ESR測定によるニオブアノード酸化皮膜欠陥の定量分析


卒業研究(C1-電気化学2004〜) の単元です。

小単元

概要

ESR測定よるニオブアノード酸化皮膜欠陥定量分析

1 緒言及び目的
ニオブアノード酸化皮膜比誘電率42でありタンタルアノード酸化皮膜比誘電率(23~27)比べて大きいニオブアノード酸化皮膜誘電体して用いるニオブコンデンサタンタルコンデンサ比べて大容量化が期待できるニオブ遷移金属でありその酸化皮膜は非化学量論的化合物となるしたがってESR測定によって結晶中の不対電子定量すれば酸化物の組成Nb2O5-xに関する情報がえられるよってニオブアノード酸化皮膜ESR測定よる組成分析目的する

2実験方法
   ESR測定キャビティ片側から直径0.3mmのニオブ7~10mm程差込  みそのままキャビティガスバーナーで溶封する0.1mol/lのリン酸水溶液調整しマイクロシリンジで空気が入らないように電極周辺からキャビティ内に注入する最後に0.5mmのPt電極キャビティ反対側から挿入固定し20Vに達したら10分間エージングするその後ESR測定行うアノード酸化時の漏れ電流値と体積当りの物質量の報告すること

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