田邉 悠
2021/03/26 場所3-3301 実験台1 ,22 ℃,湿度26%,気圧990 hPa

打ち込み電極作成

実験

実験準備

表に実験で使用した機器・器具を示す.

表使用器具
名称 ID メーカー Cabinet ID 型番
金切りバサミ 4783※2 - - -
金線保存ケース 4784※2 - - -
ものさし 4765※2 - - -
ピンセット 4786※2 - - -
カッター - - - -
カッターマット - - - -
ニッパー - - - -

表に実験で使用した試薬を示す.

表使用試薬
名称 Cabinet ID Youzan ID 入手先 使用量
金線 322 13635 田中貴金属 60 ㎝

実験方法

オペレーター:田邉,実行者:関根君

図1に実験台1の写真を示す.ツールヤードにアルコール除菌スプレー,キッチンペーパー,ハンマー,電工ペンチ,薬さじ,ピンセット,薬包紙を準備した.入荷ヤードに前処理後金線保存ケース,MnO2,圧着端子を準備した.

図1 準備された実験台1

図2にMnO2を測り取っている様子を示す.上皿電子天秤の電源をオンにした.薬包紙を二つ折りにして上皿電子天秤の上に乗せて風袋引きをした.薬さじでMnO2を10 mg測り取った.

図2 MnO2を測り取っている様子

図3にブロックの上に置いたMnO2と金線を示す.図4,5に金線にMnO2を打ち込んでいる様子を示す.ブロックの上に測り取ったMnO2を薬包紙ごと移動させた.ピンセットで前処理後金線保存ケースに入っている金線を一本取り出した.取り出した金線を薬包紙上のMnO2に置いた.このとき金線の半分の長さがMnO2上に重なるように置いた.また金線が丸まったりしていてまっすぐになっていないと打ち込みづらいのでピンセットでまっすぐにした.薬包紙を金線と平行になるように折り,金線とMnO2が重なっているところをハンマーで3回たたいた.金線にMnO2がくっついていることを目視で確認した.

図3 ブロックの上に置いたMnO2と金線
図4 金線にMnO2を打ち込んでいる様子
図5 金線にMnO2を打ち込んでいる様子

図6に金線を圧着端子に圧着している様子を示す.電工ペンチの使い方の動画を載せた.MnO2を打ち込んだ金線をピンセットでつまみ,金線のMnO2がついていない方を圧着端子に通して電工ペンチで圧着した.これをMnO2打ち込み電極とした.作成した打ち込み電極保存ケースに入れた.

図6 金線を圧着してる様子

この作業を五回繰り返して電極を5本作製した.なお最初に薬包紙に測り取ったMnO2が一回の打ち込み量に対して多くとってしまったので,五回の打ち込み作業すべてに最初に測り取ったMnO2を使用した.打ち込み電極作成後なにも打ち込まない金線を圧着端子に圧着してブランクの電極を1本作成した.

改善点や失敗談


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