うんこ
けんたー
鈴木健太の要旨
鈴木健太の要旨
緒言
緒言】外国産の炭素スラリーに触れる機会があり、このスラリーは粘度が高くこのままでは塗れないのでないかと思うぐらい粘度が高かった。不思議なことにこのスラリーにリチウム電池活物質を加えると粘度が下がり、塗工ができるようになった。さらに、このスラリーの内部抵抗が低く、電池として使えた。あまりも悔しいので、本研究では、国内で分散した炭素スラリーにリチウム電池正極活物質を加え組成が粘度に、さらに活物質の種類が粘度に及ぼす影響を目的とした。
【実験】活物質として、2種類のマンガン酸リチウム(LMO)、コバルト酸リチウム(LCO)を使用した。炭素材料スラリーにそれぞれの活物質を加え、ペンシルミキサーで3分間撹拌し、2,5,10%のリチウム電池正極活物質を調製した。音叉式粘度計(AND社製、SV-1H)を使用して、リチウム電池正極活物質の粘度を測定した。アルカリ脱脂したアルミニウム箔にリチウム電池正極活物質をディップコートした。
【結果】図1にスラリー中の質量パーセント濃度と粘度の関係を示す。LMO1を加えたスラリーでは.活物質の濃度が増加するにしたがって、粘度も増加する傾向があった。一方,比誘電率が3のLMO2では活物質の濃度するにしたがって,粘度が減少した.
【結論】活物質の種類によっては,活物質の量を増やすことによってスラリー粘度が減少し塗工しやすくなる場合がある.
【文献】山形大学修士学位論文 山形大学院理工研究科 バイオ化学工学専攻 佐藤史人
Al|XXX,AB,1wt%CMC,SBR|6M LiNO3 aq|Zn
塗工量 20mg
塗工面積 1cm2
0.5gのXXX,0.03gのAB,0.7gの1wt%CMC,0.06gのSBR
Al|LiFePO4,AB,1wt%CMC,SBR|6M LiNO3 aq|Zn
起電力 1.1V
塗工量 30mg
塗工面積 1cm2