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テーマ
菅野 アセチレンブラックとカーボンナノチューブを使ったスラリー最適化と活物質充填率向上
アセチレンブラックなどは電極活物質の空隙に充填されるのに対し、
カーボンナノチューブはその形状から空隙に充填されることなく導電性能を保ち、
かつ電極活物質の表面電荷からアルミニウム不動態皮膜を静電遮蔽することで
接触抵抗の低減が見込まれる。
小野寺らはカーボンナノチューブの静電遮蔽の効果はその繊維長によらないことを示しているが
カーボンナノチューブの使用量を極限まで減らしたときにどうなるかまでについては言及していない。
そこで本研究ではアセチレンブラックを基本とした電極スラリーに
種々のカーボンナノチューブを微量添加し、そのときの接触抵抗の低減効果について調べることを目的とする。
樋口 2V級水溶液系電池における電極材料の濡れ性と放電性能
春山らの実験によれば2V級水溶液系電池において放電時の内部抵抗にスラリーに含まれる分散剤の
濡れ性が影響していることが予想されている。
しかしながらバインダーをPVDF以外に変えたときにも同様の傾向が見られるかどうかはまだ不明である。
そこで極性の異なるバインターを使用することで電極構成部材が電解液に対してどのように濡れ、
かつそれが電池放電時の内部抵抗に与える影響について調べることを目的とする。
木戸 実用アルミニウム箔を使った電気感受率と接触抵抗の関係
小野寺らの論文によればアルミニウムの不動態皮膜による接触抵抗は
接触している材料の電気感受率に大きく左右されることが示されている。
しかしながら小野寺らの論文では純度の高いアルミニウムを使った例が示されており
実用的に使われるアルミニウムで同様の効果が得られるかどうかについてはまだ検討されていない。
本研究では実用的に使われるアルミニウムを使って小野寺らの理論が成立するかについて調べることを目的とする。
仲島 フッ化皮膜を持つアルミニウム箔を使った電気感受率と接触抵抗の関係
小野寺らの論文によればアルミニウムの不動態皮膜による接触抵抗は
接触している材料の電気感受率に大きく左右されることが示されている。
しかしながら小野寺らの論文ではアルミニウムの不動態皮膜については酸化皮膜ついてであり
実際のリチウム電池に使われる有機電解液を想定したフッ化皮膜については検討されてない。
そこで本研究では有機電解液中でアルミニウムにフッ化皮膜を生成させ
そのときの不動態皮膜の接触抵抗が小野寺らの理論で説明可能かどうかを調べることを目的とする。
Type Ver.1.05
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