3.2,水分の影響による電位の上


固体電解コンデンサ用二オブアノード酸化皮膜の自己修復に及ぼす二酸化マンガンと水分の影響 の単元です。

小単元

概要

水分影響よる電位の上昇
水分影響よる電位の上昇は,酸化マンガン被覆していない場合,水分濃度50ppm以下から2000ppmになることで電位は24.126.1V から42.342.4V なり約17.3V高くなった.酸化マンガン被覆した場合の電位は,水分濃度50ppm以下から2000ppmになることで27.127.6Vから44.646.4Vとなり約18.2V高くなった.水分濃度2000ppmで電位が42.346.4Vと上昇したことは,アノード酸化伴って有機電解液中に存在する水分から生じる水酸化物イオン利用して酸化皮膜が修復,成長すること示唆している14).
,水分濃度50ppm以下では分な水酸化物イオン供給されないため,さらに酸化皮膜修復,成長させることが出来ない.そのため,ニオブ表面酸化皮膜リン酸水溶液中で生成させた酸化皮膜の耐電圧までしか耐えられず, 電子なだれよる電解が起きるため電位は24.127.6Vで定になったと考えられる.

by AM\tachibana

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