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四日市の空気はうまいぞ
仁科先生の工場見学ルポ
の単元です。
小単元
概要
四日市の空気はうまいぞ!1)
工場見学をやっていると、思わぬ事実に遭遇し、愕然とすることがあります。昔、教科書で学んだことが、今ではすっかり違ってしまっている。でも、その事実を知らないでいて、昔のままのイメージを持ち続ける。これって、おかしいよね?東大阪の中小企業の皆さんも、優れた技術力を持っているのに、その事実を知らない人が多かったんだよね。だから、独自プロジェクト「人工衛星まいど1号」(http://www.maini…)なんてのをぶち上げている。凄いぞ、東大阪!がんばれ東大阪!遠い山形県米沢市から勝手に応援させてもらいますぅ!
ま、そればかりではないんで、行って見なきゃわからないってのが、「四日市の空気はうまいぞ!」ってこと。
実際に工場を見学する前に、四日市駅に降りたった時点で驚いたのなんの…。だって、空気がとってもきれいでおいしかったんだもん。昔、教科書で学習した「四日市喘息」のイメージがあったんだけど、公害問題への各社の対応で改善したとの話は聞いていたんだけどさ、まさかこんなにきれいだとは思わなかった…。実際には改善どころの話ではなく、日本でも5本の指に入るほどの空気のきれいさになっているんだって!昼食をとった食堂でもおばちゃんに、
「あんた、何そんな昔のことを言ってるのよ!もう、嫌だわぁ!そんな30年前の話されたってねぇ。大学の先生?ちゃんと教育してくれなきゃ困るわよ!」
って叱られる始末でありました。後で学生にも聞いてみたところ、彼らも私と同じイメージを持っているとのことで、教育現場でも事実が正しく伝わっていないことを確認しました。これが教育現場での実態です。早速ながら、
「四日市は企業の努力で日本でも5本の指に入るほど空気がきれいなんだぜぇい!」
と自慢しておきました。やっぱり実際に現場に行って、この身 (四日市では肺でしたけど(^_^;;;)で体験しないと「理解」にはならないんだよね。これを教育現場にいかすのが、我々大学側の使命だよね。
おばちゃん、しっかり「四日市の真実」を教育しますよ。こうやってWeb上で皆さんに宣伝しますよ。だから、これで許して!お願い!m(__)m