リチウムイオン二次電池の高出力化の課題

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卒業研究(C1-電気化学2004〜) の単元です。

小単元

概要

活物質の質量エネルギー密度その組成で支配される電気量ファラデー法則支配され電圧は組成に支配される電気化学反応によって支配される放電深さや充電深さによる微妙な電位の変化はともかくとして大雑把なところ材料が決まれば質量エネルギー密度もほぼ決まってしまう

合材の配合や粒子同士の接触状態が同じであれば内部抵抗断面積1)反比例するつまり断面積が大きいほど内部抵抗低減できる断面積は集電体のみかけの面積とほぼ等しい(ただし集電体の表面積とみかけの面積混同してはならない)電池だけで高出力化からずにキャパシタとの組み合わせが考えられる

電池の性能比較2)

もっとも大きいのは集電体面積あたりの活物質の量である3)

内部抵抗
(1内部抵抗(Internal RegistanceR [オーム].
(2電池の性能比較,質量エネルギー密度,体積エネルギー密度, (プロット).
(3Architectures of Positive Electrodes for Rapid Charging/Discharging Performance of Lithium Ion Secondary Batteries
K.Tachibana, T.Tomonori, C. Kanno, T. Endo, T. Ogata, T. Simizu, S. Kohara, T. Nishina, Electrochemistry , Vol.71, No.12, P.1226-1230, (2003).

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