親水性導電性高分子を用いたニオブコンデンサの絶縁性の向上


卒業研究(C1-電気化学2004〜) の単元です。

小単元

概要

1 緒言及び目的
 ニオブ化成することで金属表面にアノード酸化皮膜Nb2O5形成その皮膜誘電体して用いているだがニオブ熱安定性に欠けタンタル比べ皮膜絶縁性リーク電流特性悪い田中らは電解質に水分添加することで皮膜絶縁性が向上すると述べているまた赤峰らはカソード材料導電性高分子であるポリアニリン使用することで漏れ電流値抑制することが出来ると述べている今回は高分子使用するニオブ箔の漏れ電流値がどの程度になるか確認すること目的する

2 実験方法
 Nb箔厚さ0.05mm純度99.9旗型に切り出しアルカリ脱脂後5分間超音波洗浄するその後旗型電極の柄の部分50Vでマスキング電極面積cm2なるようにする0.1リン酸水溶液,25℃で流密度1mA/?で定電流アノード酸化電位20VVS.Ag/AgCl達したら15エージングする照極にAg/AgCl対極Pt用いるその後電解液mol/L LiClO4 /EC:DEC(1:1)擬似照極にAg対極Ptで定電流アノード酸化5Vに達したら30分間定電位保持する漏れ電流値が180μAになること確認できるクロノアンペログラム記録すること

関連の展示品

参考文献書籍論文 ・URL)