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ピカピカの金属が変色したり黒ずんだりボロボロになったところ。金属が酸化して酸化物になること。あるいはその酸化物です。銀などは水分を含む空気中で酸化物より硫化物になったりします。錆が酸化皮膜として表面を覆うことを不働態といい、酸化が金属の内部にまで進行することを腐食といいます。金属が錆びないように工夫することを防食あるいは防錆といいます。防錆剤にはアミン系などがあり、有効成分の極性基が金属表面に吸着して強固な吸着層を作り、金属を発錆腐食から保護します。鉱物系防錆油、有機溶剤系防錆液、水溶性防錆液、などがあります。鉄を合金にすることで錆びなくしたステンレスもあります1)。