第2章 薬品管理関係のプログラムの作成、仕組みのつくり

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2.1 緒言

 山口らは、大学における化学物質管理が難しい点は、教育研究分野が広く、教育研究プロジェクトが多いことである。教育研究分野の広さは、遵守しなければならない化学物質に関する法令の増加につながる。また教育研究プロジェクトの多さは、プロジェクト毎に化学物質を購入するため、大学として保有する化学物質の数と種類を増加させる。さらに大学の教育研究プロジェクトは化学物質の取り扱いに未熟な学生などに対する教育も必要である。これらの理由により、プロジェクト毎に化学物質の管理者(以下、「管理者」という。)の設置が求められると述べている。

 2012年度山形大学工学部において、約800名の学生が試薬使用している。1年間で新規に登録された試薬は800件以上であった。PRTR法の報告提出に3人×40時間のコストが発生している。そこで教育的取り組みやコスト削減目指し、学生が出席や試験、レポート提出が行えるe-ラーニングシステムに注目し出席と同時に試薬管理ができないか試みた。

2.2 実験方法

2.2.1 実験準備

表 2‑1に使用した機器とソフトウェアを示した。

2‑1 使用した機器とソフトウェア

使用機器(ソフトウェア)

メーカー/機種

備考

e-ラーニングシステム

ウェブクラス / Web Class

山形大学で導入している。

サーバー

日本HP/ HP Proliant DL385 G7

情報基盤センターにあるものを使用した。

OS:Windows Server 2008

クライアントPC

富士通 / ESPRIMO FMVDK4C061

OS:Windows 7

リレーショナルデータベース管理ソフト

Microsoft / SQL Server2008

サーバー用

リレーショナルデータベース管理ソフト

Microsoft /

Microsoft Access2010 or 2013

クライアントPC用

2.2.2 実験方法

図 2.1 実験の流れ

 ここでは、提出先の作成と実験者にどのように使用薬品の提出させを記載する。

https://ecsylms1.kj.yamagata-u.ac.jp/webclass/login.php にアクセスする。

図 2.2にWeb Classのトップページを示す。○の箇所のUser IDに大学から渡されたアカウントを入力する。Passwordはアカウントに設定されたパスワードを入力して、「LOGIN」をクリックする。

2.2 WebClassのトップページ

図 2.3にログイン直後の画面を示す。

時間割表から該当する講義をクリックする。該当する講義が時間割表に見当たらない場合は図 2.3右下に参加可能なコースから該当の講義をクリックする。

2.3 ログイン直後

図 2.4講義のコースメニューを示す。講義をクリックするとのような画面が表示される。コンテンツ管理内の「テスト/アンケート」をクリックする。
http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku1.jpg

2.4 講義のコースメニュー

図 2.5に講義のテスト/アンケート 作成/編集/削除を示す。提出先を作成するための図 2.5の丸で囲った新規作成ボタンをクリックする。
http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku2.jpg

2.5 テスト/アンケート作製/編集/削除

図 2.6にテスト/アンケート オプション設定を示す。タイトルは自由に記載してください(例:○月○日使用薬品提出先)。種別はレポートにする。その後、「テスト作成:問題編集」をクリックする
http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku3.jpg

2.6 テスト/アンケート オプション設定

図 2.7に問題編集を示す。課題手入力はユーザーに唯一指示を伝える部分なので、記載する。課題スタイルは「レポート提出」になっていることを確認し、ファイルの種類を限定するに何もチェック入ってないこと確認する。限定してしまうと今回しようするCSVファイルが提出できなくなる。全て終わったらページ右にある保存をクリックする。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku4.jpg

2.7 問題編集

図 2.8の問題編集の保存の仕方を示した。ページ下にレビューが表示されます。確認して不備がなければページ左上の「変更を保存して終了」をクリックする。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku5.jpg

2.8 問題編集の保存の仕方

図 2.9に問題作成の結果を示した。先ほど作成したテスト名がテスト/アンケート作成/編集/削除一覧のリストの一覧に表示されれば問題作成完了である。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku6.jpg

2.9 問題作成の結果

ここからCSVファイルの操作について示す。

CSVファイルは次の行をコピーしWindowsの標準アプリケーションであるメモ帳に貼り付けて、○○.csv(○は任意の文字)で保存すれば作成できる。

「名前」、「試薬ID」、「試薬の名前」、「使用量[g]」、「使用日」、「移管先」、「移管先ID」、「何の実験を行った?」

このCSVファイルはWeb上に置いて被験者にダウンロードしてもらうことによって使用してもらう。ここではWeb Classへのファイルの置き方を説明する。

図 2.10にコースメニューを示す。ここでコンテンツ管理内の資料をクリックする。

2.10 コースメニュー

図 2.11に資料 作成/編集/削除を示した。新規作成をクリックする。

2.11 資料 作成/編集/削除

図 2.12に資料 オプション設定を示した。タイトルに任意の文字を入力する。そのページ下部の「資料作成:ページ編集」をクリックする。

2.12 資料 オプション設定

図 2.13に資料のページ編集を示した。第1節タイトルとテキストともに任意の文字を入力した。添付資料ファイルの「ファイルを選択」ボタンをクリックし、先ほど作成した、CSVファイルを選択する。その後ページ右にある保存をクリックした。

2.13 資料のページ編集

図 2.14に保存後のページ編集を示した。ページ左の○印の箇所に「添付資料」を書かれていればファイルがWeb Class上にアップロード成功したので、「変更を保存して終了」ボタンをクリックした。

2.14 保存後のページ編集

図 2.15に作成後の資料 作成/編集/削除を示す。リストに先ほど作成した資料名が載っていれば完了である。

2.15 作成後の資料 作成/編集/削除

被験者(学生)側の操作を示す。今回の場合は先ほど作成した資料名「学生実験ノート」を例に示した。なお、ブラウザはInternet Explorerを使用した。また、CSVファイルを開く際に、Microsoft Excelを使用した。

図 2.16にコースメニューを示した。被験者にWeb Classにログインしてもらい該当のコースに入ってもらい、コースメニューまで行ってもらった。図 2.16の画面になるので、「学生実験ノート(学生実験)」をクリックしてもらった。

2.16 コースメニュー

図 2.17に資料を示した。「10」ボタンの隣の添付資料をクリックしてもらった。

2.17 資料

図 2.18にファイルのダウンロード画面を示す。ShiyakuTouroku.csvをクリックしてもらった。

2.18 ファイルのダウンロード画面

図 2.19にファイルネームクリック後を示した。ダウンロードの表示をクリックしてもらった。

2.19 ファイルネームクリック後

図 2.20にダウンロードの表示を示した。「ファイルを開く」をクリックしてもらった。

2.20 ダウンロードの表示

図 2.21にCSVファイルをExcelで開いたときを示した。記入の仕方の例としては以下になる。当研究室では管理をしやすくするために、試薬瓶や移管先(廃棄先)にひとつ一つIDをつけている。学生実験においても同様にIDをつけた。

各項目には以下のことを記入してもらった。

名前:自分の名前

試薬ID:試薬ID

試薬の名前:使用した試薬の名前

使用量:使用した試薬の重量を数字だけ記入。

日付:使用した日を「年/月/日」のように記入する。※例 2013/07/29

移管先:廃棄先を記入。※例:有機系廃液タンク

移管先ID:移管先についているIDを記入する。

何の実験を行った?:試薬を使った目的などを記入。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku7.jpg

2.21 試薬登録フォーマット

図 2.22に記入例を示す。ここで、2行目以降も名前を記入するという点と使用量にgを入れないという点を注意してもらった。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku8.jpg

2.22 記入例


図 2.23に保存する際のポップウインドウを示す。ここで「はい(Y)」をクリックしてもらった。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku9.jpg

2.23 保存する際のポップウインドウ

図 2.24に終了の際のポップウインドウを示す。ここでは、「保存しない(N)」をクリックしてもらった。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku10.jpg

2.24 終了の際のポップウインドウ

次にWebClassでの操作になります。WebClassにログインしてもらい、指定の講義に参加してもらった。

図 2.25に指定の講義のコースメニューを示す。コンテンツ一覧の中にある「テスト/アンケート」から授業の際に指定した問題をクリックしてもらった。※今回の例ではテストになる。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku11.jpg

2.25 指定の講義のコースメニュー

図 2.26に提出の仕方を示す。ファイル選択をクリックして先ほど作成したCSVファイルを選択してもらった。その後、レポート提出をクリックしてもらった。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku12.jpg

2.26 提出の仕方

図 2.27に提出完了時を示す。提出すると長細い赤○のように「あなたの提出したファイル ○○○.csv を受け取りました。」となる。※○○○は任意ファイルが間違っていないか確認して、終了をクリックしてもらった。

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/i/shiyaku13.jpg

2.27 提出完了

ここからは管理者を行ったことを示す。

図 2.28にレポート/記述式の採点の場所を示した。はじめに提出されたレポートをダウンロードする。WebClassの指定のコースに入る。レポート/記述式問題の採点をクリックする。

2.28 レポート/記述式採点の場所

図 2.29にレポート/記述式問題の採点を示した。テスト名のコンボックスをクリックし対応するテスト選択した。

2.29 レポート/記述式問題の採点

図 2.30にテスト選択後を示した。テストを選択すると提出日、対象、ユーザーIDの項目が現れる。条件を指定して、「回答を表示」をクリックした。

2.30 テスト選択後

図 2.31に回答表示後を示した。レポートをまとめてダウンロード(zip)をクリックしてレポートまとめてダウンロードした。ダウンロード完了後、ダウンロードしたzipファイルWindowsの標準機能を用いて全て展開した。展開後のフォルダ内にあるファイルがcsvファイルになっているかチェックし、csvファイルでないものはcsvファイルにした。

2.31 回答表示後

このときの出席人数とファイルの提出率、ファイル形式が違う等の正しくないファイル提出の割合、記入漏れ等の記入ミスの割合を算出した。実験3回分を提出してもらった。なお、実験1回目は個人実験、実験2回目はグループ実験であった。

2.2.3 Microsoft Accessを用いたプログラムの作成

 Microsoft Access 2013(以下Access)を使用した。Accessを起動し空のデスクトップデータベースをクリックした(図 2.32)。その後出てきた作成ボタンをクリックした(図 2.33)。

2.32 空のデスクトップデータベースの作成

2.33 作成ボタン

 データベースサーバー「鷹山」上にある「tblChemicalHistory」に使用履歴を記入させたかったので、リンクテーブルの作成を行った。

 図 2.34にODBCデータベースの位置を示した。図 2.34内の赤丸で囲われた「ODBCデータベース」をクリックした。その後、図 2.35のように「外部データの取り込み」ウィンドウが出現するので「リンクテーブルを作成してソース データにリンクする」のラジオボタンをクリックして、OKを押した。

2.34 ODBCデータベースの位置

2.35 リンクテーブルの選択

図 2.36にデータソースの選択を示した。「データソースの選択」ウィンドウが出てくるので新規作成ボタンをクリックした。図 2.37のようにユーザーデータソースを選択して「次へ」をクリックした。

2.36 データソースの選択

2.37 データソース型の選択

図 2.38にドライバーの選択を示した。SQL Serverを選択して「次へ」をクリックした。確認画面(図 2.39)が出てきたので「次へ」をクリックした。

2.38 ドライバーの選択

2.39 選択の確認


図 2.40にサーバー名の設定を示した。新しいデータソースの名前は「Youzan2003」にし、接続するSQL Serverサーバー名は「aeants12」と入力した。権限確認を行う方法は、「ネットワークへのログインIDで、Windows NTの認証メカニズムを使う」を選択し、「SQL Serverに接続して追加の構成オプションの既定設定を取得する」にチェックを入れた。(図 2.41)

2.40 サーバー名の設定

2.41 権限確認を行う方法の設定


 図2.41にデータベースの設定を示した。「既定のデータベースを以下のものに変更する」にチェックを入れて、「Youzan2003」を選択し、「次へ」クリックした。その他の設定では「文字データを変換する」にチェックが入った状態で「次へ」をクリックした。(図 2.43)

図 2.42 データベースの設定

2.43 その他設定


図 2.44にセットアップの確認を示した。設定を確認し「OK」をクリックした。

図 2.45に作成したデータソースの選択を示した。作成した「Youzan2003」を選択し「OK」をクリックした。

2.44 セットアップの確認

2.45 作成したデータソースの選択

 図 2.46にテーブルの選択を示した。Youzan2003内に作成されている使用試薬の履歴を残すためのテーブルである、「dbo.tblChemicalHistory」をクリックして選択し、「OK」をクリックした。

2.46 テーブルの選択


図 2.47にナビゲーションウィンドウにテーブルが出現を示した。「dbo.tblChemicalHistory」がナビゲーションウィンドウに出現したことを確認して、「dbo.tblChemicalHistory」をダブルクリックした。すると図 2.48のような画面が現れてた。

2.47 ナビゲーションウィンドウにテーブルが出現

2.48 tblChemicalHistoryを開いたとき

図 2.49に標準モジュールの位置を示した。図 2.49の赤丸で囲まれた標準モジュールをクリックした。すると Microsoft Visual Basic for Application(以下VBA)のウィンドウが現れた。

2.49 標準モジュールの位置

図 2.50 VBAの作成画面

図 2.51 ソースコードが入った作成画面

図 2.52にCtSWのソースを示した。ダウンロードしたCSVファイルは複数あったので、手間を減らして処理を行うためにMicrosoft AccessのVBA機能を用いてプログラム「CtSW」を作成した。フォルダ内にあるすべてのCSVファイルを全てデータベースに登録することが出来るように作成した。今回のプログラムを実行にするにあたって必要な環境は、「Youzan2003のデータベースサーバーに登録できること」であった。また、仁科研究室と学生実験を行う学部生(3回分)を対象に行い「CtSW」と手入力の時の入力時間を比較した。

1

Sub Honki2(szFileName As String)

2

Dim db As DAO.Database

3

Set db = CurrentDb '--- B

4

Dim fso, ts, tt

5

Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

6

Set ts = fso.opentextfile(szFileName)'ソースファイルのオープン

7

While Not ts.AtEndOfStream

8

Dim s As String

9

s = ts.ReadLine

10

Dim token As String

11

token = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '名前

12

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

13

Dim token2 As String '試薬ID

14

token2 = Left(s, InStr(s, ",") - 1)

15

a = InStr(s, "名前")

16

If a = 0 Then

17

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

18

Dim token3 As String

19

token3 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '試薬の名前

20

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

21

Dim token4 As String

22

token4 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '試薬の使用量

23

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

24

Dim token5 As String

25

token5 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '使用日

26

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

27

Dim token6 As String

28

token6 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '移管先の名前

29

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

30

Dim token7 As String

31

token7 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '移管先のID

32

Dim token8 As String

33

token8 = Mid(s, InStr(s, ",") + 1) '何に使った?

34

'gを消す魔法の構文

35

If InStr(token4, "g") Then

36

token4 = Left(s, InStr(token4, "g") - 1)

37

End If

38

Dim RS As DAO.Recordset

39

Set RS = db.OpenRecordset("dbo_tblChemicalHistory", dbOpenDynaset, dbSeeChanges)

40

RS.AddNew

41

RS!nChemicalSampleID = token2

42

RS!dUsed = token5

43

RS!xQuantity = token4

44

RS!szUserName = token

45

RS!nChemicalSampleID_To = token7

46

RS!szCaption = token8

47

RS.Update

48

RS.Close

49

End If

50

Wend

51

ts.Close

52

Set RS = Nothing

53

Set db = Nothing

54

End Sub

55

Sub FileFined()

56

Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

57

Path = "C:\Users\tan72088\Desktop\Tourokusuru"

58

Set f = fso.GetFolder(Path)

59

Set fc = f.Files

60

For Each f1 In fc

61

'Debug.Print f1.Name

62

Honki2 Path & "\" & f1.Name

63

Next

64

End Sub

2.52 CtSWのソース

2.3 結果

2.3.1 WebClassを用いたファイル提出の正確さ

 表 2‑2に学生実験時のファイル提出の正確さを示した。学生実験の出席人数はすべての週で47名であった。第1回の提出率は68.1%、正しくないファイル提出の割合は9.4%、記入ミスの割合は0%であった。第2回の提出率は91.5%、正しくないファイル提出の割合は14.0%、記入ミスの割合は23.3%であった。第3回の提出率は89.4%、正しくないファイル提出の割合は4.8%、記入ミスの割合は19.0%であった。

2‑2 ファイル提出の正確さ

出席人数/人

提出率/%

正しくないファイル提出の割合/%

記入ミスの割合/%

1

47

68.1

9.4

0 

2

47

91.5

14.0

23.3

3

47

89.4

4.8

19.0

仁科研究室でやったやつは?

2.3.2 エラーの種類

 表 2‑3にエラーが起こる要因を示した。学生実験3回で118件の使用試薬に関するファイルが提出された。

「ファイル形式が違う」というのはCSVファイルでの提出を求めたが、xlsxファイルの提出や拡張子のみ.csvであって実際の中身はxlsxファイルであったものもあった。

「日付が指示通りでない」というのは日本語で「6月7日」書いてあるものがあった。データベースの日付入力欄が日本語は対応していないのでこの状態だとデータベースに書き込む際にエラーが発生する。この場合は手入力で修正した。

「使用量が明らかにおかしい」は学生実験の際に用意した以上の試薬を使っている場合である。主に単位換算ミス(本来50mg使用のものをそのまま50と入力してしまう等)であった。「使用量にmlと記載されている」は塩酸等の強酸の量をgで記載しにくいものが多かった。「何も記載されていない行がある」は図 2.53の○の中のように、新しい行に作成→その行を削除すると,(カンマ)のみが残る状態になってしまう。CSVファイルをExcelで見るとこのエラーは見逃してしまう。

「実験日以外」の日付が指定されているは学生実験が行われた日以外の日付が指定されていた。

「使用量が数値じゃない」は少量や数滴と記載されていた。学生実験中でテフロン分散液を数滴入れるという指示があった。

「名前の欄が指示通りではない」はグループ実験の際、名前の欄に班番号(「G-1」のように記載する)を書くように指示したが、自分の名前が書いてあった。また、「G班」とだけ記載されたファイルもあった。

「IDが記載されていない」と「試薬の名前が記載されてない」は各項目に記載されていなかった。

「指定以外の項目が増えている」は班IDという項目が増やされていた。

「前回の実験データが入っている」は2回目の実験の使用試薬の提出の際に1回目のデータがそのまま記載されていた。

2‑3 エラーが起こる要因

エラー内容

割合/%

ファイル総数

118

ファイル形式が違う

14

0.12

日付が指示通りではない

12

0.10

使用量が明らかにおかしい

7

0.06

使用量にmlと記載されている

6

0.05

何も記載されてない行がある

6

0.05

実験日以外の日付が指定されている

6

0.05

使用量が数値じゃない

5

0.04

名前の欄が指示通りではない

4

0.03

IDが記載されていない

3

0.03

試薬の名前が記載されてない

2

0.02

指定以外の項目が増えている

2

0.02

前回の実験データが入っている

2

0.02

2.53 記載されてない行の発生

2.3.2 CtSWの使用

図 2.52に示したCtSWのソース内の「FileFined()」を実行すると57行目の書かれたフォルダ内にある全てのCSVファイルを元にデータベース内のtblChemicalHistoryのテーブルにレコード書き出された。

 学生実験第1回や研究室内での薬品使用は個人で行ったので薬品の使用量のレコードを重複はないが、グループの実験の際は提出されたファイルを全て登録しようとするとレコードが重複してしまうので、ファイルを分ける作業が必要であった。

2.3.3 手入力とプログラムを用いた入力の作業時間の比較

 管理者が学生からデータを参考にデータベースで手入力した場合の作業時間は40分であったが、CtSWを用いてデータ入力を行った場合の作業時間は10分であった。管理者の作業時間は1/4になった。

表 2‑4 作成したレコード一覧

nChemicalHistoryID

szCaption

nChemicalSampleID

nChemicalSampleID_to

dUsed

szUserName

xQuantity

10075

学生実験

12010

12863

2013/6/5

菅原 友夏

0.34

10076

学生実験

12010

12863

2013/6/5

近藤祐斗

0.36

10077

学生実験

12010

12863

2013/6/5

栄木浩太

0.37

10078

学生実験

12010

12863

2013/6/5

柿崎桂馬

0.4

10079

学生実験

12010

12863

2013/6/5

伊藤充史

0.37

10080

学生実験

12010

12863

2013/6/5

伊東 雅弥

0.37

10081

学生実験

12010

12863

2013/6/5

杉本 千明

0.31

10082

学生実験

12010

12683

2013/6/5

加藤一登

0.33

10083

学生実験

12010

12863

2013/6/5

杉山陽香

0.31

10084

学生実験

12010

12863

2013/6/5

鈴木千晶

0.003

10085

学生実験

12010

12863

2013/6/5

瀬尾和彦

0.37

10086

学生実験

12010

12863

2013/6/5

熊倉亮介

0.37

10087

学生実験

12010

12863

2013/6/5

工藤由佳

0.31

10088

学生実験

12010

12863

2013/6/5

泉谷早紀

0.37

10089

学生実験

12010

12863

2013/6/5

宇佐見梓

0.003

10090

学生実験

11996

12863

2013/6/5

宇佐見梓

0.014

10091

学生実験

12010

12863

2013/6/5

安在友理奈

5

10092

学生実験

12010

12863

2013/6/5

小関優吾

0.37

10093

学生実験

12010

12863

2013/6/5

鈴木健太

0.33

10094

学生実験

12010

12863

2013/6/5

近藤輝一

0.37

10095

学生実験

12010

12863

2013/6/5

大内慎司

0.36

10096

学生実験

12010

12863

2013/6/5

佐藤友樹

0.34

10097

学生実験

12010

12863

2013/6/5

高橋秀明

0.0035

10098

学生実験

12010

12863

2013/6/5

安齋裕也

0.68

10099

学生実験

12010

12863

2013/6/5

池沢悠丞

0.83

10100

学生実験

12010

12863

2013/6/5

宇野周

0.36

10101

学生実験

12010

12863

2013/6/5

今野嵩大

0.31

10102

学生実験

12010

12863

2013/6/5

佐藤祐輔

0.37

10103

学生実験

12010

12863

2013/6/5

黒木崇志

0.33

10104

学生実験

12010

12863

2013/6/5

伊藤一海

0.0032

10105

学生実験

12010

12863

2013/6/5

木村友洋

0.0036

10106

学生実験

12010

12863

2013/6/5

梅本和輝

0.39

10107

学生実験

12010

12863

2013/6/5

佐藤 紀明

0.36

10108

学生実験

12014

12863

2013/6/7

G-1

3.15

10109

学生実験

12873

12863

2013/6/7

G-1

0.1

10110

学生実験

10356

12863

2013/6/7

G-1

2.25

10111

学生実験

12011

12863

2013/6/7

G-1

0.25

10112

学生実験

12010

12863

2013/6/7

G-1

0.01

10113

学生実験

11996

12863

2013/6/7

G-1

0.01

10114

学生実験

10356

12863

2013/6/7

F-2

0.1

10115

学生実験

11993

12863

2013/6/7

F-2

1.2

10116

学生実験

12873

12863

2013/6/7

F-2

0.1

10117

学生実験

12014

12863

2013/6/7

F-2

0.5

10118

学生実験

12014

12863

2013/6/7

E-2

0.1

10119

学生実験

10356

12863

2013/6/7

E-2

10

10120

学生実験

12011

12863

2013/6/7

E-2

1

10121

学生実験

12873

12863

2013/6/7

E-2

0.06

10122

学生実験

10482

12863

2013/6/7

E-2

0.03

10123

学生実験

12008

12863

2013/6/7

E-2

0.012

10124

学生実験

11987

12863

2013/6/7

F-1

0.5

10125

学生実験

11992

12863

2013/6/7

F-1

0.5

10126

学生実験

12008

12863

2013/6/7

F-1

0.08

10127

学生実験

12003

12863

2013/6/7

F-1

6.7

10128

学生実験

332

12863

2013/6/7

F-1

0.03

10129

学生実験

12811

12863

2013/6/7

F-1

1

10130

学生実験

12013

12863

2013/6/7

F-1

0.03

10131

学生実験

10726

12863

2013/6/7

F-1

5

10132

学生実験

12810

12863

2013/6/7

F-1

1

10133

学生実験

12873

12863

2013/6/7

D-1

1.6352

10134

学生実験

12014

12863

2013/6/7

D-1

1.4112

10135

学生実験

10356

12863

2013/6/7

D-1

15

10136

学生実験

12011

12863

2013/6/7

D-1

0.5

10137

学生実験

12811

12863

2013/6/7

D-1

0.12

10138

学生実験

12008

12863

2013/6/7

D-1

0.0327

10139

学生実験

11921

12863

2013/6/7

E-1

6.67

10140

学生実験

12873

12863

2013/6/7

E-1

2.36

10141

学生実験

332

12863

2013/6/7

E-1

0.03

10142

学生実験

12013

12863

2013/6/7

E-1

0.03

10143

学生実験

10726

12863

2013/6/7

E-1

7.52

10144

学生実験

10356

12863

2013/6/7

B-1

0.027

10145

学生実験

10482

12863

2013/6/7

B-1

0.11

10146

学生実験

10290

12863

2013/6/7

B-1

0.048

10147

学生実験

11992

12863

2013/6/7

B-1

0.05

10148

学生実験

11921

12863

2013/6/7

B-1

4.32

10149

学生実験

12873

12863

2013/6/7

B-1

0.001

10150

学生実験

10359

12863

2013/6/7

D-2

0.71

10151

学生実験

10290

12863

2013/6/7

D-2

0.05

10152

学生実験

11992

12863

2013/6/7

D-2

0.05

10153

学生実験

12873

12863

2013/6/7

D-2

1.18

10154

学生実験

11921

12863

2013/6/7

D-2

6.7

10155

学生実験

10482

12863

2013/6/7

D-2

0.2

10156

学生実験

11998

12863

2013/6/7

C-1

5

10157

学生実験

11993

12863

2013/6/7

C-1

0.17

10158

学生実験

10359

12863

2013/6/7

C-1

0.04

10159

学生実験

10482

12863

2013/6/7

C-1

0.3

10160

学生実験

12873

12863

2013/6/7

C-1

3

10161

学生実験

12014

12863

2013/6/7

C-1

2.3

10162

学生実験

10359

12863

2013/6/7

C-2

0.04

10163

学生実験

11921

12863

2013/6/7

C-2

6.6

10164

学生実験

11992

12863

2013/6/7

C-2

0.049

10165

学生実験

10290

12863

2013/6/7

C-2

0.058

10166

学生実験

12873

12863

2013/6/7

C-2

1

10167

学生実験

12811

12863

2013/6/7

C-2

0.123

10168

学生実験

11921

12863

2013/6/7

G-2

14.06

10169

学生実験

12873

12863

2013/6/7

G-2

1.849

10170

学生実験

10482

12863

2013/6/7

G-2

0.0168

10171

学生実験

10359

12863

2013/6/7

G-2

0.052

10172

学生実験

10726

12863

2013/6/7

G-2

5.04

10173

学生実験

11992

12863

2013/6/7

G-2

0.049

10174

学生実験

10290

12863

2013/6/7

G-2

0.053

10175

学生実験

332

12863

2013/6/7

G-2

0.03

10176

学生実験

12013

12863

2013/6/7

G-2

0.03

10177

学生実験

12810

12863

2013/6/7

G-2

0.01

10178

学生実験

11921

12863

2013/6/7

A-2

6.7

10179

学生実験

12811

12863

2013/6/7

A-2

0.05

10180

学生実験

10359

12863

2013/6/7

A-2

0.01

10181

学生実験

10290

12863

2013/6/7

A-2

0.05

10182

学生実験

11992

12863

2013/6/7

A-2

0.05

10183

学生実験

11873

12863

2013/6/7

A-2

1

10184

学生実験

10726

12863

2013/6/7

A-2

5

10185

学生実験

332

12863

2013/6/7

A-2

0.03

10186

学生実験

12013

12863

2013/6/7

A-2

0.03

10187

学生実験

11993

12863

2013/6/7

A-1

0.5

10188

学生実験

12873

12863

2013/6/7

A-1

0.2

10189

学生実験

12014

12863

2013/6/7

A-1

1

10190

学生実験

11998

12863

2013/6/7

A-1

8.25

10191

学生実験

11978

12863

2013/6/7

H-1

5.4

10192

学生実験

12873

12863

2013/6/7

H-1

0.167

10193

学生実験

11993

12863

2013/6/7

H-1

0.5

10194

学生実験

12014

12863

2013/6/7

H-1

2.3

10195

学生実験

10359

12863

2013/6/12

G-1

0.02

10196

学生実験

12000

12863

2013/6/12

G-1

2.52

10197

学生実験

12811

12863

2013/6/12

G-1

0.05

10198

学生実験

10290

12863

2013/6/12

G-1

0.05

10199

学生実験

11992

12863

2013/6/12

G-1

0.05

10200

学生実験

11921

12863

2013/6/12

G-1

4

10201

学生実験

12873

12863

2013/6/12

G-1

0.05

10202

学生実験

332

12863

2013/6/12

G-1

0.09

10203

学生実験

12013

12863

2013/6/12

G-1

0.09

10204

学生実験

12810

12863

2013/6/12

G-1

0.01

10205

学生実験

10359

12863

2013/6/12

F-2

1

10206

学生実験

10482

12863

2013/6/12

F-2

1

10207

学生実験

10290

12863

2013/6/12

F-2

0.05

10208

学生実験

11992

12863

2013/6/12

F-2

0.05

10209

学生実験

11921

12863

2013/6/12

F-2

6.7

10210

学生実験

12873

12863

2013/6/12

F-2

1

10211

学生実験

332

12863

2013/6/12

F-2

31.3

10212

学生実験

12013

12863

2013/6/12

F-2

31.6

10213

学生実験

10726

12863

2013/6/12

F-2

10

10214

学生実験

12873

12863

2013/6/12

B-1

2

10215

学生実験

12014

12863

2013/6/12

B-1

1

10216

学生実験

10356

12863

2013/6/12

B-1

3.02

10217

学生実験

12010

12863

2013/6/12

B-1

0.9

10218

学生実験

11996

12863

2013/6/12

B-1

0.7

10219

学生実験

12873

12863

2013/6/12

E-1

0.0318

10220

学生実験

12008

12863

2013/6/13

E-1

0.03

10221

学生実験

10482

12863

2013/6/14

E-1

0.0294

10222

学生実験

12014

12863

2013/6/15

E-1

4.53

10223

学生実験

10726

12863

2013/6/16

E-1

5.94

10224

学生実験

12014

12863

2013/6/13

D-2

0.3

10225

学生実験

12873

12863

2013/6/13

D-2

5

10226

学生実験

11998

12863

2013/6/13

D-2

7.3

10227

学生実験

11996

12863

2013/6/13

D-2

0.7

10228

学生実験

12010

12863

2013/6/13

D-2

0.9

10229

学生実験

11993

12863

2013/6/13

D-2

0.5

10230

学生実験

12008

12863

2013/6/12

E-2

0.012

10231

学生実験

10482

12863

2013/6/12

E-2

0.049

10232

学生実験

10290

12863

2013/6/12

E-2

0.05

10233

学生実験

11992

12863

2013/6/12

E-2

0.05

10234

学生実験

11921

12863

2013/6/12

E-2

6.7

10235

学生実験

12873

12863

2013/6/12

E-2

0.03

10236

学生実験

332

12863

2013/6/12

E-2

0.03

10237

学生実験

12013

12863

2013/6/12

E-2

0.03

10238

学生実験

10726

12863

2013/6/12

E-2

2.5

10239

学生実験

12873

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

1.6352

10240

学生実験

10290

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

0.05

10241

学生実験

11992

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

0.05

10242

学生実験

11921

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

7

10243

学生実験

12811

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

0.117

10244

学生実験

12008

12863

2013/6/12

栄木浩太 D-1

0.04

10245

学生実験

12011

12863

2013/6/12

F-1

10

10246

学生実験

12811

12863

2013/6/12

F-1

1

10247

学生実験

12873

12863

2013/6/12

F-1

1

10248

学生実験

12014

12863

2013/6/12

F-1

0.5

10249

学生実験

11998

12863

2013/6/12

F-1

10

10250

学生実験

11921

12863

2013/6/12

H-1

6.7

10251

学生実験

12008

12863

2013/6/12

H-1

0.1

10252

学生実験

11992

12863

2013/6/12

H-1

0.05

10253

学生実験

10290

12863

2013/6/12

H-1

0.05

10254

学生実験

12811

12863

2013/6/12

H-1

0.1

10255

学生実験

12873

12863

2013/6/12

H-1

1

10256

学生実験

12003

12863

2013/6/12

C-1

6.7

10257

学生実験

12873

12863

2013/6/12

C-1

1

10258

学生実験

10482

12863

2013/6/12

C-1

0.1

10259

学生実験

10359

12863

2013/6/12

C-1

0.02

10260

学生実験

10290

12863

2013/6/12

C-1

50

10261

学生実験

11992

12863

2013/6/12

C-1

50

10262

学生実験

10726

12863

2013/6/12

C-1

6

10263

学生実験

12013

12863

2013/6/12

C-1

0.03

10264

学生実験

12873

12863

2013/6/12

C-2

0.17

10265

学生実験

12017

12863

2013/6/12

C-2

2.3

10266

学生実験

11998

12863

2013/6/12

C-2

4.9

10267

学生実験

12011

12863

2013/6/12

C-2

0.34

10268

学生実験

11998

12863

2013/6/12

G-2

3.69

10269

学生実験

10359

12863

2013/6/12

G-2

0.082

10270

学生実験

12011

12863

2013/6/12

G-2

0.178

10271

学生実験

10482

12863

2013/6/12

G-2

0.0313

10272

学生実験

12873

12863

2013/6/12

G-2

3.57

10273

学生実験

12014

12863

2013/6/12

G-2

0.9452

10274

学生実験

12010

12863

2013/6/12

A-2

0.012

10275

学生実験

12014

12863

2013/6/12

A-2

8

10276

学生実験

11998

12863

2013/6/12

A-2

20

10277

学生実験

11873

12863

2013/6/12

A-2

31

10278

学生実験

12011

12863

2013/6/12

A-2

3.7

10279

学生実験

11996

12863

2013/6/12

A-2

0.014

10280

学生実験

12811

12863

2013/6/12

A-2

1

10281

学生実験

10359

12863

2013/6/12

A-2

0.5

10282

学生実験

11921

12863

2013/6/12

今野嵩大 A-1

6.7

10283

学生実験

12873

12863

2013/6/12

今野嵩大 A-1

1

10284

学生実験

332

12863

2013/6/12

今野嵩大 A-1

0.03

10285

学生実験

12013

12863

2013/6/12

今野嵩大 A-1

0.03

10286

学生実験

10726

12863

2013/6/12

今野嵩大 A-1

5

10411

インピーダンス測定

12808

1

2013/5/10

西谷諒太

10

10412

インピーダンス測定

12680

1

2013/5/10

西谷諒太

5

10413

バインダーを塗った箔の腐食

12741

1

2013/5/21

加藤直貴

5

10414

バインダーを塗った箔の腐食

12770

1

2013/5/21

加藤直貴

2.3

10415

バインダーを塗った箔の腐食

5

1

2013/5/21

加藤直貴

0.25

10416

バインダーを塗った箔の腐食

12744

1

2013/5/23

加藤直貴

10

10417

引火点測定

12930

1

2013/6/10

加藤慶

38.5

10418

サイクリックボルタンメトリー

12808

1

2013/6/20

西谷諒太

0.005

10419

サイクリックボルタンメトリー

12680

1

2013/6/20

西谷諒太

0.001

10420

サイクリックボルタンメトリー

10721

1

2013/6/20

西谷諒太

0.01

10421

サイクリックボルタンメトリー

6809

1

2013/6/20

西谷諒太

0.02

10422

インピーダンス測定

12864

1

2013/6/19

西谷諒太

0.006

10423

インピーダンス測定

12865

1

2013/6/19

西谷諒太

0.006

10424

インピーダンス測定

12869

1

2013/6/19

西谷諒太

0.006

10425

12719

12830

2013/6/6

人見正俊

0.03

10426

CV測定

10721

1

2013/6/18

深瀬薫子

0.13844

10427

CV測定

12808

1

2013/6/18

深瀬薫子

0.00295

10428

CV測定

12757

1

2013/6/18

深瀬薫子

27.0299

10429

CV測定

9702

1

2013/6/18

深瀬薫子

0.11528

10430

CV測定

10721

1

2013/5/17

深瀬薫子

0.10955

10431

CV測定

12808

1

2013/5/17

深瀬薫子

0.0107

10432

CV測定

12757

1

2013/5/17

深瀬薫子

17.96

10433

CV測定

10088

1

2013/5/17

深瀬薫子

0.04959

10434

CMCを用いた水系スラリーの検討

12826

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10435

CMCを用いた水系スラリーの検討

12827

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10436

CMCを用いた水系スラリーの検討

12828

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10437

CMCを用いた水系スラリーの検討

12829

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10438

CMCを用いた水系スラリーの検討

12834

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10439

CMCを用いた水系スラリーの検討

12835

1

2013/6/12

堀川 琢磨

0.1

10440

バインダーを塗った箔の腐食

12686

2922

2013/5/23

加藤直貴

10

10441

脱脂

11919

2919

2013/5/23

加藤直貴

10

10442

アルミ箔のアノード酸化

10087

2921

2013/6/7

大瀬公正

0.362

10443

サイクリックボルタンメトリー

5

1

2013/5/21

高林哲

10

10444

サイクリックボルタムメトリー

5

1

2013/5/29

高林哲

10

10445

溶剤のインピーダンス測定を行った

12059

1

2013/5/22

武田勝秀

7

10446

溶剤のインピーダンス測定を行った

12815

1

2013/5/22

武田勝秀

7

10447

溶剤のインピーダンス測定を行った

12816

1

2013/5/22

武田勝秀

7

10448

溶剤のインピーダンス測定を行った

12046

1

2013/5/22

武田勝秀

7

10449

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

12741

12830

2013/6/11

人見正俊

30

10450

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

10503

1

2013/6/11

人見正俊

0.1

10451

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

10503

1

2013/6/12

人見正俊

0.1

10452

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

10503

1

2013/6/13

人見正俊

0.1

10453

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

2827

12830

2013/6/11

人見正俊

1

10454

水系バインダーを用いたセルの内部抵抗値の比較

12814

12830

2013/6/11

人見正俊

0.02

10455

腐食

12845

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01123

10456

腐食

12847

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01942

10457

腐食

12845

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01918

10458

腐食

12849

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01383

10459

腐食

12850

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01704

10460

腐食

12848

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01498

10461

腐食

12851

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.015

10462

腐食

12846

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.02201

10463

腐食

12852

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.00946

10464

腐食

2839

12840

2013/6/7

加藤直貴

0.01831

10465

クロノポテンシャルメトリー法

12604

12830

2013/6/18

高林哲

5

10466

クロノポテンシャルメトリー法

22

12830

2013/6/18

高林哲

0.006

10467

クロノポテンシャルメトリー法

12627

12830

2013/6/18

高林哲

5

10468

空気電池

63665

2917

2013/5/22

加藤慶

10

10469

空気電池

10681

12832

2013/5/22

加藤慶

0.00037

10470

空気電池

10685

12832

2013/5/22

加藤慶

0.00037

10471

空気電池

7496

12832

2013/5/22

加藤慶

0.005

10472

空気電池

7496

12832

2013/5/22

加藤慶

0.01

10473

空気電池

363

12832

2013/5/22

加藤慶

9

10474

空気電池

2835

12832

2013/5/22

加藤慶

0.0037

10475

空気電池

12589

12832

2013/5/22

加藤慶

0.06

10476

引火点測定

12930

1

2013/6/17

加藤慶

38.5

10477

NMPの低周波側のインピーダンス測定をするため

12744

1

2013/5/1

本田千秋

7

10478

DMAcの低周波側のインピーダンス測定をするため

12815

1

2013/5/9

本田千秋

14

10479

DMFの低周波側のインピーダンス測定をするため

12816

1

2013/5/9

本田千秋

16

10480

クロロホルムの低周波側のインピーダンス測定をするため

12046

1

2013/5/13

本田千秋

7

10481

THFの低周波側のインピーダンス測定をするため

12059

1

2013/5/13

本田千秋

7

10482

5wt%PVDF DMAcの低周波側のインピーダンス測定をするため

12630

1

2013/5/9

本田千秋

0.4

10483

5wt%PVDF DMFの低周波側のインピーダンス測定をするため

12630

1

2013/5/9

本田千秋

0.4

10484

溶液のインピーダンスを測定するときの電極として使用

5

1

2013/5/1

本田千秋

1

10485

アルミ箔にバインダーを塗って腐食させる

12770

1

2013/5/16

加藤直貴

0.05

10486

アルミ箔にバインダーを塗って腐食させる

12741

1

2013/5/16

加藤直貴

0.05

10487

アルミ箔にバインダーを塗って腐食させる

10379

1

2013/5/16

加藤直貴

0.05

10488

アルミ箔にバインダーを塗って腐食させる

5

1

2013/5/14

加藤直貴

0.5

10489

アルミ箔にバインダーを塗って腐食させる

12814

1

2013/5/17

加藤直貴

0.05

10490

空気電池

63665

2917

2013/5/28

加藤慶

10

10491

空気電池

10681

12832

2013/5/28

加藤慶

0.00037

10492

空気電池

10685

12832

2013/5/28

加藤慶

0.00037

10493

空気電池

7496

12832

2013/5/28

加藤慶

0.005

10494

空気電池

7496

12832

2013/5/28

加藤慶

0.01

10495

空気電池

363

12832

2013/5/28

加藤慶

9

10496

空気電池

2835

12832

2013/5/28

加藤慶

0.0037

10497

空気電池

12589

12832

2013/5/28

加藤慶

0.06

10498

モデルセルの作成

12600

1

2013/5/16

山田 明

3

10499

同上

10503

1

2013/5/16

山田 明

0.03

10500

同上

11011

1

2013/5/16

山田 明

0.03

10501

同上

12814

1

2013/5/16

山田 明

0.26

10502

同上

12744

1

2013/5/16

山田 明

2

10503

炭素スラリーの塗工状態の観察

10503

1

2013/5/22

堀川琢磨

0.03

10504

炭素スラリーの塗工状態の観察

11011

1

2013/5/22

堀川琢磨

0.03

10505

炭素スラリーの塗工状態の観察

10505

1

2013/5/22

堀川琢磨

0.03

10506

炭素スラリーの塗工状態の観察

11876

1

2013/5/22

堀川琢磨

0.03

10507

RUN33を用いた電気二重層コンデンサの内部抵抗の測定

5

1

2013/5/22

菊地 秀人

0.1

10508

RUN34を用いた電気二重層コンデンサの内部抵抗の測定

10503

1

2013/5/22

菊地 秀人

0.029

10509

RUN35を用いた電気二重層コンデンサの内部抵抗の測定

12808

1

2013/5/22

菊地 秀人

1.085

10510

RUN36を用いた電気二重層コンデンサの内部抵抗の測定

12744

1

2013/5/22

菊地 秀人

1.01

10511

RUN37を用いた電気二重層コンデンサの内部抵抗の測定

12814

1

2013/5/22

菊地 秀人

0.121

10512

空気電池

2835

1

2013/5/17

渡部省吾

0.0037

10513

空気電池

12589

1

2013/5/18

渡部省吾

0.06

10514

空気電池

63665

1

2013/5/19

渡部省吾

10

10515

空気電池

10681

1

2013/5/20

渡部省吾

0.001

10516

空気電池

10685

1

2013/5/21

渡部省吾

0.001

2.4 考察

 CtSWを起動の際にソースの57行目にファイルパスを入力する必要あった。フォルダ選択のダイアログボックス

1

Sub Honki2(szFileName As String)

2

Dim db As DAO.Database

3

Set db = CurrentDb

4

Dim fso, ts, tt

5

Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

6

Set ts = fso.opentextfile(szFileName)

7

While Not ts.AtEndOfStream

8

Dim s As String

9

s = ts.ReadLine

10

If InStr(s, ",") <> 1 Then

11

Dim token As String

12

token = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '名前

13

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

14

Dim token2 As String '試薬ID

15

token2 = Left(s, InStr(s, ",") - 1)

16

a = InStr(s, "名前")

17

If a = 0 Then

18

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

19

Dim token3 As String

20

token3 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '試薬の名前

21

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

22

Dim token4 As String

23

token4 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '試薬の使用量

24

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

25

Dim token5 As String

26

token5 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '使用日

27

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

28

Dim token6 As String

29

token6 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '移管先の名前

30

s = Mid(s, InStr(s, ",") + 1)

31

Dim token7 As String

32

token7 = Left(s, InStr(s, ",") - 1) '移管先のID

33

Dim token8 As String

34

token8 = Mid(s, InStr(s, ",") + 1) '何に使った?

35

If InStr(token4, "g") Then

36

token4 = Left(s, InStr(token4, "g") - 1)

37

End If

38

Dim RS As DAO.Recordset '--- B

39

Set RS = db.OpenRecordset("dbo_tblChemicalHistory", dbOpenDynaset, dbSeeChanges)

40

RS.AddNew

41

RS!nChemicalSampleID = token2

42

RS!dUsed = token5

43

RS!xQuantity = token4

44

RS!szUserName = token

45

RS!nChemicalSampleID_To = token7

46

RS!szCaption = token8

47

RS.Update

48

RS.Close

49

End If

50

Else

51

Debug.Print (" エラー")

52

End If

53

Wend

54

ts.Close

55

Set RS = Nothing

56

Set db = Nothing

57

End Sub

58

Sub FileFined()

59

Dim dlg As FileDialog

60

Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

61

Set dlg = Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)

62

If dlg.Show = False Then Exit Sub

63

Path = dlg.SelectedItems(1)

64

Set f = fso.GetFolder(Path)

65

Set fc = f.Files

66

For Each f1 In fc

67

Honki2 Path & "\" & f1.Name

68

Next

69

End Sub

2.54 CtSW改良版

Next

69

End Sub

2.54 CtSW改良版

2.5結論

 化学物質管理において、e-ラーニングシステムとCtSWを用いることで教育的取組やコスト削減ができる。