99-2. 課外報告書の申告について

本授業の評価は、山形大学学部規則第34条にもとづき、報告書と平常の成績によって行います。 成績評価申請書(単位認定申請書)を提出するにあたって、下記の内容を確認してください。

課外報告書の申告

課外報告書の加点とは、授業時間外(ひとつのテーマにつき8時間以上)の取り組み姿勢に対する評価です。開講前にテキストを購入して取り組んだ予習報告書は、課外報告書に含まれます。開講期間中に、自らテーマを設定して取り組んだ自由研究も、課外報告書に含まれます。

ここで報告書とは、授業時間外に取り組んだWebClassへ課外報告書・予習報告書として提出された表現を言います。時間的制約から、報告書としていますが、本授業では、報告書を研究論文と同等の著作物と位置付けています。

申告内容

申告できるテーマは、最大4つです。 課外報告書による加点を申告をするときは、取り組んだテーマにつき、報告書の書誌情報、要旨、入選理由の3つの項目を書いてください。

最大限の努力を払っていると信頼し、 内容の如何にかかわらず課外報告書の評点(10点)を加点します。 設問に対応する研究が、課外報告書・予習報告書として、締め切りまでにWebClassに提出されていない場合は、何も記入しないでください。

同じテーマによる報告書を、異なる価値基準の設問に対して、重複投稿(回答)しないでください。 他の授業の報告書として提出したテーマについても同じです。 二重投稿(多重投稿)は、自己盗用であり、不正行為と見なすことがあります。

盗用・捏造・改竄(かいざん)した報告書は、投稿(回答)しないでください。 これらは、不正行為とみなすことがあります。

盗用は、他人の研究を、自らのものであるかのように装うことをいいます。 捏造は、実際にはしていないことを、やったかのように仕立て上げることをいいます(ネットで調べただけというのも含みます)。 改竄(かいざん)は、データなどを自分の都合で、勝手に書き換えてしまうことを言います。

「要旨」は、「要約」や「要点」と違います。 この機会に、「要旨」、「要約」、「要点」、「概要」、「抄録」の違いを調べてみてください。 要旨では、報告書に示された筆者の主張(感情や思想)を短くまとめたものを言います。提出された報告書の内容を逸脱しないことも大切です。 理系の論文では、客観的事実の構成によって感情や思想を伝えます。伝えたい感情としては、たとえば発見の驚きなどです。 そのときに「驚いた」などと直接的な心情表現を含めないでください。

報告書に含まれる価値のすべてを、一律の基準で、評点にすることはできないし、すべきでもありません。 たとえば、苦手意識をもっていた人が、一歩を踏み出すききっかけとなった報告書は、たとえ、内容が稚拙だったとしても、それは大いに評価されるべきものです。

実際、よい報告書がたくさんあります。

もし、数字による評点以外の、感想を聞きたい場合は、個別にご連絡ください。 時間の許す範囲において、コメントさせていただきます。 連絡多数のため、時間がとれなかった場合は、ご容赦ください。

申告できる数と価値基準の種類

申告できる報告書は、最大4つ(10点×4)です。 二重投稿(多重投稿)のないように選んでください。

取り組んだテーマの数を超えて、回答しないでください。 たとえば、ひとつしか課外報告書に取り組んでいない場合、価値基準1~4のうち、ひとつしか回答できません。 その場合は、どれかひとつの価値基準に回答し、ほかの価値基準は、回答しないでください(空欄)。 取り組んだテーマの数を超えて、回答した場合、二重投稿(多重投稿)として不正行為として扱います。

成績は,100点を満点として次の評価点,成績区分及び評価基準をもって表し,S,A,B及びCを合格,Fを不合格とする。

評価点 成績区分 評価基準(取り組みの目安)
100~90点 S 到達目標を達成し,きわめて優秀な成績をおさめている。 (すべての授業に取り組み、課外報告書を3報以上提出している)
89~80点 A 到達目標を達成し,優秀な成績をおさめている。 (すべての授業に取り組み、課外報告書を2報以上提出している)
79~70点 B 到達目標を達成している。 (すべての授業に取り組み、予習報告書を提出している)
69~60点 C 到達目標を最低限達成している。 (すべての授業に取り組んでいる)
59~0点 F 到達目標を達成していない。 (すべての授業に取り組んでおらず、挽回のための課外報告書も提出していない)

課外報告書の評価は、研究内容を報告書にまとめる姿勢も含みます。 WebClassへ課外報告書・予習報告書として提出された表現の評価です。 〆切に間に合わず、提出できなかった場合は、申請しないでください。 研究を計画的にすすめ、〆切に間に合うように報告書を執筆し、提出する姿勢こそ、評価されるべきことだからです。 また、工業の現場でも、納期厳守が鉄則です。 計画性や納期厳守の姿勢がくみ取れない場合、優秀な成績をおさめたとは言い難いことをご理解ください。

万一、不正が疑われる事案があった場合は、ご一報ください。