アルミニウムの不働態皮膜
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卒業研究(C1-電気化学2004〜)
の単元です。
小単元
概要
リチウムイオン二次電池用の電解液中ではアルミニウム集電体の表面にバリア型の不動態皮膜が存在する(文献)。この不動態皮膜は高電場機構と呼ばれる反応機構で生成する。ここでjは不動態化電流の電流密度、eは電場強度、A,B は温度や皮膜の組成によって決まる定数である。ここでj=1A/m2程度のときの電場強度eの逆数をアノダイジングレシオδaと呼び、水溶液中の場合は1.3〜1.4nm/Vであることが知られている。
1)。
【物理量】アノダイジングレシオ2)
(
1)
リチウム電池駆動用電解液中におけるアルミニウムの不働態化立花 和宏,
佐藤 幸裕,
仁科 辰夫,
遠藤 孝志,
松木 健三,
小野 幸子,
Electrochemistry, Vol. 69, No.9, pp.670-680, (
2001).
(
2)
アノダイジングレシオ x /
m/V.