大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.【課外報告書】化学発光を体験しよう 【書誌情報】 題目 化学発光を体験しよう 著者 増子香奈 提出日 2025年7月29日 キーワード ルミノール、酸化、触媒 【要旨】 ・緒言 有機実験Ⅰで化学発光の一種であるルミノール発光を体験した。 ルミノール発光には鉄触媒などにより過酸化水素のラジカルが働くことが必要である。 ルミノール反応における鉄3イオンの役割とは過酸化水素の分解反応における触媒として働くことで、過酸化水素がルミノールの酸化剤として働くことができるようにすることである。 ・方法 ルミノールに過酸化水素、アルカリ、鉄Ⅲ触媒を入れて発光の様子を観察した。 ・結果・考察 ルミノールに過酸化水素、アルカリ、鉄Ⅲ触媒を入れると青白く発光した。およそ20秒間発光した。 発光が弱まった時鉄触媒とアルカリを入れると再度発光した。こらは鉄触媒が過酸化水素がラジカルとして働けるようにする働きがあるためであると考えた。 具体的な説明を以下に示す。 ルミノール反応は塩基性条件下(ルミノールは溶液が中性や酸性では水中に溶解することはできないが、塩基性では脱プロトン化してアニオンになる。)でルミノールが過酸化水素によって酸化されることで起こる。すなわち酸化還元反応における酸化剤が過酸化水素(H2O2)、還元剤がルミノール溶液といえる。しかしルミノールと過酸化水素だけではなかなか反応が進まない。しかし鉄3イオンの存在により過酸化水素の分解が促進され、ラジカルが生成し、ルミノールを効率的に酸化させることができる。鉄3イオンはラジカル発生の連鎖反応を開始させる触媒して働き、このサイクルで生成したHO2・や・OH、o2-は、ルミノールのアニオンを酸化し、化学発光を起こす。またアルカリはルミノールが脱プロトン化してラジカルと反応しやすい状態にしていると考えられる。 ・参考文献 ルミノール発光?発光の世界への挑戦‐日本分析化学専門学校 https://www.bunseki.ac.jp/naruhodo/experiment/expdetail.php?id=238 ルミノール発光 https://www.kobe-c.ed.jp/rki-hs/attach/get2/1098/0 【合格に関する根拠】 ルミノール発光を実際に観察したこと。発光が弱まったときにアルカリと鉄(Ⅲ)触媒を入れると再度発光した理由について考察することができた。よって合格に値するといえる。 感想 血液の検査に用いられるルミノール発光が酸化により起こる、しかもその発光には鉄イオンが必要でその鉄イオンが血液中にあるため検出可能という原理に驚いた。また励起状態から基底状態に戻るときの光の波長に該当する色が我々の目に見えるわけだが、自分の好きな青色だったためより感動した。
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A.(書誌情報)題目:化学発光を体験しよう 著者:須藤春翔 提出日:8/2 キーワード:化学発光 (要旨)今回、ホタルの化学発光観察するために小野川温泉ほたるまつりに参加した。7月の上旬だったため、たくさんのホタルが観察でき、カメラには僅かにではあるが収めるこどができた。 ホタルの発光原理として、ホタルはおしり近くの発光器で光っている。そこには発光物質ルシフェリンと、それを助ける酵素ルシフェラーゼがあり、ホタルが体に取り込んだ酸素と反応して光を出している。また、ホタルの発光は、熱をほとんど出さない効率的な冷光と呼ばれるものであり、省エネルギーな発光の仕組みとして注目されている。 私は、この仕組みを応用することで、将来的には高効率な照明技術やバイオセンサーなどの開発に役立つ可能性があるのではないかと考えた。 (合格に値する根拠)現地での観察、原理やそれに基づいた考察をすることが出来たと考えられるから。
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A.昔の旧米沢工業高校を訪れた際、精密電位差計を見た。精密電位差系はは何種類もの装置を扱って、電位法により上旬電位の起電力と比較し任意の電圧を精密に測定するのだが複雑な構造をしていた。しかし、現代での電圧計はプラス極とマイナス極を測りたいもの接続するだけですぐに電圧や電流を測ってくれる便利アイテムとなった。ここでは現代の技術の進歩によって調べることが難しかったこともすぐにわかるということを伝えたい。
A.【使用電力量を分析してみよう】 4?6月の月あたりの使用電力量を調べて平均をとったところ、56kWhとなったため、この値をもとに家電の使用量を算出することとした。8種類の家電を対象にそれぞれの消費電力と使用時間をまとめた。これらのデータと使用日数から1月あたりの使用量をそれぞれ求めた。ここで、冷蔵庫の合計使用時間について補足する。冷蔵庫の実際の稼働は24時間であるが、消費電力量をもとに逆算すると使用時間は少なくなる。この原因としては、冷蔵庫の最大稼働時の消費電力量は0.150kWと示されているが、常時最大出力ではないためである。使用電力量の分析を通して、節電ができている方だと感じた。
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A.【書誌情報】 「電気分解による泳動と拡散を可視化しよう」 小笠原大地 提出日8月6日 キーワード:紫キャベツ 泳動 拡散 【要旨】 紫キャベツ1/4玉、食塩、寒天を用意した。水を沸かし沸騰したら火を止め、食塩を加え混ぜ、紫キャベツをちぎって入れた。15分放置し、紫キャベツを取り除いた。そこに寒天を混ぜ、少し冷ました。冷ました溶液をキムチの空き容器に注ぎ、冷蔵庫で2時間放置した。その後、10円と1円を短絡させ、それぞれ溶液に刺し、様子を観察した。 一時間後は特に変化が見られなかった。二時間後も特に変化が見られなかった。三時間後も特に変化が見られなかった。 結果、色素の移動などは見られなかった。 【合格に値する根拠】 食材の購入、実験、後片付けにかかった時間で学修保証時間8時間を満たしていると考える。また、山形大学のディプロマポリシー「2.幅広い教養と汎用的技能」「3.専門分野の知識と技能」を満たしていると考える。計画的な実験計画と、実際の実験で結果を分析できたからである。
A.化学発光の理解を深めるために、市販のペンライトを使用し観察を行いました。ペンライトは時間が経過しても安定に発光していました。ホタルなどの生物発光とは違い、様々な色や点滅方法がありました。また、現在では多くのライブ会場でペンライトを連動させ発光させることが主流になっているため、その仕組みについても調査してみようと思いました。ペンライトの仕組みとしては内部に反応前の薬液が分離されており、使用時に曲げて内部のガラス管を割ることで2種類の溶液が混ざり、化学反応が起こり、この反応により、電子が励起状態となり、安定状態に戻る際に光が放出されます。これが化学発光であり、光や熱など外部エネルギーを必要とせずに発光が生じる点が、蛍光や黒体放射と異なる特徴であることがわかりました。また、ホタルの発光は化学エネルギーが直接光エネルギーに変換される「化学発光」の一種であり、生物発光であり、ホタルの発光器では、ルシフェリンという発光物質が、酵素ルシフェラーゼ、酸素、ATP(アデノシン三リン酸)の存在下で酸化されています。ホタルの光は「冷光」と呼ばれ、ほとんど熱を伴わずに効率よく発光するのが特徴であることも分かりました。 化学発光や生物発光の仕組みについて知ることができました。
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A.米沢工業高校を見学しに行って、昔使われていた数々の機械や米沢工業高校出身の偉人や活躍している人を知ることができ、とても興味深い課外学習であった。
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A.1.目的 ケミカルライトで化学発光を感じる 2.方法 スーパーでケミカルライトを購入、暗闇で発光させる。 3.結果 きれいな化学発光を観察できた。 4.考察 暗闇で発行したことにより、はっきりと化学発光を観察できたと考えられる。 また、今回は無生物での化学発光であったのでホタルなどの生物による化学発光も観察したいと考える。
A.【書誌情報】 化学発光を体験しよう(ペンライトの化学発光) 今山華百 提出日 8/6 キーワード 【要旨】 この実験では、ペンライトを用いて化学発光の原理を観察し、理解を深めることを目的とした。市販のペンライトを購入して発光の様子を確認した結果、化学反応によって発光する現象が観察できた。化学発光とは、化学反応によって発生したエネルギーが光として放出される現象である。ペンライトの中では、過酸化水素と蛍光色素、そして活性化剤が反応し、励起状態の電子が基底状態に戻るときに光が放出されている。この反応は発熱をほとんど伴わず、エネルギーを効率よく光として取り出せる点が特徴である。今回の観察を通して、化学反応は熱の発生だけでなく、光を生じることもあるというエネルギーの変換の多様性について学ぶことができた。ペンライトという身近な道具を通して、化学とエネルギーの関係を実感する良い機会となった。 【合格に値する根拠】 実際にペンライトを購入し、発光させ、自分の目で化学発光を観察することができ、その後も原理を調べ、化学発光への理解が深まった。これは合格に値する。
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A.使用電気量の考察について。 2024年5月から2025年3月までの電気使用量の推移を見ると、気温や生活スタイルの変化に伴う消費傾向が明瞭に現れている。まず夏期である7月から8月にかけては冷房使用が増加し、使用量は60kWhから90kWhへと急上昇している。一方、9月は45kWhと大きく減少しており、これは2週間程度の帰省による不在が影響したと考えられる。その後10月は30kWhと年間を通じて最も低く、冷暖房が不要な時期に相当する。11月からは暖房使用により消費量が再び上昇し、12月には85kWh、1月には90kWhと高い水準を維持している。特に2月は120kWhと最大値を示しており、厳寒期における暖房需要の増加を反映している。3月は60kWhと再び低下しており、気温の緩和とともに暖房使用が減少したと考えられる。このように、冷暖房と居住状況が電力使用量に与える影響は極めて大きいことが示された。
A.電気使用量 原野未優 提出日2025/8/6 発光、ケミカルライト、酸化液 100円ショップに売っている、折ることによってひかるブレスレットを購入し、その様子を観察した。ケミカルライト(化学発光体)は、2つの化学物質が混ざり合うことで発光する仕組みを利用した製品である。 化学的な説明は内部は、ガラス製の小さなアンプルと、それを囲む液体が入っている。ガラスアンプルの中には酸化液、外側の液体には蛍光液が含まれている。スティックを曲げると、中のガラスアンプルが割れ、2つの液体が混ざり合う。この化学反応によってエネルギーが発生し、それが熱ではなく光として放出される。この熱を伴わない発光現象を「冷光」という。光の色は、蛍光液に含まれる蛍光色素の種類によって決まる。反応が進むにつれて光は徐々に弱くなり、反応が完了すると光らなくなる。この発光は不可逆的な反応のため、一度光が消えると二度と光らせることはできない。
A. 化学発光を体験しよう 化学発光を実際に観察するという目的は、ペンライトより達成することができた。ペンライトに用いられる化学発光は化学反応によって得られたエネルギーが熱ではなく光として放出される現象である。過酸化水素水(酸化剤)を含む液体と、蛍光染料および酢酸フェニルなどの反応性化合物を含む液体が別々に封入されており、使用時に内側のガラスアンプルが破れ、両液が混合されることで化学反応が開始する。励起状態の蛍光染料が基底状態へ戻る際に可視光を放出する。発光の色は使用される蛍光染料の種類によって決まり、発光の強度や持続時間は温度や各成分の濃度に依存する。電気を必要とせず、発熱も伴わないことから、安全性が高く広く利用されている。 この課外活動を通して化学発光についての理解を深めることができた。具体的には化学発光を実際に観察し、原理について調べたことで知識を得ることができた。身の周りにあるものにも化学反応が隠されているのだと実感した。
A.題名 化学発光を体験しよう 著者 榎本理沙 今回はほたる祭りに行きほたるの化学発光について学びました。ほたるの発光の反応は酸素分子による酸化であり、二酸化炭素が生成する酸化的炭素反応です。触媒する酵素はルシフェラーゼであり、反応基質はルシフェリンです。ほたるの発光の反応はルシフェリンールシフェノール反応といわれており、反応様式はルシフェリンが酵素ルシフェラーゼと酸素分子により励起状態のオキシフェリンになり、基底状態に戻る際に発光が見られるという反応です。これは海ほたるにも同じような原理で反応が起きると分かっています。また、バイオコースでは実験でルミノールの反応を観察したため化学発光を詳しく勉強しました。 今回ほたるを実際に観察し、化学発光の原理を学ぶことができました。実際に観察したということもあり勉強した内容が詳しく頭に残りました。このことから合格に値すると考えます。
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A.【書誌情報】 題目:化学発光を体験しよう 著者:日下陽太 共同実験者:小野翔太、浄閑祐輝 提出日:8月6日 キーワード:蛍、小野川温泉、化学発光 【要旨】 夜に浄閑祐輝、小野翔太の二人で小野川温泉に行き、蛍を探したところ、蛍と思われる4つの光がそれに舞っていることが確認でき、それらの撮影に成功した。その後、写真を見返し、蛍の発光の原理について調査した。 【合格に値する根拠】 今回撮影に成功した蛍は4匹であったが、他にも複数の蛍が確認できた。蛍の発光は、生物発光に分類されることが分かった。これは、蛍が体内で化学反応を利用して光を発する現象である。まず、蛍の体内のルシフェリンという発光物質が酸素と反応して酸化反応を引き起こす。この反応はルシフェラーゼという酵素によって触媒され、酵素とルシフェリンが反応することでエネルギーを放出する。放出されたエネルギーが光として放出されるため、蛍は光を発することができるのだということが分かった。発光の目的としては、交尾相手の呼び寄せ、捕食者からの防御などが考えられています。 参考文献:https://ikimonogatari.tokyo/fireflies-shine
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A.【書誌情報】 題目:化学発光を体験しよう 著者:大坂琉音 提出日:2025/8/6 キーワード;蛍、化学発光、生物発光、酵素、光 【要旨】 2025年7月、山形県上山市の川辺にて夜間にホタルの発光を観察した。黄緑色の光は明滅を繰り返しながら草むらからふわりと飛び立ち、人工光とは異なる静かで柔らかな印象を与えた。発光の原理は、ルシフェリンとルシフェラーゼが酸素と反応する化学発光であり、熱を伴わない冷光である。発光は求愛や警戒などの生理的目的に使われるとされ、生物の営みに化学反応が深く関わっていることを実感した。 【合格に値する根拠】 本報告は、実地観察と文献調査を組み合わせて、生物発光の化学的原理と生理的意義を明確に考察している。自然現象を科学的視点で捉え、教科書の知識を実体験と結びつけることで理解を深めている。観察力・分析力・表現力がバランスよく発揮されており、探究的学習として高く評価できる内容である。
A.【書誌情報】題目:電量計と電位差計について調べてみよう、著者:立花小春、提出日:8/6、キーワード:電量計・電位差計・米沢工業高等学校 【要旨】実際に米沢工業高等学校を訪問し、電量計や電位差計の現物を見学してきた。電量計は電気量を質量に変換する装置である。銀電量計では、ファラデーの電気分解の法則に基づいて、電気を流すことで銀を析出させ、その質量を測定することで流れた電気量を正確に測定することができる。電位差計は、抵抗値を任意の値に変更するための可変抵抗器の1つである。アナログ信号の増幅や減衰、制御に利用され、現在ではオーディオ機器のボリューム調整や、照明の光量調整などに応用されている。標準電池は、起電力の基準となる電池を指す。中でもカドミウム標準電池が多く用いられ、実際に見学したものもカドミウムを使用していた。電圧、電流を校正または測定する目的で利用される。スマートメーターは、今回訪問した米沢工業高等学校には置いていなかった。これは、従来の電力計に通信機能を追加したものである。これにより、電気使用量をデジタル測定することが可能となった。見学を通して現在にまで繋がる様々な測定装置を知り、その原理や用途への理解を深めることができた。 【合格に値する根拠】米沢工業高等学校に実際に足を運んで現物を拝見し、その大きさ、材質、歴史を肌で感じることができた。今回この課外活動での目的のものの他にも、館長の善意でいろいろな部屋に案内していただき、スピーカーやレコードなどの音も聞かせてもらうことができた。やはり実体験でしか得られない学びがあると実感し、この課外報告書を選んだ。
A.化学発光の観察では光るブレスレットの発光原理を理解した上で光る様子を観察できて感動した
A.書誌情報 題目化学発光を体験しよう 著者 遠藤由里香 キーワード ルミノール 光 生物発光 要旨 塩基性溶液に入れられたルミノールと鉄を触媒とし、過酸化水素水を反応させることによって、化学発光を起こした 合格に値する根拠 鉄を触媒として働かせることによって青白く発光するその様式について知見を深めたこと。
A.化学発光 小野翔太 日下陽太 浄閑ゆうき 友人と夜中にドライブしに行った結果きれいな蛍を見ることができた。 偶然にもこの発光の原理が化学反応が関係していることが分かった。 原理について理解を深めたから
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A.【書誌情報】 題目:化学発光を体験しよう 著者:羽生胡桃 提出日:2025年8月6日 キーワード:ルミノール、水酸化ナトリウム水溶液、ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)カリウム溶液 【要旨】 10wt%水酸化ナトリウム水溶液とルミノール、水が入った溶液をA液、3%ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)カリウム溶液と3%過酸化水素水、水を加えた溶液をB液として、暗所でA液とB液をまぜた。結果は、青白く発光した。光が弱まってから、水酸化ナトリウムの結晶を加えると再び発光した。ルミノール化学発光は、ルミノールが過酸化水素などの酸化剤と反応し、励起状態の3-アミノフタル酸イオンを生成することで起こる。励起状態から基底状態へ戻る際に青白い光を放出する。反応は鉄イオンなどの触媒により促進され、血痕検出などに応用される。 【合格に値する根拠】 実際にルミノールの化学発光を自分で行い、観察したので合格に値すると考えた。また、ルミノールの化学発光の原理を調べ、理解することができたので合格に値すると考えた。
A.化学発光を体験しようである。電気を使わずに光るのがエネルギーを感じた。
A.化学発光を体験する課外報告書で、これはケミカルライトを用いてその過程における化学反応と、発光の原理について調査した課外報告書である。
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A. 私がもっとも感動を伝えたい課外報告書は、米沢工業高等学校(重要文化財)の旧校舎を見学し、当時の電気実験器具に触れた体験についての報告書である。 この見学では、100年前の生徒たちが実際に使っていた電量計や電位差計の現物を間近で見ることができた。単なる古い機械ではなく、教育の現場で使われていた「生きた道具」であり、そこに刻まれた傷や文字盤の色あせからも、歴史の重みと技術の蓄積が感じられた。 特に感動したのは、当時の教育が「理論だけでなく実物に触れて理解する」ことを重視していたことである。今のようにコンピューターがない時代においても、正確な測定を追求し、実験を通じて物理法則を体得しようとしていた先人たちの学びの姿勢には、深い敬意を覚えた。 この課外活動を通じて、現代の便利な技術が先人たちのたゆまぬ努力と工夫の上に成り立っていることを実感した。技術を学ぶ者として、こうした歴史を知ることの大切さを改めて感じた体験であった。
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A.最も感動を伝えたい課題報告書として、米沢工業高等学校に見学に行き、電位差計などの見た課外報告書である。実施日は8月5日に報告書をまとめ、見学には7月22日に行った。著者は白坂茉莉香、嶋貫莉花、遠藤由里香。キーワードは米沢工業高等学校、電位差計、電圧計、標準電池、スマートメーター。 この課外報告書では、米沢旧工業高等学校に行き、実際に使われていた昔の電気系の機械を見たことで現代の使われている電気系の機械の凄さを実感した。また、昔の電気系の機械でも今と同じような機能を持ったものが多くあることを学んだ。それにより現在の技術の凄さや昔の技術の凄さを実感した。 合格に値する根拠として、まず実際の米沢9高等学校に出向いたこと、また時間をかけて長い時間見学を行ったこと、気になったもの心が動かされたものは写真に残し、自宅に帰ってからも調査を行ったことなどが挙げられる。
A.【書誌情報】 題目 「化学発光を体験しよう」 著書 鈴木結惟 提出日 2025/7/30 キーワード ルミノール、化学発光、励起状態、基底状態 【要旨】 有機化学実験でルミノール発光の実験を行った。3ニトロフタル酸からルミノールを2段階で合成した。このルミノールを過酸化水素などを用いて酸化することによって、生じた反応エネルギーが熱として放出することなく、励起状態の生成物に蓄えられる。この励起状態になった生成物が、安定化するために、基底状態に変化するときの反応として、発光が起こることを観察した。 発光を観察する際、触媒として、3%ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液とヘキサシアノ鉄(Ⅲ)カリウムの結晶を使用した。結晶であるため、100%と見なす。ヘキサシアノ鉄Ⅲカリウムの結晶を使用した方が、発光が長続きした。このことから、ルミノールの酸化反応による発光は触媒の濃度に比例していると考える。また、結晶を入れた際の反応液を振り混ぜると、再発光したことから、未反応だった鉄Ⅲイオンが反応するようになったためだと考える。 【合格に値する証拠】 ルミノールを酸化させることで、生じた生成物の励起状態から基底状態に変化する際のエネルギーが光エネルギーとして現れることが確認できた。
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A.【書誌情報】 化学発光を体験しよう 著者 高橋香桃花 提出日 8月6日 キーワード ケミカルライト 【要旨】 ケミカルライトの蛍光を観察した。ケミカルライトは折り曲げて中の溶液を混ぜることで、蛍光を発し始めた。私の選択したケミカルライトは黄色の蛍光を示した。これは中の蛍光物質の種類によって変化するとこが分かった。ケミカルライトは8時間程度蛍光を示していたか、4時間程度経過した頃から徐々に光が弱くなっていた。 【合格に値する根拠】 どの化学発光を観察するかについて考え、決定し、実際に観察した上でその理論について学ぶことで8時間以上の学習時間を確保した。化学発光は化学反応によって物質が励起し、それによって蛍光を発することで我々の目にも見えるようになっていることが理解できた。
A.168 【課外報告書】化学発光を体験しよう ルミノールを化学合成して水酸化ナトリウム水溶液と水で混ぜ、ヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウム溶液と過酸化水素水と水の混合物を合わせて化学発光を観測した。基底状態のルミノールが過酸化水素とはんのうすることで励起状態となり、励起状態になったときに光エネルギーを放出して基底状態に戻るというのがルミノール発光の原理。過酸化水素とルミノールだけでは反応が遅いことからヘキサシアノ鉄(Ⅲ)酸カリウムといった金属を、少量の過酸化水素でも反応するようにするために水酸化ナトリウム水溶液を加えているとされている。犯罪捜査の血痕の捜査に使われているが、これは血液が含む赤血球の持つヘムに含まれている鉄が反応している。 化学反応を観測しただけでなく、なぜこの反応が起きることで光るのかに興味がありどのように発光するのかを調べることが出来た。
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A.紫キャベツ色素を使用すると、pH変化によってイオンの移動を可視化することができる。本実験では食塩水を含む寒天中に一円玉と十円玉を置き、局部電池としたことで、イオンの泳動と拡散の可視化を行った。 実験方法 ①水200mLに食塩を12.6g加えて食塩水を作成した。そこに紫キャベツを茹でて抽出した色素を20mL程度加えた。 ② 寒天粉を約3g加え、沸騰させた。 ③ タッパーに流し込み、冷蔵庫で固めた。 ④ 寒天が固まったら、10円玉と1円玉を寒天にさしこみ、アルミホイルで接続した。 ⑤ 室温で放置し、1時間ごとに寒天中の色変化を記録した。 結果 はじめ、寒天の色は均一な青紫色であった。 1時間後、一円玉の周囲が薄く赤紫色になった。十円玉の周囲が青色になった。 2時間後、一円玉の周囲は赤紫色がさらに紫色っぽくなり広がった。十円玉も同じく青~緑がひろがった。 3時間後、2時間後よりさらに色が広がり、どちらも境界がはっきりとわかる状態となった。 最終的な結果を設問2に示す。 考察 一円玉は陽極としてH+が生成される。十円玉は陰極としてOH-を放出する。これにより、電極付近でそれぞれ酸性・塩基性となり、紫キャベツ色素の変化がみられたと考える。 結論 本実験では、局部電池を用いた電気分解により、紫キャベツの色素を用いて寒天中でのイオンの泳動と拡散を観察することがでにた。 費やした時間:5時間 コスト:400円 現場・現物・現実:設問2の写真に示す
A.化学発光の一例としてルミノール反応を確認したこと。
A. もっとも感動を伝えたい課外報告書は「電量計と電位差計について調べてみよう」である。題目は「電量計と電位差計の調査」である。著者は石毛翼で、8月6日に報告書を提出した。この報告書のキーワードは、電流計、電位差計、標準電池、スマートメーターである。 電量計などの理解を深めるために、米沢高等工業学校及びアパートの周辺で現物を調査し、電量計、電位差計、標準電池、スマートメーターを実際に確かめた。また、スマートメーターを活用したスマートグリッドは、効率的な電力網として有用であるが、普及コストやサイバー攻撃の課題もあるため慎重な推進が必要であると考察した。 米沢高等工業学校とアパートの周辺での現物の探索に2時間、機器の特徴についての調査に2時間、報告書の下書きから完成までには5時間を要し、学習保証時間である8時間を満たしている。このテーマに取り組むことで、実際に足を運んで現物を確かめることで、電量計や電位差計がどのような物なのか理解することができた。
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<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=443'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。