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酸塩基滴定
無機・分析化学基礎実験
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小単元
概要
目的
ブレンステッド・ローリーの定義によれば、酸とはプロトンを与えうる物質であり、塩基とは他の物質からプロトンを受け取ることのできる物質である。この定義に従えば酸塩基反応はプロトン移動反応である。量論的には、酸1 molで何molのプロトンを出すか、塩基1 molで何molのプロトンを受け取るかが重要となる。
ここでは、濃度既知の酸またはアルカリで濃度未知のアルカリまたは酸を定量する酸塩基滴定を通して、酸と塩基の反応について考察する1)。
中和滴定曲線2)