000.  表面欠陥について


固体電解コンデンサの耐電圧と漏れ電流 の単元です。

小単元

概要

永田は酸化皮膜の欠陥部がもれ電流の原因となっておりたとえばアルミニウム場合欠陥部には以下の3種類あると述べている
@ 不純物原因する欠陥
A 水酸化物
B 皮膜中のボイド9
しかし二オブタンタル欠陥部については述べられていない長原らはアノード酸化皮膜伴う体積膨張と二オブイオン低い輸率により酸化皮膜に割れが生じ割れた部分に集中的にアノード電流流れ結晶性酸化物が生じ欠陥部となっていると述べている金属表面技術便覧に欠陥部の評価方法には
@ 染料電気泳動
A Electrograph法
B 薬品溶液浸せきする方法
C 酸浴電解法
D Fact10
5種類あると記述されているがこれらの評価方法は水溶液中での電気化学的測定によるものであり酸化皮膜/固体電解質面での接触抵抗の評価方法には適用できない佐藤らはアルミ二ウムアセチレンブラ接触させ接触抵抗測定できると述べているしかし二オブタンタルでは接触抵抗測定していないそこで二オブタンタル酸化皮膜上にアセチレンブラ接触させその接触抵抗比べることにより二オブタンタル酸化皮膜欠陥評価した

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