2013-10-25
&Tech
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アルミ電解コンデンサの材料・技術動向と高耐圧化・低ESR化
2013年10月25日(11:00-16:00)
東京中央区立産業会館 4F 第1集会室【東京・中央区】
第2部 固体電解アルミ電解コンデンサにおける酸化皮膜の表面欠陥の理解
【13:15-14:30】
講師:山形大学 工学部 理工学研究科 准教授 博士(工学) 立花 和宏 氏
【プログラム】
1.アルミニウムのアノード酸化
1-1 なぜ絶縁皮膜に電気が流れて皮膜が成長するか?
1-2 アノード酸化可能な最大電圧は何で決まるか?
2.アルミニウムのアノード酸化皮膜と漏れ電流
2-1 アルミ電解コンデンサの構造とカソードの種類
2-2 電解液カソードと皮膜の自己修復、表面欠陥へのアニオン吸着
3.アルミニウムのアノード酸化皮膜と耐電圧
3-1 再アノード酸化と電子なだれによる絶縁破壊
3-2 耐電圧は何で決まるか?有機電解液中でアノード酸化との比較から
3-3 固体電解タンタルコンデンサの耐電圧はなぜ上がらないか?
4.固体カソードと酸化皮膜の関係
4-1 二酸化マンガンはなぜタンタル電解コンデンサに使われたか?
4-2 等価直列抵抗を下げるためのカソード材料の変遷
4-3 ニオブ電解コンデンサはなぜ実用化しにくいか?
4-4 炭素材料ペーストが皮膜に接触することによる不良の発生
4-5□なぜ金属をカソードに使えないのか?
5.アルミニウム酸化皮膜の表面欠陥の挙動
5-1 わずかな水分の存在?
5-2 耐電圧は皮膜・カソード界面で決まる
5-3 皮膜の欠陥に吸着する有機分子の極性の影響
5-4 カーボンペーストなどが漏れ電流に及ぼす影響