プレパラートに無電解ニッケルメッキをした。 まず無電解メッキに必要な材料と道具を準備した。 プレパラートを後述の手順で無電解ニッケルメッキを行った。 プレパラートの表面を観察してセル作りに使えるか検討した。
Table.1に無電解ニッケルメッキに使った材料・道具を示す。 左の欄から名前、数量、備考である。
名前 | 数量 | 備考 |
---|---|---|
白トレー | 1 | 特になし |
ガラス棒 | 1つ | 特になし |
ビニールテープ | 1 | マスキングに使えるもの |
100mlビーカー | 4つ | 加熱します |
洗瓶 | 1つ | 特になし |
蒸留水 | 150mlくらい | とくになし |
ピンクシューマー | 5ml | 取説は上野卒論(2018)にあり |
レッドシューマー | 10ml | 取説は上野卒論(2018)にあり |
エニックス NI-100AM | 8ml | 取説は上野卒論(2018)にあり |
エニックス NI-100BM | 8ml | 取説は上野卒論(2018)にあり |
ph試験用紙 | 2cmほど | 特になし |
プレパラート | 1まい | とくになし |
プラスチックピンセット | 1つ | 酸やアルカリで汚染されづらいもの |
キッチンタオル | 3まい | とくになし |
ラップ | 適度な大きさ | とくになし |
時計皿 | 1まい | とくになし |
ホットスターラー | 1つ | とくになし |
Table.2に無電解めっきの手順を示す
- プレパラートの真ん中にビニールテープを巻き付けてマスキングした。
- 100mlビーカーに蒸留水を約45ml、ピンクシューマーを5ml入れてガラス棒でよく混ぜた。この溶液を「溶液1」と名付けた。
- ピンセットで「溶液1」のなかにプレパラートを入れ、5分程度浸した。
- 40ml蒸留水とレッドシューマー10mlを100mlビーカーに注ぎ、ガラス棒でよくまぜた。これを「溶液2」と名付けた。
- 「溶液2」にプレパラートを5分間浸して、蒸留水で洗い流した。
- 100mlビーカーに蒸留水を34ml、エニックス Ni-100 AMとエニックスNi-100BMをそれぞれ8mlずつ注い出からガラス棒でかき混ぜた。これを「溶液3」と名付けた。
- 「溶液3」をホットスターラーで加熱して沸騰した(温度を測り忘れました)のちにプレパラートを10分間浸した。