田邉 悠
2021/03/09 場所3-3301 ,? ℃,湿度?,気圧? hPa

Auの前処理から廃液処理まで

1.実験

1.1実験準備

表に実験で使用した機器・器具を示す.

表使用器具
名称 ID メーカー Cabinet ID 型番
前処理後金線保存ケース 4790※2 - - -
金線保存ケース 4784※2 - - -
ピンセット - - - -
10 mLビーカー -/td> - 325 -
30 mLビーカー -/td> - 325 -
200 mLビーカー -/td> - 325 -
500 mLビーカー -/td> - 325 -
養生テープ -/td> - -
両面テープ -/td> - -
pHメーター 1898/td> HORIBA - LAQUAtwin-pH-33
保護メガネ -/td> - -
白衣 -/td> - -

表に実験で使用した試薬を示す.

表使用試薬
名称 Cabinet ID Youzan ID 入手先 使用量
金線 4784 13635 田中貴金属 10本
1M NaOH aq 339 14534 3-3301 5 mL
1M NHNO3 aq 339 14535 3-3301 10 mL
精製水 92 14523 3-3301 100 mL

1.2実験方法

1.2.1前処理

実験をする前に白衣(作業着)と保護メガネを着用しよう!図1に準備万端の伊藤先生を示す.

図1 準備万端の伊藤先生

図2入荷ヤードを示す.図3にツールヤードを示す.入荷ヤードに金線保存ケース,処理後の金線保存ケース,前処理液(1M NaOH,1M HNO3),掃除用具を準備した.ツールヤードにビーカーとピンセットを準備した.

図2 入荷ヤード
図3 ツールヤード

図4に前処理するために準備した実験台を示す.実験台の作業スペースにビーカーを固定するように両面テープを張った.前処理の作業手順を見える化するために養生テープを張って作業工程と作業時間の目安を記した.

図4 準備された実験台

前処理に使う10 mLビーカーを4個用意した.廃液用に使用する30 mLビーカーを2個用意した.緊急用に使う10 mLビーカーを1個用意した.前処理用に使う10 mLビーカーを作業手順通りに作業台に張られた両面テープに固定した.前処理用に使う10 mLビーカー2個を精製水で共洗いし精製水を10 mずつL加えた.1個の10 mLビーカーをHNO3 aqで共洗いしにHNO3 aqを10 mL加えた.金線保存ケースから金線2本をピンセットで取り出し10 mLビーカーに入れた.金線が入ったビーカーにNaOH aqを5 mL加えて金線全体が溶液に浸漬されるか確認した.NaOH aqやHNO3 aqをビーカーに移す際はテーブルにこぼれないように下にトレーを置いて作業した.金線が入ったビーカーを作業台に固定しストップウォッチをスタートし前処理を開始した.前処理の手順はNaOH aqに60s,精製水に15s,HNO3 aqに30s,精製水に15s浸漬し前処理後の金線保存ケースに移して自然乾燥させた.この工程を5回繰り返し前処理を行ったの金線を10本用意した.間の精製水は2工程ごとに取り換えた.一連の行程動画を下記に示す.

失敗談や改善点

1.2.2廃液処理から後片付けまで

廃液処理のために200 mLビーカーを用意した.洗液に使った水を200 mLビーカーに移した.その後前処理に使った廃液を200 mLビーカーに入れて中和した.500 mLビーカーを水道に用意して水道水を500 mLビーカーーに流した.水道水が入った500 mLビーカーに200 mLビーカーに入った廃液を少しづつ加えて無限希釈して下水道に流した.全て流し終わったら200 mLビーカーに水道水を加えて洗浄した.500 mLビーカーの口から出ている水と水道から直接出ている水をpHメーターを用いて同じくらいのpHであることを確認したら水道の水を止めて無限希釈を終了した.廃液作業の動画を下記に示す.実験終了後のビーカーの掃除の仕方の動画も下記に示す.

失敗談や改善点


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