005.  有機電解液中の水分濃度とブレークダウン電圧

非水カソード材料とアルミニウム不働態皮膜のブレークダウン電圧 の単元です。

小単元

概要

有機電解液中の水分濃度とブレークダウン電圧

有機電解液中のアニオンによって挙動が異なります。
過塩素酸リチウム1)、四フッ化ホウ酸リチウム2)、六フッ化リン酸リチウム3)で調べてみると、LiPF6とBF4では耐電圧が向上し、ClO4では腐食してしまいます。
立花和宏,○,リチウム電池,2000年電4)

リチウム電池駆動用電解液中でのアルミニウムの不働態化-水分の影響-
立花和宏,○佐藤幸裕,仁科辰夫,遠藤孝志, 2000年電気化学秋季大会, (2000).
(1) 過塩素酸リチウム, , LiClO4, FW = 106.3916 g/mol, (化学種).
(2) 四フッ化ホウ酸リチウム, , LiBF4, FW = 93.7446 g/mol, (化学種).
(3) 六フッ化リン酸リチウム, , LiPF6, FW = 151.9052 g/mol, (化学種).
(4) リチウム電池駆動用電解液中でのアルミニウムの不働態化-水分の影響-
立花和宏,○佐藤幸裕,仁科辰夫,遠藤孝志, 2000年電気化学秋季大会, (2000).

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参考文献（ 書籍 ・論文 ・ＵＲＬ）