リチウムイオン二次電池の大型化への課題

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卒業研究(C1-電気化学2004〜) の単元です。

小単元

概要

もっとも懸念される課題は安全性であろう大容量高出力のエネルギーが制御されることなく気に開放されれば危険極まりないのは当たり前である
将来的に革新的な製造方法が開発される可能性はあるにしても現在は合材スラリー集電体箔に塗布乾燥して巻き取りセパレータ介してケージング電解液含浸させて電池とする1)大型電池作るには広幅で塗布する必要がある広幅になれば中央部と端で圧が異なったりと塗布厚み制御するのが難しくなってくる内部抵抗小さくするために電極全体の厚み薄くすれば塗布ムラ誤差さらに大きく影響するセパレータぎりぎりまで薄くすれば塗布ムラの凸部によってセパレータが異常圧力受けて破損し短絡引き起こすこともありえるこうなると塗布ムラは安全性の問題とも関係する
実際に自動車用に構成する場合は組電池で使われることになるそうすると個々の電池のばらつきによって課題が起きるしたがって大型化に伴って塗布厚みがばらつくとそれが電池のばらつきとなり組電池で使う場合の問題となる
製造コスト下げるには製品流す速さ上げる必要がありこれも困難もたらす

少しでも材料無駄にしないためには

(1 > リチウムイオン電池の製造
芳尾真幸、小沢昭弥, リチウムイオン二次電池−材料と応用−第二版, 日刊工業新聞社, (1996).

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