0031.0004.  真空放電と熱電子

https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/54299/c1/pikatto.asp
ピカッとさいえんす の単元です。

小単元

概要

メンディガラスの容器から空気抜いて高電圧かけると美しい光発することは結構古くから知られていましたたとえばこちらもすっかり見かけなくなったネオン管ですプラズマボールなどで見ることがありますね

ピカッとさいえんす放射線と節電01プラズマボール

真空放電ファラデーなんかも調べていましたが本格的に調べられたのはガイスラー水銀ポンプ発明してから大気一万分の気圧達成さらにポンプが発達して大気圧の100分のぐらいでカソードから負の電荷もったエネルギー粒子が飛び出していること見つけたのがクルクス

さて何気圧でしょうか?聴衆とテレビに向かって

カソードから出る光ということでカソードレイ高校では陰極線と教わるねブラウン管のことCRTいうけどあれはカソードレイチューブまさにYouTubeの語源だねこの陰極線カソードからアノード方通行で流れて磁場や電場で曲げることができるんです

陰極間の図解

さて話は白熱電球に戻ります

エジソンはね白熱電球フィラメント指さしながらこの白熱電球のフィラメント寿命延ばそうとして金属で覆い作ったんですくわえてエジソンは直流にこだわっていたため電気の片側だけにが起きること見逃した

エジソンにあこがれてエジソンの下で働いてすぐやめたフレミングモールス受信器のところで実験進めていましたそしてこの現象がラジオ検波使えること見つけたんですあとでだいぶ悔しい思いしたようですけど

どこがポイントかというと熱したフィラメントからは低い電圧で電子が飛び出すということ熱電子と言いますフレミングエジソン敬意表してエジソン効果と呼んでいます真空放電に必要だった高電圧がこの熱電子放出によってぐっと低い電圧になったんですね

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