心臓ペースメーカー用ヨウ素リチウム電池

https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/54299/c1/Museum/@YimExhibit_Index.asp
山形大学工学部 の単元です。

小単元

概要

心臓ペースペーカー使われるリチウムヨウ素電池の現物です般に電池のプラスマイナスセパレータで仕切られています万一セパレータが破れたりして電池のプラスマイナスが接触すると内部短絡という状態となり電池の発熱や発火ひいては破裂爆発いう深刻な事故につながりかねません体内埋め込まれて使われる電池が爆発したりしたら大変なことになりますリチウムヨウ素電池ではプラスマイナス仕切るセパレータがありませんプラスマイナスが接触することで化学反応によってセパレータの機能兼ね備えた固体電解質と呼ばれる物質が生じるからですセパレータがないのですからセパレータが破れる心配はまったくありません心臓ペースペーカーいう命つなぐ目的で使われるもっとも安全な電池のひとつですものによってはひとつ数百万円もしますがそれで約年ぐらい使えますまさに電池の寿命が患者の寿命決めているわけですその都度手術するのは患者に負担ですから電池交換時期の診断は外部から電波通信によって行われます優先席付近で携帯機器の電源切るよう書かれているのは混信による誤動作防ぐためです本展示品は90周年の折に本学の松木健名誉教授が入手されて供与したものです

リチウムヨウ素電池1)

心臓ペースメーカーヨウリチウム電池


リチウムヨウ素電池

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