大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.【書誌情報】準備した教材について報告してください、内藤樹、4月28日、教科書【要旨】現代の電気化学から私が選んだ工業製品はLEDです。これによって蛍光灯は熱を光に変換する仕組みであったことに対してLEDは電気を直接光に変換しているためよりエネルギーを効率的に使うことができるようになった。エネルギーを効率的に使えることによってより工業化学が発展していったと分かりました。最新工業化学より私が出会った、工業製品としての無機材料はセラミックスです。自然科学としての化学はセラミックスの構造や性質について理解することであり、工学としての化学はセラミックスをどのようにすれば大量生産や加工をできるかを考えることであると考えられる。自然科学としての化学について詳しく考えると性質の原因の探求をする化学であり、工学としての化学について詳しく考えると求めている性能の製品を作るための化学だと考える。工場のしくみからは自動車の作り方を選びました。自動車の工程は5つあり、プレス工程、ボディ工程、塗装工程、組立工程、検査工程に分かれている。各工程で自動化が進んでおりロボットが組み立てる範囲が増えてきているが人間のチェックが欠かせない物となっている。【合格に関する根拠】実際に教科書を読んでそれぞれから自分が選んだものについて着目し意見を述べることができた。
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A.【課外報告書】の水を入れられる容器を作ろうです。 なぜなら水を入れるための容器は食物を加熱するときなどに必須ですが、その作り方を実体験できたからです。説明を以下に示します。 【書誌情報】 題目 水を入れられる容器を作ろう 著者 増子香奈 提出日 2025年7月29日 キーワード 陶芸教室 【要旨】 ・緒言 今回は家に和風のマグカップがなかったため作ろうと思い、陶芸教室に参加した。 ・方法 粘土を用いた。ぐるぐる回転する台に乗せ、水を使いながら形成していった。 ・結果・考察 自分の希望する形にするのが難しかった。しかし使うのに問題はなかった。自分で作ったので愛着が湧き、長く使いたいと感じた。特別な方法(おそらく超高温)で焼成するのに時間がかかって、家まで届くのに2週間かかった。絵画を筆で書いたが焼成前と後では色が違かった。絵画は一回素焼きした後にもう一回焼くと仰っていた。これは絵画の部分は塗料が重なって熱が伝わりにくいため再度焼く必要があったためであると考えられる。また色が変わったのは一旦熱により塗料の分子構造が変わったためであると考えられる。 ・参考文献 なし 【合格に関する根拠】 陶芸教室に参加したこと、ぬか漬けの比較を行い味の違いは何によって生まれたのか考察したことから合格に値するものであると考える。
A.【書式情報】 野菜を育てよう 著者 赤嵜亮太 提出日 7月30日 キーワード 窒素、リン酸、カリウム、ピーマン 【要旨】 ピーマンの苗を化成肥料を与えるものと与えないものの2つの用意し、実際に育ててそれぞれの成長速度を調査した。肥料は苗を購入時と同時にサンガーデン 化成肥料 8-8-8を購入し、使用した。 化成肥料8-8-8は、肥料の正味重量に対して窒素8%、リン酸8%、カリウム8%を含む化学肥料である。 肥料を使わなかった苗と比較すると化成肥料8-8-8にはやはり苗を早く大きく成長させる効果があると考えられる。肥料を使わなかったものは初めての収穫が7月中旬だったのに対して今年は7月上旬に収穫することが出来た これは、化学肥料は鉱物や空気を原料とし、速効性で肥料効果がすぐに現れるという特徴があるためだと考えられる。 【合格に値する根拠】 苗を育てる為に水やり、雑草抜きなど環境を整えるために約10時間を用いて調査した。また、化成肥料の特徴などの調査にも手間をかけ、正しい容量、用法を守って公平な調査に尽力した。
A.【書誌情報】 なすの置き漬けとその原理 笹原里音 2025/08/04提出 キーワード:なすの置き漬け、古漬け、発酵 【要旨】 長期間漬けることで完成するなすの置き漬けを作った。なすの置き漬けでは、まずなすを塩漬けにすることで、浸透圧の作用により、内部の水分が抜け、柔らかい食感になったと考えられる。また、微生物による発酵で繊維が分解され、軟らかくなり、うまみを増すと考えた。 【根拠】 なすの置き漬けを作った。 この漬物を選択した理由は、我が家では冬に食卓に並ぶ漬物として定番であるからだ。冬まで、なすを保存することができるということに興味を持った。 調理方法を以下に示す。毎年祖母が行っている方法で置き漬けを作った。まず、なす5kgに対し、塩2㎏、不二のなす漬の素を1/2袋分加えて漬けた。1週間後、汁を捨て水で洗った後、砂糖2㎏を加えて漬けた。1か月半後、なす漬を取り出し、食べた。 食べた結果、浅漬けとは異なり、深い味わいを感じた。浅漬けは、さっぱりとして塩味も比較的控え目であるが、古漬けは、しっかりと塩味を感じ、ナスの青臭さが抜けたと感じた。お茶漬けやご飯のお供として最適であると考える。食感は、浅漬けよりも柔らかかった。皮は柔らかいが、やや歯ごたえを感じた。身はとても柔らかく、浅漬けのようなシャキシャキ感はなかった。なぜこのような食感になったのかを考察する。ナスを塩漬けにすると、浸透圧の作用により、ナスの細胞内の水分が外部へ流出する。つまり、ナスの細胞膜が破壊されて細胞内液が外に出るということである。これにより、ナスの内部(身)の水分が減少し、柔らかい食感になったと考える。また、古漬けは、乳酸菌などの微生物による発酵が生じている。発酵により、ナスの成分や繊維が分解されて、柔らかくなると考えられる。発酵することで、グルタミン酸の生成により、酸味やうまみが増すと考える。漬物の発酵に関与する乳酸菌の一例を示す。Pseudomonas spは、硝酸還元菌で、硝酸を亜硝酸に変えて腐敗細菌や野生酵母を殺菌する作用がある。初期の乳酸菌として、ヘテロ型乳酸球菌Leuconostoc mesenteroidesが、後期の乳酸菌として、ホモ型乳酸棹菌Lact. plantarum が挙げられる。
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A.(書誌情報)題目: 人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 著者:須藤春翔 提出日:8/6 キーワード:人絹 (要旨) 旧米沢高等工業学校本館に行き、ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料を確かめた。また、米沢市御成山公園の人繊工業発祥の地石碑の現地に行き、山形大学工学部の歴史と日本の産業革命の関わりを調べた。 資料などから、人絹は山形県米沢市で国産化され、これには、旧米沢高等工業学校の秦逸三らの研究が大きく貢献した事。これにより帝国人造絹糸株式会社が設立され、日本の化学繊維産業が本格的に始まった事が分かった。 これらの事から、養蚕と繊維の伝統に化学技術を融合させた米沢は、日本の産業革命を支えた重要な拠点となったと考えられる。 (合格に値する根拠)実際に聖地を訪れ、そして資料から米沢高等工業学校が化学工業に対してどのような役割を果たしたか、まとめる事ができたと考えられるから。
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A.人絹の発祥の地を実際に訪れ、米沢市御成山公園の記念碑や、米沢高等工業学校の歴史的資料を見たことで、想像以上に深い感動を覚えました。当時の日本が産業化に向けて大きく動いていた中で、地方の工業学校が化学工業の発展に大きく貢献していたことに感銘を受けました。この経験を単なるレポートとして終わらせず、この歴史の背景をさらに広めていきたいと思いました。
A.【書誌情報】 「人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう」小笠原大地 提出日8月4日 キーワード:御成山公園、秦逸三、人絹工業発祥之地 【要旨】 人絹発祥の舞台をめぐるため、7月上旬に御成山公園、7月末に旧米沢高等工業学校に足を運んだ。御成山公園では秦逸三の説明、人絹工業発祥之地の石碑、しだれ桜が観られた。また、旧米沢高等工業学校では実際の工程で使われた装置や、実際のビスコースレーヨンを見ることができた。 【合格に値する根拠】 ディプロマ・ポリシーの「2.幅広い教養と汎用的技能」を満たしていると考える。計画的に日時を決め、見学お願いをすることで、人絹発祥の地であることを認識し、その偉大さ、その学び舎に在籍できていることがどれだけ価値のあることかを認識できたからである。また、学修保証時間として見学時間、移動時間、調査時間でそれぞれ約2時間使用し、この報告書作成に2時間使ったため満たしていると考える。
A.「人絹発祥の舞台の聖地巡礼をしよう」の課外報告書の紹介をする。 私はビスコースレーヨン工業の発祥を示す資料として展示人絹系電子顕微鏡写真や米沢工場初期の人造絹糸などの展示物を見学してきた。そこから学んだこととして秦逸三は1912年に米沢高等工業学校の講師となり、そののち1918年に米沢で帝国人造絹糸株式会社を設立した。なお米沢工場は大正4年に4月に設立を決意し同年11月7日に製造所が設立された。この課外活動を通して自分の先輩にあたる山大工学部の変遷やどのような人物が日本の工業を支えてきたのか、それに至るまでにどのような苦労や課題を乗り越えてきたのかを学ぶことが出来て、ディプロマポリシーのうちの豊かな人間性と社会性を身に着けることが出来たと感じました。
A.ビスコ―セレーヨンの聖地巡礼。 今回私は、近代繊維産業の革命とも言える「人絹(ビスコースレーヨン)」の誕生、その発祥の地を実際に訪れ、歴史と産業の遺構をたどることで、当時の技術革新や地域との関わりについて理解を深めることを目的に旧米沢高等工業学校へ行った。 まずはじめに、ビスコースレーヨンとは木材パルプなどのセルロースを原料とした再生繊維。天然素材に近く、絹のような光沢があるため、人絹と呼ばれた。繊維産業の大量生産・低コスト化に大きく貢献した。発祥の地は、フランスで、初の人工絹糸製造1884年 フランスのウィルス博士とクロスがビスコース法を発明した。日本では、人絹の国産化の地→山形県米沢市(旧・米沢人造絹糸株式会社)が日本初のビスコースレーヨン工場を1923年創業し、1930年にクラレに統合した。明治・大正期に日本の工業化を支えた重要拠点である。 ※山形県米沢市にある日本人絹の始まりで現地の旧工場跡(現在は施設などに転用)を訪問した。米沢織の歴史とも深く関係し、米沢市立図書館や米沢織物歴史資料館で、当時の繊維機械や資料を見学することができた。
A.陶芸教室に参加して、水の入れられる容器を作成することを目的とした。 『深山工房 つち団子』 山形県西置賜郡白鷹町深山2530 (図 1) で陶芸教室に参加した。今回は、電動ろくろでの湯?み制作に挑戦した。 結果として、 楽しく製作することができた。陶芸の文化に触れることができた。 使い心地もよかった。 湯?みのサイズについて乾燥したことで制作途中よりもサイズが小さくなったのは水分が飛んだからだと考えられる。 初めて湯?みを作り、材料の質感と完成していく過程に感動した。その感動を伝えられるレポートです。
A. 「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」、著者:加藤さなみ、提出日:8/6、わらび 灰汁抜きを経て調理をしたわらびは柔らかくネバネバしていた。ふさの部分は食感がモソモソしており、食べにくかった。味は、全く苦さは無かった。今回、アク抜きのためにわらびを放置した時間が合計24時間と長かったためアクが完全に抜けたと考えられる。特に水の交換では、毎回水の色が緑であったが最後の交換では薄い色になっていたことからも、アクが完全に抜けたと分かる。食感についても、煮詰めた時間が長かったことやアク抜きで水に浸した時間が長かったことから、水を含んで柔らかくなったと考えられる。今回初めて自らわらびを購入し、アク抜きから調理した。そもそもわらびに馴染みがなく見たことのない種類の野菜であったため、どのような食感かも全く想像がつかなかった。実際食べてみると、山菜によくあるクセは無く食べやすいと感じた。 アク抜きをしっかりと行うことで、苦くて食べれないだけではなく中毒にもなり得る植物を美味しく食べることができることに感動した。
A.【書誌情報】 肥料で花や野菜を育てて楽しもう(ひまわりの栽培 肥料の有無による対照実験) 今山華百 提出日 8/6 キーワード ひまわり、肥料、肥料焼け、対照実験 【要旨】 ひまわりを家庭栽培し、肥料の有無による生育の違いを観察した。ひまわりは発芽から開花までの期間が短く、発芽率も高いため、初心者にも育てやすく栽培研究に適していると考えた。2つの植木鉢を用意し、一方にだけ肥料を加えて育てたところ、最初の1週間は肥料を加えた方が勢いよく成長したが、次第に葉先が茶色くなり、枯れてしまった。肥料なしの方は枯れずに育ったが、花は咲かなかった。肥料を加えた方が枯れた原因として、袋の説明にあった「ひとつまみ」の量を感覚で入れてしまい、結果的に過剰になってしまったことが考えられる。過剰な肥料は土中の成分濃度を高め、根から水分が逆流し枯れる原因になると調べてわかった。適切な量と方法で肥料を与えることの重要性を学ぶよい機会となった。 【合格に値する根拠】 2か月間かけてひまわりを育てた。水をあげ忘れないよう常に意識し、逆に大雨の日には室内に移動させるなど気を張っていた。この行動は合格に値すると言える。
A.1. 情報: 名前:HUYNHVINH KHANG 提出日:2025/8/4 2. 要旨: 灰汁抜きは日本の伝統的な調理方法の一つで、野菜や山菜などの苦味や渋味を取り除くために行われる。この方法を使うことで、食材のえぐみが和らぎ、味がまろやかになるため、食べやすくなる効果がある。特にタケノコやワラビなどの山菜料理に欠かせない工程である。私にとって、この灰汁抜きによる料理は、母がベトナムで作ってくれた料理を思い出させるものであり、その懐かしい味や温かい気持ちをこの報告書を通じて伝えたいと考えている。 3.根拠: 私は普段あまり料理をしないが、この報告書作成のために自らスーパーに行き、タケノコを選び、米も購入してご飯を炊いた。灰汁抜きの方法を調べて実践し、苦味を取り除いたタケノコを使った料理を完成させた。初めての挑戦だったが、食事はとても美味しくでき、満足感を得られた。このような努力は報告書の評価に値すると考えている。
A.題目:アジサイについて 著者:佐藤優生 提出日:8/2 米沢市にある毒草について起こった事故を調べ、自生状態について観察する。 キーワード:食中毒、毒草、事故、山 米沢市にある毒草を探し、化学科の視点から毒草について考察すべく自生している毒草を探しました。運よく御成山への道中に自生しているアジサイを見つけることができました。アジサイによる事故は飲食店で発生することが多いらしく、直近では5/20日に宮崎県の飲食店で飾り付けのアジサイの葉を食べた男性客が食中毒になったそうです。飲食店での毒草による食中毒事件は2000年初頭に多く見られ、近年は法の整備や意識改革によってほとんどなくなったため、稀な事例だといわれています。発見したアジサイは大きく、まだ花を少しつけており、大きく茎をのばしていました。今回の調査によって、毒草が身近にあり、過去に事故があったことをしることができました。毒草を食べることにはならないと思いますが、危険性を分析する必要性を今一度心に刻みたいと思います。
A. シャツのタイダイ染め 2025/08/03 染色体験をしてみようという題材のもと、染色体験として、タイダイ染めを行ってきた。タイダイ染めは、最初にぬるま湯と好きな色の染色液を混ぜ合わせ、ボトルに入れ替えた。次に、シャツを水に浸し、輪ゴムで好きなように成形し先ほど作った染色液を好きなようにかけた。そして、色をかけたシャツをぬるま湯の入ったバケツの中に浸す工程を何度か行い、水に色が映らないようになったら、色落ちを防止する薬剤を塗布した。これを洗って乾かした。 タイダイ染めの工程について学び、それぞれの工程の意味についても学んだ。ぬるま湯で染色剤と混ぜたのは、染色剤が水に溶けやすくなるようにするためである。また、シャツをゴムで縛るのは、染色液を浸透させやすくして、模様を作るためである最後に色落ち防止剤を塗布したのは、色落ち防止剤を塗布しないことで、洗濯した際にすぐに色が落ちてしまうのを防ぐためや色が洗濯機に移り、他の服に色がついたりするのを防ぐためである。 実際にタイダイ染めをしてみて、イメージ通りの色を作るのがとても難しかった。渦を巻いたシャツをイメージして作ったが、染料の量が多く点々の丸ができてしまった。しかし、この染色体験を通して、服の染色工程やタイダイ染めを通した染色技術を知ることができた。
A.人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 化学・バイオ工学科 バイオ化学コース3年23512086永井日菜 共同実施者 23512166 森崎ひまり 1. 緒言 20世紀初頭、日本は西洋の技術を取り入れつつ急速な工業化を進めていた。特に繊維産業は日本の近代産業の柱となる分野であり、その中でも人工絹糸であるビスコースレーヨンは化学工業の成果として日本の経済発展に貢献した。このビスコースレーヨンによる産業に大きく貢献したのが、現在の山形大学工学部の前身である米沢高等工業学校であった。本研究では、人絹産業発祥の地として知られる山形県米沢市の御成山公園および米沢高等工業学校本館を訪れ、現地に残る石碑や化学遺産の実物を通して当時の雰囲気を感じ取り、日本の産業革命期における山形大学工学部の役割について考察する。 2. 方法 (1) 御成山公園を訪れ、設置されている「人絹工業発祥の地」石碑を確認した。 (2) 旧米沢高等工業学校本館を訪問し、化学遺産第005号として認定されている「ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料」を見学した。 (3) 山形大学図書館の資料や旧米沢高等工業学校本館にて頂いた資料から当時に関する情報などを研究した。 3. 結果 (1) 御成山公園(人絹工業発祥の地石碑) 石碑は曲がりくねる山道を登った先の公園の一角にあり、かつてこの地に人絹の試験工場が設立され、試験生産が行われていたという。 (2) 米沢高等工業学校本館および化学遺産資料 現存する本館は、当時の建築をそのまま残しており、ルネッサンス様式を基準とした木造2階建で、北を正面としている。化学遺産として認定されている展示資料室には、初期のビスコース式人絹製造模型や研究室時代の人造絹糸、日本化学会化学遺産認定証などが展示されていた。展示室の中央を横断するように、人工絹糸の製造工程がを示す資料と模型がずらりと並んでおり、様々な機械を用いて人工絹糸が製造されていたこと、そしてその過程には化学反応の知識が十分に用いられていたことが分かった。また、そのほかの部屋では、歴代の山形大学長の写真や、山形大学卒業後偉業を成した偉人たちの写真および彼らの生い立ちを示す資料、蒸気機関模型や手廻し計算機、蓄音機、世界初のパソコンなどを始めとする近代文明機器の展示があった。旧米沢高等工業学校本館は、現在展示物の掲示だけでなく、一部の学生による講義室としての利用、ピアノの設置など、様々な形で公開されており、今もなお市民や学生に親しまれる文化財として存在しているということが感じられた。 (3) 資料からわかること 米沢高等工業学校は、明治43年(1910年)3月、東京・大阪・京都・名古屋・熊本・仙台に続いて、全国7番目に開校された。そして、明治政府の殖産興業の重要政策として、早急な技術者の育成を目指して多くの科学者を輩出した。卒業生と関わった先人たちが産業各界で活躍し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」に大きく貢献してきた。 4. 総括 本調査により、山形大学工学部(旧・米沢高等工業学校)は、日本の人絹産業の立ち上げにおいて中心的な役割を担っていたことが分かった。御成山公園や本館に残された歴史的遺産は、日本の化学工業が以下に日本の産業発展において重要なものであったかを示している。当時から今までたくさんの偉人を輩出している山形大学工学部の生徒であることに誇りを感じるとともに、旧米沢高等工業学校本館を管理する山崎名誉館長や、教授の方々への敬意をさらに強くした。
A.題名 灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 著者 榎本理沙 共同研究者 小野翔太、赤嵜亮太、羽生胡桃、日下陽太 今回ワラビを購入して灰汁抜きを実際にやりました。方法としてはお湯に重曹をいれ、そこにワラビをいれることによって灰汁抜きをしました。灰汁抜きをすると色が黄色くにごり、ワラビのにおいがしました。私はワラビを使用して山菜そばを作りました。ワラビを一度お湯で湯がき、めんつゆにつけておいたものをそばにのせました。ワラビの触感は思っていたよりも柔らかくぷにゃぷにゃしていました。めんつゆにつけていたということもありおいしく食べれました。実家では重曹ではなく灰汁を使用していたためあまり軟らかくはなかったのでこのような違いが出ると知りました。 今回ワラビを購入し、実際に山菜そばを作りました。実際にやったことで重曹と灰汁での灰汁抜きの違いを感じることができました。以上のことから合格に値すると考えます。
A.【書誌情報】 人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 著者:日下陽太 共同実験者:なし 提出日 8月6日 キーワード:ビスコースレーヨン、米沢高等工業学校 【要旨】 米沢市御成山公園の人繊工業発祥の地石碑の現地を見学し記念撮影を行った。。米沢高等工業学校本館の認定化学遺産 第005号 「ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料」を見学し、写真を撮影した。また、米沢高等工業学校の化学工学への貢献について、見学することで学ぶことができた。 【合格に値する根拠】 当時、山形県を含む東北地方では、織物産業が盛んであり、染色技術の向上が求められていた。そのような中で設立されたのが米沢高等工業学校で、合成染料や天然染料の応用研究によって地域の染色技術の近代化を促進させたのだと理解することができました。自大学の工業、研究の発展の歴史を実際に見学することで学ぶことができた。また、このような経験から、山形大学生として誇りを持ち努力していこうと思った。
A.【書誌情報】 題目:灰汁抜きをして山菜料理を楽しもう 著者:大坂琉音 提出日:2025年8月6日 キーワード:わらび、灰汁抜き、山菜、アルカリ処理、食文化 【要旨】 本報告では、春の山菜であるわらびの灰汁抜き工程を通じて、食味と安全性の向上を検証した。炭酸水素ナトリウムと熱湯による処理後、えぐみが除去され、わらび特有のぬめりと風味が際立った。自然の恵みを安全に味わうためには、適切な処理と知識が不可欠であることを実感した。 【合格に値する根拠】 本報告は、わらびの有毒成分を科学的に中和し、食文化としての山菜の魅力を実体験を通じて理解したものである。灰汁抜きの原理やアルカリ処理の効果を考察し、自然科学と生活技術の接点を学んだ。調理・観察・考察を含む8時間以上の学習を通じて、ディプロマ・ポリシーに求められる「実践力」「安全意識」「科学的理解力」を獲得したと判断できる。
A.【書誌情報】題目:人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう、著者:立花小春、共同実験者:羽生胡桃・鈴木純奈・大濱風花、提出日:8/6、キーワード:米沢工業高等学校・ビスコースレーヨン・繊維産業 【要旨】米沢工業高等学校は、当時絹織物産業が盛んだった米沢市の産業発展を目的として建てられた学校である。また、米沢工業高等学校はビスコースレーヨン発祥の地として知られ、線維業界の先駆者であった。産業革命時代の日本では繊維産業が大規模に発展を遂げ、繭糸(蚕)は日本の最大輸出品であったとされている。その後、外国との輸出競争力を維持するため、人造絹糸(レーヨン)の開発・研究が進められたのである。このような時代変遷の中で、米沢工業高等学校は日本の繊維業界、貿易を支える大きな戦力であったといえる。こうして人絹は第二の生糸として日本の産業を支え、今でも新たな合成繊維の開発の先陣を切っているということが、調査を通して明らかになった。 【合格に値する根拠】実際に自分の目でビスコースレーヨン発祥の地を訪れ、その歴史の変遷や時代の中での繊維産業の役割を学ぶことができた。また、山形大学工学部としても誇りを持つことができた。これらのことから、この課外活動は合格に値するといえる。
A.感動を伝えたい課外報告書は、人絹(ビスコースレーヨン)の発祥の舞台を聖地巡礼しようという課外報告書である。この課題に出てくるビスコースレーヨンと山形大学は深く結びついており、ビスコースレーヨンの始まりの地が山形大学だからである。そのため、今の学舎である山形大学に通っている学生として聖地巡礼できたことが貴重な経験となったからである。また、大学に行くと見かける旧校舎に見学に行った際に、昔のビスコースレーヨンに捧げた人たちの業績や半生を紐解くことができ、とても興味深く、自分の学業に刺激を与える内容となっていたからでもある。
A.きゅうりの古漬けは一度腐りかけており、本当に完成するのか心配であったが完成することができ、湯通ししてしっかり殺菌もしたため安心して食べることができた。
A.「書誌情報」 ・題目:毒草を探してみように関する報告書 ・著者:中川一生 ・提出日:2025/8/2 ・キーワード:毒草、アジサイ、食中毒、事故 「要旨」 身近な植物にも毒を持っているものが存在し、食中毒などの事故を起こすことなどがある。 御成山公園に行く途中の道にはアジサイが自生しており、身近な植物であるものの毒がある植物であることが知られている。アジサイの花は季節や雨が少量であったことからしおれていたが、手に取れるような場所にあり、採取も簡単にできるように生えていた。アジサイの毒による事故としては飲食店で料理に添えられ、それを毒と知らずに食することによって食中毒になるというものが起こっており、毒草に対する知識の重要性が分かる事故であった。 「合格に値する根拠」 毒草を探すにあたって山によく生えている毒草や身近な場所にある毒草について調べ、知識をつけることができた。また、実際に起きた事故を調べることにより、どのような時、場面で危険があり、対応する必要が出てくるのかを知ることができ、実際に毒草を前にした時の対処法について学んだ。
A.書誌情報 題目 毒草を探してみよう 著者 遠藤由里香 提出日 2025年8月16日 キーワード 毒、アジサイ、嘔吐 要旨 宮崎市の飲食店で飾りとして、料理に添えられた紫陽花の葉を食べたことによる嘔吐などの症状を訴えた事故を知ったことにより紫陽花の整体について興味を持ったため、実際に紫陽花の観察を行った。 合格に関する根拠 紫陽花には、ガクと言う装飾の花弁と真花という花があることを知ったこと。 葉をかじっただけでも食中毒を引き起こすほど毒性が強いことを知ったこと。
A.主題: ビスコースレーヨンの発祥の聖地から学ぶ歴史 納言:私が今住んでいる米沢は、ビスコースレーヨン発祥の地である。その聖地巡礼として御成山公園の地石碑と旧米沢高等工業学校本館を訪れ、当時の技術者たちの知恵と情熱に触れた。 方法:まず、永井陽菜、森崎ひまり、山崎紀々香と共に4人で、山形大学工学部キャンパスから約2km地点にある御成山公園の地石碑を訪れた。この地石碑とその横にある掲示板と、掲示板の後ろ側にあった秦逸三君碑文の写真を撮影した。次に事前に申し込んでいた旧米沢高等工業学校本館を訪れた。旧米沢高等工業学校本館の館長兼ガイドの方に館内を案内していただき、認定化学遺産第005号「ビスコースレーヨン工業の発祥を示す資料」の現物を確かめ、写真を撮影した。また、他にも館内を見て回り、電圧計や実際のビスコースレーヨン、ビスコースレーヨンの製造工程の見学を行った。 結果:御成山公園の地石碑を訪れてみて、地石碑には人繊工業発祥地と記してあった。その隣の掲示板には石碑は帝人株式会社の創立50周年の記念事業として建立されたものであると書かれていた。その掲示板には他に、ビスコースレーヨン工業や帝人株式会社の歴史、ビスコースレーヨンの現在の用途などが記されていた。その後ろ側にあった秦逸三碑文には秦逸三の生涯や歴史について記されていた。また、旧米沢高等工業学校本館訪れ、館内の見学を通して、秦逸三やビスコースレーヨンの製造についてだけでなく産業革命の歴史をも学ぶことができた。建物自体にも歴史的価値があり、ヨーロッパのデザインを取り入れられた外観で、教室や会議室を見学して当時の大正や明治時代の学校の雰囲気を肌で感じることができた。 考察;日本の産業革命と言われた時代に米沢高等工業学校が化学工業に対してどのような役割を果たしたかについて考察する。この時代、米沢高等工業学校は日本の化学工業の近代化を支えた教育機関であったと考えられる。この学校では、工業の専門教育を行っており、それを通じて多くの技術者が育成された。中でも特に注目すべきは、この学校の教授であった秦逸三と大学同窓の久村清太の共同研究である。彼らの研究によって日本初のビスコースレーヨンの開発に成功し、ビスコースレーヨン工業が開始した。このビスコースレーヨンの開発により、化学工業の発展に寄与しただけでなく繊維産業の発展にも繋がったと考えられる。地方都市である米沢から全国へと紡績技術や工業を発展し発信した米沢高等工業学校の存在は、日本の化学工業の自立とさらなる発展に欠かせない役割を果たしたと考えられる。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/66/1/66_12/_pdf/-char/ja https://www.chemistry.or.jp/archives/isan005.html https://www.chemistry.or.jp/know/doc/isan005_article.pdf
A.題名 毒草を探してみよう 著者 小野翔太 共同実験者 榎本理沙 赤嵜亮太 日下陽太 羽生胡桃 要旨 共同研究者と桔梗を探してきました。 桔梗(キキョウ)は日本や中国、朝鮮半島の山地や草原、日当たりの良い林縁に自生する多年草です。紫色の美しい花を夏に咲かせ、古くから観賞用や薬用に利用されています。根には「桔梗??(キキョウサポニン)」という成分が含まれ、これが咳止めや抗炎症作用を持つ一方、過剰摂取で胃腸障害や吐き気を引き起こすことがあります。民間療法で根を煎じて用いますが、用量に注意が必要です。 このように自身の目で分布している地域を観察することで、誤って食したりする可能性や知識として持っておくことで非常に有効なものとなった。 合格に値する根拠 普段あまり観察することのない毒草について自ら調べ足を運んで観察してところが値すると考える。
A.私は最も感動を伝えたい課外報告書として「肥料で花や野菜を育てて楽しもう」である。私は育てる肥料として、ヒマワリを選んだ。また、肥料としては「花咲く化成肥料 (株式会社コメリ)」を調達した。肥料は土に混ぜ、1週間後の様子を記録した。毎日、朝、夕、2回水やりをした。2,3日目は肥料あり、肥料なし両方とも芽が出始めた。1週間後には両方とも3cmほどになり、すでに肥料ありの方が茎や葉の色がはっきり、太さも太くなっていた。その後、肥料なしが先にかれてしまい、次に肥料ありがかれた。
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A.ホームセンターでナスの苗を買ってきて、肥料を与えたものと与えていないものの育ち方の違いを観察した。 5月の初旬にホームセンターで茄子の苗を買ってきた。このとき、肥料による効果をわかりやすくするために苗の大きさはほぼ同じものを選んだ。そして、苗を植え一方に肥料をやった。毎朝水やりをして、1か月ごとに一方に肥料をやった。 設問2の写真の手前側が肥料を与えた苗、奥側が肥料を与えていない苗である。肥料を与えた方は与えていないものに比べて明らかに葉が多く、茎も太いことが確認された。また、7月25日に花の数を調査したところ、肥料を与えたものが7個、与えていないものが3個と、明らかな違いがみられた。 調査したところ、肥料は確かに植物の生育に影響を与えることが明らかになった。8月5日現在、実が少しずつ育ってきているため、このまま成長を観察していきたい。そして、肥料を与えたものとそうでないものの味の違いがあるのかどうかも調べてみたい。
A.人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台を聖地巡礼しようである。技術の歴史が感じられた。
A.紅花染めの方法としくみ 著者:森?ひまり 提出日:2025/07/31 共同研究者:永井日奈、青木優菜とともに体験 染織工房わくわく館で紅花染のハンカチ作りを体験した。まず、白いハンカチを四つ折りにし、折り目ごとの中央に割り箸を当ててひだをとり、輪ゴムで巻き上げた。エプロンと手袋を着用し、ハンカチを水に浸した後、紅花の黄色素を水で抽出し、アルカリを加えて赤い色素を取り出した。抽出液でもみ込むように染色し、酢水で色止めを行ってから輪ゴムを外し、水洗い・乾燥して完成させた。染め上がったハンカチは濃いピンク色で、止めた部分が模様として残った。また、紅花の懐かしい香りが印象的だった。染色においてはpHの変化が重要であると知り、調べたところ、紅花の黄色素サフラーイエローは水に溶け、赤い色素カルタミンはアルカリで抽出され、酸で不溶性となる。染色工程では、こうした色素の性質を利用していることがわかった。
A.最も感動を伝えたい課外報告書はビスコースレーヨンになります。理由は、米沢市は伊達政宗の出生の地で、江戸時代に上杉家が藩を置いていた場所で、明治以降何もないと思っていたのですが、実際はビスコースレーヨンの開発された地でさらなる歴史があるとともに歴史的な街だと思ったからです。
A.最も感動を伝えたい課外報告書として、ビスコースレイの発祥地の聖地巡礼を行った。課外報告書についてまとめる。実施日は8月5日。見学箇所は米沢工業高等学校、御成山公園石碑である。著者は白坂茉莉香、嶋貫莉花、遠藤由里香。キーワードはビスコース、発祥、米沢工業高等学校、御成山。 この課外報告書では、まず、7月22日に米沢工業高等学校の見学を行い、米沢工業高等学校が昔ビスコースレーヨンを開発したと言う歴史や資料について見学をした。また、御成山公園に出向き、石碑からビスコースレイヨン発祥の記念品を観察した。本授業の中で第一回目に扱った。ディスコースレイヨンに関する事は初めは知らなかったが、授業を通して学びを深め、聖地巡礼を行ったことでより一層感動が深まった。そのため米沢がディスコース4発祥の地であると言う感動を伝えたいと感じた。 この課外報告書が合格に値する根拠として、まず政治巡礼を行ったこと、また授業を通してディスコースレイヨンに関する学びを深め、見学後もビスコースレーヨンの開発の背景などを自分で調査を行ってまとめたためである。
A.【書誌情報】 題目 「肥料で花や野菜を育てて楽しもう」 著書 鈴木結惟 提出日 2025/7/31 キーワード 肥料、硝酸、ハーバーボッシュ法 約1ヵ月の期間で、土耕栽培によって、きゅうりを育てた。肥料として、硝酸入りの複合肥料を用いた。肥料を使用した前後で、成長の違いを観察することができた。 硝酸はアンモニアが酸化して、一酸化窒素になり、また酸化し、水と反応することによって合成される。アンモニアは窒素と水素を利用して、ハーバーボッシュ法で合成される。 硝酸を含んだ肥料の役割について調査した。作物は窒素が不足すると生育不良を起こす。よって、窒素の供給が必要となる。元々、窒素は空気中や土壌中にも含まれているが、それを植物は直接吸収することができない。よって、これらの窒素が微生物によって分解されたり、酸化されることで、アンモニア態窒素や硝酸態窒素になることで、植物は吸収することができる。また、硝酸態窒素は土壌に吸着しにくいため、肥料で与える必要がある。硝酸態窒素は、野菜や果物を栽培するのに向いているが、アンモニア態窒素は水田に向いているという違いがある。 参考文献 硝酸態窒素とは?窒素肥料が野菜類にもたらす効果と、知っておきたい注意点 https://minorasu.basf.co.jp/80255 【合格に対する証拠】 硝酸を生成するために、必要な原料はアンモニアであり、アンモニアアは窒素と水素からハーバーボッシュ法で合成する必要があると学んだ。また、合成する条件として、400?600度で、200?350気圧の超臨界流体状態が挙げられると分かった。
A. 書誌情報 2025年8月6日に人絹発祥の地についてという題目で自著の課外報告を提出した。キーワードには、米沢高等工業学校、秦逸三、ビスコース法レーヨン、御成山公園、化学遺産005号、帝人株式会社が挙げられる。 要旨 秦氏の研究は順調に進んだが、工場産業には多くのトラブルが発生した。実験と実用化の違いは、大きくここで失敗してしまうことも多い。しかし、トラブルを解決し、工夫を凝らすことで新たな発明が便利な工業製品の生産につながっている。 合格に値する理由 実際に旧米沢高等工業学校校舎の見学を行い、ビスコース法レーヨンの発明の流れや機器について学んだほか、御成山を実際に登り記念碑を自身の目で観察することで、たくさんの苦難に苦しみ工夫を凝らし工業化されたビスコースレーヨンが多くの人の役に立ち、歴史的発明になった流れを感じることができた。また、御成山登山、旧米沢高等工業学校見学、その他詳しい情報収集合わせて8時間以上必要だったため合格に値すると考えた。
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A.題名 紅花を用いた染色体験 名前 後藤将太 紅花の紅色の色素を利用して染め物の体験を行った。染色はそれぞれの人の個性や感性が模様となるものである。少しの微妙な差であっても異なる模様として表現されるため唯一無二の作品を作ることができる。自分好みの模様となって完成したものはとても感動的であった。その過程について記している染色体験の課外報告書が最も感動を伝えたいものである。 実際にわくわく館へ出向き、少しではあるが体験費用を払って学習しているため合格に値すると考えられる。
A.「紅花染色体験」 著者 近 ありす 提出日 2025年8月3日 キーワード 紅花 染色 重ね染 御廟にあるわくわく館で綿ハンカチ紅花染体験を行った。今回は「重ね染」を行った。模様を作り、紅花の染液に入れた。約1分間酢の水に入れて色止めを行い軽く絞って水洗いした。最後に乾かして完成した。製作の結果、もとの青色と鮮やかに染まった紫色がとても美しかった。アルカリ性の炭酸カリウムを混ぜた水で紅色の色素を抽出し、クエン酸を加えることで弱酸性となり染色できる状態となる。アルカリを加えることで色素を還元して繊維に染着することができる。酢を最後に入れることで、元の状態の色素にも戻り、繊維に固定できる。このような原理から染色の工程が構成されている。 紅花に関してそれぞれの工程を行い、どのように染色できるのかを確認することができた。また、染色の過程において原理を調べ、知ることができた。実際に体験したことで伝統的な染色がどのように行われ、伝わってきたのかを学ぶことができた。また、体験でいただいた資料や建物の展示物、施設の人のお話しからも米沢織における染色の歴史や原料の変化について聞くことができ、授業でのお話と重なる部分が多くあることが分かった。
A. もっとも感動を伝えたい課外報告書は「人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう」である。題目は「人絹発祥の地-米沢-」である。著者は石毛翼で、8月4日に課外報告書を提出した。この報告書のキーワードはビスコースレーヨン、米沢高等工業学校、化学遺産、秦逸三である。 米沢高等工業学校は、日本のビスコースレーヨン工業発祥の地である。同校の秦逸三の研究が金子直吉による企業化に繋がり、帝国人造絹糸株式会社が設立された。私は実際に御成山公園の地石碑を訪れ、同校に残された化学遺産を見ることで、日本の産業発展における同校の重要な役割を偲んだ。 石碑を見るために御成山公園に向かうのに2時間を要し、米沢工業高等学校で化学遺産を探すのには1時間を要した。そして、米沢のビスコースレーヨンについて調べるのには2時間を要した。それから、報告書の下書きから完成までには4時間を要し、報告書の完成までには合計9時間かかった。 このテーマに取り組むことで、ビスコースレーヨンの発祥の地が米沢であることが分かり、その中で米沢高等工業学校がどのような役割をしていたのか理解することできた。
A.【課外報告書】肥料で花や野菜を育てて楽しもう
A.米沢市は、日本で初めてビスコースレーヨンが誕生した場所として有名です。この技術の中心となったのが、現在の山形大学工学部の前身である米沢高等工業学校でした。1912年に秦逸三先生が赴任し、ビスコース法を用いた人造絹糸の研究に取り組みました。1915年には日本で初めてビスコース人絹の製造に成功し、その成果は絹の質感を生かしつつ手頃な価格で織物を作ることを可能にしました。これが米沢の繊維産業を大きく発展させるきっかけとなりました。 現在、当時の研究で使われていた器具や織物のサンプルが学校の本館に残されており、訪れることで当時の技術の凄さを肌で感じられます。また、御成山公園に「人絹工業発祥の地」を示す石碑もあり、歴史の重みを感じることができます。こうした場所を訪れて、地方の工業学校が日本の近代産業の発展に果たした役割の大きさを改めて実感しました。
A.「【課外報告書】毒草を探してみよう」です。 実家では近年花の数が減少していましたが、今回実際にアジサイを間近で観察でき、その美しい色彩と生命力に深い感動を覚えました。厚生労働省のホームページによると、アジサイには青酸配糖体などの毒性成分が含まれており、誤って摂取すると青酸中毒を引き起こす危険性があります。毒性成分の詳細はまだ完全には解明されていませんが、アジサイの葉や花に含まれるこれらの物質が人体に与える影響には十分な注意が必要です。このことから、身近な植物であっても無害とは限らず、自然の持つ二面性を実感しました。また、千波湖周辺でツツジとアジサイが共に咲いている様子を確認し、これらの植物が私たちの生活環境に広く存在していることを知りました。ツツジにも毒性成分があり、特に蜂蜜中毒の原因となることが知られているため、身近な自然と食の安全の関係を改めて考える機会となりました。感動を伝えたい理由は、自然の美しさとともにその中に潜む危険性を理解し、私たちが植物の特性を正しく知ることで、安全に自然と共生していく意識を高めてほしいからです。この体験を通じて、自然環境と人間の健康のバランスを考え、身近な自然への感謝と敬意を持つことの重要性を多くの人に伝えたいと思います。
A.
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。