http://www.spring8.or.jp/wkg/BL19B2/instrument/lang/INS-0000000464/instrument_summary_view
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放射光など
立花先生
お世話になっております。森下です。
かなり失念していることが多いので、回答できない部分もございます。
また論文の内容についても私からご相談がございます。
1、サンプルの合成条件あるいは入手方法
日本化学産業製と出していただいても問題ございませんが、現在は合成等はしていません。
あくまでも研究用に開発頂いた材料になります。
2、セルの寸法
Li金属を対極に使用していますのでハーフセルになります。サイズはあいまいで正極は2×2㎝だったと思います。
この場合ラミセルにするときは、ラミセルの外寸は5×5㎝くらいになるかと思います(シール部分が1㎝くらいありますので)
電解液も失念しています。ただ特別な電解液を使用していることはございません。
当時は一般的に試薬メーカーで購入できるものしか使用していません。
また再現のお話がありますが、特に正極が充放電できる電解液であれば、再現は可能です。
3、放射光の光学系
以前、放射光で測定した時はキャピラリーにサンプルを充填した試料を用いて透過法とイメージングプレートを組み合わせた光学系になっていました。
ただ現在は改良されていまして、イメージングプレートはなく、オンライン検出器(多目的ハイスループット回折計)にかわっています。
そのため条件等もかわっていますので、こちらは読者がSpring8の担当者と相談するのがよいかと思います。
実際に、測定前には担当者と測定条件の打ち合わせを行います。
参考までにビームラインはBL19B2を使用しまして、当時は波長0.7Åで測定、露光時間は5分/minです。
ただし現在では測定条件が変わっていまして、昨年度の測定では波長0.5Å、露光時間は60秒を4回行っています。
ビームラインの概要については下記をご参照ください。
http://www.spring8.or.jp/wkg/BL19B2/instrument/lang/INS-0000000464/instrument_summary_view
4、ポテンシャルや電位の計算方法
酸素について、いろいろと計算していましたが、当時は酸素がレドックスに寄与している、
ただしO2-がO2ガスとして結晶より抜けるとの反応機構が提案されていました。
ただ構造に変化はなかったので、私はO2- → O-のレドックスではないかと考え、Oサイトに着目した計算を行っていました。
これを本論文で記載するのは放射光の重要性とは目的がかけ離れますので、ここは記載しないようにするのはいかがでしょうか?
またこの反応機構はいまだに未解決なので、私の研究テーマとして今後も取り組んでいきたいと考えています。
そのため未公開のままのほうが、ありがたいです。
また計算ですが、下記の計算式から算出したもので、VESTAというプログラムをしようしています。
Type Ver.1.05
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