大な利益が見込める、または大きな損失が予想されるような場面が思いついた。 またこのとき取り得る行動、考慮すべき事柄として、社会全体の利益を考える、発生した被害者からの訴訟の可能性、社会的イメージの低下などが考えられた。 (3) 講義中にヒトに対する遺伝子組換え(ゲノム編集)についての話が出てきたが、遺伝子組換えの危険性と倫理的問題について詳しくまとめた。 遺伝子組み換えには以下のような危険性と倫理的問題が存在する。 危険性 1. 人体への影響: 遺伝子組み換え作物が人体に害を及ぼす可能性がある。例えば、アレルギーを引き起こす可能性がある。 2. 生態系への影響: 遺伝子組み換え作物の花粉が自然界の植物に影響を及ぼす可能性がある。 3. 遺伝子汚染: 遺伝子組み換えによって新たな遺伝子が生まれ、元来の生態系を変えてしまう可能性がある。 4. 化石燃料の大量投入による気候変動促進: 遺伝子組み換え作物の生産には多くの化学肥料や農薬が必要であり、それが環境汚染を引き起こす可能性がある。 倫理的問題 1. 遺伝子操作の是非: 遺伝子を変更する技術について、良い使用法であるか、悪い使用法であるかはどのように判断すればよいのか。 2. 遺伝子治療の高額さ: 遺伝子治療は高額であり、裕福な人たちだけしか利用できないのではないか。 3. 多様性の受け入れ: 遺伝子治療が普及した結果、社会が人々の多様性を受け入れなくなる可能性はないのか。 4. 遺伝子治療の目的: 遺伝子治療を身長や知能、運動能力のような人間の基本的な特性を高めるために使用することは許されるのか。 5. 生殖細胞系列遺伝子治療: 生殖細胞(卵細胞や精子)の遺伝子を変更すると、その影響が将来の世代に受け継がれる可能性がある。
A.バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製です。生物は、自分に勝手に増える化学物質の集合体です。情報も、自分で勝手に増えます。そしてともに淘汰され、エネルギーがある限り利己的なものが生き残ります。サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっています。たとえばフォルクスワーゲン自動車のECUに、クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った場合、 音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになりました。 また機械で簡単に複製できるようになりました。自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではありません。そこで著作者の権利を守るため法律が発達しました。ディジタル化は文字化と言ってかまいません。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っています。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できます。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。しかし、すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではありません。このことは、たとえば禅の言葉では不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。 Aさんは昨日、肉豆腐を作ったので、いつも使わないガスを使ったので3.0kgのCO?を排出しました。CO?排出を把握しやすいように工夫された工業製品は、光熱費や車の走行、距離をスマホアプリでまとめて、それらのデータからCO?排出量を計算するものを作ります。既存の音源や顔の画像を用いてフェイク動画を作って、嘘のニュースを流して再生回数を稼ぐ方法があります。 技術の発達により不正を行うことも可能になったため、それを取り締まるのに大切なのが法であります。
A.この講義では情報技術の発展と今後について考えました。「先端を走っているというよりは、いつもリスクを感じている。特に最近は誰もがインターネット上で仕事をするようになっていて、忘れつつある。インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできないことを。つくったときはそれが当たり前だったけど、インターネット・ネガティヴな人たちが出てくると、これは警察が管理しているのかと言われる。でもそういうわけではない。だから、正しい理解をつないでいかなくてはならない。」この事実を教育でつないでいかなくてはならないと思いました。これは第6回の質のいい教育にも繋がっています。法律のさらなる発展にも期待したいです。 ワークショップでは、情報技術が悪用されている例を挙げ、解決策を話し合いました。チームメンバーは芳賀海翔、成澤琉希、山口雄暉、北林京悟、長岡泰助です。話し合った内容は以下のとおりです。私たちのグループではゲームのリーク情報について話した。リーク情報を利用してお金を稼ぐという行為は多々行われている。リーク情報を流していけないとわかっているが、需要のある人もいれば金も稼げるから流しているのだと思われる。良心に従えていない場面と言えるだろう。対処法としては、リーク源を運営に報告するなどが挙げられる。 情報技術も情報に精通した技術者の倫理次第で良い方向にも悪い方向にも転がります。そのため、倫理と互いに補完関係がある法に今後期待したいです。
A.(1)本来の目的とはそぐわない使い方をされることを知りながらも配布した。Winny事件を知っているだろうか。ネット社会を加速させるためにこの技術ができた。日本が、いや世界までもがネットの共有でつながれる。悪用目的で作ったわけではなく、便利なものを開発、使ってもらいたいというものだった。無罪を勝ち取ったが、それまでの時間は帰ってこない。ましてや、開発した天才も戻っては来ない。 音楽や映画の複製が簡単にできるようになったからこそ、著作権法など、守る法律というのもできた。 (2)倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術- グループ名:チーム 共著者名:安達友希乃、石川ほのか、佐藤友香、樋口水紀、ヌル シャフィカ アミラ リー 役割:概念化 私たちのグループでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、卒業研究などの実験とその結果の共有の場面を想像した。その場面で、どんな行動が取りえるのかについても話し合った。具体的な設定としては、実験結果を巡り、上司や教授から実験結果を改ざん、もしくは良いデータのみ公表しなさいという圧力である。それらの圧力には、自分一人では、到底良心に従えないため、第三者に相談することや、仲間を作ることによって、解決への一歩をたどることができるのではないかという意見にまとまった。 (3)今回、このテーマを考えるにあたって、考えられる場面を想像してみた。就職した先が研究所のようなところだと仮定したときに、そこの研究所として長年力をいれていた薬剤開発。そこで実験最中にあまり良いデータが出なかった。ただ、よいデータもあった。それを上司に報告した際に、改ざんするか、悪いデータのみ削除しろという指示が出た。これは、以前から何度も出てくる、仕事を続けたいならわかるだろうという圧力である。それに対抗するには一人では無理である。そこで、他の第三者に意見を求めたり、会社のなかにもあるであろう機関、他の部署でもいいが仲間を作り意見することで、新たな犠牲が生まれないと考えた。
A.(1) ウィニーは、インターネット上で管理されたサーバーを経由せずに自由に大きなデータ・ファイルをやり取りできるものであった。 これを作った本人に悪気はなかったのだが、このソフトウェアでゲームや映画などのデータの違法コピーが横行した。 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製であり、自分で勝手に増え、淘汰され、都合のいいものだけが残る。 デジタル情報は、文字化ともいえる。 映像、音声などを暗号にしてコンピュータに保存することで、一字一句違わずにコピーできる。 ゆえにデジタル情報に頼るインターネットではなりすましが簡単であるため、本人確認のための認証が工夫されている。 例えば指紋、静脈認証といった生体認証や実際に本人しか持ちえない免許証などのカードを用いるなどである。 AI技術のために鑑賞目的でない著作物の利用(ソフトウェア解析、AIによる深層学習など)が広く可能になるという規制緩和がなされた。 (2) 自分の良心に素直に従えない時、どうすればいい? チーム 同調圧力 滝口裕也 ?橋俊亮 発表者 吉田天音 島川真於 周りの声が大きすぎる場面で従えなくなってしまうかもしれない。 例えば遺伝子組み換えの場合、ルールは守っている、そして安全であると分かっていても、遺伝子組み換えは良くないと世間の風潮に流されて自分で意見を出しづらくなる。 (3) 自分の良心に素直に従えない場面は、やはり同調圧力が大きい場面であろう。 チャレンジャー事件でもあったように、検証で危険なことはわかっている、でも周りがやれ予算だやれ損害賠償だなどと言いだして、打ち上げ賛成の意見が強まってくると、発射してはならないとは確かに言いづらくなる。 日本においてはエンジニアは本来、金銭ではなく奉仕の精神を優先とし、個人的利益より公共の福祉を優先するものであるとしているということを忘れずにいることが少しでも根底にあれば反論する勇気が生まれてくるのではないだろうか。
A. 消された天才と言われたWinnyの開発者の事例を見て、情報技術と工学倫理のあり方について考えた。当初、Winnyが開発されるとそれは犯罪であるとされ、開発の停止を命じられた。しかし、裁判で戦っていくうちに、時間の浪費と、その時間で新しいソフトウェアの開発が始まり、winnyは時間経過と共に犯罪では無くなった。こうした事件を受け、また近年のデジタルの急速な発展は著作者の権利を守る法律や、情報倫理を学ぶ良い機会になっている。しかし、近年急速に発展しているAI技術やバイオテクノロジーの背景には、未熟な倫理観の存在がある。バイオテクノロジーのゲノム解析は新しい差別を生む可能性をはらんでいるが、それだけでこの技術を否定して良いのか。Winny事件と同じ過ちを繰り返す事になるかも知れないことを学び、これからの社会について考えた。 チーム名は、黒沼ミステリーです。司会進行をしました。メンバーは、平尾朱理、大堀颯斗、宍戸智哉、佐藤智哉です。話し合った内容は、自分の良心に従えないときはどうすれば良いのかについて、具体的な最新技術を例に議論しました。 私たちの班では人体実験について考えました。 最新の医薬品や人体の解明のためにクローンを作成して、それで実験をすること。 クローンの人権や生命倫理について考える必要がある。 私は、ディープフェイクについて考えました。ディープフェイクを用いて行われる虚偽の発信を止めるには、そういった技術を扱えるソフトを公式で販売することや、情報リテラシーの教育を行うことで、一旦疑ってみるという姿勢を身につけることが大切であると考えた。
A.(1)今回の講義では、Winny事件という2004年に日本で発生した著作権侵害事件について取り上げ、この事件はWinnyというソフトウェアの特性である、匿名性を提供し、ファイル共有が容易であるという特徴から、急速に普及した。しかし、innyを利用したファイル共有の中には、違法なコンテンツ(音楽、映画、ソフトウェアなど)も多く含まれており、これが著作権侵害の問題を引き起こしました。このことから、2004年5月、Winnyの作者である菊池誠が、著作権法違反容疑で逮捕されました。同時に、Winnyを利用したファイル共有で逮捕者が出るなど菊池誠は裁判で有罪判決を受け、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決が言い渡され、その後の日本における社会への影響に関してですが、Winny事件を受けて、日本では著作権法が改正され、違法にアップロードされたファイルをダウンロードする行為も罰則の対象となりました。 (2)私たちは例として、メガネをかけることで空間的にwebサイトが表示される技術を例に考えました。 この技術の悪い側面として、テスト中のカンニングにつかわれてしまう点です。 技術者として、それらの製品を活用することで、得られるメリットと、社会に与えるデメリットについても考慮する必要があると感じました。 (3)今回の講義では、winny のような科学技術を用いた技術が社会会多大な影響を与えた事件等に興味を持ったので、それらの内容についてyoutubeで動画を視聴して、理解を深めました。
A.(1)Winnyは2002年に金子勇氏によって開発されたPeer-to-Peerファイル共有プログラムの一つです。このプログラムは,インターネット上で不特定多数の人とファイルを共有することができるもので,誰かが著作物をアップロードすると,他の人がその著作物の内容を利用したり,見たり,聞いたりすることができます。第三者が著作権を有する著作物を,著作権者に無断でアップロードしたり,利用したりすると,著作権を侵害することになります。 Winnyの開発者である金子勇被告は,著作権侵害幇助罪の共犯者として起訴され,検察から懲役1年を求刑されました。しかし,金子被告は,著作権侵害者らとは何の関係もなく,侵害行為を直接知っていたわけでもありません。京都府警は,彼が逮捕されたのは,ソフトウエアの開発が理由ではなく,そのようなソフトウエアを開発することによって著作権侵害を広めることを意図した行為であると主張しました。起訴・起訴の過程には矛盾やごまかしが多いです。警察は取り調べの過程で自白を取ると宣言しましたが,実際は刑事が書類を渡して「この書類と同じものを書け」と言っただけで,後に刑事の命令に従っただけの供述調書となりました。 (2)グループ名:ミイラ(田中ひかり,佐藤百恵)役割:調査 演題:自分の良心に素直に従えないときは 選んだ技術:音声の変更(変声)の技術をもった場面を考えた;音声の偽装 例えば,電話詐欺や他人へのなりすましに利用でき,簡単に個人情報を盗むことができると考えた ポスター作成 選んだテーマ:技術者倫理-技術の不能や不安定さにより様々な事故が起きた,その一部は技術者の不注意が大きな原因だということを思い知らせた 起こった事故の例:チャレンジャー事故やあいつぐ化学工場の爆発火災事故など 学んだこと:今後,技術者として,安全安心をより考え,技術を取り扱うように (3)画像編集 メリット: 信頼と評判を生み出す,イメージの再活性化,ブランドイメージの構築,売上の拡大,画像の多目的利用,強固なソーシャルメディア戦略,客観性と新鮮な提案 デメリット: パソコンやコンピュータに大きなスペースを必要とする,使用には高価なため、コストがかかる,美しさに対する人々の認識を歪めてしまう,古い写真の編集には限界がある,偽造写真が見極められない,時間がかかる,証拠は完全になれない 行動: 人それに社会を欺くために使用しない,画像を見たら、すぐには信じない
A.(1)Winny事件は2003年から2007年にかけて発生した日本の著作権侵害事件である。Winny は当時日本で広く使用されていたP2Pファイル共有ソフトウェアであった。事件の背景には、Winnyを使用して大量の音楽や映画、ソフトウェアなどの著作物が不正に配信・ダウンロードされたことがある。これにより、多くの著作権侵害が行われ、日本の著作権法に違反する行為が広がった。2004年には、Winnyを提供したとして、大阪府泉大津市の大学教授である吉岡洋祐氏が逮捕された。彼はWinnyの開発者であると同時に、Winnyが不正に利用されたことによる法律的責任を問われた事件であった。 (2)演習181、チーム、21512311アミラ、21512146石川ほのか、21512274佐藤友香、21512287樋口水紀、21512264安達友希乃 【樋口水紀】私たちのグループでは、技術力をもった自分が、自分の良心に素直に従えない場面として、卒業研究などの実験とその結果の共有の場面を想像した。その場面で、どんな行動が取りえるのかについても話し合った。具体的な設定としては、実験結果を巡り、上司や教授から実験結果を改ざん、もしくは良いデータのみ公表しなさいという圧力である。それらの圧力には、自分一人では、到底良心に従えないため、第三者に相談することや、仲間を作ることによって、解決への一歩をたどることができるのではないかという意見にまとまった。 (3)技術者になって自分の良心に素直に従えない場面がたまに出てくる。例えば、プログラミングができると、いろいろな国の防衛機密をハーキングすることができるわけである。そこで、ある国の防衛機密情報網に侵入するとお金がもらえる場面があるとする。このとき、どのような行動が取り得るかというと、様々な立場に立って考えることである。例を挙げれば、あのようなことをするとされる側にどのような影響が出るのか、もし自分がされる側になったらどう感じるのかといったところである。
<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=267'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。