ARDUINOケース開発



はじめに

Arduinoを用いた基板が完成したところで次に完成品としてパッケージングしなければならない。 基板の保護と見た目も重要であるためである。また、MMP1号機は今後メンテナンスやマイナーチェンジする ことも考えて設計しなければならない。

1.arduino本体の寸法の確認

ケースを作成するにあたってまずはMMP1の基板の大きさを確認しなければならない。 各寸法を画像1および画像2に示す。

画像1


画像2

画像1の42oの箇所は基板のカット次第で数oの誤差がある。

2.ラフスケッチの作成

ケースを作成するにあたりおおむねの形をラフスケッチという形で書き起こした。 このイメージをもとにCAMをしていく。この段階で寸法のマージンなどを考えて書き起こしておくと この後の作業がスムーズである。

ラフスケッチ

3.CAD

今回は3DCADソフトウェアとしてSolidWorksを用いた。SOLIDWORKSの使い方についてはチュートリアルが内蔵されているのでそちらを参照していただきたい。


4.設計詳細

ケース1号機の3Dイメージと図面を以下に示す。ケースの構造としては直方体の一方を開け内側面に溝を設けた。この溝に基板の破断面(画像1の95mmのほう)を スライドしていれることとした。また基板の厚みが2oであるため、ケース側の溝高さを2.2oとして奥行きを1.5oとした。ケースの厚みは3oとした。 ターミナルブロックへの接続用に窓を設けた。




<3Dデータ>

CaseType1.SLDPRTダウンロード



・MMPケース試作2開発