表に実験で使用した機器・器具を示す.
名称 | ID | メーカー | Cabinet ID | 型番 |
---|---|---|---|---|
前処理後金線保存ケース | 4790※2 | - | - | - |
金線保存ケース | 4784※2 | - | - | - |
ピンセット | - | - | - | - |
10 mLビーカー | -/td> | - | 325 | - |
30 mLビーカー | -/td> | - | 325 | - |
200 mLビーカー | -/td> | - | 325 | - |
500 mLビーカー | -/td> | - | 325 | - |
養生テープ | -/td> | - | - | |
両面テープ | -/td> | - | - | |
pHメーター | 1898/td> | HORIBA | - | LAQUAtwin-pH-33 |
保護メガネ | -/td> | - | - | |
白衣 | -/td> | - | - |
表に実験で使用した試薬を示す.
名称 | Cabinet ID | Youzan ID | 入手先 | 使用量 |
---|---|---|---|---|
金線 | 4784 | 13635 | 田中貴金属 | 10本 |
1M NaOH aq | 339 | 14534 | 3-3301 | 5 mL |
1M NHNO3 aq | 339 | 14535 | 3-3301 | 10 mL |
精製水 | 92 | 14523 | 3-3301 | 100 mL |
実験をする前に白衣(作業着)と保護メガネを着用しよう!図1に準備万端の伊藤先生を示す.
図2入荷ヤードを示す.図3にツールヤードを示す.入荷ヤードに金線保存ケース,処理後の金線保存ケース,前処理液(1M NaOH,1M HNO3),掃除用具を準備した.ツールヤードにビーカーとピンセットを準備した.
図4に前処理するために準備した実験台を示す.実験台の作業スペースにビーカーを固定するように両面テープを張った.前処理の作業手順を見える化するために養生テープを張って作業工程と作業時間の目安を記した.
前処理に使う10 mLビーカーを4個用意した.廃液用に使用する30 mLビーカーを2個用意した.緊急用に使う10 mLビーカーを1個用意した.前処理用に使う10 mLビーカーを作業手順通りに作業台に張られた両面テープに固定した.前処理用に使う10 mLビーカー2個を精製水で共洗いし精製水を10 mずつL加えた.1個の10 mLビーカーをHNO3 aqで共洗いしにHNO3 aqを10 mL加えた.金線保存ケースから金線2本をピンセットで取り出し10 mLビーカーに入れた.金線が入ったビーカーにNaOH aqを5 mL加えて金線全体が溶液に浸漬されるか確認した.NaOH aqやHNO3 aqをビーカーに移す際はテーブルにこぼれないように下にトレーを置いて作業した.金線が入ったビーカーを作業台に固定しストップウォッチをスタートし前処理を開始した.前処理の手順はNaOH aqに60s,精製水に15s,HNO3 aqに30s,精製水に15s浸漬し前処理後の金線保存ケースに移して自然乾燥させた.この工程を5回繰り返し前処理を行ったの金線を10本用意した.間の精製水は2工程ごとに取り換えた.一連の行程動画を下記に示す.
廃液処理のために200 mLビーカーを用意した.洗液に使った水を200 mLビーカーに移した.その後前処理に使った廃液を200 mLビーカーに入れて中和した.500 mLビーカーを水道に用意して水道水を500 mLビーカーーに流した.水道水が入った500 mLビーカーに200 mLビーカーに入った廃液を少しづつ加えて無限希釈して下水道に流した.全て流し終わったら200 mLビーカーに水道水を加えて洗浄した.500 mLビーカーの口から出ている水と水道から直接出ている水をpHメーターを用いて同じくらいのpHであることを確認したら水道の水を止めて無限希釈を終了した.廃液作業の動画を下記に示す.実験終了後のビーカーの掃除の仕方の動画も下記に示す.