🏠
🌡️ 📆 令和6年3月29日

06. 文を書くには、文を音読、そして書写

山形大学  工学部  化学・バイオ工学科  🔋 C1 伊藤 智博 📛 立花和宏
輪講 Web Class Syllabus 54700 54750 Files 研究プロジェクト 👀 テーマ 3-3301へ入室

吾輩の主人は滅多めったに吾輩と顔を合せる事がない。 職業は教師だそうだ。 学校から帰ると終日書斎に這入ったぎりほとんど出て来る事がない。 家のものは大変な勉強家だと思っている。 当人も勉強家であるかのごとく見せている。 しかし実際はうちのものがいうような勤勉家ではない。 吾輩は時々忍び足に彼の書斎を覗のぞいて見るが、彼はよく昼寝ひるねをしている事がある。 時々読みかけてある本の上に涎よだれをたらしている。 彼は胃弱で皮膚の色が淡黄色を帯びて弾力のない不活溌な徴候をあらわしている。 その癖に大飯を食う。 大飯を食った後あとでタカジヤスターゼを飲む。 飲んだ後で書物をひろげる。 二三ページ読むと眠くなる。 涎を本の上へ垂らす。 これが彼の毎夜繰り返す日課である。 吾輩は猫ながら時々考える事がある。 教師というものは実に楽なものだ。 人間と生れたら教師となるに限る。 こんなに寝ていて勤まるものなら猫にでも出来ぬ事はないと。 それでも主人に云わせると教師ほどつらいものはないそうで彼は友達が来る度たびに何とかかんとか不平を鳴らしている。

夏目漱石、 吾輩は猫であるより

2つの消化酵素「リパーゼAP12」と「タカヂアスターゼN1」が消化を助けます。

第一三共胃腸薬〔細粒〕 より


論文

まず、直面するのは、報告書であろう。特許明細書や論文が、それに続く。

  1 論文投稿
論文( 論文
  1. 構成 1 )
  2. 題目著者
  3. 投稿規定、 投稿の手引き を読む
  4. 投稿先の決定
  5. 🔷 草稿の作成・推敲(内容や表現、構成を見直すこと)
  6. 🔷 脱稿(草稿を書き上げたこと 2 )
  7. カバーレター(送付状) ・初稿原稿
投稿日
  1. 投稿(投稿日)
  2. 審査 3 )

    受理(Accept): 大幅な改訂(Major Revision):大幅な改訂が必要。 小幅な改訂(Minor Revision):小幅な改訂が必要。 掲載拒否(Reject)

  3. 回答書・送付状・修正原稿
受理日
  1. 受理 : 🔷
  2. 組版:出版社が、原稿を紙面レイアウトします。 (カメラレディの場合は、組版が省略されることがあります。)
  3. 校正するのは、原稿ではなく、版下です。 校正、校了、責了(版下の誤字、脱字、落丁などを確認すること)
発刊(発行日) 発行日以降は、公知とみなされるので、特許出願を行う場合は、出願日を発行日以前にしないと無効になります。 学会の要旨集の発行日は、学会の開催日より前になることがあります。 著作権の発生日は、脱稿時となります。

講演(発表)は、論文の発表になります。論文題目と講演題目は同じですが、論文要旨と講演要旨は別物です。

論文講演は、 著作物であり、 知的財産です。

下記は、例です。 「 このアプリは、自由に利用できます。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス このアプリは クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 」
版権の権利が発生いたします。研究や学習、もしくは教育に使用する引用文や図・表の複写の許可は、個人の使用目的の場合のみ許可いたします。内容の変更については許可する事ができません。科学・技術研究会は、正当な使用を望み、使用目的が教育目的であり、商業目的でない場合は無料とします。複数枚の複写や全文、商業用の場合は科学・技術研究会に許可を得る必要があります。 ユニオンプレスのサイトより

参考文献

  1. 安全第一
  2. 5Sと赤札作戦
  3. 月例報告書
  4. 学会発表や論文投稿を計画しよう
  5. 高校の積み残しは卒業
  6. 学会発表、申し込み完了
  7. 書く、話す
  8. 授業の復習も終わり
  9. 緒言の書きかた
  10. ストーリーの構成
  11. 学会発表
  12. ポスター
  13. スライドと台本の作成
  14. 要旨の作成
  15. 前期終了まとめ
  16. 中間発表リハーサル(初回)
  17. 研究計画書(科研費申請書)
  18. 中間発表リハーサル(2回目)
  19. 10月月例報告書
  20. 中間発表リハーサル(3回目)
  21. 卒業研究中間発表
  22. 論文の下書きをはじめよう-章立て-
  23. 論文の下書きをはじめよう-題目-
  24. 論文の下書きをはじめよう-結論と要旨-
  25. 論文の下書きをはじめよう-結果と考察-
  26. 論文の下書きをはじめよう(冬休みの前に)-実験方法-
  27. 卒業論文題目の確定
  28. 論文から要旨とプレゼンを作ろう
  29. 最終月例報告書(卒業論文)
  30. 発表会(最終試験)

2024年1月21日  C1 松木健三名誉教授がご逝去されました。


QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/54299/54297_06.asp

🎄🎂🌃🕯🎉
山形大学 データベースアメニティ研究所
〒992-8510 山形県米沢市城南4丁目3-16
3号館(物質化学工学科棟) 3-3301
准教授 伊藤智博
0238-26-3573
http://amenity.yz.yamagata-u.ac.jp/

Copyright ©1996- 2024 Databese Amenity Laboratory of Virtual Research Institute,  Yamagata University All Rights Reserved.