大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A.予習報告書として指定の教科書を3冊購入した。
A.
A.【書誌情報】人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう、内藤樹、7月29日【要旨】人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼として米沢市御成山公園の人繊工業発祥の地石碑の現地を訪れたり米沢高等工業学校本館の認定化学遺産第005号「ビスコースレーヨン法レーヨン工業の発祥を示す資料」の現物を確かめた。米沢市御成山公園の人繊工業発祥の地石碑は山に位置しており米沢の街を見渡せる位置にあったことから当時の人繊工業が米沢の人々に大きな影響を与えておりかかせないものであったと感じた。米沢高等工業学校本館の認定化学遺産第005号「ビスコースレーヨン法レーヨン工業の発祥を示す資料」の現物は昔のものなのに現物が残っているのは品質がよくて当時の技術のよさを感じた。【合格に関する根拠】人絹発祥の舞台の聖地巡礼をして、実際に訪れて現物を確かめた。米沢高等工業学校は、化学工業に対して、繊維産業の米沢織の発展に大きく貢献した。1915年頃から人造絹糸(レーヨン)の研究開発に尽力し、国産レーヨンの開発に成功し、米沢が国内有数の人絹絹糸生産拠点ととなる礎を築き、日本の化学繊維産業の発展に不可欠な役割を果たした 米沢高等工業学校本館では実際に使われていた器具や人絹糸など当時のものを見ることができ、技術を感じることができた。
A.
A.【課外報告書】古漬けを楽しもうです。 なぜならぬか床お管理がとても難しかったからです。その割に味が思ったより薄くてもう一度挑戦したいと感じました。説明を以下に示します。 【書誌情報】 題目 古漬けを楽しもう 著者 増子香奈、鈴木結惟 提出日 2025年7月29日 キーワード ぬか、水、塩 【要旨】 ・緒言 アップロードした投稿に示したもとを用いて古漬けの一種であるぬか漬けを行った。夏野菜が好きであること、完成するのが7月下旬~8月上旬予定だったことからきゅうりを選んだ。一か月要した。 ・方法 鈴木結惟さんと一緒にぬか漬けのもとがはいったパックを買いに行き、それぞれぬか漬けを行った。 具体的にはぬか漬けの素に水を加えてよく混ぜ合わせ、そこにきゅうりをつけた。味が染みるように1日1回よくかき混ぜた。 ・結果 結惟さんのと比べて私のは味が浅かった。結惟さんは実家でつけた経験があるのでつけ方がうまいのだろうと考えた。調べたところ塩はミネラル分の豊富な生成方法のものが、水は浄水器を通したものかミネラルウォーターが良いと示されていた。このような使う材料の種類を細かく指定することで深い味付けになると考えた。 つぎはただつけるのではなく上記に述べたようなことを意識して深く漬け込むことで、より深い味わいのぬか漬けにしたい。 ・参考文献 ぬか床の作り方と手入れ https://www.sirogohan.com/recipe/nukadoko/ 【合格に関する根拠】 一か月という期間を要したこと、ぬか漬けの比較を行い味の違いは何によって生まれたのか考察したことから合格に値するものであると考える。
A.【書式情報】 毒草を探そう。 著者 赤嵜亮太 探索 共同著者 榎本理沙 日下陽太 小野翔太 提出日 8月6日 キーワード コバラトキシン、コンバロシド 高原、山地、強心配糖体 【要旨】 すずらんの調査によって、すずらんには有毒性があることがわかった。毒は全草にあり、特に根と花に強く存在するなど初めての知見を得た。 探索によって、山地高原と呼ばれる、比較的涼しい場所で自生することが判明した。 【合格に値する根拠】 今回の探索では、自ら山地、高原へ足を運び時間をかけて毒草を探索する過程ですずらんを発見し、体験として学びを得ることが出来た。また、すずらんには、コンバラトキシンやコンバロシドなどの強心配糖体が含まれている。これらは心臓に影響を与える毒性を持っているとされ、事故例を調べると実際にスズランを挿してあったコップの水を飲んだ子供が、死亡した例があることがわかった。 ただし、手で触るなどでの人体への危害はなく、体内に摂取することで害を及ぼすことがわかった。
A.【書誌情報】 わらびの灰汁抜きと煮物の調理 笹原里音 2025/08/04提出 キーワード:わらび、灰汁抜き、煮物 【要旨】 灰を用いてわらびの灰汁抜きを行い、煮物を作った。柔らかく、とろけるような食感になった理由として、アルカリによる細胞壁の分解と中和反応が関与していると考えられた。また、灰汁抜きの際と調理の際に熱を加えることにより、さらに柔らかくすることができ、とろみ成分も溶出できると考える。 【根拠】 わらびの灰汁抜きを行った。そのわらびを用いて、わらびとさつま揚げ、筍の煮物を作った。選んだ理由として、わらびを煮ると、軟らかくなり、食べやすくなるからである。 調理方法を以下に示す。まず、あく抜きの方法について説明する。わらびに灰をかけ、鍋一杯分の熱湯をわらび全体が浸るくらい入れる。この際使用する熱湯は、沸騰直前のお湯にお椀一杯分の水を加えた。80℃くらいになるようにした。熱すぎると、わらびが溶けてしまうからである。わらびを浸したまま一晩おいた。しっかりと、水で洗い流しあく抜きが完了した。次に、煮物の調理方法について説明する。フライパンに油をひいて、わらびを炒める。柔らかくなったら、さつま揚げ、タケノコを加えた。そして、酒、?油をフライパン1周分入れ、砂糖を一つまみ加えた。さらに、水を煮物が浸るまで加えた。中火で8分間煮て完成した。 調理した煮物を食べた結果、わらびは、柔らかく、とろっとした食感であった。なぜそのような食感になったのかを考察する。まず、あく抜きを行ったことにより、繊維が分解され、柔らかくなったことが考えられる。アルカリにより、わらびの細胞壁のペクチンやセルロースなどの成分が分解され、細胞壁が破壊される。よって、繊維が柔らかくなり、とろみが出てくると考えられる。さらに、加熱することにより、細胞壁がさらに柔らかくなり、内部の糖類も溶出する。煮物にしたため、調味料やわらびの水分と溶出したぬめり成分が混ざり合い、とろみを感じられるようになったと考える。また、あく抜きの効果は他にも考えられる。水に溶けにくいポリフェノールやタンニン、シュウ酸などの酸性物質をアルカリである灰汁と中和させ、えぐみを取り除き、まろやかな味にすることができたと考えられる。
A.課外:人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 米沢市の御成山公園にある「人繊工業発祥之地」の石碑は、日本初の人造絹糸(ビスコースレーヨン)工場跡地を一望できる場所に建てられています。この工場は1915年(大正4年)、鈴木商店の子会社・東工業が米沢製糸場跡を買い取り、米沢高等工業学校(現・山形大学工学部)の講師・秦逸三を工場長として創業したものです。秦氏は何度も二硫化炭素中毒に倒れながらも、木材パルプから絹のような糸を作る技術を確立し、「木から絹ができる」と人々を驚かせました。 米沢高等工業学校は、日本の産業革命期において化学工業の発展に大きな役割を果たしました。特にビスコース法によるレーヨン製造技術の確立は、国内の化学繊維産業の礎となり、第一次世界大戦による輸入減少の中で国産化を推進しました。この技術は後に帝国人造絹糸株式会社(現・帝人)へと発展し、米沢工場は従業員300名を超える規模に成長。米沢市と共同で上水道を設置するなど、地域のインフラ整備にも貢献しました。 現在、米沢高等工業学校本館には「認定化学遺産 第005号」として、ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料が保存されています。これは日本化学会によって認定されたもので、当時の研究成果と産業化の過程を物語る貴重な証拠です。米沢は、大学発ベンチャーの先駆けとも言える存在として、日本の化学工業の発展に寄与した歴史的な地であり、聖地巡礼を通じてその意義を深く感じることができます。
A.(書誌情報)題目: 灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 著者:須藤春翔 提出日:8/6 キーワード:灰汁 (要旨)親戚からワラビを頂いたため、おひたしにしようと考えた。調理方法はまず、ワラビをタッパーに入れて重曹を振りかけ、熱湯を注ぎ一晩おいた。翌日、水で洗ってから煮立ったお湯で5分ほど茹で、水に晒してあくを抜き、3cmほどに切った。最後に鰹節、醤油、味の素をかけて食べた。食べてみると少しぬめりがあり、山菜特有のほろ苦さが感じられて美味しかった。ぬめりや苦味は、ワラビに含まれる成分によるもので、あく抜きの効果が食感をまろやかにしたと考えられる。 (合格に値する根拠)実際に調理を行い、食べた感想や考察を示す事が出来たと考えられるから。
A.
A.「毒草の探索」 大学内や周辺を周り毒草を探索したが、一向に見つからず、1時間経過しても発見できなかった。そのため、南方向に移動し、笹野寺にてようやくアジサイを発見できた。猛暑の中の探索であったため、体力を消費が激しかった。
A.【書誌情報】 「鋳造体験をしてみよう」 小笠原大地 提出日8月6日 キーワード:鋳造 融点 不純物 造型 鋳物 【要旨】 キャステム社の鋳造体験キットを購入し、鋳造体験をした。この金属はスズにビスマスやインジウムを混ぜた合金で80℃という低い温度で溶ける金属である。この金属は低融点という点で自宅でも気軽に鋳造体験ができるため選定した。また、形は粘度でも造形しやすく作りやすい数字の1を目標にした。ガスコンロに火をつけ、鍋に金属を入れ温め、溶かした。 造形工程は溶かした金属をどのように形作るかを決める工程で造形がないと目的の鋳物ができない。溶解工程では型に流すために液体にするだけでなく不純物を浮かす役割もある。 【合格に値する根拠】 粘度での造型や金属の溶解に時間がかかった。この報告書は山形大学のディプロマポリシー「1.豊かな人間性と社会性」を満たしていると考える。職業的に自立する意識という部分が、無機工業化学で学んだ鋳造を実際に体験して自立できたと考えたからである。
A.予習報告書について紹介する。予習報告では以下のような学習を行った。アンモニアを紹介する。アンモニアはNH3の組成で空気に対する比重が0.5971と軽く、無色で刺激臭のある気体である。主に窒素肥料用、硝酸製造用、樹脂や繊維などの化成品の原料として生産され、年間生産量は約160万トンである。様々な製造法があったが、20世紀初頭にハーバー・ボッシュ法が確立され大量生産が可能になった。その後触媒の改良が進み現在ではFe3O4?Al2O3?K2O?CaO系触媒が主流となっており、また最近ではルテニウム系触媒という活性が非常に高く温和な条件でも反応する触媒が開発された。アンモニアの生産においては、原料として用いられる水素の生産をいかに安価に行うが重要となっている。自然科学としての化学と工学としての化学の違いとはどこに考えの重点を置くかにあると考える。具体的には自然科学としての化学は化学反応が起きた際の電子の動きや法則の解明を重要視し、工学としての化学はいかに便利な素材を安価に大量生産できるかという実用性を重要視している。
A.トマトの肥料とトマトの育成。 まず初めに、トマトとは。ナス科の植物。原産は南アメリカ。ビタミンCやリコピンなど栄養価が高く、生食・加熱どちらでも人気。美白効果も期待。品種はミニトマト、中玉、大玉トマト などがある。 次に、トマトの栽培に必要な条件は、1日6時間以上の日照が理想で、発芽には20~25℃、生育25~30℃が必要である。水はけの良い弱酸性の土(pH6.0~6.5)と成長に合わせて支柱やネットも必要である。 次に肥料について、 ①窒素(N)→葉や茎の成長を助ける。しかし、過剰だと葉ばかり茂リ、実がなりにくくなる。 ②リン酸(P)→花や実の付き、根の成長を促進するが、不足すると実が少なくなる。 ③カリウム(K)→全体のバランス、生育や耐病性が上がる。不足すると草勢が弱くなる。 無機工業化学と肥料についての課題 ①硝酸塩の地下水汚染 ②リン鉱石資源の枯渇 ③カリ鉱石の輸入依存などがある。 以上の事を踏まえて、環境やお財布にやさしい、家でできる肥料を作った。 一つ目は、コーヒーのかす。成分は有機窒素で乾燥させ、土に混ぜた。→結果は、香りが良くなり、虫による被害が減った。二つ目は、たまごの殻を粉砕して、土に混ぜた。成分はカルシウムとリン。→トマトの実付きがよくなった。三つ目は、草木の灰を入れた。成分はカリウムやミネラルが豊富に含まれている。
A.きゅうりの古漬けを作ったレポートです。 レシピはクックパッドに投稿しました。 今回はキュウリの古漬けを作った。理由は、キュウリの水分の量が多く手順が簡単でキュウリが好きだからである。 おいしく作ることができた。また、共同研究者と一緒に食べることでさらにおいしく食べられた。 浸透圧によってキュウリの水分が抜けて見た目が小さくなったと考えられる。 しっとりパリパリ食感の理由もそのためだと考えられる。
A. 「肥料で花や野菜を育てて楽しもう」、著者:加藤さなみ、提出日:8/6、ニチニチソウ ニチニチソウに肥料を与えると葉や茎の成長が促進されると考えられる。肥料を与えた株は葉の色が濃く、背丈も大きくなったことから、葉緑体が増え光合成が活発になったと推測できる。また、しおれやすさが増した点については、光合成が盛んになることで水分の消費が多くなったためと考えられる。一方で、花の数には大きな差が見られなかったのは、ニチニチソウという植物が毎日花をつけては落とす性質を持つためであり、花の数で肥料の効果を表すことはできないと考えた。植物を育てるには、毎日世話をする必要があり苦労を感じる。しかし自分の手により生死が決まることや成長することはやりがいも感じられた。 本実験は6/19~7/24にかけて行い、毎日の水やりと肥料の交換を必要とした。1ヶ月以上の手間暇をかけたことで得られた結果であり、その考察も肥料が植物に与える影響を学んだ上で行なった。
A.【書誌情報】 古漬けを楽しもう(きゅうりの古漬け) 今山華百 提出日 8/6 キーワード 塩、圧力、下漬け、本漬け 【要旨】 きゅうりを使って古漬けを作り、漬け込みによる風味や食感の変化を観察した。下漬けでは熱湯と塩で処理し、2週間保存した後に本漬けを行い、さらに1週間で古漬けに仕上げた。最終的に塩抜きをして食べたところ、きゅうりは少し柔らかく、しんなりとした独特の食感になっていた。この食感の変化は、塩漬けの過程で水分が抜け、きゅうりの細胞構造が変化したためと考えられる。古漬けにすることで、保存性が高まり、発酵による味わいの深まりも感じられた。きゅうりは水分量が多く、浅漬けから古漬けへの変化が分かりやすいため、発酵の進行や塩分の影響を実感するのに適した食材であった。実験を通して、伝統的な保存技術の意味や、発酵食品の魅力について理解を深めることができた。 【合格に値する根拠】 約1か月かけて古漬けを行った。つけもの器を用いて、本格的にできたと思う。この行動は合格に値する。
A.1. 情報: 名前:HUYNHVINH KHANG 提出日:2025-04-15 2. 予習についての要旨: 予習では、無機化学の分野に関する三冊の教科書をざっと確認した。これらの教科書は、主に工業で使われる生産過程や関連する機械装置について詳しく説明している。また、工業技術者にとって不可欠な基本的な概念や用語も含まれており、実務に役立つ内容が多い。たとえば、原料の処理方法、反応装置の種類、そしてそれらがどのように連携して効率的な製造を可能にしているかを理解できる。これらの知識は、無機化学を応用する技術者が現場での課題に対応する上で欠かせないものである。 3. 予習の過程と感想 私は二日間かけて、これら三冊の教科書の重要な部分をじっくり読み込み、内容を理解するよう努めた。その後、自分なりの感想や学んだことをまとめ、FacebookのSNSで共有した。こうした取り組みを通じて、知識の整理と理解を深めることができたと感じている。この努力は、報告書作成の準備として十分な価値があると考えるので、評価に反映されることを望む。
A.題目:予習報告 著者:佐藤優生 提出日:4/17 キーワード:セラミック、工場、機能膜、ボルトとナット 指定された教科書の『最新無機工業化学』(野村正勝、鈴鹿輝男 著)、『現代の電気化学』(小沢昭弥 企画)、『工場のしくみ』(松林光男、渡部弘 著)を通し読みし、それぞれの教科書から興味を持った製品または材料を選び、教科書に記述されている内容をまとめました。最新工業化学からはセラミックスを、現代の電気化学からは機能膜を、工場の仕組みからはボルトとナットを選びました。 これらの製品の原料、製造方法について教科書から学び、セラミックスと薄膜の将来性について考察し、ボルト、ナットの製造過程から工場の設備の仕組み、作業の流れを把握することができました。特にボルトとナットはほとんどの製品に使われる非常に大事な部品で、モノづくりを素因数分解したときに大きな因数となって現れるものだと思える視点を獲得することができました。
A.世界に一つだけの陶器づくり 2025/08/03 水を入れられる容器を作ろうという題材のもと、陶芸教室で粘土を用いて自分なりの陶器を作った。。陶器は、あらかじめ作られてあった粘土をこね、電動で回転させ、手で粘土の形を成形することで型を作った。その後、時間を置き焼いた。焼いた後、液体をかけて色や外側の光沢を出した。これらの工程から陶器でできたコップを作成した。 私が作ったコップは陶器に厚みがあり、内側が小さかったため容量が少なかった。そして、電子レンジで水を温めた際に熱が伝わりづらく、時間がかかる印象があった。しかし、実際に陶芸教室で陶器を作ることで、陶器の製造工程について学んだ。また、各工程にはしっかりと意味があると考え考察した。粘土をこねたのは焼成作業を行っている際に粘土に空気が残り破裂してしまうのを防ぐためだと考える。粘土にムラがあると割れたりゆがんだりする恐れがあるためこねることできれいなコップを作ることができると考える。手で形を成形するのは、陶器に個性を作り、独創性や芸術性を作ることができるからだと考える。時間を置くのは、水分を蒸発させ、焼成時に割れるのを防ぐためだと考える。焼成作業では、粘土を固めて実用的な陶器を作るためだと考える。液体をかけたのは、見た目をよくし、耐久性を向上させるためだと考える。これらを通して、工程一つ一つの重要性について再認識し、世界に一つだけの個性のある陶器を作成することができた。
A.無機工業化学 課外報告書 8月4日提出 永井日菜 共同実施者:森崎ひまり、青木優菜 染色体験をしよう 1. 諸言 紅花には黄色と紅色の2つの色素が含まれており、古くから染色や口紅として用いられてきた。江戸時代中期には山形の紅花は全国1の生産量を占め、品質も非常に高く評価されたという。 2. 方法 ハンカチの染色 ① 白いハンカチを蛇腹おりにし、輪ゴムや洗濯バサミ、割り箸や板を用いて模様の土台を作った。 ② 防水の身支度をしたのち、ハンカチを水に浸し軽く絞絞った。 ③ クエン酸で紅花から黄色い色素を取り出したのち、アルカリを用いて赤い色素を抽出した。この液に、湿ったハンカチを入れ、5分程度よく揉み込んだ。 ④ 染色が均一になるように蛇腹のひだ一枚一枚の間に溶液を染み込ませた。 ⑤ 染色溶液から取り出し、酢水に浸すことで色素を固定した。 ⑥ ハンカチを取り出し、乾かした。 3. 結果と考察 すべての工程を経てハンカチは鮮やかなピンク色に染まった。 紅花染色は、紅花に含まれる赤色色素カルタミンを利用した染色法であるとされている。アルカリ性で色素を抽出し、次に酸性条件にして赤色成分を析出させている。媒染剤を用いて発色を安定させることもある。色素が少なく退色しやすいため、希少で高級な染色法とされる。また、洗濯時はアルカリ性洗剤を用いると色素と中和し色が抜けていくことが考えられる。従って水洗いや中性洗剤を利用する必要がある。
A.題名 人絹(ビスコースレーヨン)発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 著者 榎本理沙 今回実際にビスコースレーヨン発祥の地に行き、どのように発展したのか調べてきました。米沢高等工業学校(現・山形大学工学部)は1910年に創設され、日本の化学工業発展に大きく貢献しました。特に秦逸三教授によるレーヨン(人造絹糸)の研究は画期的で、欧州技術に頼らず独自にビスコース法を開発し、1910年創設後、染織科や応用化学科を中心に技術教育を展開し、特にレーヨンの国産化に成功しました。その成果は帝人の前身企業設立につながり、地方から日本の化学工業の発展を牽引しました。雪深く不便な土地でありながら、産学連携によって先端技術産業が根付き、日本の産業革命を地方から支えた象徴的な事例となったとわかりました。 今回実際にビスコースレーヨン発祥の地に行きビスコースレーヨンの発達の過程について学びました。以上のことから合格に値すると考えました。
A.【書誌情報】 題目:予習報告書 著者:日下陽太 共同実験者:なし 提出日:8月6日 キーワード:最新工業化学、現代の電気化学、工場のしくみ 【要旨】 最新工業化学、現代の電気化学、工場のしくみの3冊のそれぞれのページにすべて目を通し、ウェブクラスの予習報告書の各設問に答え、授業の予習を行った。 【合格に値する根拠】 工業製品として教科書から無機化学材料のリチウムを選び、自然科学としての工学としての化学について考えた。自然科学としての工学としての化学はリチウムの電解質としての実用性や充電、放電機能だと考えた。工学としての化学は充電効率や電解質、正極材料などのコスト面だと考えた。リチウムイオン電池はリチウムイオンの層間挿入による固相反応によって電池反応をおこし、充電、放電を行うことができる2次電池であることが理解できた。また、教科書から無機化学材料としてアルミニウムを選び、電気エネルギーとの関係について考えた。アルミニウムは電気分解によって製造されることが分かり、電気分解には膨大な電気エネルギーがかかることを教科書より学んだ。また、電気分解に必要なエネルギーの求め方についても理解することができた。工場のしくみより、液晶パネルの工場でのものづくりについて調べ、サプライチェーンについて理解を深めることができた。教科書を全体を通して読んだことで、これからの授業でどのようなことを学んでいくのかについて検討をつけることができた。
A.【書誌情報】 題目:きゅうりの古漬け 著者:大坂琉音 提出日:2025年8月6日 キーワード:乳酸発酵、漬物、保存性、微生物、食文化 【要旨】 本報告では、きゅうりの古漬けを題材に乳酸発酵の過程とその効果を観察した。下漬けと本漬けの工程を通じて、乳酸菌による糖分分解と乳酸生成が確認され、酸味と保存性の向上が見られた。高塩分環境下での腐敗菌抑制と乳酸菌の優勢化により、安定した発酵が可能となった。発酵食品の魅力と微生物の働きを実体験を通じて理解することができた。 【合格に値する根拠】 本報告は、実験計画から実施、観察、考察までを自ら行い、発酵のメカニズムと微生物の役割を科学的に理解する内容である。乳酸菌の選択的優位性や保存性向上の原理を実体験に基づいて考察し、食文化と科学の融合を学んだ。これにより、ディプロマ・ポリシーが求めるを8時間以上の学習を通じて獲得したと判断できる。
A.【書誌情報】題目:灰汁抜きをして山菜料理を楽しもう、著者:立花小春、共同実験者:近ありす・大濱風花、提出日:8/6、キーワード:あく抜き・ふき・重曹 【要旨】あく抜きを行う山菜としてふきを選んだ。ふきを選んだ理由は、時期的に他の他の山菜の旬が過ぎていたため、スーパーで見つけられたのがふきしかなかったからである。調理は、①水980グラムをなべで沸騰させる、②沸騰したお湯に重曹20グラムとふきを投入する、③灰汁をおたまなどで掬い取る、といった方法で行った。ふきを投入してから2分経過した時点では透明な泡が観察されていたが、4分経過時点で茶色の灰汁のようなものが観察された。実食してみたところ、あく抜きしたことで山菜特有の苦みやえぐみが緩和され、よりうま味を感じられた。これは、灰汁の主成分であるポリフェノール類やシュウ酸が熱湯に溶けだしたことによってふきから排除されたことが原因だと考えられる。また、重曹(アルカリ)を加えたことによりふきの細胞壁を緩め、灰汁の成分をより効率よく溶出させる効果があったと考察できる。 【合格に値する根拠】私は普段山菜を食べる際、灰汁抜きが既にしてあるものを購入して調理することが多いが、今回実際に自分たちで山菜の処理をしてみると思った以上に手間がかかり大変であると実感できた。このように、普段なかなかできない経験を積むことができたため、これは合格に値するのではないかと考えた。
A.もっとも手間暇を注いだ課外報告書として、肥料で花や野菜を育てて楽しむという課題が挙げられる。理由としては、きゅうりの苗を購入して、肥料を加え、毎日朝夜2回水やりをしたからである。そのほかにもベランダにスペースを設けて日があたるようにし、きゅうりの成長が促されるような環境を整えたからである。成果として、花が咲くまでいかなかったが、葉っぱや茎の成長を目で感じることができた。この課外活動の良いところとしては、手間暇を注ぐことで、目に見えて植物の成長を実感することができるというところである。肥料を加えたり、光や水を加えたりすることで更なる成長を期待することができるからである。
A.きゅうりの古漬けはつけ始めから出来上がりまで時間がかかってもっとも手間暇を割いた。
A.予習報告書 「書誌情報」 ・題目:準備した教材の予習 ・著者:中川一生 ・提出日:2024/4/14 ・キーワード:工業、工学、工場、電機、モノづくり 「要旨」 最新工業化学からは炭素繊維という素材について記されており、これを用いることによって優れた断熱材や潤滑剤となり様々な用途に活用されることが分かる。例としてプラスチックに複合させることによって軽く、成型性に優れる、飛行機などにも利用される素材となる。また、自然科学の化学と工学の化学との違いとしては、自然界で起こる現象であるか、人々に役立つ現象についてのことであるかが重要であると理解できた。 また、現代の電気化学では液晶表示素子というものに出会い、消費電力が小さいこと、少ないエネルギーで利用可能であることを理解した。エネルギーと工業化学とでは互いに強い関係があり、そのエネルギー効率などは重要なポイントであることも感じさせられた。 工場の仕組みでは自動車の製造工程など、工業における製造工程について学ぶことができた。自動車ではプレス、ボディ、塗装、組み立て、検査と工程が存在し、安全が確保され製造される。工場と個人でのモノづくりは品質の一定化などにおいて大きく違いがあり、製造の効率化などが大きく異なり、生産における重要なポイントともなると思われる。 「合格に値する根拠」 テキストをめくり大まかに知識を流し入れることによって工業においてどのようなことが行われているのか、重要なポイントは何かということを頭に入れ、知識とすることができた。また、書籍を使った予習を通して、知識のラインの作り方を学ぶことができ、物事を始める前の準備の仕方を身につけることができた。
A.書誌情報 題目 水を入れられる容器を作ろう 著者 遠藤由里香 提出日 2025年8月16日 キーワード 陶芸、マグカップ、手びねり 要旨 水を入れられる容器を作るために、マグカップを陶芸で作成した。手ひねりを使い、土練りから取っ手を接着し釉薬で、表面をなめらかにする工程まで行った。 合格に値する根拠 この作業を始めてから終えるまでに3時間かかったこと陶芸教室までの移動したこと、陶芸に触れることによって、陶芸の価値観やその作法について学べたこと
A.最新工業化学 テキスト をめくって出会った、工業製品としての無機化学材料を、ひとつ選んで紹介し、「自然科学としての化学と工学としての化学の違い」ついて論じてください。 選んだ工業製品としての無機化学材料は、硝酸である。最新工業化学のp9には硝酸は無色透明で比重の大きい液体であり、日本の生産量は年間約70万トンで工業的に重要な酸であると記されている。そこで、自然科学としての化学は、硝酸の基本となるや性質を重視するものだと考える。硝酸は酸化剤であり、発煙性があることなどこれらの性質は自然科学としての化学を探求したことで分かったことである。一方、工学としての化学は硝酸の工業的の応用法や製造方法を重視するものだと考える。硝酸は現在アンモニア酸化法が主流であり、肥料や硝酸カリウムなどの工業原料の製造に使用されている。これらが製造・開発されたのは、工学としての化学が発展したからであると考える。 現代の電気化学 p130 テキストをめくって出会った、工業製品としての無機化学材料を、ひとつ選んで紹介し、「エネルギーと工業化学の関係」について論じてください。 選んだ工業製品としての無機化学材料はリチウムである。リチウムはエネルギー面では電池の材料として使用されており、工業化学面では多種多様な製品の性能の向上に関与していると考える。現代の電気化学のp78、79にはエネルギーとしてのリチウムの使用例としてリチウム電池や二酸化マンガンリチウム電池が挙げられている。リチウムを使用した電池が誕生したことで高電圧を初めて実現することが可能になった。このエネルギーとしてのリチウムがスマートフォンやパソコンに使用されたことでこれらの工業製品の性能が向上することに繋がり、工業化学を発展させる役割を果たしたと考える。 工場の仕組み 具体的な工業製品を、ひとつ選んで紹介し、「工場でのモノづくり」について論じてください。 選んだ工業製品は自動車である。自動車の工場でのものづくりは時代と共に進化し続けているが、人間の役割は重要であると考える。工場のしくみのp36ページには自動車製造では各工程の機械化が進み、ロボットが組み立てる範囲も多くなっていると記されているように、多くの作業が機械に任されるようになっている。しかし、人間の、トラブルがあった際の問題解決力や設計などの想像力は工場でのものづくりにおいて必要不可欠である。そのため、人間の知恵と機械の高度な技術を融合させることで自動車に限らず多種多様な工業製品生産の効率化・高品質化や安全性の向上に繋がると考える。
A.題名 あく抜きをして山菜料理を楽しもう 著者 小野翔太 共同実験者 榎本理沙 赤嵜亮太 日下陽太 羽生胡桃 要旨 今回アク抜きは重曹を用いて行いました。沸騰したお湯に重曹を適量いれ、そこに山菜をいれました。このようにしてあくぬきを行ったっ結果、あくぬきをした汁は少し黄色く、わらびのにおいがしました。 このようにあくぬきしたわらびをめんつゆにつけて山菜そばにしました。まず、10割そばを購入し、指定時間煮ました。そこにめかぶとアク抜きした山菜をのせました。食感は少しぶよぶよしたかんじでした。 このようになった理由として、しっかりあくが抜き切れたいなかったり、時間や温度が不十分だったのではないかと考える 合格の根拠 一人の力ではなくグループとして協力し、課外の時間を有効に使い知見を深めることができたから。
A.私が最も力を注いだ課外報告書は「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」である。 https://cookpad.com/jp/recipes/18618485「クックパッド」を参考にしてフキの灰汁抜きを行った。フキには天然毒素「ピロリジジンアルカロイド」を含んでおり、水にさらしてゆでることで、取り除くことができおいしく食べることができる。灰汁を取り除かないと人体に影響があるため、必須である。灰汁を抜く前と後の変化としては色味、香りが感触が挙げられる。色味については茶色をしていたものがあざやかな黄緑色になった。香りに関しては、フキ特有の青臭い匂いがしたが、灰汁抜き後は青臭さはあるものの、灰汁抜き前より匂いが軽減しやわらかくなった。感触に関しては、灰汁抜きも一つの要因として考えられるが、筋を取ることで柔らかくなった。そして、筋を取ることで食べやすくなったと考える。料理としては、灰汁抜き後のフキをだしと煮込んで調理した。
A.書誌情報は「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」という項目に提出した報告書で、8月3日に作成し提出した。キーワードとしては灰汁抜きや重曹(アルカリ)、プタキロサイドが挙げられる。 要旨は灰汁抜きをしたわらびのお浸しを作ったもので、1からわらびをベーキングパウダーを用いて灰汁抜きをし、それをお浸しにする過程をまとめ、またその灰汁の原因物質やなぜアルカリで灰汁抜きを行えるのかといったものを報告書として申請したものである。 合格に値すると判断したのはその手間暇故であり、重曹による灰汁抜きの過程で一晩、そこから何度も流水で洗い流したりそもそもわらびを入手する際に苦労があったりして数日にわたり報告書の内容を行ったことから最も手間暇がかかり合格に値すると判断をした。 グラフィカルアブストラクトとして灰汁抜きの原理の図と実際に調理したわらびのおひたしの画像を提出した。
A.【書誌情報】 題目:灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 著者:羽生胡桃、榎本理沙、日下陽太、小野翔太、赤嵜亮太 提出日:2025年8月6日 キーワード:わらび、灰汁抜き 【要旨】 灰汁抜き自体は蕨がすべてつかるぐらいのお湯を用意し、重層を入れて一晩放置した。灰汁抜きをした蕨は食べやすい大きさに切って、さっとゆでてから、麺つゆにつけて放置し、最後に鰹節をまぶして、おひたしにして食べた。灰汁抜きをすると、えぐみや苦みがなくなって食べやすくなった。また、灰汁抜きをして軟らかくなったのはお湯に蕨を入れたことで、細胞壁の主成分であるセルロースが変性したからだと考察した。 【合格に値する根拠】 実際に蕨を買って、灰汁抜きをし、山菜料理を作って食べることで、灰汁抜きの方法を学び、普段あまり口にすることのない山菜を食べるという経験をした。加えて、灰汁抜きの原理について自分で調べてまとめ、SNSで発信した。また、灰汁抜きだけで一晩以上の時間を費やしており、十分合格に値するだけの学習時間をとったと言えるから。
A.
A. 最も手間暇を注いだ課外報告書は、「肥料で花や野菜を育てて楽しもう」であった。 ホームセンターでナスの苗を買ってきて、肥料を与えたものと与えていないものの育ち方の違いを観察した。 5月の初旬にホームセンターで茄子の苗を買ってきた。このとき、肥料による効果をわかりやすくするために苗の大きさはほぼ同じものを選んだ。そして、苗を植え一方に肥料をやった。毎朝水やりをして、1か月ごとに一方に肥料をやった。 設問2の写真の手前側が肥料を与えた苗、奥側が肥料を与えていない苗である。肥料を与えた方は与えていないものに比べて明らかに葉が多く、茎も太いことが確認された。また、7月25日に花の数を調査したところ、肥料を与えたものが7個、与えていないものが3個と、明らかな違いがみられた。 調査したところ、肥料は確かに植物の生育に影響を与えることが明らかになった。8月5日現在、実が少しずつ育ってきているため、このまま成長を観察していきたい。そして、肥料を与えたものとそうでないものの味の違いがあるのかどうかも調べてみたい。
A.危険物取扱者(甲種)を受験しよう。覚えることが多かった。
A.人絹発祥の地の聖地巡礼 提出者:森?ひまり 提出日:2025/08/03 共同研究者:山?紀々香、永井日奈、青木優菜 旧米沢高等工業学校を訪問し、山形大学工学部の歴史と日本の産業革命について調査した。明治43年に開校された同校は、技術者育成を目的に創設され、日本の産業技術の発展に大きく貢献した。特に人絹の発祥地として知られ、大正期には旧米沢高等工業学校の金子直吉の秦研究室に訪問をきっかけに、工場設立や輸出の成功を経て国内外で広く普及した。2010年には、ビスコース法レーヨン工業の発祥を示す資料が化学遺産に認定され、その功績が改めて評価された。訪問を通じ、当時の技術者たちの情熱と努力を実感することができた。また、米沢市御成山公園の石碑を訪問した。産業革命を支えようと活躍した当時の技術者たちの姿が思い浮かんだ。聖地巡礼を通して、旧米沢高等工業学校は日本の産業革命に深く関わっていたことを学んだ。
A.僕が手間暇を注いだ課外報告書は、危険物取扱者甲種の受験です。学校の課題、レポートがある中で少しずつ試験に向けて勉強をしました。結果が振るうことはなかったですが、今回は良い経験になったので、今度はもっと時間あるときに受験しようと思います。 危険物取扱者は、消防法の知識が15問、物理と化学10問、危険物の知識20問の3分野45問出題されます。それぞれを60%以上正解すると合格することができます。危険物の第1類は酸化性固体、第2類は可燃性固体、第3類は自然発火性物質および禁水性物質、第4類は引火性液体、第5類は自己反応性物質、第6類は酸化性液体が分類されている。これらの取り扱いはそれぞれ異なるため注意する必要がある。
A.最も手間ひまをかけた課外報告書として、危険物甲種の受験を申し込んだ報告書について申請する。課外報告書作成日は8月5日。また危険物の受験日は8月24日。著者は白坂茉莉香。キーワードは危険物、甲種、両種、資格。 この課外報告書では、危険物の受験を申し込んだことを証明するための報告書である。また、危険物の資格がなぜあるのか、またその詳しい内容、合格基準等についても調べまとめた。 この課外報告書の合格に値する根拠として、まず危険物の受験を決めた日から自分でテキストを購入し、毎日少しずつ危険物について内容に触れているためである。また、ただ受けるだけでなく、その実施の理由や実施資格など危険物についても詳しく調査したことから、この報告書は合格に値すると言える。
A.【書誌情報】 題目 「古漬けを楽しもう」 著書 鈴木結惟 提出日 2025/7/31 キーワード 発酵 1か月、ぬか漬けを行った。1か月のぬか漬けは古漬けの1種だと考えられる。増子香奈さんと一緒に、ぬか漬けの元が入ったパックを買いに行き、それぞれ、ぬか漬けを行った。私はきゅうりとナスを使った。1か月が経ち、味見を行った。香奈さんと比べて、私のぬか漬けは、味がしみ込んでいた。この原因として、私は深く漬け込むことだと考えた。毎日、糠に触りまくったからだと考える。食感の違いとして、、キュウリは最初の期間、きゅうりのシャキシャキ感が残っていたが、ナスはやわらかい食感となった。これは、皮の違いと考える。キュウリの皮はナスの皮より、厚みがあって固い。よって、糠のしみ込みがきゅうりの方が遅く、中のシャキシャキ感を保てたと考える。1ヵ月経つと、きゅうりはやわらかい食感となり、ナスもさらにやわらかい食感となった。また、塩度と酸味が濃くなっていると感じた。このことから、1ヵ月が経っても、糠による発酵は進行し続けていたと考える。 【合格に値する証拠】 発酵の技術を用いて、古漬けを行うことができた。
A. 書誌情報 2025年8月5日に、ふきの水煮の調理とその結果という題目で、自著の課題報告を提出した。キーワードとしては、ふき、重曹、板摺り、あく抜きが挙げられる。 要旨 あくぬきの前に板摺りを行ったことでより短時間煮込むだけでほぼ完璧にあくを抜くことができたが、旬が過ぎていた為繊維質が多かった。 合格に値する根拠 あく抜きを行う際にふきの細胞を破壊する必要性を考慮し、塩を用いて物理的にも科学的にも効果的に細胞を破壊する板摺り処理を行うことで、中和反応が起きやすい状況を整えて非常時間がかかってしまうあく抜き作業の時短を目指し工夫を行った。また、表面の温度のみが高くなってしまうと変性し、食感が棒のように硬くなってしまうことから、できるだけゆっくりと繰り返し加熱し、外側の温度を上げず、内側に火を通すことを目指し工夫を行った。これらの工夫の情報集めと材料の調達調理合わせて、8時間以上かかったことから、合格に値する報告である考える。
A.?052【課外報告書】灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう 用意した400mLのわらびの灰汁を抜いた。1000mLの水を鍋に入れてガスコンロに掛け、沸騰したら火を止めて食用重曹こと炭酸ナトリウムをスプーン半分入れた。60℃になるまで20分間放熱し、わらび400gを7時間浸した。わらびを重曹水で浸ける前は力を加えたら子気味の良い音と共に真っ二つに折れたのに対して、わらびを浸けた後は力を加えてもしなやかに曲がり折れることはなかった。また、わらびを浸ける前は鮮やかな緑色をしていたのに対して、わらびを浸けた後は暗い褐色になった。 わらびの灰汁抜きの方法だけでなく、なぜこのような操作が必要なのかを調べた。わらびにはプタキロサイドという発がん性のある天然毒が含まれていることから、重曹で組織を軟化させて灰汁として抜く必要があることがわかった。この課題で灰汁抜きに対する学びをより深めることが出来た。
A.題名 人絹発祥の舞台の聖地巡礼をしよう 著者 後藤将太 旧米沢高等工業学校と御成山公園の石碑を実際に訪問し、山形大学工学部の歴史や産業の歴史について調査をした。旧米沢高等工業学校は染色をはじめとした、日本の化学工業分野の発展に大きく寄与した。山形の人々が積極的に誘致を行い、地元の人々の支えが当時からあったおかげで今の日本の技術や山形大学工学部が存続していると考えられる。 実際に2か所発祥の地に出向き時間をかけて調査をしたことが合格に値すると考える。
A.「古漬け(ひと月以上の漬け込み必須)を楽しもう」 著者 近 ありす 提出日 2025年8月4日 キーワード 古漬け 乳酸発酵 浸透圧 きゅうりが好物であり漬物にするとどのような味になるのか興味があったことからきゅうりの古漬けを作った。調理方法は、きゅうり6本を洗い、水気を切った。計量カップに水130㏄、塩を13g入れて混ぜた。バットの底に塩をふりきゅうりを並べて塩を上からもふった。塩水をバットの側面から加え、皿を乗せて上からラップをして重しを乗せた状態で、冷蔵庫で8日置いた。きゅうりを洗い、水気をふいてからバットに並べ、塩をふった。重しを乗せて冷蔵庫で1か月置いた。きゅうりを切りゆでて冷水にさらした。その後1時間ほどつけ、水気を切って絞った。実際に食べてみて、味はしょっぱく、全体的にやわらかくてしなしなしていた。なぜこのような触感になるのか考察した。細胞の周りの濃い食塩水によって浸透圧の作用が働き、細胞膜を通してきゅうりの内部から水分が浸出する。このとき、原形質分離を起こし細胞死となって、きゅうりのハリが失われて収縮し、しんなりとした食感になったと考えられる。 きゅうりを1か月つけたため、とても時間がかかった。きゅうりを漬け込むことでどのように変化するのかを実際に確かめることができた。なぜその変化が起こるのかについても考えることができた。以上のことから合格に値すると考える。
A. もっとも手間暇を注いだ課外報告書は「灰汁抜きをして、山菜料理を楽しもう」である。題目は「重曹を用いた山蕗の灰汁抜きおよび煮付けによる調理」である。著者は石毛翼で、8月5日に報告書を提出した。この報告書のキーワードは、山蕗、灰汁抜き、ペクチン、細胞壁である。 慣れ親しんだ山蕗の煮付けを調理することで灰汁抜きの効果を考察した。重曹を加えて茹でることで、そのアルカリ作用によりペクチンを分解し、蕗を柔らかくした。また、茹でた後に冷水で冷やすことで細胞にハリが生まれ、シャキシャキとした食感になったと考えられる。 山蕗を色々なスーパーを回って見つけるのに1時間を要した。そして、山蕗を下処理してから煮付けの完成までは6時間要した。それから報告書の下書きから完成までは3時間要し、報告書の完成までには合計10時間か かった。 このテーマに取り組むことで、灰汁抜きの原理を理解するとともに料理の技術を向上させることができた。
A.【課外報告書】人組 (ビスコ ースレーヨン) 発祥の舞台の聖地巡礼をしよう
A.①緒言 今回、紅花を使って綿のハンカチを染色する体験を染織工房わくわく館で行った。紅花は古くから山形で栽培されてきた伝統的な植物であり、黄色や赤など複数の色素を持つ染料としても知られている。体験では、紅花の持つ自然の色を使って、模様をつける染色方法に挑戦した。 ②方法 まず、染めたい色を決めた後、ハンカチを輪ゴムなどで絞って模様づけをした。最初にハンカチを水でよく濡らし、色の入りを良くする下準備をしたうえで、染液に入れ、数分間ゆっくりとかき混ぜながら染色を行った。その後、酢水に1分間ほど浸して発色を定着させた後、さらに水洗いをして仕上げた。乾燥させる際にはアイロンを使ってしっかりと色を定着させた。 ③結果 完成したハンカチは、紅花由来の柔らかい色合いで染まり、紫色の模様が美しく浮かび上がっていた。輪ゴムで縛った部分は白く抜けており、手作りならではの味わい深い模様となっていた。見た目の美しさに加え、紅花の自然な香りもほのかに残っており、五感で楽しめる作品になった。 ④考察 紅花は水に溶けやすい黄色の色素と、アルカリで抽出し酸で定着させる赤い色素を含んでおり、染色にはそれぞれの性質を活かした工程が必要だった。今回の染織工房わくわく館での体験では、こうした自然素材を扱う中で、古くからの知恵や技術がいかに理にかなっているかを実感できた。また、同じ紅花を使っていても、絞り方や浸す時間によって模様や発色が異なるため、一つとして同じものができないことに手作業ならではの面白さがあった。紅花の染色は、単なる色づけではなく、地域の伝統や文化とも深く関わっていることがよく分かった。
A.「 【課外報告書】染色体験をしてみよう」です。 実際に「染織工房わくわく館」を訪れ、綿ハンカチーフの染色体験を行いました。体験では、輪ゴムや割りばしなど身近な道具を使いながら、自分だけの模様を創り上げていきました。輪ゴムで布を縛ることで染まらない部分を作り出し、その工夫によって多様なデザインが可能になることを実感しました。染色作業は単に色をつけるだけでなく、丁寧に染料を浸透させ、適切な時間置くことが重要であると学びました。染色後はハンカチーフを干し、乾燥させる工程も含め、完成までに時間と細やかな手間が必要であること手間暇を注ぐことの大切さをを身をもって体感しました。この体験を通して、伝統的な染織技術の奥深さと、それを支える職人の繊細な手仕事の価値を改めて認識できました。モノづくりの過程には時間を惜しまない丁寧さが欠かせないと感じました。
A.
A.
A.
<!-- 課題 課題 課題 -->
<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=395'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID='>
<a/a>・
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID='>
</a>
</li>
<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。