大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A. はい。私は大学卒業後、高学歴者として、ノブレス・オブリージュを体現し、学んだ知識を社会の形成者として文化や産業の発展のために正しく使います。 本授業をきっかけに教科書「技術者による実践的工学倫理 第4版 先人の知恵と戦いから学ぶ」をいろいろ読んでみたところ、一番興味があったのは、チャレンジャー号爆発事件でした。スペースシャトルの固体燃料部分の製造を携わっているモートン・サイオコール社が固体燃料ブースターロケットを接合する接合部分のフィールド・ジョイントのOリングが、低温下ではシールが不十分で、高熱ガスが漏洩するのではないかと問題を感じていました。そのため技術者たちは何度もNASAに打ち上げの中止を申し出ていたのですが、そもそもチャレンジャー号は延期に延期を重ね、NASA側は早く打ち上げたいと焦燥していました。また、サイオコール社はNASAが予定通り飛行を成功させたがっていることを知っていました。最終的にはゼネラルマネージャーが「もはや経営的判断を下すべきだ」と言い、打ち上げに至ってしまいました。チャレンジャー号爆発事件が起きた後、技術者のロジャー・ボジョリーは議会での証言後、社内情報を勝手に持ち出されたとして周囲から非難されてしまったが、後日協会から技術者としての責務を貫いたとして表彰される形に至りました。ロジャー・ボジョリーの技術者として製造するものを扱う人の安全を守るために責務を全うする姿を、これから社会に出て働く身として心がけたいと思いました。
A.はい
A.はい。 半年間授業をしていただきありがとうございました。 技術者倫理を受講して,技術者,開発者がただ便利で快適な生活を送ることができる製品を作っているわけではないと知ることができました。 知識,技術は人を幸せにする反面,人を不幸にしてしまう武器になってしまいます。そのようなことが起きないようにするため,倫理観をしっかりと身につけることが大切だと感じます。 日本の発展被害として起きた四大公害病や,プログラミングの天才の金子勇さんが実現可能にしたP2Pの技術など,これまで多くの人が失敗と成功を繰り返して,今の快適な日本があるのだと改めて感じます。 そして今後,日本をよりよくしてくために,開発者と消費者とのコミュニケーションが鍵になってくると感じます。 これは製品を使用するのが消費者であることと,共通価値の創造と,の二つの理由があります。消費者が製品を使用する際に安全で,十分に安心して使用できなければ快適な生活,幸せな生活から遠ざかってしまいます。そのため,製品の開発者が消費者のニーズに答えることと,どれくらい安心してお使いいただけるかという情報をしっかりと発信していくことが大切です。このようなコミュニケーションが取れることができれば共通価値の創造ができるようになり,製品の間違った使い方がなくなってくると考えます。 私が技術者,開発者になるのであれば,自分の利益,会社の利益のことだけでなく,消費者のため,人々が快適に幸せに生活を送れるよう,コミュニケーションを取ることを怠らず,真摯に向き合って行きたいと思います。 半年間ありがとうございました。これから技術者倫理で学んだことは忘れず,日々精進していきたいと思います。
A.はい。 今回の技術者倫理前半の内容から得られたことは倫理の本質だと思います。言葉の意味よりもなぜこんなことが言われているのか、などの背景や目的を詳しく教わった気がします。その中で私が覚えていることは、三つあります。 まずは、知識がないことは技術者として倫理違反であるということ。これは自分自身社会人になって違反しないのは難しいなと思っています。ただ、ダメな状態でい続けるつもりはないので勉強し続けて少しでも遅れを取り戻したいなと思います。 次に、上司に言われたことをただやるだけなら大卒じゃなくていい。言われたことをただやるでなく倫理観と照らし合わせて考えること自分の中で消化できるように疑問は周りに相談しながら進めていけるようになれれば最終的には勉強し続けることにもつながると思いました。 最後は、倫理は個人の尊重に根差しているということです。これはWinny事件を例に挙げて話しているときにでてきましたが、わからないことに対して不寛容になったり攻撃的にならないようにしたいです。分からなくても知る努力をすることでそれも勉強し続けることにつながればいいなとおもいます。 これらが大学卒業後、技術者としてや将来的に管理職側に立った時に、作業者や部下に安全でそれぞれが能力を発揮できる良好な職場環境を整えられるようになるために必要なことだと思いました。だから私はこのような技術者になることを目標に努めていきたいと思います。
A.はい あくまで第三者からの評価であるが、私は生真面目だという。 それは多少の認識の差があるとは思うが、私が私を客観的に評価しても恐らくそうなるだろうと考える。 その生真面目さはいわば機械やロボットのようで、指示された仕事を指示されただけこなすのが私であった。 扱いやすい労働力になることを目指す私にとって、指示以外の行動は不確定要素であり、何か問題を起こしたときに責任が取れないと考えていたからである。 しかしこの講義を通して、このスタンスは修正する必要があると感じた。 仕事の範疇のみしか動けないというのは、組織発展に貢献できていないと考えた。 バイトとしての仕事しか与えられていない私はあくまでバイトの範疇でしか行動できず、許可を受けない限りそれ以外に干渉ができないのである。 これはつまり、異を唱えることができないことを意味する。 目の前で倫理違反が起きても異を唱えられないのならば、これも一つの倫理違反である。 そしてその倫理違反も一つの責任問題に発展する。 バイト、という軽々しい肩書・立場ではあるが、一つの労働力である以上倫理的な責任があると考えた。 しかしながら、バイトはバイトであり一般従業員と異なり知識において異を唱えるのはただただ邪魔になるだけである。 故に、素人が素人なりにできる一つの唱え方として、疑問を呈するのがよいのではないかと考えた。 何故という問いかけをして本質を見つめなおさせることで、何か間違いに気付けるかもしれない。
A.はい 専門知識を持った技術者となるために,専門知識を持たない人にも説明できるように勉強し,責任ある行動をとれるようになりたいとおもいました.
A.はい。 私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 技術者倫理の講義を通して、次の事に取り組んでいきたいと思った。 技術者の倫理は一般の倫理とは異なる。技術者は技術を使う専門家でなければならないので、そもそも技術が使用できないことが起こらないように知識を身に着けていきたい。例えば、化学構造式を見て、それがどのような性質を持つのか予想できる。化学プラントの設計図や図式を見て、問題点を洗い出すことができる。など さらに、技術者の倫理に関する過去の事件や事故を調べ、それがどのような原因で起こり、何がいけなかったのかなどを考えて、今後の自分や周りの研究者の研究活動において、その反省を生かしたい。例えば、水俣病・イタイイタイ病などの四大公害、自動車会社のリコール事件、食品工場・食品会社の食中毒などの事故・事件 また、実際に赤札作戦の実施や消火栓・指定避難場所に赴き、地域住民として、技術者として必要なことを体感することができ、行動を意識づけることができた。 技術者が倫理を考えずに行動すると、社会全体に影響が及ぶこともあるとわかったので、今後の研究活動において行動する前に立ち止まって倫理に違反していないかどうか判断しようと思った。 最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい。 私はまだ高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現できる人間ではありません。しかし、必要とあらば私の持ちうる知識や力をひとに与え問題解決に努めたいと思います。 倫理的な問題を考えることは工学部においても重要ではあるもののほかの授業と共に学ぶ環境が十分ではないと実感しました。よって私はプラトンの国家など古典哲学を学び基礎的な倫理基盤を身に着け 最終的には科学哲学を学びたいと考えます。 その入門書として飲茶著「史上最強の哲学入門」を購入し読み進めています。 当然ではありますが科学検証や批判思考を繰り返し自身が知らず知らずのうちにうっかりと人を傷つけないよう心がけます。しかし、努力し続けることも難しいためやらないことをきめ重要性の高い問題に着手したい。具体的には社会情勢のチェックは仕方ないが必要以上にSNSをりようしないことがあげられる。本質的な理解に必要な事例がたくさん得られるかもしれないがゆっくり腰を据えて考える時間が奪われてしまう。よってSNSの過度な利用をさけ、ほかの作業と共に思考の自由を確保しようと考えている。 私は就職する際にも倫理基盤の重要性を考慮し社会的に真に価値を提供する会社に勤め力をつけ業務をする中で社会に貢献していきます。最終的には人類が食べ物に困ることのない未来のために努力したい。人はおなかが満たされなければ攻撃的になることは歴史が証明してきたため。
A.はい。 どんなにすごい技術があっても使い方を間違えれば大事故につながるということを学びました。特に印象的な授業として第一回目のオウム真理教地下鉄サリン事件をあげます。これこそ、多くの知識と高い技術を使い、たくさんの人をあやめた決して忘れてはならない事件だと思います。当時地元の駅でもサリンがまかれ、危うく巻き込まれるところだったと母から聞いたことがあります。もし巻き込まれていたら私は生まれていなかったかもしれないと思うと恐ろしく感じます。専門的な技術というのは基本的には人の役に立つことが大前提ですが、違う使い方をすると凶器にもなります。技術を学ぶにはそれに伴って正しい倫理観を身につけなければならないし、身につけた人のみがその技術を使わなければいけないと改めて思いました。また、公害の授業では正しい倫理観だけでなく、未知の物質にも専門的な技術を有する技術者として、新しい技術、考え方を常に更新し続けることもとても重要だと学びました。危険かもしれない、そんな曖昧な状況でも見過ごさない、身につけた知識を使い検討する。これをしっかり行わなければ事故が起こってしまうと思います。公害では危ないかもしれないと思いながらもそれに目をつむり、事故が起こったあとも対処をせず対応が遅れてしまうことがありました。一つ一つの行動・対応でその後の事態が大きく変わります。技術者になる者としてそこを意識してこれからも専門的な技術を学んでいこうと思いました。
A.はい 私は、大学を卒業後、高学歴者として、ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 この授業を受けて、この大学で学んだ知識を犯罪に使ったり悪用したりしないための倫理観と、技術者として社会に貢献できるようになるように専門の知識を学ぶことは大切なことなんだと実感した。 最初は卒業に必要な単位だからと渋々授業を履修したが、技術者として社会に出て行く前に技術者として絶対に心がけなければいけないこと、絶対にやってはいけないこと、仮に技術者倫理に反するとどのようなことになるのかと言うことを学ぶことができた(だから必修なのだろうが)ので受ける機会があってよかったと思う 後半のレポートでサリドマイド薬害事件について調べることがあったのだが、そのときに実感した事なのだが、消費者は基本的に無知な物で、薬剤の安全性やどこでどのように作用するのかなどほとんど知らない。 そのために、専門の知識をもった技術者がその薬剤の安全性やどのような危険性があるのか、きちんと理解し、その上で本当に社会に出して流通させていい物なのかどうか技術者倫理に沿った判断をするしか事件を防ぐ方法がないのだと思う。 大学を卒業し、社会に出るまでに自分の知識や技術に責任が持てるような立派な技術者になれるようになろうと思った 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい 私は技術者倫理のすべての授業に意欲的に参加した。哲学と思想、善悪と損得、ルールの表現と形式化、リサイクル、安全と品質管理、地球温暖化と人口爆発、バイオテクノロジーと情報技術など様々な観点から技術者倫理について授業やグループワーク、その後の復習で学ぶことが出来た。 この授業をきっかけに多くの倫理違反があった事件や事故について知り、それがなぜ起こってしまったのか、現在は改善されているのかなど一つ一つの事例について自分の中でしっかり理解できた。僕は授業で扱ったような事故などを単に技術不足や不注意で済ませることはできないと考える。予算がないから、人が足りないから、他の企業や海外に負けていられないから、など事故の背景には様々な要因があったと思う。事故が起きてしまったこと、被害者が出てしまったことは非常に悲しいことであるが、このような悲惨な過去があるから対策され、安全管理され、今を生きる我々が比較的安心して健康に生きていると思う。これは決して過去の事故の事を肯定しているわけではない。初めから何も危険なことがなければ過去も現在も未来も悲しむ人はいないのだから。 応用的な化学を学ぶ僕がこれからその知識を使うときその知識は正しいのか誰も傷つけないのか吟味しようと思う。この技術者倫理の授業から様々な事故とその原因、さらにそこにあった倫理違反を学んだ。これから社会人または技術者になるうえでその知識を忘れずしっかり活かしていきたいと思う。
A.はい。 私は履修の取り組みについて不正がない事を誓います。 今回の授業では、私は地下鉄サリン事件が一番印象に残っています。なぜなら親戚がこの事件で亡くなったからです。なので注目はしていました。 宗教に入りマインドコントロールされることによって殺人でさえも正義と考えられることに恐怖を感じました。また、そういうことはあまり勉強の得意でない方たちがはまりやいと考えていたのですが、そうではなく頭のよい人たちもマインドコントロールにかかってしまうことに驚きました。 一番最初でも述べたように化学は人間にとってメリットもデメリットもあります。人を救う手段でもあり、人を殺す手段にもなるのです。その二面性を持ちながらも社会に貢献できるようにするにはひとえに私たち技術者の倫理にかかっているのではないかと考えます。この倫理がなければ発展はしていきますが、全員が幸せになれる社会にはなれなく、必ず悲しい思いをしてしまう人たちがいる事でしょう。そのような人たちを1人でも出さないように、私たち技術者は常に何が危険であり、そのようなことが予測されて、何が人体に対して有害なのかを予測すること、また何か事件が起きたときに迅速に対処すること、そしてその責任を速やかに認めることが大切であると考えます。 将来技術者として働くことを考えている身として、私は上記で述べたことを心にきざみながら日々研究に励むと共に、仕事をしていきたいと思います。
A.はい この授業を受けたことで、今までは何かの事故が起きても何が起きたのかを時系列でみることしかしてこなかったが、もっと専門的な視点で、原因はどんな物質によるものなのか、なぜそのような事故が起きてしまったのかなどを考える視点が身につきました。また、倫理的にも、どの行動が間違っていたのか、どんな行動が足りなかったのかなどを考えるきっかけにもなった。 他には、技術者倫理は技術や知識を持っている人のための倫理であり、知識を持っていないこと自体が倫理違反と何度も何度もおっしゃっていたので、それが印象に残り、知識をつけていきたいと思った。 今後は、研究室に配属されて本格的な研究活動が始まるので、研究室内の決まりや作業方法を理解していきたいです。また、実験中に白衣を着たり、産廃のときに軍手をつけるなど服装も適したものにしたいです。実験に関してはあらかじめ内容を確認してから集中して行いたいです。実験室の机などに関しては、清掃、整理整頓を徹底したいです。また、異常や不自然な点を見つけたら報告や相談などを心掛けたいです。また、自分の安全だけでなく、周囲の安全にも配慮して、声掛けなどをしていきたいです。最後に、万が一、事故などが起きてしまったも、慌てないようにして、適切に対処して位と思いました。 まだ知識も浅く、経験もないので慣れないことが多いかもしれませんが、この授業で学んだことや身に着けたことを生かしてこれからの研究に取り組んでいきたいです。
A.はい
A.はい。 今回の授業で感じたことはどんなに心優しく優秀な学者や技術者でも自分の意図とは別にその技術を悪用されてしまうことはよくあり、そのような悪用を未然に防ぐために今発展途上である技術者倫理についてもっと多くの人と国の人が考えて作り上げていかないといけないと思う。経験によっての教訓を得るのも大事だが、それを未然に防げるくらいには経験値はあると思うのでそれを活用して倫理観を啓蒙していきたいと思う。 また、技術者倫理についてもやはり性善説ではどうにかなるものではないので法にすることで人々に今の一般的な常識からの立場で見たときの正しいことを強制する方がよいと思う。そんなことを今回の授業では学んだと感じた。また、人権というものは過去の人が多くの血を流して手に入れた権利であるからそれを自覚して尊重し有効活用していきたいと思う。 今後は就職して、技術者として生きていく上でその知識の有効活用と周りの人々や使用する人々の人権を尊重していけたらなと思う。他には、情報技術が発展している現代では開発した技術者だけではなくそれを使用する人にも倫理観が問われてると思う。最近の事例を挙げると一つの動画の投稿により某寿司チェーン店の営業に大打撃を与えたことなどである。その動画一本を投稿することで自分の人生も企業で働く人達に多大な迷惑を被るのである。もはやこれはテロと同じであると私は思う。技術を学び倫理的に使用することは使用者も考えねばなるまい。
A.はい 自分なりにITや外国トレンドなど自分の専門以外の分野にも手を出すようにはしていましたが、技術者としての倫理観について学ぶことはありませんでした。これまで何かを生み出せる技術者、開発者は楽しそうだけど生み出すのは大変だなくらいしか考えていなかったのですが、この授業を受けて、会社の顔を作る責任感にあふれた仕事であると感じました。万が一の事故、悪用を防ぐためには開発者としての知識の他に経営者や広報としての知識、人体工学についても学んだり協力したりする必要があると感じました。そこで、就活に絡めて広告会社、メーカー、IT、技術者など幅広い業界の話を聞き情報収集とそれぞれの視点の持ち方を学ぶことにしました。実際に働いている人からの話はネットで見るよりも気持ちや実体験が混じっており理解し易く興味も惹かれやすいことがわかりました。 また、この授業で一番衝撃的だったのはチャレンジャー号事件です。事件の存在は知っていましたが、事件の問題点が経営陣の意思決定とは知りませんでした。さらに、薬害について調べると、海外で規制されていることが日本では規制されていないことが原因で起こったものが多くあるというのもわかりました。日本は先進国であることに加え、世界でも有数の技術力と製品の品質の良さがウリなのに、それを助け、支えるべき経営陣や政府の人々が邪魔をしているということを知り、今後はその理由や文化をさらに調べ理解するべきだと感じました。
A.はい。 この授業をきっかけにして、労働環境の安全衛生活動の重要性を学んだ。技術者は、製品の製造過程に対して責任を持つだけでなく、労働環境の整備も十分に注意しないと、過失によって大事故につながりうることが分かった。第5回の授業でイソシアン酸メチル漏出による死亡事故の話があったが、これも必要な安全対策をとり、工場の設備管理が行き届いていれば起こらなかったことかもしれない。現在の工場は、「安全第一」の標語を掲げ、生産能率より安全を優先させ、労働災害の防止に努めながら生産活動にあたっている。「マンネリ」は、安全衛生活動を阻害する大きな要因である。5S運動:整理、整頓、清掃、清潔、躾や3S運動:単純化、標準化、専門化。この2つは、どの工場にもみられる標語であり、いわば料理でいう「さ、し、す、せ、そ」である。共通認識の指標を掲げることで、業務における無駄を省くことができ、時間や従業員の労力が非効率に使われなくなり、業務効率向上が目指せると考える。また、この運動は従業員全体が主体的に参加してこそ効果が高まる取り組みだから、組織力が向上すると思う。5S運動は日常生活においても汎用されることだと思う。まずは、自分の机や部屋をきれいにすることを心掛けたい。 技術者倫理について学び、技術職として人々の生活に関与するには、社会の人々が安心して生活を送れるように安全を最優先することが技術者としての責任であると考えた。
A.はい、私は大学を卒業した後、知識を持つもの・技術者の責務として得た知識を公俗良序のために正しく用います。 今回の講義は倫理や過去の人間の過ちについて取り扱っていることが多かったことから、正直な話をすると非常に重い空気で授業を受けることが多いと感じていた。 しかし、そのおかげもあり今までどんな過ちがされてきたのか、そこから得られた学びとは何か、この先同様のリスクを防ぐためにはどういった下準備と規制を行えばいいのかについて真剣に向き合うことができ、印象深く学ぶことができたと考える。 技術者の持つべき倫理とその果たすべき責務に関して概論といった形で学ぶことから自分自身が一人の社会人としてどう立ち振る舞うべきかに関しても見直す機会が与えられたと考えている。 具体的に言うと、社会に出た後の自分に関しては給料や休日の数、その他社会的ステータスから見た将来像しか想像していなかったが、今回の講義のおかげで自分自身が生きていくその瞬間瞬間に発生する責任、それに巻き込まれる人たちのことを考える機会が与えられたことから、少しでも徳の高い人間、徳の高い技術者として自分の人生を設計・施行できたら満足な人生を歩めるのではないかと感じた。 大学卒業まで後一年しかないが、この残りの時間と学生という特権を使って知識を貪欲にかき集め、それを十全に使えるようになるまで学習してノブレス・オブリージュを体現するための準備を整えていきたい。
A.はい 本講義をきっかけに技術者として自身の専門分野についての知識をきちんと学ぶということを意識するようになりました。チャレンジャー号事件では、ロケットの開発社の技術者は打ち上げの危険性をわかって伝えていたにも関わらず、開発社の幹部やNASAは打ち上げを強行しました。その結果あの悲惨な事故を起こしており、危機管理のなさや不正確な知識が浮き彫りになりました。このような事故を自分の手では絶対に起こさないために、この先自分が関わっていく分野の知識については、正しいものを確実に見つけておくべきだと実感しました。今は学んでいる最中のため、卒業までには得た知識を基に倫理的に物事の判断ができるようにしたいです。 これからの将来の抱負は、最新技術を最初から画期的な素晴らしいものとして鵜?みにせず、しかし異物として排除するのでもなく、まずどういったものなのか正しい情報から検討する、ということです。アスベストの問題や水俣病については、最新技術に飛びつきすぐ量産化し、危険性を予見せずに積極的に取り入れたことによって起こっています。また、Winnyと金子勇さんの件は、悪用したことを問題にするのではなくWinnyと開発動機を完全悪として捉え、国全体が排除しようとしたことが原因で天才を失うことになっています。以上の事例から、新しいことはまず受け入れ、その上で活用する前にどのような危険性を予見できるかよく検討することが必要であると感じたため、このような抱負とさせていただきました。 今後はこの講義で得たことを自分の糧としつつ、より一層勉学や研究に専念していきたいと思います。
A.はい。 この、技術者倫理の授業を受けて、今まで知らなかったことを、さまざま学ぶことが、できた。特に印象に残っているのが、winnyと、オウム真理教の地下鉄サリン事件のように、高い学力を持っている人が、大きな事件を引き起こすことが、多々あるということである。winnyの件には、まさに「出る杭は打たれる」ということわざを、体現しているように感じた。ガリレオが地動説を唱えたときに、受け入れられなかったように、革新的なものに、社会が追いつくのには、時間がかかるのだなと思った。また、今回の授業をうけて、まだまだ、自分は、知識が足りないと感じた。加えて、持っている知識に偏りがあるように感じた。自分の興味のある分野や、物事の知識は、ある程度持っているように感じるが、興味のない分野や、生活していて、関わらないことなどに関する、知識が浅いように感じた。これからは、自分の興味の範囲外のことにも意識を向けて生活したい。そのためにまず、いつもなら、読まないような、分野、著者の本を読んでいくことにしたい。特に、工学部にいると、あまり触れることがない、文系の本を読んでいきたい。将来、まだどんな企業に就職するか、どんな職種に就くか、まだまだ分からないが、今回の技術者倫理で学んだ、倫理観を常に意識しながら、生活していきたい。また、この授業で、学んだことを、自分たちの子供など、次の世代に引き継いでいきたいと考える。
A.はい 私は本授業をきっかけに将来自分に子供ができたら質のいい教育をしたいと思った。本授業で心に残った中の1つとして、教育にも二面性があることがある。劣悪な教育は不幸な結果を招くというのは考えればすぐに思いつくが、今まで考えたことはあるかと言われたら自信をもって首を縦に振ることはできない。そのため、自分が親の立場になった時に必要になるのは、とびきり質の高い教育をしてあげるためにはどのようなことからしなければいけないのかを考え始めることが大事であるこということは明白である。今まで私は教育を受ける立場だったため、教育を受ける立場の人は何をされたら身について、どのようなことが身につかないのかは今までの人生で身をもって体験している。 今までの生活では、自分の両親などが私を教育し、育ててくれた。私はそんな両親たちに感謝してもしきれない。自分が教育する際は、自分も子供にこんな風に感謝されるくらい大切に教育し、育てたいと思う。 また、学校の先生たちも自分が学生でいる間、ほめるときはほめてくれて、叱る時は叱ってくれる、そんな教育をしてくれた。時には「どうしてこんなことを言われなければいけないのだろう」や「自分はこうおもっているのに」などと思う時もあったが、その気持ちを口に出せたのはほんの少ししかなかった。なので自分が教育する立場になったら、教えられる人の立場になって声を聴いて、この授業で学んだ教育の重要性をしっかりと理解し、自分の両親や先生のように将来の子供につないでいこうと思う。 最後に、先生方、半年間の講義ありがとうございました。
A.はい。 大学を卒業後、技術者として歩むであろう自分にとって倫理に関する知識は非常にためになった。特に、企業の研究開発現場では、成長し、存続していくために絶えず新しい製品や新しい技術を創出する必要があるため、製造現場では定常化された作業が主であるのに対して、研究・開発は非定常作業が中心になる。予期せぬ事態が発生するリスクに備え、十分な準備と異常を見逃さない注意力も要求されることになる。そのような時に、自分の倫理観を見失わないようにしたい。大学を卒業してから学んだ知識を文化や産業の発展のために使うことは重々承知ではあるが、それ以前にそもそも社会にでてから使える専門知識を今の段階で兼ね備えているのかというところに関しては自分自身に対して甚だ疑問である。現段階では、専門知識を学んで吸収することを第一に、卒業後に備えていきたい。その初歩として、研究室における研究活動や論文を読む機会などを軽視せず、学問に深く根差して取り組んでいく。大学以外に関しては、アルバイトや友人関係の人との関わりの中で技術者倫理とは言わずも人としての倫理観を試されるときは必ず来ると思う。そのような時に、高い倫理観を持って行動するようにしたい。特に接客業においては様々な客と会話をし動作を交わすことになると思う。お互いの倫理観が確立している上で客と従業員の気持ちの良いやりとりが成り立っていると思うため、より一層普段の生活においても意識していかなければならない。
A.はい 本授業である「技術者倫理」の講義を受講することで大学卒業後に社会に出て学んだ知識を活かして活動していくために倫理的な見方を養うことが重要であることわかる。技術者によって高機能な物が世に出され、人々がその恩恵を受けています。同時に、過去に経験したことのない科学・技術に関連する事件・事故および企業の不祥事が続発する時代である。技術者は専門領域の知識だけでなく、歴史観と社会性に基づき何はしてよいか、何はしてはならないかを判断し、行動できることが求められています。技術者に関しても様々な法律や政策がありそれを理解した上で社会に持っている技術を使っていくことが重要であると考える。この講義で学んだ倫理は多くの場面で向き合わなければならないことであり社会人としての責任を果たすことの他、法律、規則など決まりごとや世間の慣習に従うものをモラルとすれば、人間としてのモラル、社会人としてのモラル、組織人としてのモラル、技術者としてのモラルが技術者倫理に問われる場面です。 技術者や研究者は、自分たちが開発した技術や製品で社会の高度化に寄与しています。そして寄与の結果に対しても、技術者・研究者は必然的に責任を負っているといえます。この責任は、製品の研究段階から、製品を世に出した後まで、各過程でそれぞれ異なってくるためこれからも意識していきたいと考えている。 私はこの講義をきっかけに「危険物取扱者甲種」の資格について興味が出てきました。この資格は化学系において必須な資格でありエンジニアや材料メーカーなどどこへ就職しても役立つため精進していきたいと考えています。
A.はい。 本講義では、数々の事故や事件、問題を通して「技術者とは何か」「どのような技術者であるべきか」などについて学んだ。地下鉄サリン事件からは、知識というものは適切な使われ方をすることで人の暮らしを快適で豊かなものにしてくれるが、それが誤った使われ方をされてしまうと、凶器になりうるということを痛感し、チャレンジャー号爆発事故からは、基準を逸脱することが当たり前になってしまうことの恐ろしさを痛感した。また、水俣病やイタイイタイ病などのような公害を防ぐために技術者は、常に疑いの心をもち、疑いが晴れるまで徹底して調査することが必要であることを学んだ。このことは不良品についても言えることであり、リコールの発生を防ぐために耐久性の実験やあらゆる条件下での実験を重ねることでリコールを未然に防ぐことができると考えた。 技術者には、製品化や問題解決のために必要な知識を十分に保有することは勿論、その知識を応用する力、適応力、説明力、問題を解決するために課題を見出す力、理論的に考えそれを実行する力、疑いの心を持つことなど、多くの力が求められると学んだ。逆に言えば、これらの力を十分に保有していない場合は、事件や事故、問題を発生させてしまう可能性が高まるため、技術者であってはいけないと思う。将来、自分が技術者として働く際には、技術者としてあるべき姿である技術者になりたい。そのために、常に努力を惜しまず行動していこうと思う。
A.はい。 私は今回の講義で、様々なことを学びました。 技術者として問われる責任、製造物責任法などが存在し、もし私が製造者として、設計者として活躍した時のことをよく考える機会になりました。 そして、今後の社会に出た時、ここで学べたこもをふんだんに使用して行けるように頑張りたいと思います また、この授業を通して著作権法についてとても興味を持ちました。 最近では、著作権がどのようにどの範囲で適用されるのか。などといった事を調べたり知識として活用する機会も増えてきています。???????のような動画サイトではどのように存在しているのかや、その他のアプリでも関係するのか。薬や音楽にももちろん著作権が存在していることなど、知らないことを知り学ぶことが出来たいい機会になりました。 将来への抱負として 将来恐らくエンジニアとして工場などに勤務することとなると思います。 工場で起きるヒヤリハットなどの事故に繋がることや、権利違反などの内部組織の一員として責任を問われる時があるかもしれません。 その時は、自分の立場がどのようにあろうとも後を考えられる人になりたいです。 また、これから変わっていく権利や考え方をしっかり学び時代に遅れた人間としてではなく、時代に即した人間になっていきたいと思いました。 昔はあーだからなどという言葉で苦労をかけて来こようとする人は少なからずいるかもしれませんが、自分自身を構えて、強気で立ち向かっていきたいと思います。
A.はい。 私はこの技術者倫理の講義を通して、なぜ私たちは大学の講義でさまざまなことを学んでいるのか、学んだことをどう生かして行けばいいのか考えることが出来た。いくらたくさんの知識を得ることができてもこれが仕事、モノづくりに生かすことができなければ講義内容を習った意味が無い、逆に大学に進学したのに知識が無くてはそもそも大学に通った意味がないということが身に染みてわかった。 私はこの技術者倫理の他にもたくさんの講義を積極的に履修することで、偏った専門知識だけではなく、幅広い分野・知識から物事を考えられればと思っている。専門知識をつけ、その分野に特化している人間になることも大切であると思う。そうすることで、効率よく物事を進めることができる。しかし現代は各学問の境界は曖昧になってきており、世の中が求める人物になるためには1つの知識だけではなく、幅広い知識をもち、臨機応変に対応することが大切であると考える。私はそんな人物になり、世の中から必要とされる人になりたい。そのため、この講義でもあった無知にはならないように心がけている。また、学んだことを繰り返し復習することで、この事例にはこれが使える、この事故はこれが原因なのではないかなど自分なりの予測を立てることができるようにしていきたい。何度も出てきた、この反応が分からなければ技術者以外に進むかもう一度化学を学び直した方がいい、という言葉にあるように、その場で使えなければ意味がないと思うため、1度学んだことはそれで終わりでなく、何度も学び直し、もし忘れてしまっても教科書や書籍を読む癖をつけ、自分の知識量をどんどん増やしていきたい。
A.はい 技術者倫理の授業を受けたことで技術者とは何なのか、倫理とは何なのかを過去の事例や法律を例に学び、考えることができた。特に印象に残ったことはオウム真理教サリン事件だ。映像を見たり、何がいけなかったのかを学び考えることができた。また、この事件のことは知っていたが、いま化学の専門知識を学んでみて新たに見えた問題点や気付きがあり印象に残っている。また無知は倫理違反という言葉が非常に印象的だった。そのためまず今は知識を学ぶことに専念することが大切だと思った。そこからがやっとスタートラインに立てるのだと感じた。 授業で衝撃だったものでインド・ボパール殺虫剤事故である。この事件の映画の予告編を授業中に見たが。そのなかであった「仕事が欲しけりゃ、黙ってろ」というセリフがすごく複雑な心境にさせられた。おかしいと気づきながらも、職をなくしたくない思いのジレンマが垣間見えた。またインドボパールの事故がなかったら、日本でリチウムイオン二次電池は生まれなかったかもしれないということもしった。これらのことで私は今までで一番倫理観というものについて考えることができた。この授業を受けての将来の抱負として今の時代は技術の発展とともに情報技術やバイオテクノロジーなど新しいテクノロジーが登場する中、倫理が問われているときだと思う。そんなこれからを担う一人の人間、技術者として常に考え、判断し、行動ができようになりたいと思った。
A.はい 半年間授業お疲れ様でした。とても有意義のある授業を受けることができ、とても感謝しています。近代技術とは火などの危険なものを安全に使いこなす知恵であり、そういった倫理的な問題に適切な判断を下す必要があること。工学倫理を意識していても絶えず火災や環境を損なわせる事件が起きているのは工学倫理の確立が未だ不十分であると考えらること。本授業で学んだ「工学倫理」ではそのようなことを学びました。また「品質管理」では品質の考え方が時代とともに変わってきており、製品の品質が規格に合っているかから顧客の要求に合っているかに置き換わっていることに驚きでした。製品の品質がいかに良くとも顧客に合っていなければ何も意味がない、そう捉えられました。その上コストや納期、経済性、生産性などの多角的者の見方や考え方、リスクを想定するなど多くの要因について考えていかなければならないことを知りました。工業技術による国際貢献を読んで近年日本から発展途上国への支援が活発化している理由を知ることができました。ヒトの幸福や環境に準じた政策に関係する技術が蓄積しているのならその基準に満たしていない発展途上国に還元することが大切なのだと知りました。これらのことを研究において役立てたいと思っています。それ以外にも授業演習で調べて分かったジレンマや規制緩和、事件の予見可能性、様々な人との共有価値について新しいことを深く学べました。ありがとうございました。
A. はい。私は技術者倫理の授業を受講して、技術者は正しい倫理観を持っていなければならないと学んだ。オウムサリン事件では高学歴な信者によって生み出された化学兵器が殺人に使われた。どれだけ頭が良くて新しいものを開発したとしても、使う目的が良くないことであると沢山の人に被害が及んでしまう。チャレンジャー事故では正しく行われれば問題ないことであるが、コストのために安全を優先して行動できなかったことが問題であったと考えた。中止しても企業には損害が発生するため、簡単には決定できない事項であったと考えた。また、無知、未熟、慣れはとても危険であると学んだ。マンネリ化はどのような場面であっても遭遇する可能性はあると思ったので、常に集中して取り組まなければならないと考えた。 私はこの授業を通して、正しく理解し、最適な判断をできるようにしたいと考えた。技術者として知識を持っていなくてはならないが、全てのことを理解することはできないため、分からないことはすぐに聞いて疑問をなくさなくてはならないと思った。また、常に勉強を続け、これからも知識を付けていきたいと考えた。また、知識があって正しく理解することができたとしてもその知識を正しく使わなければ意味はないと思う。過去に起こった事件や事故から、技術者でありながら正しい判断をできなかったことが事故の原因になることも多いと学んだため、自分の利益を優先するのではなく、周りへの影響を一番に考え判断できるようにしたいと考えた。
A.はい。 この授業で学んだ事は、倫理である。今まで考えたこともなかったが、この授業で考えてみて成長することができたと思う。そして身の回りの整頓の事について考えた事で、自分の家に帰ることが楽しくなった事が一番嬉しかった。改めて整理、整頓は大切な事なのだと実感した。この授業を、いや、立花先生の授業を受ける事ができてとても幸せに思う。 僕の人生の抱負は、病気をする事なく、怪我をする事なく、挫折する事なく、幸せな暮らしをする事である。学部を卒業したら大学院に進学し、ある程度就活に励み、関東圏に就職したい。なぜ関東圏かというと趣味に没頭できると思うからである。平日はそれなりに仕事を頑張り、週末は好みのアーティストのライブに行ったり、若しくは全く知らない人が歌っているライブハウスに行ってみたい。後、お笑いライブにも行きたい。面白い人の話を聞くのは楽しいし飽きない。お金が貯まったら一軒家ではなくマンションに住みたいと思っている。そしてバイクにも乗ってみたい。米沢など東北地方では雪が降るため、冬は乗れないが、関東圏では雪がほとんど降らないため一年中乗る事ができる。そして毎日美味しい物を食べたい。僕はラーメンが好きなため色々なところに行ってみたい。これらのようにとりあえず大きな事はせず、普通に幸せに生きていきたいと思っている。
A.はい。 この授業をきっかけに水道、光熱費のアプリを入れるようになった。 ある授業で班の他の人で水道や暖房の引き落とされたお金から環境家計簿を使って計算して、3kgほどになっている人がいた。 しかし私は、どのくらい電気やガスを使っていたかを把握しておらずスマホアプリの存在も初めて知った。政策も大事だが1人1人の意識を変えることが大切だと分かったので、これからは月ごとで自分がどのくらい何を使ったのかをアプリやメモなどに記録して見える化していきたい。 と決心したためである。 また、今年の冬は寒かったが、SDGsに貢献するために部屋ではなるべく厚着をするようにしたり加湿し足りして対策した。 また、4大公害であるイタイイタイ病などを調べた。 イタイイタイ病は富山県にて起きた。病名の由来は患者が「痛い」ということから名付けられた。健康への被害はカドミニウムによる骨軟化症などである長期の経過を辿る慢性疾患を発症。工業廃水を川に流すことで起きる被害を予測すべきであった。 四大公害の一つである四日市ぜんそくについて調べ原因と結果、どうすべきだったかについて考えた。 予習報告書の提出を忘れてしまったが、履修するために技術者による実践的工学倫理の教科書を購入し、第1章の工学倫理を始めるにあたってを読んだ。工学倫理とは通常の道徳や倫理感に加えて危険のものを安全に使いこなす仕事をしているという明確な自覚を持つことであると学んだ。
A.はい。 将来の抱負については、自分の興味ある分野の企業に就職し、このような事例が起こったときには本授業を思い出したいと思った。 今就活中であるが自己分析を行うと自分の分からなかった部分が沢山分かった。しかし、自己の強み弱みをしっかりと把握することでこれからの人生で困難にあったときの対処法を知ることができるように感じた。実際就活も人生の困難のうちの一部であると感じるが企業に選ばれる側ではなくお互いの価値観をすり合わせて選びあっていけるようなマインドで乗り越えていければいいなと感じる。就活をはじめて、就活は恋愛や結婚と同様であると感じている。もし選ばれなければ次に気になる企業にアタックしていくことが大事だと考える。選ばれない企業に執着しすぎると自己成長にも繋がらないため、自分を選んでくれた企業で自分磨きを行い、転職等で再挑戦すれば良いと感じるようになった。 私の強みは直観力と好奇心、柔軟性と独創性であると感じる。しかし、これらの強みは理系では発揮していけないように思う。理系就職で優遇される強みとは何なのかについて考え、その強みを伸ばしていきたいと考える。 私は化粧品業界に就職したい。化粧品は将来は化粧品を企画し、世界の方々の心と人生を豊かにしていきたい。化粧品は日本向けに販売したとしてもいつのまにか世界に発信されることがあると考えている。化粧品を通じて間接的に世界とつながりたいと思った。
A.はい 私は、この授業をきっかけにして、「技術者倫理」について考えることが出来たと思う。 特に、倫理違反によって発生した事件等を扱った授業が印象に残っている。 例えば、ユニオンカーバイト社の『セビン』と呼ばれる殺虫剤(カーバメート系農薬、カルバリル)の原料である、 毒性のイソシアン酸メチルが漏出したインド・ボパール殺虫剤事故が印象に残っている。 この事件は、1984年12月2日から3日にかけての深夜、肺を冒す猛毒であるイソシアン酸メチル(MIC)の入ったタンクの中に水が流入したことで発熱反応が起き、それによりタンク内の温度は200℃にまで上昇して一気に圧力も上昇したことで、約40tのMICがガス状となって流出し、北西の風に乗ってボパールの都市へと流れていった事件である。工場の近隣市街がスラムという人口密集地域であったことに加え、事件当夜の大気に逆転層が生じて有毒ガスは拡散せず滞留したため、夜明けまでに2,000人以上が死亡し、15万から30万人が被害を受けた。その後、数か月で新たに1500人以上が死亡するなど被害は拡大し続け、最終的にはさまざまな要因で1万5,000人?2万5,000人が死亡したとされる。 なぜこの事件が印象に残っているかの理由は、この事件が起きた要因にある。 事件の要因は、 ・沸点が39.1℃のMICが蒸発して、大量の有毒ガスが発生し、高圧によってタンクの爆発が起きたこと ・緊急事態に備えるいくつかの安全手順が回避されていたこと ・コスト削減計画の妨げになるとして設備を他の工場と統一しなかったこと ・ユニオンカーバイドがインドの工場へ無認可のテクノロジーをしばしば輸出していたこと ・工場が操業した時、地元の医師はガスの性質を知らされていなかったこと ・災害が発生した際の基本的な対処法(湿った布で口を覆うような)は考えられていなかったこと が挙げられる。これらから分かることは、この要因のすべてが人為的であり、この事件は自然に起きた偶然的事故ではなく、従業員の無知・隠蔽等の倫理違反による必然的事故であることである。 この事件を踏まえ、研究者、或いは研究者と共に事業に参加する技術者として、正しい倫理観や正義感を持つことが非常に大切なのだと考えた。 技術者倫理は、この大学を卒業して技術者として生き、このような事件を起こさないために必ず必要になる考えである。その倫理観を学ぶことが出来て良かったと思う。
A.はい 本授業をきっかけに、今後社会に出て、技術者・研究者として働くかもしれないときの倫理観を学ぶことができた。 まず、哲学と思想-技術者倫理の位置づけ-の授業で、技術者、研究者に求められる能力は異なり、技術者はものづくりのための応用力・構想力や技能・職人技、研究者は二面性を持つ科学技術を危険な方向へではなく人類の役に立つように用いなければいけないということを学んだ。これより、二面性をもつ科学技術を扱う際には細心の注意を払おうと思った。さらに、道徳観念、倫理観、共感性の欠如が重大事件に発展することを学んだため、自分も注意するとともに危ない行動に出ようとしている人がいれば止めなければいけないと思った。 また、未来へ向けて-地球温暖化と人口密度-では、自分が生活する中で多くの二酸化炭素などの温室効果ガスを排出してしまっていることを改めて学ぶことができたため、地球環境を未来に残すために、音質効果ガス排出についても気を使って生活していきたいと思った。 また、安全第一を心がけ、安全の基本である、整理整頓の徹底、無知・未熟な状態で作業しない、一人でやらない、装置・器具・毒物・危険物・ガスの理解、慣れは禁物ということを徹底しなくてはならず、マンネリは安全衛生活動を阻害する大きな要因であり、特に危険予知訓練はマンネリ化に陥りやすいため気を付ける必要があるということも学んだ。これより、マンネリ化に陥らないように日々初心の気持ちで仕事や生活したいと思った。
A.はい 私が特に印象に残った事例として、インドのボパール殺虫剤事件、チャレンジャー事故、レ・ミゼラブルを例とした法と倫理の問題がある。法と倫理の共存は特に難しい問題だと感じた。私ももし餓死しそうな状況だったら、状況を理解して貰えるという望みからパンを盗んでしまう可能性があるかもしれないし、もし同じ状況の人がいたとして、咎められるかと言われたら頷けない。法と倫理観の問題は、どこで線引きするかが非常に重要だと思った。 また、技術者として、正しい知識の共有、安全確認を怠らないことなど、正しい知識を応用することや、正しいことに技術を用いることの重要性が分かった。正しいということは主観である。それはダイナマイトの開発や地下鉄サリン事件を例にしたらわかる通り、人の思う正義は千差万別であり、自分が思う正義が誰かの悪になったり、誤った使い方や人を傷つける悪用をされることもある。そのために、本授業を通して技術者として技術を使うことを任される者の倫理観を身につけることが重要だと感じた。 そのために、これから数々の技術者が引き起こした事例を読み、その原因や背景、環境、対策などを学び教訓にしたい。もしこれから技術者として現場に直接携わる機会などがなくても、なんらかの形で倫理が問われる状況があると思う。その時に誤った選択をし、後悔をしないようにするだけでなく、自分や他人を守るためにもこのような 勉強は重要だと思った。
A.はい 技術者のたまごである自分自身がどう考え、どう責任を持ち、行動をしていくかによって世界を良い方向にも悪い方向にも変えていく可能性が0であるとは言い切れないと強く感じ、責任感がとても強まりました。 責任を持てるぐらい立派な技術者になるために、まず、大学生の間に専門知識はもとい専門外の知識、そして倫理を深く学び続ける必要であると改めて感じました。大学の4年間を実りのある4年間であったと言えるためにも、4年間でそのぶん成長できたと感じた自分になるためにも毎日の時間を大切に学び続けることをやめたくないと思いました。 たとえ技術者の道に自身が進まなかったとしてもそのための学びや経験は将来絶対裏切らないし、どこかで役に立つ日が来ると思います。知識があるだけでも見える世界の解像度は高くなるため、誰かのため、そして自分のためにも学びを得れることへの感謝、恵まれた環境に自分がいることの喜びをかみしめながら残りの卒業までの一年、自己研鑽を続けていきたいと思います。 将来の抱負として、技術者として、そして人としての倫理も含め道を外さない人でいますことをここに記しておきたいと思います。カルトとスピリチュアルは紙一重な部分もあるが、自分は大丈夫だと思っていてもいつの間にかよくない思考に飲まれてしまう人は多くいます。自分がそうならないためにも、何かを信じる時に流されず、自分の芯を忘れずに頭で考えることをやめてはいけないと考えます。
A.はい 山形大学での授業を受けて様々な事例・事故を学んできたが、この授業で具体的な内容の倫理に関することがらを学べたので、これからの生活に役立つであろうと思われる。技術者は常に倫理をもって職務を全うすべきであり、それを放棄して他人に害をなすことは許されないと思った。しかし、偶発的な事故であったり、予見不可能な事例まで罪であるとして切り捨てることはできない為、そういった判断は慎重に行わなければならない。技術者倫理の授業を受けて人間が発展させてきた技術のすばらしさを感じるとともにその危険性を改めて感じさせられた。人類は自らがより有利に生活するために技術を生み出して来たが、それらが結果として一部の人々を不幸にしてしまったことはとても残念なことである。それらの人々の苦痛や苦労が無駄にならないように我々はその経験を未来へと引き継がねばならないと思う。たいていの事例・事故は人間の不注意によって引き起こされる事案であるので、そういったミスや不具合をなくすような取り組みが改めて必要であると思わされた。現代ではかなりの製造業が機械化され、検品なども自動化され非常に質のいい工業製品を生み出しているが、それでも不良品を生まないということは不可能である。私たちはその精度をさらに上げるため、社会に貢献していきたいと思った。山形大学では現在SDGsを推進しているようだが、この活動はこうした技術者倫理にとっても重要な取り組みの一つであると感じ、もう一度その意義や活動内容について議論したい。
A.はい。 技術者倫理の講義にて,技術を生み出し活用するその裏側で倫理が問われる数多くの事件が起きていることを学びました。事件を深堀していくにつれ,だれが見ても悪である人が存在することはまれであり,事件の当事者たちは必ずと言っていいほど利益と倫理のはざまで揺れているという印象を受けました。技術者になるにあたって,人間は完全な生き物ではなく,それにより生み出される技術も完璧ではないことを胸にとどめておき,安全の確保のために常に疑う視点を忘れず,できる限りの注意義務を果たすことが重要であると思いました。 講義を受けて,できる範囲での身近なことから始めようと考えています。我々はこれから卒業論文の作成に向けて様々な実験を繰り返すことになるため,確かな安全の確保が求められます。本講義で学んだ5Sは,作業効率を上げるだけでなく,整理整頓,清掃による作業場の安全の確保が見込めることから,実験環境周辺で5Sの概念を活かしていきたいです。日々の習慣づけが大切であると考えているので,5Sを自宅でも無理のない範囲で継続することを目指します。 また,「ハインリッヒの法則」なる概念を学んだことから,身近なヒヤリハットに対して敏感になり,大ごとになる前に対策をとる習慣を心がけていこうと思います。冬休み中でも,はさみの取っ手が取れて刃が落下する,氷の上で滑って何回も転ぶ,電子レンジで温めたものが突沸する等,様々なヒヤリハットが見受けられました。大事故が起こる前に,未然に小事故やヒヤリハットに対する対策を講じる癖を日ごろからつけておこうと考えています。
A.はい 本授業をきっかけに、技術者に求められるのは科学的な専門知識だけではなく、常識やモラルなどの倫理観が大切であると知った。技術者の倫理違反、または誤った情報の利用などは、公害や不良品といった最悪の形で消費者への被害となる。この被害を起こすのも技術者であり、気づいて止めることができるのも技術者である。したがって、私は、この被害を止められるような、倫理がきちんとしている技術者になりたいと考える。 私は将来、研究開発職など、大学で学んだ専門知識を生かせる職業に就きたいと考えている。専門知識を使うということは、前提となるこの知識をかなり深めておかなければならないし、誤った使い方をしてもいけない。専門知識をつけることは、今からできる努力であるため、今から学びの姿勢を忘れず将来に活かしたいと思う。 消費者へ被害を与えないような、不備に気づくことができる技術者になるために、本講義で学んだ技術者が原因の事故(チャレンジャー号爆発事故のような)を忘れないように心掛けたい。何故ならば、このことを覚えていれば、恐ろしい事故を起こしそうな行動はとれないような慎重さを持ち続けることができると考えたためである。倫理に違反している、もしくは用いた技術の中に危険性があるかもしれないと思った時には、その感覚をなかったことにせず、仲間や上司に相談することを忘れずにしたい。このことが結果的に、消費者に被害を与えないような工夫になっていると考える。
A.はい 私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 私は将来、工場の生産技術職として働きたいと考えています。 生産技術職は 生産性の高い効率的な生産ラインの構築 既存の生産工程の改善 新しい生産技術の開発 関係部署との調整業務 標準類の整備 等多くの仕事内容があります。 やることが多く一見大変そうにみえますが、これらは開発された製品を品質よく製造しやすく、効率よくするように生産の方法を設計するということにつながります。 私は、この工場の柱となる職種に携わることで、ものづくりを支えたいと考えています。 しかし、それと同時に仮に生産技術職でなくてもいいと最近は考えています。 何故なら、仕事は誰かの役に立っていると本人が自覚していれば、それだけで幸せなのではないかと考えたからです。そして、仕事はどんな仕事でも給料をもらっている限り、誰かしらの役に立てていると考えています。 なので、私は特定の職に固執せずに、広い視野を持って就活をすること。 そして、私にとってどのような仕事をするときが、人の役に立てていると感じるかというところに重点をおいて生活していきたいと思います。 その為にも、日常から意識して行動していきたいと思います。 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい!私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。 わたし今年の抱負は二〇二三年五月までにTOEICで750点以上をとることです。卒業後は英語力を生かして自分が研究している分野の先進的な論文をストレスなしで読みたいと思っています。 そのため、大学院面接で自信を持てアピールできるようにTOEICに挑戦したいです。 そして、私は将来自分の好きなことを仕事にしたいと考えているからです。勿論好きなことを仕事にするということは、楽しいことだけではないと思います。もしかしたら難しい壁にぶつかった時、楽しかったはずの事が嫌いになってしまうかもしれません。しかし、そんな辛い時こそ好きという気持ちをパワーに変えて乗り越えられるのでは無いかと思うのです。 こうした理由から、私には大学院に進学するのが合っているのではないかと確信しています。 院生になるには、理系の知識や技術が必要です。そこで私はこの夏休みは特に生物と化学に力を入れました。
A.はい 将来、私はこの授業を含めた大学で受講した授業において身につけた知識、経験を生かし、メーカーなどの企業で技術者として働きたいと考えています。現在は就職活動を行っている最中です。この活動の中の、企業研究などの場面でこの技術者倫理で得た知識が役に立っていると感じることが多々あります。このように考えると、必修科目であるこの科目がこの3年生の後期に開講されたことはとても有意義だったのだと感じました。 また、この授業を通して、過去の技術者が関わる倫理問題について興味持ちました。最近調べた事例は、渋谷温泉施設で起きた爆発事故についてです。この事件は2007年6月19日に東京都渋谷区の温泉施設で大規模な爆発が起き、その施設はもちろん爆風や瓦礫等により周辺への被害もあり、人も3人も亡くなりました。事件の主な原因は、ガスを外に逃がしためのパイプに水が溜まったことで、外部へ出るはずのガスが施設内に滞留してしまい、これによって爆発が起きました。施設の構造上パイプが上下することで水が溜まることは建設会社側は把握しており、水を排出するための水抜き栓が設置されていました。しかしここで建設会社は施設側や管理会社へこの問題点や水抜きの必要性が伝えられませんでした。これにより水は長い間にわたりパイプ内に溜まり、ガスが施設内に充満してしまいました。この事案での倫理的問題点は、建設会社側が施設の取り扱いについて十分な説明責任を果たさなかったことです。 このように、過去には様々な倫理問題が起きており、これから技術者になる人達はこれら教訓にしていく必要があると感じました。
A.はい 今回の授業を通して、新しく踏み出した、新しく行い始めたものがあります。 それは、イソップ寓話を寝る前か起きてから一話読むことです。イソップ寓話とは、今回の授業の課外報告書で読んだものです。今回購入したイソップ寓話は約500話が掲載されています。内容もありがたい話のようになっていて、教訓を得ることができます。まだ100話しか読んでいませんが、後の400話を毎日1話ずつ読んでいき、心を豊かにしていき、大学を卒業したいと思います。1年後の自分がどんな心を持っているか気になります。また、イソップ寓話の他にも、さまざまな倫理観を持って、教えてくれる「論語」「北欧伝説神話」といった本があるので、それに関しては生涯を通して読破していきたいです。 将来の抱負 私はこれからの将来の抱負として、自分に嘘をつかない人間になっていきたいと思います。この技術者倫理という授業ではホイッスル・ビューイングや内部告発、産地偽装など多くの嘘によって消費者・技術者を騙してきた例をみてきました。ほんの少しでも、消費者を危険にさせないフェイルセーフやフールプルーフといった考えを取り入れ、妥協のないような研究者・技術者になりたいと考えました。その一歩目として、自分を1人目の消費者として考えて、行動していきたいなと思いました。 また、環境に配慮した研究者・技術者にもなりたいと考えました。世の中がSDGsやリサイクルなどの環境に配慮しており、今後もこのような研究者が求められるからです。
A.はい 私は現在配属された研究室で有機化学を主に学んでいる。この研究室では、有機合成の基礎研究として、触媒を用いた新たな合成方法の発見を目標に研究を行っている。今後の目標としては、有機化学という学問をさらに追及していき、自分も社会に貢献できるような人間になりたいと思う。実際にどのような職業に就くかはまだ分からないし、研究職につくイメージもあまり持っていないが、大学で学んだことを最大限に生かせるような職業に就きたいと思っている。そこではおそらく、この授業で学んだ技術者倫理がとても重要になってくると考える。この授業では様々なテーマをもとに技術者倫理についてを学ぶことができた。その中で共通して感じたことは、技術者倫理とは知識を持っている人たちが、知識を持っていない人たちを守るためにあるものだということである。実際に、授業で取り上げられた事件や事故のほとんどが技術者の問題によるものであった。その中にはわかっていたのに防げなかった事故や、故意に起こされた事件など理由はさまざまであったが、技術者の倫理にかけているものが多いように見られた。そのせいで、一般の人たちに危険が襲い掛かり、多くの死者が出たものまであった。そのようなことにならないために、技術者は一人ひとりが自覚と責任を持ち、細心の注意を払って仕事に取り組まなければいけないと思った。自分ももし技術者という立場になったら、ここで学んだことを思い出し、自覚と責任を持った技術者になりたいと思う。
A.「はい」 本授業を通して、これから自分が研究室で実験を行なっていく上で、薬品を使用する際は自分が使用する薬品の危険性をしっかりと理解し、実験を行おうと考えました。特に、その薬品に対して行ってはいけないこと、適切な保存方法を知ることで事故を未然に防ぐことができると考えています。また、5Sの徹底も重要であると考えました。私の研究室では多くの試薬を扱っており、その中には危険なものもたくさんあるため、在庫の確認や保管場所の確認、整理整頓は未然に事故を防ぐ上で重要であると考えます。なぜなら、在庫の確認を怠ると誰かが無断で持ち去ってもわからないという状況になったり、整理整頓を怠ると試薬を落としてこぼしてしまう状況が増えるため、複数の薬品を落として意図しない化学反応を起こしてしまったりする恐れがあるためです。また、本授業を通してチャレンジャー事故や水俣病など、多くの事件、事故を知りました。その中で特に印象深かったのは、企業が不祥事を起こしてしまっても、企業の売り上げや信用度の暴落を懸念することと消費者への悪影響との間で板挟みとなり、不祥事を公にすることができない事件が頻繁にあるという事実です。しかしそれらの事件全てに共通することは、隠蔽もいつかはばれてしまい、ばれた時の損害は、正直に後悔した時の損害の何倍にも膨れ上がるということだとわかりました。また、売上など、自分の利益のみを追求し、他の悪影響を垣間見ない行為は非常に倫理に欠けた行為であると考えます。そのため、もし仮に自分が技術者になり研究を行うことになった際は、きちんと正直にダメなことはダメと決断し、行動する勇気を持って、研究を行っていこうと考えました。
A.はい。私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 この授業の受講を通して自らが学んできた知識を応用するにあたって考慮するべき倫理観を身に着けることができた。また、過去に起きた重大な事故はその大半が技術者の注意などによって防ぐことができたということも理解できた。労働者たる技術者は現場の第一人者として常に最悪の事態を考慮して開発や製造にのぞまなければならないと考える。この先自分は大学を卒業して技術者の一人として働くことになるだろうが、すぐに学んだことを活かせと言われても難しいだろう。現場を経験することによってのみ得ることのできる知見もあるだろうと考えるからだ。そこで得られた知見とこの技術者倫理で得られた知見を合わせて初めて一人前の技術者となりうるのだろう。 また、生活を送るうえで排出する二酸化炭素量についての関心も高まった。この授業を受講する前までは自分が一日にどのくらいの二酸化炭素を排出しているかを把握することも気にすることもなかった。しかし、この授業を受講していかに自分が二酸化炭素を排出しているかを目の当たりにし、非常に驚いた。呼吸以外にも生活するには様々な機器を使うため、大量の二酸化炭素を排出せざるを得ない。しかし、二酸化炭素排出量の削減は個人的な努力によって達成しうると思い、普段から気を付けるようになった。
A.はい 授業を通して、今まで単語だけを知っていた物の意味を詳しく知ることが出来たものが多数あった。 また、授業を受ける前よりも、技術者として必要な意識を学ぶことが出来た。地下鉄サリン事件などは今まで宗教的な面から議論されているものを目にすることが多かった。しかし、授業で技術者の倫理という面から地下鉄サリン事件を見たことで技術を持つ者の技術の使い方、つまり技術者の倫理の重要性を理解することが出来た。 授業では、リサイクルの話やSDGsなど日常的に意識するような内容もあり、直接技術者倫理が問われるように見えないトピックもあった。しかし、グループでの議論を含め授業で再確認すると全て技術者の倫理観や技術者が持つ知見が重要であると分かった。 今まで学生という立場にいるため、技術者という仕事、立ち位置を意識することはほとんどなかった。しかし、化学的な知識を得た時点で技術を持つ人間と評価されるに値すると初めて実感した。今はまだ、製品開発などの分かりやすく誰かのためになるような技術の使い方をする機会はあまり無いけれど、二酸化炭素排出抑制なども知識があるから積極的に取り組めるわけであって、これもまわりまわって誰かのためになる技術となるのだと感じた。 まだ、技術者である意識は持ちづらいけれど、自分にできる取り組みが少なくはないと知れたことで技術者という仕事をより身近に感じれるようになった。 将来的に、技術者と呼ばれるような職に付いたら、技術者であることの自覚を持つことと自らの技術の使い道をより考えられるようになりたい。
A.「はい」 私はこの技術者倫理の授業を通して、技術者として必要なことをたくさん学んだ。特に記憶に残っているのはウィニー事件である。Winnyは、ファイルの共有に中央サーバーを必要としないピュアP2P方式で動作する。それ以前のいわゆる「P2Pファイル交換ソフト」では、各クライアントの情報をサーバーに集積する様式(ハイブリッドP2Pモデル)が主流であったため、サーバー非稼動時には利用できないという問題を抱えていた。その意味でWinnyはシステム上の障害に対して非常に強く、一度稼働を始めたネットワークは止められないことが特徴である。Winnyでは中央サーバーの代わりに初期ノードと呼ばれるWinnyユーザーのIPアドレスのリストをWinnyに登録し、接続できたIPアドレスから他のクライアントの情報を交換することでネットワークを構成している。初期ノードの配布は専用のサーバーである必要はなくインターネット上の掲示板などでもよい。しかし、このように最先端を走っていくとリスクを負ってしまうということがある。開発をする際には技術者は知らなかったですまされることはないので、あらゆる面からリスクマネジメントをしなければならないということを感じた。また、政府が定める方法としては製造物責任法、略してPL法、国際標準化機構、頭文字をとってISOなどの法や基準は守りつつ、最後は正しい倫理観をもって製造、開発の仕事を行っていきたいと思った。
A.はい。 私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。 私はこの技術者倫理の講義を通して技術者としての倫理を学びました。 チャレンジャー号での事件が事態の深刻さが技術者でない経営者にうまく伝わらなかったことに起因していたと考えると、私自身だけがその技術を理解していても技術者としての倫理をまっとうしているとは言えず、他者に理解できるように説明できるようになることではじめて技術者としての倫理を果たしているといえることを学びました。 技術者を目指す身としてこの責任を果たせるように、以降より勉学に励み、不透明で理解していない部分を少しずつなくしていこうと決意しました。 また、自分が正しいと信じたものであっても他人にとっては悪である可能性があり、その逆も存在する。人間は社会的動物として生きており、しばしば共存を意識せねばならないため本当に正しいものが何かを常に考え続けることが倫理について考えることである、と認識しています。 この事と、自分の中では理解していない部分や不透明な部分がなくなったと感じた時、マンネリ化や怠慢を生み、倫理に欠ける行為につながることを事例研究や今までの出来事を思い返すことで学んだため、自分にそういった感情が沸き上がったとき、恥ずかしがらず一度立ち止まって周りの意見を聞き、もう一度考え直していこうと決意を固めました。
A.はい。私は技術者倫理を履修して技術者が個人的な利益よりも責任をもって社会のことを優先させなければならないと学びました。国内でも企業や技術者が法的拘束力を持たないからといって利益を優先しリスクを甘んじることで大きな事故が何度か起こってきました。海外では技術者が協会に所属したり資格が必要であったりと意識が高いように思われます。私たちはそれをやらない代わりに倫理によって技術者としての責任を全うする必要があります。実験中に時短ができるからといってやらなければいけない確認をスルーしたり、しないようにします。感情によって何かに甘えたりしてはいけない、やるべきことやどうあるべきかを必ず確認することが責任だと思います。5s活動など具体的な達成目標などを学びましたが、具体的に研究や実験の生活に応用することがまだできていません。そのため実際の現場でいろいろ試していくことによって知識として身に付き事故を防ぐことができると考えています。これらを達成するためにより意識的に研究や実験に取り組んでいきたいと思います。小規模ではありますが生物系の実験室でも実験動物が逃げ出したことによってどこかの大学が責任を取らなければならなくなった事態を以前知りました。これらは直接的に危害はないかもしれませんが間接的に悪影響が出てしまう可能性があります。長期的な影響があることにも意識をもって、責任を持って生活していきたいと思います。
A.はい 私たちの生活は技術者や研究者の成果や努力によって成り立っていると思う。今までの歴史の中で、その成果や結果を得るまでにいろいろな失敗や問題、事故が出ていることを知った。そのたびに技術者倫理について見つめなおされ、法の整備や技術者倫理とはどうあるべきかと考えられてきたのだと感じた。自分自身、将来はまだなにになるか決まってはいないが、技術者になる可能性もゼロではないため、この授業で学んだことを忘れることなく、今後の経験に生かしていきたいと思った。また、技術者倫理とはルールや決まり事など技術者などへの決まりごとのイメージがあるが、現在地球温暖化が進んでいるため、地球への負担、環境への影響を考えることも技術者倫理なのではないかと感じた。そのため、今後はSDGsが重要になってくると思った。個人的にもごみの分別やごみをあまり出さないようにするための工夫などできることから少しづつやっていきたいと思う。 食べるものがあって、帰って寝る家がある。こんな幸せなことはないと思う。今後は気候の急激な変動や人口の爆発は、食べものを減らし、住むところを奪う。すると貧困も増える。貧困から、食べものの奪いあいが起これば、警察権が強まり、民主政治は崩壊し、専制政治に逆戻りする。必要なのは、どうすればいいかを伝える教育であると考える。教育にも二面性があり、劣悪な教育は不幸な結果を招く。とびきり質の高い教育が必要だと思う。次に、その教育を施すのは私たちである。今後の世代に何を残すか、何を伝えるべきかが教育も大事になってくると感じた。
A.はい この技術者倫理の授業では、技術者として社会に出るときに備わっていないといけない倫理観や知識を学ぶことができました。その時には、自分の利益だけを追求するのではなく、他人の幸福をも追求するべきだという結論を得ました。 また、昨今の環境問題についても考えなくてはいけないことがわかりました。地球温暖化による海面上昇や平均気温の上昇によって生活が困難になる国の人がいることは事実です。これを防ぐためにも私たちが技術者となった場合には環境問題について第一に考えて行動する必要があると思いました。 ゴミ問題について解決するには3Rが大切だということもこの授業で考えました。大量生産・大量廃棄によってゴミを埋める場所が少なくなってきてるのは事実であり、これからはまずリデュース(削減)を進めること、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)することで限りある土地を守ることが大切だと考えました。 世界では絶えず人口が増えており、これから食糧危機や用水不足なども懸念されてきています。それを現実にしないためにも、私たちが技術者となることで、全ての人が安心して生きていけるようにする必要があると思いました。 そして、技術者になった時には安全に気をつけることも分かりました。技術者は安全第一に仕事をしなければ不良品や欠陥がある製品を生み出すことになります。これを防ぐためにも、先ずは安全に気をつけ作業環境を改善することで事故を未然に防ぐことができると考えました。 これからの研究活動においてもこれらのことを頭に置いて発見をしていきたいと考えています。
A.はい この授業をきっかけに、きまりやルールを守ることの大切さ、技術を得て扱うものとしての心をあらためて再認識した。 きまりやルールを守らずに、重大な事故を引き起こした例を様々見た。また得た専門知識を正しく扱わず犯罪に利用する例も見た。また専門知識があるにも関わらず、利益や外部からのプレッシャーから誤った判断をし、事故を引き起こした例も見た。 将来化学系の技術開発職を目指す私にとっては、この授業は必要不可欠なものであったと思う。 また4年生になり本格化する研究室生活でもこの授業で得たものは活躍すると思う。私は無機化学系の研究室であるが、扱っている試薬は危険なものも多々あると思う。また実験器具の扱い方によっては危険に繋がると思う。しっかりと定められたルールを守り、研究を行いたいと思う。 半年間、講義をしていただきありがとうございました。
A.はい 技術者倫理を学んで技術者としてだた言われたことをやるだけではなく、その行動が間違っていないか自分で責任を持って考えながら行動したいと思った。技術者倫理の授業ではいろんな事故の事例をしり、その原因はさまざまであるが、どれも技術者としての倫理に違反したものだった。チャレンジャー事故や水俣病は異常があったにも関わらず発射を決行したり、化学物質の製造をすぐにやめなかったことで被害が拡大した。少しでも異常が確認された時点で作業を中断する必要がある。また安全を確保するためにも事前に身の回りの環境を整えて日頃から点検を行うことを忘れないようにしたい。事例の中には化学の知識不足によって大きな被害が起こるケースもあったので、まだまだ不足している知識は大学生のうちにどんどん学んでいき、社会人になってからも学び続けることを心がけたい。これから4年生になって私の研究室では動物実験を行ったり、材料の合成をしたりするので本当に安全な行動であるか、正しい行動でるかをその都度判断していきたい。実験の際は、最初に身の回りの整理をして必要な器具を揃え、確認をしてから始めるようにしたい。また扱う薬品の中には塩酸など危険な医薬品もあるので使用量や使用器具についても考えながら操作を進め、処理の仕方も廃液タンクごとに分けられているので、分類に従って捨てるようにしたい。実験器具の中には洗い方や乾燥のさせ方など異なる。安全に正確に実験を行うためにも早く研究室のルールを学んでなれるように頑張りたい。
A.本授業をきっかけに科学技術に関する知識だけを身に着けるのではなく、技術者としての倫理を身に着けることが重要であるということが身に沁みました。私は3年生後期から研究室に所属し、デバイスへの導入を前提にしたペロブスカイト量子ドットについて研究していきます。その作製のために、鉛(Pb)などの毒性がある化学物質を使用したりするからこそより重要であると感じます。ペロブスカイト量子ドットは、Aサイト、Bサイト、Xサイトで構成される発光材料で、ハロゲン化鉛を主成分としており、様々な光学材料の光源として大きな注目を集めています。ペロブスカイト量子ドットは、90%を超える高い発光量子収率、25nm以下の狭い半値全幅による高い色純度、ハロゲン化物成分による450nmから730nmまでの広い色調調整能を有しています。次世代ディスプレイには、自然界の99.9%の発光色を再現可能な「BT.2020」を満たす発光源が求められております。この達成条件の1つとして、RGBに理想的な発光波長が設定されており、詳しくは、赤:630nm、緑:532nm、青:467nmです。光変換フィルムの分野では、特定の光を照射すると、野菜の生育が促進されることがわかっております。例えば、サニーレタスの場合、468nmの青色発光を照射すると、ビタミンAが増加します。これらのことから、理想的な発光波長を持つペロブスカイト型量子ドットを作製することは意義があると考えられます。しかし、現行の発光波長制御技術では、理想的な発光波長を実現することはできておりません。 ここに対してこれから3年間研究活動に取り組んでいきますが、予見可能性などを十分に考慮しながら、正しい知識のもと研究していきたいと思います。
A.はい。 本授業では過去の事件や環境問題などあらゆるテーマを通して倫理と向き合うことが出来ました。事例研究では三菱自動車リコール隠し事件について調査しましたが、事件の経過には信じがたい倫理違反が多くあり、大手と言われる企業まで成長できたのに、小さな過失がもとで社会の信頼を失う結果になるのは非常に残念なことであると感じました。リコールをせずヤミ改修で対応した理由として「リコールをすれば莫大な費用がかかり、成績に響くため、関係部署から市場品質部にリコール回避の圧力がかかり、それに従わざるを得なくなった」「製造、設計、技術部門などで不具合の原因を作ったものは社内処分を受けるため、関係者はその処罰から逃れたかった」といったものがありました。自社の都合を優先させてリコール隠しを許容する組織的違法行為と、処罰逃れのための悪質な集団意識は社会的責任を全く無視した劣悪な企業の姿であり、許されるものではないと思います。また過失回避責任と注意義務に反する行為として欠陥が発覚してもなお製造を続け、情報を完全に隠蔽した事実があり、欠陥が発覚した時点で適切な対応ができていれば消費者や社会の信頼を失わずにすんだかもしれないと思いました。 専門的な知識を持たない消費者は危険を察知し、備えることのできない無防備な状態で製品を使用しています。そのため専門職業である技術者は、製造時はもちろんのこと出荷後もその製品に責任を持たなければなりません。三菱自動車の当時の社員がこの責任を自覚しながら仕事をしていれば、ここまで被害が拡大することはなかったと思います。
A. はい。 この講義を受講する前の私は、技術者が身に着けておくべき倫理観に関して深く理解していませんでした。私も技術者になる可能性があるという自覚が欠如していたのだと思います。しかし、技術者が持つべき倫理観が欠如していると起こりうる事故や事件の事例を通してその対処法やリスクマネジメントに関して学び、自分が所属している研究室で研究を行うにあたって事故や危険な行動を取りかねないことや自分の研究室では特にバイオサイエンスにおいての倫理違反等の危険性を特に意識していくべきだと感じました。 また、技術者になり、その技術を工業的に応用するためには法規や規定に反していないか、他者の権利を侵害していないか、その技術や製品にはそのようなリスクがあるかなど多岐にわたって考えなければならず、ただ技術を生み出すだけでは技術者とは言えないということがわかりました。 私は、将来メーカーに就職して研究や開発をしてみたいと考えていました。しかし、自分の考えの甘さを実感し、もっと責任感を持って適切な行動を取れるようになる必要があると今の自分に足りないものに気づくことができました。 そして、今の私は知識不足であることをこの授業を通して改めて感じ、再度専門科目を学びなおすようになりました。 今回の授業を通して得た学びや気づきを生かし、安全かつ正しい判断を持って研究活動に取り組むようになり、卒業してからも変わらずこの意識で工業業界や環境に関する問題に技術者的な立場で目を向けていきたいと思います。
A.はい 本授業をきっかけにして倫理についてよく考えてながら生活していくことを誓います。 自分は将来公務員になろうと考えており、技術者や研究者とは違った生き方をすると思います。ですが、この授業で学んだことは公務員の仕事でも重要になっていくと感じでいるので、気を引き締めていきたいと思います。 ここからは感想です。 今回の授業は、グループワークというあまりない授業形態で、正直戸惑いましたが、受けて良かったと心から感じています。授業で語ったことに関係する課題、特に実際にあった事例についてグループで議論しながら考えることで、より良い考えを共有することができ、とても充実したものでした。 ここからはこの授業を通して新しく踏み出せたことです。 踏み出せたことかは分かりませんが、ニュースなどで起きたあまり良くない事柄について、深く考えるようになりました。それに伴い、ニュースを見る頻度も増えました。これは自分の中で成長したと感じています。また、自分の生活の中でしていることについて、今まではあまり考えず行動していたのですが、少し考えるようになりました。からも自分の中で成長したことだと考えています。これからもたくさん間違えていくと思いますが、この授業を受けたことによってより良い人生が送れると信じています。
A.はい。技術開発をする上で、技術を開発したことに対する責任を取らなければいけないことが分かりました。意図したか意図していないのかに関わらず、自分が開発した技術に関する不具合が起きた場合、その責任から逃げることなく、説明責任や原因追求の責任について、善悪を判断して対処します。研究室の活動でも、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)を意識して事故が起こらないように実験を行い、研究室内の安全を意識して生活をします。また、技術が被害を及ぼすのは人体だけでなく、環境や動物にも重大な被害を及ぼす場合があります。二酸化炭素の排出などによるオゾン層の破壊や、有害ガスの排出など、起こりうるすべての影響を考慮し、リスクアセスメント、リスクマネジメントを怠りません。まず、使わない電気をすぐ消すようにする、使っていないコンセントを抜く、省エネ製品を選ぶ、暖房の暖めすぎをさせる、など、自分でできる身近なところから気を付けて実行していき、環境に対する意識を高めます。過去の公害や事故、事件を繰り返さぬよう、最大限のリスク低減措置を行い、技術が人体や環境に与える影響を忘れずに、行動します。技術者倫理の講義は終わってしまいますが、これからも技術者倫理についての勉強を怠らず、研究時や製造時、販売時の企業の義務や責任、消費者の権利について理解を深め、技術者として活動した時に人や環境、動物に被害を及ぼさないように努力します。
A.はい
A.はい 私は、この講義を受けて将来技術者になったときの自分の影響力と責任を大きく感じました。また、様々な事件や事故を通して倫理を学んだことで、倫理についてあいまいだったものを、理解することができました。また、知識不足であることが倫理違反になると知って自分の未熟さを感じ、さらにいろいろなことを学んでいきたいと感じました。 この授業を受けて、私はまず研究室での実験でこの講義の内容を生かそうと思いました。実際に研究室に仮配属されて実験を行いましたが、一人で実験をするには、まだ不安や経験不足があると感じています。実験をするにあたっての事前準備を念入りに行い、実験中も想定できる事故を未然に防止しながら行い、周りの研究室生に迷惑をかけないようにしたいと考えました。また、研究室では企業と連携して行っている実験もあるので、不足した知識で実験を行い、誤った結果を出さないように先輩や教授に相談しながら行っていこうと考えました。 実際に社会に出て、自分が研究者となったり技術者として働くことになったら、本講義で学んだことを思い出して新鮮な気持ちを忘れず、かつそこでの知識を積極的に身に付けたいと思っています。また、回りの意見も取り入れつつ自分の信念をしっかり持って、倫理違反にならないような社会人になろうと思います。 この講義を受けていなければ、将来私は多くの過ちを犯していたかもしれません。そのことを念頭に置いてこれからの経験に活かしたいと思います。
A.はい 本授業ではヒヤリハットのお話が最も印象に残りました。大きな事故は普段の作業場の状況や私たちの意識によって引き起こされていると学び、例えば机が散らかっていたりとか、床が滑るような状況であったりとか、危険な試薬を使用しているという自覚がないとか、体調が悪い中作業場にいるとか、大きな事故の背後には多くの小さな不安全状態が必ずあるということを肝に銘じ、自分は危険なことをしているかもしれないという自覚を持ち、常に身の回りを整理することを意識していきたいと思いました。また、地下鉄サリン事件の詳細についても印象に残っています。その犯人たちはとても優秀な頭脳を持っていたということで、アインシュタインの話もそうですが、とても便利な発明は使い方をちょっと変えるだけで多くの人の命を奪うことになっとしまうということを再認識しました。賢い頭脳を持つだけではなく、技術者になるということは良いことと悪いことの最低限の区別がつくことが大前提にあると思うので本授業で技術者の倫理にまつわるお話をたくさん聞けて、とてもいい勉強になりました。また、グループで毎回話し合って考えを掘り下げることで当事者意識が生まれ、全体発表でほかのグループの発表を聞くことで新しい発見が得られたのでとても貴重な時間だったと感じました。3月から就職活動が始まるので、技術職を受ける際は本授業で得た知識を生かして企業を見ていきたいと思いました。
A.はい。 この授業を受けて、様々な観点からの技術者倫理について学ぶことが出来たと考えます。技術者には安全面だけでなく、倫理や善悪と損得、環境の面について、品質管理と事故について、など、多くのことから技術者倫理を学びました。技術者とは、ただ技術を持っているだけではなく、責任を持って技術を用い、不完全な知識技術を用いてはいけないということを感じました。科学技術が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識し、業務の履行を通して持続可能な社会の実現に貢献する。とあるが、このことを常に考えられる技術者になろうと思う。大学の3年間で今まで、ものづくりに携わる工学部の学生として技術について多くの知識を得たが、これまで学んだ知識はほんの少しにすぎず、まだまだ色々なことを学び、万遍ない知識を身につけていく必要があるのではないだろうか。これまで学んだ知識を全てだと思わず、自分が行おうとしている作業には確認や勉強を欠かさず行い、自信過剰のまま作業を行うことの無いような技術者になっていきたいと思う。この授業で学んだことも、今まで学んだことも、全て関連づけて、危険や事故を漏れなく予測でき、回避できるような能力や知識を身につけていきたいと考えています。そうするためにはどのような行動思考を日頃から行うべきか、この授業で学んだことを元に生活していきたいと考えています。この授業で学ぶことが出来たので、技術者としての心構えができたような気がします。これからも技術者として精進していこたい。
A.はい この講義を通して改めて倫理観が生きていくうえでも、技術者としての職に就くうえでも重要であるということを認識しできた。過去には様々な事故や事件が起こっていたことが分かった。それにはいくつもの倫理観の欠如から発生したものが多く、事前に防げるものばかりであることが共通点としてあげられる。そこで必要になってくるものは倫理観と同時に予見力と先見力だと考えた。例として水俣病では、触媒として水銀を使用していた。その時は目的物が効率的に得ることができるために使用されていたが、のちに環境汚染、人体被害に繋がってしまった。その時点では副生成物が何であるのか、それがどんな被害を起こしてしまうのかが明確には判明していなかったが先見力があったなら防ぐことができたはずである。そこからも学べた通り、これから技術者であるために必要なことを深く刻んでいきたいと思う。 そのためには知識をたくさん持っている必要があると感じる。その知識も狭い範囲の知識だけではなく、幅広い分野の知識が必要である。大学を卒業した後、就職をし特定の分野の仕事をすると決まっていても、その分野だけの勉強だけではなく、広く勉強を続けていきたいと思う。 いまは化学という分野で勉強しているが今からは固執するのではなく、視野を広くもち他分野の知識と今学んでいる化学の知識を上手くつなぎ合わせることでより良いことに繋がっていくと思うので、努力を惜しまず頑張っていきたいと思う。
A.はい 私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 最後に、私は、履修の取り組みにに一切の偽りや不正のないことを誓います。 この授業のきっかけで安全と工学倫理について勉強した、今は技術により生活は便利になったが、生産や研究することには事故が起こることは少なからず、電車の脱線事故や化学工場の爆発などの事故は時々発生する。事故により技術者が死んだのは社会の損失である、技術を守ることには技術者を守ることもあるではないだろう。 環境については。工業生産により有害ガスを排出する必要がある、この場合は一定な基準で排出しなければならない。基準を超えれば周りの地域に影響を与えるかもしれない、もし各国家はその基準を無視したらこの地球は地獄になりかねない。 人と技術と環境については、人の技術を発展するには環境への破壊も続けている、汚染の拡大により、環境問題は日々深刻になった。その後人は環境問題を解決するため、環境保護に関する技術を作った。人間は環境への保護には地球を保護するだけではなく、人間自身の生存場所を守ることもある。 将来はドクターまで行きたい、勉強した知識を活用してより良い生活を作りたい。今の自分は世界を変える力はないが、何年間の勉強により、自分はもっと強くなると考えている。環境には優しい材料を開発したい。
A.はい この授業を通してさまざまな倫理について学べた。オウム真理教や4大公害など知っていたものや以前授業で習ったことのあるものはもちろんのこと、チャレンジャー号事件など知らなかった事件も知ることができた。大学やそれより上の教育機関が発達している現在、物を作る技術ということには困っていないのだなと思った。しかし、それを作っていいものだろうか?このまま市場にだしてもいいものだろうか?このまま使用してもいいものだろうか?このような疑問を持つことが大事だと考えた。これが技術者が持つべき倫理観であり、技術を持つものの責任だと知ることができた。自分が将来、技術者になるときは技術の向上はもちろんのことこの倫理観も磨いていかないといけないなと思った。 また、この授業を通して自分たち消費者を守るための権利や法律が多く存在していることに驚いた。もちろん知識を持っていることに越したことはないが、皆がそのようなわけにはいかない。そのため、法律などが存在する意義は大きい。今回この技術者倫理の授業で扱ったのは時間の関係もありごく一部であるだろう。ぜひ、自ら他の権利や法律についても調べ知っておきたいと思った。 私はまだまだ技術に関しても倫理に関しても未熟である。このような事件を自分が起こさないためにも知識のレベルアップが必要不可欠だと再認識した。社会に出るまであと数年しかないがその間に知識や技術を磨いていきたいなと思う。 一年間ありがとうございました。
A.はい。私は、大学を卒業後、高学歴者として、ノブレス・オブリージュを体現し、学んだ知識を社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。 この講義をきっかけに、私は技術者としての責任感や使命感を感じることができました。技術者の倫理違反による事件や事故の実例を学んだことで私たちが将来技術者として社会の福祉のために務める義務と守らなければいけないルール、犯してはいけない行為を詳しく理解できたと思います。今は講義を受けたばかりでこの責任感や気持ちが強く残っていますが、時が経つにつれて風化していくものだと思います。なので今の気持ちを忘れないためにも行動を起こす前には立ち止まり、何度もこの講義を思い出すようにしたいと思います。 また、まだまだ私は学ぶ身で、知識も技術も技術者として未熟であると感じました。無知であるということは技術者倫理を違反していることであるので、大学生でいるうちに正しい知識とそれを正しく使える技術を身に着け、技術者として一人前になりたいと思います。 この講義の中でたくさんの技術者倫理に反する行為とそれが巻き起こした事件を知りました。技術者倫理違反が引き起こした事件はどれも深刻なもので、話を聞いているだけでとてもつらい気持ちになりました。ですがそんな気持ちになったからこそ私は絶対にこんなことをしないぞ、と思えたので、この話は私たちの次の世代にも引き継ぐべきものだと感じました。 最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。
A.はい この授業を通じて技術者における倫理の重要性について学んだ。触れた事件は大きなものばかりであるが、ハインリッヒの法則からこれらの事件には多くのヒヤリハットがあると知り、身近でも様々な事件が起こっているのだと理解し、大事件になっているものは特に多くの倫理違反を起こしているのだと理解した。また、事件の真相を知ったうえで何が正しいか自身が信が考えて行動を実行しなければならないと考えた。様々な事件を知ってこの際自分ならどのように行動するかと意識して事件を見るようになった。法のように明文化できない倫理であるからこそ重要であり、事件や大事故を起こさないようにするためにもこの倫理と法を重視、理解し、正しい行動を実行すべきであると考えた。 新しく踏み出したこととしては広範囲において5S活動を実行するようにしたことである。実際に5S活動を行うことで様々な場面で時間を浪費することが少なくなり、生活がしやすくなったように感じる。今後は研究室に所属することになるが、研究室においても5S活動を、まずは身の回りから行えるようにしたい。同じように新しい現場に就いたときは身の回りから改善を行えるように意識したいと考える。 将来の抱負としては、この授業を通じて理解した技術者における倫理を忘れずに、倫理違反を起こさないような技術者となれるようにしたい。大事件の例を見ると多くの場合は倫理違反からなるものが多いため、正しい技術者となれるようにしたい。
A.はい 私は技術者にはなりません。この授業でそう決心しました。これは私に知識がないと感じたからではありません。世の中の為と思った行動でも世の中を地獄に落とす行動になる感じたからです。無知によって起きる事故がありますが、世の中分からないことが多く、解明されていないことの方が多く、無知であることが前提のはずなのに無知で責任を追及されるのであれば、新しいものは生み出されません。世の中がもっと寛容になってから技術者になろうと思います。ですが、授業自体はおもしろかったです。この授業で学んだことを技術者以外の道で活かしたいと思います。技術者の為の倫理を学びましたが、それを他のことでも活かすことが出来てこそ学びであると誰かが言っていました。誰が言っていたかは一切覚えていませんが。ですが、知識を知識としてのみ消化するのは意味がなく、知識を今までの経験またはこれからの経験に結びつけられて初めて知識は体験として消化され意味を持つので何処かで活かせるようになります。そして、技術者以外で技術者を助けられるようになります。この授業がきっかけで始めたことはレミゼラブルを読んだことです。それがきっかけでゲーテのファウストも読みました。両方ともおもしろかったです。きっかけがきっかけを呼び繋がっていないように他人には見えていても私には繋がりがあり、その感情はとても大切なものであり、他人にはどうでも良いことであると学びました。
A.はい。 技術者倫理の授業を受けて、環境問題についてよく考えるようになった。水俣病について深く調べ、知見を深めた。また、将来品質管理の職種を任される可能性もある。そのときに授業で学んだような問題を起こさないように知識を増やし、安全に十分注意することを誓うと決めた。
A.講義を受けて、ことあるたびに履修者の知識不足を感じては技術者倫理違反にあたるという言葉がとても印象的で、未知のものであってもある程度予測できるような必要最低限の知識は身に付けなくてはならないと強く実感した。技術者として、科学を専攻した者としての自負が足りなかったことを痛感した。化学だけ学んでいればよいと頭のどこかで思っていたが、物理や地学などと結びつきがあって初めて実用的な知識として生かせるのだなと思ったため、放射線など波の性質や、電気関連について、教科書のコラムに書いてあるようなことでも把握するように努めないといけないと、自分の中で強い責任感が芽生えた。 近い将来、どのような分野をさらに学習することになるかはまだわからないが、マンネリ化など授業で扱った状況に陥らないように、学び始めから意識的に意欲的に自分が作ったものや携わったことで被害を及ぼさないように細心の注意と最大限の知識をもって取り組んでいかなくてはならないと感じた。また、PL法などの法律も、アルバイトなどの職種によっては初めに多く学ぶ機会があると小耳にはさんだことがあるので、それだけ重要視されているということで、今回授業で扱った規定についても再度認識しなくてはならないと感じた。全体的に、自分がやらなくてはいけないと思う場面が多かったので、少しでも必要だと感じた音は意欲的に確認するといった姿勢で今後は様々な物事に取り組んでいきたいと思いました。短い間でしたが、有用な講義をありがとうございました。はい
A.はい 技術者倫理という授業を通して、数多くのことを学ぶことができました。 本授業をきっかけにして新しく踏み出したことは、将来技術者として働く上で大切なことを学び吸収しようとする心を持つことである。技術者倫理という授業を通して、製品の安全性の維持や、不良品を減らすことが大切であると学んだ。これまでにインドのボパール殺虫剤事故やチャンレンジャー号事故、水俣病などさまざまな事故が起きていることを学んだ。これから事故を起こさないために、日々の点検を忘れないこと、やったつもりにしないことが大切であると考える。点検も行うことをゴールとするのではなく、きちんと何のために行うのか、どのようなことを行うべきなのか考えながら、点検を行う必要があると考える。 私は、大学院に進学せずに就職しようと考えています。現在就職活動を行なっていますが、会社を選ぶ際に、勤務地や福利厚生、働き方の視点を重視していました。しかし、技術者倫理の授業を通して、企業がどのようなことを行っているのか、過去に何か問題を起こしていないかどうかなど技術者からの視点も大切にしなければならないと感じた。そのために、企業研究や過去のニュース記事を参考にし、企業理解や業界研究を行いたいと思った。今後の自分の人生を左右する就職活動を、後悔なく終わらすことができるように一生懸命に取り組みたいと考えた。技術者として働く上で、これまで大学で学んだことを活かしたいと思った。
A.はい。 とても楽しい授業でした。技術者としてしっかりとこの授業で学んだ倫理観をもち、社会に貢献していきたいと思います。今回、特に印象に残った授業がオウム真理教の地下鉄サリン事件でした。この事件をもとに、技術者がどのように技術を扱っていくべきかの技術者に必要な倫理観の説明を受けました。地下鉄サリン事件の主犯は優秀な技術・頭脳の持ち主でありましたが、その知識の応用の方法が非人道的なことに使われてしまい、悲惨な事件を引き起こしたことがわかりました。また、水俣病などの四大公害を例に、工業技術による環境への被害についても学びましたが、このような悲劇が今後2度と起きぬよう、工業技術を用いる場合は、環境に及ぼす影響や人体に及ぼす影響も考慮するべきであると感じました。さらに、技術者は、これらの情報を自らの利益のみを考えて内密にするのではなく、公開する義務があると感じた。人間の命は尊いものなので、自らの利益だけを考えるのではなく、安全性を第一に考えていく必要があると感じました。さらに。消費者側も情報を鵜呑みにせず、自分達も知る努力をする必要があるのではないかと考えました。自身の選択に責任を持ち、行動していくことを何事に対しても重要であると考えました。最後にまとめとして、私たちは自らが学んだ知識や技術が使い方を誤れば、人を殺めたりするものに変わってしまうということをきちんと学ぶべきだと感じた授業でした。半年間、ありがとうございました。とても楽しくためになる授業でした。今後の生活に生かしていき、社会に出てからもこの倫理観を忘れずに社会貢献していきたいと思います。
A.はい。 私は将来、技術営業の職につきたいと考えています。 今回の技術者倫理を通して、技術者とは何か技術倫理、技術者倫理とは何か、また、その倫理を守る理由や守る義務について様々な例を通して学ぶことができた。技術営業の職に就けるかわからないが工学部なので何かしらの技術に関わる職に就くと思っているので、その時に大学で得た化学的な知識をいい方向に生かして、社会の役に立つようにしたいと考えた。 また、前半の授業の途中にあったハラスメント授業での、ストレスとの向き合いかたはとても役にたった。また、鬱病というのは最近よく耳にするものだし、YouTuberや芸能人だけでなく身近な友達もなったと聞いていたので鬱病の定義を初めて知り、どう向き合っていくかとい うところをまなべてとてもよかった。 今回取り扱った例で印象に残っているのはインドの工場で起きた事件だ。それは、現在日本では考えられないような経費削減のための雑な工場設備で事故が起きてすぐさま察知してもそれを治すための機械が一つも作動せず、多くの人が命を落としたというのが衝撃だったからだ。
A. はい。 私はこの技術者倫理という授業を得て学んだことは大学で学んだことは誰かを傷つけるためではなく誰かを助けるために役に立つものを開発することがノブレスオ・ブリージュだということです。 授業では水俣病やオウム真理教による地下鉄サリン事件など様々な事例の紹介がありました。 このような事件一つ一つに共通していえることは「より専門的な知識を持った人間が善良な民衆に対して起こしてしまった事件であること」です。 たとえそこに悪意があろうとなかろうと被害を受けた人々は死に至り、そうでなくとも後遺症に苦しみ遺族や被害者の家族たちは苦しんでいました。その結果裁判が起こり被害者を守るための法律が作られたりしていました。 そのような事後の対策というものも大切だとは思いますが、やはり最も大切なことはは我々技術者による事件発生前の事前の対策だと考えます。 そうすれば誰も傷つくことは無く、誰かの役に立つ物が出来てより便利で生活しやすい社会が出来上がっていくのだと思います。そうなれば市民は便利になって幸せ、自分は利益を生み出すことが出来て幸せなwinwinな関係になれます。 社会にでたら一人の専門的な知識を持った人間としてもし自分の行動の結果が一般市民に対してどのような影響を与えるのか、予測もしなかった所で害が生れてしまわないかなどよく検討をした上で技術者としての自分の力を存分に発揮していけるようになりたいと思います。
A.はい
A.はい 私はこの技術者倫理を通じて自分の技術者としての未熟さを痛感することがとても多かったです。まだ、学生ではあるが出てきた技術に対して説明ができず、きちんと全て理解していたかと言われるとできていないものもいくつかありました。現時点で自分がどの様な職業に就職することができるかわかりませんが、もしも自分が知識の足りていない職業になってしまった場合、今回の授業であった「無知であることは倫理違反であること」に該当してしまいます。この様なことをなくすためにも自分の研究に関係ないからではなく、工学部生をして知識をつけておくことが重要であると考えた。具体的にはまずこの授業の復習を通して今まで授業で紹介された技術を確認することをします。そして、自分の就活をしながら、様々な技術職について知り必要となる技術を自分で学習し知識として身につけておくということを今後行っていきたいと考えています。これはのちの就職活動をする上で自分がどの様な職業に向いているのか、この職業はどの様な倫理が必要とされているのか、を理解した上で活動できるためです。また、授業を通じて現在自分が使用しているものをもっと有効的に活用しようと考えました。普段自分は動画無料配信サービスを時間が余って検索する際にゲーム動画ばかり見てしまいます。今回の授業であった地球に優しい商品の紹介や優れた商品を紹介するチャンネルを知り、私は持て余した時間を違うコンテンツの動画を見る様になりました。地球に優しく尚且つ自分の生活も豊かにある家電製品や、商品を紹介しておりこの様な動画を普段から見ることで実際に購入する際にできるだけ環境に優しいものが購入できると考えている。
A.はい 初回の授業での地下鉄サリン事件についての話の冒頭にサリンの構造を見て合成できそうだと思った。私は有機合成を主に行う研究室に所属しているため、社会の役に立つために新しい研究を行っているがそれと同時に危険なものも作れてしまう、まさに科学技術の二面性を感じた。今後私は有機合成をメインに研究を進め、将来的に医薬品関連のドラッグデリバリーシステムの進歩に貢献していきたいと考えている。そのため、常に人や環境を傷つけるような方向に進まず、正しい知識をもって研究に臨んで生きたい。これに関連して、正しい知識を更新し続けることで、有機水銀を海に流したことが原因で起こった水俣病のような公害病を発生させず、知識を持たない一般の人々からも安心して研究、発展を任されるような人材を目指していきたい。 また、研究面以外にも、専門知識を持つ技術者として日常からできることがある。例えば、地球温暖化対策である。これは、節電をするなど一般的にも行われていることではあるが、本授業で学んだように1日の二酸化炭素の排出量を計算し、過去と比較することも良い対策であると思う。日単位、週単位、月単位で二酸化炭素の排出量を数値化しどれだけ排出を抑えられているのか目に見える形で記録することで、地球温暖化対策に対するモチベーションになりえると感じた。しかし、学んだ人だけがそれを実行しても効果は薄い。よって私はこの知識をライフハック感覚で知らない人々に伝え、地球温暖化対策に少しでも貢献していきたい。
A.はい 私の将来の抱負は、就活と研究の両立です。私は、就職するのか、大学院進学するのか明確に決めることができませんでした。後悔はしたくないため、どちらも全力で取り組むことに決めました。就職活動は、今の時点で、春休みに長期のインターンが1社と書類選考を複数社通ることができました。面接にも慣れてきた実感もあり、今のところうまくいっているのではないかと感じています。本格的に就活がスタートしたときに自分の長所をアピールできるように、発言する内容の添削や企業研究をさらに深堀していくことが今後の課題だと考えています。また、大学院進学は、他大の院を考えており、自分が今まで学んできたバイオ系の分野に関する研究を行っている研究室に行きたいと考えています。2つの研究室で迷っているため、今後の課題は、行きたい研究室を1つに絞ること、その研究室に早めにアポを取ること、過去問などの情報を集めることだと考えています。勉強に関しても、空いた時間を有効活用して行っていきたいです。この講義では、技術者として技術をどのように使っていくべきか、また、間違いを犯してしまった時はどのように対処すべきか、ということを考えるいい機会になりました。就職をすることになっても、大学院進学をすることになってもこの考えはとても大切になってくるものだと考えているので、この考えを意識して社会に貢献できるように頑張りたいです。半年間という短い間でしたがお世話になりました。ありがとうございました。
A.はい。 今後の目標は机上や自室など整理整頓を心掛けることである。整理整頓のメリットとしては気持ちがスッキリする 時間に余裕ができる 無駄遣いが減り節約につながる 家が片付き掃除が楽になる ものの価値がわかるようになる 決断力が身に付き仕事のモチベーションが上がる 精神的ゆとりができる である。また時間に余裕ができるため生産性が向上し日々の生活にゆとりができる。 整理整頓のコツとしてはステップ3ある。 ステップ1は全ての物を出すことだ。ひと手間かかるが、モノを全部出して何を持っているかを把握することが、片付けや整理整頓がうまくいくコツになる。ステップ2は使うものと使わないもので分けることだ。分けるコツとしては使ってる事実で判断することだ。ついつい、「まだ使える」、「いつか使うかも」、「もったいない」、と考えてしまうかもしれない。一度、その気持ちは捨てて、客観的に必要かどうか考えてみるのがいいだろう。「迷うモノ」はまとめて保留扱いとし、普段使っているモノとは別の場所に置いておく。分別上手になると判断する能力がつき、いるものいらないもの載せて判断ができるものが増えないメリットがある。 ステップ3は使うものをしまうことである。毎日を使うものと時々使うもので収納場所を分ける。収納するときのコツは、“毎日使うモノ” はゆったりと入れて、「出し入れしやすい、定位置に戻しやすい」を意識すること。「定位置」であることを意識するのも大切である。元の場所にサッと戻せるように、定位置を決めてしまえば、整理したきれいな状態をキープしやすく、モノを管理しやすくなる。 このようなことを心掛けて生活していきたい。
A.はい。 将来、技術者になったとき、自らの損得でなく技術者の責務を全うできるような人間になりたいとこの講義を通して感じた。技術者の倫理的な問題は、いま客観的に見てみると、なぜこのような行動をとったのか疑問に感じるような事例がたくさんある。その事例の多数は損得を優先したがための行動である。技術者になったとき、上司との関係や他企業との関係、社会との関係、家族との関係など、様々な関わりがある中での選択となる。この状況で、技術者としての知識を正しく利用するのは難しいかもしれない。しかし、専門知識を持っているのは技術者だけであるため、非専門者である責任者に選択を任せてしまうのは無責任である。そのため、損得でなく何が正しいのかを考えて行動する必要がある。もし、相手が技術者の意見をなかなか受け入れてくれない場合があれば、技術者は実験や論文をもとにしたデータを明らかにして、事を一から丁寧に説明して説得しなければならない。事故が起きてしまってから、反省して改善するのでは遅い。事前に対策して、結果何も起きなかったから対策は無駄であったというのは結果論である。だから、事前に対策し事故を未然に防ぐように心掛けてなければならない。ただし、すべてに対策していてはきりがないため、許容できる範囲を定める必要がある。そこで誤った範囲にしないようにも、技術者は自分の専門だけでなく、幅広い知識を得ることが重要であると考えた。
A.「はい」 この授業から技術者倫理の大切さを学びました。地下鉄サリン事件やチャレンジャー号爆発事件などの事件では技術者倫理が欠如していました。せっかく優秀な技術者なのに技術者倫理が不足していることであのような恐ろしい事件を引き起こしかねないことが分かりました。また、この授業から安全第一であることも学びました。殺虫剤などの毒性があるものを扱うときやロケットや車を整備点検する時は、しっかりとしたスキルを身に着けた技術者が担当すべきだということが分かりました。こんことは技術者だけではなく、経営陣も大切です。目先の利益に目がくらんで、道を間違えて今うことのないようにしっかりと話し合い、検討したうえで判断を下すべきだと思いました。さらに優れた技術者がせっかく素晴らしいサービスを開発したとしても、ユーザーがそれの使い方を間違えて悪用してしまうこともないようにしないといけないと思いました。サービスが悪用された結果、そのサービスが使えないようなことがあれば社会にとってマイナスが大きすぎると感じました。そのため、開発者が想定したサービスの使い方をユーザーがくみ取っていくことが大切だと思いました。 私はこの授業で学んだことをしっかり胸に刻んで、社会の一員として知識を文化や産業の発展のために正しく使いたいと思います。また、この授業で学んだ技術者にとって大切なことを次の人に自分のわかる範囲で教えていきたいと思いました。
A.はい。私は、大学を卒業後、 高学歴者として、 ノブレス・オブリージュを体現し、 学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。最後に、私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 私はこの「技術者倫理」の授業を受けたことで技術者の自覚が分かりました。倫理には「生活倫理」と「専門職倫理」があります。生活倫理とは日常生活の中での道徳的規範で、例えば人の家に勝手に入らないといったものです。また「専門職倫理」とは各分野の専門職固有の自律的行動規範で、例えば技術者倫理といったものである。このように専門職が倫理違反の不正を行なっても一般人には分かりにくいと考えられます。そのため技術者には自らを律する姿勢が求められることが分かりました。ですから今研究室が仮配属され、いろんな知識を持っています。この知識を有効活用するためにも、技術者の自覚が必要であると感じました。 また自分自身だけが自覚しても、他の人が自覚していなければ不正が起きてしまう可能性があります。そのため自覚を他の人に教えることもしていきたいと思います。そうすればより不正による事故が減ると思うからです。注意しながらやりたいと思います。 この技術者倫理を受講してみて前半の立花先生、後半の會田先生、分かりやすい授業ありがとうございました。たくさんのことが学べました。倫理だけでなく、他の分野で応用できることがあれば応用していきたいです。
A.はい 私は、この授業を受け、様々なことを学ぶことができました。技術者は知識の応用と構想力を中核能力とするエンジニア、技能を中核能力とするテクニシャン、両者の中間的性格をもつテクノロジストの3つの職種に分かれていること、技術者の種別は従業員(給与所得者)であり、収入は増減し、残業手当などの手当てもあること。一方、農家などの個人事業主は事業取得が収入となり、社長や専務などの役員の収入は定額となり、事業取得から役員報酬を株主総会で決定することなども知れました。 また、技術を行使して、工業製品を社会に送り出すときは、アドバンテージだけでなく、リスクの評価や、コストとのバランスもとる必要があり、 工業製品に交換価値を持たせて報酬を得るのも必要となるということも学ぶことができました。 また、温室効果ガスを減らすために、自分たち一人一人がごみの削減、リサイクルを徹底して行うべきであることもしっかりと理解することができました。 更に、AI技術の発展で自分たちの生活が豊かになることも知りました。 また、課外報告書から、自分たちの住んでいる地域の指定避難場所を詳しく調べ、災害が起こった際のシミュレーションを行い、万が一災害が起こってしまった場合の貯蓄を行うべきであると知りました。 自分は将来開発職に就きたいので、この技術者倫理で学んだ知識を生かし、文化や産業の発展のために念頭に置いて行動していきたいと思います。
A.はい。 本授業をきっかけにして、改めて技術者とはどういうものか、どうあるべきなのか、また過去に起きた事件を見てどうすれば阻止できたのか等、技術者及び発生した事件について正面から考えぶつかることができたと思います。実際、授業で学んだり教科書を見るまでは、チャレンジャー号事件やフォード・ピント事件などについて一切知りませんでした。しかし授業で学び、考え、何が技術者としていけなかったのか、どの判断がこの事件を招いたのかなどを正面から考えることで、自分がどのような技術者であるべきなのか、どのような技術者を目指していきたいのかが明確にわかったような気がしました。 確かに自分の損得は考えずにはいられません。この行動を行うことで自分は損をするかもしれない、行わなければ得をするがその分何かが犠牲になるかもしれない。技術者としてだけでなく、人生としてもこのような選択だらけだと思います。私はそのような局面に出くわした時、一人称視点だけで物事を決定してしまうのではなく、その先、もっと先まで考えて選択をしていきたいと考えました。この行動を行うことで自分はこのような得を得る、その代わり何かが犠牲になる、その犠牲の先でさらに負の連鎖が起きるかもしれない。など、常に予測し考え、頭を巡らせることが技術者として行っていくべきなのではないかと私は考えました。 そう考えたうえで、何がすべてにとって得であるか、被害が少ないかなどを選択していきたいと思います。 本授業は考えることが多くてとても興味深い授業でした、ありがとうございました。
A. はい。この授業を受講して、事故は起こさないのが当たり前であるが、常に事故が起こる可能性があるということを学んだ。事故が起こらなくても事故につながる危険がたくさんあり、事故が起こる原因が小さいうちに気づいて対処することが大切であるとわかった。また、技術者は科学的な知識がなければ技術者として仕事をしてはいけないということを学び、自分にはまだ知識が足りていないと感じた。今後就職して働くために、今よりも知識を身につけ、事故を起こさないために気をつけながら仕事するようにしたいと考えた。 チャレンジャー事故について学習したとき、幹部の判断は利益を優先しているので、技術者の考えも大事になってくるとわかった。NASAの幹部は会社の利益を第一に考えて打ち上げを予定通り実行したが、技術者の中には危険だと知っていても止める人がいなかった。幹部は会社の中では権力者であり、従わない技術者を排除することができる。このことから幹部の言ったことに反対の意見を言うことが難しく、事故を防ぐことができずに何人もの命を奪ってしまうことになった。もし自分がこの状況に遭遇したら、事故が起こる可能性を正確に判断し、自分の職を失うことになったとしても幹部に反対意見を言うことができるようにしたいと考えた。 また、科学的な根拠を基に議論することの大切さを学んだ。近年SDGsの話題が増えているが、ただこうしたらいいという意見だけがあっても何も解決することはできず、解決方法を考えるには科学的な知識が必要になる。技術者が行動してこそ解決につながるので、具体的な方法を考え行動したいと考えた。
A.はい。 技術者倫理とは、エンジニア、テクニシャン、テクノロジストなど専門職として技術に携わる人間の活動や行為に関する規範です。専門的な知識は普通に生活する一般の人には理解が難しいことが多いため、技術者は利益を追求することにのみとらわれず、公共の福祉を考えなければなりません。また、技術者は技術を開発・設計・研究する段階や、製品を製造する段階、製品を市場に出した後のそれぞれの段階で責任を負うことになります。私は大学院には進学せず、学部卒で就職しようと考えているため、研究・開発ではなく、製造やその後の段階に技術者として関わるのだと思います。今のところ、私は製薬業界を志望しているため、製薬業界で働くことをイメージしながら授業を受けていました。近年製薬業界では、ある会社が製造・販売する爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入していたという問題が発生しました。規制当局が行った調査では、本来の原材料と取り違えがあったことや、2人で作業に当たるべき原料の取り出しを1人で実施していたことが判明しました。また、調査ではさらに製造手順を逸脱した原料の継ぎ足しや、立ち入り調査用に虚偽の記録を作成し、40年以上前から検査データを捏造していたことや、約8割の製品で虚偽の製造記録を作成していたことも明らかになりました。製造に関わる技術者の倫理が欠如していることは明らかです。この会社は医薬品の製造管理や品質管理に関する基準のGMP(Good Manufacturing Practice)準拠をうたうっており、このようなずさんな管理が行われていることは衝撃的でした。製品の品質管理について重点をおいて企業を見ていくことは、自分の技術者としてのキャリアを守ることにつながると感じました。これからの就職活動では、授業で学んだことを活かして企業を見極めていこうと思っています。
A.はい 技術者倫理の授業や課外活動を通して、過去の技術者たちの過ちの例や技術者の社会的な立場の変化などを学ぶことができたと思います。オウム真理教のサリン事件や水俣病・イタイイタイ病のように技術を持った人が誤った行動・判断をすることで社会や消費者にどれくらい多大な影響を及ぼすかを学ぶ良い機会になったと思います。 特に印象に残っている授業はチャレンジャー号爆発事故です。 チャレンジャー号爆発事故とはアメリカでスペースシャトル チャレンジャーが打ち上げ直後分解し、乗組員7名が死亡した事故である。原因はOリングが正しく機能しないことの技術者の予測が経営側に無視されたことで事故は起こりました。技術を行使して、工業製品を社会に送り出すときは、メリットだけではなく、リスクやコストなどのバランスも考える必要があり、技術者の勧告やリスクの危険性が技術者側と経営側で共有する必要があると考えられます。 また、5s活動や倫理に関わる説話・寓話・逸話の再話などの課外報告書を通して自らで技術者倫理に関わる活動を行なったことで、倫理についてインターネットや書籍で調べる機会が多くなり、より詳しく多くの事件や物語について知ることができたと思います。 来年の抱負としては、技術者になるために、技術者倫理で学んだ知識を活かしながら、何が正しいことなのか・技術者として何をするべきなのかを自身で考えて行動できるようにしていきたいと思います。
A.はい 今回の授業では様々なことを学んだ。特に印象に残っているのは倫理についてだ。私は倫理については高校生のときに学んだつもりだったが、実際技術者にとても大事なものであると感じた。技術者は私が生活しているときより倫理的な観点から物事を見る機会が多いと感じた。また授業の中には食品の問題やインターネットによる著作権の問題など様々な出来事から倫理の視点で物事を考えた。その中には一見私がみるとそんなに大きくない問題だと考えていたが実際はとても大きな問題であり決して浅く考えてはいけないものだと感じた。私は将来まだはっきりしていないが化粧品関係で働きたいと考えており、化粧品関係の中でも研究職に関する仕事がしたいと考えているので仕事を行う上で倫理感は仕事の根幹に関わるものであると思うので、目先の利益にだけで物事を判断することなく一つ一つの疑問にしっかり向き合ってどんどん経験を増やしていきたいと感じた。その対策としてはマンネリ化を防ぐことが一番重要だと感じた。マンネリ化は非常に恐ろしいものであって私は安全確認などの常時の作業はやはり異常がないことが当たり前になりすぎてしまってもし何か異常なことが起きてしまってもそのまま見過ごしてしまう可能性が高くとてもじゃないが誤ってしまっては取り返しがつかないため、もし私が技術者になったらそのあたりを気を付けていきたい。将来は正しい倫理感がある技術者を目指したいと今回の講義を受けて感じました。
A.はい。 私はこの講義を受けることで、技術者とはなんたるものかをよく理解できました。 まず、技術者に必要なのは「自覚」だと感じました。自分が技術者である、という自覚です。この意識をしっかりと持っていれば、おのずと倫理も常に考えられると感じたからです。もし仮に自覚がない状態でいると、倫理など気にせず、おのが利益のみを追求してしまいます。そうなった結果が、水俣病やイタイイタイ病などの重大な公害を引き起こし、たくさんの罪のない一般の人々に、大きな苦しみを与えてしまう結果を出してしまうのです。これは人類の歴史の最も大きな汚点といっても過言ではありません。今後、絶対に起こしてはいけないのです。そのため、技術者には「自覚」が必要不可欠なのです。 また、他人を思いやる心も大切だと感じました。たとえ自覚があったとしても、他人を思いやる心がなければ、最低限、他人に迷惑をかけなければいいや、という考え方になってしまいます。これでは多くの人が幸せに生活ができるとは断言できません。他人を思いやる心を持っていれば、人々の今の生活をよりよくするために試行錯誤を繰り返すことができます。そして、そのような努力は報われることが多いです。たとえ報われずとも、思いやる心は必ず伝わるものなのです。つまり、他人を思いやる心はいずれ自分にも帰ってくるということなのです。 以上のことが、私がこの技術者倫理の講義で学べたことでした。
A.はい。 本授業を通して最も印象に残っているお話は主に二つあります。 一つ目は、チャレンジャー号事件です。この事件ではロケットに乗っていた搭乗員全員が死亡するという非常に痛ましい事件でしたが、技術員が予想した「大事故が起こる可能性1%」という確率に対して、もし自分が実行の可否を決める立場にあったとしたらどのような判断を出したか、という点について非常に悩みました。人命がかかっているのだから大事故が起こる確率は0%が望ましいのはもちろんですが、1%に至るまでにどれほどの年月と費用をかけてきたか、ということは、私のような一大学生には予想もつきません。そんな中、やっと確立を1%にまで減らせたと聞いたら、私であれば許可を出してしまうかもしれないと思いました。ただし技術者としては、やはり必ず安全であると言い切れるまでは改良を重ね、事故が起こらないように様々な考慮をするべきであると、この事件を通して学ぶことができました。 二つ目は、「リサイクル-環境保全と資源問題-」の講義で書かれていた、「人が生きていくのに、地球を少し汚さないといけない」という言葉です。人口が増えるとともに年々深刻となっている、環境汚染、地球温暖化は避けては通れない問題であると言えます。より良い暮らしをするために、技術は進歩してあったと言っても過言ではありません。私たち技術者は、人々の暮らしを向上させるだけでなく、地球環境への配慮を常に怠らず、また水俣病のように、より良い暮らしを求めた結果人間への健康被害を及ぼすようなことがないように、人と環境のどちらに対しても悪影響とならないような技術者になりたいと思いました。
A.はい。 私は将来、人からも環境からも愛されるような、誠実で着実な技術者になりたいと思います。そのためには、人の役に立つものを作るということに加え、技術者としての倫理をわきまえていることが重要だと思います。私は本講義で、技術者としての心構えを得ることができたと感じております。技術者としての倫理を欠いてしまったからこそ起きてしまった過去の悲しい事件や事故から、物を作る際に安全保証なく無責任に販売してはいけないことや、技術者であるからこそ持ち得る数多の知識を悪用してはいけないこと、物品の製造の際に環境や周囲に住む人々への配慮を怠ってはならないということなど、たくさんのことを学びました。このように、過去から学ぶということは、二度と同じ間違いを繰り返さないようにするためでもあり、それらの事件事故の被害者を弔うためでもあると思います。将来、技術者になり得る人は全員、問答無用で倫理観を持つことが義務だと思いました。私は、将来胸を張って「技術者です」と言えるように、本講義で学んだことを胸に、まずは研究室で練習したいと思いました。また、今現在は、倫理観を大切にして素晴らしい技術者になりたいと思っていたとしても、気持ちは風化し、勤続年数を重ねるうちにその気持ちは忘れてしまうかもしれません。ですが、私はそうはなりたくありません。ですので、私の座右の銘である「初志貫徹」を胸に、今持っているこの気持ちを意図的に定期的に思い出し、初心に戻り、現在の自分を見つめ直すきっかけにしたいと思います。
A.「はい」 本授業をきっかけに、赤札作戦を実施し、机の上を片づけた。赤札作戦実施前には、机の上には何に使ったのかを思い出すことができない電池や誰かにもらった大量のキャンディーの入った瓶やもう必要のない抗菌目薬、お気に入りのシャーペンやお気に入りのルーズリーフのバインダーや謎の付箋2枚が散乱していた。また、机には鉛筆がこすれて書かれたとみられる線や消しゴムのカス、ほこりなどで汚れていた。机の上に必要がないものを全て片付け、鉛筆がこすれたような汚れは消しゴムで消し、ほこりなどの汚れは拭き取った。 1か月に得られた改善効果は勉強しようと思ったときにパソコンを置けばすぐに勉強を始められる環境になったと感じた。片づけなくても勉強を始められるようになったため試験勉強などを始めるハードルが下がったため生産性が上がった。机の上がきれいだと生産性が高くなることがわかったので今後もリバウンドせずにきれいな状況を保ち続けようと感じた。 今回赤札作戦を実施し、生産性の向上を感じることができたため、家の中のほかの場所も片づけてより生産性を上げたいと思いました。特にクローゼットの中は、もともと突っ張り棒で服をたくさんかけていたが、突っ張り棒の老朽化により、突っ張り棒が落ちてしまい何度も直すのが大変です。突っ張り棒を使うことを辞め、きれいに片付けることで生産性を上げようと思うことができました。 技術者倫理の授業は役に立つ知識を多く得ることができて楽しかったです。
A.はい わたしは技術者倫理の前半の講義内容を通して、技術者に求められる倫理を改めて学ぶことが出来ました。これまでの講義ではいくつもの事故を見てきましたが、中でもチャレンジャー号爆発事故とインド・ボパール殺虫剤事故が印象的でした。この2つの事故は人命と利益が天秤にかけられ、結果として経営者や責任者の圧力により命が失われた事故で、未然に防ぐことが出来た事故でもありました。私は将来、研究・開発に関わる仕事がしたいと考えているので、この2つの事故を通してこのような悲しい事故が起きないようにしたいと感じました。また私が配属された研究室はバイオテクノロジーを利用したタンパク質合成を行っており、遺伝子組み換え技術を使用します。この技術に関しては既存の生態系や環境の保護、倫理的な問題が付いて回ります。特に生態系の保護についてはカルタヘナ法により遺伝子組み換え生物の取り扱いの規制が行われています。わたしは実験で遺伝子組み換え生物を使用するため、特に廃液や産業廃棄物の取り扱いに気を付けて今後の実験を行っていきたいです。 7回分の講義を通して、倫理と法律の関係についても学びました。第3回の講義では、民主主義における法律とは最低限度の規則でありそのほとんどが国民の倫理に委ねられていること、倫理とは法よりも深い存在であることを学びました。これに関連して法は私たちの宗教の自由についても保障しています。これは私たちの思想の自由を保障するものですが、同時に地下鉄サリン事件のような事件を未然に防ぐことも難しくしています。私は大学で専門の知識を身に付けたからこそ、倫理を大切にして今後の研究を行っていきたいです。
A.はい 私はこの授業を通して技術者が持つべき倫理観について学ぶことができました。これを踏まえて今後は自分の行動や判断に責任を持ち、なぜそのような判断を下したのかを公に説明できるように心がけたいと思います。
A.はい。本授業を通して技術者倫理について深く考え、改めて技術者が持つ社会的責任や意識について知ることが出来ました。 特に、企業内での告発の授業が特に心に残っています。組織の不祥事や不祥事について隠蔽する行為が、社内の人間によって内部告発されることで明らかになるというニュースが近年増えていると感じていました。しかし、このような告発をすることによって告発を行った人間が報復に遭うようなイメージも同様に抱いており、内部告発を行った人間にとってはハイリスクローリターンな事案であるように感じていました。しかし、本授業を受講して、内部告発については、2006年4月1日から施行されている「公益通報者保護法」により、企業内での法令違反の犯罪行為等に対する通報者の保護が図られるようになったということを知り、内部告発を行った人間を守ることによって内部告発を活性化しようとする意識が高まっていると感じました。この法律は、監督官庁やマスコミへの不正の通報も、一定の要件の下に保護の対象としているということで幅広く保護する姿勢が感じられました。このように、内部告発を行う人間を保護することで企業の風通しもよくなり、企業内の意識も引き締まっていく効果だけでなく、引き締まっていくことによって結果的に企業全体の意識も高まっていく効果があると考えました。この授業を通して、法律を整備することで技術者の意識を高めることもできると知り、幅広い見方が出来るようになったため、これからの将来に生かしていこうと考えています。
A.「はい」 私が技術者倫理前半部分の内容で特に印象に残っていることは、インターネットとファイル交換ソフト「ウィニー」に関する事件、インドで発生したボパール殺虫剤工場事故やアメリカで発生したチャレンジャー事故といった具体的な事件の内容です。今挙げた中でも特にチャレンジャー事故が、講義中に視聴した事故が発生した瞬間の映像も相まってとても衝撃的だったので簡単に説明したいと思います。 この事件の概要は、1986年1月28日、フロリダ州、ケネディー宇宙センターを飛び立ったスペースシャトル・チャレンジャー号は、発射1分後に爆発を起こし、7人の宇宙飛行士の命が失われました。特に、初の民間人宇宙飛行士、クリスタ・マコーリフの死は、世界中の人々の涙を誘いました。アメリカの宇宙開発は大きな痛手を受け、国家の威信も傷つきました。 固体燃料ブースター・ロケットの胴体から漏れた、超高温の燃焼ガスが、外部燃料タンクを貫き、大量の液体燃料に引火し、大爆発を起こしました。 技術者たちは、危険性を認知していましたが、経営陣の圧力から自分の職を失ってしまう恐怖に飲み込まれ、この事件の発生を防ぐことができませんでした。 私がチャレンジャー事故から学んだことは、「安全第一の徹底」です。どれだけ経営陣からの圧力があったとしても、人命が関わったり、ケガをする可能性がある場合には、技術者としてのプライドを持って、しっかりと提言を行えるようにしたいと思いました。
A.はい 本授業の課外活動をきっかけに、部屋を綺麗にするようになりました。もちろん清掃などはしていましたが、整理、整頓されているかと言われればそのようなことはありませんでした。赤札作戦をしてから机の上は使ったものがそのままの場合は多くありましたが、整頓しようという心掛けが部屋全体に影響し、以前よりも整理、整頓された部屋になりました。これからもこの心掛けを継続し習慣化させたいと思っています。また、地域の安全衛生と防災活動について調べた際に、身近なものに意識を向けてみるようになり、安全性を普段からみるようになりました。 将来の抱負として、近い将来のことについて書こうと思います。来年度は院試験を受けてそれに合格し、山形大学大学院に進学したいです。少し前までは、他大学の院試験も視野に入れていましたが、今やっている研究分野が思ったよりも面白くその考えに至りました。自分の成績はギリギリ推薦をもらえない順位であるため、院試験に向けて勉強しています。もし大学院にいけたのなら、その研究分野を生かして仕事ができたらいいなと考えています。自分のいとこは大学院に行き、企業から声がかかり今の会社にいったようです。さすがに企業から声がかかることはないにしろ、自分ができることを精一杯やりきり、誰かにそれを評価してもらえるくらいには成長したいと思います。また、遠い将来は身の丈にあった家賃のマンションに住み、貯金を貯めて結婚できたらしたいです。
A.はい この授業を通して、技術者が持つべき社会的責任や倫理を学んだ。技術者倫理を学ぶ必要性が最初はあまり理解出来ていなかったが、今では絶対に学ぶべきだと言える。 まず、技術者の行う仕事は社会や環境に害を与える場合がある、ということを学んだ。開発される技術はどれだけ素晴らしいもので世界を変えるようなものであっても、予測できない方法で人や環境に悪影響を与える可能性があることがわかった。そして公衆の安全と安心を最優先するべきだということも学んだ。技術者1人の富や名声のためだけに何人もの人々に危害が及んではならないと思った。これらが技術者の持つべき社会的責任であるとわかった。 そして、社会が技術者に期待することを考えた。科学技術の危害を防止し、公衆の安全を守り、公衆の福利を推進することが大切であると考えた。 技術者倫理の必要性は大きくわけて3つあると思う。1つは、技術の健全な発展のためであり、それには技術者が正直で誠実に同じ土俵で意思疎通し、善悪を判断し、実行することである。2つ目は、人類の幸福のためである。技術者は大きい力を持っており、「公衆の安全、健康及び福利を最優先する」の原則に基づいて行動すべきである。3つ目は技術者自身の自己防衛のためである。自らの倫理的な判断基準、行動原則を持つことによって、技術者が遭遇するいろいろな場面で事故、法違反、及び不祥事等に巻き込まれない可能性を高めることができる。 将来私は、技術者として働くと思うが、この授業で学んだことを忘れずに業務を全うしたいと思う。過去に起きたさまざまな悲劇を教訓にし、公衆の安全を第一に考え、新しい研究や開発を行いたいと思う。
A.はい 私はこの技術者倫理の講義を受けるまで、今まで国や生活を発展させる技術はどんどん推進すべきと思っていましたし、環境問題についても今すぐに異常が出るわけではないとどこか軽く考えていました。しかし、この授業を受けてからは、自分にとって都合のいい利益や損得だけで技術を使うことは危険なことだと学びました。特に、危険な技術や物質を使ううえでは、環境や周囲へのリスクを考慮し、倫理を持ってからでないと行けないことが分かりました。特に地球温暖化など、全世界を通しての問題に関しては、各国の技術者の倫理がとても重要になってくると思いました。そんな中この授業を受講できたことで、正しい倫理と技術を持った技術者に近づけたことは自分にとってとても成長となりました。例えば、これまでは全く気にしていなかった二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量に気を使ってみたり、過去の災害がなぜ起こったのか興味を持って調べたらするようになりました。このように授業を受けたことで自分の生活の見方も変わり、環境を悪くするわけにはいかないという責任も感じてきました。また、これからは倫理を身につけた技術者として、より日本の生活を発展させていき、環境への負荷も無いような工業に携われるように努力していきたいと思います。そして、その上で地球環境も持続可能なものとしていき、未来永劫人類が平和に暮らすことができる社会の実現を目指していきたいと思いました。
A.はい。私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 技術者倫理の授業を通して、知識を持っているということと知識を正しく使えるということが必ずしも結び付くわけではないことをとても感じました。考え方や感じ方の感覚がズレていたり、周りの影響で間違った方向に進んでしまうと、本来であれば文化や産業の発展のために使われて人の役に立つであろう知識が、人を苦しめたり、傷つけるために使われることになってしまうのはとても悲しいことだと思いました。その最たる例がオウム真理教地下鉄サリン事件で、望んでも手に入らないような優秀な頭脳の持ち主たちがもっている化学の知識を使い、猛毒をもつサリンを作り出し、殺人が正義だと信じて地下鉄にばらまくという行動を起こしてしまった恐ろしい事件だと思います。たらればの話になってしまうけれど、その優秀な頭脳が人を助けるための発明に使われていれば、もしかしたら新薬を開発するなどの素晴らしい発明をした人もいたのかもしれないと思うと、とてももったいないなと感じました。また、道徳観念や倫理観、共感性が欠如した個性を持つ人たちは、犯罪者ばかりではなく、優秀で魅力的で社会的地位の高い人も多いというのは、善と悪は紙一重なんだと改めて感じました。 私は知識が足りない部分が多いと思うので、これからも学ぶことを続けて多くの知識を身につけられるようにしたいと思います。そして、学んだ知識は正しく使い、社会に貢献できるようにしたいです。
A.はい。この授業の第一回の、哲学と思想-技術者倫理の位置づけでは、技術者の倫理について、過去の事件などを参考にしながら学んだ。まず一つの例として、オウム真理教地下鉄サリン事件について学んだ。この事件では、優秀な頭脳をもつ信者の倫理感が問われる内容だった。例え化学兵器が作れる知識があっても、それを作り、使用するということに倫理感が問われていた。二つ目の例としては名古屋女子学生殺人事件についてだった。この事件は、化学的好奇心の前に倫理感を持つことが重要と考えさせられる内容だった。第3回の、ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-では、技術者の倫理について、法の視点から学んだ。法は倫理の最低限度であるとともに、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないと日本国憲法に記載がある。決められたルールの遵守としてほうが存在しており、自由に生きるという点においての倫理的な限度を、人間は法律に預けていると考えられた。PL法やPRTR法をはじめ、知的財産権の有無なども技術者の倫理に深く関係していた。第3回の、ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-では、技術者の倫理について、法の視点から学んだ。法は倫理の最低限度であるとともに、すべての倫理を法的なものにすることはできない、あるいはすべきでないと日本国憲法に記載がある。決められたルールの遵守としてほうが存在しており、自由に生きるという点においての倫理的な限度を、人間は法律に預けていると考えられた。PL法やPRTR法をはじめ、知的財産権の有無なども技術者の倫理に深く関係していた。第4回の、リサイクル-環境保全と資源問題-では、技術者の倫理について環境保全と資源問題の視点から学んだ。事例として四台公害の「水俣病」について学んだ。みんなが信じた最新技術が、生物濃縮により人々に危険をもたらした。たとえわずかな可能性だったとしても危険性を疑っていくのが技術者の倫理において重要なことであると学んだ。技術を扱う際には人々と環境への影響を考慮しないといけない。第5回の、安全と品質管理-事故と不良品の原因-では技術者の倫理について、安全管理の視点から学んだ。過去の事例としてインド・ボパール殺虫剤事故について学んだ。この事件は技術を扱う際の知識と人員が大切だということを考えさせられた。人件費などの削減を理由に安全を天秤にかけてはいけない。安全第一というのは技術者の倫理を考えることにおいて重要なことだと学んだ。安全衛生活動を徹底し、マンネリ化を防ぐことも技術を扱う現場では大切だと考えさせられた。第6回の、未来へ向けて-地球温暖化と人口爆発-では技術者の倫理について、地球温暖化や人口爆増による影響の視点から学んだ。まず技術者の倫理を養うためには質の高い教育や充実した環境が必要だということが理解できた。持続可能な社会を目指す取り組みにおいて地学を履修することは重要であり、SDGsをはじめとした、エネルギー資源や環境保全への対策がなされている。温室効果ガスへの対策もされていて、CAFE規制では、二酸化炭素排出量が95g/kmを超えたら、メーカーにペナルティ(罰金)を課している。第7回の、倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-では、デジタルやインターネット、バイオテクノロジーと工学倫理の視点から技術者の倫理について学んだ。過去の事例として、Winny事件が例にあげられた。Winnyを開発した金子勇氏は、Winnyが著作権侵害を助長したとして罪を問われた。この授業で考えたのは、進んだ技術にこそ、技術者の倫理とともに使用者の倫理も問われるということだった。優れた技術をどう扱ってどのように役立てるのか、または悪用するのかは、法律とともに倫理が重要となってくることに気づかされた。 これらの学んだことを将来に活かしていきたい。
A.はい 技術者倫理の授業を通して、倫理観の規律を守った行動をするとともに、技術者としてのものを開発する職業につきたいと思いました。倫理観は人としての正しい在り方を教えてくれるものであると感じました。それを理解した上で色んな事にこれから挑戦して行きたいと思います。一つ目はフィジーク大会に出る事です。僕は筋トレを趣味に行っています。人々が一生懸命に筋トレをして筋肉をつけて体を絞った姿は努力の結晶であり、とても憧れたものです。人に夢を与えられる人になりたいという思いと共に目標に、向かって頑張りたいと思います。そのためには毎日のたんぱく質やその他の栄養などの食事管理を行いながら他の勉学にも一生懸命に励む必要があります。そして自分の弱さである。メンタルを保つためにもしっかりと早寝早起きを心がけていきたいとかんじました。もう一つの目標は東北大学の大学院に進学する事です。一生懸命に勉強に取り組み合格できた時には、自分の今までの悔しさや努力わ、できなかった自分をせいちょうさせることができるとおもいました。高いレベルでの勉学を行い、自分の人間としての能力を身につけて社会で活躍して自分の食品化学関係の職種に就職する事ができたらいいなと感じています。そのためには、しっかりとした計画、対策、効率の良い勉強、そしてメンタルを保ち、しっかり今の自分を見つめながら先の目標に目を取られないように努力できるかが大事だと考えます。しっかりと頑張ります。 対戦よろしくお願いします。
A. 「はい」 本授業をきっかけにして、新しく踏み出したことは2つある。 ひとつは、さらに環境に配慮した生活を送るということである。研究室をはじめ、私の行いたいことの内容として環境問題解決が含まれている。本授業では、そんなときに、地球温暖化と人口爆発について学んだ。気候の急激な変動や人口の爆発は、食べものを減らし、住むところを奪う。すると貧困も増えるということを学んだ。この貧困から、食べものの奪いあいが起こり、警察権が強まり、民主政治は崩壊し、専制政治に逆戻りするということも学んだ。そしてこのとき世界にはまだまだ環境への配慮が足りていないのだなと感じたと同時に私にできることを行なっていきたいと感じた。 もうひとつは、授業の終わりに毎回開催されていたワークショップのおかげでコミュニケーションが身についたことから積極的に自ら話すということを新しく行っている。いろいろな人と交流する場面を設けていただきありがたかった。本授業のおかげで社会に出た時に大変役に立つ能力が高まったと言える。 将来は、地元に恩返し、地元に貢献できる公務員になりたいと考えている。仙台市で化学の技術職になり、これまで習ってきた知識を存分に活かしたいと考えている。そのために今何ができるかを考え、必死に取り組んでいきたい。特に環境に関してはしっかり取り組んでいきたい。学生生活で行ってきたボランティア活動なども積極的にこれからも行っていきたい。
A.はい 私は技術者としての道を歩みません。ですが本授業を受けて、技術者の素晴らしさに惹かれました。それは技術の危険性よりも、環境や人々の生活を思った技術者達の心に惹かれたのです。せっかく工学部で科学技術を学んでいるのに自分はなんて損をしているのだと後悔をしました。大学入学前から技術者について深く知っていれば自分も技術者としての道を志して入学できていたと。技術者の素晴らしさを伝える教育は大事なのではないかと思いました。法律についても並んで学び、自分は公務員試験の勉強をしているため憲法などについて個人的に学んでおりますが、これら技術者や憲法など、義務教育で学ぶべきだと思うようになりました。技術者ではなくとも、その心の在り方というのはどの職でも共通して持つことが出来ると思います。技術者だけが素晴らしくとも、会社と提携して事業を行うとなれば金銭的な価値も絡んできます。技術者では無い人たちが、技術者の心に寄り添うことも必要なのだと思いました。正義を間違えば倫理に反することもしてしまう人間ですから、自分の利益はもちろん、会社の利益のために自分を捧げるといった一見自己犠牲の素晴らしい行いのように見える行動も、環境や人類全体でみれば悪になる可能性を秘めています。技術者のみならず人々が皆、環境や人類全体という広い視野をもって正義とし、手を取り合うことができたらどれだけ素晴らしいかと幻想を抱いておりますが、人間として生まれたからにはこれを幻想に留めておくことはできません。自分はこれからどのような職に就くかまだわかりませんが、本授業を通して思ったことを忘れず、曲げずに生きていこうと思います。
A.はい。 私はこの授業を受ける前まで、一般倫理と技術者倫理の区別の前に、倫理とは一体何なのかについてまでも知りませんでした。授業で「倫理は文字にしてはいけない、文字にしたらルールとなる」と学び、何となく理解することができました。また、倫理は個人の尊重に根差しているが、その倫理観が他人の幸せを踏みにじることはあってはならないと再認識しました。 そして、一般倫理と技術者倫理の違いについては、議論内容の視点であると学びました。事故が起きた際に「ああしなければこんなことにはならなかった」と指摘するのは簡単であり、これは一般倫理に過ぎないと気づきました。行動の結果に指摘するのではなく、そこに技術を絡めて「ああしとけばよかった」と変えるのが技術者倫理である学びました。 ちょうど先日インターンシップで営業を体験し、そこでも視点の話が出てきました。誰もが提案できる内容では意味がなく、自社ならではの視点で提案できることが業績につながると学びました。このことからも、視点がいかに重要であるか実感しました。 また、私はこの授業をきっかけに品質管理者の重要性を認識しました。これまでは品質管理者はただただ品質の検査を繰り返し、市場に出してもよいかを決定する人という認識でした。しかし、品質に対してOKを出すということは、すなわちトラブルの際に責任を負わなければいけない重要な役職であると気づきました。専門的な知識を持たない消費者に対して安全安心な製品を届けるために、技術を持った自分がノブレス・オブリージュを体現しなければいけないと学びました。
A.はい 技術者には,専門職業人としての優れた分析する力、実行する力が必要であると感じました。また、優れた倫理的な想像力・判断力などが要求されると感じました。前半の技術者倫理で学んだことを活かして、これからの研究活動に生かしていきたいです。学生実験の際は、多少のミスや廃液などの分別などのミスは大目に見られることが多かったが、研究室に配属され、危険な試薬の使用や危険な操作が伴う実験が多くなってきました。一つのミスが人の人生を狂わせてしまったり、山形大学工学部周辺の方々に迷惑をかけてしまうという事態が起きてしまうかもしれません。実験操作の1つ1つに責任をもって実験に臨みたいと考えました。 技術者倫理に必要なことについて考えました。1つ目は、技術者が誠実に同じ立場で意思疎通し、善悪を判断し、実行することであるしかし、善悪を判断するのは先輩方や研究室の先生に質問するなど、一人で判断しないということが大事であると考えました。2つ目は、「人類の幸福のために」をモットーに行動するようにこころがけること。 技術者は一般市民と比べて、大きい力を有しており、「公衆の安全、健康及び福利を最優先する」の原則に基づいて行動すべきであると考えました。 将来に活かしたいことは、誠実に正直に実験で得られた結果をそのままに記録し、報告することが大事であることが分かりました。また、安全に実験を行うには正しい知識を正しく身に付け、それが自分や周りの人の生命・財産を守ることに繋がることが分かりました。
A.「はい」 技術者倫理の授業を履修して、リスク管理をするこが工業を行う上で非常に大切だと感じた。私は、将来希望する職種は製造系または設計系などの日常にある身近で小さめの製品や大規模なプラントの設計などとにかく製造業に就きたい。講義中には、チャレンジャー事故やインド・ボパ―ル社の殺虫事故など利益を優先するために安全対策をおろそかにした故に引き起こされてしまった事故を紹介された。これを私が当事者になったときに、利益よりも優先できるか分からない。その際は、損得表など講義でならった知識を上手く活用できたらと考える。また、倫理の問題と対面して正しい判断ができるかどうかは個人の判断でしか最終的に答えることができない。その際は、常にリスクを最大限回避することを考える。事故が起きてしまっては、必ず不幸になる人が出てしまう。「知りませんでした。」ではいけない。リスク管理を考えて、過ちを犯してしまって場合は私の言葉で説明することを心に留めておく。環境問題は世界中で注目されている。しかし、自分の中であまり注目したことではなかった。環境問題として最も大きな問題となっている地球温暖化は温室効果ガスが原因と言われている。私一人で1日当たりどの程度のCO2を排出して環境に負担させているかを知ってしまった。遠い場所で起きている食料問題などに私が全く無関係ではない実感を持つことができた。この問題に貢献することは便利な暮らしを求めている以上難しいと感じる。小さな貢献として消費電力の節電やお風呂の時間を短くしてガスの消費を抑えるなど小さいが貢献していきたい。
A.はい。本授業では、将来技術者として働く場合に知っておかなければならないこと、身につけておかなければならないことなどを学ぶことができました。自分の専門分野を生かす職業に就くかはわかりませんが、今までに起きた数々の事故・流行した病気などをこの講義で耳にして、技術者という職に就くことに対してプラスな気持ちよりも不安や心配といったマイナスな気持ちのほうがかなり強くなりました。十分すぎるほど気を付けていても起きてしまうのが事故ですが、起きてからではどうしようもなく、場合によっては責任が自分自身にすべてのしかかってくるかもしれないと思うと「責任感をもって仕事をしたい」などと軽い気持ちで口にしてはいけないなと感じました。このようにマイナスな気持ちが大きくなりましたが、将来化粧品の研究開発に携わりたいという気持ちに変わりはありません。そのために研究室での研究活動に熱心に取り組むとともに成分・配合に関する正しい知識を身につけていきたいです。新しく踏み出したこととしては、大学での授業が春休みに向けて落ち着いてきたので、よりレベルの高い他大学の大学院入試のための勉強に取り掛かることができています。自分の将来を変えられるのは自分しかいないので、一度きりの人生を無駄にせず、自分の人生を自分で豊かにすることのできる人になりたいです。将来どのような職に就くかはまだわからないけれど、とりあえず立派な社会人になれるようにがんばります。
A.はい 今回の授業のなかで、チャレンジャー号事件が印象的だった。 NASAに関しても、打ち上げ当日の気温の予想は今までのどの打ち上げ実験よりも低く、機体への影響もあると分かっていながら、打ち上げを強行したことについては、その判断は正しいと考える。 NASAは当時のモートン=サイオコール社の技術者と経営陣の意見の対立に関しては知っておらず、モートン=サイオコール社から提出されたデータに基づいてのみ、判断を下したため、打ち上げを中止するほどの決定的な情報を得られていなかったと考える。 今回の事例研究を通して、技術者側にはリスクの定量化が求められると考えた。今回のチャレンジャー号事件に関しても、リスクの定量化がしっかりとできていれば、このような結果にならなかったと考える。 チャレンジャー号事件は技術者側も企業側も決して間違った判断を下しているとは考えられない。判断を正確に行うための材料が不足していたから起こった事件だと考える。 この事例から、技術者には、企業の決定を変えるだけの、正確な情報が必要であるし、事故や事件を起こさないためにもデータをそろえることが必要だと感じた。 自分自身も将来、研究や開発に携わる可能性もあると思うので、技術者として必要な知識を身に着けて、判断を迫られる場合でも、自分の考えや意見を正確に伝えたられるような人物になりたい。 そのためにも、大学に通っているので、学問に真摯に向き合っていきたい。
A.はい
A.「はい」 私は本授業をきっかけに、技術者が扱う科学技術が提供する豊かな暮らしに目を向けるようになった。例えば、日々何気なく通学に利用しているバスの車内で思案するのだ。そうすると、エネルギーを機械的エネルギーに変換するエンジンや、化学素材を基にした色彩豊かな内外塗装、電気設備の知見を集めて見えないように工夫された降車ボタンのための配線、冬の酷い雪道でも滑らないように工夫されたスタッドレスタイヤなど、意識したとたんに量の高度な科学技術が集結していることに気が付く。そしてふと周りを見てみると、寄り添う老夫婦や楽しそうに会話をする子供たちの姿がある。またある時は、例えば夏の暑い日や冬の寒い日に、何の不自由もなくアパートで過ごす自分を振り返る。そうするとやはり、逆カルノーサイクル等を利用するエアコンや、電気エネルギーを熱エネルギーに変換するコタツが私に豊かな時間を提供してくれていることに気づくのだ。 このような恩恵の提供を夢見ること、人々に幸せを提供する自分に承継を抱くことこそ技術としてのあるべき姿ではなかろうか。であるからこそ、教育によって醸成された倫理観を胸に、科学技術の発展に寄与できるのだ。科学技術の悪用など以ての他である。 ここまでを踏まえ、私は科学技術を扱う技術者として社会に出た際は、その技術が向かう先にある人々の笑顔を常に想像することを、ここに抱負として掲げる。普段の生活で垣間見る、子供たちの笑顔や家族の愛情など、些細なことかもしれないが大切なことが私の原動力となることを確信している。本授業で学んだような、高度な科学技術の誤用によって多くの人々の笑顔を永久に消失させる事態には、何が何でも携わりたくないため、お二方(立花先生、會田先生)によって醸成された倫理観を胸に、社会に貢献していきたい。
A.はい。 この授業をきっかけに新しく取り組んだことがある。それは、過去に起きた事故について調べることを通して、ニュースに関心を持つようになり、自分で調べて考えるようになったことである。事故について調べていると、人々の暮らしを豊かにするためのものが、結果としては被害をもたらしてしまう事例が多いと感じた。これらの事故は、技術者の知識で対応できる点もあり、日頃からの点検や複数人での作業など小さなことの積み重ねによって未然に防ぐことができると考えた。しかし、実際「大丈夫」といった甘い考えの基で仕事をこなしている人も多いと感じる。事故が起きていないからそれでもいいとは思うが、被害が出てから対応するのではすでに遅い。誰も自分が加害者になると思っていないため、加害者となってしまってから罪を償うことは想像以上に難しいことである。 授業で取り上げた公害や事故はゲーム倫理で身近な例を用いて考えることで、事故に対する考え方が少し変化した。こういった、考え方の転換も新しい考えを得たり、新たな視点で物事を見たりできることにつながると考えた。また、様々なジレンマがあり、新たな考え方を持つきっかけとなった。 将来の抱負としては、未然に防ぐための行動を自分で起こすことを意識して技術者として社会の役に立ちたいと思ってる。当たり前のことかもしれないが、当たり前のことこそマンネリ化によって疎かになりがちであるため、大切なことであるとこの授業を通して感じた。
A.はい。 私は、この授業を通して、技術だけではなく、倫理観も学ぶべきなのだと思った。今までは、技術さえ身に着ければ、科学者として認められ、その資格を手に入れられると考えていた。しかし、本授業を通して、技術だけを持ち合わせ、倫理観のない科学者はとても危険であることが分かった。私自身もどこかで選択を誤り、同じような大事故を起こしたり、被害者を作ったりしてしまうかもしれない。それなので、そうならないためにも科学技術について正しい知識を身に着けるのはもちろんのこと、一般常識や正しい倫理観もとても重要なものになってくることが分かりました。何かに熱中しすぎると、周りが見えなくなったり、行き過ぎた行動をとってしまう可能性がある。それを防ぐためにも自分自身を律して、常に冷静に周りの意見を聞き入れ、周りの状況に目を向け、客観的に自分の行動を分析できるようになりたい。いつでも冷静でいるためには、緊急事態にも対応できるように、どのような事態があり得るのか常に予測して行動していくことが重要である。また、ある程度の経験を積むことも役に立つ。そのためには、積極的に現場に行き、様々な状況を自分の目で観察していくべきである。私は今後、機会がある限りは、その機会を思う存分利用していきたいと思う。また、自分でもチャンスをつくるべく積極的に外に出て行くことが重要であると感じた。今まで以上に情報網を働かせ、他者の意見も聞きながら、自分で判断する力を養っていきたい。
A.はい。 本授業をきっかけにさまざまな技術的、科学的事件を知ることができたと感じた。将来はこの授業で学んだ倫理の知識を社会で活かすことができるような大人になりたいと思った。技術者は経営者などと板挟みになることが多く、会社の方針のために技術的、科学的に正しいのかどうか怪しいことをしなくてはならない場面が来てしまうかもしれないのではないかと感じた。授業中に出てきたNASAのチャレンジャー号事件がまさにこれで、最終的には技術者の帽子を脱ぎ、経営者の帽子を脱ぐという判断をしてしまい、結果尊い命が失われるという結果になってしまった。このような悲しい事件を日本で起こさないためにも、技術者としての自覚と誇りを持って社会で活躍したいと感じた。自分の専門である化学バイオは、倫理に関して特に近年盛んに議論されており、身近に感じた。特にクローン技術や遺伝子組み換え技術は国によって倫理規定が違うなど未だ多くの問題を孕んでいる分野でもあるためこの授業で学んだことを将来的には生かしていきたいと感じた。 この授業をきっかけに、技術者の倫理が悪用された、うまく機能しなかった場合と、成功した場合の両方について知ることができたと感じた。その多くは失敗してしまった事例だが、そんな事例でも本当は最後まで技術者として倫理を貫こうとした人や、事故が起きた後に技術者としてなんとか被害を食い止めること、もしくは抑えることができるのではないかと最後まであがいた人がいるということをしれた。自分もそういう技術者に将来はなりたいと感じた。
A.はい。 この授業をうけたことによって、技術者とは、開発した技術が、社会や環境におおきな影響を与えるということを十分に理解し、そのような開発を通して、持続可能な社会を実現するのに貢献することだということを知りました。また、もし、開発した技術が、社会や環境に悪影響を与えてしまったときには、すぐさま技術者が対応し、消費者への被害が出ないようにすることも技術者にとって必要なことであると考える。そして、将来、自分が技術者になったときも、倫理をしっかり理解し、このような消費者への被害がでないように対応できる技術者になりたいと思う。 社会や環境、消費者に被害をださないためには、本授業で知り、学んだ、技術者によっておきた事故、例えば、チャレンジャー号爆発事故やインド・ボパール殺虫剤事故などをこころに刻む必要があると考える。理由として、このような事故があったという事実を知った上で、開発をおこなうことで、もし技術者として、やってはいけないことをしてしまいそうになったときに、このような事故を知っていれば、このような事故を繰り返してはいけないと、踏みとどまることができると思うからである。 自分が大学を卒業したら、開発職につきたいとおもっている。そのときに、本授業で学んだ、専門知識を知っているだけではよくなく、正しい使い方をしなければならないと思う。そのためには、専門知識をさらに深めて、学び直すことが必要となってくると思うので、これからの学生生活にいかして行きたいと思う。
A.はい 大学でこうして化学を学んできたものの、実験など含めて実践経験が浅く、自分が技術者であるという意識がとても希薄でした。そんな中今期で技術者倫理を学んでからは、例えまだ知識も未熟な大学生だといっても、私たちにも技術者としての責任があるのだなと改めて気付かされました。 この先大学で学んだ知識を活かし、仕事としてこの技術を活用していく人はもちろんですが、化学の知識を特に使わない職についたとしても、化学の技術を用いた製品が溢れている現代に生きる以上、化学を学んだことのある消費者の立場としても、少なからず責任があるのではないかと考えるようになりました。例えば健康エコナの事例であれば、発がん性物質が含まれている、というその字面だけで自分で調べもせず過度に批判をしたり、P2Pを用いたソフトを開発した金子勇さんの事例であれば、未知の技術を使用しているからと自分でよく考えず、周りが言っているから悪いのだろうと批判したりといった、消費者側の問題も存在するのではないかと思います。例え自分が技術を用いたり開発したりする側でなくとも、技術者倫理の考えを持って新しい技術を享受していく義務があるのではないかと考えました。 私自身、この先化学技術を使用していく職に就くのか、そうではないのかはわかりませんが、大学でこの技術者倫理を学んだ以上、どんな立場であっても倫理観を持って常に自分で考え、より良い選択ができるよう努めていきたいと思います。半年間ありがとうございました。
A.はい。 技術者倫理の授業を通して、技術者になるために必要な考え方を学んだ。過去にはサリン事件やチャレンジャー事故、水俣病など様々な問題が起きた。それらの原因は、技術者の「安全」に関する考えが足りていなかったからである。今後問題が起きないようにするために安全第一の考え方として整理整頓の徹底、無知・未熟なままで作業しない、一人でやらない、装置、器具、毒物、危険物、ガスの理解、慣れは禁物を徹底することが考えられる。技術者として自分の行動に責任を持つことの重要性を実感した。私も研究室に配属され、まだまだ装置の使い方が分からないものややり方が未熟なことも多くあり、その際は自分で何となく出進めるのではなく、先輩や先生に聞くことで安全第一を徹底しています。これから先、様々なことを学びより知識が増えていくうえでこの授業を通して学んだ技術者の倫理性の重要さを忘れずに他人を不幸にするのではなく、世のなかの人を幸せにできるように活かしていきたいです。また、授業の中で私が特に印象に残ったのは善悪と損得に関する内容で当たり前の肘を大切にしたいという気持ちはすごく共感するし、事故に遭わなきゃそれでいい。防げる事故は防ぎたい。もし、仕事を失うことになっても、事故を阻止する勇気がありますか?それとも、お金をもらって、事故のリスクを黙認しますか?この文脈は、そのままコロナウイルスとの戦いでもあります。もし、仕事を失うことになっても、感染拡大を阻止する勇気がありますか?それとも、お金をもらって、感染拡大のリスクを黙認しますか?の質問に足してすぐに答えられないものもありました。それでも善悪を判断して、間違った行動をとらないようにしていきます。
A.はい。 今回の授業では、化学技術にまつわる様々な事故や事件を例に挙げて、技術者になるために必要な素質や姿勢についてを学びました。授業で取り上げられた事例についてあまり知らなかったことに自分で驚いた。技術を使うことを前提に大学に入り、将来は研究を行う仕事をしたいと考えているが、自分があまりにも知らないことが多いことに失望した。このまま技術者倫理を学ばずにいたら、大学で専門知識を得たとしても只の倫理観が欠如した技術者になるところであった。 講義を通して、自分が物事をどのくらい知っているのか、反対にどのくらい知らないのかを把握することができた。研究室の専門分野だけに集中して学ぶのではなく、他の状況を知り、そこから自分に活かせることを考える癖をつけるきっかけとなった。 授業で紹介された事故・事件の事例はほとんど全てが技術者個人の知識不足、および周囲とのコミュニケーション不足が本質にあると思う。いくら技術者個人の倫理観があったとしても、所属する組織・企業の体制によっては個人の倫理観が通用しないこともあると知った。そのため、技術者個人としては自分が扱うものについての知識を蓄えることと周囲と相談しながら自分に足りないことを知ることが必要であると思う。企業組織としては、各部門の責任者の指揮のもとで全従業員が安全衛生管理の意識を持って活動することが前提となる。そして、組織外から客観的な意見を取り入れることも多様な価値観を得るためには大切だと考える。 大学において技術者倫理を学んだことで、自分の専門分野はもちろん、専門外の事象についても積極的に情報を取り入れる姿勢をもつようになった。全てのことを自分事として捉える癖をつけることができたと考える。
A.はい。私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 本授業をきっかけにして、新しく踏み出したことは、専門知識を得るということです。私は、三年後期から有機化学分野の研究室に仮配属されました。有機化学は危険な薬品などもたくさん存在するため、専門知識がしっかり身についていなければ、自分自身だけでなく他の人の健康、安全にも関わってしまうため、有機化学についてさらに勉強しました。これまでの有機化学の授業で習ったことの復習だけでなく、実際に先輩に実験のやり方や化学薬品や実験器具の扱い方などを教わって、専門知識を得るようにしています。まだまだ、知らないことはたくさんあるため、わからないことについては、まず、予め調べてから実験を行うようにしていきます。 将来は、化粧品の研究開発の仕事に携わりたいと考えています。化粧品の研究開発においても、専門知識が必要となる仕事です。より、危険が潜んでいるため、多くの専門知識を得て、日々、学習しながら、新しい化粧品を開発したいと考えています、 そして、人々の生活が豊かになったり、人の美容の悩みを解決できたりするような化粧品の開発をしていきたいです。 技術者倫理で学んだ、「人の生活を豊かにするために、専門知識を使える人」になることが私の将来の目標です。これを私のスローガンにし、化粧品業界の研究開発職に就けるように就職活動に励み、実際に、研究者になった後も、スローガンを忘れずに研究に励んでいきたいと思います。
A.はい 下手は上手の下地なりという言葉があります。 どんなことでも最初は下手なもの。それからだんだんと習熟して、上手になっていくのです。ですから下手だからという理由で物事をあきらめる必要はありません。下手は上手への道。上手になるための下地作りなのです。下手だからといって落ち込まず、少しずつでも着実に努力を重ねていけば、自然とうまくなっていけるのです。 この言葉は私の研究にぴったりです。この精神を忘れずにしていきたいです。 また本講義で学び方の重要性にも気づきました。 予習とはその授業がどんな内容のものか整理整頓し、予備知識を仕入れるための作業にあたります。これがあるかないかで、実際の授業における理解度が大きく変わってきます。あくまで大体の流れが掴めればいいというものなので概要を読み勉強しました。予習段階で理解するまで及ばなかったので、授業の大切さにもきづきました。 今まで勉強してきた中でなぜ気づかなかったのだろうかと思いました。理由は二つあると考えました。理由は予習をしていれば、二度手間にならないということです。私はたいてい授業で理解が半分ほどしかできません。だから復習に時間をかけています。 しかし復習の時間と予習をしてから授業受けるのとでは時間のかかりかたがちがいます。圧倒的に予習した方が良いことがわかりました。 これからたくさんのことを技術者として私は学ばないといけません。しかし今回授業で得たことを駆使できれば技術者として成長していけると思います。 恐れることなく、これからはより成長に向けて励んでいきたい。
A.はい。 今後の人生で様々な取捨選択がこの山形大学工学部のバイオ化学工学、応用化学工学の生徒たちにはあると思います。しかし全くの関係ない問題というわけではなく、自分たちの生活の様々な場面でこの考えは生きていくと考えます。これは決して机上の空論ではなく、現実に付随している問題であり、例を挙げるのであればNASAの職員の話やユニオンカーバイド社の職員のように見えざる危険性に晒されていることを我々は理解しなくてはいけません。社会として、工業や技術者としての倫理観のある行動に絶対的な保証がない現在の世の中では今後も授業で紹介していただいたような問題は繰り返し起きていくのだと思います。技術者になるのであれば、実際にこの問題と戦う必要性がありますし、それ以外の人間は現実としてのこの状況を理解して生きていかなければなりません。それを学べたことが私がこの授業を履修したことの根底にある意味であると考えます。先生は確かに、この化学式がわからなければ技術者である前に化学を学び直せ。や、この化学反応がわからないなんてありえないとおっしゃっていましたが、この授業を履修した意味とか根底にあるこの授業の必要性の部分は、そこなのではないかと感じています。結論としては「私は、大学を卒業後、高学歴者として、ノブレス・オブリージュを体現し、学んだ知識を 社会の形成者として文化や産業の発展ために正しく使います。」というところに全てが詰まっているのだと思います。上記の文言に偽りがないように今後も努力していきたいです。
A.はい
A.はい。 今までは専門科目の基礎的な知識ばかりを学んでいたが、この技術者倫理という授業を受けてみて、今まで考えてこなかったが、技術者になる身としては絶対に欠かせない内容であり、安全を確保していくためにも知っておかなければならないものであった。この授業により、様々な調べ学習を行ったため、今まで知ることのできなかった重要な情報を得ることができた。それにより、新たな情報を得ることの大切さを知り、他のちょっとした場面でも気になることができると、すぐに調べ学習をするようになった。この授業形態がなければこのような知的探求心を生み出すことはできなかった。また、技術者が持つべき心得や技術者としてあるべき姿がどのよなものなのかを理解することができた。技術者には様々な大きな要求を求められるが、そういった中で、安全を考慮し、法として書かれていないルールを遵守しながらも受け答えていかなければならない。お客様が喜ぶ製品を開発するといった中にはそのような技術者としての振る舞いが必要である。 私は将来、プラントエンジニアリング業界でプラントを設計する業務に携わりたいと考えているが、水俣病などの公害により、人々が苦しんでしまうことのない設計を確実に行わなければならない。そのためにも、この授業で得た品質マネジメントの学びや、安全を考慮するといったことを実践したいと考える。 授業で得た学びを無駄にすることの無いように、その学びを社会をよくするための学びとして還元していきたいと考える。
A.はい 倫理を損なうような人には絶対にならないと誓う。 この授業を受けて感じたのは、倫理とは、一般常識に相違ないと感じた。成長するに連れて倫理とははぐくまれていくはずである。それなのに、倫理に反する行為を行ってしまうものは、人間として駄目である残念な人なのだろう。 なぜそうなってしまったのかということを考えると、いくらでも根拠は上がってくるだろう。家庭環境、周囲の環境、などいくらでもあるが、やはり、それを差し置いても倫理違反をするということは、頭がおかしいということに他ならない。普通に考えて、それをやってはいけないというのは誰でもわかるはず。セクハラ、パワハラなどのハラスメント、技術者としての倫理など多岐にわたるが、根本的に考えれば、それを教える人がまともではないとだめなのではないだろうか。つまり、家庭環境で、まともな親ではなかった場合、その子供の倫理感は著しく損なわれてしまう。それが会社の上司だった場合、上司の倫理がそのまま部下にも伝わってしまう。たとえ表面的にまともな倫理を伝えていたとしても、その人が裏で倫理違反を行っていたら、信用できたものではない。 正直そういう人はさっさと表舞台から身を引いてほしい。一度でも警察に捕まってしまっているのならそれは二度と消えない罪なのだからさっさと消えてほしい。
A.はい。 「哲学と思想-技術者倫理の位置づけ-」のワークショップの課題において、私は、好きこそものの上手なれということわざを選び、その例としてゲーム好きな友人が今ではゲーム制作に携わっていることを挙げました。楽しんでゲームをするうちにゲームをするのが上手になり、そのまま仕事につながった友人をとても羨ましく思っています。私も友人のように、たとえ将来の仕事につながらなくても自分にとっての生きがいや癒しになるような没頭できる趣味というものを見つけたいと思うようになりました。もともとサークル活動で花笠音頭を踊っていたのですが、本授業を受けてからさらに熱気が入りました。サークルの先輩から踊りの技術面で褒めてもらえることも増え、褒められて伸びるタイプの私は楽しくなってきてもっと練習するようになりました。直近のイベントで笑顔で演舞した際、見に来てくださった方から「元気もらった」と言ってもらい、そのとき生きがいというものを見つけたと思いました。踊りは将来の仕事には直結しませんが、今では自分の元気いっぱい笑顔いっぱいの踊りが誰かの頑張る糧になれたら嬉しいと思って日々練習しています。この授業をきっかけに、人に喜んでもらえることが自分にとっての生きがいであるということに気づくことができました。
A.はい 本授業を通して様々な倫理違反の事象についていろいろな観点から考えることができました。取り上げられた事象といっても上からの圧での隠蔽によるものや損害を出しなくないからという経営者の判断によるもの、カルト宗教による被害といった異なる事情によって引き起こされた倫理違反が存在することを知ることができた。また、公害などのように地域住民の健康を無視して工業の発展に重視したり、情報の共有があまりなされなかったがために過去の過ちが再度引き起こされたケースも多数あり、リスクを顧みない発展が重視されていたという倫理違反についても話し合うことができた。 倫理自体にも個人に求められる倫理だけでなく、社会的に求められる倫理があることを初めて知りました。個人に求められる倫理は技術や知識があってはじめて必要とされるもので、機器や危険物質を扱うときに悪用をしないために求められるものということを知れた。また、技術や知識もなしによく知らない機器や物質を扱ってはいけないことは社会的に求めれる倫理である。 これから先自分が身につける技術や扱う物質についてもきちんと理解した上で社会や会社の利益になるような行動をしていきたいと思う。消費者等に対して危害を与えてしまうような設計ミスや不正などについては見逃すことはせず、きちんと告発とかをしていきたいと思っている。もしそこで不正に手を貸したり、見て見ぬふりをしてしまったらこの授業で倫理を身につけてないことになってしまう。
A.はい。 本授業をきっかけに、技術者になることについて深く考えることが出来ました。技術者に限らず専門的な技術を持つものには人間が持つべき倫理とは別の倫理を必要とされるということが分かり、これから技術者となるため知識としての倫理を持とうと考えました。 そのために学んだ知識を社会のため、自己の利益を優先せずに人類の発展のために用いることを胸に刻んで生きていこうと思います。 現在AIは発展期であり、20年後には49%の仕事がAIで置き換えられる研究結果も出ています。特に銀行員や事務などのコンピュータを用いて人間が操作する仕事はAIで代替可能と言われています。しかし、専門職である弁護士やデータサイエンティストなど技術と倫理を持ち合わせていないと成立しない仕事はまだ人間にしかできません。技術ではなく世界をいい方向に導くことが出来る倫理がこれからより人間に求められると考えています。そのため、これから人間が働く意味を考え続けながら、そして世界の発展に置いて行かれぬよう自分にしかできない事を探して社会人として働いていこうと考えています。 またこの授業を通じてバイオテクノロジーについても考えるようになりました。遺伝子上で優れているもの、劣っているものは確実に存在します。また病気になりやすい遺伝子もわかり、その人の寿命や健康寿命についても明らかになるなか、この情報を知ることで人間に明らかな優劣が出来ることが予想されます。そこで優劣をあるものと考えそのうえで前のように接することが出来るかが人間の倫理が試されると考えます。倫理をもってこれから生活することで知識を正しく使いたいと考えています。
A.はい 今回の授業をきっかけに倫理について考えることができた。自分が今後技術者になっていくと思うのだが、その時に自分の理想だけ通してしまうと、それを運用する技能者の方々の生命の危険が及ぶかもしれない。しっかりと考えて設計しないといけないことを知った。 今後の研究や仕事に大きく影響をあたえると思う。 また関係ないがこの講義を受けて周りの人間の行動や自分の行動を見直すきっかけになった。自分の生活の足である自動車のヒヤリハットや、危険な行為などその場面に直面したときに適切な行動をとれるようになった。また他の人にも注意喚起をすることもできるようになった。このようなことができることで今後の仕事や研究にも良い影響を与えることができると考える。 将来の抱負を少し話そうと思う。 自分は今大学院に進もうと思っている。この受験勉強がとても大変である。これをおろそかにしてしまうとうまくいかないためしっかり頑張ることが目標である。 また、自分は部活にも力を入れている。競技舞踏部に所属しているが、全国でよい結果を出していきたい。そのため今回の講義で習った人のことも考えることや、危険を回避する方法を使いたい。実際の練習でも手を抜かないや危険なプレイをしないことなど、事前に考えることで防ぐことができる。この予想を絶対に絶やすことはしないようにする。 今回の授業でとても多くのことを学ばせていただいた。ありがとうございました。
A.はい 講義を受講し、エンジニアとして安全に作っていいかなければならないという規範意識が高まった。なぜ意識が向上したのかというと、講義中に紹介されていた、レ・ミゼラブルの映画を実際に見たからだ。授業の最初の方に出てきた、地下鉄サリン事件や女子大生が殺害された事件、本学、山形大学でも倫理観に欠けた事件が多く起きてきた。私たちが日々努力して身につけた知識も、使い方次第で容易に人を殺すこともできるし、必ずしも本意でなくとも他の誰かを悲しませることもある。人間が生きていく上で、倫理観はとても大切で、とくにレ・ミゼラブルの映画で気づかされた。民主主義である日本だからこそ、彼らのように革命はなく、警察権が強い、食べ物を巡って逃亡することも追われることもないが過去の歴史には絶対王政でそのような苦労をしてきたこともあるということに感心した。絶対王政の苦しい毎日でも、自分の倫理観を最後まで信じ抜いたジャンバルジャンは、最終的に人の心さえも変えたのではないかと考えた。他にも、授業で取り上げられた多くの事件だけでなく、教科書の関連コラム、事例ファイルから関心のある出来事をピックアップし、原因や解決策を考えるきっかけにもなった。このように、実際に授業で扱った映画を見たことで自分の考え方の幅が広がったと思う。これからも、何が正しくて何が正しくないかだけを議論するのではなく、様々な意見に触れて自分の倫理観を養っていこうと思った。半年間、ありがとうございました。
A.はい、技術を身に着けその次に倫理観を身に着けて、事故のなく立派な技術者になりたいと思います。最大限の安全を確保して物事を行っていきたいです。 今回技術者倫理で学んだこととして安全対策が一番大事だと感じました。いつも通り行っていてもどこかミス起きたりするため、慣れによる慢心で安全対策をおろそかにせず最大限の安全対策を取りたいと思いました。オーム真理教の地下鉄サリン事件やフリッツ・ハーバーのように技術や能力が高くても倫理観が伴わなければ意味がなく、逆に被害を与える存在になりうることを学ぶことができた。まだ未熟で技術や能力が低いため、まず技術能力の向上を行い、それを活用するようになってからより倫理観について自分でも学んでいきたいです。また人と関わることでも倫理観は養われると思うので人との交流を大事にしていきたいです。 今回の授業を通して自分で復習することで様々なことを学ぶことができ、特に名作のレ・ミゼラブルについて学ぶことができてよかったと思いました。抜粋した翻訳やあらすじを読んだだけなので全文を翻訳で読み、英語でも読めるようにしていきたいです。これから社会人になるにあたってこの技術者倫理を活用していきたいです。
A.はい。 本授業をきっかけにして大学で学んだことを悪用せずに、社会のためになるように生かしていきたいと思った。この授業でオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件や水俣病やイタイイタイ病などの四大公害病は技術者の倫理が欠けていたことから起こった事件であると学ぶことができた。地下鉄サリン事件は高い技術力を持ちながら、殺人やテロなどを行っているオウム真理教という団体に飲み込まれて技術を悪用されてしまった。このようなことにならないためにもしっかりとやってはいけないことの線引きをし、自分で物事を考え、行動に移していくことが大切である。四大公害が起きたことも技術者たちが工場で排出していたものが人体に影響を及ぼすということを知らなかったことから始まったことである。そのようなことにならないためにも工場の技術者たちは自分たちが行っている事業をしっかりと見つめなおし、どのような化学物質をどれだけ排出しているかを知る必要がある。そのようにしたうえで、排出してはいけない化学物質は何であるかを考え、住民に被害が及ばないようにしなければならない。技術者の倫理を学ぶことで様々な事件やテロが起こることを未然に防ぐことができる。社会に出ている技術者はしっかりと技術者としての倫理を学べているのか、今一度考え直す必要がある。私はこの授業で技術を間違った方法で使ってはいけないと改めて感じた。これから社会人になっていく上でしっかりと教えを守っていきたいと思う。
A.はい 私は将来自分がなりたい形がいまだに固まっていません。なので自分探しという側面も含め様々な業界の説明会やインターンを受けています。私はその活動の中で唯一自分のこれだけは将来に生かしたいというものが浮かびました。それは人とすぐに笑い合えるということです。私はどんなに給料が良くて業績がいい会社であっても同じ仲間の人たちと笑い合うこと、楽しいコミュニケーションがなければやっていける自信がありません。自分の能力を最大限生かせる場所はみんなが協力しつつ、かつ楽しく作業を進めて行ける場所だと思っています。将来は私は周りにいる人たちと楽しく仕事ができる環境に居れたらいいなと思っています。 また私は今回の授業を履修して、就職するということはアルバイトとはまったくもって違うということを改めて考えさせられました。アルバイトとは違い社会人は学生という区分を抜けたので様々な責任を負わなくてはなりません。アルバイトの頃の失敗は最悪クビにされるだけですが、社会人となるとクビになる程度じゃすまされない事例も多くあります。最近のネットが普及した社会では自分の行動や書き込み一つで会社に多大な損害を与えてしまいます。最近でもスシローの事件などがその例です。私は今後順調にいけばあと1年で大学を卒業し社会人として就職するので、今までよりも更に社会的地位と責任を自覚して、物事の善悪しっかりと区別して生きていかなければならないと実感しました。
A.はい。 本授業をきっかけに故郷の長崎でカネミ油症が発生してしまったことを知ることができました。出身は五島列島ではないですが、県内で起こった悲劇を知ることができて非常に良かったと感じています。カネミ油症患者の方のお話や経過を知るればしるほど同県民だった私の両親や祖父母が発症していないことがとても幸せであったのだと感じました。裁判の判決も患者の方からすると不十分な結果に終わってしまい、憤りを感じました。しかし、被告側であるカネミ倉庫の現社長(事件当時は父が社長)のインタビュー記事を読み考えさせられました。カネミ倉庫は鐘淵化学工業からPCBを仕入れて米ぬか油を生成していました。この鐘淵化学のパンフレットの説明も不十分であったのです。これを読んで、カネミ倉庫だけが被告になるのはちょっとおかしいような気がすると思いました。どこか一つが悪いことよりも、いくつかの不備が重なって大きな事故に繋がるのだということを学べました。一方の視点ではなく、多方面からの視点でものごとを考えるようにしたいと思います。 私は大学院卒業後に、企業の研究職に就いて、研究・開発に携わりたいと考えています。これからの人類の発展に少しでも貢献できるような技術や商品を開発できたらと思います。その際に技術者として、本授業で学んだ技術者が持ちあわせておくべき倫理観などをしっかりと将来に生かして行きたいと思います。短い間でしたがお世話になりました。
A. 本授業では様々なことを学んだ。特にこの授業で印象に残っているのは、第5回の「安全と品質管理-事故と不良品の原因-」である。この授業では化学工場における世界最大の事故を取り扱っており、設備の修理や確認をせずに工場を運営していたのは倫理的に非常によくなかったと思った。自分の研究室での活動について改める機会となった。秋学期から研究室に仮配属され、今までよりも実験に対して安全を気にすることが増えた。安全の基本として「一人でやらない」、「整理整頓の徹底」、「無知・未熟な状態で作業しない」、「装置、器具、毒物、危険物を理解する」、「慣れは禁物」を授業で知り、研究室で実験する上で大事にしていかなければならない基本であると思った。 また次に印象に残っているのは、第1回の「哲学と思想―技術者倫理の位置づけ-」である。オウム真理教サリン事件や名古屋大学女子学生殺人事件など、知識や学力はあるのに倫理観に非常に欠ける事件には心を痛めた上に、自分も同じように倫理欠けるような行動をしないように気を付けたいと思った。このような事件を起こすのには、いくつか兆候や理由があると考えられる。勉強をすればいいという学歴社会においては人の倫理観を育てる環境が生まれないので、良くないと思っていた。したがって、どんな進学校でも倫理観を学ぶ授業をするべきであると考える。 それから、将来の抱負について記述する。来年度から卒業研究が始まるが、様々な困難や分からないことも出てくると思う。しかし、その都度調べたり、勉強したりして学んで知識として徳を積み、研究を続けていきたいと思う。
A.はい 化学技術者において化学の知識がないと倫理観は得られないと分かったので,これから就職活動に向けてさらに知識をつけていきたいと思った.また技術者として学んだ知識を違うそれた方向に使用することのないように,実際に職に就いた際に教育なども積極的に行っていきたいと思った.いろんな事故や事件の事例をみて思ったのは,今だけでなく未来にも目をむけることの大切さである.今は,これで解決するかもしれないけど,一度立ち止まって未来のことを考えることで減らすことのできた事故は沢山あると感じた. 近年はグローバル化がすすみ,海外とのやり取りや業務が頻繁に行われる時代である.だからこそ,この技術者としての倫理もグローバル化していかなければならないと感じた.例えば,5Sの活動も海外ではあまり行われているイメージがない(特に中国...)ので,そういう日本の業務のいいところを海外に発信し,海外のいいところは真似をするような体系を作っていければいいのではないかと感じた. また,課外報告書の活動を通して,自分がとても片付けが苦手なことが分かったので,「習慣化」していけるようにこれから工夫していきたいと感じた.さらに防災についての知識も欠如していると感じたので,自分から進んで調べ,知っておくことが大事だと思った.もし,実際に災害等が発生した場合は「知らなかった」じゃすまされないので,一人でも多くの人を救うためには自ら進んで学んでいくことが大切であると感じた.
A.はい 最近の非常に高度なAIの登場は、社会に大きな衝撃を与えたとともに、専門職と一般人との間に大きな認識の齟齬(専門職:作者の許諾を得ない学習への引用は法律で許可されている VS 一般人:自身の許可を得ずに学習へ使用することは(感情的に)許せない)があることを表沙汰にした。これはまさに技術者の倫理を問われる事態である。このような事態は他の事例でも見られる。(コロナ禍でのマスク着用義務について感染拡大防止の観点とマスク義務は嫌だという感情論など) 専門職は技術、知識、製品などのみならず公共の福祉の観点も必要である。このことから、専門職は遵法精神や品質管理、安全管理のみならず市民がどう受け止めるかなどを考えなければならないことを念頭に置かなければならない。 最近私は、最新技術も勉強しなければならないとの考えから、科学の話(最新技術、企業の取り組み、身の回りのもの)を聞ける集会に参加している。これに参加して始めたことは機械学習である。研究室の先輩が今年から始めたこともあり、その集会で機械学習の話を聞き、自分でも実践している。今まで機械学習は情報の分野のみだと思っていたが、化学でも化学工学(プロセス・装置設計)、材料化学(無機・有機分子設計)などで用いられており、将来必要になるであろうと考え、実践している。 今後は最新情報を追いながら、自分でも実践してみるという机上の空論で終わらない行動をしようと考えている。
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。